JPH05103605A - 蜜蜂生産物とその採取方法 - Google Patents

蜜蜂生産物とその採取方法

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Publication number
JPH05103605A
JPH05103605A JP3333854A JP33385491A JPH05103605A JP H05103605 A JPH05103605 A JP H05103605A JP 3333854 A JP3333854 A JP 3333854A JP 33385491 A JP33385491 A JP 33385491A JP H05103605 A JPH05103605 A JP H05103605A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
honey
bee
feed
baicalin
bee product
Prior art date
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Pending
Application number
JP3333854A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuko Hochido
雄幸 寶地戸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kojundo Kagaku Kenkyusho KK
Original Assignee
Kojundo Kagaku Kenkyusho KK
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Filing date
Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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  • Feed For Specific Animals (AREA)
  • Fodder In General (AREA)
  • Jellies, Jams, And Syrups (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 蜂蜜、ローヤルゼリー等の蜜蜂生産物に保健
上有効な成分を補強し、より優れた総合的健康維持用食
品とその採取方法を提供することを目的とする。 【構成】 オーゴニンおよびバイカリンのうち少なくと
も一種を含有している蜜蜂生産物。上記蜜蜂生産物の採
取には、オーゴニンとバイカリンを添加配合した餌料を
蜜蜂に給餌し、その後採蜜または採乳する方法、オウゴ
ンからヱキスを抽出し、その抽出エキスを添加配合した
餌料を蜜蜂に給餌し、その後採蜜または採乳する方法等
が用いられる。餌料には主に蜂蜜あるいは糖類水溶液な
どが用いられるが、花粉や給水などを用いてもよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、蜂蜜やローヤルゼリー
等の蜜蜂生産物とその採取方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】蜂蜜やローヤルゼリーは、それらが有す
る高い栄養価ばかりでなく、種々のミネラルやビタミ
ン、酵素などが評価され、健康維持のためすぐれた効果
を有する食品として認められている。
【0003】しかし、これらの蜂蜜やローヤルゼリーの
ような蜜蜂生産物は、蜜蜂が花蜜や花粉その他の限られ
た範囲のものを摂取して、自らの栄養とするかたわら生
産するものであるので、季節や地域によって蜜源となる
植物の種類が異なることからこれらの蜜蜂生産物に含ま
れる特殊成分の範囲が自ら限定され、また、その含量も
一定ではないきらいがあった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明者は、このよう
な蜜蜂生産物に保健上有用な成分を補強し、より優れた
健康維持用食品とすることについて研究した結果、グリ
チルリチンを含有している蜜蜂生産物及びロリンあるい
はコリン誘導体とタラリンを含有している蜜蜂生産物及
びベルベリンを含有している蜜蜂生産物等を蜜蜂に生産
させることに成功し、特許を出願した(特願昭58−2
35159及び特願平3−238601及び出願日平成
3年9月4日整理番号P9109−014)。本発明
は、上記発明に基づきさらに研究を重ねた結果、新規な
蜜蜂生産物を蜜蜂に生産させることに成功したものであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の蜜蜂生産物は、
オーゴニンおよびバイカリンのうち少なくとも一種を添
加配合した餌料を蜜蜂に給餌し、その後採蜜または採乳
することによって得られる。
【0006】通常、蜜蜂は花蜜を常食とするが、これに
代えて蜂蜜、糖類水溶液などを餌料とすることができ
る。糖類はショ糖、麦芽糖、乳糖、果糖、ブドウ糖等の
水溶液を用いることができるが、他の糖類の水溶液であ
っても蜜蜂が好んで吸うものであればなんら問題はな
い。好ましくは蜂蜜またはショ糖の40〜70重量%水
溶液である。
【0007】さらに、蜜蜂は花粉をタンパク質やミネラ
ル源として摂取するほか、必要に応じて水も吸飲するか
ら、オーゴニンおよびバイカリンのうち少なくとも一種
を添加配合すべき餌料としては、花粉、水のうちいづれ
を選択してもよい。
【0008】餌料に添加配合するオーゴニンおよびバイ
カリンはオウゴンの水抽出エキスであってもよく、また
はこのエキスから精製されたものであってもよい。
【0009】オウゴンはコガネバナの周皮コルク層を除
いた根を乾燥したものである。コガネバナは東アジア各
地に栽植される多年生草本で高さ25〜60cm、主根
はほぼ円錐形で外皮は褐色、茎はそう生し、方形で、基
部は横にはい、上部は直立して分枝する。全体に短毛が
まばらに生える。葉は対生、ひ針形で長さ1.5〜4.
5cm、全縁でへり及びときに上面に毛がある。穂状花
序を枝端につける。花冠は長さ約2.5cm、淡紫色〜
紫色で、筒部は長く直立、表面は白色短柔毛で覆われ
る。小堅果は黒色である。花期は7〜8月であり、果期
は8〜9月である。
【0010】オウゴンの抽出エキスの主成分はオーゴニ
ン(wogonin C1612)、バイカリン
(baicalin C121811)等の多価フ
ェノールのフラボン配糖体であるフラボノイドである。
バイカリンは加水分解によってバイカレインとグルクロ
ン酸を生じる。
【0011】オウゴンの抽出エキスの主成分であるオー
ゴニンおよびバイカリンは、肝硬変症、慢性肝臓障害、
喘息、アレルギー性皮膚炎、じんま疹、黄痘、アルコー
ル中毒、薬物中毒、食中毒、リウマチ、関節痛、神経
痛、動脈硬化防止作用、利尿作用、胆汁排泄促進作用、
解毒作用、解熱作用、消炎作用、抗アセチルコリン作用
等の効果があり、保健上極めて有効な成分である。
【0012】
【実施例1】オーゴニン20gとバイカリン20gとシ
ョ糖6Kgとを4リットルの水に溶解し、蜜蜂用餌料を
調製した。この餌料を蜜蜂に給餌したところ、蜜蜂は盛
んに吸引した。この貯蜜を採取し、アルコールを加え2
〜3分間煮沸し▲ろ▼過した▲ろ▼液に希塩酸及びマグ
ネシウム末を加え放置した結果、液は深紅色となりフラ
ボン誘導体が検出された。
【0013】
【実施例2】オウゴンの乾燥物2Kgを4リットルの熱
水でエキスを抽出した。その抽出液を1昼夜放冷したの
ち▲ろ▼過しオウゴンエキスを得た。このエキスにショ
糖6Kgを溶解し蜜蜂用餌料を調製した。この餌料を蜜
蜂に給餌したところ、蜜蜂は盛んに吸引した。この貯蜜
を採取し、実施例1と同様の分折を行った結果、フラボ
ン誘導体が検出された。
【0014】
【発明の効果】本発明になる蜜蜂生産物の中には、蜂蜜
の通常の有効成分以外にオーゴニンとバイカリンを一定
量含有し、オーゴニンとバイカリンは極めて多岐にわた
る保健上の効果があるため、極めて優れた総合的健康維
持用食品である特徴がある。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 オーゴニンおよびバイカリンのうち少な
    くとも一種を含有していることを特微とする蜜蜂生産
    物。
  2. 【請求項2】 オーゴニンおよびバイカリンのうち少な
    くとも一種を添加配合した餌料を蜜蜂に給餌し、その後
    採蜜または採乳することを特徴とする蜜蜂生産物の採取
    方法。
  3. 【請求項3】 餌料が、蜂蜜もしくは糖分を主として含
    有するもの、花粉もしくはタンパク質を主として含有す
    るもの、水分を主として含有するもの、からなる群から
    選択されていることを特徴とする請求項2の蜜蜂生産物
    の採取方法。
  4. 【請求項4】 オーゴニンおよびバイカリンがオウゴン
    の抽出エキスの形態で添加配合されることを特徴とする
    請求項2の蜜蜂生産物の採取方法。
JP3333854A 1991-10-17 1991-10-17 蜜蜂生産物とその採取方法 Pending JPH05103605A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0725761A (ja) * 1993-07-09 1995-01-27 Kureha Chem Ind Co Ltd 軟骨保護剤
CN103430910A (zh) * 2013-07-31 2013-12-11 高宝 一种中药蜂蜜的制备方法
JP2019509332A (ja) * 2016-02-01 2019-04-04 承徳医学院 バイカリンマグネシウム化合物、その製造方法及び使用
WO2021164767A1 (zh) * 2020-02-23 2021-08-26 李松 一种地理百花蜜

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