JPH0510547Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0510547Y2 JPH0510547Y2 JP1986174047U JP17404786U JPH0510547Y2 JP H0510547 Y2 JPH0510547 Y2 JP H0510547Y2 JP 1986174047 U JP1986174047 U JP 1986174047U JP 17404786 U JP17404786 U JP 17404786U JP H0510547 Y2 JPH0510547 Y2 JP H0510547Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rotor
- yoke
- rotor magnet
- shaft
- oil
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 230000033001 locomotion Effects 0.000 claims description 10
- 239000000956 alloy Substances 0.000 claims description 6
- 229910045601 alloy Inorganic materials 0.000 claims description 6
- 239000000696 magnetic material Substances 0.000 claims description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 208000017227 ADan amyloidosis Diseases 0.000 description 1
- 201000000194 ITM2B-related cerebral amyloid angiopathy 2 Diseases 0.000 description 1
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000010687 lubricating oil Substances 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Brushless Motors (AREA)
- Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)
- Motor Or Generator Frames (AREA)
- Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)
- Dc Machiner (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
この考案は含油合金軸受を用いた主として
FDD(フロツピーデイスクドライブ)スピンモー
タとしてのアキシヤルコアレスモータの提案に係
る。
FDD(フロツピーデイスクドライブ)スピンモー
タとしてのアキシヤルコアレスモータの提案に係
る。
[従来の技術]
従来の含油合金軸受を用いたアキシヤルコアレ
スモータの回転子は軸と軸受とのクリアランスを
比較的大きくとつていたため、第4図に示すよう
に、回転子1がヨーク5に支承される軸受(図示
せず)との間のクリアランスの内で倒れや、すり
こぎ運動を起こすことが経験された。
スモータの回転子は軸と軸受とのクリアランスを
比較的大きくとつていたため、第4図に示すよう
に、回転子1がヨーク5に支承される軸受(図示
せず)との間のクリアランスの内で倒れや、すり
こぎ運動を起こすことが経験された。
[考案が解決しようとする課題]
このような倒れやすりこぎ運動は、特にFDD
スピンドルモータにおいては、致命的な欠陥であ
り、これを避けるため軸と軸受のクリアランスを
小さくすると、潤滑油の粘性損失が増大すると共
に、金属接触のチヤンスも増し、軸の焼き付きの
危険性も高くなるという別の問題を生起させてい
た。
スピンドルモータにおいては、致命的な欠陥であ
り、これを避けるため軸と軸受のクリアランスを
小さくすると、潤滑油の粘性損失が増大すると共
に、金属接触のチヤンスも増し、軸の焼き付きの
危険性も高くなるという別の問題を生起させてい
た。
[課題を解決するための手段]
ここにおいてこの考案は、ロータマグネツト1
aと対向する磁性体からなるヨーク5面に段差を
設け、ロータマグネツト1aを有する回転子1が
ヨーク5凸部の空隙差による吸引力により、常に
一定方向に傾くようにし、軸4と含油合金軸受3
とのクリアランスがたによるすりこぎ運動を無く
するようにしたアキシヤルコアレスモータを提供
し、これによつて上記課題を一挙に解決したもの
である。
aと対向する磁性体からなるヨーク5面に段差を
設け、ロータマグネツト1aを有する回転子1が
ヨーク5凸部の空隙差による吸引力により、常に
一定方向に傾くようにし、軸4と含油合金軸受3
とのクリアランスがたによるすりこぎ運動を無く
するようにしたアキシヤルコアレスモータを提供
し、これによつて上記課題を一挙に解決したもの
である。
[作用]
回転子1のロータマグネツト1aと対向するヨ
ーク5の部分5aに段差を設けて、ロータマグネ
ツト1aの吸引力に部分的に強弱を付け、軸4が
含油軸受3に対し傾着した状態で摺動することに
よる、すりこぎ運動を防止する。
ーク5の部分5aに段差を設けて、ロータマグネ
ツト1aの吸引力に部分的に強弱を付け、軸4が
含油軸受3に対し傾着した状態で摺動することに
よる、すりこぎ運動を防止する。
[実施例]
以下にこの考案を第1図ないし第3図によつて
説明する。
説明する。
そもそも低価格、低消費電力を求められる
FDDスピンドルモータにおいて回転子1のロー
タマグネツト1aの吸引力を受ける玉軸受2のほ
か原価低減のため、含油合金軸受3を用いると、
軸4とのクリアランスの内で、回転子1の回転中
に必然的に倒れを生じ、その位置は構造上のばら
つき姿勢、負荷(メデイア)等により一定せず、
これらがすりこぎ運動を誘発し、高密度記録
FDDに使用できない要因となつていた。
FDDスピンドルモータにおいて回転子1のロー
タマグネツト1aの吸引力を受ける玉軸受2のほ
か原価低減のため、含油合金軸受3を用いると、
軸4とのクリアランスの内で、回転子1の回転中
に必然的に倒れを生じ、その位置は構造上のばら
つき姿勢、負荷(メデイア)等により一定せず、
これらがすりこぎ運動を誘発し、高密度記録
FDDに使用できない要因となつていた。
そこでこの考案にあつては、前記回転子1の回
転中の倒れをロータマグネツト1aに対向するヨ
ーク5の部分5aを凸状あるいは凹状に形成し
(第1図、第3図)ロータマグネツト1aの吸引
力に部分的に強弱を付けたことにより、回転子1
が常に吸引力の強い部分に倒れるようにし、その
強さを構造上のばらつき、姿勢、負荷等のばらつ
き範囲以上に設定することにより、すりこぎ運動
を防止するようにしたものである。
転中の倒れをロータマグネツト1aに対向するヨ
ーク5の部分5aを凸状あるいは凹状に形成し
(第1図、第3図)ロータマグネツト1aの吸引
力に部分的に強弱を付けたことにより、回転子1
が常に吸引力の強い部分に倒れるようにし、その
強さを構造上のばらつき、姿勢、負荷等のばらつ
き範囲以上に設定することにより、すりこぎ運動
を防止するようにしたものである。
[考案の効果]
この考案によれば回転子1のロータマグネツト
1aと対向するヨーク5の部分5aに段差を設け
て、ロータマグネツト1aの吸引力に部分的に強
弱を付けたことにより、従来構造において問題と
されていたすりこぎ運動を防止することが可能と
なり、これによつて高密度記録FDD用に供しう
るアキシヤルコアレスモータが実現可能となつ
た。
1aと対向するヨーク5の部分5aに段差を設け
て、ロータマグネツト1aの吸引力に部分的に強
弱を付けたことにより、従来構造において問題と
されていたすりこぎ運動を防止することが可能と
なり、これによつて高密度記録FDD用に供しう
るアキシヤルコアレスモータが実現可能となつ
た。
第1図はこの考案のモータの断面図、第2図は
そのヨークの平面図、第3図はこの考案のモータ
の回転子がすりこぎ運動を起こさない状態を示す
説明図で、第4図は従来のアキシヤルコアレスモ
ータにおけるすりこぎ運動の状態を示す説明図で
ある。 なお図において、1……回転子、1a……ロー
タマグネツト、2……玉軸受、3……含油合金軸
受、4……軸、5……ヨーク、5a……ヨークの
凸又は凹部分、である。
そのヨークの平面図、第3図はこの考案のモータ
の回転子がすりこぎ運動を起こさない状態を示す
説明図で、第4図は従来のアキシヤルコアレスモ
ータにおけるすりこぎ運動の状態を示す説明図で
ある。 なお図において、1……回転子、1a……ロー
タマグネツト、2……玉軸受、3……含油合金軸
受、4……軸、5……ヨーク、5a……ヨークの
凸又は凹部分、である。
Claims (1)
- ロータマグネツト1aと対向する磁性体からな
るヨーク5面に段差を設け、ロータマグネツト1
aを有する回転子1が前記ヨーク5凸部の空隙差
による吸引力により、常に一定方向に傾くように
し、軸4と含油合金軸受3とのクリアランスがた
によるすりこぎ運動を無くするようにしたアキシ
ヤルコアレスモータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986174047U JPH0510547Y2 (ja) | 1986-11-14 | 1986-11-14 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986174047U JPH0510547Y2 (ja) | 1986-11-14 | 1986-11-14 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6381659U JPS6381659U (ja) | 1988-05-30 |
JPH0510547Y2 true JPH0510547Y2 (ja) | 1993-03-15 |
Family
ID=31112079
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1986174047U Expired - Lifetime JPH0510547Y2 (ja) | 1986-11-14 | 1986-11-14 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0510547Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2638941B2 (ja) * | 1988-06-29 | 1997-08-06 | ソニー株式会社 | モータ |
JP2562082Y2 (ja) * | 1989-02-28 | 1998-02-04 | 日本電産株式会社 | モータ |
EP1670125A1 (en) | 2004-12-10 | 2006-06-14 | Deutsche Thomson-Brandt Gmbh | Electric motor |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5886834A (ja) * | 1981-11-17 | 1983-05-24 | Takahashi Yoshiteru | モ−タ |
JPS5928259B2 (ja) * | 1978-03-31 | 1984-07-11 | 大阪瓦斯株式会社 | ガスのウオツベインデツクス測定装置 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5928259U (ja) * | 1982-08-11 | 1984-02-22 | 高橋 義照 | デジタル・オ−デイオ・デイスク等に適するモ−タ装置 |
-
1986
- 1986-11-14 JP JP1986174047U patent/JPH0510547Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5928259B2 (ja) * | 1978-03-31 | 1984-07-11 | 大阪瓦斯株式会社 | ガスのウオツベインデツクス測定装置 |
JPS5886834A (ja) * | 1981-11-17 | 1983-05-24 | Takahashi Yoshiteru | モ−タ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6381659U (ja) | 1988-05-30 |
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