JPH05107286A - ノイズフイルタの特性測定装置 - Google Patents
ノイズフイルタの特性測定装置Info
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- JPH05107286A JPH05107286A JP26560791A JP26560791A JPH05107286A JP H05107286 A JPH05107286 A JP H05107286A JP 26560791 A JP26560791 A JP 26560791A JP 26560791 A JP26560791 A JP 26560791A JP H05107286 A JPH05107286 A JP H05107286A
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- noise filter
- high frequency
- coupling circuit
- directional coupling
- frequency
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Abstract
(57)【要約】
【目的】高周波雑音を模擬する高周波信号を交流電源に
重畳してノイズフィルタに通すことによって、実際の使
用状態に近い状態でノイズフィルタの減衰率の周波数特
性を測定する。 【構成】標準信号発生装置１は、高周波雑音を模擬する
出力信号を発生する。入力側方向性結合回路２は、標準
信号発生装置の出力信号を交流電源に重畳する。出力側
方向性結合回路４は、交流電源に重畳された高周波成分
を分離して交流電源を負荷に供給する。高周波信号分析
装置５は、出力側方向性結合回路４によって分離された
高周波成分の周波数分布を計測する。入力側方向性結合
回路２と出力側方向性結合回路４との間に、ノイズフィ
ルタ３を挿入した状態と、ノイズフィルタ３を挿入しな
い状態とでの周波数分布の差を求める。この差に基づい
てノイズフィルタの減衰率の周波数特性を測定する。
重畳してノイズフィルタに通すことによって、実際の使
用状態に近い状態でノイズフィルタの減衰率の周波数特
性を測定する。 【構成】標準信号発生装置１は、高周波雑音を模擬する
出力信号を発生する。入力側方向性結合回路２は、標準
信号発生装置の出力信号を交流電源に重畳する。出力側
方向性結合回路４は、交流電源に重畳された高周波成分
を分離して交流電源を負荷に供給する。高周波信号分析
装置５は、出力側方向性結合回路４によって分離された
高周波成分の周波数分布を計測する。入力側方向性結合
回路２と出力側方向性結合回路４との間に、ノイズフィ
ルタ３を挿入した状態と、ノイズフィルタ３を挿入しな
い状態とでの周波数分布の差を求める。この差に基づい
てノイズフィルタの減衰率の周波数特性を測定する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、交流電源と負荷との間
に挿入され負荷と交流電源との間を高周波的に分離する
ノイズフィルタについて、減衰率の周波数特性を測定す
るノイズフィルタの特性測定装置に関するものである。
に挿入され負荷と交流電源との間を高周波的に分離する
ノイズフィルタについて、減衰率の周波数特性を測定す
るノイズフィルタの特性測定装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来より、商用電源の電源ラインを通し
て負荷に流入する高周波雑音や、負荷から発生して商用
電源に漏洩する高周波雑音を減衰させて高周波雑音によ
る悪影響を抑制することを目的として、商用電源と負荷
との間にノイズフィルタを挿入することによって、商用
電源と負荷との間を高周波的に分離することが行われて
いる。
て負荷に流入する高周波雑音や、負荷から発生して商用
電源に漏洩する高周波雑音を減衰させて高周波雑音によ
る悪影響を抑制することを目的として、商用電源と負荷
との間にノイズフィルタを挿入することによって、商用
電源と負荷との間を高周波的に分離することが行われて
いる。
【０００３】この種のノイズフィルタの減衰率を測定す
る方法としては、高周波信号源から高周波雑音を模擬す
る出力信号を出力し、この出力信号をノイズフィルタに
通して、ノイズフィルタへの入力信号レベルと出力信号
レベルとの差を測定するのが一般的である。
る方法としては、高周波信号源から高周波雑音を模擬す
る出力信号を出力し、この出力信号をノイズフィルタに
通して、ノイズフィルタへの入力信号レベルと出力信号
レベルとの差を測定するのが一般的である。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】上述したような高周波
信号源からの出力信号のみをノイズフィルタに入力する
ことによってノイズフィルタの減衰率を測定する方法で
は、商用電源等の交流電源が通電されていないものであ
るから、実際の使用状態とは異なる条件での測定を行っ
ていることになる。その結果、ノイズフィルタの実際の
使用状態では、高周波雑音と交流電源との複雑な干渉等
によって、高周波雑音を阻止する効果が測定結果から予
測される結果とは食い違ってしまうという問題が生じ
る。
信号源からの出力信号のみをノイズフィルタに入力する
ことによってノイズフィルタの減衰率を測定する方法で
は、商用電源等の交流電源が通電されていないものであ
るから、実際の使用状態とは異なる条件での測定を行っ
ていることになる。その結果、ノイズフィルタの実際の
使用状態では、高周波雑音と交流電源との複雑な干渉等
によって、高周波雑音を阻止する効果が測定結果から予
測される結果とは食い違ってしまうという問題が生じ
る。
【０００５】本発明は上記問題点の解決を目的とするも
のであり、高周波雑音を模擬する高周波信号を交流電源
に重畳してノイズフィルタに通すことによって、実際の
使用状態に近い状態でノイズフィルタの減衰率の周波数
特性を測定できるようにしたノイズフィルタの特性測定
装置を提供しようとするものである。
のであり、高周波雑音を模擬する高周波信号を交流電源
に重畳してノイズフィルタに通すことによって、実際の
使用状態に近い状態でノイズフィルタの減衰率の周波数
特性を測定できるようにしたノイズフィルタの特性測定
装置を提供しようとするものである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明では、上記目的を
達成するために、交流電源と負荷との間に挿入されるノ
イズフィルタを被測定物として減衰率の周波数特性を測
定するノイズフィルタの特性測定装置において、高周波
雑音を模擬する出力信号の周波数分布を任意に設定でき
る標準信号発生装置と、標準信号発生装置の出力信号を
交流電源に重畳させる入力側方向性結合回路と、交流電
源に重畳された高周波成分を分離して交流電源を負荷に
供給する出力側方向性結合回路と、出力側方向性結合回
路によって分離された高周波成分の周波数分布を計測す
る高周波信号分析装置とを備え、入力側方向性結合回路
と出力側方向性結合回路との間に被測定物であるノイズ
フィルタを挿入した状態と、ノイズフィルタを挿入しな
い状態とでの高周波信号分析装置による周波数分布の差
に基づいてノイズフィルタの減衰率の周波数特性を測定
するのである。
達成するために、交流電源と負荷との間に挿入されるノ
イズフィルタを被測定物として減衰率の周波数特性を測
定するノイズフィルタの特性測定装置において、高周波
雑音を模擬する出力信号の周波数分布を任意に設定でき
る標準信号発生装置と、標準信号発生装置の出力信号を
交流電源に重畳させる入力側方向性結合回路と、交流電
源に重畳された高周波成分を分離して交流電源を負荷に
供給する出力側方向性結合回路と、出力側方向性結合回
路によって分離された高周波成分の周波数分布を計測す
る高周波信号分析装置とを備え、入力側方向性結合回路
と出力側方向性結合回路との間に被測定物であるノイズ
フィルタを挿入した状態と、ノイズフィルタを挿入しな
い状態とでの高周波信号分析装置による周波数分布の差
に基づいてノイズフィルタの減衰率の周波数特性を測定
するのである。
【０００７】
【作用】上記構成によれば、入力側方向性結合回路によ
って高周波雑音を模擬する高周波信号を交流電源に重畳
してノイズフィルタに通し、また、ノイズフィルタの入
力信号と出力信号とについて、交流電源に重畳された高
周波成分を分離して高周波信号の周波数分布を計測する
のであって、ノイズフィルタに対して高周波成分が重畳
された交流電源を通過させることによって、実際の使用
状態に近い状態での減衰率の測定が可能になるのであ
る。
って高周波雑音を模擬する高周波信号を交流電源に重畳
してノイズフィルタに通し、また、ノイズフィルタの入
力信号と出力信号とについて、交流電源に重畳された高
周波成分を分離して高周波信号の周波数分布を計測する
のであって、ノイズフィルタに対して高周波成分が重畳
された交流電源を通過させることによって、実際の使用
状態に近い状態での減衰率の測定が可能になるのであ
る。
【０００８】
【実施例】本発明のノイズフィルタの特性測定装置は、
図１に示すように、高周波雑音を模擬する高周波信号を
出力する標準信号発生装置１を備える。標準信号発生装
置１は、出力信号の周波数帯域およびレベル（すなわ
ち、周波数分布）を任意に設定できるものであって、後
段の入力側方向性結合回路２に対して整合がとられてい
る。
図１に示すように、高周波雑音を模擬する高周波信号を
出力する標準信号発生装置１を備える。標準信号発生装
置１は、出力信号の周波数帯域およびレベル（すなわ
ち、周波数分布）を任意に設定できるものであって、後
段の入力側方向性結合回路２に対して整合がとられてい
る。
【０００９】入力側方向性結合回路２は、図２に示すよ
うに、交流電源である商用電源に接続される商用電源接
続部２１と、入力側と出力側とを高周波的に分離する高
周波信号阻止回路２２と、商用電源に対して標準信号発
生装置１から出力された高周波信号を重畳する高周波信
号重畳回路２３と、入力側方向性結合回路２の後段に接
続されるノイズフィルタ３との整合をとるノイズフィル
タ接続部２４とを備えている。すなわち、入力側方向性
結合回路２では、商用電源に含まれる高周波成分を高周
波信号阻止回路２２によって除去することによって、商
用電源に含まれる高周波成分が場所や時間によって変動
しても、測定結果には影響を与えないようにしているの
である。また、高周波信号阻止回路２２は、標準信号発
生装置１からの高周波信号が商用電源に漏洩することも
防止している。このように、入力側方向性結合回路２で
は、標準信号発生装置１から出力される高周波信号が商
用電源側に漏洩するのを阻止して他の装置に高周波信号
による影響を与えないようにし、ノイズフィルタ３に対
してのみ商用電源に重畳された高周波信号が入力される
ようにしているのである。ここにおいて、商用電源は、
プラグのような電源接続部Ｔ1 を介して接続される。
うに、交流電源である商用電源に接続される商用電源接
続部２１と、入力側と出力側とを高周波的に分離する高
周波信号阻止回路２２と、商用電源に対して標準信号発
生装置１から出力された高周波信号を重畳する高周波信
号重畳回路２３と、入力側方向性結合回路２の後段に接
続されるノイズフィルタ３との整合をとるノイズフィル
タ接続部２４とを備えている。すなわち、入力側方向性
結合回路２では、商用電源に含まれる高周波成分を高周
波信号阻止回路２２によって除去することによって、商
用電源に含まれる高周波成分が場所や時間によって変動
しても、測定結果には影響を与えないようにしているの
である。また、高周波信号阻止回路２２は、標準信号発
生装置１からの高周波信号が商用電源に漏洩することも
防止している。このように、入力側方向性結合回路２で
は、標準信号発生装置１から出力される高周波信号が商
用電源側に漏洩するのを阻止して他の装置に高周波信号
による影響を与えないようにし、ノイズフィルタ３に対
してのみ商用電源に重畳された高周波信号が入力される
ようにしているのである。ここにおいて、商用電源は、
プラグのような電源接続部Ｔ1 を介して接続される。
【００１０】入力側方向性結合回路２の出力は、切換ス
イッチＳＷを介してノイズフィルタ３に接続される状態
と、出力側方向性結合回路４に接続される状態とが選択
される。すなわち、切換スイッチＳＷは双極双投型であ
って一対の切換接点を備え、入力側方向性結合回路２の
出力と出力側方向性結合回路４の入力との間に、ノイズ
フィルタ３を介在させる状態と、ノイズフィルタ３を介
在させない状態とを択一的に選択するようになってい
る。また、ノイズフィルタ３は、切換スイッチＳＷの両
切換接点の間に設けた接続端子Ｔ2 ，Ｔ3 に接続され
る。
イッチＳＷを介してノイズフィルタ３に接続される状態
と、出力側方向性結合回路４に接続される状態とが選択
される。すなわち、切換スイッチＳＷは双極双投型であ
って一対の切換接点を備え、入力側方向性結合回路２の
出力と出力側方向性結合回路４の入力との間に、ノイズ
フィルタ３を介在させる状態と、ノイズフィルタ３を介
在させない状態とを択一的に選択するようになってい
る。また、ノイズフィルタ３は、切換スイッチＳＷの両
切換接点の間に設けた接続端子Ｔ2 ，Ｔ3 に接続され
る。
【００１１】出力側方向性結合回路４は、図３に示すよ
うに、ノイズフィルタ３との整合を取るノイズフィルタ
接続部４１と、高周波成分が重畳された商用電源から商
用電源と高周波成分とを分離する高周波信号分離回路４
２と、入力側と出力側とを高周波的に分離する高周波信
号阻止回路４３と、商用電源を負荷に接続する商用電源
接続部４４とを備えている。すなわち、高周波信号阻止
回路４３によって、負荷側に高周波成分が漏洩するのを
防止し、かつ、負荷で発生した高周波雑音成分が測定結
果に影響を与えるのを防止しているのである。高周波信
号分離回路４２によって商用電源から分離された高周波
成分は、高周波信号分析装置５に入力され、高周波成分
の周波数分布が計測される。高周波信号分析装置５で
は、切換スイッチＳＷを切り換えることによって、ノイ
ズフィルタ３に入力される信号とノイズフィルタ３を通
過した信号とを比較することができるのであって、ノイ
ズフィルタ３の入力信号レベルと出力信号レベルとの差
を比較することによって、ノイズフィルタ３における減
衰率の周波数特性を測定できるのである。ここに、負荷
は、コンセントのような負荷接続部Ｔ4 を介して接続さ
れる。
うに、ノイズフィルタ３との整合を取るノイズフィルタ
接続部４１と、高周波成分が重畳された商用電源から商
用電源と高周波成分とを分離する高周波信号分離回路４
２と、入力側と出力側とを高周波的に分離する高周波信
号阻止回路４３と、商用電源を負荷に接続する商用電源
接続部４４とを備えている。すなわち、高周波信号阻止
回路４３によって、負荷側に高周波成分が漏洩するのを
防止し、かつ、負荷で発生した高周波雑音成分が測定結
果に影響を与えるのを防止しているのである。高周波信
号分離回路４２によって商用電源から分離された高周波
成分は、高周波信号分析装置５に入力され、高周波成分
の周波数分布が計測される。高周波信号分析装置５で
は、切換スイッチＳＷを切り換えることによって、ノイ
ズフィルタ３に入力される信号とノイズフィルタ３を通
過した信号とを比較することができるのであって、ノイ
ズフィルタ３の入力信号レベルと出力信号レベルとの差
を比較することによって、ノイズフィルタ３における減
衰率の周波数特性を測定できるのである。ここに、負荷
は、コンセントのような負荷接続部Ｔ4 を介して接続さ
れる。
【００１２】上記装置は、図４に示すようなケース６に
納装されるのであって、ケース６の外側面には、切換ス
イッチＳＷの操作部ＳＷａ、電源接続部（図示せず）、
負荷接続部Ｔ4 などが露出する。ノイズフィルタ３との
接続部Ｔ2 ，Ｔ3 は、ケース６の外側面に露出するよう
に設けても、ケース６の内部に設けてもよい。また、高
周波信号分析装置５は、ケース６の外部に設けるように
してもよい。
納装されるのであって、ケース６の外側面には、切換ス
イッチＳＷの操作部ＳＷａ、電源接続部（図示せず）、
負荷接続部Ｔ4 などが露出する。ノイズフィルタ３との
接続部Ｔ2 ，Ｔ3 は、ケース６の外側面に露出するよう
に設けても、ケース６の内部に設けてもよい。また、高
周波信号分析装置５は、ケース６の外部に設けるように
してもよい。
【００１３】上記構成によれば、標準信号発生装置１に
よって高周波雑音を模擬した信号を発生し、この信号を
交流電源である商用電源に重畳し、高周波成分を重畳し
た商用電源を測定対象であるノイズフィルタ３に通すの
であって、ノイズフィルタ３の入力と出力とのレベル差
に基づいてノイズフィルタ３の減衰率の周波数特性を測
定するから、ノイズフィルタ３に商用電源を通過させる
実際の使用状態に近い状態での測定が可能になる。すな
わち、測定結果から予測される高周波雑音の除去効果
と、実際の使用状態での高周波雑音の除去効果とが一致
しやすくなり、測定結果の信頼性が高くなるのである。
また、入力側方向性結合回路２および出力側方向性結合
回路３によって、標準信号発生装置１の出力信号と、電
源および負荷とを分離しているので、電源や負荷の状態
が測定結果に影響を与えたり、あるいは、標準信号発生
装置１から出力される高周波信号が電源や負荷に影響を
与えたりすることがないのである。図５は、本装置を用
いてノイズフィルタ３の特性を測定した例であって、３
本の曲線はそれぞれノイズフィルタ３が１個、２個、３
個の場合を示している。
よって高周波雑音を模擬した信号を発生し、この信号を
交流電源である商用電源に重畳し、高周波成分を重畳し
た商用電源を測定対象であるノイズフィルタ３に通すの
であって、ノイズフィルタ３の入力と出力とのレベル差
に基づいてノイズフィルタ３の減衰率の周波数特性を測
定するから、ノイズフィルタ３に商用電源を通過させる
実際の使用状態に近い状態での測定が可能になる。すな
わち、測定結果から予測される高周波雑音の除去効果
と、実際の使用状態での高周波雑音の除去効果とが一致
しやすくなり、測定結果の信頼性が高くなるのである。
また、入力側方向性結合回路２および出力側方向性結合
回路３によって、標準信号発生装置１の出力信号と、電
源および負荷とを分離しているので、電源や負荷の状態
が測定結果に影響を与えたり、あるいは、標準信号発生
装置１から出力される高周波信号が電源や負荷に影響を
与えたりすることがないのである。図５は、本装置を用
いてノイズフィルタ３の特性を測定した例であって、３
本の曲線はそれぞれノイズフィルタ３が１個、２個、３
個の場合を示している。
【００１４】
【発明の効果】本発明は上述のように、入力側方向性結
合回路によって高周波雑音を模擬する高周波信号を交流
電源に重畳してノイズフィルタに通し、また、ノイズフ
ィルタの入力信号と出力信号とについて、交流電源に重
畳された高周波成分を分離して高周波信号の周波数分布
を計測するのであって、ノイズフィルタに対して高周波
成分が重畳された交流電源を通過させることによって、
実際の使用状態に近い状態での減衰率の測定が可能にな
るという効果を奏するのである。
合回路によって高周波雑音を模擬する高周波信号を交流
電源に重畳してノイズフィルタに通し、また、ノイズフ
ィルタの入力信号と出力信号とについて、交流電源に重
畳された高周波成分を分離して高周波信号の周波数分布
を計測するのであって、ノイズフィルタに対して高周波
成分が重畳された交流電源を通過させることによって、
実際の使用状態に近い状態での減衰率の測定が可能にな
るという効果を奏するのである。
【図１】実施例を示すブロック図である。
【図２】実施例に用いる入力側方向性結合回路のブロッ
ク図である。
ク図である。
【図３】実施例に用いる出力側方向性結合回路のブロッ
ク図である。
ク図である。
【図４】実施例の外観斜視図である。
【図５】実施例を用いてノイズフィルタの特性を測定し
た測定結果の一例を示す図である。
た測定結果の一例を示す図である。
１ 標準信号発生装置 ２ 入力側方向性結合回路 ３ ノイズフィルタ ４ 出力側方向性結合回路 ５ 高周波信号分析装置
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成３年１１月１１日
【手続補正１】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図３
【補正方法】変更
【補正内容】
【図３】
Claims (1)
- 【請求項１】 交流電源と負荷との間に挿入されるノイ
ズフィルタを被測定物として減衰率の周波数特性を測定
するノイズフィルタの特性測定装置において、高周波雑
音を模擬する出力信号の周波数分布を任意に設定できる
標準信号発生装置と、標準信号発生装置の出力信号を交
流電源に重畳させる入力側方向性結合回路と、交流電源
に重畳された高周波成分を分離して交流電源を負荷に供
給する出力側方向性結合回路と、出力側方向性結合回路
によって分離された高周波成分の周波数分布を計測する
高周波信号分析装置とを備え、入力側方向性結合回路と
出力側方向性結合回路との間に被測定物であるノイズフ
ィルタを挿入した状態と、ノイズフィルタを挿入しない
状態とでの高周波信号分析装置による周波数分布の差に
基づいてノイズフィルタの減衰率の周波数特性を測定す
ることを特徴とするノイズフィルタの特性測定装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26560791A JPH05107286A (ja) | 1991-10-15 | 1991-10-15 | ノイズフイルタの特性測定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26560791A JPH05107286A (ja) | 1991-10-15 | 1991-10-15 | ノイズフイルタの特性測定装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05107286A true JPH05107286A (ja) | 1993-04-27 |
Family
ID=17419485
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26560791A Withdrawn JPH05107286A (ja) | 1991-10-15 | 1991-10-15 | ノイズフイルタの特性測定装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05107286A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN105092985A (zh) * | 2014-12-30 | 2015-11-25 | 北京无线电计量测试研究所 | 基于锁相放大器的衰减参数测量装置 |
| KR101964593B1 (ko) * | 2017-11-29 | 2019-04-02 | 한국전자통신연구원 | 전원 라인 필터의 성능 감시 장치 및 방법 |
-
1991
- 1991-10-15 JP JP26560791A patent/JPH05107286A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN105092985A (zh) * | 2014-12-30 | 2015-11-25 | 北京无线电计量测试研究所 | 基于锁相放大器的衰减参数测量装置 |
| CN105092985B (zh) * | 2014-12-30 | 2019-01-25 | 北京无线电计量测试研究所 | 基于锁相放大器的衰减参数测量装置 |
| KR101964593B1 (ko) * | 2017-11-29 | 2019-04-02 | 한국전자통신연구원 | 전원 라인 필터의 성능 감시 장치 및 방법 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19990107 |