JPH05106864A - 空調機用ダンパー装置 - Google Patents
空調機用ダンパー装置Info
- Publication number
- JPH05106864A JPH05106864A JP3265873A JP26587391A JPH05106864A JP H05106864 A JPH05106864 A JP H05106864A JP 3265873 A JP3265873 A JP 3265873A JP 26587391 A JP26587391 A JP 26587391A JP H05106864 A JPH05106864 A JP H05106864A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- exhaust
- air
- damper
- plate
- exhaust port
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 空調機などに使用される排気ダンパーによる
排気風量の増大を目的とする。 【構成】 空調機本体1の内部に送風機を設け、この送
風機の下部に熱交換器9を設け、この熱交換器9の下方
に通風路101、また仕切板102に蝶板105で支持
されたダンパー部10を備え、外部には前記前面板13
に吸込口14、吹出口15が設けられ、送風機により吸
い込まれた通風空気107がL型ダンパー板16のL型
の遮蔽片16bによって前面板13とL型ダンパー板1
6との隙間をなくし、通風空気107が分割されるのが
防がれ、流路が変えられた通風空気が効率的に排気口1
06に導かれ換気風量を増大することができる。
排気風量の増大を目的とする。 【構成】 空調機本体1の内部に送風機を設け、この送
風機の下部に熱交換器9を設け、この熱交換器9の下方
に通風路101、また仕切板102に蝶板105で支持
されたダンパー部10を備え、外部には前記前面板13
に吸込口14、吹出口15が設けられ、送風機により吸
い込まれた通風空気107がL型ダンパー板16のL型
の遮蔽片16bによって前面板13とL型ダンパー板1
6との隙間をなくし、通風空気107が分割されるのが
防がれ、流路が変えられた通風空気が効率的に排気口1
06に導かれ換気風量を増大することができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、空気調和機などに使用
される排気用ダンパーに関するものである。
される排気用ダンパーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、空気調和機などの排気に使用され
るダンパーは、換気効率向上による換気量増量を図ろう
としている。
るダンパーは、換気効率向上による換気量増量を図ろう
としている。
【0003】従来、こうしたダンパー装置は、図3に示
すように通風路101の仕切板102の側面にL形状に
なったL型片103を前記仕切板102にスポット溶接
して固定し、このL型片103に、平板状のダンパー板
104にスポット溶接によって取り付けられている。前
記平板状のダンパー板104は、枢支具となる蝶板10
5に取着され、このダンパー板104によって前記仕切
板102に設けられた排気口106を覆うように、且
つ、ダンパー104に連結したワイヤー110によって
ダンパー板104を引っ張ることにより矢印Aのように
排気口106を開閉することが可能なように、ねじで固
定される構成となっていた。
すように通風路101の仕切板102の側面にL形状に
なったL型片103を前記仕切板102にスポット溶接
して固定し、このL型片103に、平板状のダンパー板
104にスポット溶接によって取り付けられている。前
記平板状のダンパー板104は、枢支具となる蝶板10
5に取着され、このダンパー板104によって前記仕切
板102に設けられた排気口106を覆うように、且
つ、ダンパー104に連結したワイヤー110によって
ダンパー板104を引っ張ることにより矢印Aのように
排気口106を開閉することが可能なように、ねじで固
定される構成となっていた。
【0004】上記構成において、ワイヤー110を引っ
張ることによりダンパー板104は、排気口106を開
とし、押すことによって排気口106を閉とし、排気す
べき空気を屋外に排気する。そして通風空気107は、
ダンパー板104が開いているとき、主通風空気107
aと、副通風空気107bとに分かれて屋外へ排気され
ていたのである。
張ることによりダンパー板104は、排気口106を開
とし、押すことによって排気口106を閉とし、排気す
べき空気を屋外に排気する。そして通風空気107は、
ダンパー板104が開いているとき、主通風空気107
aと、副通風空気107bとに分かれて屋外へ排気され
ていたのである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の空調
機用ダンパー装置では、通風空気107がダンパー板1
04によって矢印107aと107bとに分割され、主
通風空気107aは、排気口106を通り、一方副通風
空気107bは、排気口106を通らないまま、室内側
に流れてしまうという結果になり、したがって排気効率
が低下するという課題があった。
機用ダンパー装置では、通風空気107がダンパー板1
04によって矢印107aと107bとに分割され、主
通風空気107aは、排気口106を通り、一方副通風
空気107bは、排気口106を通らないまま、室内側
に流れてしまうという結果になり、したがって排気効率
が低下するという課題があった。
【0006】本発明は、このような課題を解決するもの
で、ダンパーによる通風空気の分割を防ぎ、効率的に排
気させることを目的としたものである。
で、ダンパーによる通風空気の分割を防ぎ、効率的に排
気させることを目的としたものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明は、本体の上部に吸込口と、この吸込口に送風
機と、この送風機の下方に、熱交換器と、この熱交換器
の下方部に通風路を形成し、この通風路の側方に、排気
ボックスとを備え、前記排気ボックスの仕切板に排気口
を設け、この排気口に枢支具で固定され、蓋片と遮蔽片
とよりなるL型ダンパー板を備え、前記L型ダンパー板
と連結したワイヤーによって、前記排気口を開閉するよ
うにした空調機用ダンパー装置の構成としたものであ
る。
に本発明は、本体の上部に吸込口と、この吸込口に送風
機と、この送風機の下方に、熱交換器と、この熱交換器
の下方部に通風路を形成し、この通風路の側方に、排気
ボックスとを備え、前記排気ボックスの仕切板に排気口
を設け、この排気口に枢支具で固定され、蓋片と遮蔽片
とよりなるL型ダンパー板を備え、前記L型ダンパー板
と連結したワイヤーによって、前記排気口を開閉するよ
うにした空調機用ダンパー装置の構成としたものであ
る。
【0008】
【作用】上記構成において、ワイヤーを押すことによっ
てL型ダンパー板の蓋片により排気口を遮断し、またワ
イヤーを引っ張ることにより前記L型ダンパー板が枢支
具を中心に回転し、排気口が開かれるとともに、前記L
型ダンパー板の遮蔽片により前面側とL型ダンパー板と
の隙間がなくなり、通風空気がL型板によって分割され
るのが防がれ、通風空気が排気口に集められるようにな
り、効率的に排気口に導かれ換気風量を増大することが
できるものである。
てL型ダンパー板の蓋片により排気口を遮断し、またワ
イヤーを引っ張ることにより前記L型ダンパー板が枢支
具を中心に回転し、排気口が開かれるとともに、前記L
型ダンパー板の遮蔽片により前面側とL型ダンパー板と
の隙間がなくなり、通風空気がL型板によって分割され
るのが防がれ、通風空気が排気口に集められるようにな
り、効率的に排気口に導かれ換気風量を増大することが
できるものである。
【0009】
【実施例】以下、本発明による一実施例を図1、図2に
もとづき説明する。なお、図1はダンパー部分の詳細図
であり、図2は、機器全体図を示す。また、従来例で付
した符号と同一符号は、同一物を示す。
もとづき説明する。なお、図1はダンパー部分の詳細図
であり、図2は、機器全体図を示す。また、従来例で付
した符号と同一符号は、同一物を示す。
【0010】図2に示すように、空調機の本体1があっ
て前記本体1の内部には、シロッコファン2、3を内装
したケーシング4、5と、前記シロッコファン2、3を
駆動するモータ6とで構成された送風機6aと、側板7
と、区画板111に支持された熱交換器9と、前記仕切
板102の前方、すなわち、機内の中に備えた排気ボッ
クス25を設けている。この排気ボックス25は蝶板1
05で支持されたダンパー部10と、側板7、側板8、
天板11、基台12、前面部13、仕切板102とで構
成されることによって形成される通風路101が形成さ
れ、外部には前記前面部13に吸込口14、吹出口15
が配設されている。
て前記本体1の内部には、シロッコファン2、3を内装
したケーシング4、5と、前記シロッコファン2、3を
駆動するモータ6とで構成された送風機6aと、側板7
と、区画板111に支持された熱交換器9と、前記仕切
板102の前方、すなわち、機内の中に備えた排気ボッ
クス25を設けている。この排気ボックス25は蝶板1
05で支持されたダンパー部10と、側板7、側板8、
天板11、基台12、前面部13、仕切板102とで構
成されることによって形成される通風路101が形成さ
れ、外部には前記前面部13に吸込口14、吹出口15
が配設されている。
【0011】次に図1を参照しながらダンパー部10の
説明をする。前記通風路101となる仕切板102の側
面にはL型片103をスポット溶接して取り付け、この
L型片103には、蓋片16aと、遮蔽片16bとより
なるL型に折り曲げたL型ダンパー板16を設けてい
る。そして前記L型片103の一片にはスポット溶接に
よって取り付けられ枢支具となる蝶板105は前記L型
ダンパー板16の蓋片16aとによって固定されてい
る。そして仕切板102に設けられた排気口106を覆
うように、且つワイヤー110によってL型ダンパー板
16を引っ張ることにより矢印Aのように排気口106
を開閉することが可能なようにねじで固定される構成と
なっている。
説明をする。前記通風路101となる仕切板102の側
面にはL型片103をスポット溶接して取り付け、この
L型片103には、蓋片16aと、遮蔽片16bとより
なるL型に折り曲げたL型ダンパー板16を設けてい
る。そして前記L型片103の一片にはスポット溶接に
よって取り付けられ枢支具となる蝶板105は前記L型
ダンパー板16の蓋片16aとによって固定されてい
る。そして仕切板102に設けられた排気口106を覆
うように、且つワイヤー110によってL型ダンパー板
16を引っ張ることにより矢印Aのように排気口106
を開閉することが可能なようにねじで固定される構成と
なっている。
【0012】上記構成において、送風機6aを運転する
ことによって通風空気107が上方部の吸込口14より
吸い込まれ、またワイヤー110を引っ張ることによ
り、蝶板105によって支持されているL型ダンパー板
16が動き、排気口106が開放されると同時に、L型
ダンパー板16の遮蔽片16bによって前面側13と、
L型ダンパー板16との隙間を空気が通ることなく、前
述のように、通風空気107が分割されるのが防がれ、
前記遮蔽片16bにより空気流路はすべて排気口106
を通って通風空気が効率的に排気口106に導かれ、排
気風量を増大することができるものである。
ことによって通風空気107が上方部の吸込口14より
吸い込まれ、またワイヤー110を引っ張ることによ
り、蝶板105によって支持されているL型ダンパー板
16が動き、排気口106が開放されると同時に、L型
ダンパー板16の遮蔽片16bによって前面側13と、
L型ダンパー板16との隙間を空気が通ることなく、前
述のように、通風空気107が分割されるのが防がれ、
前記遮蔽片16bにより空気流路はすべて排気口106
を通って通風空気が効率的に排気口106に導かれ、排
気風量を増大することができるものである。
【0013】
【発明の効果】以上の実施例から明らかなように、本発
明によれば、排気口に蓋片と、遮蔽片とよりなるL型ダ
ンパー板を設けて、前記L型ダンパー板が開のときは、
空気を全部排気口へ導くことができるとともに、前面側
13への通風は遮蔽片によって遮蔽することができるよ
うにしたから、通風空気の分割を防ぎ、空気流路を排気
口へ導くことによる排気風量が大となり、また従来の平
板ダンパーと同一風量を得るにあたって、ダンパー装置
の小型化も図れ、排気口も小さくできるという効果を有
する空調機用ダンパー装置を提供できる。
明によれば、排気口に蓋片と、遮蔽片とよりなるL型ダ
ンパー板を設けて、前記L型ダンパー板が開のときは、
空気を全部排気口へ導くことができるとともに、前面側
13への通風は遮蔽片によって遮蔽することができるよ
うにしたから、通風空気の分割を防ぎ、空気流路を排気
口へ導くことによる排気風量が大となり、また従来の平
板ダンパーと同一風量を得るにあたって、ダンパー装置
の小型化も図れ、排気口も小さくできるという効果を有
する空調機用ダンパー装置を提供できる。
【図1】本発明の一実施例の空調機用ダンパー装置の詳
細斜視図
細斜視図
【図2】同本発明のダンパー装置の空調機全体の斜視図
【図3】従来の空調機用ダンパー装置の斜視図
1 本体 6a 送風機 9 熱交換器 14 吸込口 16 L型ダンパー板 16a 蓋片 16b 遮蔽片 25 排気ボックス 101 通風路 102 仕切板 106 排気口 110 ワイヤー
Claims (1)
- 【請求項1】本体の上部に吸込口と、この吸込口に送風
機と、この送風機の下方に、熱交換器と、この熱交換器
の下方部に通風路を形成し、この通風路の側方に、排気
ボックスとを備え、前記排気ボックスの仕切板に排気口
を設け、この排気口に枢支具で固定され、蓋片と遮蔽片
とよりなるL型ダンパー板を備え、前記L型ダンパー板
と連結したワイヤーによって、前記排気口を開閉するよ
うにした空調機用ダンパー装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3265873A JPH05106864A (ja) | 1991-10-15 | 1991-10-15 | 空調機用ダンパー装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3265873A JPH05106864A (ja) | 1991-10-15 | 1991-10-15 | 空調機用ダンパー装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05106864A true JPH05106864A (ja) | 1993-04-27 |
Family
ID=17423284
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3265873A Pending JPH05106864A (ja) | 1991-10-15 | 1991-10-15 | 空調機用ダンパー装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05106864A (ja) |
-
1991
- 1991-10-15 JP JP3265873A patent/JPH05106864A/ja active Pending
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