JPH05103848A - ゴルフクラブヘツド - Google Patents
ゴルフクラブヘツドInfo
- Publication number
- JPH05103848A JPH05103848A JP3151944A JP15194491A JPH05103848A JP H05103848 A JPH05103848 A JP H05103848A JP 3151944 A JP3151944 A JP 3151944A JP 15194491 A JP15194491 A JP 15194491A JP H05103848 A JPH05103848 A JP H05103848A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- golf club
- iron
- face surface
- head
- golf ball
- Prior art date
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- Pending
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Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A63—SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
- A63B—APPARATUS FOR PHYSICAL TRAINING, GYMNASTICS, SWIMMING, CLIMBING, OR FENCING; BALL GAMES; TRAINING EQUIPMENT
- A63B53/00—Golf clubs
- A63B53/04—Heads
- A63B53/0466—Heads wood-type
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A63—SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
- A63B—APPARATUS FOR PHYSICAL TRAINING, GYMNASTICS, SWIMMING, CLIMBING, OR FENCING; BALL GAMES; TRAINING EQUIPMENT
- A63B53/00—Golf clubs
- A63B53/04—Heads
- A63B53/0416—Heads having an impact surface provided by a face insert
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A63—SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
- A63B—APPARATUS FOR PHYSICAL TRAINING, GYMNASTICS, SWIMMING, CLIMBING, OR FENCING; BALL GAMES; TRAINING EQUIPMENT
- A63B53/00—Golf clubs
- A63B53/04—Heads
- A63B53/0416—Heads having an impact surface provided by a face insert
- A63B53/042—Heads having an impact surface provided by a face insert the face insert consisting of a material different from that of the head
- A63B53/0425—Heads having an impact surface provided by a face insert the face insert consisting of a material different from that of the head the face insert comprising two or more different materials
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A63—SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
- A63B—APPARATUS FOR PHYSICAL TRAINING, GYMNASTICS, SWIMMING, CLIMBING, OR FENCING; BALL GAMES; TRAINING EQUIPMENT
- A63B53/00—Golf clubs
- A63B53/04—Heads
- A63B53/047—Heads iron-type
Abstract
(57)【要約】
【目的】ゴルフクラブヘッドの打撃性能を向上させる。
【構成】本ゴルフクラブヘッド1は、ゴルフボ−ル3を
打撃するヘッド部10の少なくともフェ−ス面12の一
部を、表面120に炭化物層121をもつ鉄系金属によ
り形成したことを特徴とする。
打撃するヘッド部10の少なくともフェ−ス面12の一
部を、表面120に炭化物層121をもつ鉄系金属によ
り形成したことを特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ゴルフクラブヘッドに
関する。
関する。
【0002】
【従来の技術】従来のゴルフクラブヘッドは、アイア
ン、ウッド、メタルウッド、カ−ボンウッド、等各形式
のものが製造されゴルフクラブの重要部品としてシャフ
トの一端に装着されて使用される。前記ヘッドを形成す
る素材としては、目的に応じて金属(SUS、アルミ、
鋼、等)や、非金属(木、合成樹脂、カーボン繊維、強
化樹脂、その他の材料)が知られている。
ン、ウッド、メタルウッド、カ−ボンウッド、等各形式
のものが製造されゴルフクラブの重要部品としてシャフ
トの一端に装着されて使用される。前記ヘッドを形成す
る素材としては、目的に応じて金属(SUS、アルミ、
鋼、等)や、非金属(木、合成樹脂、カーボン繊維、強
化樹脂、その他の材料)が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記ゴルフクラブヘッ
ドは、打撃性能として、打球時のフィ−リングが良いこ
と、飛出しの方向性が良いこと、ゴルフボ−ルがインパ
クトされた瞬間、インパクトのエネルギ−をロスさせず
に反発作用を高め飛距離を増すこと、等が望まれてい
る。
ドは、打撃性能として、打球時のフィ−リングが良いこ
と、飛出しの方向性が良いこと、ゴルフボ−ルがインパ
クトされた瞬間、インパクトのエネルギ−をロスさせず
に反発作用を高め飛距離を増すこと、等が望まれてい
る。
【0004】本発明は、インパクト性能を向上させたゴ
ルフクラブヘッドを提供することを目的とする。
ルフクラブヘッドを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のゴルフクラブヘ
ッドは、ゴルフボ−ルを打撃するヘッド部の少なくとも
フェ−ス面の一部を、表面に炭化物層をもつ鉄系金属に
より形成したことを特徴とする。ヘッド部は、シャフト
部の一端に装着されてシャフト部とともにゴルフクラブ
を形成する。
ッドは、ゴルフボ−ルを打撃するヘッド部の少なくとも
フェ−ス面の一部を、表面に炭化物層をもつ鉄系金属に
より形成したことを特徴とする。ヘッド部は、シャフト
部の一端に装着されてシャフト部とともにゴルフクラブ
を形成する。
【0006】ヘッド部は、全領域あるいはフェ−ス面領
域が、表面に炭化物層をもつ鉄系金属により形成され
る。ようするにヘッド部は、ゴルフボ−ルに当接し打撃
する部分が表面に炭化物層をもつ鉄系金属により形成さ
れるようにしたものであればよく、他の部分は、例えば
アイアン、ウッド、メタルウッド、カ−ボンウッド、等
の形式に対応して鉄系金属や、非鉄系金属や、各種合金
や、非金属(木、合成樹脂、カーボン繊維、強化樹脂、
パーシモン合板木材、その他の材料)を用いて形成する
ことができる。またヘッド部は、内部が中空となったも
のを用いることができる。鉄系金属とは、鋳鉄、軟鉄、
ステンレス鋼等の合金鋼のように鉄を含有する金属を称
す。
域が、表面に炭化物層をもつ鉄系金属により形成され
る。ようするにヘッド部は、ゴルフボ−ルに当接し打撃
する部分が表面に炭化物層をもつ鉄系金属により形成さ
れるようにしたものであればよく、他の部分は、例えば
アイアン、ウッド、メタルウッド、カ−ボンウッド、等
の形式に対応して鉄系金属や、非鉄系金属や、各種合金
や、非金属(木、合成樹脂、カーボン繊維、強化樹脂、
パーシモン合板木材、その他の材料)を用いて形成する
ことができる。またヘッド部は、内部が中空となったも
のを用いることができる。鉄系金属とは、鋳鉄、軟鉄、
ステンレス鋼等の合金鋼のように鉄を含有する金属を称
す。
【0007】前記フェ−ス面の部分的な領域としては、
複数の点状、線状、帯び状、面状、その他の形態に設定
することができる。炭化物層は、例えば前記鉄系金属を
素材としてその表面に炭化物被覆処理技術を施すことに
より生成することができる。前記炭化物被覆処理技術と
しては、CVD法(化学蒸着)、PVD法(物理蒸
着)、TD法と呼ばれている溶融塩浸漬法等を用いるこ
とができる。鉄系金属の表面に生成される炭化物層の厚
さは、2μm〜30μmとすることが好ましい。炭化物
層としては、例えばVC(バナジウム炭化物)、NbC
(ニオビウム炭化物)、Cr7 C3 +Cr23C6 (クロ
ム炭化物)、TiC(チタン炭化物)等であればよく、
これ等の炭化物層が鉄系金属の表面に生成されることに
より、その表面は、硬度が増し、インパクト時の摩擦係
数、耐磨耗性、耐腐食性等の特性を改善できる。
複数の点状、線状、帯び状、面状、その他の形態に設定
することができる。炭化物層は、例えば前記鉄系金属を
素材としてその表面に炭化物被覆処理技術を施すことに
より生成することができる。前記炭化物被覆処理技術と
しては、CVD法(化学蒸着)、PVD法(物理蒸
着)、TD法と呼ばれている溶融塩浸漬法等を用いるこ
とができる。鉄系金属の表面に生成される炭化物層の厚
さは、2μm〜30μmとすることが好ましい。炭化物
層としては、例えばVC(バナジウム炭化物)、NbC
(ニオビウム炭化物)、Cr7 C3 +Cr23C6 (クロ
ム炭化物)、TiC(チタン炭化物)等であればよく、
これ等の炭化物層が鉄系金属の表面に生成されることに
より、その表面は、硬度が増し、インパクト時の摩擦係
数、耐磨耗性、耐腐食性等の特性を改善できる。
【0008】前記フェ−ス面の一部を、表面に炭化物層
をもつ鉄系金属により形成するには、例えばヘッド部全
体を金属により製造し、そのフェ−ス面となる位置に前
記炭化物被覆処理技術を施すことにより炭化物層を直接
生成したり、予め表面に前記炭化物被覆処理技術を施す
ことにより炭化物層が生成された板状のフェ−スインサ
−ト部材をヘッド部の製造時にフェ−ス面を形成すべき
位置に、一体的にインサ−トしたものや、ヘッド部のフ
ェ−ス面を形成すべき位置に予め設けられた凹部に、前
記板状のフェ−スインサ−ト部材を取り付けネジ、蟻溝
機構、接着剤、等を用いて固定することにより形成する
ことができる。
をもつ鉄系金属により形成するには、例えばヘッド部全
体を金属により製造し、そのフェ−ス面となる位置に前
記炭化物被覆処理技術を施すことにより炭化物層を直接
生成したり、予め表面に前記炭化物被覆処理技術を施す
ことにより炭化物層が生成された板状のフェ−スインサ
−ト部材をヘッド部の製造時にフェ−ス面を形成すべき
位置に、一体的にインサ−トしたものや、ヘッド部のフ
ェ−ス面を形成すべき位置に予め設けられた凹部に、前
記板状のフェ−スインサ−ト部材を取り付けネジ、蟻溝
機構、接着剤、等を用いて固定することにより形成する
ことができる。
【0009】
【作用および効果】本発明のゴルフクラブヘッドは、ゴ
ルフクラブシャフトの一端に装着され一本のゴルフクラ
ブとして形成された後、使用に供される。そして、ゴル
フボ−ルを打撃するヘッド部の少なくともフェ−ス面の
一部は、表面に炭化物層をもつ鉄系金属により形成され
てゴルフボ−ルを打撃する部分の硬度が高くなってい
る。
ルフクラブシャフトの一端に装着され一本のゴルフクラ
ブとして形成された後、使用に供される。そして、ゴル
フボ−ルを打撃するヘッド部の少なくともフェ−ス面の
一部は、表面に炭化物層をもつ鉄系金属により形成され
てゴルフボ−ルを打撃する部分の硬度が高くなってい
る。
【0010】このため、ゴルフクラブヘッドは、ゴルフ
ボ−ルを打撃したインパクトの瞬間、打撃力に対する反
発作用が高く飛距離が伸び易いものとなる。また、イン
パクト時の摩擦係数に関連するものと思われるが、イン
パクト時のゴルファ−が手元に感じる感覚としては、ゴ
ルフボ−ルがヘッドに吸い付いた感じで、しかも方向性
が良いものとなり、方向のコントロ−ルがし易い。
ボ−ルを打撃したインパクトの瞬間、打撃力に対する反
発作用が高く飛距離が伸び易いものとなる。また、イン
パクト時の摩擦係数に関連するものと思われるが、イン
パクト時のゴルファ−が手元に感じる感覚としては、ゴ
ルフボ−ルがヘッドに吸い付いた感じで、しかも方向性
が良いものとなり、方向のコントロ−ルがし易い。
【0011】
(実施例1)本実施例1のゴルフクラブヘッド1を図1
〜図3に示す。このゴルフクラブヘッド1は、メタルウ
ッド型のもので、丸みを帯び略台形状に形成された14
−7PHステンレス製の中空状のヘッド部10と、ヘッ
ド部10に一体的に形成されて先端側が筒状となったホ
−ゼル部(シャフト取り付け部)13とで構成されてい
る。このゴルフクラブヘッド1は、ヘッド部10の表面
11の全領域にVC(バナジウム炭化物)層110が形
成されている。
〜図3に示す。このゴルフクラブヘッド1は、メタルウ
ッド型のもので、丸みを帯び略台形状に形成された14
−7PHステンレス製の中空状のヘッド部10と、ヘッ
ド部10に一体的に形成されて先端側が筒状となったホ
−ゼル部(シャフト取り付け部)13とで構成されてい
る。このゴルフクラブヘッド1は、ヘッド部10の表面
11の全領域にVC(バナジウム炭化物)層110が形
成されている。
【0012】ヘッド部10は、その正面側に底面(ソウ
ル面)100と垂直な角度を基準として所定のロフト角
θで傾斜しゴルフボ−ル3を打撃するフェ−ス面12を
もつ。このフェ−ス面12には、多数の平行な溝120
が形成されている。そしてヘッド部10全体の表面11
にTD法が施され、厚さが約5μmのVC(バナジウム
炭化物)層110が生成されている。このVC層110
の成分は、V(バナジウム)が85%、C(炭化物)が
15%よりなる。なお、VC層110とヘッド部10の
母材との間には、図3に示されるように、浸炭層111
が形成されている。このようにして形成されたゴルフク
ラブヘッド1の重量は、210gであった。
ル面)100と垂直な角度を基準として所定のロフト角
θで傾斜しゴルフボ−ル3を打撃するフェ−ス面12を
もつ。このフェ−ス面12には、多数の平行な溝120
が形成されている。そしてヘッド部10全体の表面11
にTD法が施され、厚さが約5μmのVC(バナジウム
炭化物)層110が生成されている。このVC層110
の成分は、V(バナジウム)が85%、C(炭化物)が
15%よりなる。なお、VC層110とヘッド部10の
母材との間には、図3に示されるように、浸炭層111
が形成されている。このようにして形成されたゴルフク
ラブヘッド1の重量は、210gであった。
【0013】そしてゴルフクラブヘッド1は、ホ−ゼル
部13の口部130にス−パカ−ボンコンポジットを素
材とする重量70gのシャフト2の一端20が装着、連
結され全長が44インチ(1117.6mm)の1番ウ
ッドのゴルフクラブとして調整された。なお、ホ−ゼル
部13とシャフト2との連結部分の外周面には、保護用
のソケット21が装着されている。
部13の口部130にス−パカ−ボンコンポジットを素
材とする重量70gのシャフト2の一端20が装着、連
結され全長が44インチ(1117.6mm)の1番ウ
ッドのゴルフクラブとして調整された。なお、ホ−ゼル
部13とシャフト2との連結部分の外周面には、保護用
のソケット21が装着されている。
【0014】本実施例1のゴルフクラブヘッド1は、前
記したようにヘッド部10の表面11の全領域に、ヘッ
ド部10の母材より硬い浸炭層111および浸炭層11
1より硬いVC層110の2層が形成されている。従っ
てヘッド部10の表面11は、フェ−ス面12を含めた
全領域で硬度が高くなっている。このためヘッド部10
によるゴルフボ−ル3の打撃時には、フェ−ス面12で
ゴルフボ−ル3がインパクトされた瞬間、VC(バナジ
ウム炭化物)層110および浸炭層111で硬度が高く
なっている分、打撃力に対する反発作用が増し飛距離が
伸び易くなる。また、インパクト時の摩擦係数に関連す
るものと思われるが、インパクト時のヘッド部10より
シャフト部2を介してゴルファ−が手元に感じる感覚と
しては、ゴルフボ−ル3がヘッド部10に吸い付いて、
しかも方向性が良いものとなり、方向のコントロ−ルが
し易い。
記したようにヘッド部10の表面11の全領域に、ヘッ
ド部10の母材より硬い浸炭層111および浸炭層11
1より硬いVC層110の2層が形成されている。従っ
てヘッド部10の表面11は、フェ−ス面12を含めた
全領域で硬度が高くなっている。このためヘッド部10
によるゴルフボ−ル3の打撃時には、フェ−ス面12で
ゴルフボ−ル3がインパクトされた瞬間、VC(バナジ
ウム炭化物)層110および浸炭層111で硬度が高く
なっている分、打撃力に対する反発作用が増し飛距離が
伸び易くなる。また、インパクト時の摩擦係数に関連す
るものと思われるが、インパクト時のヘッド部10より
シャフト部2を介してゴルファ−が手元に感じる感覚と
しては、ゴルフボ−ル3がヘッド部10に吸い付いて、
しかも方向性が良いものとなり、方向のコントロ−ルが
し易い。
【0015】また本実施例1のゴルフクラブヘッド1の
場合には、ヘッド部10の表面11に対し、フェ−ス面
12を含めた全領域に直接、前記TD法を施しVC(バ
ナジウム炭化物)層110が生成されるため、耐磨耗
性、耐腐食性を得ることができるためメッキ及び塗装等
の表面処理が不要となり製造コストを低減できる利点を
もつ。
場合には、ヘッド部10の表面11に対し、フェ−ス面
12を含めた全領域に直接、前記TD法を施しVC(バ
ナジウム炭化物)層110が生成されるため、耐磨耗
性、耐腐食性を得ることができるためメッキ及び塗装等
の表面処理が不要となり製造コストを低減できる利点を
もつ。
【0016】(実施例2)本実施例2のゴルフクラブの
ヘッド1Aを図4〜図6に示す。このゴルフクラブのヘ
ッド1Aは、5番アイアンのもので、厚板状のヘッド部
10aと、ヘッド部10aに一体的に形成されて先端側
が筒状となったホ−ゼル部(シャフト取り付け部)13
aとで構成されている。
ヘッド1Aを図4〜図6に示す。このゴルフクラブのヘ
ッド1Aは、5番アイアンのもので、厚板状のヘッド部
10aと、ヘッド部10aに一体的に形成されて先端側
が筒状となったホ−ゼル部(シャフト取り付け部)13
aとで構成されている。
【0017】ヘッド部10aは、軟鋼(SPCC)を素
材として鍛造成形された略横長形状のものである。ヘッ
ド部10aは、その正面側に底面(ソウル面)100a
と垂直な角度を基準として所定のロフト角θで傾斜しゴ
ルフボ−ル3を打撃するフェ−ス面12aをもつ。この
ヘッド部10aの表面11aの全領域には、VC(バナ
ジウム炭化物)層110aが形成されている。
材として鍛造成形された略横長形状のものである。ヘッ
ド部10aは、その正面側に底面(ソウル面)100a
と垂直な角度を基準として所定のロフト角θで傾斜しゴ
ルフボ−ル3を打撃するフェ−ス面12aをもつ。この
ヘッド部10aの表面11aの全領域には、VC(バナ
ジウム炭化物)層110aが形成されている。
【0018】すなわち、ヘッド部10aは、フェ−ス面
12aを含めた表面11aの全領域に、実施例1と同じ
TD法が施されることにより、厚さが約15μmのVC
層110aが生成されている。なお、VC層110aと
ヘッド部10aの母材との間には、図6に示されるよう
に、浸炭層111a形成されている。このようにして形
成されたゴルフクラブヘッド1Aの重量は、257gで
あった。
12aを含めた表面11aの全領域に、実施例1と同じ
TD法が施されることにより、厚さが約15μmのVC
層110aが生成されている。なお、VC層110aと
ヘッド部10aの母材との間には、図6に示されるよう
に、浸炭層111a形成されている。このようにして形
成されたゴルフクラブヘッド1Aの重量は、257gで
あった。
【0019】そしてゴルフクラブヘッド1Aは、ホ−ゼ
ル部13aの口部130aにカ−ボンコンポジットを素
材とする重量75gのシャフト2aの一端20aに装
着、連結され全長が37.5インチ(952.4mm)
の5番アイアンのゴルフクラブとして調整された。この
ように構成された本実施例2のゴルフクラブヘッド1A
によれば、ゴルフボ−ル3の打撃時に前記実施例1の場
合と同じ作用効果が得られる。
ル部13aの口部130aにカ−ボンコンポジットを素
材とする重量75gのシャフト2aの一端20aに装
着、連結され全長が37.5インチ(952.4mm)
の5番アイアンのゴルフクラブとして調整された。この
ように構成された本実施例2のゴルフクラブヘッド1A
によれば、ゴルフボ−ル3の打撃時に前記実施例1の場
合と同じ作用効果が得られる。
【0020】(変形例)図略の本変形例のゴルフクラブ
ヘッドは、前記実施例2のゴルフクラブヘッド1Aの重
量を276gとし、前記実施例2のシャフト2aの重量
を73gとするとともに、全長が36.5インチ(92
7.06mm)の7番アイアンのゴルフクラブを形成し
たもので、これ以外は前記実施例2の構成および作用効
果と同じである。
ヘッドは、前記実施例2のゴルフクラブヘッド1Aの重
量を276gとし、前記実施例2のシャフト2aの重量
を73gとするとともに、全長が36.5インチ(92
7.06mm)の7番アイアンのゴルフクラブを形成し
たもので、これ以外は前記実施例2の構成および作用効
果と同じである。
【図1】実施例1のゴルフクラブヘッドを示す斜視図で
ある。
ある。
【図2】図1におけるA−A線断面矢視図である。
【図3】実施例1のゴルフクラブヘッドのフェ−ス面を
形成する部分の部分拡大図である。
形成する部分の部分拡大図である。
【図4】実施例2のゴルフクラブヘッドを示す斜視図で
ある。
ある。
【図5】図4におけるA−A線断面矢視図である。
【図6】図4におけるB−B線断面矢視拡大図である。
1、1A・・・ゴルフクラブヘッド 10、10a・・・ヘッド部 11、11a・・・ヘッド部の表面 12、12a・・・フェ−ス面 121、121a・・・VC(バナジウム炭化物)層 13 13a・・・ホ−ゼル部(シャフト取り付け部) 2、2a・・・シャフト
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 伊藤 ▲禮▼次郎 愛知県名古屋市中区錦二丁目11番25号 東 海テツク株式会社内
Claims (1)
- 【請求項1】ゴルフボ−ルを打撃するヘッド部の少なく
ともフェ−ス面の一部を、表面に炭化物層をもつ鉄系金
属により形成したことを特徴とするゴルフクラブヘッ
ド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3151944A JPH05103848A (ja) | 1991-06-24 | 1991-06-24 | ゴルフクラブヘツド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3151944A JPH05103848A (ja) | 1991-06-24 | 1991-06-24 | ゴルフクラブヘツド |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05103848A true JPH05103848A (ja) | 1993-04-27 |
Family
ID=15529625
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3151944A Pending JPH05103848A (ja) | 1991-06-24 | 1991-06-24 | ゴルフクラブヘツド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05103848A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8235833B2 (en) | 2004-04-21 | 2012-08-07 | Cobra Golf Incorporated | Transitioning hollow golf clubs |
-
1991
- 1991-06-24 JP JP3151944A patent/JPH05103848A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8235833B2 (en) | 2004-04-21 | 2012-08-07 | Cobra Golf Incorporated | Transitioning hollow golf clubs |
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