JPH05104350A - 組立て装置 - Google Patents

組立て装置

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JPH05104350A
JPH05104350A JP29800091A JP29800091A JPH05104350A JP H05104350 A JPH05104350 A JP H05104350A JP 29800091 A JP29800091 A JP 29800091A JP 29800091 A JP29800091 A JP 29800091A JP H05104350 A JPH05104350 A JP H05104350A
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JP
Japan
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pallet
parts
unit
assembling
assembly
Prior art date
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JP29800091A
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English (en)
Inventor
Kiyohiko Akanuma
清彦 赤沼
Tadashi Watanabe
規 渡辺
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 [目的] 組立てに供される部品をパレット上に並べて
供給するようにした組立て装置において、パレットによ
る部品の供給の自動化を達成することを目的とする。 [構成] 縦板と横板とによって区画され、下駄箱状に
高さ方向および横方向に複数の収納部を有するパレット
棚36または回転式であって高さ方向および円周方向に
複数の収納部を有するパレット棚44を用い、取出し用
アーム40を移動手段によって全収納部にアクセス可能
にし、任意の収納部からパレット31を取出して供給す
るようにしたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は組立て装置に係り、とく
に組立てに供される部品をパレット上に並べて供給する
ようにした組立て装置に関する。
【0002】
【従来の技術】特開昭62−277229号公報に開示
されているように、各種の電子機器を自動組立てするた
めに、組立てロボットが広く用いられるようになってい
る。上記の公報に記載されているロボットは、部品を並
べたトレーを搬送手段によって供給し、供給されたトレ
ーをストックステーションにストックしておき、ロボッ
トによってこのストックステーションから所定のトレー
を取出すとともに、部品取出しステーションに載置し、
このステーション内のトレーからロボットの判断によっ
て部品を取出し、取出された部品を用いて自動組立てを
行なうようにしたものてある。このようなロボットは、
1台のロボットによって複数の部品の組立てを行なうこ
とができるという特徴をもっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このようなロボットか
ら成る自動組立て装置によって組立てを行なう場合に
は、部品供給用のパーツパレット上に部品を整列した状
態で供給し、所定の位置においてパレット上から組立て
ヘッドが部品を取出すとともに、これらの部品を順次所
定の位置に組込むことによって組立てが行なわれること
になる。そして従来はパレットの供給を人手によって行
なうようにしており、機種に応じた所要の部品を載置し
たパレットを作業員が1個ずつコンベアに載せ、所定の
位置へ搬送するようにしていた。
【0004】このような従来の組立て装置によれば、パ
レットによる部品の供給のために人手を要する欠点があ
り、完全自動化が妨げられていた。
【0005】本発明はこのような問題点に鑑みてなされ
たものであって、パレット上に並べて供給される部品の
自動供給を可能にするようにした組立て装置を提供する
ことを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、組立てに
供される部品をパレット上に並べて供給するようにした
組立て装置において、複数の収納部を有するパレット棚
と、前記パレット棚の収納部からパレットを取出す取出
し用アームと、前記パレット棚の全収納部にアクセス可
能に前記取出し用アームを移動させる手段とを具備する
ようにしたものである。
【0007】また第2の発明は、上記第1の発明におい
て前記パレット棚は縦板と横板とによって区画され、下
駄箱状に高さ方向および横方向に複数の収納部を有する
ようにしたものである。
【0008】また第3の発明は、上記第1の発明におい
て前記パレット棚は回転式であって、高さ方向および円
周方向に複数の収納部を有するようにしたものである。
【0009】
【作用】第1の発明によれば、取出し用アームが移動手
段によって移動され、これによってパレット棚の所定の
収納部に収納されているパレットを選択して取出すこと
が可能になる。このようなパレットは例えば搬送手段に
よって搬送され、組立て位置へ供給される。
【0010】第2の発明によれば、パレット棚は高さ方
向および横方向に複数の収納部を有し、下駄箱状に構成
されており、それぞれの収納部に部品を並べたパレット
が収納されることになる。従ってアームはパレット棚の
高さ方向および横方向に移動手段によって移動され、所
定の収納部からパレットを取出すことになる。
【0011】第3の発明によれば、パレット棚は回転式
であって高さ方向および円周方向に複数の収納部を有し
ているために、アームは高さ方向に移動されるととも
に、パレット棚は回転され、これによって所定の収納部
が選択され、この収納部からアームによってパレットが
取出されることになる。
【0012】
【実施例】図1は本発明の第1の実施例に係る自動組立
て装置の全体の構成を示すものであって、この組立て装
置は、同じ機能を有する直交ロボットから成る組立てユ
ニットを14台組合わせたものである。またこの組立て
装置はパーツ供給ユニット11と、機種切換えユニット
12とを備えている。また搬送ラインの下流側には搬出
ユニット13が設けられている。搬送ラインはパーツパ
レット供給用コンベア16とパーツパレット返送用コン
ベア17と、そして組立てパレット搬送用コンベア18
とから構成されている。
【0013】つぎに直交ロボットから成る組立てユニッ
トの構成について説明すると、図2に示すようにそれぞ
れの組立てユニットはX軸方向移動ユニット21とY軸
方向移動ユニット22とを備えている。そしてX軸方向
移動ユニット21上にはマルチヘッドから成る組立てヘ
ッド23が設けられている。このマルチヘッド23の主
軸はZ軸方向と一致している。そしてこの組立てヘッド
23はツールスタンド24から任意のツールを取出し、
その先端部に装着するようになっている。
【0014】また組立てユニット10にはパーツパレッ
ト位置決め台25が設けられており、パーツパレット搬
送用コンベア16によって搬送されたパーツパレットを
一旦このパーツパレット位置決め台25上に載置してお
くようになっている。そしてパーツパレット供給用コン
ベア16と隣接する位置にはパーツパレット返送用コン
ベア17が設けられている。これに対して組立てパレッ
ト搬送用コンベア18は組立てヘッド23に対して上記
2種類のコンベア16、17とは反対側に位置してい
る。
【0015】各組立てユニット10のマルチヘッド23
は図3に示すように、例えば4本のマウントヘッドを備
えており、これらの先端にそれぞれパーツ28を保持す
るようになっている。そしてヘッド23の先端部に保持
されたパーツ28はその下側からCCDカメラ29によ
って撮像が行なわれるようになっており、マウント位置
をCCDカメラ29によって正しく測定するようにして
いる。
【0016】パーツ供給ユニット11から供給されると
ともに、各組立てユニット10にパーツパレット供給用
コンベア16によって搬送されるパーツパレットは、例
えば図4に示すような専用パーツパレット31であって
よい。このパーツパレット31は供給する部品の形状に
応じた形状の凹部を備えており、その中に一定の姿勢で
パーツを並べて載置するようにしている。このようなパ
レット31はコンベア16によって供給され、組立てユ
ニット10の位置決め台25上に導かれ、組立てヘッド
23のチャックによってその中から部品が取出されるよ
うになっている。
【0017】図5は別のパーツパレット32を示してお
り、このパレットは汎用パーツパレットから構成されて
いる。すなわちこのパーツパレット32は一定の形状、
例えば所定の寸法の矩形の凹部が形成されており、この
中にこの凹部よりも小さな部品を並べて配置するように
なっている。従ってこのパレット32によれば、供給さ
れる部品の種類が限定されることがない。すなわち凹部
の大きさよりも小さな部品であれば、各種の部品をこの
パレット32によって各組立てユニット10に供給でき
るようになる。
【0018】図6は組立てパレット搬送用コンベア18
によって組立てユニット10に供給される組立て用パレ
ット33を示している。このパレット33はその上で組
立てが行なわれるパレットであって、例えばこの組立て
装置によってテープレコーダを組立てる場合には、テー
プレコーダのメカシャーシをこの組立て用パレット33
上に載置して供給する。するとパレット33上のシャー
シには各組立てユニット10を通過する毎に、各種の部
品が組立てられるようになる。
【0019】図7〜図9はパーツ供給ユニット11を示
している。この供給ユニット11はとくに図8に示すよ
うに、下駄箱状をなすパレット棚36を備えている。こ
のパレット棚36は縦板と横板とによって区画された多
数の収納部を備えており、各収納部にそれぞれパーツ2
8が収納された専用パーツパレット31または汎用パー
ツパレット32が収納されるようになっている。
【0020】そしてパーツ供給ユニット11はパレット
棚36の前方に、X軸方向移動ユニット37とY軸方向
移動ユニット38とを備えている。X軸方向移動ユニッ
ト37はパレット棚36の高さ方向にZ軸方向移動ユニ
ット39を移動させるようになっている。これに対して
Y軸方向移動ユニット38はパレット棚36の横方向に
X軸方向移動ユニット37を移動させるようになってい
る。そしてZ軸方向移動ユニット39は図9に示すよう
に、その先端部にパレット取出しアーム40を備えてお
り、このアーム40によってパレット棚36の所定の位
置からパレット31、32を取出すようになっている。
【0021】図10〜図12は変形例のパーツ供給ユニ
ット11を示している。この供給ユニット11は下駄箱
状の一対の固定型パレット棚43とともに、回転型パレ
ット棚44を両側に備えている。回転型パレット棚44
は垂直軸を中心として回転するようになっており、前面
側に設けられている開口45の部分に臨む位置からアー
ムによってパレットを取出すようになっている。このよ
うな構成によれば、とくに回転型パレット棚44の存在
によって、パーツパレット31、32の数を多くするこ
とが可能になり、これによって組立て部品数が大きなワ
ークの組立てが可能になる。
【0022】図13はこのような組立て装置の全体の制
御系を示すものであって、各組立てユニット10はそれ
ぞれ対応するコントローラ47を備えている。そしてこ
のコントローラ47はホストコンピュータ48とライン
制御用コンピュータ49を介して接続されるようになっ
ている。そしてホストコンピュータ48およびライン制
御用コンピュータ49と接続されたパーツ管理用コンピ
ュータ50が設けられており、このコンピュータ50に
よってとくにパーツの管理を行なうようにしている。
【0023】つぎに以上のような構成に係る組立て装置
の自動組立て動作を説明する。組立てに必要なパーツは
パレット31、32に載置された状態で図8に示すパレ
ット棚36内に収納されている。パレット取出しアーム
40はX軸方向およびY軸方向に移動し、所定の位置の
棚からパレット31、32を取出すとともに、取出した
パレットをパーツパレット供給用コンベア16によって
所定の組立てユニット10に供給する。組立てユニット
10において、供給されたパレット31、32は組立て
ヘッド23によってパーツパレット位置決め台25に載
置される。すなわちそれぞれの組立てユニット10にお
いて必要とするパーツはパレット31上に載置された状
態で供給され、パーツパレット位置決め台25上に待機
することになる。
【0024】一方組立てのための組立てパレット33は
機種変更ユニット12から供給されるようになってお
り、このユニット12から供給された組立て用パレット
33が組立てパレット搬送用コンベア18によって対応
する組立てユニット10に供給される。
【0025】各組立てユニット10における組立て動作
は、組立てヘッド23がX軸方向移動ユニット21およ
びY軸方向移動ユニット22によって移動され、まずパ
レット位置決め台25上のパレット31から所要の部品
を取出す。取出された部品は図3に示すように、マルチ
ヘッド23の先端部に保持される。
【0026】マルチヘッド23の先端部に保持されたパ
ーツ28はその下側に位置するCCDカメラ29によっ
て撮像され、画像処理が行なわれる。このCCDカメラ
29による画像処理の特徴は、マルチヘッド23による
チャック時の部品28のずれを含めて最終的な画像処理
を行なうようにしているために、マルチヘッド23によ
って把持された部品28の最終位置を検出することにな
る。従って累積エラーが発生せず、精密に部品を組立て
ることが可能になる。
【0027】部品の組立ては、マルチヘッド23によっ
て把持された部品28を搬送用コンベア18によって供
給される組立て用パレット33上でマウントすることに
よって行なわれ、組立て用パレット33のワーク上に部
品を載置したならば、この状態でマルチヘッド23が部
品の解放を行なうことになる。
【0028】このような組立て動作を各組立てユニット
10において順次行なうとともに、各組立てユニット1
0における組立てを終ったならば、組立て用パレット3
3を下流側の組立てユニット10に搬送コンベア18に
よって搬送することになる。このようにして最終的に、
組立て用パレット33上で所定の電子機器が組立てられ
るようになる。そして組立てられた電子機器は搬出ユニ
ット13によってコンベアライン18から排出されるよ
うになる。そしてワークが解放されたパレット33は機
種変更ユニット12に戻されるようになる。また各組立
てユニット10でパーツ28が取出されて空になったパ
ーツパレット31、32は組立てヘッド23によってパ
レット位置決め台25からパーツパレット返送用コンベ
ア17に移され、このコンベア17によってパーツ供給
ユニット11に戻されることになる。従ってこの供給ユ
ニット11内において部品が充填されるとともに、パレ
ット棚36に収納され、つぎの取出しに備えることにな
る。
【0029】つぎにこのような組立て装置におけるロッ
トの変更の動作を説明する。ロットの変更の動作は図1
3に示す制御装置によって自動的に行なわれるようにな
っている。パーツ管理用コンピュータ50は図14に示
すように現機種のパレットの投入数の累計を行なうよう
にしており、現在組立て中のワークの数をカウントする
ようにしている。そして所定の生産数量が終了するまで
パレットの供給を継続するとともに、所定の生産数量に
達したならば、機種切換え開始通知を発する。すると機
種変更ユニット12は現機種の最終パレットとしての識
別手段を備えているアンカーパレットを組立てパレット
搬送用コンベア18を通して流す。アンカーパレットが
投入されると、各組立てユニット10はアンカーパレッ
トの到着を確認し、生産条件を管理コンピュータ50に
要求する。そして生産条件の要求があると、生産条件を
各組立てユニットに順次ダウンロードするようになる。
従って各組立てユニット10は、生産条件を取得すると
ともに、自動機種切換え動作を行なうことになる。従っ
て現在の機種のワークの数が所定の値に達すると、自動
的に機種の切換えが行なわれるようになり、この機種の
切換えが各組立てユニット10に順次ダウンロードさ
れ、自動的に機種の切換えが達成されるようになる。
【0030】このような組立て装置によれば、上述の如
く所定の数のワークの組立てを終ると、自動的に機種の
切換えが行なわれるようになり、これによって多品種少
量生産あるいは多機種タイムリー生産にフレキシブルに
対応することが可能になる。しかも各組立てユニット1
0においては、ツールスタンド24に予め保持されてい
るツールを自動的に交換することが可能なり、これによ
って各組立てユニット10が総て同じ機能であっても、
それぞれの組立てユニット10が別々の組立てを行なう
ことが可能になり、これによって多機種のワークの対す
るフレキシブルな組立てが可能になる。
【0031】またこの組立て装置は、各組立てユニット
10の組立てヘッド23が保持したパーツ28をCCD
カメラ29によって撮像し、組立てヘッド23によって
保持された最終位置を画像処理するようにしている。従
って累積エラーを発生することなく精密な組立てが可能
になり、これによって精密機械等の組立てを可能にして
いる。
【0032】またこの組立て装置はパーツ供給ユニット
11を備えており、このパーツ供給ユニット11には多
数のパレット31を収納することが可能なパレット棚3
6を備えている。これらのパレット棚36内には、パー
ツ28をマウントした専用パーツパレット31あるいは
汎用パーツパレット32がそれぞれ収納されており、X
軸方向移動ユニット37およびY軸方向移動ユニット3
8によって移動されるZ軸方向移動ユニット39によっ
て、パレット取出しアーム40を介して所定のパレット
31を取出すようにしている。従って多数のパーツを予
め貯えておくとともに、所定のパーツを自動的に取出す
ことが可能になる。各パーツパレット31、32にそれ
ぞれ自動読取り可能な識別マークを付しておくことによ
り、パーツの供給の自動化が達成されることになる。
【0033】このようなパレット供給システムは、組立
て用小物部品の供給ストレージに適用可能なばかりでな
く、システムの変動やトラブル時のバッファとしての機
能を果すことになる。さらにはつぎの機種への切換え準
備にも利用され、つぎの機種のパーツをパレット棚36
内に予めストレージすることが可能になる。さらには治
具や工具等を予めパレット31、32上に用意してお
き、このような治具や工具をパーツパレット31によっ
てパーツパレット搬送用コンベア16によって組立てユ
ニット10に供給することが可能になり、組立ての機能
をさらに向上できるようになる。
【0034】つぎに第2の実施例の組立て装置を図15
および図16によって説明する。この装置は図1に示す
第1の実施例と比較すれば明らかなように、各組立てユ
ニット10をインライン配置したものである。ここでは
10台の組立てユニット10が組合わされており、しか
も4台の組立てユニット10には振動式パーツ供給機5
4が付設されるとともに、5台の組立てユニット10に
はパレットチェンジャ55が付設されている。
【0035】そして各組立てユニット10と機種変更ユ
ニット12および搬出ユニット13とを連結するように
組立てパレット搬送用コンベア18が延びている。この
コンベア18の下側には図16に示すように、組立てパ
レット返送用コンベア53が配されている。パーツパレ
ットの搬送用および返送用コンベアについても上下2段
になっており、上側にパーツパレット供給用コンベア1
6が配されるとともに、その下側にはパーツパレット返
送用コンベア17が設けられるようになっている。
【0036】これらのコンベア16、17は各組立てユ
ニット10を連結するばかりでなく、振動式パーツ供給
機54とパレットチェンジャ55とを連結している。振
動式パーツ供給機54は専用パーツパレット31の凹部
内に振動によってパレットを並べるようにしている。ま
たパレットチェンジャ55はパレットの交換を行なう機
能をもっている。このような実施例においても、組立て
動作は基本的には上記実施例と同様であって、ロットの
自動切換えが行なわれる組立て装置を構成している。
【0037】
【発明の効果】第1の発明によれば、複数の収納部を有
するパレット棚と、パレット棚の収納部からパレットを
取出す取出し用アームと、パレット棚の全収納部にアク
セス可能に取出し用アームを移動させる手段とを具備す
るようにしたものである。従ってアームを移動させる手
段によって移動することにより、パレット棚の所定の収
納部からアームによってパレットを取出すことが可能に
なり、パレットの自動取出しが行なわれるようになる。
そしてこのようなパレットを所定の位置に供給すること
により、パレット上の部品が組立てに供されることにな
り、組立ての完全自動化が達成される。
【0038】第2の発明によれば、パレット棚は縦板と
横板とによって区画され、下駄箱状に高さ方向および横
方向に複数の収納部を有するようになっている。従って
取出し用アームを高さ方向および横方向に移動させるこ
とによって、全収納部にアームをアクセスすることがで
きるようになる。従って簡単な構造によって多数の収納
部を有するパレット棚が提供されるようになり、部品数
の多い自動組立てに対応できるようになる。
【0039】第3の発明によれば、パレット棚は回転式
であって、高さ方向および円周方向に複数の収納部を有
しているために、パレット棚を回転させるとともに、ア
ームを高さ方向に移動させることによって、任意の収納
部にアームをアクセスすることが可能できる。このよう
な回転式のパレット棚は、スペースファクタに優れ、小
さなスペースで多数の収納部を有するパレット棚を提供
できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例の組立て装置の全体の外観斜視図
である。
【図2】各組立てユニットの構成を示す斜視図である。
【図3】組立てヘッドの外観斜視図である。
【図4】専用パーツパレットの斜視図である。
【図5】汎用パーツパレットの斜視図である。
【図6】組立て用パレットの斜視図である。
【図7】パーツ供給ユニットの平面図である。
【図8】パーツ供給ユニットの正面図である。
【図9】パーツ供給ユニットの側面図である。
【図10】変形例のパーツ供給ユニットの平面図であ
る。
【図11】変形例のパーツ供給ユニットの正面図であ
る。
【図12】変形例のパーツ供給ユニットの斜視図であ
る。
【図13】組立て装置の制御系を示すブロック図であ
る。
【図14】機種の切換えの動作を示すフローチャートで
ある。
【図15】第2の実施例の組立て装置の平面図である。
【図16】第2の実施例の組立て装置の正面図である。
【符号の説明】
10 組立てユニット(直交ロボット) 11 パーツ供給ユニット 12 機種変更ユニット 13 搬出ユニット 16 パーツパレット供給用コンベア 17 パーツパレット返送用コンベア 18 組立てパレット搬送用コンベア 21 X軸方向移動ユニット 22 Y軸方向移動ユニット 23 組立てヘッド(マルチヘッド) 24 ツールスタンド 25 パーツパレット位置決め台 28 パーツ 29 CCDカメラ 31 専用パーツパレット 32 汎用パーツパレット 33 組立て用パレット 36 パレット棚 37 X軸方向移動ユニット 38 Y軸方向移動ユニット 39 Z軸方向移動ユニット 40 パレット取出しアーム 43 固定型パレット棚 44 回転型パレット棚 45 開口 47 コントローラ 48 ホストコンピュータ 49 ライン制御用コンピュータ 50 パーツ管理用コンピュータ 53 組立てパレット返送用コンベア 54 振動式パーツ供給機 55 パレットチェンジャ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 組立てに供される部品をパレット上に並
    べて供給するようにした組立て装置において、 複数の収納部を有するパレット棚と、 前記パレット棚の収納部からパレットを取出す取出し用
    アームと、 前記パレット棚の全収納部にアクセス可能に前記取出し
    用アームを移動させる手段とを具備する組立て装置。
  2. 【請求項2】 前記パレット棚は縦板と横板とによって
    区画され、下駄箱状に高さ方向および横方向に複数の収
    納部を有することを特徴とする請求項1に記載の組立て
    装置。
  3. 【請求項3】 前記パレット棚は回転式であって、高さ
    方向および円周方向に複数の収納部を有することを特徴
    とする請求項1に記載の組立て装置。
JP29800091A 1991-10-18 1991-10-18 組立て装置 Pending JPH05104350A (ja)

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JP29800091A JPH05104350A (ja) 1991-10-18 1991-10-18 組立て装置

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013116521A (ja) * 2011-12-02 2013-06-13 Kuroda Techno Co Ltd 部品組立装置
WO2016016929A1 (ja) * 2014-07-28 2016-02-04 富士機械製造株式会社 ノズル収納庫
JP2017130595A (ja) * 2016-01-22 2017-07-27 富士機械製造株式会社 ノズル収納庫

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