JPH0510152A - ガスタービン発電装置 - Google Patents

ガスタービン発電装置

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Publication number
JPH0510152A
JPH0510152A JP19081591A JP19081591A JPH0510152A JP H0510152 A JPH0510152 A JP H0510152A JP 19081591 A JP19081591 A JP 19081591A JP 19081591 A JP19081591 A JP 19081591A JP H0510152 A JPH0510152 A JP H0510152A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gas turbine
exhaust
intake
generator
ventilation
Prior art date
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Pending
Application number
JP19081591A
Other languages
English (en)
Inventor
Moichi Uji
茂一 宇治
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
IHI Corp
Original Assignee
IHI Corp
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 発電装置の設置スペースを削減し、また防音
エンクロージャを不要となし、さらに外設される吸排気
ダクトの短尺化または排除を行う。 【構成】 隣接配設された竪向きの排気筒2にガスター
ビン5および発電機7を竪向きに収納する。吸気筒1内
の空気はガスタービン5へ吸気されて燃料の燃焼が行わ
れ、これによりガスタービン5に接続された発電機7の
運転が行われる。一方燃焼により発生した排ガスはガス
タービン5から排気筒2を介して外部排気される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、設置スペースに制限を
受け易いビルの常用または非常用の発電設備、船舶用発
電設備、各種工場の自家用発電設備などに使用されるガ
スタービン発電装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば図3、図4に示すようなガ
スタービン発電装置がある。
【0003】該ガスタービン発電装置は、竪向きの吸気
筒1,排気筒2、換気吸気筒3および換気排気筒4を並
列に立設し、排気筒2から所定間隔をあけて横向きのガ
スタービン5、減速機6および発電機7を直列に設置
し、ガスタービン5、減速機6、発電機7を大型の防音
エンクロージャ8により包囲した構成となっている。ま
た、ガスタービン5の吸気側に連結された吸気入口ケー
シング9を吸気筒1と外設の吸気ダクト10により連結
する一方、ガスタービン5の排気側と排気筒2とを外設
の排気ダクト11により連結し、防音エンクロージャ8
と換気吸気筒3とを外設の換気吸気ダクト12で連結
し、防音エンクロージャ8と換気排気筒4とを外設の換
気排気ダクト13で連結している。
【0004】上記ガスタービン発電装置においては、吸
気筒1内の空気は、吸気ダクト10および吸気入口ケー
シング9を介してガスタービン5内へ吸気され、図示し
ないタービンを回転するための燃料の燃焼に使用された
のち、排気ダクト11を介して排気筒2へ排気される。
図示しないタービンの回転により発生した動力は減速機
6を介して発電機7へ伝達され、該発電機7が作動して
電力が得られる。
【0005】一方、換気吸気筒3内の空気は換気吸気ダ
クト12から防音エンクロージャ8内へ吸気され、ガス
タービン5や発電機7の冷却を行ったのちに換気排気ダ
クト13から換気排気筒4へ排気される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来のガス
タービン発電装置では、前述したようにガスタービン5
や発電機7などが吸気筒1や排気筒2の近辺に水平向き
で設置されているために、発電装置を設置するための大
きな設置スペースが必要であるとともに、ガスタービン
5および発電機7の大きな作動音を遮蔽するための大型
の防音エンクロージャ8や各々外設される吸気ダクト1
0,11が必要となり、発電装置の設置スペースがさら
に拡大していた。
【0007】本発明は、上記実情に鑑みなされたもの
で、発電装置の設置スペースが削減でき、また防音エン
クロージャが不要となり、さらに外設される吸排気ダク
トの短尺化または排除ができるガスタービン発電装置を
提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、竪向きの吸気
筒あるいは排気筒のいずれかにガスタービンおよび発電
機を竪向きに収納したものである。
【0009】
【作用】本発明のガスタービン発電装置では、吸気筒内
の空気がガスタービンへ吸気されて燃料の燃焼が行わ
れ、これによりガスタービンに接続された発電機の運転
が行われる。一方燃焼により発生した排ガスはガスター
ビンから排気筒を介して外部排気される。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して詳細
に説明する。
【0011】図1および図2は本発明の一実施例であ
り、図中、図3、図4に示すものと同一物には同じ符号
を付する。
【0012】まず、図1、図2に示す本発明の実施例の
ガスタービン発電装置を説明する。
【0013】本発明の実施例のガスタービン発電装置
は、図1、図2に示すように竪向きの吸気筒1と排気筒
2とを立設し、前記排気筒2の上流側内に仕切壁16を
形成して発電室17を区画し、該発電室17内に、出力
軸が吸気側(下方)に配置されかつ排気口18が仕切壁
16を通過して発電室17より下流側(上方)の排気筒
2内に配置されたガスタービン5、減速機6および発電
機7を竪向きに収納している。ガスタービン5の吸気側
には、その吸気口19が吸・排気筒壁14を通過して吸
気筒1の下流側内に配置された吸気入口ケーシング20
を連結し、吸・排気筒壁14の吸気入口ケーシング20
の下方には、吸気筒1と発電室17の下方とを連結する
換気吸気入口ケーシング21を配設し、前記発電室17
の上方に換気排気出口22を介して竪向きの換気排気筒
4を外部連結する。
【0014】図中、符号23は吸気筒1の途中に設けら
れた消音器を示す。
【0015】次に、実施例のガスタービン発電装置の作
用を説明する。
【0016】吸気筒1内の一部の空気は、吸気入口ケー
シング20からガスタービン5内へ吸気されて図示しな
いタービンを回転するための燃料の燃焼に使用され、そ
の後排気口18から直接排気筒2内へ排気される。
【0017】一方、吸気筒1内の他の一部の空気は換気
吸気入口ケーシング21から発電室17内へ吸気され、
ガスタービン5や発電機7の冷却を行ったのちに換気排
気出口22を介して換気排気筒4へ排気される。
【0018】このように、竪向きの排気筒2内にガスタ
ービン5および発電機7を竪向きに収納しているため発
電装置の設置スペースが削減できる。
【0019】また、排気筒2自体が防音設備となるため
に従来必要であった図3、図4に示すような防音エンク
ロージャ8が不要となり、さらに図1、図2に示す吸気
筒1と排気筒2とは吸・排気筒壁14を介して連通され
ているため従来設置されていた図3、図4に示す吸気ダ
クト10および換気吸気ダクト12が不要となり、さら
に又ガスタービン5の排気口18が直接排気筒2内に配
置されているためガスタービン5と排気筒2とを連結す
る排気ダクト11が不要となり、また換気用の空気を吸
気筒1から直接導入しているため図3、図4に示すよう
な換気吸気筒3が不要となり、さらに図1、図2に示す
換気排気筒4は吸気筒1の発電室17に直接外部連結さ
れているために換気排気筒4と排気筒2とを連結する図
3、図4に示すような換気排気ダクト13が不要とな
る。
【0020】さらに、ガスタービン5および発電機7の
冷却のために換気される発電室17を仕切壁16で仕切
り、かつガスタービン5の排気口18を仕切壁16より
下流側の排気筒2内に配置して換気用の空気と排ガスと
を分離しているため、排ガスが排気筒2の発電室17側
へ流入することを防止できる。
【0021】以上、本発明の実施例を説明したが、本発
明はこの実施例に限定されるものではなく、要旨を逸脱
しない範囲での設計変更などがあっても本発明に含まれ
る。
【0022】例えば、実施例では、ガスタービンおよび
発電機を排気筒内に収納させたが、必ずしもこれに限定
しなくても例えば吸気筒内に収納させることもできる。
この場合、例えば吸気筒の下流側内(下方)に仕切壁で
仕切った発電室を設け、発電室内に収納されるガスター
ビンとして、出力軸がガスタービン排気側に配置された
ガスタービンを用い、ガスタービンの吸気口を吸気筒の
上方に向けて配置し、かつガスタービンの排気口を排気
筒の下方に連結し、仕切壁に遮断された吸気筒の上方と
発電室内とを連通する換気吸気ケーシングを設け、発電
室の下方に換気排気ダクトを外部連結するような構成と
してもよい。しかし、このような構成に限定されないの
はいうまでもない。
【0023】また、実施例では、吸気筒と排気筒とを共
有壁にて立設させたが、必ずしもこれに限定しなくとも
個別の壁を用いてもよい。またその個別の壁を若干離反
状態で立設してもよい。この場合、この離反部分を外設
される換気吸気ダクトとしてもよい。
【0024】さらに、実施例では、換気用の空気を隣接
の吸気筒から直接導入しているが、必ずしもこれに限定
しなくとも例えば排気筒より所定間隔離反した外設の換
気吸気筒から同じく外設された所定の長さの換気吸気ダ
クトを介して導入することもできる。
【0025】さらにまた、実施例では、換気排気筒が排
気筒の発電室に直接外部連結されているが、必ずしもこ
れに限定しなくとも例えば換気排気筒を排気筒から所定
間隔離反させ、かつ両者を外接された所定長さの換気排
気ダクトで連結することもできる。
【0026】また、実施例では、ガスタービンおよび発
電機の冷却のため排気筒を仕切壁で仕切ったが必ずしも
この仕切壁は必要でなく、単独の排気筒を設けないで仕
切壁と排気口の間に適当な隙間を設け、この隙間から換
気排気を排気し、ガスタービン排気と混合排気してもよ
い。
【0027】
【発明の効果】本発明は、このように竪向きに設置した
吸気筒または排気筒内にガスタービンおよび発電機を竪
向きに収納しているため、発電装置の設置スペースが削
減でき、排気筒が防音設備となって従来必要であった防
音エンクロージャが不要となり、外設される吸排気ダク
トの短尺化または排除ができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例のガスタービン発電装置の縦断
面図である。
【図2】図1のII−II矢視図である。
【図3】従来のガスタービン発電装置の縦断面図であ
る。
【図4】図3のIV−IV矢視図である。
【符号の説明】
1 吸気筒 2 排気筒 5 ガスタービン 7 発電機

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 竪向きに設置された吸気筒あるいは排気
    筒のいずれかにガスタービンおよび発電機を竪向きに収
    納したことを特徴とするガスタービン発電装置。
JP19081591A 1991-07-05 1991-07-05 ガスタービン発電装置 Pending JPH0510152A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5713196A (en) * 1993-09-29 1998-02-03 Ebara Corporation Vertical gas turbine system
JP2005226639A (ja) * 2004-01-15 2005-08-25 Hitachi Ltd ガスタービン発電装置およびそれに用いる消音装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5713196A (en) * 1993-09-29 1998-02-03 Ebara Corporation Vertical gas turbine system
JP2005226639A (ja) * 2004-01-15 2005-08-25 Hitachi Ltd ガスタービン発電装置およびそれに用いる消音装置
JP4495603B2 (ja) * 2004-01-15 2010-07-07 株式会社日立製作所 ガスタービン発電装置およびそれに用いる消音装置

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