JPH051095U - ロータリー電極付迅速解離型流体継手 - Google Patents

ロータリー電極付迅速解離型流体継手

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Publication number
JPH051095U
JPH051095U JP5678791U JP5678791U JPH051095U JP H051095 U JPH051095 U JP H051095U JP 5678791 U JP5678791 U JP 5678791U JP 5678791 U JP5678791 U JP 5678791U JP H051095 U JPH051095 U JP H051095U
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JP
Japan
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connector
nipple
coupling
fluid coupling
terminal
Prior art date
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Pending
Application number
JP5678791U
Other languages
English (en)
Inventor
健一郎 竹腰
Original Assignee
共栄産業株式会社
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Publication of JPH051095U publication Critical patent/JPH051095U/ja
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  • Loading And Unloading Of Fuel Tanks Or Ships (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 この考案は流体継手に関するもので、具体的
には継手部位にスイッチを設け、このスイッチによって
前記部位において流体ホースを介して継手に連接する流
体機器の駆動源の運転を遠隔制御しようとするものであ
る。 【構成】 継手を形成するコネクターとこれに滑合する
ニップルとにいずれも絶縁体を介して端子部位を設け、
前記両部材が継手機能を発揮した時、前記両端子が接触
して通電作用を行なうようにしたものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案はスイッチ付の流体継手に関し、具体的には継手を形成するスリーブ 体とニップル体とを接続あるいは解離した際スイッチ用の電極をオンあるいはオ フにするような継手に係り、更に詳細には前記したスリーブ体とニップル体とを 回転自在でしかも迅速解離型の構成とするものでしかも前記継手に設けたスイッ チによって流体機器の駆動を操作するようにしたロータリー電極付迅速解離型流 体継手。
【0002】
【従来の技術】
従来の回転自在な迅速解離型流体継手(以下「ロータリー流体継手」と云う) は図5に示すように、コネクター1’とニップル2’との結合と分離とをスリー ブ3’を介して行なっており、その概要を説明すれば次のとおりである。
【0003】 図5から明らかなようにコネクター1’の円筒軸11’の表面には凹条12’ が形成されており、この円筒体11’に滑合するニップル2’の滑合軸21’に は前記凹条に対向する位置に複数個の結合孔22’が設けられている。また前記 滑合軸21’には前記結合孔22’を閉塞する位置に設けた押え部32’と左右 の移動を許容するための案内円筒31’とを設けたスリーブ3’が取付けられて いる。また結合常態時においては図示のように、結合球4’によってコネクタ− 1’とニップル2’とは結合状態を維持されており、この状態を解離する場合は ニップル2’とスリーブ3’間に張設されているばね5’を矢印方向に移動する ようにスリーブ3’を引いて両者を分離するものである。
【0004】 なお、符号13’,23’はコネクターおよびニップルの端部に形成したそれ ぞれに連結するホースH’のための接合体をねじ部として模型的に示したもので ある。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
この考案は流体機器、例えばガソリンスタンドに於けるガソリン補給塔内の送 出ポンプの運転操作のオン,オフをつかさどるスイッチを、この送出ポンプの充 填筒の近傍に設けることで充填筒とガソリン補給塔間での物理的空間を飛躍的に 増大しようとするものである。
【0006】 この目的を達成するために補給塔と充填筒間には流体ホースとホースのねじれ 防止機能および充填筒近傍にスイッチを備えた継手を必要とするものであるが、 この考案は前記各機能を完備した継手を提供しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この考案に係るロータリー電極付迅速解離型流体継手の基本構成を図1により 説明すれば次のとおりである。 図面中の符号1はコネクター、2はニップル、3はスリーブ、4は結合球、5 はばね、6はロータリー端子部、7は端子部、8はスイッチ部をそれぞれ示して いる。
【0008】 上記した各部材の詳細と部材相互関係を略述すれば次のとおりである。 コネクター1の円筒軸11の表面には凹条12が形成されており、この円筒体 11に滑合するニップル2の滑合軸21には前記凹条12に対向する位置に複数 個の結合孔22が設けられている。また、前記した滑合軸21には前記したニッ プルに設けた結合孔22を閉塞する位置に形成した押え部32と左右への移動を 許容するための案内円筒31とで形成されるスリーブ3が取付けられている。ま た、結合球4はニップルおよびスリーブ間に張設されたばね5によって結合常態 において図示のように結合孔22と凹条12間に留置されて、前記両部材の結合 常態を維持する機能を付与されている。
【0009】 ロータリー端子部6は、図1特に図2で明らかなように、スリーブの3の案内 円筒31の表面に同心状に固定されており、第1,第2,第3の各絶縁層61, 62および63によって巻層される第1端子および第2端子64および65によ って形成されている。
【0010】 前記両端子64,65はいずれも絶縁層と同様に円筒状の金属円筒として形成 されており、前端は絶縁層の前端面に表出するように形成されており、後端部に はそれぞれリード線66に結線されており、このリード線はホースHに添装状に 取付けられている。
【0011】 端子部7はコネクターの円筒軸と一体的に固着されており、全体はゴム等の絶 縁体71で形成されており、この絶縁体には2個の端子74,75とこの端子に 接続するリード線72,73とが埋設されており、このリード線76はホースH に添装状に取付けられている。
【0012】 図1から明らかなように正,負の端子74,75は継手の結合時には他の端子 円筒64,65とは接触状態を維持し、しかも自由な回転が行なえるように形成 されている。
【0013】 スイッチ部8はロータリー端子部6の表面に取付けられており、スイッチボタ ン81を操作することによってリード線と接続している流体機器の駆動源の開閉 を行なうものである。
【0014】
【作用】
図3によりこの継手の使用例を説明すれば次のとおりである。図3において符 号Gはガソリンスタンドのガソリン供給塔であり、Hはホース10はこの考案に 係る継手、Jはガソリン充填筒、Cは自動車をそれぞれ示すものであるが、同図 の一部拡大図から明らかなように、充填筒Jと一体のコネクター1とホースHと 結合しているニップル2とを接合した段階でスイッチボタン81を操作すること によって供給塔内のポンプを作動させガソリン供給塔Gからのガソリンを自動車 に供給することができるものである。
【0015】 上記使用例から明らかなように、この考案に係る流体継手は継手を構成するコ ネクター1とニップル2とを結合した際、前記両部材間に通電機能を付与するよ うにすると共に前記両部材に連通する流体ホースの基部に接続している流体機器 の駆動源に対して、この継手部位で前記駆動源の運転操作を行なうことができる ものである。
【0016】
【実施例】
この考案の実施例を図4により説明すれば次のとおりである。なお、同図にお ける図面符号はいずれも図1および図2における図面符号と同効部材を示すもの である。
【0017】 同図から明らかなように、基本構造は図1に示したものと同一であるが、ロー タリー端子部6は、金属円筒として形成されている第1および第2端子64,6 5を埋設したゴム等の絶縁体60として、この絶縁体をスリーブ3の案内円筒3 1に強制挿着して一体的に固定して形成されており、しかも絶縁体の後端部には スリーブ3の前後方向への移動が阻害されない程度の袋体69として形成すると 共にスリーブ3への外部からの流体の侵入を防止するように前記袋体基部をニッ プル1に一体的に装着されている。
【0018】 また、端子部7に設けた2個の端子74,75はそれぞれ端子部の第1端子6 4と第2端子65とに対して対称位置に設けられている。また、端子部の絶縁体 71の前端縁には舌円筒78が形成されており、この舌円筒78で端子部の絶縁 体60の前部を囲繞して両部間のシール性を確保している。また、前記絶縁体6 0の表面に多数の凸条が設けられおりスリーブ3の移動を容易に行なえるように されている。
【0019】 この考案は上記実施例に限定されるものでなく、基本的には非ロータリー型の 継手を構成するコネクターとニップルにも適用できるのもであり、しかも前記両 部材に形成する端子機構も公知のものを自由に選択して採用できるものである。 また端子の数も、正負二本に限定されるものでなく例えば三本あるいはそれ以 上を設けることもできるものである。
【0020】
【考案の効果】
この考案は流体継手を構成するコネクターとニップルとの結合に対応して通電 する機能を継手に付与したもので、流体機器の運転制御を前記継手部位であるい は継手に接続する流体ホースあるいは噴出器具の所定部位に設けたスイッチを操 作することで行なうことができる。
【0021】 この考案に係る流体継手はコネクターとニップルとの結合態様をロータリー型 式に構成したので前記両部材に連接するホース相互間のねじれに適用でき、しか も金属材よりなる円筒体を端子とするロータリー端子を用いたので前記両部材の 回転に対応する自由な通電を行なえるものである。
【0022】 また、この考案に係るロータリー端子部と端子部とは独立した部材として形成 できるので公知のロータリー型継手に対してその機能をそこなうことなく所望に 応じて装着することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案に係る流体継手の要部断面説明図であ
る。
【図2】図1のI−I線断面図である。
【図3】この考案の使用態様の例示図である。
【図4】この考案の実施例を示す要部断面図である。
【図5】ロータリー型継手の公知例を示す要部断面図で
ある。
【符号の説明】 1 コネクター 11 円筒軸 12 凹条 2 ニップル 21 滑合軸 22 結合孔 3 スリーブ 31 案内円筒 4 結合球 5 ばね 6 ロータリー端子部 60 絶縁体 61,62,63 絶縁層 64,65 円筒型端子 66 リード線 7 端子部 71 絶縁体 72,73 導電線 74,75 端子 76 リード線 O オーリング H ホース

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コネクターとこれに滑合するニップルと
    前記両部材の結合と解離とをばねと結合球とを介して行
    なうようにしたスリーブとで形成し、しかも前記コネク
    タとニップルの結合時に前記両部材に連接する流体ホー
    スに添装したリード線を介して継手部位において通電機
    能を生ずるように構成したことを特徴とするロータリー
    電極付迅速解離型流体継手。
  2. 【請求項2】 コネクター側に絶縁体を介して複数本の
    端子を設け、ニップル側に絶縁体を介して複数個の円筒
    型端子を同心円状に設けしかもコネクター側端子と円筒
    型端子とを対接するように構成したことを特徴とするロ
    ータリー電極付迅速解離型流体継手。
JP5678791U 1991-06-26 1991-06-26 ロータリー電極付迅速解離型流体継手 Pending JPH051095U (ja)

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JPH051095U true JPH051095U (ja) 1993-01-08

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ID=13037129

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JP5678791U Pending JPH051095U (ja) 1991-06-26 1991-06-26 ロータリー電極付迅速解離型流体継手

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011529557A (ja) * 2008-07-30 2011-12-08 エス・エム・エス・ジーマーク・アクチエンゲゼルシャフト 油・空気混合物の電気接触を備える継手

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011529557A (ja) * 2008-07-30 2011-12-08 エス・エム・エス・ジーマーク・アクチエンゲゼルシャフト 油・空気混合物の電気接触を備える継手

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