JPH05104645A - Frp製異形管の製造装置 - Google Patents

Frp製異形管の製造装置

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JPH05104645A
JPH05104645A JP3294837A JP29483791A JPH05104645A JP H05104645 A JPH05104645 A JP H05104645A JP 3294837 A JP3294837 A JP 3294837A JP 29483791 A JP29483791 A JP 29483791A JP H05104645 A JPH05104645 A JP H05104645A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) [目的]径の異なる形状にも含浸ローラを十分に作用さ
せことができるFRP製異形管の製造装置を提供するも
のである。 [構成]床面を走行する台車上に異形状の型部材を回転
自在に支持し、床面に設けたポストに梁材を揺動自在に
装着し、梁材の反ポスト側に型部材内に位置する成形装
置を装着し、成形装置を硝子繊維を切断するカッターロ
ーラとゴムローラとを備え、合成樹脂液と硬化促進剤を
落下させるノズルを備え、且つ落下した短い硝子繊維及
び合成樹脂液と硬化促進剤を押圧する含浸ローラを揺動
自在に設けて形成したものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はFRP製異形管の製造装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に管と言えば、真円筒を連想する
が、気体や液体の輸送手段として主として横置きに利用
される場合が多い。そして、貯蔵用等の目的に利用され
る場合には、真円以外の種々の形状が要求される。地上
にあっては、タンクローリーに用いるタンクのように偏
平である方が扱いやすく、限られた場所への設置には角
形が採用されている。特に地下埋設時には、設置面積及
び掘削面積が小さく大容量の流量が得られる楕円形状が
有利である。ましてや、浄化槽のごとく、地下埋設にて
貯蔵水量と共に水深が必要であり耐圧力も強く、設置面
積を狭くする要求を満足させるためには楕円形状がぜひ
必要である。
【0003】しかるに、今日迄の楕円筒の製造方法の多
くは、可塑性の平板を湾曲させて接合、成形していた。
その加工工数は膨大であり、大口径品ともなれば作業も
困難を極めている。又、熱硬化性複合材料を使用する場
合は、湾曲が不可能であり、もし薄肉にて湾曲したとし
ても接合面の強度に疑問が残る。本特許出願人は先に特
許第124628号として、FRP製の真円筒体の成形
方法を提案していた。この手段は型を回転させながら細
断した硝子繊維及び合成樹脂を落下させ、これを押えロ
ーラで押圧するようになっていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、前記手段に
おいては真円であるため、押えローラは常時一定位置に
あれば、十分に対応できるものであるが、楕円筒の成形
に本手段を採用するとすれば、径の変化に押えローラが
対処することができないという問題がある。そこで、本
発明者は、径の異なる楕円にも押えローラが十分に作用
させることができるFRP製異形管の製造装置を提供す
るのが目的である。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するために、床面を走行する台車上に異形状の型部材を
回転自在に支持し、床面に設けたポストに梁材を揺動自
在に装着し、梁材の反ポスト側に型部材内に位置する成
形装置を装着し、成形装置を硝子繊維を切断するカッタ
ーローラとゴムローラとを備え、合成樹脂液と硬化促進
剤を落下させるノズルを備え且つ落下した短い硝子繊維
及び合成樹脂液と硬化促進剤を押圧する含浸ローラを揺
動自在に設けて形成したFRP製異形管の製造装置を構
成したものである。
【0006】又、ポストに枢着した梁材と平行に連結ロ
ッドをポストに枢着し、梁材と連結ロッドの他端に成形
装置を枢着して平行四辺形状に枢着部分を構成したFR
P製異形管の製造装置である。
【0007】又、異形状をした型部材の外周2個所に円
形をした案内レールを固定して台車上の夫々2個の案内
車輪で回転自在に支持し、型部材の外周にその型に沿う
ようにチェーンを巻付け、このチェーンと噛合う駆動用
スプロケットホイルを台車上に設けたギャードモータで
駆動するFRP製異形管の製造装置を構成したものであ
る。
【0008】又、駆動用スプロケットホイルを台車上で
揺動する揺動腕の自由端に装着し、揺動腕を台車に設け
たシリンダで常時に装着して、駆動用スプロケットホイ
ルをチェーンの形状の変化に応じて揺動させるFRP製
異形管の製造装置を構成したものである。
【0009】又、成形装置の支持盤の下面両側にレバー
支持片を介して夫々レバーを枢着し、レバーの先端に第
2レバーを枢着し、両側のレバー及び第2レバーの先端
で第1含浸ローラと第2含浸ローラとの軸を回転自在に
支持し、両第2レバーの一部に支持盤に枢着したシリン
ダに取付けたロープを取付けて第2レバーを揺動できる
ように支持したFRP製異形管の製造装置を構成したも
のである。
【0010】又、ポストに枢着した梁材の反成形装置側
に長孔を有する突片を設け、この長孔内にポストに装着
したシリンダのロッドを取付け、梁材に成形装置とバラ
ンスをとるためのカウンターウエイトを取付けたFRP
製異形管の製造装置を構成したものである。
【0011】
【作用】本発明は前記のように構成したもので、シリン
ダの駆動で梁材を揺動させて成形装置を上方へ位置さ
せ、ギヤードモータで駆動用スプロケットホイルを駆動
してチェーンとの噛合いにより型部材を回動させながら
台車を走行させて型部材内に成形装置に位置させ、シリ
ンダの駆動を停止させる。
【0012】その後、台車を往復動させながら硝子繊維
束をカッターローラとゴムローラとの間に送って短かい
硝子繊維に切断して、型部材内に落下させ、更に合成樹
脂液と硬化促進剤を流下させてできた帯状体を第1,第
2含浸ローラの自重で押圧しながら空気等の気泡を脱泡
する。前記の操作を繰り返すことにより、所望厚さをし
たFRP製の異形管を製造する。
【0013】
【実施例】本発明の実施例を図1乃至図6に基いて詳細
に説明すると、型材Aと台車BとポストCと梁材Dと成
形装置Eとから構成されている。
【0014】型材Aは内面が中空で所望の異形状(本実
施例においてはほぼ楕円形)をした型部材1の両側外周
に溝形をした円形の案内リンク2,2を取付け、中央に
は所望形状どうりにチェーン3を巻付けて離脱しないよ
うに装着している。そして、型部材1にチェーン3を除
いて2つ割りにできるようになっている。図面では省略
したが2つ割りにした型部材1はピン及び油圧シリンダ
等で連結できるようになっている。
【0015】台車Bは床面4上に設置した平行なレール
5,5上を車輪6,6,…で移動できるようになってお
り、進行方向の前後両側上面に案内車輪7,7,8,8
をブラケット9,9,10,10を介して回転自在に設
置して型材Aの案内リンク2,2に係合せしめて型材A
を回転自在に支持している。又、台車Bの中央にはギャ
ードモータ11を設置し、ギャードモータ11の軸に設
けたスプロケットホイル12と台車B上に設置した中間
軸13の一端に設けたスプロケットホイル14との間に
チェーン15を掛けて中間軸13を回転させるようにな
っている。この中間軸13の他端は軸受16で軸支して
おり、中央部に揺動腕17を取付け、揺動腕17の先端
に駆動軸18を取付け、この駆動軸18の一端に取付け
たスプロケットホイル19と中間軸13の中央部に取付
けたスプロケットホイル20との間にチェーン21を掛
けて駆動軸18を駆動し、駆動軸18の他端に取付けた
駆動用スプロケットホイル22を前記チェーン3と噛合
わせ、型材Aの型部材1を同一周速度で回転させるよう
になっている。
【0016】又、揺動腕17は中間部に台車Bに装着し
たシリンダ23によって上昇方向に付勢され、駆動用ス
プロケットホイル22を常時チェーン3と確実に噛合わ
せることができるようになっている。又、台車Bは後記
するポストCの反対側で床面4より下方に設置した走行
用モータ24で駆動される螺子棒25に螺合した支持板
26を固定し、走行用モータ24の駆動でレール5,5
上を走行できるようになっている。
【0017】ポストCは下記のように構成している。即
ち、門形に形成し、その両脚27,27で床面4上のレ
ール5,5の延長線上に設置し、両脚27,27のレー
ル5,5側の上部に支片28,28を突設してピン29
で後記する梁材Dの一部を枢着している。ポストCの反
支片28側にブラケット30を固定し、このブラケット
30にシリンダ31を枢着し、そのロッド32を梁材D
のブラケット30側に突設した突片33に設けた長孔3
4内に取付け、梁材Dをピン29を中心に揺動できるよ
うに形成している。そして、梁材Dの支片28側の先端
に設けた両連続片35,35(図5参照)に後記する成
形装置Eの一端上部をピン36で枢着し、成形装置Eの
ピン36側の下端に突片37を突設してピン38で連結
ロッド39の一端を枢着し、連結ロッド39の他端を門
形のポストCに取付けた突片40にピン41で枢着し、
梁材Dと連結ロッド39とピン29,36,38,41
で平行四辺形を形成せしめ、成形装置Eを梁材Dが揺動
運動した際にも常時水平状態を保持せしめるようになっ
ている。
【0018】又、梁材Dのブラケット30側に取付部材
42を突設し、カウンターウエート43を取付けて梁材
Dに取付けた成形装置Eとの間のバランスを保持するよ
うになっている。
【0019】成形装置Eは図4乃至図6に示すように構
成している。即ち、基台44の一端に垂直壁45を固定
し、垂直壁45の両側に取付片46,46を突設し、こ
の取付片46,46と前記した梁材Dの連結片35,3
5に前記ピン36を通して梁材Dと成形装置Eとを連結
し、垂直壁45の下端に前記突片37を突設して連結ロ
ッド39にピン38で連結している。そして、垂直壁4
5に沿うように基台44の下面にローラ支持部材47を
固定してローラ支持部材47の下端にガイドローラ48
を回転自在に装着している。
【0020】又、基台44の上面に支持盤49を固定し
ている。そして、この支持盤49の図6において左側の
両側端に軸受50,50を固定して硝子繊維を切断する
カッターローラ51,51の軸52,52を軸支してい
る。この両カッターローラ51,51は中央側を相互に
嵌合して支持し、夫々の軸52,52を別個に回転でき
るようにとプーリ53,53を軸着し、このプーリ5
3,53と図6において右側の両側端に設置したモータ
54,54で駆動するプーリ55,55との間にベルト
56,56を掛けてカッターローラ51,51が駆動さ
れるようになっている。
【0021】又、両側のプーリ53,55間には移動フ
レーム57を支持盤49上に移動自在に設けている。こ
の移動フレーム57は両側に支持壁58,58を設け、
両支持壁58,58の下面を連結板59で連結し、連結
板59の下面両側に案内面60,60を凹部で形成し、
支持盤49の両側に固定した案内凸部61,61に嵌合
し、両側に設置したエアーシリンダ62,62で移動フ
レーム57が移動するようになっている。この移動フレ
ーム57に複数個に分割したゴムローラ63を装着して
前記カッターローラ51,51に当接して両ローラ5
1,63間で硝子繊維を切断するようになっている。
【0022】又、移動フレーム57の両支持壁58,5
8にはアーム64,64を揺動自在に枢着し、両アーム
64,64の先端に押えローラ65を枢着し、両アーム
64,64と支持盤58,58間にコイルスプリング6
6,66を夫々取付けて押えローラ65をゴムローラ6
3,63に押し付けて硝子繊維を確実に切断できるよう
に形成している。尚、支持盤49及び基台44にはシュ
ーター67を取付けて、切断された硝子繊維を集中して
落下させるようになっている。尚、硝子繊維はロービン
グ68,68,…から巻戻され、梁材D上を通り支持盤
49上に設置した支持部材69に装着してゴムローラ6
3の近傍に開口している多数のガイドパイプ70,7
0,…中を通るようになっている。
【0023】又、梁材Dには図示を省略したが樹脂導管
71が取付けられており、支持盤49に設けた樹脂分配
管72に連通させ、この樹脂分配管72から、2本の導
管73,73を介してノズル74,74に連通するよう
になっており、例えば、不飽和ポリエステル樹脂と硬化
促進剤との混合組成物をノズル74,74から吐出すよ
うになっている。
【0024】又、支持盤29には図6において下面左端
の両側にレバー支持片75,75を固定し、レバー支持
片75,75の下端に夫々レバー76,76を枢着して
いる。このレバー76,76の外側先端に第2レバー7
7,77を夫々ピン78,78で枢着している。そし
て、レバー76,76に枢着したピン78,78及び第
2レバー77,77の先端に取付けたピン79,79に
夫々軸受具80,80を取付けている。
【0025】前記各軸受具80,80,…は図6に示す
ようにほぼU字状をした軸受部81と、軸受部81を覆
うように軸受部81の一端に枢着した蓋体82と、蓋体
82を軸受部81の他端に止める蝶螺子83とで構成さ
れており、外周に網目状体を囲繞した第1含浸ローラ8
4と第2含浸ローラ85の両側に設けた軸86,86,
…を夫々各軸受部81,81,…に挿通する。各軸8
6,…には鍔部87が設けられており、軸受部81から
抜出さないようになっており、蓋体82を被せて蝶螺子
83で固定することにより、各軸86,…は軸受部81
内で自由に回転でき、且つ離脱しないようになってい
る。
【0026】又、図6において右側の両側にはシリンダ
88,88が自由に揺動できるように支持盤49に装着
されており、その各ロッド89に取付けたロープ90を
夫々支持盤49の下面に取付けた支持片91に装着した
溝車92を介して第2レバー77,77に突設したロー
プ取付片93に取付け、シリンダ88,88の出入作用
で第2レバー77,77を揺動させるようになってい
る。
【0027】本実施例は前記のように構成したもので、
ポストCのシリンダー31を入側に駆動して梁材Dを揺
動させて成形装置Eを上昇させる。次に、台車B上のギ
ャードモータ11を駆動して複数個のスプロケットホイ
ルを介してチェーン3を駆動して型部材1を両側の案内
車輪7,7,8,8の案内で回転させる。そして、床面
4の下方に設置した走行用モータ24の駆動で台車Bを
ポストC側へ移動させ、型部材1の端部に成形装置Eが
位置した時に、シリンダー31を出側へ駆動して成形位
置Eを下降させ、型部材1の内面にガイドローラ48を
当接し、成形装置Eを型部材1の内面で保持して型部材
1と成形装置Eとの距離を一定に保持するようにする。
この状態で台車Bを往後動させ、且つ型部材1を回転さ
せると、成形装置Eは型部材1の内面に螺旋状の軌跡を
残して移動することになる。
【0028】一方、成形装置Eの両モータ54,54を
駆動してカッターローラ51,51を回転させ、ロービ
ング68,68,…を巻戻し、多数のガイドパイプ7
0,70,…から送られた硝子繊維束を押えローラ65
で押さえ、カッターローラ51,51とゴムローラ63
との間で硝子繊維束を短い繊維に切断してシュータ67
から落下させる。又、両側のノズル74,74から不飽
和ポリエステル樹脂と硬化促進剤との混合組成物を排出
させ、樹脂、繊維混合体を形成する。
【0029】前記樹脂、繊維混合体は型部材1の回転に
伴い第1含浸ローラ84と第2含浸ローラ85で型部材
1に押圧され、よく混合されて気泡等が充分排除され、
薄い帯状体が形成され、台車Bを往復動させることによ
り、前記螺旋状軌跡は交叉し、型部材1を複数回回転す
ることにより、異形筒体の厚さは層状をなして増加して
行き、硝子の短繊維で強化された不飽和ポリエステル製
パイプ所謂FRP製パイプが形成される。
【0030】尚、型部材1は外周に巻かれたチェーン3
に駆動用スプロケットホイル22がシリンダ23の付勢
力により常時確実に噛合って同一周速度で回転し、樹
脂、繊維混合体の位置が回転中心から異なった際には、
レバー76及び第2レバー77が夫々揺動して第1含浸
ローラ84と第2含浸ローラ85との位置を変化させ、
樹脂、繊維混合体を充分に押圧し、空気等を排除するよ
うになっている。
【0031】又、樹脂、繊維混合体を第2含浸ローラ8
5で押圧している際にはシリンダー88,88を出側に
作用させてロープ90を十分に延びた状態にしておいて
樹脂、繊維混合体の位置に応じて第2含浸ローラ85を
自動的に変位させるようにしてもよいものである。そし
て、作業が完了して型部材1を引抜く際に、シリンダー
88,88を入側に作用させて第2含浸ローラ85及び
第1含浸ローラ84を上方へ位置させて邪魔にならない
ようにする。
【0032】
【発明の効果】本発明は前記のような構成、作用を有す
るもので、異形の型部材の周速度を一定にしているの
で、異形であっても肉厚を一定にすることができる。
又、成形装置は平行四辺形状に支持されているため肉厚
の変化によって上下動かした際にも常時水平状態を保持
して硝子繊維及び合成樹脂等の落下位置を安定させるこ
とができる。
【0033】又、型部材は異形ではあるが、巻付けたチ
ェーンと噛合う駆動用スプロケットホイルを揺動腕の自
由端に装着し、揺動腕を常時上方へ付勢しているので、
中心距離が変化してもチェーンと駆動用スプリングロケ
ットホイルとの噛合いが外れるようなことがない。
【0034】又、型部材を揺動させるシリンダのロッド
は突片に設けた長孔に取付けているので、長孔の範囲内
において自由に揺動運動ができる。
【0035】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るFRP製異形管の製造装置の全体
の配置を示す一部を切断した正面図。
【図2】台車と型部材との関係を示す一部の拡大正面
図。
【図3】台車と型部材との関係を示す側面図。
【図4】成形装置と梁材との一部を示す拡大正面図。
【図5】成形装置と梁材の正面図。
【図6】成形装置の側面図。
【符号の説明】
A 型材 B 台車 C ポスト D 梁材 E 成形装置 1 型部材 2 案内リンク 3 チェーン 4 床面 5 レール 6 車輪 7 案内車輪 8 案内車輪 9 ブラケット 10 ブラケット 11 ギャードモータ 12 スプロケットホイル 13 中間軸 14 スプロケットホイル 15 チェーン 16 軸受 17 揺動軸 18 駆動軸 19 スプロケットホイル 20 スプロケットホイル 21 チェーン 22 駆動用スプロケットホイル 23 シリンダ 24 走行用モータ 25 螺子棒 26 支持板 27 脚 28 支片 29 ピン 30 ブラケット 31 シリンダ 32 ロッド 33 突片 34 長孔 35 連結片 36 ピン 37 突片 38 ピン 39 連結ロッド 40 突片 41 ピン 42 取付部材 43 カウンターウエイト 44 基台 45 垂直壁 46 取付片 47 ローラ支持部材 48 ガイドローラ 49 支持盤 50 軸受 51 カッターローラ 52 軸 53 プーリ 54 モータ 55 プーリ 56 ベルト 57 移動フレーム 58 支持壁 59 連結板 60 案内面 61 案内凸部 62 エアーシリンダ 63 ゴムローラ 64 アーム 65 押えローラ 66 コイルスプリング 67 シュータ 68 ロービング 69 支持部材 70 ガイドパイプ 71 樹脂導管 72 樹脂分配管 73 導管 74 ノズル 75 レバー支持片 76 レバー 77 第2レバー 78 ピン 79 ピン 80 軸受具 81 軸受部 82 蓋体 83 蝶螺子 84 第1含浸ローラ 85 第2含浸ローラ 86 軸 87 鍔部 88 シリンダ 89 ロッド 90 ロープ 91 支持片 92 溝車 93 ロープ取付片

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 床面を走行する台車上に異形状の型部材
    を回転自在に支持し、床面に設けたポストに梁材を揺動
    自在に装着し、梁材の反ポスト側に型部材内に位置する
    成形装置を装着し、成形装置を硝子繊維を切断するカッ
    ターローラとゴムローラとを備え、合成樹脂液と硬化促
    進剤を落下させるノズルを備え、且つ落下した短い硝子
    繊維及び合成樹脂液と硬化促進剤を押圧する含浸ローラ
    を揺動自在に設けて形成したことを特徴とするFRP製
    異形管の製造装置
  2. 【請求項2】 ポストに枢着した梁材と平行に連結ロッ
    ドをポストに枢着し、梁材と連結ロッドの他端に成形装
    置を枢着して平行四辺形状に枢着部分を構成したことを
    特徴とする請求項1記載のFRP製異形管の製造装置。
  3. 【請求項3】 異形状をした型部材の外周2個所に円形
    をした案内レールを固定して台車上の夫々2個の案内車
    輪で回転自在に支持し、型部材の外周にその型に沿うよ
    うにチェーンを巻付け、このチェーンと噛合う駆動用ス
    プロケットホイルを台車上に設けたギャードモータで駆
    動することを特徴とする請求項1記載のFRP製異形管
    の製造装置。
  4. 【請求項4】 駆動用スプロケットホイルを台車上で揺
    動する揺動腕の自由端に装着し、揺動腕を台車に設けた
    シリンダで常時上方に付勢して、駆動用スプロケットホ
    イルをチェーンの形状の変化に応じて揺動させることを
    特徴とする請求項1,3記載のFRP製異形管の製造装
    置。
  5. 【請求項5】 成形装置の支持盤の下面両側にレバー支
    持片を介して夫々レバーを枢着し、レバーの先端に第2
    レバーを枢着し、両側のレバー及び第2レバーの先端で
    第1含浸ローラと第2含浸ローラとの軸を回転自在に支
    持し、両第2レバーの一部に支持盤に枢着したシリンダ
    に取付けたロープを取付けて第2レバーを揺動できるよ
    うに支持したことを特徴とする請求項1記載のFRP製
    異形管の製造装置。
  6. 【請求項6】 ポストに枢着した梁材の反成形装置側に
    長孔を有する突片を設け、この長孔内にポストに装着し
    たシリンダのロッドを取付け、梁材に成形装置とバラン
    スをとるためのカウンターウエイトを取付けたことを特
    徴とする請求項1記載のFRP製異形管の製造装置。
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