JPH0510420Y2 - - Google Patents

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JPH0510420Y2
JPH0510420Y2 JP8164588U JP8164588U JPH0510420Y2 JP H0510420 Y2 JPH0510420 Y2 JP H0510420Y2 JP 8164588 U JP8164588 U JP 8164588U JP 8164588 U JP8164588 U JP 8164588U JP H0510420 Y2 JPH0510420 Y2 JP H0510420Y2
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  • Channel Selection Circuits, Automatic Tuning Circuits (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔概要〕 無線機のチヤンネルアツプ信号またはチヤンネ
ルダウン信号をエンドレス式に処理するチヤンネ
ル更新部に、チヤンネル信号が最大または最小信
号に一致するか否かを検出し、一致したときにそ
れぞれ一致信号を出力する最大および最小チヤン
ネル一致検出手段からなるチヤンネル一致検出部
と、上記一致信号が出力されると同時にそれぞれ
チヤンネルアツプまたはチヤンネルダウンを停止
するチヤンネルアツプ停止手段およびチヤンネル
ダウン停止手段とからなるチヤンネル更新停止部
とを設け、さらにチヤンネルアツプ信号またはチ
ヤンネルダウン信号をチヤンネル更新部に直接入
力するかあるいはチヤンネル一致検出部およびチ
ヤンネル更新停止部を介してチヤンネル更新部に
入力するかを選択する切替部を設けてなるチヤン
ネル選択装置であつて、上記切替部によりエンド
レスタイプまたはエンドストツプタイプのどちら
にも対応することが可能となる。
〔産業上の利用分野〕
本考案は所望のチヤンネルを選択するためのチ
ヤンネル選択装置に関する。
例えば、無線機において、相手方と交信するた
めに、特定の周波数を有する所望のチヤンネルに
設定することが必要となる。
〔従来の技術〕
第4図は従来のチヤンネル選択装置を示すブロ
ツク図である。例えば回転式のパルススイツチ等
からなるチヤンネル選択信号発生部4において
は、時計方向(以下、CW方向と称す)にNクリ
ツク回転させればN回チヤンネルアツプ信号Su
が、反時計方向(以下、CCW方向と称す)にM
クリツク回転させればM回チヤンネルダウン信号
Sdがパルスとして発生する。例えば10チヤンネ
ルの無線機においては、CW方向に回転させる
と、チヤンネルアツプ信号Suが次々とマイコン
等のチヤンネル更新部1に入力され、このチヤン
ネル更新部1内のチヤンネルアツプ手段11によ
りチヤンネルがCH−1,CH−2,……,CH−
10,CH−1とエンドレス式にアツプする。また
一方で、CCW方向に回転させると、チヤンネル
ダウン信号Sdがやはりチヤンネル更新部1に入
力され、チヤンネルダウン手段12によりチヤン
ネルがCH−1,CH−10,CH−9,……,CH
−1と、やはりエンドレス式にダウンする。従来
は、上記のチヤンネルアツプまたはダウン操作を
行なうことにより所望のチヤンネルに対応するチ
ヤンネル信号Scを周波数設定部5に入力し、こ
の周波数設定部5において最終的に所定の周波数
に設定していた。なお、通常は、所望のチヤンネ
ルを速やかに選択できるように、現在のチヤンネ
ルを表示するチヤンネル表示部6を設けている。
〔考案が解決しようとする課題〕
上記のとおり、従来は、チヤンネル表示部6を
見ながらチヤンネル選択信号発生部4をエンドレ
ス式にチヤンネルアツプまたはダウン操作して所
望のチヤンネルを選択していた。このようないわ
ゆるエンドレスタイプのチヤンネル選択装置は、
通常の使用状態では特に問題はないが、例えば車
内において走行中に使用したい場合、次のような
問題が生ずる。
すなわち、走行中はチヤンネル表示部6を見る
余裕がないので、基準ポジシヨンのないチヤンネ
ル選択信号発生部4を操作して所望のチヤンネル
に設定することが難しくなることである。
上記の問題に対処するために、車載用として、
チヤンネルの数に相当するだけの接点を有しかつ
最大チヤンネルポジション(例えばCH−10)と
最小チヤンネルポジション(例えばCH−1)と
の間にロツクを設けたロータリースイツチを使用
していわゆるエンドストツプタイプのチヤンネル
選択装置を新たに用意することも考えられる。こ
のロータリースイツチにより例えば10チヤンネル
中のCH−3に設定する場合は、まず基準ポジシ
ヨンであるCH−1までロータリースイツチを回
転させ、次にCW方向にCH−2,CH−3と2ポ
ジシヨン動かせばよいので、チヤンネル表示部6
を見なくても所望のチヤンネルに設定することが
できる。しかし、ロータリースイツチは一般に量
産向きでないためパルススイツチ等に比べて高価
格であり、かつ占有面積が大きいので取付けに手
間がかかる。その上、最近は車載用のみならず携
帯用等においても上記エンドストツプタイプのチ
ヤンネル選択装置を必要とするケースが増加して
おり、ユーザーの要求に速やかに応じられるよう
にエンドレスタイプのチヤンネル選択装置にエン
ドストツプタイプのチヤンネル選択装置を予め取
り付けておくことが必要になつてきた。
本考案は上記問題点に鑑みてなされたものであ
り、ユーザーの要求に速やかに対応することが可
能であり、しかも製品コストおよび取付け工数が
増大しないようなチヤンネル選択装置を提供する
ことを目的とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
第1図は本考案の原理構成を示すブロツク図で
ある。なお、ここでは、周波数設定部5およびチ
ヤンネル表示6(いずれも第4図)の記載は省略
する。また、前述した構成要素と同様のものにつ
いては、同一の参照番号を付して表わす。
本考案によれば、操作者のスイツチ操作により
発生する無線機のチヤンネルアツプ信号またはチ
ヤンネルダウン信号Su,Sdに応じてそれぞれエ
ンドレス式にチヤンネルのアツプ処理またはチヤ
ンネルのダウン処理を行なつて所望のチヤンネル
に対応するチヤンネル信号Scを出力するチヤン
ネルアツプ手段およびチヤンネルダウン手段1
1,12を備えたチヤンネル更新部1を有してな
るチヤンネル選択装置において、チヤンネル信号
Scが最大または最小チヤンネル信号Smax,
Sminに一致するか否かを検出し、一致したとき
にそれぞれ最大または最小チヤンネル一致信号を
出力する最大および最小チヤンネル一致検出手段
21,22からなるチヤンネル一致検出部2と、
上記最大または最小チヤンネル一致信号が出力さ
れると同時にそれぞれチヤンネルアツプまたはチ
ヤンネルダウンを停止するチヤンネルアツプ停止
手段およびチヤンネルダウン停止手段33,34
からなるチヤンネル更新停止部3とを設けてい
る。さらにチヤンネルアツプ信号またはチヤンネ
ルダウン信号Su,Sdをチヤンネル更新部1に直
接入力するかあるいは前記チヤンネル一致検出部
2およびチヤンネル更新停止部3を介してチヤン
ネル更新部1に入力するかを選択する切替部7を
設けている。
〔作用〕
まずエンドレスタイプかまたはエンドストツプ
タイプか(第1図にそれぞれELまたはESと略記
する)に応じて切替部7を操作し、チヤンネル選
択信号発生部4からのチヤンネルアツプ信号また
はチヤンネルダウン信号Su,Sdをチヤンネル更
新部1に直接入力するかあるいはチヤンネル一致
検出部2およびチヤンネル更新停止部3を介して
チヤンネル更新部1に入力するかを選択する。チ
ヤンネル更新部1に直接入力すると、従来のエン
ドレスタイプのチヤンネル選択装置(第4図)と
同様の動作を行なう。それに対して、チヤンネル
一致検出部2およびチヤンネル更新停止部3を介
して入力すると、現在のチヤンネルが最大または
最小チヤンネルに達しているときのみはチヤンネ
ルアツプまたはチヤンネルダウン信号Su,Sdの
チヤンネル更新部1への入力を停止する。その結
果、最大チヤンネルから最小チヤンネルへあるい
は最小チヤンネルから最大チヤンネルへのエンド
レス式の移動が行なわれないので、エンドレスタ
イプのチヤンネル選択装置としての動作を行な
う。
かくして、本考案では、1個のチヤンネル選択
装置において切替部7を切り替えるのみで、エン
ドレスタイプまたはエンドストツプタイプのいず
れの機能も果たすことができるので、ユーザーが
好みに応じていつでもタイプを選択することが可
能である。その上、高価格で占有面積が大きいロ
ータリースイツチ等を使用していないので、コス
トの低減が図れる。
〔実施例〕
第2図は本考案の一実施例を示すブロツク図で
ある。ここでは、チヤンネル選択信号発生部4と
して、2個の接点を有する常開形のモーメンタリ
ースイツチ41を備えた回転式のパルススイツチ
40を使用している。このパルススイツチ40を
CW方向に回転させると、1クリツク毎に一方の
接点が閉じてチヤンネルアツプ信号Suが負の極
性のパルスとして出力される。それに対して
CCW方向に回転させると、同様に他方の接点が
閉じてチヤンネルダウン信号Sdが出力される。
また、チヤンネル更新停止部3に対しては、チヤ
ンネルアツプ停止手段およびチヤンネルダウン停
止手段21,22以外に、最大チヤンネルまたは
最小チヤンネルに達したときにビープ音によりユ
ーザーに警告するビープ音発生部8を設けてい
る。この場合、チヤンネル更新部1、チヤンネル
一致検出部2およびチヤンネル更新停止部3の各
手段はマイコン等のCPU10により実現するの
が好ましい。さらに、チヤンネルと周波数との対
応関係を示すチヤンネルデータを、マイコン等の
ROMからなるチヤンネルデータ記憶部9に予め
記憶させ、チヤンネル変更の際にチヤンネル信号
Scとして取り出すのが好ましい。さらに、切替
部7の選択は、マイコン等のメモリ内の特定ビツ
トの状態または特定ポートの状態を外部のボタン
等により切替操作して行なうのが好ましい。
第3図は本考案の一実施例の動作を説明するた
めのフローチヤートである。このフローチヤート
にしたがつて本実施例の動作を説明する。まず切
替部7(第2図)によりエンドレスタイプかまた
はエンドストツプかを選択する(ステツプa)。
ここで、エンドレスタイプを選択した場合、チヤ
ンネルアツプ信号Suがマイコンに入力されると
(ステツプb)、このマイコン内でチヤンネルアツ
プ処理を行なう(ステツプc)。またチヤンネル
ダウン信号Sdが入力されると(ステツプd)、同
様にチヤンネルダウン処理を行なう(ステツプ
e)。上記のチヤンネルアツプ処理またはチヤン
ネルダウン処理がなされた後に、所望のチヤンネ
ル信号Scが出力される。またチヤンネルアツプ
信号またはチヤンネルダウン信号Su,Sdのいず
れも入力されない場合は、チヤンネル信号Scは
現在の状態を維持している。ここまでの動作は従
来例(第4図)と同様である。次にエンドストツ
プタイプを選択した場合、チヤンネルアツプ信号
Suが入力されると(ステツプf)、チヤンネルア
ツプ前すなわち現在のチヤンネルが最大チヤンネ
ルに一致するかどうかを判別する(ステツプg)。
もし最大チヤンネルに一致していなければ、従来
のようにチヤンネルアツプ処理を行なう(ステツ
プc)。もし最大チヤンネルに一致していれば、
ビープ音発生部8(第2図)においてビープ音を
鳴らしてユーザーに警告すると共にチヤンネル信
号Scは最大チヤンネルの状態を維持する(ステ
ツプh)。またはチヤンネルダウン信号が入力さ
れると(ステツプi)、チヤンネルダウン前すな
わち現在のチヤンネルが最小チヤンネルに一致す
るかどうかを判別する(ステツプj)。もし最小
チヤンネルに一致していなければ、従来のように
チヤンネルダウン処理を行なう(ステツプe)。
もし最小チヤンネルに一致していれば、前述のよ
うにビープ音を鳴らしてユーザーに警告すると共
にチヤンネル信号Scは最小チヤンネルの状態を
維持する(ステツプh)。したがつて、最大チヤ
ンネルまたは最小チヤンネルが基準チヤンネルと
なるので、チヤンネル表示部6(第2図)を見な
くても所望のチヤンネルに設定することができ
る。
上記動作は、すべてのマイコンのソフトウエア
により実行されるので、本実施例により装置の占
有面積が増大することはない。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案によれば、エンドレ
スタイプまたはエンドストツプタイプのいずれの
無線機にも即対応することができるようなチヤン
ネル選択装置が実現されるので、使用場所等に応
じて両者のタイプを使い分けることが可能とな
る。さらに、高価格で取付けの厄介なロータリー
スイツチ等を使用する必要がないので、製品コス
トが安くなる。特に車載用として使用する場合、
本考案は有効となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の原理構成を示すブロツク図、
第2図は本考案の一実施例を示すブロツク図、第
3図は本考案の一実施例の動作を説明するための
フローチヤート、第4図は従来のチヤンネル選択
装置を示すブロツク図である。 1……チヤンネル更新部、2……チヤンネル一
致検出部、3……チヤンネル更新停止部、4……
チヤンネル選択信号発生部、7……切替部、9…
…チヤンネルデータ記憶部、10……CPU、2
1……最大チヤンネル一致検出手段、22……最
小チヤンネル一致検出手段、33……チヤンネル
アツプ停止手段、34……チヤンネルダウン停止
手段。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 操作者のスイツチ操作により発生する無線機の
    チヤンネルアツプ信号またはチヤンネルダウン信
    号(Su,Sd)に応じてそれぞれエンドレス式に
    チヤンネルのアツプ処理またはチヤンネルのダウ
    ン処理を行なつて所望のチヤンネルに対応するチ
    ヤンネル信号(Sc)を出力するチヤンネルアツ
    プ手段およびチヤンネルダウン手段11,12を
    備えたチヤンネル更新部1を有してなるチヤンネ
    ル選択装置において、 前記チヤンネル信号(Sc)が最大または最小
    チヤンネル信号(Smax,Smin)に一致するか
    否かを検出し、一致したときにそれぞれ最大また
    は最小チヤンネル一致信号を出力する最大および
    最小チヤンネル一致検出手段21,22からなる
    チヤンネル一致検出部2と、 前記最大または最小チヤンネル一致信号が出力
    されると同時にそれぞれチヤンネルアツプまたは
    チヤンネルダウンを停止するチヤンネルアツプ停
    止手段およびチヤンネルダウン停止手段33,3
    4からなるチヤンネル更新停止部3と、 前記チヤンネルアツプ信号またはチヤンネルダ
    ウン信号(Su,Sd)を前記チヤンネル更新部1
    に直接入力するかあるいは前記チヤンネル一致検
    出部2および前記チヤンネル更新停止部3を介し
    て前記チヤンネル更新部1に入力するかを選択す
    る切替部7とを設けることを特徴とするチヤンネ
    ル選択装置。
JP8164588U 1988-06-22 1988-06-22 Expired - Lifetime JPH0510420Y2 (ja)

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