JPH05101742A - キーボード - Google Patents

キーボード

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Publication number
JPH05101742A
JPH05101742A JP3262149A JP26214991A JPH05101742A JP H05101742 A JPH05101742 A JP H05101742A JP 3262149 A JP3262149 A JP 3262149A JP 26214991 A JP26214991 A JP 26214991A JP H05101742 A JPH05101742 A JP H05101742A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
key
key switch
touch
cover
film
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3262149A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshihisa Otake
佳久 大嶽
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba TEC Corp
Original Assignee
Tokyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Electric Co Ltd filed Critical Tokyo Electric Co Ltd
Priority to JP3262149A priority Critical patent/JPH05101742A/ja
Publication of JPH05101742A publication Critical patent/JPH05101742A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 キースイッチとタッチキーとの上下位置変動
を解消して安定したスイッチ動作を行なわせることであ
る。 【構成】 電気的配線部が形成された基板1に多数のキ
ースイッチ3を取り付けてキーボード基板4を形成し、
前記キースイッチ3のそれぞれに対応してカバー5にタ
ッチキー11を配設し、これらのタッチキー11と前記
キースイッチ3との間にフィルム13を配設したキーボ
ードにおいて、前記フィルム13の各キースイッチ3に
対向する位置に各キースイッチに向けて突出し当接する
突出部14を形成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、事務用機器などのデー
タ入出力装置に採用される多数のタッチキーを備えたキ
ーボードに関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種のキーボードは、種々の型式のも
のがあるが、従来の一例を図4乃至図6に基づいて説明
する。まず、必要な電気的配線部が形成され、かつ、必
要な電気部品が実装された基板(以下、PCBと称す
る)1が設けられ、このPCB1には、多数のキースイ
ッチ取付け部2が突条等により形成され、これらのキー
スイッチ取付け部2には、多数のキースイッチ3が取付
けられてキーボード基板4が形成されている。前記キー
スイッチ3は、上方からの押圧により接点切換を行なう
ものである。
【0003】このようにして形成されたキーボード基板
4は、機器のカバー5内に位置決めされて取り付けられ
ている。例えば、前記カバー5の内面6との間の寸法が
一定になるように位置決めされて取り付けられている。
そして、前記カバー5には、前記キースイッチ3に対応
する位置に位置決めされてガイド孔7が形成されてい
る。これらのガイド孔7には、上端がタッチ部8とされ
下端に前記カバー5の内面6に当接して抜け止めされる
段部9が拡開した当接部10により形成されたタッチキ
ー11が上下に摺動自在に取り付けられている。
【0004】ついで、前記キースイッチ3の上面と前記
タッチキー11の当接部10との間に、水滴防止等の目
的で設けられた薄いフィルム12が装着されている。
【0005】このような構成において、タッチキー11
のタッチ部8をオペレータが押すことにより、押された
タッチキー11はフィルム12を介してキースイッチ3
を押圧し、接点の切換を行なわせる。そのタッチキー1
1に対する押圧力を解除することによりキースイッチ3
に内蔵されたスプリングによりそのキースイッチ3は原
位置に復帰する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】まず、図4に示す状態
は、キーボード基板4とカバー5の内面6との間隔が規
準となる正規位置に対して規準内寸法にあり、ほとんど
誤差0、すなわち、正規に組み立てられている状態を示
し、タッチキー11の所定のストロークでキースイッチ
3が動作するものである。
【0007】しかるに、図5に示すように、キーボード
基板4とカバー5の内面6との間隔が規準となる正規位
置に対してマイナスした状態では、組立状態において、
キースイッチ3はある程度押圧されている状態であり、
タッチキー11を押さなくてもキースイッチ3が動作状
態になってしまうおそれもあるものである。仮に、キー
スイッチ3が動作状態になっていなくてもタッチキー1
1の僅かな動きで動作状態になるため、きわめて不安定
な動作になってしまうものである。
【0008】さらに、図6に示すものは、キーボード基
板4とカバー5の内面6との間隔が規準となる正規位置
に対してプラスしている状態であり、この場合には、タ
ッチキー11が遊んだ状態になり、しかも、タッチキー
11がカバー5の外面から沈んだ状態になってそのタッ
チキー11を押圧することが困難になったり、タッチキ
ー11を押してもキースイッチ3が動作しないという不
安定な状態になってしまうものである。
【0009】しかも、前述の課題は、キーボード基板4
とカバー5の内面6との間隔が変化する状態について説
明したが、実際には、キーボード基板4の組立時に、P
CB1のキースイッチ取付け部2に取り付けられるキー
スイッチ3の個々の取付精度を得ることができないと云
う問題がある。すなわち、キーボード基板4として組み
立てた時に、個々のキースイッチ3の上下方向の位置が
ばらついており、取付位置が正規状態のものや、タッチ
キー11により押圧された状態にあるものや、タッチキ
ー11が遊んでいる状態になっているもの等が混在する
ことになる。そのため、多数のキースイッチ3の内、一
つでも不完全なものがあれば不良品となり、歩留まりが
低いと云う重大な問題がある。
【0010】
【課題を解決するための手段】電気的配線部が形成され
た基板に多数のキースイッチを取り付けてキーボード基
板を形成し、前記キースイッチのそれぞれに対応してカ
バーにタッチキーを配設し、これらのタッチキーと前記
キースイッチとの間にフィルムを配設したキーボードに
おいて、前記フィルムの各キースイッチに対向する位置
に各キースイッチに向けて突出し当接する突出部を形成
した。
【0011】
【作用】フィルムに形成された突出部は、フィルム固有
の物理的性質に基づき適度の弾性力を示すため、キース
イッチとタッチキーとが近すぎる場合には、適度に撓ん
でその寸法誤差を吸収し、また、キースイッチとタッチ
キーとが離れすぎていても突出部がタッチキーに接触し
てタッチキーに対する安定したタッチ感を得ることがで
きるものである。
【0012】
【実施例】本発明の一実施例を図1乃至図3に基づいて
説明する。図4乃至図6について説明した部分と同一部
分は同一符号を用い説明も省略する。本実施例は従来例
として説明した図4乃至図6に示すものに対して、フィ
ルム13の構造が相違する。すなわち、フィルム13は
ポリエステル製薄膜からなり、このフィルム13には、
各キースイッチ3に対応した位置にそれぞれ下方へ膨出
する突出部14が形成されている。そして、突出部14
の突出量は、キーボード基板4とカバー5の内面6との
寸法がばらつく最大値よりも大きく設定し、かつ、それ
らの突出部14の大きさは、タッチキー11の当接部1
0の面積よりも小さく設定されている。そのため、タッ
チキー11を押圧した時には、その当接部10がフィル
ム13の平面部を確実に押し、その押圧力が突出部14
を介してキースイッチ3に伝達されるものである。
【0013】このような構成において、キースイッチ3
とタッチキー11との組立状態は、フィルム13の突出
部14を適度に撓ませた状態になっている。そして、図
2に示すように、キーボード基板4とカバー5の内面6
との寸法が、規準となる正規位置に対してマイナスして
いる時には、その突出部14の撓量がその分だけ大きく
なっており、図3に示すように、キーボード基板4とカ
バー5の内面6との寸法が、正規位置に対してプラスし
ているとしても突出部14は多少変形している状態にな
っている。
【0014】このように設定されていることから、キー
ボード基板4とカバー5の内面6との寸法が、図2に示
すように正規位置に対してマイナスしている時には、突
出部14が撓んでいるが、その突出部14によるキース
イッチ3に対する押圧力はそのキースイッチ3を動作さ
せるようなものではなく、タッチキー11の位置変化分
を吸収するように作用する。そのため、タッチキー11
を押圧すれば、ある程度のタッチキー11のストローク
があってから、キースイッチ3が動作するものである。
【0015】つぎに、図3に示すように、キーボード基
板4とカバー5の内面6との寸法が、規準となる正規位
置に対してプラスしている場合には、突出部14がタッ
チキー11との接触を維持するように作用し、タッチキ
ー11を押圧した時に、キースイッチ3が動作するまで
のストロークは、前述の場合よりも大きくなるものの、
タッチキー11にタッチした瞬間から押圧力を感じる状
態であり、良好なタッチ感が得られる。そのため、タッ
チキー11の沈み込みを防止して感じの良い操作性を得
ることができるものである。
【0016】このように、組立上におけるカバー5に対
するキーボード基板4の上下位置変動があった場合で
も、PCB2に対する個々のキースイッチ3の位置が変
動した場合でも、フィルム13に形成された突出部14
が寸法変動分を吸収し、キースイッチ3の確実な動作
と、タッチキー11に対する良好な操作感とを得ること
ができる。
【0017】また、カバー5からのタッチキー11の突
出量を小さくしても確実に動作するため、全体を薄型に
形成することができ、フラットなキーボードを形成する
ことができるものである。
【0018】
【発明の効果】本発明は上述のように、電気的配線部が
形成された基板に多数のキースイッチを取り付けてキー
ボード基板を形成し、前記キースイッチのそれぞれに対
応してカバーにタッチキーを配設し、これらのタッチキ
ーと前記キースイッチとの間にフィルムを配設したキー
ボードにおいて、前記フィルムの各キースイッチに対向
する位置に各キースイッチに向けて突出し当接する突出
部を形成したので、フィルムに形成された突出部は、フ
ィルム固有の物理的性質に基づき適度の弾性力を示すた
め、キースイッチとタッチキーとが近すぎる場合には、
適度に撓んでその寸法誤差を吸収し、また、キースイッ
チとタッチキーとが離れすぎていても突出部がタッチキ
ーに接触してタッチキーに対する安定したタッチ感を得
ることができ、また、フラットなキーボードを形成する
ことができる等の効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すもので、キーボード基
板とカバーとの関係が規準となる正規位置に有るときの
縦断側面図である。
【図2】キーボード基板とカバーとの関係が規準となる
正規位置に対してマイナスしている場合の縦断面図であ
る。
【図3】キーボード基板とカバーとの関係が規準となる
正規位置に対してプラスしている場合の縦断面図であ
る。
【図4】従来の一例を示すもので、キーボード基板とカ
バーとの関係が規準となる正規位置に有るときの縦断側
面図である。
【図5】キーボード基板とカバーとの関係が規準となる
正規位置に対してマイナスしている場合の縦断面図であ
る。
【図6】キーボード基板とカバーとの関係が規準となる
正規位置に対してプラスしている場合の縦断面図であ
る。
【符号の説明】
1 基板 3 キースイッチ 4 キーボード基板 5 カバー 11 タッチキー 13 フィルム 14 突出部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気的配線部が形成された基板に多数の
    キースイッチを取り付けてキーボード基板を形成し、前
    記キースイッチのそれぞれに対応してカバーにタッチキ
    ーを配設し、これらのタッチキーと前記キースイッチと
    の間にフィルムを配設したキーボードにおいて、前記フ
    ィルムの各キースイッチに対向する位置に各キースイッ
    チに向けて突出し当接する突出部を形成したことを特徴
    とするキーボード。
JP3262149A 1991-10-09 1991-10-09 キーボード Pending JPH05101742A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3262149A JPH05101742A (ja) 1991-10-09 1991-10-09 キーボード

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3262149A JPH05101742A (ja) 1991-10-09 1991-10-09 キーボード

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05101742A true JPH05101742A (ja) 1993-04-23

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ID=17371742

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JP3262149A Pending JPH05101742A (ja) 1991-10-09 1991-10-09 キーボード

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JP (1) JPH05101742A (ja)

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