JPH05104390A - 工作機械の切屑飛散防止装置 - Google Patents

工作機械の切屑飛散防止装置

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JPH05104390A
JPH05104390A JP26638591A JP26638591A JPH05104390A JP H05104390 A JPH05104390 A JP H05104390A JP 26638591 A JP26638591 A JP 26638591A JP 26638591 A JP26638591 A JP 26638591A JP H05104390 A JPH05104390 A JP H05104390A
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JP
Japan
Prior art keywords
machine tool
cross rail
cover
splashing
scattering prevention
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP26638591A
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English (en)
Inventor
Yoshiaki Imamura
芳晁 今村
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 加工時に発生する切屑の飛散を確実に防止す
る。 【構成】 門形コラム14に支持されたクロスレール1
5の側部に切屑飛散防止カバー23(スクリーン37)
を設けて切屑飛散防止カバー23が駆動装置(油圧モー
タ43)によって上下移動自在に支持し、且つ、切屑飛
散防止カバー34を工作機械に搭載した自動工具交換装
置18並びにアタッチメント自動交換装置19の動作と
関連して工作機械の動作部との干渉を防止できるように
一連の動作指令に基づいて自動的に上下移動自在に支持
することで、切屑飛散防止カバー23をクロスレール1
5の移動に追従して移動し、且つ、工作機械の動作部と
の干渉を防止しながら移動するようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は門形工作機械において切
屑の飛散を防止した工作機械の切屑飛散防止装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図8に従来の工作機械の正面、図9にそ
の平面を示す。
【0003】図8及び図9に示すように、この工作機械
はクロスレール移動式の五面加工機であって、機械本体
101に装着されたベッド102上にはテーブル103
がベッド102の長手方向に移動自在に支持されてい
る。一方、機械本体101には門形のコラム104が同
方向に移動自在に支持され、このコラム104にはクロ
スレール105が上下方向に移動自在に支持されてい
る。そして、このクロスレール105にはラム106を
垂直方向に移動自在に支持したサドル107が水平方向
に移動自在に支持されている。
【0004】また、機械本体101には図示しない回転
主軸の工具を交換する自動工具交換装置108とラム1
06の先端に図示しないアタッチメントを着脱するアタ
ッチメント自動交換装置109が搭載されている。
【0005】更に、この工作機械には加工中に発生する
切屑が外方に飛散しないようにこれを防止するカバーが
設けられている。即ち、ベッド102の両側部にはその
長手方向に沿って前後一対の固定カバー110,111
が取付けられると共にその間には移動カバー112が水
平移動可能に装着されている。また、ベッド102の端
部には切屑を回収するタンク113が取付けられてい
る。
【0006】而して、図示しない被加工物はテーブル1
03上に保持され、ラム106を移動させることで回転
主軸の工具によって被加工物の加工が行われる。このと
き、切屑はベッド102の両側部のカバー110,11
1,112によって飛散が防止される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の門形工
作機械にあっては、被加工物の加工時に発生する切屑の
飛散がベッド102の両側部のカバー110,111,
112によって防止されている。ところが、この門形工
作機械はクロスレール105が上下移動するものであ
り、このクロスレール105が上方に位置しているとき
は移動カバー112を図8及び図9に示す所定の位置に
位置させておけばよいものの、クロスレール105が下
方に位置したときにはこの移動カバー112が邪魔にな
るので水平移動して開放している。そのため、クロスレ
ール105が下方に位置したときにはこの移動カバー1
12がないので、切屑の飛散を十分に防止することがで
きないという問題があった。
【0008】本発明はこのような問題点を解決するもの
であって、加工中に発生する切屑の飛散を確実に防止し
た工作機械の切屑飛散防止装置を提供することを目的と
する。
【0009】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めの本発明の工作機械の切屑飛散防止装置は、門形コラ
ムに支持されたクロスレールの側部に切屑飛散防止カバ
ーが設けられて該切屑飛散防止カバーが駆動装置によっ
て上下移動自在に支持され、且つ、該切屑飛散防止カバ
ーが工作機械に搭載した自動工具交換装置並びにアタッ
チメント自動交換装置の動作と関連して該工作機械の動
作部との干渉を防止できるように一連の動作指令に基づ
いて自動的に上下移動自在に支持されたことを特徴とす
るものである。
【0010】
【作用】クロスレールの側部に切屑飛散防止カバーが設
けられ、駆動装置によって工作機械の動作部との干渉を
防止できるように一連の動作指令に基づいて自動的に上
下移動自在に支持されたことで、切屑飛散防止カバーは
クロスレールの移動に追従して移動して工作機械の動作
部との干渉を防止しながら発生した切屑の飛散が確実に
防止される。
【0011】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の実施例を詳細
に説明する。
【0012】図1に本発明の一実施例に係る工作機械の
切屑飛散防止装置の斜視、図2に図1のA−A断面、図
3に切屑飛散防止装置の上面、図4に切屑飛散防止装置
の駆動部の断面、図5に工作機械の正面、図6にその工
作機械の平面、図7に切屑飛散防止装置の駆動機構を表
す概略を示す。
【0013】図5及び図6に示すように、本実施例の工
作機械はクロスレール移動式の五面加工機であって、機
械本体11に装着されたベッド12上にはテーブル13
が移動自在に支持されている。一方、機械本体11には
門形のコラム14が支持され、このコラム14にはクロ
スレール15が上下移動自在に支持され、このクロスレ
ール15にはラム16を垂直移動自在に支持したサドル
17が水平方向に移動自在に支持されている。また、機
械本体11には図示しない回転主軸の工具を交換する自
動工具交換装置(以下、ATCと称する。)18とラム
16の先端に図示しないアタッチメントを着脱するアタ
ッチメント自動交換装置(以下、AACと称する。)1
9が搭載されている。なお、ベッド12の端部には切屑
を回収するタンク20が取付けられている。
【0014】また、この工作機械には加工中に発生する
切屑の飛散を防止する切屑飛散防止装置が設けられてい
る。この切屑飛散防止装置は、ベッド12の両側部にそ
の長手方向に沿って固定された前後一対の固定カバー2
1,22と、その間に装着され上下移動自在に支持され
た移動カバー23とで構成されている。
【0015】図1乃至図4に示すように、コラム14に
隣接してガイドポスト31が立設され、下端部がブラケ
ット32によって固定されている。このガイドポスト3
1は上面視がH形をなし、一方のガイド部33を支持ア
ーム34の一端部に装着された4つのローラ35が挾持
することで、支持アーム34はガイドポスト31に沿っ
て移動自在となっている。そして、この支持アーム34
には水平をなす支持軸36が固定され、この支持軸36
には図示しないコイルスプリングを介して移動カバー2
3を構成するスクリーン37の基端部が固定され、且
つ、巻装され、スクリーン37の先端部は下方に引き出
されてブラケット32に連結されている。なお、巻装さ
れたスクリーン37はカバー38によって覆われてい
る。
【0016】また、ガイドポスト31には上端部と下端
部にスプロケット39,40が取付けられており、この
スプロケット39,40にはチェーン41が掛け回され
ている。このチェーン41は支持アーム34に連結部材
42を介して連結されており、スプロケット40には油
圧モータ43の駆動軸が連結されている。なお、支持ア
ーム34の上端でクロスレール15の下面と対向した位
置にはクッション44が取付けられている。
【0017】而して、通常は、油圧モータ43の駆動力
がスプロケット39,40及びチェーン41を介して支
持アーム34に伝達されることでこの支持アーム34は
上方に付勢されており、クッション44がクロスレール
15の下面に当接した状態にある。この状態で、図示し
ない被加工物を加工するためにクロスレール15を、例
えば、下方に移動させると、スクリーン37の基端部を
支持する支持アーム34は油圧モータ43の駆動力によ
る上方への付勢に抗して押し下げられて下方に移動す
る。このとき、支持アーム34は上方への付勢力によっ
てクロスレール15の下面に当接した状態にあるのでこ
のクロスレール15と一体となって移動し、スクリーン
37はコイルスプリングの付勢力によって支持軸に巻き
取られることとなる。
【0018】一方、被加工物の加工時にクロスレール1
5を上方に移動させると、スクリーン37の基端部を支
持する支持アーム34は油圧モータ43の駆動力による
上方への付勢力によってクロスレール15の下面に当接
した状態でこのクロスレール15と一体となって上方に
移動する。
【0019】また、本実施例の切屑飛散防止装置は工作
機械に搭載されたATC及びAACを作動させたとき
に、このATC及びAACが支持アーム34やスクリー
ン37に干渉しないように一連の動作指令に基づいて自
動的に支持アーム34が移動することができるようにな
っている。即ち、図7に示すように、油圧モータ43に
は電磁バルブ51を油圧ポンプ52が接続されており、
この電磁バルブ51の切換え操作によって圧油の給排を
行い、油圧モータ43を作動させて支持アーム34及び
スクリーン37を上下移動させる。
【0020】このように加工時にクロスレール15が上
下移動してもスクリーン37の基端部を支持する支持ア
ーム34はこのクロスレール15に追従して移動するこ
ととなり、このときに発生する切屑の飛散はこのスクリ
ーン37によって確実に防止される。また、工作機械に
搭載されたATC及びAACを作動させたときにも一連
の動作指令に基づいて自動的に支持アーム34が移動
し、ATC及びAACが支持アーム34やスクリーン3
7に干渉することはない。
【0021】なお、上述の実施例において、本発明の切
屑飛散防止装置をクロスレール移動式の工作機械に適用
して説明したが、クロスレール固定式の工作機械に適用
しても同等の効果を奏することができる。
【0022】
【発明の効果】以上、実施例を挙げて詳細に説明したよ
うに本発明の工作機械の切屑飛散防止装置によれば、ク
ロスレールの側部に切屑飛散防止カバーを駆動装置によ
って上下移動自在に支持し、その切屑飛散防止カバーを
工作機械に搭載した自動工具交換装置並びにアタッチメ
ント自動交換装置の動作と関連して工作機械の動作部と
の干渉を防止できるように一連の動作指令に基づいて自
動的に上下移動自在に支持したので、切屑飛散防止カバ
ーはクロスレールの移動に追従して移動し、且つ、工作
機械の動作部との干渉を防止しながら移動することとな
り、加工時に発生する切屑の飛散を確実に防止すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る工作機械の切屑飛散防
止装置の斜視図である。
【図2】図1のA−A断面図である。
【図3】切屑飛散防止装置の上面図である。
【図4】切屑飛散防止装置の駆動部の断面図である。
【図5】切屑飛散防止装置が装着された工作機械の正面
図である。
【図6】その工作機械の平面図である。
【図7】切屑飛散防止装置の駆動機構を表す概略図であ
る。
【図8】従来の工作機械の正面図である。
【図9】従来の工作機械の平面図である。
【符号の説明】
14 コラム 15 クロスレール 16 ラム 17 サドル 21,22 固定カバー 23 移動カバー 31 ガイドポスト 34 支持アーム 37 スクリーン 39,40 スプロケット 41 チェーン 43 油圧モータ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 門形コラムに支持されたクロスレールの
    側部に切屑飛散防止カバーが設けられて該切屑飛散防止
    カバーが駆動装置によって上下移動自在に支持され、且
    つ、該切屑飛散防止カバーが工作機械に搭載した自動工
    具交換装置並びにアタッチメント自動交換装置の動作と
    関連して該工作機械の動作部との干渉を防止できるよう
    に一連の動作指令に基づいて自動的に上下移動自在に支
    持されたことを特徴とする工作機械の切屑飛散防止装
    置。
JP26638591A 1991-10-15 1991-10-15 工作機械の切屑飛散防止装置 Withdrawn JPH05104390A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26638591A JPH05104390A (ja) 1991-10-15 1991-10-15 工作機械の切屑飛散防止装置

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JPH05104390A true JPH05104390A (ja) 1993-04-27

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ID=17430206

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JP26638591A Withdrawn JPH05104390A (ja) 1991-10-15 1991-10-15 工作機械の切屑飛散防止装置

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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19990107