JPH05102307A - Lsiの設計ルール検証方法 - Google Patents
Lsiの設計ルール検証方法Info
- Publication number
- JPH05102307A JPH05102307A JP3259005A JP25900591A JPH05102307A JP H05102307 A JPH05102307 A JP H05102307A JP 3259005 A JP3259005 A JP 3259005A JP 25900591 A JP25900591 A JP 25900591A JP H05102307 A JPH05102307 A JP H05102307A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- information
- macro
- layout
- hierarchy
- design rule
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Landscapes
- Design And Manufacture Of Integrated Circuits (AREA)
- Logic Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】第1ステップで論理設計における接続記述を、
自動レイアウト時に使用する階層(ユーザマクロ)情報
1を持たせて作成する。第2,第3ステップでは、その
階層情報11を基にレイアウト時の配線長を考慮したフ
ァンアウト制限チェックおよびレイアウトプログラムで
の制限値を考慮したマクロ内セル数、ネット数、ピンペ
ア数チェックを行う。 【効果】自動レイアウトで用いる階層を考慮して設計ル
ール検証を行うことによって、レイアウトプログラムで
エラーになる制限値を予めチェックし、マクロ内、マク
ロ間を考慮した実配線長に近い値でファンアウトをチェ
ックすることができ、レイアウト後に接続情報の不具合
を修正することが少なくなり、TATを短くできる。
自動レイアウト時に使用する階層(ユーザマクロ)情報
1を持たせて作成する。第2,第3ステップでは、その
階層情報11を基にレイアウト時の配線長を考慮したフ
ァンアウト制限チェックおよびレイアウトプログラムで
の制限値を考慮したマクロ内セル数、ネット数、ピンペ
ア数チェックを行う。 【効果】自動レイアウトで用いる階層を考慮して設計ル
ール検証を行うことによって、レイアウトプログラムで
エラーになる制限値を予めチェックし、マクロ内、マク
ロ間を考慮した実配線長に近い値でファンアウトをチェ
ックすることができ、レイアウト後に接続情報の不具合
を修正することが少なくなり、TATを短くできる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、LSIの論理設計にお
ける設計ルール検証方法に関し、特に階層設計の設計ル
ール検証方法に関する。
ける設計ルール検証方法に関し、特に階層設計の設計ル
ール検証方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、LSIの設計における論理接続
情報を作成した段階では、回路の接続が正しいかどう
か、またライブラリや後で使うレイアウトプログラム等
によって規定される制限値を越えていないかどうか等の
検証を行っている。
情報を作成した段階では、回路の接続が正しいかどう
か、またライブラリや後で使うレイアウトプログラム等
によって規定される制限値を越えていないかどうか等の
検証を行っている。
【0003】従来、この種の検証プログラムではベタ
(一階層)に展開した接続情報を使用していた。従って
ファンアウト制限値をチェックする場合、ファンアウト
数及び下地の大きさから割り出される平均予想配線長か
ら容量を求め、この容量が制限値を越えていないかどう
かを検証していた。また、セル数、ネット数、ピンペア
数については、回路全体の合計値を算出して検証するだ
けであった。
(一階層)に展開した接続情報を使用していた。従って
ファンアウト制限値をチェックする場合、ファンアウト
数及び下地の大きさから割り出される平均予想配線長か
ら容量を求め、この容量が制限値を越えていないかどう
かを検証していた。また、セル数、ネット数、ピンペア
数については、回路全体の合計値を算出して検証するだ
けであった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この従来の説明ルール
検証方法では、自動レイアウト時に用いられる階層の情
報を考慮したチェックが行われなかった。レイアウトプ
ログラムで、まずマクロ毎にマクロ内の配置配線を行
い、その後回路レベルでマクロの配置マクロ間配線を行
う場合、マクロの内部および外部でまたマクロの規模に
よって、異った配線長が予測されるはずである。
検証方法では、自動レイアウト時に用いられる階層の情
報を考慮したチェックが行われなかった。レイアウトプ
ログラムで、まずマクロ毎にマクロ内の配置配線を行
い、その後回路レベルでマクロの配置マクロ間配線を行
う場合、マクロの内部および外部でまたマクロの規模に
よって、異った配線長が予測されるはずである。
【0005】しかし、従来の方法ではこれを回路全体一
律の値で予測するため、実際のレイアウト後の配線長と
の誤差が大きくなり、ファンアウト検証も不正確にな
り、またレイアウトプログラムがもつマクロ内ネット
数、ピンペア数、セル数の制限値をチェックしていない
ため、レイアウトプログラムでエラーが生じてから階層
を組み替えを行うことになり、設計のTATが長くなる
という欠点があった。
律の値で予測するため、実際のレイアウト後の配線長と
の誤差が大きくなり、ファンアウト検証も不正確にな
り、またレイアウトプログラムがもつマクロ内ネット
数、ピンペア数、セル数の制限値をチェックしていない
ため、レイアウトプログラムでエラーが生じてから階層
を組み替えを行うことになり、設計のTATが長くなる
という欠点があった。
【0006】本発明の目的は、これらの欠点を除き、フ
ァンアウト検証を正確にすると共に、設計のTATを短
縮した設計ルール検証方法を提供することにある。
ァンアウト検証を正確にすると共に、設計のTATを短
縮した設計ルール検証方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の設計ルール検証
方法の構成は、LSIの論理設計における接続記述を、
自動レイアウト時に使用する階層(ユーザマクロ)情報
を持たせて作成する第1のステップと、その階層情報を
基にレイアウト時の配線長を考慮したファンアウト制限
チェックおよびレイアウトプログラムでの制限値を考慮
したマクロ内セル数、ネット数、ピンペア数チェックを
行う第2のステップとを有することを特徴とする。
方法の構成は、LSIの論理設計における接続記述を、
自動レイアウト時に使用する階層(ユーザマクロ)情報
を持たせて作成する第1のステップと、その階層情報を
基にレイアウト時の配線長を考慮したファンアウト制限
チェックおよびレイアウトプログラムでの制限値を考慮
したマクロ内セル数、ネット数、ピンペア数チェックを
行う第2のステップとを有することを特徴とする。
【0008】
【実施例】図1は、本発明の一実施例の概念フロー図で
ある。まず、ステップ1において、論理接続情報作成を
行う、ここで作成された接続情報11には、レイアウト
時に使用する階層の情報が入っている。ステップ2以降
は、設計ルール検証の内部処理となっている。
ある。まず、ステップ1において、論理接続情報作成を
行う、ここで作成された接続情報11には、レイアウト
時に使用する階層の情報が入っている。ステップ2以降
は、設計ルール検証の内部処理となっている。
【0009】ステップ2では、接続情報11から階層単
位の情報を、ステップ3では階層を展開レベルにした情
報をとりこむ。これら両方の情報からステップ4の設計
ルール検証を行う。ステップ2で得たマクロ毎の情報か
ら、マクロ内のセル数、ネット数、ピンペア数を出し、
レイアウトプログラムからの制限値をもったルールファ
イル12と比較してチェックを行う。さらにマクロ毎の
予想面積から、予想配線長を算出し、ステップ3のベタ
展開データで得た接続及びそのネットの予想配線長(マ
クロ内、マクロ間により場合分け)から容量を算出して
ファンアウト制限値チェックを行う。
位の情報を、ステップ3では階層を展開レベルにした情
報をとりこむ。これら両方の情報からステップ4の設計
ルール検証を行う。ステップ2で得たマクロ毎の情報か
ら、マクロ内のセル数、ネット数、ピンペア数を出し、
レイアウトプログラムからの制限値をもったルールファ
イル12と比較してチェックを行う。さらにマクロ毎の
予想面積から、予想配線長を算出し、ステップ3のベタ
展開データで得た接続及びそのネットの予想配線長(マ
クロ内、マクロ間により場合分け)から容量を算出して
ファンアウト制限値チェックを行う。
【0010】こうして出力した検証結果13はステップ
5でレイアウトプログラムのマクロの制限値をチェック
し、またレイアウト後の配線長に近い値を考慮している
ためファンアウトチェックの精度があがるのでレイアウ
ト前に不都合な接続情報を修正できる。
5でレイアウトプログラムのマクロの制限値をチェック
し、またレイアウト後の配線長に近い値を考慮している
ためファンアウトチェックの精度があがるのでレイアウ
ト前に不都合な接続情報を修正できる。
【0011】図2は図1のファンアウトチェック部分の
詳細フロー図であり、予想配線遅延算出、ファンアウト
制限チェックの部分の詳細例である。また、図3は図2
を説明する配線図である。
詳細フロー図であり、予想配線遅延算出、ファンアウト
制限チェックの部分の詳細例である。また、図3は図2
を説明する配線図である。
【0012】ステップ21で接続情報内の階層情報をも
とにマクロ面積を予想し、ステップ22でその面積から
マクロ内の配線長を予想する。同様にステップ23,2
4では、回路レベル即ちマクロ間の配線長を予想する。
ステップ25ではマクロ内かマクロ間か判断しネットの
配線長を算出する。
とにマクロ面積を予想し、ステップ22でその面積から
マクロ内の配線長を予想する。同様にステップ23,2
4では、回路レベル即ちマクロ間の配線長を予想する。
ステップ25ではマクロ内かマクロ間か判断しネットの
配線長を算出する。
【0013】図3において、マクロAとマクロB、そし
て回路の予想配線長を合計したものは、(a+b+c)
となる。このネットの容量及び入力端子のファイン容量
から、ステップ26で容量の合計を算出し制限値チェッ
クを行う。
て回路の予想配線長を合計したものは、(a+b+c)
となる。このネットの容量及び入力端子のファイン容量
から、ステップ26で容量の合計を算出し制限値チェッ
クを行う。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は自動レイ
アウトで用いる階層を考慮して設計ルール検証を行うこ
とによって、レイアウトプログラムでエラーになる制限
値を予めチェックし、マクロ内、マクロ間を考慮した実
配線長に近い値でファンアウトをチェックすることがで
き、レイアウト後に接続情報の不具合を修正することが
少なくなり、TATを短くできるという効果がある。
アウトで用いる階層を考慮して設計ルール検証を行うこ
とによって、レイアウトプログラムでエラーになる制限
値を予めチェックし、マクロ内、マクロ間を考慮した実
配線長に近い値でファンアウトをチェックすることがで
き、レイアウト後に接続情報の不具合を修正することが
少なくなり、TATを短くできるという効果がある。
【図1】本発明の一実施例の概念フロー図。
【図2】図1のファンアウト制限値チェック部の詳細フ
ロー図。
ロー図。
【図3】図2の配線例としてマクロ間配線を示す接続
図。
図。
1 接続情報作成ステップ 2 マクロ内情報取得ステップ 3 内部展開処理ステップ 4 設計ルール検証ステップ 11 階層付接続情報 12 ルールファイル 13 検証結果 21 マクロ面積予測ステップ 22 マクロ内予想配線長算出ステップ 23 回路面積予測ステップ 24 マクロ間予想配線長算出ステップ 25 ネット配線長算出ステップ 26 F/0値検証ステップ a マクロA内予想配線長 b マクロB内予想配線長
Claims (1)
- 【請求項1】 LSIの論理設計における接続記述を、
自動レイアウト時に使用する階層(ユーザマクロ)情報
を持たせて作成する第1のステップと、その階層情報を
基にレイアウト時の配線長を考慮したファンアウト制限
チェックおよびレイアウトプログラムでの制限値を考慮
したマクロ内セル数、ネット数、ピンペア数チェックを
行う第2のステップとを有することを特徴とするLSI
の設計ルール検証方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3259005A JPH05102307A (ja) | 1991-10-07 | 1991-10-07 | Lsiの設計ルール検証方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3259005A JPH05102307A (ja) | 1991-10-07 | 1991-10-07 | Lsiの設計ルール検証方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05102307A true JPH05102307A (ja) | 1993-04-23 |
Family
ID=17328033
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3259005A Pending JPH05102307A (ja) | 1991-10-07 | 1991-10-07 | Lsiの設計ルール検証方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05102307A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8286117B2 (en) | 2007-12-27 | 2012-10-09 | Fujitsu Limited | Macro layout verification apparatus to detect error when connecting macro terminal in LSI design layout |
-
1991
- 1991-10-07 JP JP3259005A patent/JPH05102307A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8286117B2 (en) | 2007-12-27 | 2012-10-09 | Fujitsu Limited | Macro layout verification apparatus to detect error when connecting macro terminal in LSI design layout |
US8539412B2 (en) | 2007-12-27 | 2013-09-17 | Fujitsu Limited | Macro layout verification appartus |
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