JPH05101373A - リン酸エステルを含む分散性バインダー系磁性塗料 - Google Patents
リン酸エステルを含む分散性バインダー系磁性塗料Info
- Publication number
- JPH05101373A JPH05101373A JP23763491A JP23763491A JPH05101373A JP H05101373 A JPH05101373 A JP H05101373A JP 23763491 A JP23763491 A JP 23763491A JP 23763491 A JP23763491 A JP 23763491A JP H05101373 A JPH05101373 A JP H05101373A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 磁気記録媒体の走行性及びStill lifeを維持
しながらバインダーのゲル分率を向上させる。 【構成】 強磁性金属粒子及び分散性バインダーを含ん
で成る磁性塗料において、分子量約 100〜1500のリン酸
エステルが強磁性金属粒子 100重量部に対して0.２〜５
重量部添加されている磁性塗料。
しながらバインダーのゲル分率を向上させる。 【構成】 強磁性金属粒子及び分散性バインダーを含ん
で成る磁性塗料において、分子量約 100〜1500のリン酸
エステルが強磁性金属粒子 100重量部に対して0.２〜５
重量部添加されている磁性塗料。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、リン酸エステルを含む
分散性バインダー系磁性塗料、及び該塗料を支持体上に
塗布して成る磁気記録媒体に関する。
分散性バインダー系磁性塗料、及び該塗料を支持体上に
塗布して成る磁気記録媒体に関する。
【０００２】
【従来の技術】支持体表面に磁性粒子を均一に分散・固
定して成る磁気記録媒体の製造においては、従来、磁性
粒子と共にそれを支持体に固定するためのバインダー及
び磁性粒子を均一に分散させるための分散剤を含有する
磁性塗料に架橋剤を添加して支持体に塗布し、これを架
橋固定する方法が用いられて来た。
定して成る磁気記録媒体の製造においては、従来、磁性
粒子と共にそれを支持体に固定するためのバインダー及
び磁性粒子を均一に分散させるための分散剤を含有する
磁性塗料に架橋剤を添加して支持体に塗布し、これを架
橋固定する方法が用いられて来た。
【０００３】しかしながら、この方法においては、従来
用いられて来たレシチン等のオリゴマー型分散剤は同時
に可塑剤としても作用するため塗膜のヤング率等の物性
を低下させるという問題点があった。この点を解決する
ため、近年では、バインダー自体に、例えばスルホン酸
基を付加する等の方法により、分散性を付与し、分散剤
を使用しないで高いヤング率を有する塗膜を形成する技
術が開発された（特開昭54−151417号公報、及び特開昭
62−175928号公報）。
用いられて来たレシチン等のオリゴマー型分散剤は同時
に可塑剤としても作用するため塗膜のヤング率等の物性
を低下させるという問題点があった。この点を解決する
ため、近年では、バインダー自体に、例えばスルホン酸
基を付加する等の方法により、分散性を付与し、分散剤
を使用しないで高いヤング率を有する塗膜を形成する技
術が開発された（特開昭54−151417号公報、及び特開昭
62−175928号公報）。
【０００４】しかしながら、この方法においては、分散
性バインダーを強磁性金属（強磁性の純金属を主成分と
する磁性粒子で、一般にα−Ｆe が用いられる）に応用
した場合、架橋剤の添加後のバインダーの架橋率（ゲル
分率）が著しく低く、このため高温多湿条件下での繰返
し走行によりヘッドの目詰りが生じやすくなるという欠
点が存在した。なお、この欠点は分散性バインダーと強
磁性金属とを組合わせた場合に固有の欠点である。
性バインダーを強磁性金属（強磁性の純金属を主成分と
する磁性粒子で、一般にα−Ｆe が用いられる）に応用
した場合、架橋剤の添加後のバインダーの架橋率（ゲル
分率）が著しく低く、このため高温多湿条件下での繰返
し走行によりヘッドの目詰りが生じやすくなるという欠
点が存在した。なお、この欠点は分散性バインダーと強
磁性金属とを組合わせた場合に固有の欠点である。
【０００５】ゲル分率を向上させる方法としては、磁性
塗料中に添加される脂肪酸の量を増加する方法がある
が、この方法によれば塗膜が可塑化される上、記録媒体
の繰返し走行中に脂肪酸が表面に移行して粘着性を増し
走行不良が起こるという欠点がある。また、バインダー
の量を増加することによりゲル分率を上昇させることも
できるが、この場合にはスチル(Still）耐久性が低下す
るという欠点がある。
塗料中に添加される脂肪酸の量を増加する方法がある
が、この方法によれば塗膜が可塑化される上、記録媒体
の繰返し走行中に脂肪酸が表面に移行して粘着性を増し
走行不良が起こるという欠点がある。また、バインダー
の量を増加することによりゲル分率を上昇させることも
できるが、この場合にはスチル(Still）耐久性が低下す
るという欠点がある。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明は、強
磁性金属及び分散性バインダーを含んで成る磁性塗料に
おいて、架橋剤の添加後のバインダーの反応率（架橋
率、又はゲル分率）を向上させるための手段を提供する
ことを目的とする。
磁性金属及び分散性バインダーを含んで成る磁性塗料に
おいて、架橋剤の添加後のバインダーの反応率（架橋
率、又はゲル分率）を向上させるための手段を提供する
ことを目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明者は、前記低ゲル
分率の原因が強磁性金属粒子表面の活性にあると想定し
て、この表面活性をブロックする手段を見出すべく種々
検討した結果、リン酸エステルが有効であることを見出
し、この知見に基き本発明を完成した。従って本発明
は、強磁性金属粒子及び分散性バインダーを含んで成る
磁性塗料において、分子量 200〜1500のリン酸エステル
が強磁性金属粒子 100重量部に対して0.２〜５重量部添
加されていることを特徴とする磁性塗料を提供するもの
である。本発明はさらに、上記磁性塗料を支持体表面に
塗布して成る磁気記録媒体を提供する。
分率の原因が強磁性金属粒子表面の活性にあると想定し
て、この表面活性をブロックする手段を見出すべく種々
検討した結果、リン酸エステルが有効であることを見出
し、この知見に基き本発明を完成した。従って本発明
は、強磁性金属粒子及び分散性バインダーを含んで成る
磁性塗料において、分子量 200〜1500のリン酸エステル
が強磁性金属粒子 100重量部に対して0.２〜５重量部添
加されていることを特徴とする磁性塗料を提供するもの
である。本発明はさらに、上記磁性塗料を支持体表面に
塗布して成る磁気記録媒体を提供する。
【０００８】
【具体的な説明】本発明は強磁性金属粒子及び分散性バ
インダーを含んで成る磁性塗料に広く応用することがで
き、強磁性金属粒子の種類、分散性バインダー及びその
ための架橋剤の種類等は特に限定されない。ここで強磁
性金属粒子とは、強磁性の純金属を含んで成る磁性粒子
で、金属酸化物を主とする磁性粒子を包含しない。この
様な強磁性金属粒子としては一般にα−Ｆe が用いら
れ、HM19（同和鉱業）、KB1000B(関東電化) 等を用いる
ことができる。
インダーを含んで成る磁性塗料に広く応用することがで
き、強磁性金属粒子の種類、分散性バインダー及びその
ための架橋剤の種類等は特に限定されない。ここで強磁
性金属粒子とは、強磁性の純金属を含んで成る磁性粒子
で、金属酸化物を主とする磁性粒子を包含しない。この
様な強磁性金属粒子としては一般にα−Ｆe が用いら
れ、HM19（同和鉱業）、KB1000B(関東電化) 等を用いる
ことができる。
【０００９】分散性バインダーは、バインダー分子に例
えばスルホン酸基、カルボキシル基、アンモニウム等を
付加することにより、バインダーに分散剤としての機能
を付与したものであり、ポリウレタン、ポリ塩化ビニル
等のタイプがあり、MR120(日本ゼオン）、EC130(三洋化
成) 、UR8300（東洋紡）等が単独で又は組合わせて用い
られる。また、公開されたヨーロッパ特許出願No.377,2
97の例１及び３に記載されているものが用いられる。架
橋剤はバインダーのタイプに応じて選択され、例えばCB
−601(住友バイエルン）、PAPI−135(住友バイエルン）
等が用いられる。
えばスルホン酸基、カルボキシル基、アンモニウム等を
付加することにより、バインダーに分散剤としての機能
を付与したものであり、ポリウレタン、ポリ塩化ビニル
等のタイプがあり、MR120(日本ゼオン）、EC130(三洋化
成) 、UR8300（東洋紡）等が単独で又は組合わせて用い
られる。また、公開されたヨーロッパ特許出願No.377,2
97の例１及び３に記載されているものが用いられる。架
橋剤はバインダーのタイプに応じて選択され、例えばCB
−601(住友バイエルン）、PAPI−135(住友バイエルン）
等が用いられる。
【００１０】本発明において用いられるリン酸エステル
は、有機基とリン酸とのエステルであり、有機基として
は例えば複数のアルキレングリコール、例えばプロピレ
ングリコールを含有するものである。リン酸エステルの
平均分子量は 200〜1500であり、好ましくは 400〜1000
であり、例えば約 800である。分子量が大き過ぎる場合
は強磁性金属粒子当りのリン酸エステル分子の数が減少
し、目的とする効果が十分得られない。分子量が小さ過
ぎる場合、分散に悪影響を及ぼす。上記の要件を満たす
リン酸エステルとして、例えば次の式（Ｉ）：
は、有機基とリン酸とのエステルであり、有機基として
は例えば複数のアルキレングリコール、例えばプロピレ
ングリコールを含有するものである。リン酸エステルの
平均分子量は 200〜1500であり、好ましくは 400〜1000
であり、例えば約 800である。分子量が大き過ぎる場合
は強磁性金属粒子当りのリン酸エステル分子の数が減少
し、目的とする効果が十分得られない。分子量が小さ過
ぎる場合、分散に悪影響を及ぼす。上記の要件を満たす
リン酸エステルとして、例えば次の式（Ｉ）：
【００１１】
【化１】
【００１２】で表わされるものを用することができる。
この式において、ｎ1,ｎ2,及びｎ3 は独立に０〜10であ
り、ｎ4 は０又は１であり、Ｒ1,Ｒ2,及びＲ3 は独立に
次の式：
この式において、ｎ1,ｎ2,及びｎ3 は独立に０〜10であ
り、ｎ4 は０又は１であり、Ｒ1,Ｒ2,及びＲ3 は独立に
次の式：
【化２】
【００１３】で表わされる基であり、Ｒ4 は次の式：
【化３】 で表わされる基であり、そしてＸは次の式：
【００１４】
【化４】 で表わされる基であり、ここでＹ1 及びＹ2 はＨ，Ｎ
ａ，Ｌ1 又はＫである。
ａ，Ｌ1 又はＫである。
【００１５】リン酸エステルの使用量は、強磁性金属粒
子 100重量部に対して、５〜0.２重量部、好ましくは0.
５〜３重量部、例えば約１重量部である。リン酸エステ
ルの添加量が多過ぎると塗膜の可塑化を招き、ヤング率
等の物質が低下する。他方、リン酸エステルの添加量が
少な過ぎると目的とする効果が得られない。
子 100重量部に対して、５〜0.２重量部、好ましくは0.
５〜３重量部、例えば約１重量部である。リン酸エステ
ルの添加量が多過ぎると塗膜の可塑化を招き、ヤング率
等の物質が低下する。他方、リン酸エステルの添加量が
少な過ぎると目的とする効果が得られない。
【００１６】本発明の磁性塗料はさらに、常用の磁性塗
料が含有する常用の添加剤、例えば酸化アルミニウムの
ごとき研磨剤、潤滑剤、例えばミリスチン酸、ステアリ
ン酸等のごとき脂肪酸、及びブチルミリステートのごと
き脂肪酸エステルを単独で又は組合わせて含有すること
ができる。これらの添加剤及びその添加量は本発明の特
徴をなすものではない。
料が含有する常用の添加剤、例えば酸化アルミニウムの
ごとき研磨剤、潤滑剤、例えばミリスチン酸、ステアリ
ン酸等のごとき脂肪酸、及びブチルミリステートのごと
き脂肪酸エステルを単独で又は組合わせて含有すること
ができる。これらの添加剤及びその添加量は本発明の特
徴をなすものではない。
【００１７】本発明の磁性記録媒体は、本発明の磁性塗
料を用いて常法に従って製造することができる。本発明
の磁性記録媒体としては、記録用テープ、記録用ディス
ク等が挙げられる。これらの支持体の材質としてはこの
用途のために適当なもの、例えばポリエステル、ポリア
ミド等が用いられる。
料を用いて常法に従って製造することができる。本発明
の磁性記録媒体としては、記録用テープ、記録用ディス
ク等が挙げられる。これらの支持体の材質としてはこの
用途のために適当なもの、例えばポリエステル、ポリア
ミド等が用いられる。
【００１８】
【実施例】次に実施例により本発明をさらに具体的に説
明する。実施例１． 次の組成： ─────────────────────────────────── 種 類 銘 柄 量（重量部） ─────────── ─────── ─────── 強磁性金属粒子 HM19（同和鉱業） 100 酸化アルミニウム(Al2O3) HIT-50（住友化学） 8 バインダー EP377,297 の例１及び３ 9.5 に記載のもの MR120(日本ゼオン） 9.5 潤滑剤ミリスチン酸 2.24 ステアリン酸 0.56 ブチルミリステート 2.0 リン酸エステル 式（Ｉ）タイプ、分子量800 1.0 ───────────────────────────────────
明する。実施例１． 次の組成： ─────────────────────────────────── 種 類 銘 柄 量（重量部） ─────────── ─────── ─────── 強磁性金属粒子 HM19（同和鉱業） 100 酸化アルミニウム(Al2O3) HIT-50（住友化学） 8 バインダー EP377,297 の例１及び３ 9.5 に記載のもの MR120(日本ゼオン） 9.5 潤滑剤ミリスチン酸 2.24 ステアリン酸 0.56 ブチルミリステート 2.0 リン酸エステル 式（Ｉ）タイプ、分子量800 1.0 ───────────────────────────────────
【００１９】を有する混合物に溶剤（メチルエチルケト
ン／トルエン／シクロヘキサノン＝６：２：２）を固形
分が36％となるように加え、常法に従ってサンドミルを
用いてミリングし、磁性塗粒を調製した。次に、この磁
性塗料に架橋剤CB601(住友バイエルン製）7.５部を添加
した後、常法に従って PETフィルムにコーティングし、
カレンダリング、及びポストキュア（60℃／24時間）を
行い磁気記録媒体を得た。
ン／トルエン／シクロヘキサノン＝６：２：２）を固形
分が36％となるように加え、常法に従ってサンドミルを
用いてミリングし、磁性塗粒を調製した。次に、この磁
性塗料に架橋剤CB601(住友バイエルン製）7.５部を添加
した後、常法に従って PETフィルムにコーティングし、
カレンダリング、及びポストキュア（60℃／24時間）を
行い磁気記録媒体を得た。
【００２０】比較例１．実施例１と同様の処理を行った
が、バインダー20重量部(EP No.377,297に記載のもの10
重量部及びMR120 を10重量部）を使用し、リン酸エステ
ルを添加しなかった。
が、バインダー20重量部(EP No.377,297に記載のもの10
重量部及びMR120 を10重量部）を使用し、リン酸エステ
ルを添加しなかった。
【００２１】比較例２．実施例１と同様の処理を行った
が、バインダー23重量部(EP No.377,297に記載のもの1
1.5重量部及びMR120 を11.5重量部を使用し、リン酸エ
ステルを加えなかった。
が、バインダー23重量部(EP No.377,297に記載のもの1
1.5重量部及びMR120 を11.5重量部を使用し、リン酸エ
ステルを加えなかった。
【００２２】比較検査 実施例１並びに比較例１及び２により製造した磁気テー
プの40℃／80％相対湿度条件での走行テスト及び低温で
のスチル(Still）耐久性テストをＤIIデッキを用いて行
った。すなわち、温度40℃／相対湿度80％の条件下で５
分長／１passでテープを繰り返し走行させ、目づまりす
るまでのパス数を測定した。また、テープをテトラヒド
ロフランに２４時間浸漬し、そのバインダー抽出量をゲ
ル分配クロマトグラフィーで測定してゲル分率を求め
た。その結果を表１に示す。
プの40℃／80％相対湿度条件での走行テスト及び低温で
のスチル(Still）耐久性テストをＤIIデッキを用いて行
った。すなわち、温度40℃／相対湿度80％の条件下で５
分長／１passでテープを繰り返し走行させ、目づまりす
るまでのパス数を測定した。また、テープをテトラヒド
ロフランに２４時間浸漬し、そのバインダー抽出量をゲ
ル分配クロマトグラフィーで測定してゲル分率を求め
た。その結果を表１に示す。
【００２３】
【表１】
【００２４】この結果から明らかな通り、リン酸エステ
ル（PocaII）を添加した本発明の磁性塗料を用いて製造
された磁気テープは、ゲル分率（硬化の程度）、走行パ
ス数（ヘッドの目詰りの減少）及びスチル(Still）耐久
性共に向上した。リン酸エステルを添加せずバインダー
の量を増加した場合、ゲル分率及び走行性が比較例１に
比べて向上したが、スチル(Still）耐久性は短くなっ
た。
ル（PocaII）を添加した本発明の磁性塗料を用いて製造
された磁気テープは、ゲル分率（硬化の程度）、走行パ
ス数（ヘッドの目詰りの減少）及びスチル(Still）耐久
性共に向上した。リン酸エステルを添加せずバインダー
の量を増加した場合、ゲル分率及び走行性が比較例１に
比べて向上したが、スチル(Still）耐久性は短くなっ
た。
【００２５】
【効果】本発明によれば、強磁性金属粒子及び分散性バ
インダーを含んで成る磁性塗料にリン酸エステルを添加
することにより、ゲル分率の上昇、走行性の改善、スチ
ル(Still）耐久性の延長を同時に達成することができ
る。
インダーを含んで成る磁性塗料にリン酸エステルを添加
することにより、ゲル分率の上昇、走行性の改善、スチ
ル(Still）耐久性の延長を同時に達成することができ
る。
Claims (6)
- 【請求項１】 強磁性金属粒子及び分散性バインダーを
含んで成る磁性塗料において、分子量約 200〜1500のリ
ン酸エステルが強磁性金属粒子 100重量部に対して0.２
〜５重量部添加されていることを特徴とする磁性塗料。 - 【請求項２】 前記リン酸エステルが、複数のアルキレ
ングリコールを含有するリン酸エステルである請求項１
に記載の磁性塗料。 - 【請求項３】 前記リン酸エステルの分子量が 400〜10
00である請求項１又は２に記載の磁性塗料。 - 【請求項４】 前記リン酸エステルの含量が強磁性金属
粒子 100重量部に対して0.５〜３重量部である請求項１
〜３のいずれか１項に記載の磁性塗料。 - 【請求項５】 分子量約800 の、複数のアルキレングリ
コールを含むリン酸エステルを強磁性金属 100重量部に
対して約１重量分含有する請求項１に記載の磁性塗料。 - 【請求項６】 請求項１〜５のいずれか１項に記載の磁
性塗料を支持体に塗布して成る磁気記録媒体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23763491A JPH05101373A (ja) | 1991-09-18 | 1991-09-18 | リン酸エステルを含む分散性バインダー系磁性塗料 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23763491A JPH05101373A (ja) | 1991-09-18 | 1991-09-18 | リン酸エステルを含む分散性バインダー系磁性塗料 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05101373A true JPH05101373A (ja) | 1993-04-23 |
Family
ID=17018236
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23763491A Pending JPH05101373A (ja) | 1991-09-18 | 1991-09-18 | リン酸エステルを含む分散性バインダー系磁性塗料 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05101373A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5932330A (en) * | 1993-09-30 | 1999-08-03 | Imation Corp. | Coated magnetic recording medium, paint for coated magnetic medium and method for producing coated magnetic medium |
| US6030695A (en) * | 1996-03-28 | 2000-02-29 | Imation Corp. | Coated magnetic recording medium, paint for coated magnetic medium and method for producing coated magnetic medium |
-
1991
- 1991-09-18 JP JP23763491A patent/JPH05101373A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5932330A (en) * | 1993-09-30 | 1999-08-03 | Imation Corp. | Coated magnetic recording medium, paint for coated magnetic medium and method for producing coated magnetic medium |
| US6030695A (en) * | 1996-03-28 | 2000-02-29 | Imation Corp. | Coated magnetic recording medium, paint for coated magnetic medium and method for producing coated magnetic medium |
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