JPH05108185A - 衝撃吸収装置及び前記衝撃吸収装置を備えた電子機器 - Google Patents

衝撃吸収装置及び前記衝撃吸収装置を備えた電子機器

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JPH05108185A
JPH05108185A JP3266032A JP26603291A JPH05108185A JP H05108185 A JPH05108185 A JP H05108185A JP 3266032 A JP3266032 A JP 3266032A JP 26603291 A JP26603291 A JP 26603291A JP H05108185 A JPH05108185 A JP H05108185A
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JP
Japan
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electrical device
air bag
impact
unit
impact absorption
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP3266032A
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English (en)
Inventor
Yoshiji Kagami
加賀見  由次
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電子機器等が倒れる際に、衝撃吸収体を作動
して電子機器を保護することを目的とする。 【構成】 図1はラップトップ型の電子機器を横からみ
た図である。エアバッグユニット1はフタ12によって
本体9内に収納され、エアバッグユニット2はフタ13
によって表示器筐体10内に収納されている。傾斜検知
機構5により電子機器本体が倒れる程度に傾いているこ
とを検出すると、検出信号がエアバッグユニット1、ま
たは2に伝達され、対応するエアバッグユニットが膨張
する。こうして、電子機器が倒れた際の衝撃から電子機
器を保護する。また、タッチセンサ3がハンドルユニッ
ト11の筐体表面でユーザの手の触れ易い位置に、タッ
チセンサ4が本体9の筐体表面でユーザの手の触れ易い
位置にそれぞれ取り付けられている。これらタッチセン
サーによって、操作中に機器の傾きが生じても傾斜検知
機構からの信号を無視し、エアバッグユニットは膨張し
ないようになる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、衝撃吸収装置及び前記
衝撃吸収装置を備えた電子機器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】昨今は、ラップトップ型の電子機器等が
広く使われている。そして、この種の電子機器はその形
状により収納性に富み、使用していないときは機器本体
を立てた状態にして収納、放置されることが少なくな
い。
【0003】
【発明が解決しようとしている課題】しかしながら、機
器本体を立てて収納、放置した場合は、ある方向に対し
て非常に不安定であるため、本体に外力が作用すると容
易に倒れてしまう。従来、電子機器には衝撃吸収体等は
装着されておらず、本体の保護手段がないため、電子機
器が倒れると筐体を破壊したり、筐体内部の電子部品に
支障をきたすことがある。
【0004】本発明は上記の問題点に鑑みてなされたも
のであり、電子機器等が倒れる際に衝撃吸収体を作動し
て電子機器を保護することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】 上記の目的を達成する
ために本発明による衝撃吸収装置は、保護対象物の傾斜
角度を検出する傾斜検知手段と、保護対象物を外部から
の衝撃より保護する衝撃吸収手段とを備える。
【0006】また、前記傾斜検知手段により前記衝撃吸
収手段を作動させる際に、前記衝撃吸収体を作動させる
か否かを判断する判断手段を備える。
【0007】
【作用】保護対象物が倒れる際に、上記の傾斜検知手段
の信号により上記の衝撃吸収手段を作動させ、保護対象
物を保護する。また、傾斜検知手段からの信号が、実際
に衝撃吸収手段を作動せるべきタイミングであるかどう
かを上記の判断手段により判定して、機器操作時の衝撃
吸収手段の不意の動作を防止する。
【0008】
【実施例】以下に図面を参照して、本発明の実施例を説
明する。
【0009】<実施例1>本実施例において、衝撃吸収
装置は電子機器に組み込まれている。図1は本実施例の
内部構造図である。1および2はエアバッグユニットで
あり、電気信号により膨張する仕組みになっている。そ
して、エアバッグユニット1はフタ12によって本体9
内に収納され、エアバッグユニット2はフタ13によっ
て表示器筐体10内に収納される。3および4はタッチ
センサである。タッチセンサ3はハンドルユニット11
の筐体表面で、ユーザの手の触れ易い位置に取り付けら
れている。また、タッチセンサ4は本体9の筐体表面
で、ユーザの手の触れ易い位置に取りつけられている。
5は傾斜検知機構であり、本体内側壁の図1に示すよう
な位置に取り付けられている。
【0010】図2は本実施例による電子機器の斜視図で
ある。
【0011】図3は傾斜検知機構5の平面図である。6
は押球、7および8は小型スイッチ、15はコネクター
である。押球6は支柱6aによって支持され、この支柱
6aは固定板5bに対して揺動自在に取りつけられてい
る。前記押球6は適度な質量を備えており、固定板5b
が傾斜しても重力によって常に同じ位置にある。固定板
5bは取付具5aにて電子機器本体に固定される。小型
スイッチ7および8は固定板5bに固定されているの
で、固定板5bの傾斜角度によって押球6によりオン、
オフされる。そして、これら小型スイッチ7及び8のス
イッチ信号は機器本体の傾斜角検出信号としてコネクタ
ー15を介して制御回路へ伝送される。
【0012】図4及び図5は傾斜検知機構の動作状態を
表す図である。本体が倒れる時の角度をθとする(これ
を限界角度と呼ぶ)。傾斜検知機構5において、固定板
5bと小型スイッチ7および8との位置関係は、図4の
402で示すように本体が上記限界角度θにまで傾いた
とき、押球6により小型スイッチ7がオンになるように
する。また反対側の限界角度θまで傾いた場合において
は押球6により小型スイッチ8がオンになるようにす
る。また、傾斜検知機構5を本体内に装着するときも押
球6と小型スイッチ7、8との位置関係が上述と同様に
なるようにする。このように設定しておけば、ユーザが
本体を立てたときは図4の401に示すように押球6が
小型スイッチ7および8に触れることはない。また、使
用時において電子機器を横置きにした場合、押球6と小
型スイッチ7、8の位置関係は図5に示すようになり、
押球6が小型スイッチ7、8に触れることはない。
【0013】図6に本実施例の電子機器のブロック構成
図を示す。小型スイッチ7及び8はCPUを介してそれ
ぞれエアバッグユニット1及び2に連動するようになっ
ており、例えば本体が本体底部側に倒れようとしたと
き、小型スイッチ7がオンとなり、エアバッグ1が膨張
し、その圧力によってフタ12が開き、エアバッグ1が
本体外側に露呈する。また、本体が表示器10側に倒れ
ようとするときは、小型スイッチ8がオンとなり、今度
はエアバッグ2が膨張し、その圧力によってフタ13が
開き、エアバッグ2が表示器筐体外側に露呈する。
【0014】ところで、タッチセンサ3及び4はユーザ
が電子機器を使用、収納する際に必ず手の触れる場所、
すなわちハンドル表面や本体側面に装着されている。そ
してタッチセンサ3またはタッチセンサ4がオンになる
と、小型スイッチ7及び8からの傾斜検知信号が入力さ
れてもエアバッグユニット1及び2への動作信号を出力
しないように設定しておく。そうすればユーザが自らの
意志により本体を傾けたりするような時は、エアバッグ
ユニット1及び2は動作しないようにすることができ
る。
【0015】図7は上述の衝撃吸収制御の処理手順を示
すフローチャートであり、小型スイッチ7叉は8の傾斜
信号入力があるとこの衝撃吸収制御処理手順を実行す
る。まず、ステップS1及びS2にてタッチセンサ1も
しくはタッチセンサ2からの入力信号がオンしていると
ステップS7へ進み本動作処理を終了する。タッチセン
サ1及び2からの信号がオフであれば、ステップS3へ
進む。ここで、小型スイッチ1からの入力信号がオンし
ていればステップS5へ進みエアバッグ1を動作させる
処理を実行する。次にステップS4へ進み、ここで小型
スイッチ2がオンしていれば、ステップS6へ進みエア
バッグ2を動作させる。そしてステップS7へ進み本処
理を終了する。
【0016】図8は本体が本体底部側に倒れたときの衝
撃吸収装置の動作状態を表す図である。エアバッグ1が
膨張し、フタ12が開いている。
【0017】<実施例2>実施例1においては、衝撃吸
収体としてエアバッグユニットを用いたがこれに限られ
るものではない。本実施例においてはその一例として比
較的コストの安価なコイルスプリングを衝撃吸収体とし
て用いている。
【0018】図9は本実施例の内部構造を示す図であ
り、同図において17及び18はコイルスプリングであ
り、その一端をそれぞれ本体及び表示器筐体に固定され
る。19及び20は上記コイルスプリングを収納するた
めのフタであり、それぞれ本体及び表示器筐体に摺動可
能に取りつけられる。21及び22は電磁ソレノイドで
あり、前述した傾斜検知機構5と連動するようになって
いる。
【0019】本体が限界角度にまで傾くと、前述した小
型スイッチ7または8がオンになり対応する電磁ソレノ
イドの軸が突出し、フタに形成された凸部を押し、フタ
をスライドさせて開けコイルスプリングがその復元力に
より筐体外部に露呈する。図9に本実施例の動作状態を
表す。
【0020】以上、説明したように本実施例によれば電
子機器が倒れたときの衝撃から電子機器本体を保護する
効果がある。また、タッチセンサにより不意による衝撃
吸収装置の誤動作を防止する事ができる。
【0021】尚、上記の実施例では衝撃吸収装置を組み
込んだ電子機器について述べてあるが、衝撃吸収装置を
独立させて保護対象物に取り付けて使用する場合にも本
発明は適用されるものである。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
電子機器等が倒れる際に衝撃吸収体を作動して電子機器
を保護することが可能となる。また他の発明によれば、
機器操作時の衝撃吸収手段の不意の動作を防止すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1の内部構造を表す図である。
【図2】実施例1の斜視図である。
【図3】傾斜検知機構の平面図である。
【図4】傾斜検知機構の動作説明図である。
【図5】傾斜検知機構の動作説明図である。
【図6】実施例1のブロック構成図である。
【図7】実施例1の動作処理手順を表すフローチャート
である。
【図8】実施例1の動作例を表す図である。
【図9】実施例2の内部構造を表す図である。
【図10】実施例2の動作例を表す図である。
【符号の説明】
1 エアバッグユニット1 2 エアバッグユニット2 3 タッチセンサ1 4 タッチセンサ2 5 傾斜検知機構 6 押球 7 小型スイッチ1 8 小型スイッチ2
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // F16F 15/02 A 9138−3J

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 保護対象物の傾斜角度を検出する傾斜検
    知手段と、 保護対象物を衝撃より保護する衝撃吸収手段とを備え、 前記傾斜検知手段の信号により前記衝撃吸収手段を作動
    させることを特徴とする衝撃吸収装置。
  2. 【請求項2】 前記傾斜検知手段により前記衝撃吸収手
    段を作動させる際に、前記衝撃吸収体を作動させるか否
    かを判断する判断手段を備えることを更に特徴とする請
    求項1に記載の衝撃吸収装置。
  3. 【請求項3】 電子機器の傾斜角度を検出する傾斜検知
    手段と、 電子機器を衝撃より保護する衝撃吸収手段とを備え、 前記傾斜検知手段の信号により前記衝撃吸収手段を作動
    させることを特徴とする電子機器。
  4. 【請求項4】 前記傾斜検知手段により前記衝撃吸収手
    段を作動させる際に、前記衝撃吸収体を作動させるか否
    かを判断する判断手段を備えることを更に特徴とする請
    求項3に記載の電子機器。
JP3266032A 1991-10-15 1991-10-15 衝撃吸収装置及び前記衝撃吸収装置を備えた電子機器 Withdrawn JPH05108185A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100609172B1 (ko) * 2003-12-29 2006-08-02 엘지전자 주식회사 에어백이 구비된 디스플레이장치
KR101036467B1 (ko) * 2004-05-19 2011-05-24 엘지전자 주식회사 이동통신 단말기
CN113324466A (zh) * 2021-04-29 2021-08-31 张丙岩 一种建筑检测用膜厚仪

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CN113324466B (zh) * 2021-04-29 2022-11-11 苏交科重庆检验检测认证有限公司 一种建筑检测用膜厚仪

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Effective date: 19990107