JPH05101807A - 放電表示板 - Google Patents
放電表示板Info
- Publication number
- JPH05101807A JPH05101807A JP3260164A JP26016491A JPH05101807A JP H05101807 A JPH05101807 A JP H05101807A JP 3260164 A JP3260164 A JP 3260164A JP 26016491 A JP26016491 A JP 26016491A JP H05101807 A JPH05101807 A JP H05101807A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electrodes
- discharge
- parallel
- electrode
- strip
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Discharge Lamp (AREA)
- Gas-Filled Discharge Tubes (AREA)
- Vessels And Coating Films For Discharge Lamps (AREA)
- Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】液晶のバックライト及び大画面表示装置の画素
としての用途での放電表示板の発光効率の改善を目的と
する。 【構成】主放電電極8の間にトリガ用電極9を構成す
る。トリガ電極9を主放電電極の放電経路に沿って構成
したこと及び主放電電極8の電極間ギャップを従来の1
0倍以上に広げた。 【効果】主放電電極間の浮遊容量の低下及び主放電電圧
を下げることにより電力ロスを削減し放電表示板の発光
効率を上げることができる。
としての用途での放電表示板の発光効率の改善を目的と
する。 【構成】主放電電極8の間にトリガ用電極9を構成す
る。トリガ電極9を主放電電極の放電経路に沿って構成
したこと及び主放電電極8の電極間ギャップを従来の1
0倍以上に広げた。 【効果】主放電電極間の浮遊容量の低下及び主放電電圧
を下げることにより電力ロスを削減し放電表示板の発光
効率を上げることができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、放電表示板に関し、特
に液晶表示装置のバックライトあるいは大画面表示装置
の一画素から数画素として使用される放電表示板の電極
構造に関する。
に液晶表示装置のバックライトあるいは大画面表示装置
の一画素から数画素として使用される放電表示板の電極
構造に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の放電表示板は、図4に示すよう
に一対のくし形電極1及びくし形電極2を有している。
くし形電極1,2は、相互にくし歯部分を挿入する構成
をとり表面を誘電体層3で被覆している。この誘電体層
3で被覆されたくし形電極1,2を有するガラス基板4
は、スペーサ5を介して蛍光体膜6を有する他のガラス
基板7と対向され内部に不活性ガス又は混合ガスを密封
されている。この密封されたガスをくし形電極1,2間
に交流電界を印加することに依り放電させ、発生する紫
外線光により蛍光体膜6を励起させ可視光を発光させて
いる。くし形電極1,2が誘電体層3で被覆されたこの
種の放電表示板の発光輝度は、印加する交流電界の周波
数に比例している。
に一対のくし形電極1及びくし形電極2を有している。
くし形電極1,2は、相互にくし歯部分を挿入する構成
をとり表面を誘電体層3で被覆している。この誘電体層
3で被覆されたくし形電極1,2を有するガラス基板4
は、スペーサ5を介して蛍光体膜6を有する他のガラス
基板7と対向され内部に不活性ガス又は混合ガスを密封
されている。この密封されたガスをくし形電極1,2間
に交流電界を印加することに依り放電させ、発生する紫
外線光により蛍光体膜6を励起させ可視光を発光させて
いる。くし形電極1,2が誘電体層3で被覆されたこの
種の放電表示板の発光輝度は、印加する交流電界の周波
数に比例している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この種の放電表示板が
液晶表示装置のバックライトあるいは大画素表示の画素
として用いられる場合、くし形電極1,2間に数10K
HZ程度の交流電界が印加される。このため、くし形電
極1,2間の浮遊容量により消費される電力が増加し、
表示装置の発光効率を低下させていた。
液晶表示装置のバックライトあるいは大画素表示の画素
として用いられる場合、くし形電極1,2間に数10K
HZ程度の交流電界が印加される。このため、くし形電
極1,2間の浮遊容量により消費される電力が増加し、
表示装置の発光効率を低下させていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、2枚の絶縁体
基板をスペーサを介して対向させて放電空間を構成し、
この放電空間に誘電体膜で被覆された帯状の平行する一
対以上の電極を有し、かつ、絶縁体基板の少なくとも一
方に蛍光体膜を形成した構造を有する放電表示板におい
て、前記対をなす帯状電極の放電経路に平行に一対以上
の平行する帯状電極を設けたことを特徴とする。
基板をスペーサを介して対向させて放電空間を構成し、
この放電空間に誘電体膜で被覆された帯状の平行する一
対以上の電極を有し、かつ、絶縁体基板の少なくとも一
方に蛍光体膜を形成した構造を有する放電表示板におい
て、前記対をなす帯状電極の放電経路に平行に一対以上
の平行する帯状電極を設けたことを特徴とする。
【0005】
【実施例】次に本発明について図面を参照して説明す
る。図1は、本発明の第1の実施例の放電表示板の断面
図である。ガラス基板4上に互いに平行な主放電電極で
ある第1の帯状電極8及び互いに平行なトリガ放電電極
である第2の帯状電極9を銀ペーストを用いて形成し
た。帯状電極8,9の上を被覆する誘電体層3は鉛ガラ
スペーストを用いて形成した。さらに、スペーサ5は酸
化アルミニウムを主成分とするペーストを用いて厚膜プ
ロセスにて形成した。又他方のガラス基板7上に蛍光体
膜6を同様に厚膜プロセスで形成した。続いてガラス基
板4と7をスペーサ5を介して対向させて内部にXeガ
スを主成分とする混合ガスを封入した。
る。図1は、本発明の第1の実施例の放電表示板の断面
図である。ガラス基板4上に互いに平行な主放電電極で
ある第1の帯状電極8及び互いに平行なトリガ放電電極
である第2の帯状電極9を銀ペーストを用いて形成し
た。帯状電極8,9の上を被覆する誘電体層3は鉛ガラ
スペーストを用いて形成した。さらに、スペーサ5は酸
化アルミニウムを主成分とするペーストを用いて厚膜プ
ロセスにて形成した。又他方のガラス基板7上に蛍光体
膜6を同様に厚膜プロセスで形成した。続いてガラス基
板4と7をスペーサ5を介して対向させて内部にXeガ
スを主成分とする混合ガスを封入した。
【0006】以上のようにして構成した放電表示板の発
光原理を以下に示す。図3に帯状電極8,9各々の放電
特性を示す。図に示すように帯状電極8,9ともに封入
ガス圧に対し放電電圧が極小値を有しているが、帯状電
極9の極小値が帯状電極8の極小値の1/10以下であ
った。この特性を利用することにより帯状電極9を低電
圧で放電させ、帯状電極8の主放電をトリガさせること
ができる。
光原理を以下に示す。図3に帯状電極8,9各々の放電
特性を示す。図に示すように帯状電極8,9ともに封入
ガス圧に対し放電電圧が極小値を有しているが、帯状電
極9の極小値が帯状電極8の極小値の1/10以下であ
った。この特性を利用することにより帯状電極9を低電
圧で放電させ、帯状電極8の主放電をトリガさせること
ができる。
【0007】このことから本実施例の放電表示板は、帯
状電極9により帯状電極8の主放電をトリガして、この
放電により発生した紫外線により蛍光体膜6を励起して
発光させることができる。
状電極9により帯状電極8の主放電をトリガして、この
放電により発生した紫外線により蛍光体膜6を励起して
発光させることができる。
【0008】図2は、本発明の第2の実施例を示す図で
ある。本実施例では主放電電極を構成する帯状電極8を
ガラス基板4および7にそれぞれに分けて形成してい
る。このようにしても第1の実施例と同様の効果が得ら
れた。
ある。本実施例では主放電電極を構成する帯状電極8を
ガラス基板4および7にそれぞれに分けて形成してい
る。このようにしても第1の実施例と同様の効果が得ら
れた。
【0009】
【発明の効果】以上説明した本発明の放電表示板は、主
放電電極の帯状電極8の電極間ギャップを従来のくし形
電極の電極間ギャップの約10倍以上とすることがで
き、かつ低電圧で駆動できるため電極の浮遊容量による
電力ロスを低減することができる。
放電電極の帯状電極8の電極間ギャップを従来のくし形
電極の電極間ギャップの約10倍以上とすることがで
き、かつ低電圧で駆動できるため電極の浮遊容量による
電力ロスを低減することができる。
【図1】本発明の第1の実施例を示す斜視図である。
【図2】本発明の第2の実施例を示す斜視図である。
【図3】帯状電極の放電特性を示す図である。
【図4】従来の放電表示板の斜視図である。
1,2 くし形電極 3 誘電体層 4,7 ガラス基板 5 スペーサ 6 蛍光体膜 8 第1の帯状電極 9 第2の帯状電極
Claims (1)
- 【請求項1】 2枚の絶縁体基板をスペーサを介して対
向させて放電空間を構成し、この放電空間に誘電体膜で
被覆された帯状のほぼ平行する一対以上の第1の帯状電
極を有しかつ前記絶縁体基板の少なくとも一方に蛍光体
膜を形成した構造を有する放電表示板において、前記対
をなす第1の帯状電極の放電経路にほぼ平行に一対以上
のほぼ平行する第2の帯状電極を設けたことを特徴とす
る放電表示板。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3260164A JPH05101807A (ja) | 1991-10-08 | 1991-10-08 | 放電表示板 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3260164A JPH05101807A (ja) | 1991-10-08 | 1991-10-08 | 放電表示板 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05101807A true JPH05101807A (ja) | 1993-04-23 |
Family
ID=17344214
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3260164A Pending JPH05101807A (ja) | 1991-10-08 | 1991-10-08 | 放電表示板 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05101807A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016103400A (ja) * | 2014-11-28 | 2016-06-02 | 京セラ株式会社 | 放電器 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5935351A (ja) * | 1982-08-20 | 1984-02-27 | Okaya Denki Sangyo Kk | 放電ランプ |
JPS62208537A (ja) * | 1985-11-08 | 1987-09-12 | Sanyo Electric Co Ltd | 平面型螢光灯 |
-
1991
- 1991-10-08 JP JP3260164A patent/JPH05101807A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5935351A (ja) * | 1982-08-20 | 1984-02-27 | Okaya Denki Sangyo Kk | 放電ランプ |
JPS62208537A (ja) * | 1985-11-08 | 1987-09-12 | Sanyo Electric Co Ltd | 平面型螢光灯 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016103400A (ja) * | 2014-11-28 | 2016-06-02 | 京セラ株式会社 | 放電器 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19990420 |