JPH05106917A - 温風暖房機 - Google Patents

温風暖房機

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JPH05106917A
JPH05106917A JP26471991A JP26471991A JPH05106917A JP H05106917 A JPH05106917 A JP H05106917A JP 26471991 A JP26471991 A JP 26471991A JP 26471991 A JP26471991 A JP 26471991A JP H05106917 A JPH05106917 A JP H05106917A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shutter
air outlet
room temperature
cold air
warm air
Prior art date
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Pending
Application number
JP26471991A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Sekiguchi
孝志 関口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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Publication of JPH05106917A publication Critical patent/JPH05106917A/ja
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  • Direct Air Heating By Heater Or Combustion Gas (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 燃焼時に装置前面パネル上部から冷風を吹き
出して温風の上昇を押さえる構造の温風暖房機におい
て、吹き出される冷風量を安全で高精度に制御できる装
置を得る。 【構成】 ルーバーフィンと前面パネルとの間に上下に
可動するシャッターを設け、室温や燃焼量に応じてシャ
ッターを上下に移動させ、冷風吹出口あるいは冷風吹出
口と温風吹出口の両方の開口面積を可変させる。 【効果】 関連部品を熱から保護することができると共
に、機外から動作を確認できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は温風暖房機、さらに詳
しくは装置前面パネル上部から冷風を吹き出し、温風の
上昇を押さえる構造の温風暖房機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5は、例えば実開平2−52052号
公報「温風暖房機」で開示された、この種の温風暖房機
の概略の構成を示す側面断面図であり、図において、1
は温風用風洞(A)内に炎口部1aが開いているバーナ
ー部、2は油受皿(図示せず)とバーナー部1とを連結
する送油管、3はバーナー部1の炎口部1aを囲んで風
洞(A)内に突出した燃焼筒、4は送風ファン4aを回
転駆動させるモーター、5は風洞内を上下に区画した仕
切板で、この仕切板5と案内板5aとで冷風用風洞
(B)が形成されている。また、6は温風吹出口、6a
は温風吹出口6の上部に位置する冷風吹出口で、各吹出
口前方にはルーバーフィン7が設けられている。11は
前面パネル、20は可動フラップ、21は可動フラップ
20を駆動させるモーター、22はモーター21の回転
を制御する温度センサーである。
【0003】次に動作について説明する。運転スイッチ
(図示せず)がONされると、バーナー部1に設けられ
ているヒータ(図示せず)に通電が開始され、バーナー
部1が加熱され予熱が行われる。そして、バーナー部1
が一定温度に達し、予熱が完了すると、送油管2から燃
料の供給が開始され、バーナー部1に供給された燃料が
気化されて気化ガスとなり、点火手段によって着火され
て燃焼運転が開始される。そして、燃焼運転により発生
した熱気は燃焼筒3上部から温風用風洞(A)内に排出
され、送風ファン4aから送り込まれる冷風と混合して
温風となり、ルーバーフィン7の間を通って温風吹出口
6より機外へ排出される。
【0004】一方、冷風用風洞(B)へも送風ファン4
aから冷風が送り込まれており、送り込まれた冷風は燃
焼筒3などによる障害物に邪魔されることなく冷風吹出
口6aから下方へ向けて吹き出し、この冷風によって温
風吹出口6から吹き出される温風が直ちに上昇してしま
うのを防止して、温風の到達距離を伸ばし、室内の温度
ムラを少なくする構造となっている。
【0005】然しながら、装置前面パネル11から冷風
を吹き出させる構造とすると、室温が低い暖房運転開始
時や発熱量の小さい弱燃焼時には人体に対して冷たく感
じられてしまうため、図7に示す先行技術では、温風用
風洞(A)と冷風用風洞(B)とを分ける仕切り板5の
後方に可動フラップ20を設け、温度センサー22で検
知した室温と燃焼量とに応じて冷風用風洞(B)の入口
の開口面積を可変させ、室温が低い時や弱燃焼時には可
動フラップ20を閉じる方向へ、室温が高い時や強燃焼
時には可動フラップ20を開く方向へ制御し、冷風吹出
口6aから吹き出す冷風量をコントロールすることとし
ている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の温
風暖房機では、可動フラップ20が仕切り板5の後方に
設けられ、可動フラップ20と案内板5aとの間に構造
上隙間ができてしまうため、関連部品の耐久性や信頼性
が劣るという問題がある。例えば、送風ファン4aに埃
が付着する等の原因で送風量が低下した場合、風洞全体
の温度が上昇してしまい、可動フラップ20と案内板5
aとの隙間から熱気が漏れて、この隙間近くの案内板5
a上部に設けられたモーター21や温度センサー22な
どの電気部品が加熱されてしまい、これらの部品の耐久
性や信頼性を劣化させてしまう。また、可動フラップ2
0の動作が前面パネル11から見えず、心理的な効果を
期待できない等の問題点があった。
【0007】この発明は、かかる問題点を解決するため
になされたものであり、送風ファンの送風量が低下して
風洞全体の温度が上昇しても安全で精度の高い制御が行
える温風暖房機を得ることを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明に係る温風暖房
機においては、ルーバーフィンと前面パネルとの間にモ
ーターとクランクシャフトを介して可動するシャッター
を設け、室温や燃焼量に応じてシャッターを上下させ、
冷風吹出口あるいは冷風吹出口と温風吹出口の両方の開
口面積を可変させ、前面パネルから吹き出す冷風量ある
いは冷風量と温風量とを制御することとしたものであ
る。
【0009】
【作用】上記のように構成された温風暖房機では、関連
部品を熱から保護することができ、機外からシャッター
の動作を確認できる。
【0010】
【実施例】
実施例1.以下この発明の一実施例を図面について説明
する。図1(A)はこの発明の一実施例による温風暖房
機の構成を示す正面図、図1(B)はこの実施例におけ
るシャッターの構成を示す側面図であり、図において、
1〜7は上記従来技術にかかる装置と同一又は相当する
ものである。8はルーバーフィン7前方に設けられ吹出
口開口面積を可変させるためのシャッター、9はクラン
クシャフト、10はシャッター駆動用モーターで、モー
ター10が回転することにより、クランクシャフト8が
モータ10の回転軸を中心に回転し、シャッター8がル
ーバーフィン前方で上下する。
【0011】12は運転スイッチ、13はレールで、ロ
ーラー14がこのレール13を摺動する。15はシャッ
ター8と一体となった上側の位置検出バー、15aは上
側の位置検出バー15に設けられた角穴、15bは下側
の位置検出バー、16は上側の光センサー、16aは下
側の光センサーで、これら位置検出バー15,15bと
光センサー16,16aとでシャッター8の上下位置を
検出する。17は表示部、18は制御回路が実装された
制御基板(以下、制御回路を示す場合にも制御基板とい
う)である。
【0012】また、図2(A)は運転停止時の状態を示
す側面断面図、図2(B)は燃焼運転中の状態を示す側
面断面図、図3は冷風量を制御している状態を説明する
ための図で、図において、図1と同一符号は同一部分を
示し、19は室温センサを示す。
【0013】次に動作について説明する。運転スイッチ
12がONされると、制御基板18へ運転開始信号が入
り、バーナー部1に設けられているヒーター(図示せ
ず)に通電が開始され、バーナー部1が加熱され、一定
温度に達して予熱が完了する。そして、予熱が完了する
と、制御基板18からの信号によりシャッター駆動用モ
ーター10が回転して回転軸を中心にクランクシャフト
9を回転し、シャッター8を上方へ持ち上げ、前面パネ
ル11の内側に収納する。そして、シャッター8が所定
高さまで持ち上がると、上側の位置検出バーが15が光
センサー16の溝部に入り、光が遮断されることによっ
て光センサーから信号が送出され、この信号によってシ
ャッター駆動モーター10が回転を停止し、シャッター
8の移動が停止する。
【0014】シャッター8が開放すると、送油管2から
燃料の供給が開始され、バーナー部1に供給された燃料
が気化されて気化ガスとなり、点火手段によって着火さ
れて燃焼運転が開始される。そして、燃焼運転により発
生した熱気は、燃焼筒3上部から温風用風洞(A)内に
排出され、送風ファン4aから送り込まれた冷風と混合
して温風となり、ルーバーフィン7で整流されて温風吹
出口6から機外へ排出される。
【0015】一方、冷風用風洞(B)へも送風ファン4
aから冷風が送り込まれており、送り込まれた冷風は燃
焼筒3などによる障害物に邪魔されることなく冷風吹出
口6aから機外へ下方へ向けて吹き出し、この冷風によ
って温風吹出口6から吹き出される温風が直ちに上昇し
てしまうのを防止して、温風の至達距離を伸ばし、暖房
により生じる室内の温度ムラを少なくしている。
【0016】然しながら、室温が低い時は冷風吹出口6
aより吹き出される冷風で肌寒く感じてしまうため、こ
の実施例では室温センサー19で常時室温を測定してい
て、冷風吹出口6aから吹き出す冷風量を室温に応じて
シャッター8を上下に移動させ、冷風吹出口6aの開口
面積を可変して調整している。図3(A),(B)は、
点火時に室温が低いために、シャッター駆動用モーター
10を回転させてシャッター8を所定位置まで降ろし、
冷風吹出口6aを閉鎖した状態を示す。
【0017】シャッター8の位置は、図1(B)に示す
上側の位置検出バー15の角穴15aピッチにより決定
され、すなわち、光センサー16でこの角穴15aの位
置を検出してシャッター駆動用モーター10の始動,停
止を制御基板18で行う。また、下側の位置検出バー1
5bは温風吹出口6の全閉時に、下側の光センサー16
aの検出に使用しており、そのため角穴は設けられてい
ない。
【0018】次に運転停止について説明する。運転スイ
ッチ12がOFFされることにより燃焼運転は停止され
るが、燃焼運転停止後も送風ファン4aは一定時間内は
回転を停止せず、風洞内温度を充分冷却する。そして、
風洞内温度が充分に冷却されると、制御基板18からの
信号により再びシャッター駆動用モーター10が回転し
てシャッター8を下方へ降ろし、下側の光センサー16
aの溝部に下側の位置検出バー15bが入ることで光セ
ンサー16aから信号を出し、シャッター駆動用モータ
ー10の回転を停止してシャッター8の移動を停止さ
せ、温風吹出口6および冷風吹出口6aを全閉し、図2
(A)の状態に戻る。
【0019】実施例2.図4はこの発明の他の実施例を
示す図で、この実施例ではシャッター8で温風吹出口6
の開口面積も可変させることとし、温風量も制御するこ
ととしている。すなわち、室温センサー19で測定され
た室温により、バーナー部1の発熱量をコントロール
し、例えば室温が高くなれば発熱量を「弱」にすると共
に、シャッター8を下方へ移動して温風吹出口6の開口
面積を小さくする。一方、室温が低いときは温風吹出口
6の開口面積を大きくするようにシャッター8を上方へ
移動させる。このような制御を行わせることにより、温
風量を発熱量に応じて変化させ、常に快適な温度の温風
を吹き出させることができる。
【0020】なお、シャッター8の移動量は、上側の光
センサー16の感知時からの時間でコントロールする。
すなわち、一度最上部までシャッター8を上昇させ、そ
の位置からシャッター駆動モーター10を逆回転させて
シャッター8を所定位置まで降下させる。また、暖房中
に室温が上昇して温風吹出口6の開口面積を大きくする
場合にも、同様に最上部をホームポジションとして所定
時間シャッター駆動モーター10を逆回転させてシャッ
ター8の位置を決定することとしている。
【0021】
【発明の効果】この発明は、以上説明したようにルーバ
ーフィンと前面パネルとの間にモータとクランクシャフ
トを介して可動するシャッターを設け、室温や燃焼量に
応じてシャッターを上下させ、冷風吹出口あるいは冷風
吹出口および温風吹出口の両方の開口面積を可変させる
ように構成したので、関連部品を熱から保護することが
できると共に、機外からシャッターの動作を確認でき、
安全で精度の高い装置とでき、且つ、心理的な効果が期
待できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す図である。
【図2】この発明の一実施例の動作を説明するための図
である。
【図3】この発明の一実施例の動作を説明するための図
である。
【図4】この発明の他の実施例の動作を説明するための
図である。
【図5】従来の温風暖房機の構成を示す側面断面図であ
る。
【符号の説明】
6 温風吹出口 6a 冷風吹出口 8 シャッター 9 クランクシャフト 10 シャッター駆動用モーター 11 前面パネル 19 室温センサー

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装置前面パネルに温風吹出口とその上部
    に冷風吹出口とを持ち、暖房運転時に上記冷風吹出口か
    ら冷風を吹き出し、上記温風吹出口から吹き出される温
    風の上昇を押さえる構造の温風暖房機において、 ルーバーフィンと上記前面パネルとの間に上下に可動す
    るシャッターを設け、室温に応じて上記シャッターを上
    下に移動させ、上記冷風吹出口の開口面積を可変させて
    吹き出される冷風量を制御する手段を備えたことを特徴
    とする温風暖房機。
  2. 【請求項2】 上記シャッターの移動は当該シャッター
    が最上昇位置にある点を検出し、下降動作時間を制御す
    ることで行い、上記冷風吹出口の開口面積のみならず上
    記温風吹出口の開口面積も可変させ、発熱量に応じて吹
    き出される温風量を制御する手段を備えたことを特徴と
    する請求項第1項記載の温風暖房機。
JP26471991A 1991-10-14 1991-10-14 温風暖房機 Pending JPH05106917A (ja)

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JP26471991A JPH05106917A (ja) 1991-10-14 1991-10-14 温風暖房機

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JP26471991A JPH05106917A (ja) 1991-10-14 1991-10-14 温風暖房機

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JPH05106917A true JPH05106917A (ja) 1993-04-27

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ID=17407236

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JP26471991A Pending JPH05106917A (ja) 1991-10-14 1991-10-14 温風暖房機

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JP (1) JPH05106917A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110966739A (zh) * 2019-10-30 2020-04-07 珠海格力电器股份有限公司 一种空调出风导风结构、空调室内机、空调器和控制方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110966739A (zh) * 2019-10-30 2020-04-07 珠海格力电器股份有限公司 一种空调出风导风结构、空调室内机、空调器和控制方法
CN110966739B (zh) * 2019-10-30 2024-03-15 珠海格力电器股份有限公司 一种空调出风导风结构、空调室内机、空调器和控制方法

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