JPH0510486A - 流体用配管の継手を構成する雄・雌形継手構造 - Google Patents

流体用配管の継手を構成する雄・雌形継手構造

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JPH0510486A
JPH0510486A JP3161892A JP16189291A JPH0510486A JP H0510486 A JPH0510486 A JP H0510486A JP 3161892 A JP3161892 A JP 3161892A JP 16189291 A JP16189291 A JP 16189291A JP H0510486 A JPH0510486 A JP H0510486A
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joint
male
male joint
tubular
water supply
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JP3161892A
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Nagaharu Ikuta
長治 生田
Takashi Watanabe
渡辺  孝
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NISHIHARA EISEI KOGYOSHO KK
TOYO FUITSUTENGU KK
Original Assignee
NISHIHARA EISEI KOGYOSHO KK
TOYO FUITSUTENGU KK
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  • Joints That Cut Off Fluids, And Hose Joints (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ワンタッチで接続でき、かつ接続するだけで
流路が形成される継手の提供を行なう。 【構成】 筒状第2部材27に流体遮断弁71を配設
し、筒状第2部材27の拡径部53を配管側部材23と
螺合側部材25とによって形成した円筒穴部43に入れ
る。これにより、筒状第2部材27の突出量を調整する
ことが可能になる。雄形継手1を雄形継手連結部57に
挿入すると、流体遮断弁71が開弁される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は流体用配管を接続するた
めに用いる継手の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、流体用配管の継手としては、ねじ
込式が用いられていた。このねじ込式による場合は、テ
ーパ雌ねじを形成した雌形継手構造と、テーパ雄ねじを
形成した雄形継手構造とを螺合して接続する。
【0003】このようなねじ込式による場合には、雌形
と雄形との間の液漏れ止めは、パッキンやシールテープ
を用いて行ない、端末の止水はヤトイ管と呼ばれる盲パ
イプを接続して行なう。このねじ込式の継手による配管
工法では、水栓やスプリンクラーヘッドの施工や保守
は、次に示すように行なわれていた。
【0004】例えば図13に示すように、壁に水栓を取
り付ける工事では、まず図13の左側に示すように壁仕
上げの前にコンクリート壁に湯水の供給管を配管し、こ
の配管の端末に壁仕上げの目印にするヤトイ管を取り付
ける。この状態で、配管へのテスト通水を行なう。次い
で、図13の右側に示すように壁仕上げの段階になって
から、ヤトイ管の取り外し、およびテスト水の水抜きを
行なう。次に、端末のエルボにシール材を施した持出し
ソケットをねじ込んだ後、持出しソケットにシール材を
施した水栓を取り付ける。
【0005】又、スプリンクラー工事でも天井仕上の前
後において、絞り管とヤトイ管とを用いたねじ込工法が
行なわれていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
流体用配管の継手は、壁や天井の仕上げの前後にヤトイ
管の取り付け、取り外しを行なったり、パッキンやシー
ルで水漏れ止めを行なうため、水栓やスプリンクラーヘ
ッドの取付工事の工程が複雑化するとともに、全工事期
間に渡って工程が分散される問題があった。又、ヤトイ
管や水栓等の取り付け、取り外しは、配管の端末に水が
供給されていない状態で行なわなければならず、誤って
通水が行なわれたり、残り水があった場合には、壁や天
井の汚損事故を招く問題があった。
【0007】そのうえ、水栓ゴマ等の消耗部品や湯温調
整用のサーモスタット等の多機能部品を備えた水栓は、
分解・点検作業等の保守を定期的に行なう必要があり、
保守時の作業工数が増大する問題があった。つまり、従
来の継手では分解・点検作業毎に給水配管の元バルブを
開閉して、通水を遮断する作業が必要となる問題があっ
た。又、この作業にともなって元バルブに接続された配
管系統が全て断水状態となり広範囲に迷惑を与える問題
があった。
【0008】本発明は上記課題を解決することを目的と
する。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の手段として、第1発明の流体用配管の継手を構成する
雌形継手構造は、雄形継手部分と協働して流体用配管の
継手を構成する雌形継手構造であって、第1給水路が形
成された筒状第1部材と、第2給水路が形成されるとと
もに、端部に雄形継手部分との連結を行う雄形継手連結
部を備えた筒状第2部材と、上記第1給水路と上記第2
給水路が連通する状態で、上記筒状第1部材と上記筒状
第2部材とを連結する連結部材とを備え、上記雄形継手
連結部は、上記雄形継手部分の挿入孔と、該挿入孔と上
記雄形継手部分との間で液漏れ止めを行うシール部材
と、上記挿入孔側から押圧力がかかると上記第2給水路
と上記雄形継手部分との間に流体通路を形成し、押圧力
が解除されると該流体通路を閉塞する流体遮断弁とを備
えたことを要旨とする。
【0010】又、第2発明の流体用配管の継手を構成す
る雄形継手構造は、第1発明の雌形継手構造と協働して
流体用配管の継手を構成するものであって、上記雄形継
手連結部の挿入孔に挿入されて、上記第2給水路と連通
する第3給水路を形成するとともに、上記流体遮断弁を
押圧する結合管を備えることを要旨とする。
【0011】
【作用】第1発明の流体用配管の継手を構成する雌形継
手構造は、筒状第1部材と筒状第2部材とが連結部材に
よって連結されると、第1給水路と第2給水路とが連通
する。この状態で、第2発明の雄形継手構造の結合管を
挿入孔から挿入すると、挿入孔と結合管との間にシール
部材による液漏れ止めシールが形成されるとともに、第
2給水路と連通する第3給水路が雄形継手構造に形成さ
れる。又、結合管の挿入による押圧力によって流体遮断
弁が第2給水路と第3給水路との間に流体通路を形成す
る。
【0012】結合管を挿入孔から取り外すと、流体遮断
弁が閉塞して、第2給水路の端末を止水する。つまり、
雌形継手構造と雄形継手構造とを連結すると、第1,第
2,第3給水路が連通した流体通路が形成され、雌形継
手構造から雄形継手構造を引き離すと雌形継手構造がセ
ルフシールされる。
【0013】
【実施例】次に本発明の実施例を説明する。図1は実施
例の流体用配管の継手を構成する雄・雌形継手構造の部
分破断分解斜視図であり、図2ないし図7は雌形継手構
造を示し、図8ないし図11は雄形継手構造を示す。図
1には、雄形継手1と雌形継手3とが示めされている。
【0014】図8は雄形継手1の部分断面図、図9はそ
の左側面図である。雄形継手1は、本体11と、結合管
13と、突起部材15と、テーパ雌ねじ部17と、第3
給水路19とを備えている。本体11は、円筒状の金属
製部材である。第3給水路19は本体11の軸心に沿っ
て形成されている。
【0015】結合管13は、図1に示すように、本体1
1の一端部11aから中央部11cまで形成されてい
る。結合管13は、円筒状であり、突起部材15の挿入
孔13aを備えている。突起部材15は円柱状であっ
て、挿入孔13aに挿入され、固定されている。突起部
材15は、本体11の軸対称に2個設けられている。テ
ーパ雌ねじ部17は本体11の他端部11bから中央部
11cまで形成されている。
【0016】図2は雌形継手3の部分断面図である。雌
形継手3は、図1,図2に示すように、配管側部材23
と、螺合側部材25と、筒状第2部材27と、ロックリ
ング29とを備えている。配管側部材23は、筒本体3
5と、テーパねじ部37と、テーパねじ部39と、第1
給水路41と、円筒穴部43とを備えている。筒本体3
5は、金属性の円筒部材である。テーパねじ部37は、
筒本体35の一端部35aに形成されている。テーパね
じ部39は、筒本体35の他端部35bに形成されてい
る。第1給水路41は、一端部35aから他端部35b
側に形成されている。円筒穴部43は、他端部35bか
ら一端部35a側に形成されている。
【0017】螺合側部材25は、雌ねじ部47と、テー
パ雌ねじ部49とを備えている。雌ねじ部47は、筒状
第2部材27が螺合される。テーパ雌ねじ部49は、テ
ーパねじ部39に螺合される。配管側部材23と螺合側
部材25とは、図2に示すように、相互に螺合されて、
筒状第1部材51を構成する。
【0018】筒状第2部材27は、拡径部53と、雄ね
じ部55と、雄形継手連結部57と、第2給水路61と
を備えている。拡径部53は、筒状第2部材27の一端
部27aに形成されている。拡径部53は、外周部53
aが円筒穴部43より僅かに小さくされている。外周部
53aには、Oリング溝53bが形成されている。Oリ
ング溝53bには、Oリング63が介装されている。
【0019】筒状第2部材27は、図2に示すように、
雄ねじ部55が雌ねじ部47に螺合され、拡径部53が
円筒穴部43に挿入される。この状態で筒状第2部材2
7を右回転させると、筒状第2部材27は、筒状第1部
材51中に進行し、左回転させると筒状第2部材27
は、筒状第1部材51から後退する方向に移動する。つ
まり、筒状第1部材51に対する筒状第2部材27の突
出量を調整することができる。
【0020】ロックリング29は、筒状第2部材27に
螺合される。ロックリング29は、筒状第1部材51に
締め付けられると、筒状第1部材51と筒状第2部材2
7との相互を固定する。筒状第2部材27における第2
給水路61には、流体遮断弁71が配設されている。流
体遮断弁71は、セルフシール用弁座73と、セルフシ
ール用テーパヘッド75と、セルフシール用フランジ7
7と、コイルスプリング79とを備えている。
【0021】図3はテーパヘッド75の部分断面図、図
4はフランジ77の部分断面図である。図5はその左側
面図である。弁座73は、筒状第2部材27と一体的に
形成されたものであって、リング状に成形されている。
テーパヘッド75は、弁座73より固い金属を成形した
ものであって、テーパ部75aと、円筒部75bとを備
えている。テーパ部75aは、円錐面75aaと、溝7
5abとを備えている。円錐面75aaは、弁座73に
当接する面であり、相互にいわゆるメタル・タッチシー
ルを構成する。つまり、最初は、弁座73のエッジ部7
3aがエッジ加工され、とがった状態とされている。こ
こに、円錐面75aaが点接触して、エッジ部73aを
潰す。これにより、エッジ部73aが円錐面75aaの
形状になじみ液体のシール部分を形成する。
【0022】フランジ77は、フランジ部77aと、円
柱部77bと、雄ねじ部77cとを備えている。フラン
ジ部77aは、円柱状であり、溝77aaを備えてい
る。フランジ部77aから円柱部77bにかけて、流路
77dが形成されている。流路77dは、フランジ部7
7aおよび円柱部77bが水の流れの抵抗となる量を小
さくすることによって、水の流れを良くする。雄ねじ部
77cは、雌ねじ穴75baにら合されるものである。
【0023】コイルスプリング79は、弁座73とフラ
ンジ77との間に介装され、相互の間を広げる方向に付
勢力を加える。テーパヘッド75とフランジ77とは、
コイルスプリング79と弁座73とを間に介装して、図
2に示すように、ら合される。
【0024】図2に示す状態の流体遮断弁71は、フラ
ンジ部77aの雄形継手連結部57の側面が操作部81
を構成する。操作部81を矢印YA方向に押圧すると、
流体遮断弁71が弁座73から離れて、流体通路が形成
される。一方、操作部81への押圧を解除すると、流体
遮断弁71が矢印YB方向に移動して、流体通路が閉塞
される。
【0025】図6は雄形継手連結部57の部分破断斜視
図、図7はこれを雄形継手1の挿入方向から見た構成図
である。雄形継手連結部57は、係合片挿入穴91と、
周溝93と、係合片嵌合穴95と、Oリング収容溝97
と、Oリング99と、止ねじ穴101とを備えている。
【0026】周溝93は、端部27bから所定距離入っ
た位置に形成されている。係合片挿入穴91は、端部2
7bと周溝93との間に形成されている。係合片嵌合穴
95は、外周部27cから周溝93に形成されている。
係合片嵌合穴95は、端部27b側に半分ズレて形成さ
れている。止ねじ穴101は、係合片挿入穴91に臨ん
で形成されている。止ねじ穴101は、外周部27cに
開口101aが開いている。開口101aからビス10
1bを螺合することにより、ビス101bが係合片挿入
穴91を閉塞する。
【0027】Oリング99は、周溝93の筒状第1部材
51側に位置する。雄形継手1は、まず結合管13が端
部27bの第2給水路61に挿入される。次に、突起部
材15を係合片挿入穴91を介して、周溝93内に入
れ、雄形継手1を回転させる。次いで、ビス101bを
締め付けると、係合片挿入穴91の開口がビス101b
によって閉塞される。これにより、雄形継手1が筒状第
2部材27から外されることが防止される。これらによ
り雄形継手1と、筒状第2部材27との接続が完了され
る。雄形継手1と筒状第2部材27との間は、結合管1
3と、Oリング99とによって、水がシールされる。
【0028】又、この挿入により結合管13の一端部1
1aが操作部81を矢印YA方向に所定量移動させる。
これにより、流体遮断弁71は、開弁状態になる。した
がって、第2給水路61と第3給水路19との間に流体
通路が形成されるとともに、これが保持される。この挿
入後、突起部材15が周溝93内に入った状態で雄形継
手1を回転させ、突起部材15が係合片嵌合穴95に達
したとき、手前に引くと、突起部材15が係合片嵌合穴
95に介装される。
【0029】これにより、雄形継手1の回転方向の位置
決めが行なわれる。雄形継手1は、コイルスプリング7
9によって常時押されていることから、突起部材15が
係合片嵌合穴95に挿入された状態は、保持される。つ
まり、通常の使用状態では、突起部材15が係合片嵌合
穴95から自然に抜け出すことはなく、雄形継手1が回
転することはない。
【0030】以上に説明した雄形継手1と雌形継手3と
は、継手の長さを自由に変更できるとともに、ワンタッ
チで継手のジョイントおよび分離が可能である。しか
も、このワンタッチのジョイントを行なうだけで、雄形
継手1と雌形継手3との間に流体通路を形成することが
できる。又、分離を行なうだけで、雌形継手3の端末の
止水を行なうことができる。
【0031】これらにより、壁や天井に水栓やスプリン
クラーヘッドを取り付ける場合に、仕上工事の前に雌形
継手3を取り付け、仕上工事の終了後、水栓やスプリン
クラーヘッドを取り付ける工法において、次に示す効果
を奏する。露出量の調整が可能であり、かつ端末の止水
が行なわれているので、壁や天井仕上用のヤトイ管が不
要になる。又、水栓等の取付け時の水抜きが不要になる
とともに、既設のケースにおける元バルブの開閉作業が
不要になる。誤作業・誤認があっても、端末の止水構造
を内蔵していることから天井や壁の汚損等の2次災害等
を防止することができる。水栓ゴマの交換や分解・点検
が局所作業で済み、全体の使用禁止の発生に至らない。
【0032】ワンタッチジョイントおよび分離作業によ
るシール材の塗布や工具の不要化及び作業の簡易化を図
ることができる。そのうえ、壁仕上げ寸法や埋没配管寸
法の間違いに対する誤差寸法の調整が可能である。これ
により、壁を壊して埋設配管をやり直したり、又は誤差
寸法を吸収する特注の持出しソケットで対応する必要が
なくなる。
【0033】次に、変形例を説明する。図10は、スプ
リンクラーヘッド取付用芯出し用プラグ111の斜視図
である。芯出し用プラグ111は、連結部113と、芯
出し部115とを備えている。連結部113は、雄形継
手連結部57と組み合わされて用いられる。連結部11
3は、プラグ部117と、突起部材119とを備えてい
る。プラグ部117は、円柱状である。突起部材119
は、円柱状であって、プラグ部117に固定されてい
る。
【0034】芯出し部115は、円板状であって、4角
凹部121と十字溝部123とが形成されている。4角
凹部121は、4角ドライバを挿入して、芯出し用プラ
グ111を回転させるために用いられる。十字溝部12
3は、十字の交点125が雌形継手3の軸心となる。つ
まり、十字溝部123は、雌形継手3の取付中心を示
す。
【0035】この芯出し用プラグ111を用いることに
より、壁のタイル目地や天井ボードの目地合わせを正確
に行なうことができる。図11は、スプリンクラーヘッ
ド131の斜視図である。スプリンクラーヘッド131
は、スプリンクラーヘッド部133と、連結部135
と、プラグ部137と、突起部材139とを備えてい
る。連結部135は、プラグ部137が円管状である以
外は、芯出し用プラグ111の連結部113とほぼ同様
な構成である。
【0036】このスプリンクラーヘッド131を用いる
ことにより、スプリンクラーヘッド131の取り付け作
業がワンタッチで行なえるようになる。図12は変形例
の雌形継手201と蛇口203との使用状態の説明図で
ある。雌形継手201は、図1に示した雌形継手3とほ
ぼ同一構成を有する。雌形継手201は、配管側部材2
23と、螺合側部材225と、筒状第2部材227と、
ロックナット229と、固定板231と、ロックナット
233とを備えている。雌形継手201は、ロックナッ
ト229をゆるめて筒状第2部材227を回転させる
と、筒状第2部材227の突出量を調整することができ
る。
【0037】又、固定板231を壁241にビス243
で取り付け、この固定板231に配管側部材223をロ
ックナット233で締め付けると、雌形継手201を壁
241に固定することができる。これに、エルボ245
を連結するだけで壁241への配管工事が完了する。
【0038】この壁241に取り付けられた雌形継手2
01に蛇口203を挿入するだけで、蛇口203の取付
工事が完了する。これらにより、壁面への配管工事が極
めて少ない工数で行なえるようになるとともに、壁面に
蛇口等の水栓を取り付ける工事をワンタッチで行なえる
ようにできる。
【0039】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のでなく本発明の要旨を変更しない範囲で種々な態様の
実施が可能である。
【0040】
【発明の効果】第1発明の流体用配管の継手を構成する
雌形継手構造は、第2発明の雄形継手構造とのワンタッ
チ接続を行なうことができる。したがって、流体用配管
の配管工事の工数の低減および接続工数の低減が図れ、
かつ高度な施工技術を必要としなくなるという極めて優
れた効果を奏する。
【0041】しかも、雌形継手構造だけで端末の止水を
行うとともに、この止水状態を雄形継手構造を挿入する
だけで解除できる。したがって、施工および保守時に、
元バルブを締めて、配管内の液抜きを行なうことなく水
栓やスプリンクラーヘッド等の器具の取り付け取り外し
ができる。この結果、施工工数が低減されるとともに、
誤って液漏れが発生することを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】雄形継手1と雌形継手3との分解斜視図であ
る。
【図2】雌形継手3の断面図である。
【図3】テーパヘッド75の断面図である。
【図4】フランジ77の断面図である。
【図5】フランジ77の側面図である。
【図6】雄形継手連結部57の破断斜視図である。
【図7】雄形継手連結部57の側面図である。
【図8】雄形継手1の断面図である。
【図9】雄形継手1の側面図である。
【図10】芯出し用プラグ111の斜視図である。
【図11】スプリンクラーヘッド131の斜視図であ
る。
【図12】変形例の使用状態の説明図である。
【図13】従来例の説明図である。
【符号の説明】
1…雄形継手 3…雌形継手 13…結合管 19…第3給水路 27…筒状第2部材 29…ロックリング 51…筒状第1部材 57…雄形継手連結部 71…流体遮断弁

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 雄形継手部分と協働して流体用配管の継
    手を構成する雌形継手構造であって、 第1給水路が形成された筒状第1部材と、 第2給水路が形成されるとともに、端部に雄形継手部分
    との連結を行う雄形継手連結部を備えた筒状第2部材
    と、 上記第1給水路と上記第2給水路とが連通する状態で、
    上記筒状第1部材と上記筒状第2部材とを連結する連結
    部材とを備え、 上記雄形継手連結部は、 上記雄形継手部分の挿入孔と、 該挿入孔と上記雄形継手部分との間で液漏れ止めを行う
    シール部材と、 上記挿入孔側から押圧力がかかると上記第2給水路と上
    記雄形継手部分との間に流体通路を形成し、該押圧力が
    解除されると該流体通路を閉塞する流体遮断弁とを備え
    た流体用配管の継手を構成する雌形継手構造。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の雌形継手構造と協働して
    流体用配管の継手を構成するものであって、 上記雄形継手連結部の挿入孔に挿入されて、上記第2給
    水路と連通する第3給水路を形成するとともに、上記流
    体遮断弁を押圧する結合管を備える流体用配管の継手を
    構成する雄形継手構造。
JP3161892A 1991-07-02 1991-07-02 流体用配管の継手を構成する雄・雌形継手構造 Pending JPH0510486A (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS49104216A (ja) * 1973-02-08 1974-10-02
JPH0324954U (ja) * 1989-07-19 1991-03-14

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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