JPH05106642A - 自動二輪車の乾式クラツチ冷却装置 - Google Patents
自動二輪車の乾式クラツチ冷却装置Info
- Publication number
- JPH05106642A JPH05106642A JP29488591A JP29488591A JPH05106642A JP H05106642 A JPH05106642 A JP H05106642A JP 29488591 A JP29488591 A JP 29488591A JP 29488591 A JP29488591 A JP 29488591A JP H05106642 A JPH05106642 A JP H05106642A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- clutch
- dry clutch
- dry
- cover
- clutch cover
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Mechanical Operated Clutches (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 乾式クラッチを覆ったクラッチカバーの中央
に小さい吸入口を設け、後側面に小さい排風口を設け
て、送風ファンで換気して冷却し、騒音が外に洩れるの
を少なくできる自動二輪車の乾式クラッチ冷却装置を得
ること。 【構成】 エンジンケース1の一側に取付けた乾式クラ
ッチ2を椀形のクラッチカバー10で覆い、カウリング
12の側面に開口した導風口13をクラッチカバー10
の中央の小さな吸入口11に連通させ、乾式クラッチ2
のプレシャーディスク7に送風ファン14を形成し、ク
ラッチカバー10の後側面に小さな排風口15を設け、
送風ファン14で換気したこと。
に小さい吸入口を設け、後側面に小さい排風口を設け
て、送風ファンで換気して冷却し、騒音が外に洩れるの
を少なくできる自動二輪車の乾式クラッチ冷却装置を得
ること。 【構成】 エンジンケース1の一側に取付けた乾式クラ
ッチ2を椀形のクラッチカバー10で覆い、カウリング
12の側面に開口した導風口13をクラッチカバー10
の中央の小さな吸入口11に連通させ、乾式クラッチ2
のプレシャーディスク7に送風ファン14を形成し、ク
ラッチカバー10の後側面に小さな排風口15を設け、
送風ファン14で換気したこと。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、自動二輪車の乾式ク
ラッチ冷却装置に関する。
ラッチ冷却装置に関する。
【0002】
【従来の技術】自動二輪車には、乾式クラッチによって
動力を断接するようにしたものがある。乾式クラッチ
は、エンジンケースの一側に突出させて取付け、外周部
分をカバーで覆っている。カバーの先端側は大きく開口
してあって、走行で受ける風が適当に乾式クラッチ内ま
で入って冷却できるようにしている。又、乾式クラッチ
の外端のプレシャーディスクに冷却ファンを取付けて、
乾式クラッチ内に送風して冷却するようにしたものもあ
る。例えば、実開昭59−127929号公報参照。
動力を断接するようにしたものがある。乾式クラッチ
は、エンジンケースの一側に突出させて取付け、外周部
分をカバーで覆っている。カバーの先端側は大きく開口
してあって、走行で受ける風が適当に乾式クラッチ内ま
で入って冷却できるようにしている。又、乾式クラッチ
の外端のプレシャーディスクに冷却ファンを取付けて、
乾式クラッチ内に送風して冷却するようにしたものもあ
る。例えば、実開昭59−127929号公報参照。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】乾式クラッチは、特に
クラッチを切った場合に、駆動板と被動板が振れ合って
大きい騒音を発生する。そして、乾式クラッチを覆った
カバーの外側面が大きく開口してあるので、騒音が殆ん
どそのまま外部に放出されてやかましい不都合がある。
クラッチを切った場合に、駆動板と被動板が振れ合って
大きい騒音を発生する。そして、乾式クラッチを覆った
カバーの外側面が大きく開口してあるので、騒音が殆ん
どそのまま外部に放出されてやかましい不都合がある。
【0004】かかる点に鑑み、この発明は、乾式クラッ
チを覆ったクラッチカバーの中央に小さい吸入口を設
け、後側面に小さい排風口を設けて、送風ファンで換気
して冷却し、騒音が外に洩れるのを少なくできる自動二
輪車の乾式クラッチ冷却装置を得ることを目的とする。
チを覆ったクラッチカバーの中央に小さい吸入口を設
け、後側面に小さい排風口を設けて、送風ファンで換気
して冷却し、騒音が外に洩れるのを少なくできる自動二
輪車の乾式クラッチ冷却装置を得ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明の自動二輪車の乾式クラッチ冷却装置は、
エンジンケースの一側に取付けた乾式クラッチを椀形の
クラッチカバーで覆い、カウリングの側面に開口した導
風口をクラッチカバー中央の小さな吸入口に連通させ、
乾式クラッチのプレシャーディスクに送風ファンを形成
し、クラッチカバーの後側面に小さな排風口を設け、送
風ファンで換気したことにある。
に、この発明の自動二輪車の乾式クラッチ冷却装置は、
エンジンケースの一側に取付けた乾式クラッチを椀形の
クラッチカバーで覆い、カウリングの側面に開口した導
風口をクラッチカバー中央の小さな吸入口に連通させ、
乾式クラッチのプレシャーディスクに送風ファンを形成
し、クラッチカバーの後側面に小さな排風口を設け、送
風ファンで換気したことにある。
【0006】
【作用】乾式クラッチは、回転によってプレシャーディ
スクの送風ファンも回転し、吸入口から冷却風を吸入し
ながら、排風口に排気できて、強制換気によって冷却す
ることができる。そして、吸入口及び排風口は、強制送
気するので小さくてよく、クラッチが発生する騒音が外
に洩れるのを少くできて、騒音の外部放出を少くするこ
とができる。
スクの送風ファンも回転し、吸入口から冷却風を吸入し
ながら、排風口に排気できて、強制換気によって冷却す
ることができる。そして、吸入口及び排風口は、強制送
気するので小さくてよく、クラッチが発生する騒音が外
に洩れるのを少くできて、騒音の外部放出を少くするこ
とができる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1及び図2によっ
て説明する。エンジンケース1の一側に乾式クラッチ2
を連結する。乾式クラッチ2は、クラッチハウジング3
の駆動板4と、スリーブハブ5の被動板6を交互に重ね
合せ、外側にプレシャーディスク7を取付けて、バネ8
で弾圧し、駆動板4と被動板6の間の摩擦で、動力を伝
達するようになっている。そして、プッシュロッド9
で、バネ8に抗してプレシャーディスク7を後退させる
と、クラッチが切れる。
て説明する。エンジンケース1の一側に乾式クラッチ2
を連結する。乾式クラッチ2は、クラッチハウジング3
の駆動板4と、スリーブハブ5の被動板6を交互に重ね
合せ、外側にプレシャーディスク7を取付けて、バネ8
で弾圧し、駆動板4と被動板6の間の摩擦で、動力を伝
達するようになっている。そして、プッシュロッド9
で、バネ8に抗してプレシャーディスク7を後退させる
と、クラッチが切れる。
【0008】乾式クラッチ2は、円筒部と円板部の二つ
のクラッチカバー10を椀形に形成して、覆うようにし
てある。クラッチカバー10の中央には、小さい吸入口
11を設けて、車体の外側をカバーしているカウリング
12に設けた導風口13と連通させる。プレシャーディ
スク7には、外側に一体に突設して送風ファン14を形
成する。又、クラッチカバー10の後側面には、小さな
排風口15を開口し、ホース16で後下方に導くように
してある。
のクラッチカバー10を椀形に形成して、覆うようにし
てある。クラッチカバー10の中央には、小さい吸入口
11を設けて、車体の外側をカバーしているカウリング
12に設けた導風口13と連通させる。プレシャーディ
スク7には、外側に一体に突設して送風ファン14を形
成する。又、クラッチカバー10の後側面には、小さな
排風口15を開口し、ホース16で後下方に導くように
してある。
【0009】送風ファン14は、乾式クラッチ2と共に
回転し、吸入口11から冷却空気を吸入し、排風口15
に排風して、クラッチカバー10内を強制的に換気し
て、乾式クラッチ2を冷却する。乾式クラッチ2は、ク
ラッチを切ったとき、駆動板4と被動板6が振れ合っ
て、騒音を発生する。しかし、乾式クラッチ2は、クラ
ッチカバー10で覆ってあり、吸入口11と排風口15
を、強制換気で小さい開口にできるので、外側に洩れる
騒音を小さくできて静かにすることができる。
回転し、吸入口11から冷却空気を吸入し、排風口15
に排風して、クラッチカバー10内を強制的に換気し
て、乾式クラッチ2を冷却する。乾式クラッチ2は、ク
ラッチを切ったとき、駆動板4と被動板6が振れ合っ
て、騒音を発生する。しかし、乾式クラッチ2は、クラ
ッチカバー10で覆ってあり、吸入口11と排風口15
を、強制換気で小さい開口にできるので、外側に洩れる
騒音を小さくできて静かにすることができる。
【0010】
【発明の効果】以上説明したように、この発明は、上述
のように構成したので、乾式クラッチをクラッチカバー
で覆ってあり、プレシャーディスクに設けた送風ファン
で、強制換気できて、乾式クラッチを冷却することがで
きる。又、強制換気するので、クラッチカバーに設ける
吸入口と排風口を小さいものにでき、外側に洩れる騒音
を小さくできて、静かなものにすることができる。
のように構成したので、乾式クラッチをクラッチカバー
で覆ってあり、プレシャーディスクに設けた送風ファン
で、強制換気できて、乾式クラッチを冷却することがで
きる。又、強制換気するので、クラッチカバーに設ける
吸入口と排風口を小さいものにでき、外側に洩れる騒音
を小さくできて、静かなものにすることができる。
【図1】本発明の実施例を示す縦断平面図である。
【図2】本発明の実施例を示す全体側面図である。
1 エンジンケース 2 乾式クラッチ 7 プレシャーディスク 10 クラッチカバー 11 吸入口 12 カウリング 13 導風口 14 送風ファン 15 排風口
Claims (1)
- 【請求項1】 エンジンケースの一側に取付けた乾式ク
ラッチを椀形のクラッチカバーで覆い、カウリングの側
面に開口した導風口をクラッチカバー中央の小さな吸入
口に連通させ、乾式クラッチのプレシャーディスクに送
風ファンを形成し、クラッチカバーの後側面に小さな排
風口を設け、送風ファンで換気したことを特徴とする自
動二輪車の乾式クラッチ冷却装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29488591A JPH05106642A (ja) | 1991-10-16 | 1991-10-16 | 自動二輪車の乾式クラツチ冷却装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29488591A JPH05106642A (ja) | 1991-10-16 | 1991-10-16 | 自動二輪車の乾式クラツチ冷却装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05106642A true JPH05106642A (ja) | 1993-04-27 |
Family
ID=17813511
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29488591A Pending JPH05106642A (ja) | 1991-10-16 | 1991-10-16 | 自動二輪車の乾式クラツチ冷却装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05106642A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7063196B2 (en) * | 2003-04-04 | 2006-06-20 | Honda Motor Co., Ltd. | Dry multi-disc clutch |
US8062178B2 (en) | 2008-11-05 | 2011-11-22 | Ford Global Technologies, Llc | Temperature control of dual input clutch transmission |
US8527161B2 (en) | 2011-01-21 | 2013-09-03 | Ford Global Technologies, Llc | Vehicle with transmission cooling system |
US8783433B2 (en) | 2010-10-02 | 2014-07-22 | Ford Global Technologies, Llc | Dry-clutch transmission with cooling techniques |
US8919520B2 (en) | 2008-11-05 | 2014-12-30 | Ford Global Technologies, Llc | Transmission with durability enhancement techniques |
US8965628B2 (en) | 2010-11-16 | 2015-02-24 | Ford Global Technologies, Llc | Powertrain thermal management system for a dry-clutch transmission |
CN106224520A (zh) * | 2016-07-29 | 2016-12-14 | 济南轻骑摩托车有限公司 | 一种踏板摩托车发动机用离合器盖空滤器装置 |
-
1991
- 1991-10-16 JP JP29488591A patent/JPH05106642A/ja active Pending
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7063196B2 (en) * | 2003-04-04 | 2006-06-20 | Honda Motor Co., Ltd. | Dry multi-disc clutch |
US8062178B2 (en) | 2008-11-05 | 2011-11-22 | Ford Global Technologies, Llc | Temperature control of dual input clutch transmission |
US8919520B2 (en) | 2008-11-05 | 2014-12-30 | Ford Global Technologies, Llc | Transmission with durability enhancement techniques |
US8783433B2 (en) | 2010-10-02 | 2014-07-22 | Ford Global Technologies, Llc | Dry-clutch transmission with cooling techniques |
US9328776B2 (en) | 2010-10-02 | 2016-05-03 | Ford Global Technologies, Llc | Dry-clutch transmission with cooling techniques |
US8965628B2 (en) | 2010-11-16 | 2015-02-24 | Ford Global Technologies, Llc | Powertrain thermal management system for a dry-clutch transmission |
US8527161B2 (en) | 2011-01-21 | 2013-09-03 | Ford Global Technologies, Llc | Vehicle with transmission cooling system |
CN106224520A (zh) * | 2016-07-29 | 2016-12-14 | 济南轻骑摩托车有限公司 | 一种踏板摩托车发动机用离合器盖空滤器装置 |
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