JPH0511000Y2 - - Google Patents

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JPH0511000Y2
JPH0511000Y2 JP1986075967U JP7596786U JPH0511000Y2 JP H0511000 Y2 JPH0511000 Y2 JP H0511000Y2 JP 1986075967 U JP1986075967 U JP 1986075967U JP 7596786 U JP7596786 U JP 7596786U JP H0511000 Y2 JPH0511000 Y2 JP H0511000Y2
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dipping
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【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、ビレツト搬送システムにおけるビ
レツトの転送装置に関し、より詳しくは複数個の
ビレツトを効率よく転送できるビレツト転送装置
に関する。
[従来の技術] ビレツトを鍛造加工する場合、一般の鍛造法で
は予め800℃程度に加熱した材料を使用するが、
加工寸法に精度が要求される場合には表面酸化を
防ぐために300℃前後の低い温度で加熱した材料
を使用する温間鍛造が用いられる。この温間鍛造
法においては、材料であるビレツトをビレツトヒ
ータで加熱する前に、加熱により酸化しないよう
にデイツピング液に浸すコーテイング処理が施さ
れ、またこのコーテイング処理のためには前もつ
てビレツトを150〜200℃に予熱しておく必要があ
る。
第4図はビレツトを上述したような前処理を行
ないビレツトヒータに送給するための装置を示し
ている。
50はビレツト51を搬送するコンベアであ
り、搬送されたビレツト51はピンチローラ52
を介して予熱ヒータ53に送給される。予熱ヒー
タ53によつて150〜200℃に予熱されたビレツト
51は、デイツピング槽54に投入される。デイ
ツピング槽54に投入されたビレツト51は一部
がデイツピング槽54に浸漬されたチエーンコン
ベア55によつてビレツトヒータ56の搬入口に
送給されて搬入される。そしてビレツト56によ
つて所定の温度に加熱されるようになつている。
[考案が解決しようとする問題点] ところが、上述した従来の装置ではビレツト5
1は予熱ヒータ53からデイツピング槽54に放
出されるようになつているので、チエーンコンベ
ア55上でのビレツト51の姿勢が不安定であ
り、又、チエーンコンベア55に設けられた爪に
よつてビレツト51を押し上げるようにしている
のでビレツト51の切断面の形状によつてもビレ
ツト51の姿勢が不安定になり安定して送給でき
ないことがある。又、チエーンコンベア55でも
つてデイツピング槽54からビレツト51を引き
上げるようにしているのでビレツト51の浸漬時
間の調整が困難である。更に、チエーンコンベア
55の一部が常にデイツピング槽54に浸つてい
るのでチエーンコンベア55は耐食材料を用いる
必要があり、保守が困難であるとともに、チエー
ンコンベア55の動作により、デイツピング液が
槽54外に滴下するといつた欠点がある。
そこで、予熱ヒータ53を出てきたビレツト5
1を、チヤツクにより把持し、該チヤツクを支持
するアームの回動により、把持したビレツト51
をデイツピング槽54に浸漬し、後段のビレツト
ヒータ56にビレツト51を安定送給するような
搬送システムが考案され得るが、このようなシス
テムでは、ビレツトの搬送サイクルが長くなるた
めに、予熱ヒータ53での処理サイクルの変化に
追随できないといつた問題点があつた。
[問題点を解決するための手段] この考案の複数チヤツクを有するビレツト転送
装置は、温間鍛造用のビレツトヒータに設けられ
る予熱ヒータから送り出されるビレツトを、デイ
ツピング槽16を経由してビレツトヒータへ転送
するためのビレツト転送装置10であつて、 該ビレツト転送装置10は、垂直方向の回動軸
10aより2方向に延在するアーム11a,11
bのそれぞれのアーム先端に、昇降シリンダ1
2,14および、該昇降シリンダにより上下動
し、かつ、ビレツトの把持/解放が可能な複数の
チヤツク13,15を備え、 前記回動軸10aの回動により、当該転送装置
10が第1の位置Aにある時、アーム11aの昇
降シリンダ12の上下動および複数のチヤツク1
3の把持動作によつて、予熱ヒータ8で予熱され
た複数のビレツトを把持する一方、アーム11b
の昇降シリンダ14によりチヤツク15を上下動
させることで、チヤツク15で把持していた複数
のビレツトをデイツピング槽16上で解放するこ
とで該ビレツトをコーテイング液に浸漬し、そし
て、前記回動軸10aの回動により、ビレツト転
送装置10が第2の位置Bへ回動した時、チヤツ
ク13で把持していた複数のビレツトをデイツピ
ング槽16へ転送しコーテイング液に浸漬する一
方、チヤツク15で把持していた、デイツピング
液への浸漬済みの複数のビレツトをビレツトヒー
タ25へ転送し、該ビレツト転送装置10は、第
1の位置Aおよび第2の位置Bとの間で反転動作
することを特徴とする。
[作用] 上記の構成によれば、複数個のビレツトを、予
熱ヒータ8からデイツピング槽16へ転送する工
程と、デイツピング液に浸漬済みの複数個のビレ
ツトを、デイツピング槽16からビレツトヒータ
25へ転送する工程とを並行して同時に行うの
で、ビレツトの転送速度を大幅に増大できる。
[実施例] 第1図はこの考案の1実施例であるビレツトの
チヤツキング装置を適用したビレツト搬送装置を
示している。
1はパーツフイーダであり、このパーツフイー
ダ1によりビレツト2はビレツトの円柱方向に整
列されかつビレツト2の切断端面が相互に密着し
た状態にして送り出される。3は、パーツフイー
ダ1から送給されるビレツト2を搬送するチエー
ンコンベアであり、4及び5は、前記チエーンコ
ンベア3と直線状に設けられた下部スラツトコン
ベア及び上部スラツトコンベアであり、両コンベ
ア4と5とは送給されるビレツト2を挟んで互い
に対向するようにして設けられる。
6は前記チエーンコンベア3と下部スラツトコ
ンベア4とを所定の速度で駆動させる駆動モータ
であり、7は、上部スラツトコンベア5を下方向
に圧力を加えてビレツト2を下方向に押し付ける
ために設けられた押さえシリンダであり、ビレツ
ト2を下部スラツトコンベア4に押し付けること
により、下部スラツトコンベア4の移動に伴なつ
てビレツト2が押し出されるようになつている。
8は、下部スラツトコンベア4および上部スラツ
トコンベア5によつて一定の速度で押し出された
ビレツト2を予熱する予熱ヒータである。
9は例えば、フオトダイオード9a及びフオト
センサ9bで構成されるセンサであり、予熱ヒー
タ8のビレツト排出面8aから更に長さLだけ進
行した位置でビレツト2を検出できるように、上
記フオトダイオード9aとフオトセンサ9bがビ
レツト2の走行経路の両側に設けられ、フオトダ
イオード9aからフオトセンサ9bに向かう光軸
9cは、予熱ヒータ8のビレツト排出面8aから
排出方向にLの長さ隔たつていてかつ送給された
きたビレツト2を横切るように設けられている。
10は、予熱ヒータ8の側方でビレツト2の送
給方向Eの右側所定位置に設けられたビレツト転
送装置であり、このビレツト転送装置10に設け
られた垂直方向の回動軸10aを90°回動できる
ようになつている。11は、2本の等しい長さの
アーム11a,11bが水平方向にかつ互いに直
交した向きに延びているL字形のアームであり、
このアーム11の屈曲部を支点として前記回動軸
10aの上端部に設けられる。このアーム11の
うち、一方のアーム11aがビレツト2の送給方
向Eと直交する位置にあるときには他方のアーム
11bは、ビレツト2の送給方向Eと平行関係に
ある。このような位置にあるアーム11の状態を
Aとし、そしてアーム11が上方向から見て時計
方向(図中、矢印で示す方向)に90°回動した位
置になつたアーム11の状態をBとする。
アーム11aの端部には昇降シリンダ12によ
つて昇降されるチヤツク13が設けられ、アーム
11bの端部には昇降シリンダ14によつて昇降
されるチヤツク15が設けられる。それぞれのチ
ヤツク13,15は、後述するように、3個のビ
レツト2を同時に把持できるようになつている。
16は、内部にデイツピング液が蓄えられたデ
イツピング槽であり、ビレツト2の送給方向Eに
対して前記ビレツト転送装置10の前方に設けら
れる。このデイツピング槽16には昇降シリンダ
17によつて昇降される浸漬装置18が設けられ
るとともに浸漬装置18の載置台18aに置かれ
たビレツト2を検出するためのセンサ19が設け
られていて。センサ19がビレツト2を検出する
と、シリンダ17が一定時間作動され、浸漬装置
18が一定時間下降する。これにより、浸漬装置
18の載置台18aに置かれたビレツト2がデイ
ツピング槽16内のデイツピング液に上記一定時
間浸されるようになつている。
このような構成により、アーム11が上述した
ような状態Aの位置にあるとき、チヤツク13を
下降させることによつて予熱ヒータ8から所定の
位置まで排出された3個のビレツト2を把持でき
るようになつていて、又、チヤツク15を下降さ
せることにより、浸漬装置18の載置台18a上
の3個のビレツト2′を把持できるようになつて
いる。
20は、前記ビレツト転送装置10の側方で予
熱ヒータ8と相対するようにして位置していて、
前記ビレツト送給方向Eとは反対の方向Fに送給
できるように設けられたチエーンコンベアであ
り、かつ、前記アーム11が回動して状態Bの位
置になつたとき、アーム11bのチヤツク15に
把持されていたビレツト2がチエーンコンベア2
0上に載置されるような位置にチエーンコンベア
20が設けられる。又、アーム11aとアーム1
1bとは長さが等しくかつ直交しているので、ア
ーム11が状態Bの位置になつたときにはアーム
11aのチヤツク13は浸漬装置18上に位置す
るようになる。アーム11は状態Bの位置におい
て、チヤツク13,15の把持部は共に把持して
いたビレツト2を開放する動作を行なう。
21及び22は、前記チエーンコンベア20と
直線状に設けられた下部スラツトコンベア及び上
部スラツトコンベアであり、両コンベア21,2
2とは送給されるビレツト2を挟んで互いに対向
するようにして設けられる。23は前記チエーン
コンベア20と下部スラツトコンベア21とを所
定の速度で駆動させる駆動モータであり、24
は、上部スラツトコンベア22を下方向に圧力を
加えてビレツト2を下方向に押し付けるために設
けられた押さえシリンダであり、ビレツト2を下
部スラツトコンベア21に押し付けることによ
り、下部スラツトコンベア21の移動に伴なつて
ビレツト2が押し出されるようになつている。
25は、下部スラツトコンベア21および上部
スラツトコンベア22によつて一定の速度で押し
出されたビレツト2を所定の鍛造温度に加熱する
ビレツトヒータであり、26はビレツトヒータ2
5によつて加熱されたビレツト2を所定の場所に
送るためのシユーターである。
第2図は、上記チヤツク13,15及びチヤツ
クの駆動部を示すチヤツキング装置の拡大図であ
り、第3図は第2図における側面図である。
チヤツク部は、それぞれ複数の爪を備えた固定
爪30及び可動爪31からなり、チヤツキング用
シリンダ32による可動爪31の動作により、軸
方向に密着整列したビレツト2を3個同時に把持
できるようになつている。又、可動爪31には、
板バネ33が設けられていて、可動爪31のチヤ
ツキングによりビレツト2を把持したとき、ビレ
ツト2に対して板バネ33のバネ圧が加わるよう
になつている。これにより、ビレツト径の異なる
ビレツトがあつても、各々のビレツト2に対して
所定の把持力が加わるのでビレツト2を確実に把
持することができる。
次に、上述の構成による装置の動作を説明す
る。アーム11aが予熱ヒータ8の排出口側に位
置している状態Aの位置になつているものとし、
又、後述の動作と同様な動作がすでに行なわれて
いて、浸漬装置18の載置台18aにビレツト
2′が整列した状態で3個置かれているものとす
る。
パーツフイーダ1から送給されたビレツト2
は、チエーンコンベア3を介して下部及び上部ス
ラツトコンベア4,5によつて一定の速度で予熱
ヒータ8方向に押し出される。予熱ヒータ8によ
つて150〜200℃に予熱されて排出されたビレツト
2の切断前面が予熱ヒータ8の排出面8aから更
にLの長さ隔たつた位置までくると、センサ9に
よつてビレツト2が検出される。これにより、ア
ーム11aのシリンダ12が作動してチヤツク1
3は下降してビレツト2を3個同時に把持する。
一方、アーム11bのシリンダ14が作動して
チヤツク15が下降して前回の動作でデイツピン
グ液に所定時間浸され載置台18aに置かれたビ
レツト2′を3個把持する。
次に、シリンダ12,14及びチヤツク13,
15の状態を保持したままでビレツト転送装置1
0の動作により、アーム11が図上時計方向に
90°回動してアーム11aがデイツピング槽16
上にあり、アーム11bがチエーンコンベア20
上に位置するBの状態にある。この状態では、チ
ヤツク13で把持されたビレツト2は浸漬装置1
8上に位置するとともに、チヤツク15により把
持されたビレツト2′はチエーンコンベア20上
に位置するようになる。
そして、アーム11aのシリンダ12が作動し
てチヤツク13が下降して所定の位置で開放さ
れ、把持していたビレツト2を3個整列状態のま
ま浸漬装置18の載置台18aに置いた後はシリ
ンダ12が作動して前記チヤツク13は上昇す
る。このとき、アーム11bのシリンダ14が作
動してチヤツク15が下降するととに開放され、
把持していたビレツト2′を3個整列状態のまま
チエーンコンベア20上に置く。
そしてシリンダ14の作動によりチヤツク15
は上昇する。その後は再びビレツト転送装置10
が作動してアーム11は今度は逆方向に90°回動
し、状態Aに戻つて待機状態となる一方、この逆
方向の旋回の間に、昇降シリンダ17の作動によ
り、浸漬装置18が所定時間下降してビレツトの
浸漬が行なわれる。その後、続けて予熱ヒータ8
から排出されてくるビレツト2がセンサ9によつ
て検出されると、アーム11aによりビレツト2
を順次デイツピング液に所定時間浸し、アーム1
1bにより、デイツピング液に浸されたビレツト
2をチエーンコンベア20上に順次搬送する。チ
エーンコンベア20上に置かれたビレツト2は下
部及び上部スラツトコンベア21,22によつて
所定の速度でビレツトヒータ25に送供される。
このビレツトヒータ25で所定の温度に加熱され
たビレツト2はシユーター26を介して図示しな
い温間鍛造機の方に送給される。
このように予熱ヒータ8で加熱されたビレツト
2をデイツピング槽16に搬送する装置及びデイ
ツピング槽16でデイツピング液に浸されたビレ
ツト2を後段のチエーンコンベア20に搬送する
装置に上述したような直角の2方向に延びたアー
ム11を用いて、ある状態Aのアーム位置では予
熱ヒータ8で加熱されたビレツト2と、デイツピ
ング槽16の浸漬装置18上のビレツト2とをそ
れぞれチヤツク13,15で同時に把持するよう
にし、又、別の状態Bのアーム位置ではチヤツク
13,15に把持していたそれぞれのビレツト2
を浸漬装置18上と、チエーンコンベア20上と
に置くようにしたので、浸漬装置17の載置台1
7aとチエーンコンベア20上におけるビレツト
2の筒方向の向きはそれぞれ前記ビレツト送給方
向Eに対して90°、180°のように定まつた向きに
して置かれるようになり、アーム11の動作でビ
レツト2を確実な動作でもつてデイツピング槽1
8とチエーンコンベア20とに搬送することがで
きる。
この時、チヤツク13,15により同時にビレ
ツトを3個づつ把持するようにしたので、予熱ヒ
ータ8から順次送り出されるビレツト2のサイク
ルタイムの変化に容易に対応でき、又、ビレツト
2を搬送するビレツト転送装置10及び浸漬装置
18等の搬送サイクルが長くなることにより、ビ
レツト2の正確な把持動作及び浸漬動作が可能と
なる。
又、アーム11の旋回動作により、ビレツトヒ
ータ25にビレツト2を送給するためのチエーン
コンベア20上のビレツト2の円柱方向は前記ビ
レツト送給方向Eと平行しているのでチエーンコ
ンベア20によるビレツト2の送給方向Fは、予
熱ヒータ8に対してビレツト2を送給するチエー
ンコンベア3の送給方向Eとは反対方向にするこ
とができるので、全体の装置をコの字形にコンパ
クトに構成することができ、設置スペースを小さ
くすることができる。
又、浸漬装置18を昇降させることによつて、
浸漬装置18の載置台18a上のビレツトのをデ
イツピング液に浸すようにしているので浸漬時間
を正確に設定することができるようになるととも
に、浸漬装置18は単なる上下運動をするだけで
あるので、デイツピング槽16上で水切りを行な
うことができ、従来の装置のようにデイツピング
液がデイツピング槽16外部に滴下する恐れもな
い。
更には、浸漬装置18自体は単純な構成なので
デイツピング液に対する耐食性を有する材料によ
り構成するのは困難ではなく、その上、この浸漬
装置18はビレツト2を浸漬するとき以外はデイ
ツピング液外に位置しているので、浸漬装置18
に対する腐食を軽減することができる。
そして、予熱ヒータ8及びビレツトヒータ25
にビレツトを送り出す装置に従来のようなビンチ
ローラではなく、キヤタピラ状のスラツトコンベ
アを用いることによりビレツト2の表面を損傷さ
せる恐れもない。
[考案の効果] この考案によれば、ビレツトを、予熱ヒータか
らデイツピング槽へ転送する工程と、デイツピン
グ液に浸漬済みのビレツトを、デイツピング槽か
らビレツトヒータへ転送する工程とを並行して同
時に行い、かつ、複数個づつ転送するようにした
のでビレツトの転送速度を大幅に増大でき、従つ
て、予熱ヒータから種々の速度送り出されるビレ
ツトのサイクルタイムに容易に対応でき、又、ビ
レツト転送装置の動作が従来のものと比較して緩
慢となることにより、ビレツトの正確な把持動作
が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案のビレツトのビレツト転送装
置を適用したビレツトの搬送装置の1実施例を示
す斜視図、第2図及び第3図は、第1図のビレツ
ト転送装置におけるチヤツキング装置の正面図及
び側面図、第4図は、従来のビレツト搬送装置の
正面図である。 1……パーツフイーダ、2……ビレツト、3,
20……チエーンコンベア、4,21……下部ス
ラツトコンベア、5,22……上部スラツトコン
ベア、6,23……駆動モータ、7,24……押
さえシリンダ、8……予熱ヒータ、9,19……
センサ、10……ビレツト転送装置、10a……
回動軸、11……アーム、12,14,18……
昇降シリンダ、13,15……チヤツク、16…
…デイツピング槽、18……浸漬装置、25……
ビレツトヒータ、26……シユーター、30……
固定爪、31……可動爪、32……チヤツキング
用シリンダ、33……板バネ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 温間鍛造用のビレツトヒータに設けられる予熱
    ヒータから送り出されるビレツトを、デイツピン
    グ槽16を経由してビレツトヒータへ転送するた
    めのビレツト転送装置10であつて、 該ビレツト転送装置10は、垂直方向の回動軸
    10aより2方向に延在するアーム11a,11
    bのそれぞれのアーム先端に、昇降シリンダ1
    2,14および、該昇降シリンダにより上下動
    し、かつ、ビレツトの把持/解放が可能な複数の
    チヤツク13,15を備え、 前記回動軸10aの回動により、当該転送装置
    10が第1の位置Aにある時、アーム11aの昇
    降シリンダ12の上下動および複数のチヤツク1
    3の把持動作によつて、予熱ヒータ8で予熱され
    た複数のビレツトを把持する一方、アーム11b
    の昇降シリンダ14によりチヤツク15を上下動
    させることで、チヤツク15で把持していた複数
    のビレツトをデイツピング槽16上で解放するこ
    とで該ビレツトをコーテイング液に浸漬し、そし
    て、前記回動軸10aの回動により、ビレツト転
    送装置10が第2の位置Bへ回動した時、チヤツ
    ク13で把持していた複数のビレツトをデイツピ
    ング槽16へ転送しコーテイング液に浸漬する一
    方、チヤツク15で把持していた、デイツピング
    液への浸漬済みの複数のビレツトをビレツトヒー
    タ25へ転送し、該ビレツト転送装置10は、第
    1の位置Aおよび第2の位置Bとの間で反転動作
    することを特徴とする複数チヤツクを有するビレ
    ツト転送装置。
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