JPH05106674A - ロツク付ガススプリング - Google Patents
ロツク付ガススプリングInfo
- Publication number
- JPH05106674A JPH05106674A JP29813391A JP29813391A JPH05106674A JP H05106674 A JPH05106674 A JP H05106674A JP 29813391 A JP29813391 A JP 29813391A JP 29813391 A JP29813391 A JP 29813391A JP H05106674 A JPH05106674 A JP H05106674A
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- JP
- Japan
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- cam
- cylinder
- cable
- plug
- outer cylinder
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- Chairs Characterized By Structure (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ロック付ガススプリングのロック操作部をコ
ントロールケーブルを介装することにより自由に配置で
きるようにする。また、組立性を向上させる。 【構成】 ガススプリングをロックするバルブ機構4が
挿入された外筒2にプランジャ24を挿入する。プラグ25
の小径部26の溝27にカム28を挿入し、ねじ29によりプラ
グ25にカム28を回動可能に軸着する。カム28にコントロ
ールケーブル30のケーブル30a を係止する。カム28とコ
ントロールケーブル30とをサブアセンブリしたプラグ25
を、ケーブル30a をスリット33に沿わせながら外筒2に
嵌合してカム28をプランジャ24に当接させることにより
容易に組立てることができる。通常は、スプール11が弁
本体9から突出した状態でバルブ機構4が閉じており、
ガススプリングはロックされている。ケーブル30a を引
張してカム28を回動させると、プランジャ24がスプール
11を押し下げてバルブ機構4が開き、ロックが解除され
る。
ントロールケーブルを介装することにより自由に配置で
きるようにする。また、組立性を向上させる。 【構成】 ガススプリングをロックするバルブ機構4が
挿入された外筒2にプランジャ24を挿入する。プラグ25
の小径部26の溝27にカム28を挿入し、ねじ29によりプラ
グ25にカム28を回動可能に軸着する。カム28にコントロ
ールケーブル30のケーブル30a を係止する。カム28とコ
ントロールケーブル30とをサブアセンブリしたプラグ25
を、ケーブル30a をスリット33に沿わせながら外筒2に
嵌合してカム28をプランジャ24に当接させることにより
容易に組立てることができる。通常は、スプール11が弁
本体9から突出した状態でバルブ機構4が閉じており、
ガススプリングはロックされている。ケーブル30a を引
張してカム28を回動させると、プランジャ24がスプール
11を押し下げてバルブ機構4が開き、ロックが解除され
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、椅子の座面の高さ調
整、リクライニング調整等に用いられるロック付ガスス
プリング(以下、ガススプリングという)に関するもの
である。
整、リクライニング調整等に用いられるロック付ガスス
プリング(以下、ガススプリングという)に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、椅子の座面の高さ調整、リクライ
ニング調整等に用いられているガススプリングについて
図4を用いて説明する。
ニング調整等に用いられているガススプリングについて
図4を用いて説明する。
【0003】図4に示すように、ガススプリング1は、
筒状のケーシングである外筒2内に、シリンダ3が挿入
されその両端部に設けられたバルブ機構4および通路部
材5によって固定されており、外筒2とシリンダ3との
間に通路6が形成されている。シリンダ3内には、ピス
トン7が摺動可能に嵌装されており、ピストン7によ
り、シリンダ3内がシリンダ上室3aとシリンダ下室3bと
の2室に画成されている。ピストン7には、ピストンロ
ッド8の一端側が連結されており、ピストンロッド8の
他端側は通路部材5に挿通されてシリンダ3および外筒
2の外部まで延出されている。
筒状のケーシングである外筒2内に、シリンダ3が挿入
されその両端部に設けられたバルブ機構4および通路部
材5によって固定されており、外筒2とシリンダ3との
間に通路6が形成されている。シリンダ3内には、ピス
トン7が摺動可能に嵌装されており、ピストン7によ
り、シリンダ3内がシリンダ上室3aとシリンダ下室3bと
の2室に画成されている。ピストン7には、ピストンロ
ッド8の一端側が連結されており、ピストンロッド8の
他端側は通路部材5に挿通されてシリンダ3および外筒
2の外部まで延出されている。
【0004】シリンダ上室3aは、バルブ機構4の弁本体
9に設けられた連通路10を介して通路6に連通され、シ
リンダ下室3bは、通路部材5の連通路5aを介して通路6
に連通されており、すなわち、シリンダ上室3aとシリン
ダ下室3bとが通路6を介して連通されている。そして、
シリンダ3内および通路6には、圧縮ガスおよびこの圧
縮ガスをシールするとともにピストン7の潤滑を行う少
量の油液が封入されている。
9に設けられた連通路10を介して通路6に連通され、シ
リンダ下室3bは、通路部材5の連通路5aを介して通路6
に連通されており、すなわち、シリンダ上室3aとシリン
ダ下室3bとが通路6を介して連通されている。そして、
シリンダ3内および通路6には、圧縮ガスおよびこの圧
縮ガスをシールするとともにピストン7の潤滑を行う少
量の油液が封入されている。
【0005】バルブ機構4の弁本体9の連通路10は、軸
方向のバルブ孔10a と径方向の連通孔10b とからなり、
バルブ孔10a には、中央部に小径部11a を有するスプー
ル11が軸方向に摺動可能に嵌装されている。このスプー
ル11の大径部とバルブ孔10aとの間にはガスを流通し得
る程度の隙間Cが形成されており、バルブ孔10a には、
シリンダ上室3aと連通孔10b とを連通させる隙間Cを遮
断するシール12およびシリンダ3内のガスが大気中へ漏
れないようにするシール13が設けられている。14はスペ
ーサである。スプール11の一端側は、シリンダ3の外部
側に延出されており、弁本体9から突出してバルブ機構
4の作動ロッドを形成している。そして、バルブ機構4
は、図に示すようにスプール11の大径部がシール12に当
接した状態(図においてスプール11が上方に移動された
状態)では連通路10を遮断し、スプール11をシリンダ3
側(図において下方)に移動させて小径部11a がシール
12上に跨がった状態では連通路10を連通させるようにな
っている。
方向のバルブ孔10a と径方向の連通孔10b とからなり、
バルブ孔10a には、中央部に小径部11a を有するスプー
ル11が軸方向に摺動可能に嵌装されている。このスプー
ル11の大径部とバルブ孔10aとの間にはガスを流通し得
る程度の隙間Cが形成されており、バルブ孔10a には、
シリンダ上室3aと連通孔10b とを連通させる隙間Cを遮
断するシール12およびシリンダ3内のガスが大気中へ漏
れないようにするシール13が設けられている。14はスペ
ーサである。スプール11の一端側は、シリンダ3の外部
側に延出されており、弁本体9から突出してバルブ機構
4の作動ロッドを形成している。そして、バルブ機構4
は、図に示すようにスプール11の大径部がシール12に当
接した状態(図においてスプール11が上方に移動された
状態)では連通路10を遮断し、スプール11をシリンダ3
側(図において下方)に移動させて小径部11a がシール
12上に跨がった状態では連通路10を連通させるようにな
っている。
【0006】外筒2のバルブ機構4側の端部には、一端
がスプール11に当接し他端が外筒2の外部に突出するプ
ランジャ15が挿入されており、このプランジャ15を移動
させることにより外筒2の外部からスプール11を操作で
きるようになっている。
がスプール11に当接し他端が外筒2の外部に突出するプ
ランジャ15が挿入されており、このプランジャ15を移動
させることにより外筒2の外部からスプール11を操作で
きるようになっている。
【0007】なお、図中、16はシール、17はロッドガイ
ドである。
ドである。
【0008】以上のように構成したガススプリング1の
作用について次に説明する。通常はシリンダ3内のガス
の圧力によってスプール11が上方に移動された状態とな
っており、バルブ機構4の連通路10が閉鎖されている。
したがって、シリンダ上室3aとシリンダ下室3bとの通路
6はバルブ機構4によって遮断されており、シリンダ上
室3aとシリンダ下室3bとの間でガスが流通しないので、
ピストンロッド8はロック状態となる。
作用について次に説明する。通常はシリンダ3内のガス
の圧力によってスプール11が上方に移動された状態とな
っており、バルブ機構4の連通路10が閉鎖されている。
したがって、シリンダ上室3aとシリンダ下室3bとの通路
6はバルブ機構4によって遮断されており、シリンダ上
室3aとシリンダ下室3bとの間でガスが流通しないので、
ピストンロッド8はロック状態となる。
【0009】外筒2の外部からプランジャ15を押圧して
スプール11を下方に移動させるとバルブ機構4の連通路
10が連通される。したがって、シリンダ上室3aとシリン
ダ下室3bとが通路6を介して連通され、シリンダ上室3a
とシリンダ下室3bとの間で自由にガスが流通できるので
ピストンロッド8は、伸縮可能となりまた、ピストン7
の両端面の受圧面積の差によってシリンダ3内のガスの
圧力により伸長しようとする。そして、この状態で、ピ
ストンロッド8を伸長、あるいはこのガスの圧力よりも
大きな力で短縮させてプランジャ15の押圧を解除するこ
とによりピストンロッド8を所望の位置でロックするこ
とができる。
スプール11を下方に移動させるとバルブ機構4の連通路
10が連通される。したがって、シリンダ上室3aとシリン
ダ下室3bとが通路6を介して連通され、シリンダ上室3a
とシリンダ下室3bとの間で自由にガスが流通できるので
ピストンロッド8は、伸縮可能となりまた、ピストン7
の両端面の受圧面積の差によってシリンダ3内のガスの
圧力により伸長しようとする。そして、この状態で、ピ
ストンロッド8を伸長、あるいはこのガスの圧力よりも
大きな力で短縮させてプランジャ15の押圧を解除するこ
とによりピストンロッド8を所望の位置でロックするこ
とができる。
【0010】次にガススプリング1を用いて座面の高さ
調整をできるようにした椅子の一例について図5を用い
て説明する。
調整をできるようにした椅子の一例について図5を用い
て説明する。
【0011】図5に示すように、椅子18は、脚部19と着
座部20とガススプリング1とで構成されている。脚部19
に設けられたガイド筒19a に、ガススプリング1の外筒
2が摺動可能に挿入されており、ガススプリング1のピ
ストンロッド8の先端部が脚部19に連結されている。ガ
ススプリング1の外筒2は、着座部20に固定されたフレ
ーム21に連結されている。フレーム21には、外筒2から
突出するプランジャ15を押圧するレバー22が軸着されて
いる。
座部20とガススプリング1とで構成されている。脚部19
に設けられたガイド筒19a に、ガススプリング1の外筒
2が摺動可能に挿入されており、ガススプリング1のピ
ストンロッド8の先端部が脚部19に連結されている。ガ
ススプリング1の外筒2は、着座部20に固定されたフレ
ーム21に連結されている。フレーム21には、外筒2から
突出するプランジャ15を押圧するレバー22が軸着されて
いる。
【0012】この構成により、通常は、ガススプリング
1のピストンロッド8がロックされているので着座部20
の高さが固定されている。このとき、着座部20は、ガス
スプリング1のシリンダ上室3a内のガスの反発力によっ
て支持されているので、適度なクッションを有してい
る。
1のピストンロッド8がロックされているので着座部20
の高さが固定されている。このとき、着座部20は、ガス
スプリング1のシリンダ上室3a内のガスの反発力によっ
て支持されているので、適度なクッションを有してい
る。
【0013】レバー22を操作してガススプリング1のプ
ランジャ15を押込むと、ピストンロッド8が伸縮可能な
状態となるとともにシリンダ3内のガスの圧力により伸
長して着座部20を押し上げようとする。この状態で、着
座部20を上昇させ、あるいはこのガスの圧力よりも大き
な力で押し下げることにより所望の位置としてレバー22
の操作を解除することにより着座部20の高さを調整する
ことができる。
ランジャ15を押込むと、ピストンロッド8が伸縮可能な
状態となるとともにシリンダ3内のガスの圧力により伸
長して着座部20を押し上げようとする。この状態で、着
座部20を上昇させ、あるいはこのガスの圧力よりも大き
な力で押し下げることにより所望の位置としてレバー22
の操作を解除することにより着座部20の高さを調整する
ことができる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の椅子18では、レバー22が着座部20の下面側に配置され
ているので、座面の高さ調整時に、着座した状態でレバ
ー22を手探りで操作しにくいという問題がある。
の椅子18では、レバー22が着座部20の下面側に配置され
ているので、座面の高さ調整時に、着座した状態でレバ
ー22を手探りで操作しにくいという問題がある。
【0015】本発明は、上記の点に鑑みて成されたもの
であり、ロックおよびロック解除を行う操作部を自由に
配置することができ、また、容易に組立ることができる
ガススプリングを提供することを目的とする。
であり、ロックおよびロック解除を行う操作部を自由に
配置することができ、また、容易に組立ることができる
ガススプリングを提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の課題を
解決するために、ガスが封入されたシリンダと、該シリ
ンダ内に摺動可能に嵌装され前記シリンダ内を2室に画
成するピストンと、該ピストンに連結され前記シリンダ
の外部まで延ばされたピストンロッドと、前記シリンダ
内の2室を連通する通路と、前記通路を開閉するバルブ
機構と、前記シリンダとバルブ機構とを挿入する筒状の
ケーシングとを備えてなるロック付ガススプリングにお
いて、前記ケーシングの端部に嵌合されるプラグと、該
プラグに回動可能に軸着されて前記バルブ機構の作動ロ
ッドに係合するカムと、該カムを回動させるコントロー
ルケーブルとを設けたことを特徴とする。
解決するために、ガスが封入されたシリンダと、該シリ
ンダ内に摺動可能に嵌装され前記シリンダ内を2室に画
成するピストンと、該ピストンに連結され前記シリンダ
の外部まで延ばされたピストンロッドと、前記シリンダ
内の2室を連通する通路と、前記通路を開閉するバルブ
機構と、前記シリンダとバルブ機構とを挿入する筒状の
ケーシングとを備えてなるロック付ガススプリングにお
いて、前記ケーシングの端部に嵌合されるプラグと、該
プラグに回動可能に軸着されて前記バルブ機構の作動ロ
ッドに係合するカムと、該カムを回動させるコントロー
ルケーブルとを設けたことを特徴とする。
【0017】
【作用】このように構成したことにより、先ず、プラグ
にカムおよびコントロールケーブルをサブアセンブリ
し、次に、プラグをケーシングに取付けることによって
容易に組立てることができる。また、バルブ機構の作動
ロッドと係合するカムは、コントロールケーブルを介し
て回動させるのでバルブ機構の操作部を自由に配置する
ことができる。
にカムおよびコントロールケーブルをサブアセンブリ
し、次に、プラグをケーシングに取付けることによって
容易に組立てることができる。また、バルブ機構の作動
ロッドと係合するカムは、コントロールケーブルを介し
て回動させるのでバルブ機構の操作部を自由に配置する
ことができる。
【0018】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて詳
細に説明する。本実施例のガススプリングは図4に示す
従来例に対してバルブ機構4の操作部が異なるのみであ
るから、同一の部材には同一の番号を付し異なる部分に
ついてのみ詳細に説明する。
細に説明する。本実施例のガススプリングは図4に示す
従来例に対してバルブ機構4の操作部が異なるのみであ
るから、同一の部材には同一の番号を付し異なる部分に
ついてのみ詳細に説明する。
【0019】図1に示すように、ガススプリング23の外
筒2には、一端がスプール11に当接するプランジャ24が
摺動可能に挿入されている。外筒2のバルブ機構4側の
端部にはプラグ25が嵌合されており、プラグ25の外筒2
内に挿入される小径部26は、プランジャ24の近くまで延
びている。
筒2には、一端がスプール11に当接するプランジャ24が
摺動可能に挿入されている。外筒2のバルブ機構4側の
端部にはプラグ25が嵌合されており、プラグ25の外筒2
内に挿入される小径部26は、プランジャ24の近くまで延
びている。
【0020】この小径部26は、その中央部に軸方向に沿
って溝27が形成されている。溝27には、プランジャ24に
当接するカム28が挿入されており、カム28はねじ29によ
り小径部26に回動可能に軸着されている。小径部26に
は、図2に示すように、ねじ29の頭を収容し、外筒2の
内壁との干渉を避けるための凹部26a が設けられてい
る。カム28は、回動することによりプランジャ24を外筒
2の軸方向に沿って進退動させる形状に形成され、一端
部にコントロールケーブル30のケーブル30a を連結する
ための係止部28a を形成する挿通孔28b が設けられてお
り、他端部はプランジャ24を介してバルブ機構4の作動
ロッドであるスプール11に係合されている。
って溝27が形成されている。溝27には、プランジャ24に
当接するカム28が挿入されており、カム28はねじ29によ
り小径部26に回動可能に軸着されている。小径部26に
は、図2に示すように、ねじ29の頭を収容し、外筒2の
内壁との干渉を避けるための凹部26a が設けられてい
る。カム28は、回動することによりプランジャ24を外筒
2の軸方向に沿って進退動させる形状に形成され、一端
部にコントロールケーブル30のケーブル30a を連結する
ための係止部28a を形成する挿通孔28b が設けられてお
り、他端部はプランジャ24を介してバルブ機構4の作動
ロッドであるスプール11に係合されている。
【0021】外筒2には、その側壁の対向する部位に、
カム28の係止部28a に臨ませて一対の長孔31,32が設け
られており、また、一方の長孔32にから外筒2の端面ま
で延びるスリット33(図3参照)が設けられている。ま
た、長孔32上には、コントロールケーブル30のアウタケ
ーシング30b 先端部に設けられたリテーナ30c を固定す
るための凹部34が設けられている。
カム28の係止部28a に臨ませて一対の長孔31,32が設け
られており、また、一方の長孔32にから外筒2の端面ま
で延びるスリット33(図3参照)が設けられている。ま
た、長孔32上には、コントロールケーブル30のアウタケ
ーシング30b 先端部に設けられたリテーナ30c を固定す
るための凹部34が設けられている。
【0022】そして、カム28の係止部28a にコントロー
ルケーブル30のケーブル30a の一端30d が連結され、ケ
ーブル30a の他端は、ケーブル30a に操作力を付与する
図示しないケーブル操作装置に連結されており、ケーブ
ル操作装置によってカム28を回動させるようになってい
る。
ルケーブル30のケーブル30a の一端30d が連結され、ケ
ーブル30a の他端は、ケーブル30a に操作力を付与する
図示しないケーブル操作装置に連結されており、ケーブ
ル操作装置によってカム28を回動させるようになってい
る。
【0023】以上のように構成した本実施例の作用につ
いて次に説明する。
いて次に説明する。
【0024】バルブ機構4の操作部の外筒2への組み付
けについて説明する。プラグ25の小径部26の溝27にカム
28を挿入し、ねじ29によりカム28を小径部に装着する。
そして、カム28の係止部28a にコントロールケーブル30
のケーブル30a の一端30d を係止する。このようにし
て、先ず、バルブ機構4の操作部をサブアセンブリす
る。次に、外筒2に、プランジャ24を挿入し、さらに、
カム28に係止されたケーブル30a を外筒2のスリット33
に沿わせながらプラグ25を圧入する。そして、リテーナ
30c を凹部34に嵌合させる。以上のようにして、バルブ
機構4の操作部を外筒2に容易に組み付けることができ
る。
けについて説明する。プラグ25の小径部26の溝27にカム
28を挿入し、ねじ29によりカム28を小径部に装着する。
そして、カム28の係止部28a にコントロールケーブル30
のケーブル30a の一端30d を係止する。このようにし
て、先ず、バルブ機構4の操作部をサブアセンブリす
る。次に、外筒2に、プランジャ24を挿入し、さらに、
カム28に係止されたケーブル30a を外筒2のスリット33
に沿わせながらプラグ25を圧入する。そして、リテーナ
30c を凹部34に嵌合させる。以上のようにして、バルブ
機構4の操作部を外筒2に容易に組み付けることができ
る。
【0025】なお、コントロールケーブル30のケーブル
30a をカム28に取付けずにプラグ25を外筒2に圧入し、
その後、長孔31からアウタケーシング30b を外したケー
ブル30a をその他端より外筒2内のカム28の挿通孔28b
に挿入してカム28の係止部28a にケーブル30a の一端30
d を係止することもできる。このとき、長孔31から係止
部28a を目視でき、かつ、長孔32を通してケーブル30a
の他端を外筒2外へ出すことができるので作業性がよ
い。
30a をカム28に取付けずにプラグ25を外筒2に圧入し、
その後、長孔31からアウタケーシング30b を外したケー
ブル30a をその他端より外筒2内のカム28の挿通孔28b
に挿入してカム28の係止部28a にケーブル30a の一端30
d を係止することもできる。このとき、長孔31から係止
部28a を目視でき、かつ、長孔32を通してケーブル30a
の他端を外筒2外へ出すことができるので作業性がよ
い。
【0026】ガススプリング28の作動にについて説明す
る。通常は、図4に示すものと同様に、シリンダ3内の
ガスの圧力によりスプール11が弁本体9からプランジャ
24側へ突出され、ピストンロッド8がロック状態となっ
ている。このとき、スプール11によって押し上げられた
プランジャ24がカム28を図中に実線で示す位置まで回動
させており、ケーブル30a がガススプリング23側へ移動
された状態となっている。
る。通常は、図4に示すものと同様に、シリンダ3内の
ガスの圧力によりスプール11が弁本体9からプランジャ
24側へ突出され、ピストンロッド8がロック状態となっ
ている。このとき、スプール11によって押し上げられた
プランジャ24がカム28を図中に実線で示す位置まで回動
させており、ケーブル30a がガススプリング23側へ移動
された状態となっている。
【0027】ケーブル操作装置(図示せず)によりケー
ブル30a を引張してカム28を図中二点鎖線で示す位置ま
で回動させると、カム28がプランジャ24を下方へ移動さ
せ、プランジャ24がスプール11を下方へ移動させてロッ
ク解除状態となる。そして、図4に示すものと同様にピ
ストンロッド8を所望の位置でロックすることができ
る。
ブル30a を引張してカム28を図中二点鎖線で示す位置ま
で回動させると、カム28がプランジャ24を下方へ移動さ
せ、プランジャ24がスプール11を下方へ移動させてロッ
ク解除状態となる。そして、図4に示すものと同様にピ
ストンロッド8を所望の位置でロックすることができ
る。
【0028】次に、ガススプリング23を用いて椅子(図
示せず)の座面の高さ調整、リクライニング調整等を行
う場合について説明する。ガススプリング23を従来のガ
ススプリングと同様の部位に装着し、コントロールケー
ブル30に連結されたケーブル操作装置によってガススプ
リング23を操作する。このとき、ケーブル操作装置は、
コントロールケーブル30を介してガススプリング23に連
結されており、自由に配置することができる。したがっ
て、椅子に腰掛けた者が操作しやすい肘掛け等にケーブ
ル操作装置を取り付けることにより椅子の操作性を向上
させることができる。
示せず)の座面の高さ調整、リクライニング調整等を行
う場合について説明する。ガススプリング23を従来のガ
ススプリングと同様の部位に装着し、コントロールケー
ブル30に連結されたケーブル操作装置によってガススプ
リング23を操作する。このとき、ケーブル操作装置は、
コントロールケーブル30を介してガススプリング23に連
結されており、自由に配置することができる。したがっ
て、椅子に腰掛けた者が操作しやすい肘掛け等にケーブ
ル操作装置を取り付けることにより椅子の操作性を向上
させることができる。
【0029】
【発明の効果】以上、詳述したように、本発明のガスス
プリングは、プラグにカムおよびコントロールケーブル
をサブアセンブリし、次に、プラグをケーシングに取付
けることによって容易に組立てることができる。また、
バルブ機構の作動ロッドと係合するカムは、コントロー
ルケーブルを介して回動させるのでバルブ機構の操作部
を自由に配置することができる。その結果、組立て作業
性がよく、生産性を向上させることができる。また、ガ
ススプリングを用いて椅子の座面の高さ、リクライニン
グ等の調整を行う場合、椅子に腰掛けた者が操作しやす
い肘掛け等にケーブル操作装置を装着することにより、
椅子の操作性を向上させることができるという優れた効
果を奏する。
プリングは、プラグにカムおよびコントロールケーブル
をサブアセンブリし、次に、プラグをケーシングに取付
けることによって容易に組立てることができる。また、
バルブ機構の作動ロッドと係合するカムは、コントロー
ルケーブルを介して回動させるのでバルブ機構の操作部
を自由に配置することができる。その結果、組立て作業
性がよく、生産性を向上させることができる。また、ガ
ススプリングを用いて椅子の座面の高さ、リクライニン
グ等の調整を行う場合、椅子に腰掛けた者が操作しやす
い肘掛け等にケーブル操作装置を装着することにより、
椅子の操作性を向上させることができるという優れた効
果を奏する。
【図1】本発明の一実施例の要部の縦断面図である。
【図2】図1の装置のプラグのA−A線による横断面図
である。
である。
【図3】図1の装置のコントロールケーブル装着部のB
−B線による矢視図である。
−B線による矢視図である。
【図4】従来のロック付ガススプリングの縦断面図であ
る。
る。
【図5】図4の装置を用いた椅子の側面図である。
2 外筒(ケーシング) 3 シリンダ 3a シリンダ上室 3b シリンダ下室 4 バルブ機構 6 通路 7 ピストン 8 ピストンロッド 11 スプール(作動ロッド) 23 ガススプリング 25 プラグ 28 カム 29 ねじ 30 コントロールケーブル
Claims (1)
- 【請求項1】 ガスが封入されたシリンダと、該シリン
ダ内に摺動可能に嵌装され前記シリンダ内を2室に画成
するピストンと、該ピストンに連結され前記シリンダの
外部まで延ばされたピストンロッドと、前記シリンダ内
の2室を連通する通路と、前記通路を開閉するバルブ機
構と、前記シリンダとバルブ機構とを挿入する筒状のケ
ーシングとを備えてなるロック付ガススプリングにおい
て、前記ケーシングの端部に嵌合されるプラグと、該プ
ラグに回動可能に軸着されて前記バルブ機構の作動ロッ
ドに係合するカムと、該カムを回動させるコントロール
ケーブルとを設けたことを特徴とするロック付ガススプ
リング。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29813391A JPH05106674A (ja) | 1991-10-18 | 1991-10-18 | ロツク付ガススプリング |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29813391A JPH05106674A (ja) | 1991-10-18 | 1991-10-18 | ロツク付ガススプリング |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05106674A true JPH05106674A (ja) | 1993-04-27 |
Family
ID=17855615
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29813391A Pending JPH05106674A (ja) | 1991-10-18 | 1991-10-18 | ロツク付ガススプリング |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05106674A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5435529A (en) * | 1993-11-30 | 1995-07-25 | Cable Manufacturing & Assembly Co., Inc. | Cable control actuator for a locking gas spring |
US5915674A (en) * | 1996-02-10 | 1999-06-29 | Suspa Compart Aktiengesellschaft | Adjustable-length gas spring |
WO2021082762A1 (zh) * | 2019-10-29 | 2021-05-06 | 深圳市科曼医疗设备有限公司 | 一种摇臂装置 |
-
1991
- 1991-10-18 JP JP29813391A patent/JPH05106674A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5435529A (en) * | 1993-11-30 | 1995-07-25 | Cable Manufacturing & Assembly Co., Inc. | Cable control actuator for a locking gas spring |
US5915674A (en) * | 1996-02-10 | 1999-06-29 | Suspa Compart Aktiengesellschaft | Adjustable-length gas spring |
WO2021082762A1 (zh) * | 2019-10-29 | 2021-05-06 | 深圳市科曼医疗设备有限公司 | 一种摇臂装置 |
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