JPH05101609A - ビデオテープエデイテイングシステムとビデオテープデータエデイテイング方法 - Google Patents

ビデオテープエデイテイングシステムとビデオテープデータエデイテイング方法

Info

Publication number
JPH05101609A
JPH05101609A JP3277046A JP27704691A JPH05101609A JP H05101609 A JPH05101609 A JP H05101609A JP 3277046 A JP3277046 A JP 3277046A JP 27704691 A JP27704691 A JP 27704691A JP H05101609 A JPH05101609 A JP H05101609A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
video
editing
videotape
storage device
video tape
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3277046A
Other languages
English (en)
Inventor
E Crane Steven
ステイーブン・イー・クレイン
Heilinger Leon
リーアン・ヘイリンガー
Shinsky Michael
マイケル・シンスキー
A Raitzer Gerald
ジエラルド・エイ・レイツアー
A Ogrink Michael
マイケル・エイ・オグリンク
T Meyer Steven
ステイーブン・テイー・メイヤー
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
DIGITAL FX Inc
Digital F X Inc
Original Assignee
DIGITAL FX Inc
Digital F X Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by DIGITAL FX Inc, Digital F X Inc filed Critical DIGITAL FX Inc
Publication of JPH05101609A publication Critical patent/JPH05101609A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B27/00Editing; Indexing; Addressing; Timing or synchronising; Monitoring; Measuring tape travel
    • G11B27/02Editing, e.g. varying the order of information signals recorded on, or reproduced from, record carriers
    • G11B27/022Electronic editing of analogue information signals, e.g. audio or video signals
    • G11B27/024Electronic editing of analogue information signals, e.g. audio or video signals on tapes
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B27/00Editing; Indexing; Addressing; Timing or synchronising; Monitoring; Measuring tape travel
    • G11B27/02Editing, e.g. varying the order of information signals recorded on, or reproduced from, record carriers
    • G11B27/022Electronic editing of analogue information signals, e.g. audio or video signals
    • G11B27/028Electronic editing of analogue information signals, e.g. audio or video signals with computer assistance
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B27/00Editing; Indexing; Addressing; Timing or synchronising; Monitoring; Measuring tape travel
    • G11B27/02Editing, e.g. varying the order of information signals recorded on, or reproduced from, record carriers
    • G11B27/031Electronic editing of digitised analogue information signals, e.g. audio or video signals
    • G11B27/032Electronic editing of digitised analogue information signals, e.g. audio or video signals on tapes
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B27/00Editing; Indexing; Addressing; Timing or synchronising; Monitoring; Measuring tape travel
    • G11B27/02Editing, e.g. varying the order of information signals recorded on, or reproduced from, record carriers
    • G11B27/031Electronic editing of digitised analogue information signals, e.g. audio or video signals
    • G11B27/034Electronic editing of digitised analogue information signals, e.g. audio or video signals on discs
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B27/00Editing; Indexing; Addressing; Timing or synchronising; Monitoring; Measuring tape travel
    • G11B27/10Indexing; Addressing; Timing or synchronising; Measuring tape travel
    • G11B27/34Indicating arrangements 
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B2220/00Record carriers by type
    • G11B2220/20Disc-shaped record carriers
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B2220/00Record carriers by type
    • G11B2220/20Disc-shaped record carriers
    • G11B2220/25Disc-shaped record carriers characterised in that the disc is based on a specific recording technology
    • G11B2220/2525Magneto-optical [MO] discs
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B2220/00Record carriers by type
    • G11B2220/90Tape-like record carriers

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Management Or Editing Of Information On Record Carriers (AREA)
  • Signal Processing Not Specific To The Method Of Recording And Reproducing (AREA)
  • Television Signal Processing For Recording (AREA)

Abstract

(57)【要約】 ビデオテープを編集するためのディスク支援型システム
である。ビデオテープからのソースデータが、マッキン
トッシュ製機器をベースとするコンピュータシステムを
利用したハードディスクドライブのようなランダムアク
セス記憶装置にログオンされる。テープデータの小さな
一部分しか一時にビデオフレームとしてコンピュータデ
ィスク上に記憶されない。ソフトウェアの制御によっ
て、データはコンピュータディスクとビデオテープとの
間を行来して保存される。このようにして編集が完了
し、最終的なビデオ作品の作成のために編集デシジョン
リストが構成される。これによって、実際のビデオテー
プデータのプロジェクトの終わりで実際に物理的なエデ
ィティングを可能にしつつ、ディスク上にあるデータの
エディティングのために高速のアクセス時間が早くなる
という利点がある。データをディスク上にログオンした
り最終的なテープを編集するプロセスは自動的に実行さ
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ディスクドライブのよ
うなランダムアクセス記憶装置を有するコンピュータシ
ステムによってビデオテープを編集する技術に関する。
より詳細に言えば、本発明は、ビデオテープデータの部
分をディスク上に記憶しかつディスク上の情報を用いて
ビデオテープデータを編集するエディティング方法及び
装置に関する。或る実施例では、コンピュータのプラッ
トフォームとしてマッキントッシュ製のコンピュータが
使用される。
【0002】
【従来の技術】ビデオテープを編集するための様々なエ
ディティング方法が当業者にとって周知である。伝統的
なエディティングはテープをベースとして行われる。エ
ディタ即ち編集者は、ソース側のVCR(ビデオカセッ
トレコーダ)またはVTR(ビデオテープレコーダ)に
於てテープを繰り返して送りまたは巻き戻して、自分が
編集しようとする情景を見つける。エディタは、記録用
(宛先)のVCRに記録用(宛先)テープを配置して、
前記ソーステープから情景を受け取る。そして、このソ
ーステープからの情景が記録テープに記録される。この
プロセスが連続する各情景について繰り返される。この
線形的な方法では、テープを一定にサイクルさせること
が必要である。
【0003】また、ハードディスクドライブ、光学的ま
たは磁気光学的ディスクドライブのようなランダム記憶
回転メモリ装置を備えるコンピュータシステムを用いた
ディスクベースのエディティングが知られている。全ビ
デオデータは、エディタとして使用されるコンピュータ
によって制御可能なディスクドライブ上に記憶される。
そして、前記コンピュータを介して前記ディスクをラン
ダムアクセスすることによって、記憶されたビデオデー
タのあらゆるフレームを実質的に瞬間的に見つけること
ができる。
【0004】前記コンピュータは、作品全体について全
ての編集フレーム及び記録フレームのトラックを維持す
る。前記プログラムの編集デシジョンが完了すると、前
記エディタは1個または複数のVTRにソーステープ
を、かつ記録用VCRに新しい記録用テープを挿入し
て、前記ディスクのビデオを用いて作成された編集デシ
ジョンリストを作成する前記コンピュータによって、編
集されたプログラム全体を前記テープに記録する。この
ディスクベースのエディティングは高速かつ簡単で、テ
ープの取扱いを大幅に少なくでき、最近では専門の編集
会社や映画スタジオに於て業務的に使用されている。
【0005】しかしながら、このような業務用システム
に於ても、非常に小さなビデオデータしかディスクドラ
イブに記憶することができないという問題が残ってい
る。一般に、比較的短い10分間のプログラムまたはフ
ィルムを編集するだけでさえ、300メガバイトまたは
それ以上のディスク記憶容量が必要である。また、16
mm秒またはそれ以下の高速でアクセスできるディスクが
必要である。このことは、一般的な磁気光学的ディスク
の使用を制限している。従って、ディスクベースのシス
テムは高価であり、かつ大きなディスク記憶容量が必要
である。
【0006】更に、ディスクベースのエディティングで
は、一般にテープからディスク上にビデオデータをロギ
ングすることが必要であり、これは時間を要する別個の
過程である。この過程は、最終的な作品について必要と
されるデータの一般に10倍から20倍のデータが記録
されているフィルムを編集する場合のように、長時間の
ビデオデータが用いられるような場合に特に問題にな
る。この場合には、プロジェクトの短いセグメントを除
いてディスクベースのエディティングが実質的に不可能
である。例えば、高度に圧縮された1分間のソースビデ
オを記憶するためには、22メガバイトのディスク容量
が必要である。従って、1時間のソースビデオには、約
1.3ギガバイトの記憶容量が必要である。即ち、非常
に高価なディスクベースのシステムでさえ、大量のビデ
オデータを記憶することができないのである。
【0007】ビデオデータを圧縮しない場合には、ディ
スク記憶装置のコストが驚異的に増大することになる。
6万ドル(約800万円)もする1つの商業システムで
も圧縮されていないビデオを約25秒しか記憶できな
い。圧縮は、厳密な編集デシジョンが不可能になる程度
にまでビデオ信号の品質を大幅に劣化させるような影響
を与える。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
装置のシステムでは、物理的なテープを用いるオンライ
ンシステムではアクセス時間が非常に遅いという欠点が
あり、オフラインのディスクベースのシステムの場合に
は、非常に高価であると共に、一度に限定された量のビ
デオデータしか作業することができずかつビデオの品質
が低下するという欠点があった。更に、ディスクベース
のシステムには、ビデオデータをディスク上にロギング
し、かつ編集後に編集リストを作成してそれを用いて実
際のビデオテープを編集するという別個の過程が必要で
あるという欠点がある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、ディス
ク支援型エディティングシステム及び方法が提供され
る。ビデオデータを対話方式で編集するために使用され
るディスクドライブのような大規模容量の記憶装置を有
するコンピュータシステムが、使用されている情報の部
分をビデオテープから前記ディスクに保存する。前記テ
ープの実際のエディティングは、前記コンピュータが作
成する編集デシジョンリストによって行われる。ここで
言う「ビデオ」には任意により音声を含むことができ、
また映像を除いた音声のみとすることができる。
【0010】或る実施例では、エディタが見たままの前
記テープからのデータが、各情景の一部分のみ、即ち一
般に各情景の始めと終わりの数秒のみがディスクに記憶
されることを決定するアルゴリズムによって、自動的に
ディスクにログオンされる。任意により、或る情景の全
てをディスクに記憶させることができる。
【0011】また、現時点で使用されていない情景また
は該情景の一部分を前記ディスクから取り除くことによ
ってディスクのスペースを維持するための「最小利用」
アルゴリズムが提供される。元のテープデータは、コン
ピュータシステムに接続されかつそれによって制御され
るテープレコーダによって常に利用することができる。
このビデオデータは、必要に応じてテープから再利用す
ることができる。
【0012】ディスク上に記録されたビデオ情報は、或
る実施例ではディスクのスペースを維持するように、従
来のビデオ圧縮技術によって記憶される。これは、上述
したように前記コンピュータに接続されたビデオテープ
レコーダ上に保持されているテープから常に元のビデオ
情報をアクセスすることができるので、問題ではない。
従って、前記ディスクは、エディタにとってエディティ
ング及びVTRの制御という意味で物理的なVTRを用
いているように解されることから、「仮想VTR」であ
る。
【0013】標準的なフルモーションビデオに加えて、
図形(グラフィックス)、静止フレームビデオ及び音声
が設けられている。これらの全てについて編集すること
ができる。本発明の一実施例では、従来のマッキントッ
シュ製コンピュータを、VTRとのインタフェース及び
その制御並びにビデオデータを見るために追加のハード
ウェアを有するプロップフォームとして使用している。
【0014】本発明の一実施例では、対話方式でのエデ
ィティングのために従来の磁気ディスクドライブの使用
に加えて、磁気光学的ディスクドライブ(アクセス速度
は遅いが大型の磁気ディスクドライブと異なり記憶及び
運搬のためにコンピュータから取り外すことができる)
またはイーサネット(Ethernet)及びApple Talkのよう
なローカルエリアネットワークが、前記磁気ディスクド
ライブと物理的なビデオテープとの間の中間的な記憶装
置として使用される。この低速ディスクドライブ及びネ
ットワークは、より一層時間圧縮されたビデオ(即ち、
毎秒10フレーム対毎秒30フレームのビデオ)を自動
的に表示する。これに代えて、前記低速ドライブまたは
ネットワークを用いて、毎秒30フレームの表示速度に
ついていくことができるより高速のディスクドライブに
(バックグラウンド処理またはバッチ処理として)送る
ことができる。
【0015】本発明によれば、前記コンピュータは、ビ
デオテープ上の従来のSMPTEタイムコードによって
示される特定のビデオフレームにポインタを有効に記憶
させる。これらのポインタは、コンピュータのデータベ
ースとして機能し、かつ従来のコンピュータのデータベ
ースとを同様にエディティングの作業を実行するために
操作される。
【0016】このように好都合にも、本発明のシステム
によって、比較的アクセス速度の速い少容量磁気ディス
クとアクセス速度の遅い大容量ビデオテープとの間で情
報のキャッシング(保存)が可能となり、実際の高品質
のビデオデータを常にビデオテープ上で利用可能な状態
にしたまま、ビデオの品質を出来る限り高く維持しつつ
対話方式による高速エディティングが可能になる。前記
システムが編集リストを作成するので、実際のテープに
戻ってファイルデータをアセンブルすることが可能であ
る。
【0017】ビデオテープレコーダが物理的に前記コン
ピュータに接続されていることによって、それからの情
報を実際のエディティング過程に於て必要に応じて利用
することができる。従って、前記システムは、(1)ソ
ーステープから記録テープに情報を記録する編集リスト
を作成するオンライン機能と、(2)編集リストを作成
するが、ソーステープから記録用テープに高品質のビデ
オを記録することは行なわないオフライン機能との双方
を同時に有し、これら2つの機能の間で対話方式で動作
する。
【0018】テープベースのエディティングのようなオ
フラインシステムは、映像及び音声の品質を幾分低下さ
せる高速ランダムアクセスを必要とする。オンラインシ
ステムは、データの洗練された最終製品を提供する完全
な制作後の能力をもった高品質の音声及び映像を必要と
する。このように組合わされたシステムによってエディ
タに対して透過性をもたせることができ、即ちエディタ
はオフラインモードとオンラインモードとの間をスムー
ズに動くことができる。
【0019】或る実施例では、前記ディスク支援型エデ
ィティングシステムが、ビデオテープレコーダ、大規模
容量のランダムアクセス記憶装置、及びそれらを制御す
るための1個または複数のコンピュータからなるコンピ
ュータネットワークで構成される。このシステムは、ビ
デオデータに関連する上記データベースによって一体的
に結合されている。前記データベースは、各記憶装置に
記憶されている情報に関するマスタデシジョンとして機
能し、かつ各記憶装置に記憶されている様々な物理的に
表現されるビデオデータを統一している。マスタデシジ
ョンリスト(MDL)によって、エディティングはビデ
オプロジェクトに関する情報を各個の間で、かつ更に次
のレベルの記憶装置へ、かつ前記ネットワークに接続さ
れた装置即ちハードウェアに従って必要に応じてより高
いレベルへ、かつ/または所望のビデオの品質に動かす
ことができる。
【0020】米国特許出願第07/346,864号明
細書に記載されているようなMDLは、ビデオテープ情
報、SMPTEタイムコード及びビデオ技術の分野で共
通の選択された追加の情報を含み、キーフレーム指向型
シーケンスとしてエディティングプロセスのビデオ作成
に関する拡張情報を含む拡張可能なデータベースでもあ
る。
【0021】
【実施例】装置の説明 本発明によれば、ビデオデータを編集する目的でコンピ
ュータシステムをビデオ装置と組み合わせて使用する。
本発明のシステムの別の面は、発明者ロバート・ジェイ
・アリグ(Robert J. Alig)他による係属中の米国特許
出願、発明の名称「ソフトウェア・コントロールド・ワ
イプス」(Software Controlled Wipes)に記載されて
いる。
【0022】エディタは、自分が作成する各編集デシジ
ョンからなる詳細なリストを含むマスタデシジョンリス
トを作成する。このデシジョンリストが、ビデオテープ
の作品全体を創作するための情報のデータベースであ
る。前記マスタデシジョンリストのサブセットである編
集デシジョンリストは、追加のフォーマット化を全く必
要とすることなく、制作後に各企業が商業的にその高性
能エディティングシステムに於てテープを編集するため
に使用可能な、CMXコンパチブルとして知られる産業
用標準フォーマットで作成することができる。エディタ
が自分の編集デシジョンを一旦作成すると、前記システ
ムは自動的にマスタデシジョンリストから最終的なマス
タビデオテープを記録する。
【0023】前記MDLに於ける命令を実行することが
できるシステムによって、次に各情景に達する正しいフ
レームが見い出され、前記エディタが指定した全てのタ
イトル及び他の図形が挿入され、情景間に於ける全ての
遷移及び他の変換が行なわれ、所望の編集デシジョンに
従って適当なオーディオトラックを開始させかつ停止さ
せ、かつ映像及び音声のレベルを調整する。このような
システムが、継続中の米国特許出願第07/346,8
64号明細書、発明の名称「デジタル・ビデオ・イメー
ジ・シグナル・プロセシング・コントロール・アンド・
ディスプレイ」(Digital Video Image Signal Process
ing, Controll and Display )、発明者ロバート・エル
・レイ(Robert L. Lay )他、に記載されている。CM
Xコンパチブルシステムのような前記MDLのサブセッ
トのみと互換性を有するシステムは、様々な複雑性を有
する完全なシーケンスをアセンブルするような手作業の
処理を介在させることが一般に必要である。
【0024】本発明のシステムは、従来のタイムコード
をビデオエディティングの重要な要素として使用する。
タイムコード、特にSMPTE(Society of Motion Pi
cture and Television Engineers)タイムコードは、ビ
デオテープに直接記録され、かつ特定のフレームについ
てテープの参照番号を指定することによってテープ上の
いずれかのフィールド(60分の1秒)またはフレーム
(30分の1秒)にアクセスできるようにする周知の参
照番号システムである。即ち、このタイムコードは、時
分秒を表す一連の番号及び記録されたフレーム及びフィ
ールドの数によってビデオテープ上の1個のフレームを
それぞれ識別する電子ラベリングシステムである。
【0025】前記編集デシジョンリストは、或る事象に
よって表されるそのタイムコードに始まりまたは終了す
るフレームについて何をしなければならないかの表示を
有する事象時間のリストである。前記MDLは、事象と
なるように直接にまたは間接に時間を割当てられたキー
フレームによって方向付けられる前記EDLを延長した
ものである。タイムコードがビデオ業界に於て標準化さ
れていることから、このような編集デシジョンリスト
は、それからビデオテープを編集するために制作後の企
業または他のエディタによって商業的に使用することが
できる。
【0026】本発明の一実施例は、米国カリフォルニア
州・マウンテンビュウに所在するデジタル・エフ/エッ
クス・インコーポレイテッド(DigitalF/X, Inc. )か
ら市販されているVIDEO F/X システムである。この図1
に示されているシステムは、通常のマッキントッシュII
型コンピュータ10をプラットフォームとして使用す
る。デジタルフレームバッファ12は、マッキントッシ
ュコンピュータ10の中に従来通りに挿入されるカード
である。また、ビデオスイッチャ16、オーディオミキ
サ18、及び機器制御回路20を有する別個のシャーシ
14が設けられている。
【0027】2台またはそれ以上の市販されているVC
R22またはVTR24が、通常のビデオモニタ26と
同様にシャーシ14に接続されている。また、ビデオの
作成、グラフィックス及びオンラインエディティング機
能を与えるために図示されないソフトウェアを備えてい
る。このソフトウェアは、通常マッキントッシュコンピ
ュータ10に装備される。
【0028】このシステムによって、コンピュータ10
の一部分であるマウス28とキーボート30とによって
操作される標準的なマッキントッシュ製グラフィックユ
ーザインタフェースを用いた完全なビデオ制作システム
が提供される。従来と同様に、コンピュータスクリーン
32上には、エディティングプロセスの制御のために様
々なウィンドウが示される。当業者であれば容易に理解
されるように、別の実施例では、別のコンピュータシス
テムをプラットフォームとしてかつユーザインタフェー
スの目的で使用することができる。
【0029】図1のシステムが図2により詳細に示され
ている。図2に於て、図1のコンピュータ10はコンピ
ュータ10の中央処理装置である68000シリーズの
マイクロプロセッサ40を有する。マイクロプロセッサ
40は、コンピュータ10の一部分であるエヌユーバス
(NuBus)42に接続されている。
【0030】エヌユーバス42には、従来の磁気(ハー
ド)ディスク46または磁気光学的ディスク48または
フロッピーテープ(図示せず)または他の記憶装置に接
続可能なSCSIインタフェース44(ポート)が接続
されている。また、エヌユーバス42は他の記憶装置に
接続することができるイーサネット・ネットワーク(図
示せず)に接続することができる。エヌユーバス42
は、デジタル・アナログ変換器50を介してビデオスイ
ッチャ16及びオーディオミキサ18に接続している。
【0031】また、コンピュータ10には、従来と同様
にオーディオ出力を得るためにマッキントッシュスピー
カ54を駆動するオーディオ出力チップ52が設けられ
ている。エヌユーバス42には、マッキントッシュCR
T60、即ち表示画面にビデオ及びピクセル毎に8ビッ
トのデータを供給するマッキントッシュバッファ58が
接続されている。上述したようにコンピュータ10の中
に挿入されるアドオンボード12(図1参照)には、約
1.5メガバイトのメモリを含む32ビットのデジタル
フレームバッファ(DFB)64が取り付けられてい
る。
【0032】シャーシ14には、ソースVTR22から
の水平ビデオピクセルをフィルタリングするためのロー
パスフィルタ(LPF)66が設けられている。この水
平フィルタリングによって、ビデオがビデオ解像度以下
で水平にサンプリングされる(サブ−ナイキスト・サン
プリング)ことによって圧縮されていることから、ビデ
オがディスク記憶装置に記録される際にビデオの品質が
改善される。
【0033】ローパスフィルタ66の出力は、24ビッ
トのRGBビデオを出力する従来のアナログ・デジタル
変換器68に供給される。アナログ・デジタル変換器6
8は、ビデオの水平同調のために60ヘルツの同期信号
を供給する水晶を有する通常の同期発振器72によって
制御される。アメリカ方式のNTSCシステムではなく
PALビデオシステムを使用しているヨーロッパその他
の国については、フィールド速度が毎秒50でありかつ
フレーム速度が毎秒25である。また、同期発振器72
はマイクロプロセッサ40に同期信号を供給する。更
に、同期発振器72は、従来と同様にフレームバッファ
64及びビデオスイッチャ16のためのタイミングを提
供する。
【0034】24ビットのRGBビデオは、ルックアッ
プ表74によって8ビットの黒白ビデオまたはカラービ
デオに変換される。ルックアップ表74はデジタルフレ
ームバッファ64に接続されている。よく知られている
ように、高品質のビデオには、一般に1画素(ピクセ
ル)当り24ビットが必要である。
【0035】ビデオを1画素当りたった8ビットに圧縮
するためには、ユーザは輝度、黒白の画像、またはカラ
ーの画像のみをデジタル化することを選択することがで
きる。256色(8ビット)のみをデジタル化する場合
には、肌色のような一般的なビデオの情景に適合する色
調のデフォルト選択パレットが提供される。NTSC方
式にはない法定(legal)RGB色、非常に鮮明な色及
び情景の非常に暗いまたは白い領域に於ける様々な色の
選択は排除される。
【0036】別の実施例では、ビデオのローパス水平フ
ィルタリングに加えて、更にローパス垂直フィルタリン
グが行われる。このフィルタリングによって、ディスク
のスペースを維持するようにビデオの圧縮を用いなが
ら、ビデオの品質が改善される。
【0037】通常のSMPTEリーダ/ジェネレータ
(R/G)76によってVTR22、4に於てビデオテ
ープにSMPTEタイムコードが付され、かつ前記ビデ
オテープからタイムコードが読み出される。リーダ/ジ
ェネレータ76は図1に示すシャーシ14に配置され、
直接に機器制御回路20に接続されている。
【0038】図示されるように、適応型PCM(パルス
コード変調)アナログ・デジタル変換器84が同様にソ
ースVTR22に接続されて、データをフレームバッフ
ァ64に供給する。アナログ・デジタル変換器84は、
図示されるようにVTR22からステレオ音声を受信す
る。このように、音声データ及び映像データが別個に受
け入れられ、かつマスタデシジョンリストに別個のデー
タファイルが形成されて映像とは別個に音声を編集でき
るようになっている。
【0039】マイクロプロセッサ40が、DMA(直接
メモリアクセス)転送によるフレームバッファ64から
の情報の転送を制御し、かつ/またはプロセッサにより
制御されたメモリデータがエヌユーバス42を介してS
CSIポート44にかつそこからデータドライバ46、
48に移動する。また、音声データがフレームバッファ
64に送られ、かつ上述したようにディスクドライブ4
6、48の別個のファイルに記憶される。PCM変換器
84は、音声入力をデジタル化するための従来のもので
ある。音声出力チップ52及びマッキントッシュスピー
カ54が提供する音声は低品質(「スクラッチ」トラッ
ク程度の品質)であるが、エディティングのためには十
分である。
【0040】或るバージョンでは、磁気光学ディスク4
8が取外可能な記憶装置について使用され、または実際
のソースVTR及び記録VTRに代えてエディティング
のためにシステム全体を仮想ビデオテープレコーダとし
て使用することができるように、別の取外可能な記憶装
置(例えば光ディスク)またはイーサネットのようなロ
ーカルエリアネットワークが使用される。
【0041】本発明によれば、前記ビデオテープに付さ
れた従来のSMPTEタイムコードをハードディスク4
6上の位置と等価にし、かつこれらのタイムコードがコ
ンピュータ10の図示されないメモリの前記編集デシジ
ョンリストとして記憶される。また、エヌユーバス42
には、ビデオスイッチャ16、オーディオミキサ18、
及びソースVTR22及び宛先VTR24の制御のため
のVTR機器制御回路20が接続され、マイクロプロセ
ッサ40によって制御可能である。
【0042】ソースVTR22及び宛先VTR24は同
一の機械である必要はない。好適には、産業用の形式の
ソースVTR及び宛先VTRを用いてより良質のビデオ
データを供給し、かつ最終製品のために良好に記録する
ことができる。
【0043】本発明のシステムは、通常のいずれのビデ
オ記録形式即ち、Hi−8、S−VHS、ユーマチッ
ク、ベータカム、ビデオディスクまたは他の周知のビデ
オ記録規格と互換性を有する。
【0044】また、ディスクベースのエディティングを
可能にするために、コンピュータソフトウェア(そのソ
ースコードはマッキントッシュの付録(Appendix)の説
明文に示されている)を備えている。このソフトウェア
は、上述したようにコンピュータ10に常駐されてお
り、或る実施例では基本的にC言語である。
【0045】ディスクベースのエディティングのための
前記コンピュータソフトウェア(図3参照)は以下のよ
うなモジュールで実行される。
【0046】1.スプライサモジュール100は、編集
リストマネージャ102(ELM)によって保持されて
いる編集(マスタデシジョン)リストを取り出し、デー
タベースのクリップのセグメントリストを作成し、遷移
及びキーヤーの機能状態をシミュレートするために必要
なクリップを合成する。スプライサ100は、ビデオコ
ントロールウィンドウ104から直接に呼び出されて、
前記セグメントリストの或る与えられた部分をアップデ
ートする。
【0047】2.トラバーサモジュール106は、スプ
ライサモジュール100によって維持されているセグメ
ントリストを取り出し、かつディスクから前記クリップ
を再生する。トラバーサ106は、テープを取り扱うシ
ーケンサ108ではなく、ビデオコントロールウィンド
104から呼び出される。スプライサ100とシーケン
サ108との連絡は、それらが共通にするセグメントリ
ストを介して行われる。
【0048】トラバーサ106は、ディスク46からミ
ニチュアをプレイバックの前にメモリにロードし、かつ
メモリから前記ミニチュアをデータ46に(ハードファ
イルシステム)記憶させる。ミニチュアは、記憶された
ビデオデータを目に見えるように表わしたものであリ、
毎秒30フレームの速度でウィンドウ内に小型の映像と
してコンピュータ10のスクリーン上に表示される。
【0049】3.ミニマネージャモジュール112に於
て、ミニは、或る与えられたビデオフレームを表す圧縮
されたミニチュアの意味である。ミニは、ビデオコント
ロールウィンドウ104に於てクリップ(ビデオの情
景)の位置を表すために用いられ、かつオーガナイザ1
14に於て所定の編集リストで使用されているクリップ
を表すために用いられる。また、これらのミニチュア
は、ディスクベースのクリップとして使用される。ミニ
マネージャ112は、どんなミニチュアがディスク上に
あったか及びそれらがディスク上のどの位置に記憶され
ているかというトラックを維持し、かつディスクベース
のクリップの位置及び有効性を決定する。
【0050】ディスクベースのエディティングのための
ユーザインタフェース ビデオをテープからディスクに転送するために、ユーザ
即ちエディタは、ビデオコントロールウィンドウ(VC
W)104のビデオクリップを選択するためのコマンド
を用いて、テープからディスクにコピーされるべき前記
クリップを選択する。前記ユーザは、テープをソースV
TRに装填し、かつマークイン及びマークアウト位置を
設定する。VCW104には、「LOG」と表示したボ
タンを付加する。このログボタンが選択した前記クリッ
プを特別のデジタル化ビデオライブラリに作用させて、
テープからディスクへのコピーを開始させる。
【0051】既存のユーザインタフェースは、それぞれ
にオーガナイザと編集シートとを有する複数の「プロジ
ェクト」(作品)を有する。アプリケーションは、1つ
以上のプロジェクトを常に開いておくことができる。デ
ィスクベースのエディティングの場合、前記「ライブラ
リ」は、それに関連する記録時間データを全く持たない
編集可能なオブジェクトの集合である。ユーザは、既存
のオーガナイザの画面に於てライブラリを見ることがで
きるだけである。前記オブジェクトについては全く記録
時間がないので、ユーザが編集シートの形式でライブラ
リを見ることはない。ライブラリは、(1)オブジェク
トの名称またはタイトル、(2)制作日、または(3)
ソーステープによってソートすることができる。
【0052】デジタル化されたビデオがディスク上に作
成されると、ソース情報及びマークイン/マークアウト
時間(SMPTEの始まり及び終わり)を有する前記ク
リップが、この特別なライブラリの中に入れられる。こ
のクリップは、ユーザ制御の編集リストに使用可能なオ
ブジェクトである。このオブジェクトの方向付けが、音
声及びビデオに関連するディスク上のデータを時系列
に、かつディスクへのアクセスを少なくすることによっ
てディスク効率がより良くなるような順序に並ぶように
維持し、かつ別の編集シーケンスで使用できるような或
る編集シーケンスのソースクリップを変更されないよう
に保護することに寄与している。
【0053】この特別のライブラリと汎用ビデオライブ
ラリとの差異は、書込み防止されていることである。ユ
ーザは、前記オブジェクトの一般的な記述を変えること
ができない。この記述は、(1)使用されたディスクの
スペース、(2)元のソーステープ及びイン/アウトタ
イムコード、及び(3)現に開いているプロジェクトま
たはライブラリに於てそのクリップが使用されている位
置からなる。
【0054】ユーザは、前記オブジェクトの名称または
タイトルを変えることができる。しかしながら、このタ
イトルは、ディスク上のデータのHFSファイルネーム
について使用されることから特異なファイルネームであ
る。或る実施例では、ユーザはデジタル化されたビデオ
をカット/コピー/ペーストすることができず、所定の
クリップのいずれかの側に於てユーザが定義可能な秒数
xのレータンシィを有する前記選択オブジェクトの削除
された未使用の部分について選択されたデジタル化ビデ
オオブジェクトを全て削除できるだけである。
【0055】ディスクベースのビデオを選択するため
に、前記ユーザは特別にデジタル化されたビデオライブ
ラリを正面にもってきて、ライブラリについての唯一の
画面であるオーガナイザ画面に於ていずれかのオブジェ
クトを選択する。このクリップは、自動的にビデオコン
トロールウィンドウ104に一列に並べられる。そし
て、ユーザは前記マークイン/マークアウト位置を調整
して、そのオブジェクトを或るプロジェクトに用いるこ
とができる。
【0056】前記システムには、ディスクベースのエデ
ィティングと従来のデータベースのエディティングとを
変更する選択コマンドがプルダウンメニュー項目として
設けられている。ディスクベースのエディティングで
は、ユーザが記録テープを用いているとき(即ち、記録
テープ上の編集リストを作成しているとき)に、実際に
ハードウェア46からランダムアクセスデジタル化映像
データ及び音声データにアクセスする。ディスクベース
のエディティングモードに於ては、編集シートに於ける
編集リストのオブジェクト及びビデオクリップであるオ
ーガナイザに、各オブジェクトがテープ上にあるかまた
はディスク上にあるかを示すアイコンが表される。
【0057】その時点に於ける編集リストの全ビデオク
リップがディスク上にある場合には、ユーザは全編集リ
ストを用いることができる。1個または2個以上のビデ
オクリップがテープベースの場合には、ユーザは記録テ
ープを用いる際に、前記VCWに於て前記テープベース
のクリップの間、「残念ながらソースは利用できませ
ん」というミニチュアを見ることになる。従って、ユー
ザは編集リストの一部分について作業しつつ、プレーバ
ックのタイミングの感覚を得ることができる。別の実施
例では、ユーザはディスクのセグメントとテープのセグ
メントとを混ぜることができる。
【0058】スプライサモジュール 前記セグメントリストはスプライサ100及びトラバー
サ106によって使用される。前記編集リストは、オブ
ジェクトの前記リストを長時間に亘って維持する。編集
リストのオブジェクトには5つの形式がある。各編集リ
ストオブジェクト(ELO)について記憶される一般情
報は、(1)映像及び音声トラックの様々な組合わせ、
(2)透過性フラッグ(図形についてのみ有効)、及び
(3)開始及び終了時間である。或るELOについて記
憶されている特別の情報は以下の通りである。
【0059】 オブジェクト オブジェクトに関する特別データ 1.ライブクリップ(Live Clip ) テープ識別子+ソースタイムコード 2.バックグラウンド(Background) ビデオライン毎のRGB色 (マット(Matte )) 3.グラフィック(Graphic ) ファイル識別子 4.トランジション(Transition) フェーダーバーの移動 現在及び新しい情景の規格 ワイプパターン、ソフトネス、 色、及び方向 5.プレースホルダ(Place Holder) なし
【0060】この目的は、指向型オブジェクトではなく
むしろ時間に従属する形式で基礎的な編集リスト情報の
部分を含むセグメントリストと、編集リストのどの部分
が記録されているまたはディスクベースのエディティン
グの場合に合成されているかのトラックを維持する妥当
なリストとを前記編集リストに加えることである。
【0061】トラバーサ106が必要とする情報は、
(1)或るクリップの開始時間、(2)持続時間(3)
オブジェクトがディスク上またはテープ上(即ち、クリ
ップのソース)にあるかどうか、及び(4)ディスクベ
ースのオブジェクトについて、ミニマネージャ112に
よってトラバーサ106がディスク上で映像及び音声双
方のクリップを見つけることができるための情報であ
る。編集リストマネージャ102には、前記編集リスト
をそれからCMX変換を作用させることができる時間指
向ASCIIファイルに転換する機能が付加されてい
る。
【0062】前記セグメントリスト及び妥当なリストが
スプライサモジュール100によって構成されかつ維持
される。編集リスト118は、編集リストマネジャ10
2とこの構造の状態を問うために設けられた機能とによ
って維持される。
【0063】オーガナイザのウィンドウについては、オ
ーガナイザ114のウィンドウに於て所定のオブジェク
トを表す四角い箱に、どの形式のオブジェクトであるか
を示すアイコンがある。グラフィックスのオブジェクト
についてのアイコン、テープからのライブクリップのオ
ブジェクトについてのアイコン、及びディスクからのオ
ブジェクトを表す追加のアイコンがある。
【0064】スプライサモジュール100が、現在の状
態のテープであるかディスクであるかに拘らず妥当なセ
グメントリストを維持することから、スプライサ100
は、前記妥当なリストが現在進行中の前記編集リストを
辿ることができるように、前記編集リストがアップデー
トされる毎にビデオコントロールウィンドウ104によ
って呼び出される。ビデオコントロールウィンドウ10
4によって呼び出される機能は次の通りである。
【0065】1.SPL_ValidateTimeSlice (start timec
ode, end timecode) ユーザは、前記編集リストの一部分を記録用テープに記
録している。これは、この記録テープの或る所定のセグ
メントが現在進行中の前記編集リストに適合しているこ
とをフラグ表示している。
【0066】2.SPL_InvalidateTimeSlice (start tim
ecode, end timecode) ユーザは、前記所定のセグメントについて現在の前記編
集リストがもはや前記記録テープに適合していないよう
に、前記編集リストの一部分を変形させている。
【0067】3.SPL_AddTimeSlice (start timecode,
end timecode) ユーザは、前記編集リストの新しい部分を挿入し、かつ
該リストの残りの部分をリプル(ripple)させている。
【0068】4.SPL_UpdateSplicer (start timecode,
end timecode) この機能は、前記編集リストの所定の部分について前記
編集リストに適合するように前記セグメントリストを再
構成する。
【0069】スプライサ100は、編集リストマネージ
ャ102に対して編集リストオブジェクトに関する情報
を検索してセグメントリストを構成するように求める。
前記編集リストの情報は、或る特定の開始タイムコード
に於ける場合のオブジェクトのリストとして検索され
る。或る与えられた時点に於て最大5つのオブジェクト
が存在し得る。
【0070】これら5つのオブジェクトを例示すると、
(1)内部クリップと、(2)それと一体となって「情
景A」と称される透過性グラフィック、(3)バックグ
ラウンド(マット)と、(4)それと一体となって「情
景B」と称される透過性グラフィックと、(5)情景A
と情景Bとの遷移である。この遷移は、情景Aから情景
Bへの変化として認められる。単純な線形のクロスフェ
イドでは、情景Aがフェーディングの開始の情景であ
り、かつ情景Bがフェーディングの終わりの情景であ
る。
【0071】この情報をELM102から検索するため
にスプライサ100によって呼び出される機能は次の通
りである。
【0072】1.ELM_GetSegment (start timecode, &d
uration, &Edit List object ptr[9]) 開始タイムコードを与えると、ELM102はそのタイ
ムコードについて定義されるオブジェクトのセット及び
そのオブジェクトのセットの長さ(即ち、使用されてい
るオブジェクトのセットに変化がある前の時間の長さを
送り返す。
【0073】オブジェクトポインの配列の順序は次の通
りである。 [0]=情景Aのバックグラウンド(即ち下部)要素 [1]=情景Aバックグラウンドのオーディオ1要素 [2]=情景Aバックグラウンドのオーディオ2要素 [3]=情景Aの透過性(即ち上部)要素 [4]=遷移要素 [5]=情景Bのバックグラウンド(即ち下部)要素 [6]=情景Bのバックグラウンドに関するオーディオ
1要素 [7]=情景Bのバックグラウンドのオーディオ2要素 [8]=情景Bの透過性(即ち上部)要素 前記遷移要素がNULLの場合には、情景Bの前記各要
素は無視される。
【0074】トラバーサモジュール トラバーサ106は3つの部分からなる。即ち、(1)
ビデオコントロールウィンドウ104へのプレイバック
のために使用されるミニチュアについてディスクの入出
力を行う部分、(2)或る与えられたミニチュア(映像
及び音声の双方)を映すようにコールをトリガする垂直
割込みタスク部分、及び(3)実時間ミニチュアプレイ
バックルーチンである。これら3つの部分の相互作用が
図4に示されている。
【0075】図4は、様々な機能を制御する垂直割込み
ルーチン124(60分の1秒毎に起動)を示してい
る。グラブフレーム126は、ミニチュアについて静止
画面(即ち、フレーム)を掴まえる。コピーフレーム1
28が掴まえた前記フレームをディスク上に記憶する。
この掴まえられかつコピーされた前記フレームは、或る
バージョンに於てクリップの最初の(ヘッド)フレーム
である。これには、前記クリップの最後の(テール)フ
レームを含むことができる。ストアクリップ130が映
像及び音声をデジタル化し、かつデジタル化したデータ
をディスクに入れる。プレビュー132によって、ユー
ザはそれらが前記ディスクに記録される前にその編集し
たプログラムを見ることができる。
【0076】グローバルな構造について、前記トラバー
サは、前記スプライサモジュールによって作成されたセ
グメントリストと共に、プレイバックが示される場合に
スクリーン上のスペースに関する情報を使用する。この
構造は次の通りである。この情報は、前記垂直割込みタ
スクがそれに対してアクセスできるようにグローバルな
ものである。
【0077】 typedef struct { GrafPtr ControlWindow; Boolean upperLeftVisible; short visibleWidth; short visibleHeight; } trv PlayBack, *trv PlayBackPtr;
【0078】ユーザがプレイコマンドを開始すると、図
3のトラバーサ106は、プレイバックミニチュアを記
憶するためにできるかぎり多くのメモリを取る。このメ
モリ(プレビューコマンドの継続中)は、(1)次のリ
スト要素へのポインタ、(2)そのメモリが前記垂直割
込タスクによってフリーな状態になりかつディスクの次
のミニチュアオフの準備ができいているかどうか、及び
(3)ミニチュアのビットマップを含む循環リンクリス
トとして構成される。
【0079】ビデオコントロールウィンドウ104のイ
ンタフェースは次の通りである。
【0080】1.TRV_UpdateVCWPosition (GrafPtr con
trolWindow, Rect iconCoordinates) トラバーサ106が、前記プレイバックミニチュアの位
置に関して実時間ビデオ/オーディオドライバに位置情
報を伝えることから、トラバーサ106にはビデオコン
トロールウィンドウ105が起動される毎にそれを知る
必要がある。従って、このルーチンが、実時間コールの
間使用される前記trv PlayBack構造をアップデートす
る。
【0081】2.TRV_Play (start time, end time) このルーチンが前記編集リストの一区分をプレビュー
し、かつディスクベースのクリップ対他のクリップをプ
レビューできるように前記セグメントを区切る。セグメ
ントがディスクベースのクリップでない場合には、EL
M102に対して作られた前記コールが、このコードの
区分(即ち、ELM Preview ())によってディスクベー
スのクリップと関係がない前記編集リストのセグメント
について生成される。
【0082】ディスクベースのクリップについては、次
のミニチュアをビデオコントロールウィンドウに映す前
記垂直割込みタスクをオフし始め、かつディスクから次
のミニチュアを検索できるようにいずれか1つのミニチ
ュアがフリーになるのを、またはディスクベースの前記
クリップが完全に映されるまでループ待機する。
【0083】3.TRV_Record (start time, endtime) このルーチンは前記編集リストの一区分を記録し、かつ
スプライサ100の一部分として維持される前記妥当な
セグメントリストを停止させ、有効でない前記記録テー
プの区分についてELMへのコールを生成する。
【0084】ミニマネージャ112へのインタフェース
は次の通りである。
【0085】1.TRV_StoreClip (source tape,start t
ime, end time) ミニマネージャ112は或る位置に於てテープのセグメ
ントをディスクに記憶させる。それを取り扱うためのル
ーチンがこれである。この機能が開始した時、適当なテ
ープがテープドライブに入っていなければならない。
【0086】リアルタイム・プレイバック(RealTime P
layBack )のルーチンは、前記実時間ミニチュアプレイ
バックルーチンが前記トラバーサ106の垂直割込みル
ーチン内から呼び出されるようなものである。
【0087】1.DBE_CopyFrame (Ptr iconBitMap, trv
PlayBackPtr iconDestination) このルーチンは、メモリからビデオコントロールウィン
ドウ104に前記ミニチュアを映す。このiconDestinat
ion のパラメータは、上述したグローバルなトラバーサ
である。前記ミニチュア(映像及び音声の双方に関す
る)は既にメモリ内にあると仮定する。
【0088】2.DBE_GrabFrame (Ptr iconBitMap) このルーチンは前記デジタルフレームバッファから前記
ミニチュアを掴み出し、それを提供されたメモリ内に入
れる。
【0089】ミニマネージャ ミニマネージャ112は、どのクリップがディスク上に
あるか及びどのようにしてそれらを見つけるかというト
ラックを保持する。ディスク上のクリップには2つの形
式がある。即ち、(1)元のソーステープと、ソーステ
ープ上の開始及び終了タイムコード、及び(2)ディス
クベースのクリップと別のオブジェクトとの間に於ける
所定の遷移について合成されたクリップである。
【0090】また、ミニマネージャ112は、これら合
成されたクリップのどれが所定の時間に於て使用されて
いるかというトラックを保持し、かつそれらを適当な時
に削除する。例えば、合成されたクリップは、前記アプ
リケーションが閉じられた時、ユーザーが使用しようと
する新しいまたは保存されていた編集リストを選択した
時に全て削除されるべきであり、使用されていない前記
合成クリップは、新たに到来するクリップを記憶するた
めにディスク上でより多くのスペースが必要な場合に削
除すべきである。
【0091】グローバルな構造については、ミニマネー
ジャ112の第1パスがApple HFS46(ハードディ
スクファイルシステム)を用いて前記クリップを管理す
る。各クリップが別個のファイルであるから、プラグメ
ンテーションの取扱いが問題である。前記クリップファ
イルは、前記プロジェクトの下でソーステープ毎に1ホ
ルダーとなるように別個のホルダーに記憶される。クリ
ップ毎に別個のファイルを設けたことの利点は、或る与
えられたテープについて個々のクリップまたは全クリッ
プ(即ち、或る与えられたホルダーに於ける前記ファイ
ル)が容易に保管されることである。
【0092】ミニマネージャ112は、各ディスククリ
ップについて次の情報のトラックを維持する。即ち、
(1)ファイル識別子、(2)前記クリップの全編集リ
ストオブジェクトの記述、(3)クリップの持続時間、
(4)前記クリップがソーステープの複製、または遷移
またはキーをシミュレートするビデオの合成区分である
かどうか、及び(5)前記クリップがその時点に於ける
編集リストで使用されているかどうかである。
【0093】ミニマネージャ112は2つの機能を有す
る。即ち、(1)ハードディスク上のデジタル化された
ビデオに関する物理的なファイルを作成しかつ削除する
こと、及び(2)ソース識別子とデータファイルとを翻
訳することである。
【0094】1.MIMI_NewDV (Source Identifier, Mar
k In, Mark Out, Type) このルーチンは、到来するデジタル化ビデオデータのた
めのファイルをディスク上に作成し、かつディスク上の
全デジタル化ビデオデータを追跡する特別なDVライブ
ラリへの新たな入口を加えるものである。タイプフィー
ルドが、これがユーザーによってロギングされていたビ
デオであるか、キーまたは遷移をシミュレートするため
に前記システム内で生成されたビデオであるかどうかを
指示する。内部生成されたまたは合成されたビデオは特
別の特異なソース識別子を有する。また、これはユーザ
ーには見ることができないが、ミニマネージャ112に
よってDV[WHAT IS DV? ]ライブラリ内に保持される。
【0095】2.MINI_DeleteDV (Source Identifier,
Mark In, Mark Out) このルーチンはディスク上のファイルを削除する。前記
DVライブラリへの入口は、この機能を呼び出す前に前
記オーガナイザによって除去される。
【0096】3.MINI_DeleteUnusedDV (Source Ident
ifier, Mark In, Mark Out) このルーチンは、開いているプロジェクトによって現在
使用されいないデジタル化ビデオの部分を削除する。対
話ボックス(dialog box)によって、ユーザは使用され
ているビデオの片側にどの位のビデオが保持されている
かということに関してレータンシィを定義る。各編集リ
ストに関連する前記セグメントリストが、どのソースか
らのどのクリップが使用されているかというトラックを
維持していることから、これは前記セグメントリストの
検索の問題である。
【0097】4.file reference number = MINI_OpenS
ource (Source Identifier, Mark In, Mark Out) このルーチンは、或る与えられたソースについてビデオ
データを含むファイルを開き、かつ前記ファイルのその
時点の位置を与えられたマークについて正しいオフセッ
トに設定する。
【0098】5.MINI_CleanUp (Unused Flag) このルーチンは、合成ビデオを削除してディスク上のス
ペースを解放する。未使用フラッグがTRUEに設定さ
れた場合、使用されていない合成ビデオセグメントのみ
を削除する。さもなければ、前記合成ビデオを削除す
る。
【0099】別の実施例では、前記ディスクをローカル
エリアネットワーク140によって接続することができ
る(図5参照)。別の実施例では、ビデオエディティン
グワークステーション142a、142b、142c
が、それぞれにVTRを割当てる必要はないが、ネット
ワーク140及び従来のクライアント対ピア(同等物)
またはピア対ピア構造からなるサーバーアーキテクチャ
を介して、CMXコンバーチブルシステム144または
MDLシステム146を使用することができる。別の実
施例では、ワークステーション142a、142b、1
42cがフルモーションビデオまたは音声について利用
することができないが、EDL、MDL及び制止画につ
いてのみ作動させることができる。
【0100】 キャッシュコントロールについては、ユ
ーザーが、どのビデオデータがソースVTRからディス
クキャッシュに書込まれるかを選択する。前記選択ソー
ス開始及び停止時間は、明確に記述することができ、か
つ上述したソフトウエアで示されるようにディスクへの
記録コマンドで動作される。別の実施例では、ユーザが
選択した関心のある位置の周囲に於けるユーザ指定のソ
ーステープ量がディスクにロギングされる。前記キャッ
シュは、スキム・バイ・スキム(scheme-by-scheme)ベ
ースで増加するように、または前編集リストを作成する
ことによってユーザが物理的なテープのアップデートを
選択した場合に、新しくすることができる。キャッシュ
・コヒレンシーは、どのビデオセグメントが物理的なソ
ースVTRから記録用VTRに首尾よく記録されたかを
示すことによってユーザに示される。
【0101】 上記した実施例では単一のソースVTR
システムについて記載したが、多数のソースVTRにつ
いても適用することができる。ディスク編集レコーダ即
ち仮想テープレコーダが、1個または複数の前記ソース
VTRの実質的代替物として機能させることができる。
前記システムには、共同のVTRとして前記ディスクの
使用を可能にするユーザ制御のセレクションが含まれ
る。図6は、マッキントッシュコンピュータ上に表示さ
れたディスク記録モード及び標準モードを可能にするユ
ーザコントロールウィンドウを示している。
【0102】上述した実施例は本発明の例示であって、
その技術的範囲を制限するものではない。当業者にとっ
て明らかなように、本発明はその技術的範囲内に於て上
述した実施例に様々な変形・変更を加えて実施すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるディスク支援型エディティングシ
ステムの機器構成を示す説明図である。
【図2】本発明によるディスク支援型エディティングシ
ステムの構成を概略的に示すブロック図である。
【図3】本発明によるソフトウエアを示すブロック図で
ある。
【図4】本発明によるソフトウエアを示すブロック図で
ある。
【図5】本発明によるネットワークシステムを示すブロ
ック図である。
【図6】図6aと図6bとからなり、それぞれにディス
クモードを動作可能にするオペレータコントロールウイ
ンドウの例を示す図である。
【符号の説明】
10 コンピュータ 12 デジタルフレームバッファ 14 シャーシ 16 ビデオスイッチャ 18 オーディオミキサ 20 機器制御回路 22 VCR 24 VTR 26 ビデオモニタ 28 マウス 30 キーボード 32 コンピュータスクリーン 40 マイクロプロセッサ 42 エヌユーバス 44 SCSIインターフェース 46 磁気ディスク 48 磁気光学ディスク 50 デジタル・アナログ変換器 52 音声出力チップ 54 マッキントッシュスピーカ 58 マッキントッシュバッファ 60 マッキントッシュCRT 64 32ビットデジタルフレームバッファ(DFB) 66 ローパスフィルタ(LPF) 68 アナログ・デジタル変換器 72 同期発振器 74 ルックアップ表 76 SMPTEリーダ/ジェネレータ(R/G) 84 適応型PCMアナログ・デジタル変換器 100 スプライザモジュール 102 編集リストマネージャ(EML) 104 ビデオコントロールウインドウ 106 トラバーサ 108 シーケンサ 112 ミニマネージャ 114 オーガナイザ 118 編集リスト作成 124 垂直割込みルーチン 126 グラブフレーム 128 コピーフレーム 130 ストアクリップ 132 プレビュー 140 ローカルエリアネットワーク 142a、142b、142c ビデオエディティング
ワークステーション 144 CMXコンパーチブルシステム 146 MDLコンパーチブルシステム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 リーアン・ヘイリンガー アメリカ合衆国カリフオルニア州95133・ サンノゼ・クリスタルクリークドライブ 2987 (72)発明者 マイケル・シンスキー アメリカ合衆国カリフオルニア州94025・ メンロパーク・フイフテイーンスアベニユ ー 743 (72)発明者 ジエラルド・エイ・レイツアー アメリカ合衆国カリフオルニア州94040・ マウンテンビユウ・オーテイガアベニユー 125 (72)発明者 マイケル・エイ・オグリンク アメリカ合衆国カリフオルニア州94114・ サンフランシスコ・ダグラスストリート 490 (72)発明者 ステイーブン・テイー・メイヤー アメリカ合衆国カリフオルニア州94304・ パロアルト・#34・サンドヒルロード 1850

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも1つのビデオテープソース
    に接続するための手段と、 ビデオテープの宛先に接続するための手段と、 ランダムアクセス記憶装置に接続するための手段と、 前記ビデオテープソースから前記ランダムアクセス記憶
    装置に、かつ該ランダムアクセス記憶装置から前記ビデ
    オテープの宛先にビデオデータを対話方式で伝達するた
    めの制御手段とからなることを特徴とするビデオテープ
    エディティングシステム。
  2. 【請求項2】 前記ランダムアクセス記憶装置がフル
    モーションビデオ、静止ビデオフレーム、グラフィック
    ス及び音声を記憶することを特徴とする請求項1に記載
    のビデオテープエディティングシステム。
  3. 【請求項3】 前記制御手段が、前記ランダムアクセ
    ス記憶装置内に前記ビデオテープソースから音声情報及
    び映像情報について別個のファイルを作成することを特
    徴とする請求項1に記載のビデオテープエディティング
    システム。
  4. 【請求項4】 前記制御手段が、前記ランダムアクセ
    ス記憶装置内にグラフィックス情報に関する別個のファ
    イルを作成することを特徴とする請求項3に記載のビデ
    オテープエディティングシステム。
  5. 【請求項5】 前記制御手段が、前記ランダムアクセ
    ス記憶装置内に記憶するために前記ビデオテープソース
    からのビデオデータを圧縮する手段を有することを特徴
    とする請求項1に記載のビデオテープエディティングシ
    ステム。
  6. 【請求項6】 前記圧縮手段が、水平方向、垂直方
    向、時間または測色法的(colormetric)圧縮を行うこ
    とを特徴とする請求項5に記載のビデオテープエディテ
    ィングシステム。
  7. 【請求項7】 前記測色法的圧縮が、ルックアップ表
    によって一般的なビデオの情景に使用される色彩に適合
    するように行われることを特徴とする請求項6に記載の
    ビデオテープエディティングシステム。
  8. 【請求項8】 前記制御手段が、所定の事象発生時に
    自動的に前記ランダムアクセス記憶装置からビデオデー
    タを取り除くための手段を有することを特徴とする請求
    項1に記載のビデオテープエディティングシステム。
  9. 【請求項9】 前記制御手段が、前記ビデオテープソ
    ースから前記ビデオの一つの情景の所定部分のみを記憶
    するための手段を有することを特徴とする請求項1に記
    載のビデオテープエディティングシステム。
  10. 【請求項10】 前記所定部分が、前記ビデオの情景
    の始まりと終りに於ける所定の秒数のビデオであること
    を特徴とする請求項9に記載のビデオテープエディティ
    ングシステム。
  11. 【請求項11】 前記制御手段が、自動的に前記ビデ
    オテープソースから前記ランダムアクセス記憶装置にデ
    ータを記録するロギング手段と、前記ビデオテープの宛
    先へ記録するために前記ランダムアクセス記憶装置に記
    憶されている前記ビデオを自動的に編集するための手段
    とを有することを特徴とする請求項1に記載のビデオテ
    ープエディティングシステム。
  12. 【請求項12】 前記制御手段が、それぞれに前記ビ
    デオテープソースからの一つのビデオフレームに関連す
    るタイムコードのリストを設定するための手段を有する
    ことを特徴とする請求項1に記載のビデオテープエディ
    ティングシステム。
  13. 【請求項13】 前記制御手段が、前記ビデオテープ
    ソースまたは前記ビデオテープ宛先の少なくとも一方か
    らのビデオテープデータにアクセスしつつ、同時に編集
    デシジョンリストを編集することを特徴とする請求項1
    1に記載のビデオテープエディティングシステム。
  14. 【請求項14】 対話方式でのエディティングのため
    にランダムアクセス記憶装置を用いてビデオテープデー
    タを編集する方法であって、 ビデオテープソースから前記ランダムアクセス記憶装置
    にビデオテープデータの一部分を伝達する過程と、 前記ランダムアクセス記憶装置にある前記ビデオテープ
    データを編集する過程と、 前記編集過程で作られた編集デシジョンからなる編集デ
    シジョンリストを作成する過程と、 前記編集デシジョンリストに従って前記ビデオテープソ
    ースから前記ビデオテープデータの一部分をビデオテー
    プ宛先に記録する過程とからなることを特徴とするビデ
    オテープデータエディティング方法。
  15. 【請求項15】 前記ビデオテープソースからの音声
    及び映像について別個のファイルを前記ランダムアクセ
    ス記憶装置に作成する過程を更に有することを特徴とす
    る請求項14に記載のエディティング方法。
  16. 【請求項16】 フルモーションビデオ、静止フレー
    ムビデオ、グラフィックス及び音声を編集する過程を更
    に含むことを特徴とする請求項14に記載のエディティ
    ング方法。
  17. 【請求項17】 前記伝達過程が、前記ビデオテープ
    データの各情景の始まりと終わりに於ける前記ビデオテ
    ープデータの所定部分のみを前記ランダムアクセス記憶
    装置に伝達する過程からなることを特徴とする請求項1
    4に記載のエディティング方法。
  18. 【請求項18】 前記ランダムアクセス記憶装置から
    ビデオテープデータの所定期間にほとんど使用されてい
    ない部分を選択的に取り除く過程を更に含むことを特徴
    とする請求項14に記載のエディティング方法。
  19. 【請求項19】 前記伝達過程が、前記ビデオテープ
    ソースからフレームバッファに前記ビデオテープデータ
    を伝達する過程と、 予め選択された色の範囲内からどの色を前記ビデオテー
    プデータの各ピクセルに割当てるべきかを表で調べる過
    程と、 各ピクセルについて予め選択された前記色に関連する情
    報を前記ランダムアクセス記憶装置に伝達する過程とか
    らなることを特徴とする請求項14に記載のエディティ
    ング方法。
  20. 【請求項20】 前記ビデオテープソースから前記ラ
    ンダムアクセス記憶装置に前記ビデオテープデータを伝
    達する前記過程が、前記ビデオテープデータを圧縮する
    過程からなることを特徴とする請求項14に記載のエデ
    ィティング方法。
JP3277046A 1990-09-28 1991-09-27 ビデオテープエデイテイングシステムとビデオテープデータエデイテイング方法 Pending JPH05101609A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US59006190A 1990-09-28 1990-09-28
US07/590,061 1990-09-28

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05101609A true JPH05101609A (ja) 1993-04-23

Family

ID=24360726

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3277046A Pending JPH05101609A (ja) 1990-09-28 1991-09-27 ビデオテープエデイテイングシステムとビデオテープデータエデイテイング方法

Country Status (2)

Country Link
US (1) US6201924B1 (ja)
JP (1) JPH05101609A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0812509A1 (en) * 1995-03-01 1997-12-17 Kinya Washino Dual compression format digital video production system
EP0715307A3 (en) * 1994-11-28 1999-08-18 Sony Corporation Data recording and reproducing apparatus
US5982982A (en) * 1995-07-13 1999-11-09 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Video signal processing apparatus
US6226447B1 (en) 1995-08-18 2001-05-01 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Video signal recording and reproducing apparatus
US6430363B2 (en) 1995-09-11 2002-08-06 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Video signal recording and reproducing apparatus

Families Citing this family (31)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20030016948A1 (en) * 1996-09-09 2003-01-23 Crim Peter L. Method and apparatus for random-access sequencing of audio/visual information
US7448062B1 (en) * 1996-10-18 2008-11-04 Microsoft Corporation Seamless playback of multiple clips of media data across a data network
US6005600A (en) 1996-10-18 1999-12-21 Silcon Graphics, Inc. High-performance player for distributed, time-based media
EP0866460A3 (en) * 1997-03-18 2004-01-02 Kabushiki Kaisha Toshiba Disk apparatus capable of continuous display of data using a single recording head
KR100750520B1 (ko) * 1997-09-25 2007-08-21 소니 가부시끼 가이샤 부호화 스트림 생성 장치 및 방법, 데이터 전송 시스템 및 방법, 편집 시스템 및 방법
US6892353B1 (en) * 1999-04-02 2005-05-10 Apple Computer, Inc. Edit to tape
DE10001216A1 (de) * 2000-01-14 2001-08-30 Am Huelse Regina Schulte Verfahren zum Aufbringen von reproduzierbaren Daten
US6704491B1 (en) 2000-01-27 2004-03-09 Micron Technology, Inc. Video review apparatus and method
JP3070837U (ja) * 2000-02-08 2000-08-15 船井電機株式会社 ビデオテ―プレコ―ダ
US6973461B1 (en) * 2000-03-16 2005-12-06 Micron Technology, Inc. Method and apparatus for controlling reproduction of an audiovisual work
US7725812B1 (en) 2000-03-31 2010-05-25 Avid Technology, Inc. Authoring system for combining temporal and nontemporal digital media
US7555557B2 (en) * 2000-04-07 2009-06-30 Avid Technology, Inc. Review and approval system
US20020188628A1 (en) * 2001-04-20 2002-12-12 Brian Cooper Editing interactive content with time-based media
US7930624B2 (en) * 2001-04-20 2011-04-19 Avid Technology, Inc. Editing time-based media with enhanced content
US7540011B2 (en) * 2001-06-11 2009-05-26 Arrowsight, Inc. Caching graphical interface for displaying video and ancillary data from a saved video
JP3695367B2 (ja) * 2001-07-24 2005-09-14 ソニー株式会社 情報提供システム、情報処理装置および方法、記録媒体、並びにプログラム
FI114433B (fi) * 2002-01-23 2004-10-15 Nokia Corp Otossiirtymän koodaaminen videokoodauksessa
AU2003249663A1 (en) * 2002-05-28 2003-12-12 Yesvideo, Inc. Summarization of a visual recording
US7263280B2 (en) * 2002-06-10 2007-08-28 Lsi Corporation Method and/or apparatus for retroactive recording a currently time-shifted program
US7424202B2 (en) * 2003-07-29 2008-09-09 Sony Corporation Editing system and control method using a readout request
KR100739676B1 (ko) * 2003-07-31 2007-07-13 삼성전자주식회사 그래픽 데이터를 포함하는 정보저장매체, 그 처리장치 및처리방법
JP3997323B2 (ja) * 2003-11-12 2007-10-24 船井電機株式会社 ダビング装置
US7483618B1 (en) * 2003-12-04 2009-01-27 Yesvideo, Inc. Automatic editing of a visual recording to eliminate content of unacceptably low quality and/or very little or no interest
US20050165840A1 (en) * 2004-01-28 2005-07-28 Pratt Buell A. Method and apparatus for improved access to a compacted motion picture asset archive
CN1725360A (zh) * 2004-07-19 2006-01-25 松下电器产业株式会社 编辑影音档案的方法及系统
US8321041B2 (en) * 2005-05-02 2012-11-27 Clear Channel Management Services, Inc. Playlist-based content assembly
KR20060133410A (ko) * 2005-06-20 2006-12-26 엘지전자 주식회사 복합 미디어 장치에서 파일 검색 및 파일 데이터베이스관리 방법
DE102005059044A1 (de) * 2005-12-08 2007-06-14 Deutsche Thomson-Brandt Gmbh Verfahren zum Bearbeiten von Medieninhalten in einer Netzwerkumgebung sowie Gerät zur Vorratsspeicherung von Medien-Daten
US20100213211A1 (en) * 2009-02-26 2010-08-26 Whaling Audrey M Bottle Cap With Dosing and Pretreatment
US8559793B2 (en) 2011-05-26 2013-10-15 Avid Technology, Inc. Synchronous data tracks in a media editing system
CN106354438A (zh) * 2016-09-28 2017-01-25 郑州云海信息技术有限公司 一种存储池容量可用时间的预测方法和装置

Family Cites Families (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4100607A (en) * 1977-02-07 1978-07-11 Convergence Corporation Computer for video tape editing system
US4417276A (en) * 1981-04-16 1983-11-22 Medtronic, Inc. Video to digital converter
BE890517A (fr) * 1981-09-28 1982-01-18 Staar Sa Dispositif de memorisation d'images electroniques
US4685003A (en) * 1983-12-02 1987-08-04 Lex Computing & Management Corporation Video composition method and apparatus for providing simultaneous inputting and sorting of video source material
US4618895A (en) * 1983-08-31 1986-10-21 Wright Bruce R Video editing system
US4698664A (en) * 1985-03-04 1987-10-06 Apert-Herzog Corporation Audio-visual monitoring system
AU595820B2 (en) * 1985-07-05 1990-04-12 Deutsche Thomson-Brandt Gmbh Video record processor with intermediate memory
US4746994A (en) * 1985-08-22 1988-05-24 Cinedco, California Limited Partnership Computer-based video editing system
US4754342A (en) * 1986-04-11 1988-06-28 Cmx Corporation Video editing system having virtual memory
US5060280A (en) * 1986-09-30 1991-10-22 Canon Kabushiki Kaisha Masking control for image processing systems
DE3788038T2 (de) * 1986-11-20 1994-03-17 Matsushita Electric Ind Co Ltd Informationsschnittgerät.
US5146592A (en) * 1987-09-14 1992-09-08 Visual Information Technologies, Inc. High speed image processing computer with overlapping windows-div
US4868687A (en) * 1987-12-21 1989-09-19 International Business Machines Corporation Audio editor display interface
US4972274A (en) * 1988-03-04 1990-11-20 Chyron Corporation Synchronizing video edits with film edits
US5051845A (en) * 1989-04-27 1991-09-24 Gardner Larry J Closed-loop post production process
US4956707A (en) * 1989-07-27 1990-09-11 Megatek Corporation Adaptive graphics video standards format converter user-interface
US5051835B1 (en) * 1989-11-01 1996-07-02 Paramount Pictures Corp Method of processing theatrical film
US5218672A (en) * 1990-01-19 1993-06-08 Sony Corporation Of America Offline editing system with user interface for controlling edit list generation
US5012334B1 (en) * 1990-01-29 1997-05-13 Grass Valley Group Video image bank for storing and retrieving video image sequences

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
USRE42020E1 (en) 1993-04-21 2011-01-04 Multi-Format, Inc. Dual compression format digital video production system
EP0715307A3 (en) * 1994-11-28 1999-08-18 Sony Corporation Data recording and reproducing apparatus
EP0812509A1 (en) * 1995-03-01 1997-12-17 Kinya Washino Dual compression format digital video production system
EP0812509A4 (en) * 1995-03-01 1999-08-18 Kinya Washino DIGITAL VIDEO PRODUCTION SYSTEM WITH DOUBLE COMPRESSION FORMAT
US5982982A (en) * 1995-07-13 1999-11-09 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Video signal processing apparatus
US6226447B1 (en) 1995-08-18 2001-05-01 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Video signal recording and reproducing apparatus
US6430363B2 (en) 1995-09-11 2002-08-06 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Video signal recording and reproducing apparatus
US7231136B2 (en) 1995-09-11 2007-06-12 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Video signal recording and reproducing apparatus
US7590332B2 (en) 1995-09-11 2009-09-15 Panasonic Corporation Video signal recording and reproducing apparatus
US8285109B2 (en) 1995-09-11 2012-10-09 Panasonic Corporation Video signal recording and reproducing apparatus
US8295674B2 (en) 1995-09-11 2012-10-23 Panasonic Corporation Video signal recording and reproducing apparatus

Also Published As

Publication number Publication date
US6201924B1 (en) 2001-03-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6201924B1 (en) Disk-assisted editing for recorded video material
EP0811290B1 (en) Combined editing system and digital moving picture recording system
US7830413B2 (en) Combined editing system and digital moving picture recording system
US7230641B2 (en) Combined editing system and digital moving picture recording system
US6052508A (en) User interface for managing track assignment for portable digital moving picture recording and editing system
US6118444A (en) Media composition system with enhanced user interface features
US5852435A (en) Digital multimedia editing and data management system
US5801685A (en) Automatic editing of recorded video elements sychronized with a script text read or displayed
USRE37342E1 (en) Dual format digital video production system
US5760767A (en) Method and apparatus for displaying in and out points during video editing
CA2093313C (en) Method and apparatus for video editing
US5825967A (en) Video processing system with randow access frame store for video editing
EP1087397B1 (en) Image editing apparatus
GB2235815A (en) Digital dialog editor
US7532807B2 (en) Combined editing system and digital moving picture recording system
JPH0373679A (ja) 閉ループ式事後製作方法
CA2284886A1 (en) A digital multimedia editing and data management system
JPH10285527A (ja) ビデオ処理システム、装置、および方法
EP1634292B1 (en) Edit decision list recording system in a multi-camera tv production .
JPH09116860A (ja) 動画範囲選択方法及びビデオ編集装置
JPH10294921A (ja) 映像素材編集装置及び映像素材編集方法