JPH05106842A - 予混合燃焼装置 - Google Patents
予混合燃焼装置Info
- Publication number
- JPH05106842A JPH05106842A JP26480691A JP26480691A JPH05106842A JP H05106842 A JPH05106842 A JP H05106842A JP 26480691 A JP26480691 A JP 26480691A JP 26480691 A JP26480691 A JP 26480691A JP H05106842 A JPH05106842 A JP H05106842A
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- JP
- Japan
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- combustor
- fuel
- burner
- injection valve
- air
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 予混合燃焼装置において、予混合管を不必要
にし、また、燃料噴射弁を一種類にして、製作コストを
低下させ、かつ、重量を軽減下させるようにする。 【構成】 燃焼器ケース３と燃焼器２との間に空気流路
７を形成し、燃焼器ケース３を貫通し空気通路７を通っ
て燃焼器２へ延び空気通路２へメイン燃料５を噴射する
と共に燃焼器２内へパイロット燃料４を噴射する燃料噴
射弁１及び空気通路７と燃焼器２内を連通する燃焼器２
に設けられた取入口６を備えた。
にし、また、燃料噴射弁を一種類にして、製作コストを
低下させ、かつ、重量を軽減下させるようにする。 【構成】 燃焼器ケース３と燃焼器２との間に空気流路
７を形成し、燃焼器ケース３を貫通し空気通路７を通っ
て燃焼器２へ延び空気通路２へメイン燃料５を噴射する
と共に燃焼器２内へパイロット燃料４を噴射する燃料噴
射弁１及び空気通路７と燃焼器２内を連通する燃焼器２
に設けられた取入口６を備えた。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、低ＮＯX 化に適したガ
スタービンエンジン等の予混合燃焼装置に関する。
スタービンエンジン等の予混合燃焼装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】燃焼装置におけるＮＯX 化のためには、
燃料と空気とを予め混合させた後に燃焼させる予混合燃
焼方式が有効であり、この予混合燃焼燃焼装置を図２に
示す。
燃料と空気とを予め混合させた後に燃焼させる予混合燃
焼方式が有効であり、この予混合燃焼燃焼装置を図２に
示す。
【０００３】図２において、１９は燃焼器ケース１０内
に配置された燃焼器であり、同燃焼器１９にはパイロッ
ト燃料噴射弁１７が開口している。前記燃焼器ケース１
０と燃焼器１９との間には空気通路２０が形成されてい
て、同空気通路２０からの取入口１３ａをもち燃焼器１
９に開口する予混合管１３にメイン燃料噴射弁１８が接
続されている。
に配置された燃焼器であり、同燃焼器１９にはパイロッ
ト燃料噴射弁１７が開口している。前記燃焼器ケース１
０と燃焼器１９との間には空気通路２０が形成されてい
て、同空気通路２０からの取入口１３ａをもち燃焼器１
９に開口する予混合管１３にメイン燃料噴射弁１８が接
続されている。
【０００４】この燃焼装置においては、予混合管１３内
へメイン燃料噴射弁１８からメイン燃料１２が噴射さ
れ、同燃料は取入口１３ａから流入する空気と予混合し
た上、燃焼器１９内へ導入されて燃焼が行われる。
へメイン燃料噴射弁１８からメイン燃料１２が噴射さ
れ、同燃料は取入口１３ａから流入する空気と予混合し
た上、燃焼器１９内へ導入されて燃焼が行われる。
【０００５】また、保炎用のパイロット燃料１１は、パ
イロット燃料噴射弁１７より燃焼器１９内へ噴射され
る。
イロット燃料噴射弁１７より燃焼器１９内へ噴射され
る。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の予混合燃焼
装置では、燃焼器に予混合管を取付ける必要があるた
め、燃焼器形状が複雑化し、製作コストおよび重量が増
大する。
装置では、燃焼器に予混合管を取付ける必要があるた
め、燃焼器形状が複雑化し、製作コストおよび重量が増
大する。
【０００７】さらに、燃料噴射弁がパイロット用とメイ
ン用の２種類必要であり、部品点数が増えてコストが上
がる。
ン用の２種類必要であり、部品点数が増えてコストが上
がる。
【０００８】本発明は、以上の問題点を解決することが
できる予混合燃焼装置を提供しようとするものである。
できる予混合燃焼装置を提供しようとするものである。
【０００９】
【課題を解決するための手段】本発明の予混合燃焼装置
は、燃焼器ケース内に配置され燃焼器ケースとの間に空
気流路を形成する燃焼器、前記燃焼器ケースを貫通し前
記空気流路を通って前記燃焼器へ延び前記空気流路内へ
メイン燃料を噴射すると共に前記燃焼器内へパイロット
燃料を噴射する燃料噴射弁、及び前記空気流路と燃焼器
内とを連通する燃焼器に設けられた取入口を備えたこと
を特徴とする。
は、燃焼器ケース内に配置され燃焼器ケースとの間に空
気流路を形成する燃焼器、前記燃焼器ケースを貫通し前
記空気流路を通って前記燃焼器へ延び前記空気流路内へ
メイン燃料を噴射すると共に前記燃焼器内へパイロット
燃料を噴射する燃料噴射弁、及び前記空気流路と燃焼器
内とを連通する燃焼器に設けられた取入口を備えたこと
を特徴とする。
【００１０】
【作用】本発明では、燃料噴射弁からパイロット燃料と
メイン燃料の２種類が噴射される。パイロット燃料は、
燃焼器内に噴射され、保炎用の火炎形を成する。メイン
燃料は、燃焼器ケーシングと燃焼器との間の空気流路内
に噴射され、空気と予混合され予混合気となる。このメ
イン燃料と空気の予混合気は、この後、燃焼器の取入口
より燃焼器内へ流入し、パイロット燃料の火炎により着
火し燃焼する。
メイン燃料の２種類が噴射される。パイロット燃料は、
燃焼器内に噴射され、保炎用の火炎形を成する。メイン
燃料は、燃焼器ケーシングと燃焼器との間の空気流路内
に噴射され、空気と予混合され予混合気となる。このメ
イン燃料と空気の予混合気は、この後、燃焼器の取入口
より燃焼器内へ流入し、パイロット燃料の火炎により着
火し燃焼する。
【００１１】このように本発明では、共通の燃料噴射弁
によって、燃焼器ケーシングと燃焼器との間の空気流路
に予混合気が形成されると共に、燃焼器内へパイロット
燃料が供給される。
によって、燃焼器ケーシングと燃焼器との間の空気流路
に予混合気が形成されると共に、燃焼器内へパイロット
燃料が供給される。
【００１２】
【実施例】本発明のガスタービンエンジンの燃焼装置と
しての一実施例を、図１によって説明する。本装置は燃
料噴射弁１、燃焼器２、燃焼器ケース３より構成され
る。
しての一実施例を、図１によって説明する。本装置は燃
料噴射弁１、燃焼器２、燃焼器ケース３より構成され
る。
【００１３】燃焼器ケース３内に配設された燃焼器２と
燃焼器ケース３との間には、図示しないコンプレッサか
ら空気が供給される空気流路７が形成されている。燃焼
器ケース３の上部を貫通し、空気流路７を通って燃焼器
２の上壁へ延びる１個の燃焼噴射弁１が設けられ、同燃
焼噴射弁１の空気流路７に面する位置に複数のメイン燃
料の噴射孔１ａが設けられ、またその下端には燃焼器２
内へパイロット燃料を噴射する噴射孔１ｂが設けられて
いる。また、燃焼器ケース２の側壁には、前記空気流路
７と燃焼器２内とを連通する取入口６が設けられてい
る。
燃焼器ケース３との間には、図示しないコンプレッサか
ら空気が供給される空気流路７が形成されている。燃焼
器ケース３の上部を貫通し、空気流路７を通って燃焼器
２の上壁へ延びる１個の燃焼噴射弁１が設けられ、同燃
焼噴射弁１の空気流路７に面する位置に複数のメイン燃
料の噴射孔１ａが設けられ、またその下端には燃焼器２
内へパイロット燃料を噴射する噴射孔１ｂが設けられて
いる。また、燃焼器ケース２の側壁には、前記空気流路
７と燃焼器２内とを連通する取入口６が設けられてい
る。
【００１４】本実施例では、燃料は燃料噴射弁１の２ヶ
所から噴射され、燃料の一部は噴射孔１ｂより燃焼器２
の内部へパイロット燃料４として噴射されて供給され、
燃焼器２内に火炎を形成する。燃料の残りの大部分は噴
射孔１ａより空気流路７内へ噴射され、空気流路７内の
空気と混合して予混合気となる。
所から噴射され、燃料の一部は噴射孔１ｂより燃焼器２
の内部へパイロット燃料４として噴射されて供給され、
燃焼器２内に火炎を形成する。燃料の残りの大部分は噴
射孔１ａより空気流路７内へ噴射され、空気流路７内の
空気と混合して予混合気となる。
【００１５】この予混合気は、取入口６より燃焼器２内
へ供給され、噴射孔１ａから噴射されるパイロット燃料
４の火炎によって着火されて燃焼する。
へ供給され、噴射孔１ａから噴射されるパイロット燃料
４の火炎によって着火されて燃焼する。
【００１６】以上のように、本実施例においては、１個
の燃料噴射弁１によって予混合気を作るメイン燃料と保
炎用のパイロット燃料とを供給することができ、燃焼器
に予混合管を取付ける必要がなく、また燃料噴射弁１も
１種類ですみ、製造コストと重量を低下させることがで
きる。
の燃料噴射弁１によって予混合気を作るメイン燃料と保
炎用のパイロット燃料とを供給することができ、燃焼器
に予混合管を取付ける必要がなく、また燃料噴射弁１も
１種類ですみ、製造コストと重量を低下させることがで
きる。
【００１７】
【発明の効果】本発明は、特許請求の範囲に記載された
構成を見えたことによって、１種類の燃料噴射弁によっ
て、予混合気を作るメイン燃料と保炎用のパイロット燃
料を供給することができる。従って、燃焼器に予混合管
を取付ける必要がなくなり、また燃料噴射弁も１種類で
済み、重量と製造コストを低下させることができる。
構成を見えたことによって、１種類の燃料噴射弁によっ
て、予混合気を作るメイン燃料と保炎用のパイロット燃
料を供給することができる。従って、燃焼器に予混合管
を取付ける必要がなくなり、また燃料噴射弁も１種類で
済み、重量と製造コストを低下させることができる。
【図１】本発明の一実施例の断面図である。
【図２】従来の予混合方式の燃焼装置の断面図である。
１ 燃料噴射弁 １ａ，１ｂ 噴射孔 ２ 燃焼器 ３ 燃焼器ケース ４ パイロット燃料 ５ メイン燃料 ６ 取入口 ７ 空気流路
Claims (1)
- 【請求項１】 燃焼器ケース内に配置され燃焼器ケース
との間に空気流路を形成する燃焼器、前記燃焼器ケース
を貫通し前記空気流路を通って前記燃焼器へ延び前記空
気流路内へメイン燃料を噴射すると共に前記燃焼器内へ
パイロット燃料を噴射する燃料噴射弁、及び前記空気流
路と燃焼器内とを連通する燃焼器に設けられた取入口を
備えたことを特徴とする予混合燃焼装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26480691A JPH05106842A (ja) | 1991-10-14 | 1991-10-14 | 予混合燃焼装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26480691A JPH05106842A (ja) | 1991-10-14 | 1991-10-14 | 予混合燃焼装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05106842A true JPH05106842A (ja) | 1993-04-27 |
Family
ID=17408478
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26480691A Withdrawn JPH05106842A (ja) | 1991-10-14 | 1991-10-14 | 予混合燃焼装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05106842A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1996002793A1 (fr) * | 1994-07-18 | 1996-02-01 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | BRULEUR A FAIBLE TAUX D'EMISSION DE NOx |
-
1991
- 1991-10-14 JP JP26480691A patent/JPH05106842A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1996002793A1 (fr) * | 1994-07-18 | 1996-02-01 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | BRULEUR A FAIBLE TAUX D'EMISSION DE NOx |
| US5846067A (en) * | 1994-07-18 | 1998-12-08 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Low-NOx burner |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19990107 |