JPH05109502A - Ptc素子 - Google Patents

Ptc素子

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JPH05109502A
JPH05109502A JP27133091A JP27133091A JPH05109502A JP H05109502 A JPH05109502 A JP H05109502A JP 27133091 A JP27133091 A JP 27133091A JP 27133091 A JP27133091 A JP 27133091A JP H05109502 A JPH05109502 A JP H05109502A
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JP
Japan
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electrode
element body
ptc
skeleton
porous metal
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Application number
JP27133091A
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English (en)
Inventor
Mayumi Takada
真弓 高田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daito Tsushinki KK
Original Assignee
Daito Tsushinki KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 PTC素子が加熱冷却を繰り返した場合に生
じる素子本体からの電極の剥離を防ぐ。 【構成】 結晶性高分子物質に導電性粒子を均一に分散
し、加熱混練して導電性ポリマー組成物としての成形材
料を製作する。立体構造を有する発泡ポリウレタンの骨
格に金属を電気メッキした後、高分子材料を焼成除去し
て金属多孔体を形成する。金属多孔体で電極2を形成す
る。成形材料と電極2とから、温度190℃、圧力46
5Kg/cm2 の条件で、両端に電極2を設けた素子本体1
を成形する。電極2に端子3を取り付け、エージング処
理を行う。 【効果】 素子本体の熱による膨張収縮に電極が追随で
き、素子本体からの電極の剥離が防げる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、導電性ポリマー組成物
からなる素子本体の表面に電極を形成したPTC(Posi
tive Temperature Coefficient)素子に関する。
【0002】
【従来の技術】正の抵抗温度特性を示すPTC素子とし
ては、チタン酸バリウム系のものが良く知られている
が、最近では、例えば特開昭55−78406号公報に
記載されるように、高分子物質中に導電性粒子を均一に
分散させた導電性ポリマー組成物にて製作されたPTC
素子が、小形で低抵抗化が図れることから良く用いられ
ている。
【0003】この種のPTC素子は、導電性ポリマー組
成物からなる素子本体の表面に、ニッケル、銅などの金
属からなる電極を圧着することにより取り付けられた構
造が採られている。そして、このPTC素子は、素子本
体を流れる電流により発熱するので、通電のオン・オフ
により加熱冷却を繰り返すと、高分子物質からなる素子
本体と金属製の電極とでは、熱膨張率が大きく異なるた
めに、加熱冷却を繰り返すと、素子本体から電極が剥離
し易くなる。
【0004】そこで、素子本体からの電極の剥離を防ぐ
ために、例えば米国特許第4426633号明細書に
は、電極として平滑な金属箔を用い、素子本体と金属箔
とを合わせた上から十分な熱と圧力とを加えて、素子本
体を溶かして金属箔を接着した構成が記載されている。
【0005】また、特開昭59−213102号公報に
は、樹脂に金属粉を混ぜて導電性を持たせた導電性ペー
ストにて、素子本体の表面に電極を形成した構成が知ら
れている。
【0006】さらに、特開昭60−258903号公報
には、網目状金属箔を電極として、素子本体の表面にホ
ットプレス溶着などにて付着した構成が記載されてい
る。
【0007】また、特開昭61−188903号公報に
は、素子本体の表面をエッチング処理した後、電気メッ
キまたは化学メッキにより電極を形成した構成が記載さ
れている。
【0008】また、特開昭62ー98601号公報に
は、電極のエレメントとの接合表面に凹凸を形成した構
成が記載されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のPTC素子では、米国特許第4426633号明細
書に記載の構成では、平滑な金属箔を電極として用いて
素子本体の熱圧着した場合、PTC素子の通電による加
熱冷却を繰り返すと、金属箔は素子本体の熱膨張に追随
できずに次第に素子本体より剥離していく。
【0010】また、特開昭59−213102号公報に
記載の構成では、導電性ペーストで電極を形成した場
合、PTC素子の通電による加熱冷却を繰り返すと、電
極表面にひび割れが生じることがある。
【0011】さらに、特開昭60−258903号公報
に記載の構成では、網目状金属箔を電極とした場合、P
TC素子の低抵抗化の妨げとなることがある。
【0012】また、特開昭61−188903号公報に
記載の構成では、メッキにより形成された電極は、素子
本体の膨張収縮によってメッキ割れを生じることがあ
る。
【0013】また、特開昭62ー98601号公報に記
載の構成では、素子成形の際、電極の凹凸部に電気が残
り、大きさの小さい素子では、接合部の不安定の影響が
大きくなる。
【0014】本発明の目的は、上記問題点に鑑みなされ
たもので、通電による加熱冷却の繰り返しにより素子本
体より電極が剥離しない構造のPTC素子を提供するこ
とにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】請求項1記載のPTC素
子は、結晶性高分子物質に導電性粒子が均一に分散され
た導電性ポリマー組成物にて形成された素子本体と、こ
の素子本体の表面に形成された電極とからなり、前記電
極は、多孔性金属からなるものである。
【0016】請求項2記載のPTC素子は、請求項1記
載の構造において、前記多孔性金属は、骨格が3次元網
目構造であるものである。
【0017】請求項3記載のPTC素子は、請求項1お
よび請求項2記載の構造において、前記多孔性金属は、
骨格の表面にメッキ処理を施したものである。
【0018】請求項4記載のPTC素子は、請求項1お
よび請求項2記載の構造において、前記多孔性金属は、
骨格の表面に凹凸処理を施したものである。
【0019】
【作用】請求項1記載のPTC素子は、電極を形成する
多孔性金属の空隙部に、素子本体を形成する導電性ポリ
マー組成物が充填されて、電極と素子本体との接着面積
が増大するとともに、電極の内部に素子本体を形成する
導電性ポリマー組成物が確実に強固に食い込むために、
電極は素子本体の熱による膨張収縮に追随して、素子本
体からの電極の剥離を防止する。また、電極に素子本体
が確実に強固に食い込んで、電極と素子本体との接着面
積が増大しているので、PTC素子の抵抗値を小さくす
る。
【0020】請求項2記載のPTC素子は、請求項1記
載において、多孔性金属の骨格は、3次元網目構造であ
るから、多孔性金属の骨格の間に形成された空隙部に素
子本体を形成する導電性ポリマー組成物が充填されて、
電極の内部に素子本体が確実に強固に食い込む。このた
め、電極は素子本体の熱による3次元方向の膨張収縮に
追随して、素子本体からの電極の剥離を防止する。ま
た、PTC素子本体が加熱冷却を繰り返した場合、電極
のひび割れを防ぐ。
【0021】請求項3記載のPTC素子は、請求項1お
よび請求項2記載において、多孔性金属の骨格の表面に
メッキ処理を施しているので、多孔性金属の骨格の表面
は、素子本体を形成する導電性ポリマー組成物が接着し
易くなるために、電極の内部での多孔性金属の骨格の表
面と素子本体との接着がさらに確実に強固になる。この
ため、電極は素子本体の熱による膨張収縮にさらに追随
して、素子本体からの電極の剥離を防止する。
【0022】請求項4記載のPTC素子は、請求項1お
よび請求項2記載において、多孔性金属の骨格の表面に
凹凸処理を施しているので、素子本体と電極との接触面
積がさらに増大して、電極の内部に素子本体を形成する
導電性ポリマー組成物がさらに確実に強固に接着する。
このため、電極は素子本体の熱による膨張収縮に追随し
て、素子本体からの電極の剥離を防止する。
【0023】
【実施例】本発明のPTC素子の実施例を図面に基づい
て説明する。
【0024】図1において、1は素子本体で、この素子
本体1は、高分子物質に導電粒子を均一に分散させた導
電性ポリマー組成物にて形成され、素子本体1の両端面
部にそれぞれ電極2が取り付けられ、さらに端子3が取
り付けられて、PTC素子4を形成している。
【0025】このPTC素子4は、次のようにして製作
される。
【0026】まず、導電性粒子としてのサーマルブラッ
ク(サーマックスN−900、ウルトラピュア、Cancar
b Limited 製)200gを、窒素(N2 )雰囲気中、温
度1000℃の条件下で20時間の高温熱処理を行って
から、高分子物質としての高密度ポリエチレン(ハイゼ
ックス3000B、三井石油化学工業株式会社製)10
0gに均一に分散させ、160℃のロールミル上で20
分間加熱混練した後、ペレット状に粉砕して成形材料を
製作する。
【0027】電極2として、多孔性金属としての金属多
孔体(セルメット、#7加工品、厚み0.3mm、材質ニ
ッケル(Ni )、住友電気工業株式会社製)を用いる。
この金属多孔体は、例えば発泡ポリウレタンなど発泡性
樹脂の3次元網目構造を有する特殊な高分子材料の骨格
に、導電処理を行い、各種の金属のうち例えばニッケル
を電気メッキした後、高分子材料を焼成除去して形成さ
れたものである。従って、この金属多孔体の骨格は、3
次元網目構造を有し、この骨格の間には空隙部が形成さ
れている。
【0028】次に、前記成形材料を電極2とともに温度
190℃、圧力465Kg/cm2 の条件で、厚さを1mmに
成形する。そして、この成形品を径2mmに加工して、両
端に電極2を有する素子本体1を形成する。さらに、こ
の素子本体1の各電極2に端子3を取り付け、エージン
グ処理を行うと、PTC素子4が完成する。
【0029】なお、比較例として、前記金属多孔体に替
えて金属箔としての電解ニッケル箔の平滑箔(厚さ25
μm、福田金属箔粉工業株式会社製)を電極として前記
実施例と同様にPTC素子を製作する。
【0030】次に、本実施例の作用について説明する。
【0031】電極2と素子本体1との接着状態を調べる
ために、電圧印加試験を行い、この電圧印加試験による
各PTC素子の抵抗値の変化を表1に示す。この電圧印
加試験は、印加電圧を32Vとし、15分通電オン、1
5分通電オフを1回として、10回繰り返すものであ
る。
【0032】
【表1】
【0033】また、電圧印加試験前の前記素子本体1の
抵抗率ρは、1.3Ωcmである。
【0034】実施例のPTC素子4は、初期抵抗値が5
Ωであり、前記抵抗率から想定される抵抗値と略同じ値
を示し、10回電圧印加後の抵抗の変化率は10%であ
った。
【0035】一方、比較例のPTC素子4は、初期抵抗
値が20Ωになり、実施例のものに比較して4倍と大き
くなった。また、1回の電圧印加で素子本体1より電極
2がほとんど剥がれた状態になり、10回電圧印加後の
抵抗の変化率は測定不可になった。
【0036】このように上記構成によれば、電極2を金
属多孔体で形成することにより、PTC素子4の製作時
に、素子本体1を構成する導電性ポリマー組成物が、金
属多孔体の内部に形成された空隙部に充填されて、電極
2の内部に素子本体1が確実に強固に食い込ませること
ができる。このため、電極2と素子本体1との接着面積
が大きくなり、電極2の内部に素子本体1が食い込んで
いるので、素子本体1から電極2が剥離することなく、
素子本体1の熱による膨張収縮に電極2が追随できる。
従って、PTC素子4への通電のオン・オフにより、P
TC素子4が加熱冷却を繰り返しても、導電性ポリマー
組成物からなる素子本体1から電極2が剥離することを
防止できる。
【0037】また、電極2を形成する多孔性金属は、3
次元網目構造のニッケルであるから、通電のオン・オフ
によりPTC素子4が加熱冷却を繰り返した場合、電極
2のひび割れの発生を防止できる。
【0038】さらに、電極2の素子本体1の膨張収縮に
対する追随性を良くするために、前記金属多孔体の骨格
の表面にメッキ処理を行って、金属多孔体の骨格の表面
への導電性ポリマー組成物の接着性をさらに良くするこ
とができる。このため、電極2の内部への素子本体1の
食い込みをさらに確実にすることができる。この場合、
金属多孔体の骨格の表面にメッキされる物質は、素子本
体1を構成する導電性ポリマー組成物との接着性に優れ
た物質が良い。
【0039】また、電極2の素子本体1の膨張収縮に対
する追随性を良くするために、前記金属多孔体の骨格の
表面に凹凸処理を行って、素子本体1と接着する金属多
孔体の骨格の表面積を増大させることができる。この場
合、電極2と素子本体1との接触面積が増大するので、
電極2の内部への素子本体1の食い込みをさらに確実に
することができる。
【0040】
【発明の効果】請求項1記載のPTC素子によれば、素
子本体に形成される電極を多孔性金属で形成しているた
めに、電極と素子本体との接着面積が増大するととも
に、電極の内部に導電性ポリマー組成物からなる素子本
体を確実に強固に食い込ませて電極に素子本体を接着す
ることができるので、素子本体の熱による膨張収縮に電
極が追随でき、素子本体からの電極の剥離を防止でき
る。また、電極と素子本体との接着面積が増大している
ので、PTC素子の抵抗値を小さくできる。
【0041】請求項2記載のPTC素子によれば、請求
項1記載において、電極を形成する多孔性金属は、骨格
が3次元網目構造であるから、骨格の間に形成された空
隙部に導電性ポリマー組成物が充填されて、電極の内部
に素子本体を確実に強固に食い込ませることができるの
で、素子本体の熱による膨張収縮に電極が追随でき、素
子本体からの電極の剥離を防止できる。また、通電のオ
ン・オフによりPTC素子が加熱冷却を繰り返した場
合、電極のひび割れの発生を防止できる。
【0042】請求項3記載のPTC素子によれば、請求
項1および請求項2記載において、電極を形成する多孔
性金属は、骨格の表面にメッキ処理を施しているので、
このメッキ処理により、多孔性金属の骨格の表面は、素
子本体を形成する導電性ポリマー組成物との接着性を良
くすることができる。このため、電極の内部に素子本体
を確実に強固に食い込ませることができるので、素子本
体の熱による膨張収縮に電極が追随でき、素子本体から
の電極の剥離を防止できる。
【0043】請求項4記載のPTC素子によれば、請求
項1および請求項2記載において、電極を形成する多孔
性金属は、骨格の表面に凹凸処理を施しているので、電
極と素子本体との接触面積を増大させることができる。
このため、電極の内部に素子本体を確実に強固に食い込
ませることができるので、素子本体の熱による膨張収縮
に電極が追随でき、素子本体からの電極の剥離を防止で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すPTC素子の斜視図で
ある。
【符号の説明】
1 素子本体 2 電極 3 端子 4 PTC素子

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 結晶性高分子物質に導電性粒子が均一に
    分散された導電性ポリマー組成物にて形成された素子本
    体と、この素子本体の表面に形成された電極とからな
    り、 前記電極は、多孔性金属からなることを特徴とするPT
    C素子。
  2. 【請求項2】 前記多孔性金属は、骨格が3次元網目構
    造であることを特徴とする請求項1記載のPTC素子。
  3. 【請求項3】 前記多孔性金属は、骨格の表面にメッキ
    処理を施したことを特徴とする請求項1および請求項2
    記載のPTC素子。
  4. 【請求項4】 前記多孔性金属は、骨格の表面に凹凸処
    理を施したことを特徴とする請求項1および請求項2記
    載のPTC素子。
JP27133091A 1991-10-18 1991-10-18 Ptc素子 Pending JPH05109502A (ja)

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