JPH0510081A - 縦型ブラインド - Google Patents
縦型ブラインドInfo
- Publication number
- JPH0510081A JPH0510081A JP19105891A JP19105891A JPH0510081A JP H0510081 A JPH0510081 A JP H0510081A JP 19105891 A JP19105891 A JP 19105891A JP 19105891 A JP19105891 A JP 19105891A JP H0510081 A JPH0510081 A JP H0510081A
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- JP
- Japan
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- cord
- carriers
- carrier
- blind
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 調光調節のためのルーバーの回転する操作
と、ブラインドを開閉する操作とを、一つの操作手段で
実行することができる縦型ブラインドを提供する。 【構成】 ヘッドレール1の内部に、その全長に渡って
周回コード3を架設し、ルーバーを吊持するキャリアの
うち先頭のものを除くキャリアを、夫々周回コードの並
設された直線状コード部分の反対方向の移動によって概
ね360°の範囲で回転されるが、それを越えた直線状
コード部分の動きに対しては相対的に摺接移動するよう
に設け、先頭のキャリアは、更に直線状コード部分の一
方に連結固定して、周回コードの動きに連行されるよう
に設け、更に隣接キャリアの間を一定長のスペーサコー
ドで連結した。先頭キャリアが周回コードに連行される
動きでブラインドが開閉され、直線状コード部分の反対
方向の移動でキャリア従ってこれに吊持されたルーバー
が概ね360°の範囲で回転する。
と、ブラインドを開閉する操作とを、一つの操作手段で
実行することができる縦型ブラインドを提供する。 【構成】 ヘッドレール1の内部に、その全長に渡って
周回コード3を架設し、ルーバーを吊持するキャリアの
うち先頭のものを除くキャリアを、夫々周回コードの並
設された直線状コード部分の反対方向の移動によって概
ね360°の範囲で回転されるが、それを越えた直線状
コード部分の動きに対しては相対的に摺接移動するよう
に設け、先頭のキャリアは、更に直線状コード部分の一
方に連結固定して、周回コードの動きに連行されるよう
に設け、更に隣接キャリアの間を一定長のスペーサコー
ドで連結した。先頭キャリアが周回コードに連行される
動きでブラインドが開閉され、直線状コード部分の反対
方向の移動でキャリア従ってこれに吊持されたルーバー
が概ね360°の範囲で回転する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は縦型ブラインドに関し、
詳しくは、ルーバーの開閉と回転を一つの操作手段で行
なうことができるコード式の縦型ブラインドに関する。
詳しくは、ルーバーの開閉と回転を一つの操作手段で行
なうことができるコード式の縦型ブラインドに関する。
【0002】
【従来の技術】垂直に吊持されたルーバーの多数を遮光
部材とする縦型ブラインドは、例えば窓等の上枠部分に
沿って水平に設けられたヘッドレール内で移動できるよ
うに、キャリアというルーバーの吊持手段を有してい
て、このキャリアをヘッドレールの長尺方向の一端側に
集めたブラインドの開き状態から、ヘッドレールの全長
に渡ってほぼ均等に整列させたブラインドの閉じ状態の
間で開閉できるようにすることと、ブラインドの閉じ状
態において、ルーバーを垂直軸回りに回転させることで
調光状態を調節できるようにすることが必要であり、一
般にこれらのための操作機構を別々に構成している。こ
のため従来の縦型ブラインドは、ブラインド開閉のため
の開閉ロッド(スクリューロッド)と、ルーバー回転の
ための回転ロッド(チルトロッド)を備えている。
部材とする縦型ブラインドは、例えば窓等の上枠部分に
沿って水平に設けられたヘッドレール内で移動できるよ
うに、キャリアというルーバーの吊持手段を有してい
て、このキャリアをヘッドレールの長尺方向の一端側に
集めたブラインドの開き状態から、ヘッドレールの全長
に渡ってほぼ均等に整列させたブラインドの閉じ状態の
間で開閉できるようにすることと、ブラインドの閉じ状
態において、ルーバーを垂直軸回りに回転させることで
調光状態を調節できるようにすることが必要であり、一
般にこれらのための操作機構を別々に構成している。こ
のため従来の縦型ブラインドは、ブラインド開閉のため
の開閉ロッド(スクリューロッド)と、ルーバー回転の
ための回転ロッド(チルトロッド)を備えている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のような開閉ロッ
ドと回転ロッドの二つの操作機構をもつことは、操作機
構が複雑で部品点数も多く高価となり易く、操作自体も
煩雑である。
ドと回転ロッドの二つの操作機構をもつことは、操作機
構が複雑で部品点数も多く高価となり易く、操作自体も
煩雑である。
【0004】そこで、一つの操作機構で上記二つの操作
を可能とできれば望ましいと考えられるが、これらの操
作で行なわれる各機構の動きは夫々別異のものであるた
め、両操作を一つの機構で実行可能とすることは簡単に
は実現できない。
を可能とできれば望ましいと考えられるが、これらの操
作で行なわれる各機構の動きは夫々別異のものであるた
め、両操作を一つの機構で実行可能とすることは簡単に
は実現できない。
【0005】本発明者は、このような困難な課題に取組
み、ルーバーを回転させる操作は、本来、ブラインドを
ヘッドレールの全長に渡ってほぼ均等に整列させた閉じ
状態において求められることに注目し、ヘッドレール内
に収納されたルーバー吊持のためのキャリアを、このヘ
ッドレールの概ね全長に渡って架設された周回コードと
連係させることで、ルーバーの開閉と回転のための二つ
の操作を一つの操作機構で実行可能とした縦型ブライン
ドの提供を目的としてなされたものである。
み、ルーバーを回転させる操作は、本来、ブラインドを
ヘッドレールの全長に渡ってほぼ均等に整列させた閉じ
状態において求められることに注目し、ヘッドレール内
に収納されたルーバー吊持のためのキャリアを、このヘ
ッドレールの概ね全長に渡って架設された周回コードと
連係させることで、ルーバーの開閉と回転のための二つ
の操作を一つの操作機構で実行可能とした縦型ブライン
ドの提供を目的としてなされたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者は上記目的を達
成するために、多数のルーバーを夫々垂直な中心軸回り
の回転ができるキャリアにより各一個宛吊持させると共
に、これらの多数のキャリアを、長尺のヘッドレール内
で該長尺方向に移動可能に設けられた縦型ブラインドに
おいて、上記ヘッドレール幅方向の距離が接近離間可能
に並設されている一対の直線状コード部分を有してい
て、かつ外部から回転操作ができる周回コードを上記ヘ
ッドレール内の概ね全長に渡り架設し、上記多数の各キ
ャリアには、この周回コードの直線状コード部分が各々
摺接する一対の例えばリング型のコード係合部を、キャ
リア本体に対して首振り自在に設けると共に、上記直線
状コード部分の一対が互いに反対方向に動くことに連係
した該一対のコード係合部の反対方向の動きで、キャリ
ア本体が上記中心軸回りに回転されるように設け、更に
ブラインドの開閉のために、上記多数のキャリアのうち
の先頭キャリアに設けたコード係合部の一つを、周回コ
ードの一対の直線状コード部分の一方と繋着等で連結固
定させ、かつ上記多数のキャリアの隣接するもの同士を
一定長の紐(スペーサテープ)で連結したという構成を
なすことを特徴とする本発明の縦型ブラインドを完成し
た。
成するために、多数のルーバーを夫々垂直な中心軸回り
の回転ができるキャリアにより各一個宛吊持させると共
に、これらの多数のキャリアを、長尺のヘッドレール内
で該長尺方向に移動可能に設けられた縦型ブラインドに
おいて、上記ヘッドレール幅方向の距離が接近離間可能
に並設されている一対の直線状コード部分を有してい
て、かつ外部から回転操作ができる周回コードを上記ヘ
ッドレール内の概ね全長に渡り架設し、上記多数の各キ
ャリアには、この周回コードの直線状コード部分が各々
摺接する一対の例えばリング型のコード係合部を、キャ
リア本体に対して首振り自在に設けると共に、上記直線
状コード部分の一対が互いに反対方向に動くことに連係
した該一対のコード係合部の反対方向の動きで、キャリ
ア本体が上記中心軸回りに回転されるように設け、更に
ブラインドの開閉のために、上記多数のキャリアのうち
の先頭キャリアに設けたコード係合部の一つを、周回コ
ードの一対の直線状コード部分の一方と繋着等で連結固
定させ、かつ上記多数のキャリアの隣接するもの同士を
一定長の紐(スペーサテープ)で連結したという構成を
なすことを特徴とする本発明の縦型ブラインドを完成し
た。
【0007】
【作用】本発明の縦型ブラインドによれば、先頭キャリ
アの片側のコード係合部が周回コードに固定されている
ため、例えばブラインドの開き状態で、周回コードをブ
ラインド閉じ方向に連続して回転させれば、先頭キャリ
アが周回コードに連行されて移動し、かつこれに続くキ
ャリアはスペーサテープにより順次ブラインド閉じ状態
の位置まで連行される。反対にブラインドの閉じ状態か
ら、周回コードをブラインド開き方向に連続して回転さ
せるとこれに先頭キャリアが連行され、他のキャリアは
先頭キャリアに押されてブラインド開き状態の位置まで
押されることになる。
アの片側のコード係合部が周回コードに固定されている
ため、例えばブラインドの開き状態で、周回コードをブ
ラインド閉じ方向に連続して回転させれば、先頭キャリ
アが周回コードに連行されて移動し、かつこれに続くキ
ャリアはスペーサテープにより順次ブラインド閉じ状態
の位置まで連行される。反対にブラインドの閉じ状態か
ら、周回コードをブラインド開き方向に連続して回転さ
せるとこれに先頭キャリアが連行され、他のキャリアは
先頭キャリアに押されてブラインド開き状態の位置まで
押されることになる。
【0008】またブラインドが閉じ状態にあるときに、
周回コードを所定の範囲で回転させれば、各キャリアの
一対のコード係合部がこの周回コードの移動に連係して
反対方向に移動し、したがってこれが首振り自在に設け
られているキャリア本体が、垂直軸回りに回転すること
になって、ルーバーの回転すなわち調光状態の調節の回
転を生ずることになり、一つの周回コードを回転させる
操作だけで、ブラインドの開閉と、調光状態の調整の操
作が実行できる。
周回コードを所定の範囲で回転させれば、各キャリアの
一対のコード係合部がこの周回コードの移動に連係して
反対方向に移動し、したがってこれが首振り自在に設け
られているキャリア本体が、垂直軸回りに回転すること
になって、ルーバーの回転すなわち調光状態の調節の回
転を生ずることになり、一つの周回コードを回転させる
操作だけで、ブラインドの開閉と、調光状態の調整の操
作が実行できる。
【0009】
【実施例】以下図面に示す実施例により本発明を更に説
明する。
明する。
【0010】図1において、1は箱形のヘッドレールで
あり、例えば窓の上枠に沿って長尺に固定される。この
ヘッドレール1の天面からは図2に示すようにL字形の
脚が内向きに対向したキャリア走行レール1aが長尺方
向に延設されていて、キャリア8の頭部8aがこのキャ
リア走行レール1aに載って走行できるようになってい
る。また、ヘッドレール1の内部には、第1図及び図3
〜図5で判かるように、周回コード3がこのヘッドレー
ル1の概ね全長に渡って架設されていて、その先端(図
1の右側)はガイドプーリー6に周回され、後端はガイ
ドプーリー5で下向きに転回されて、ヘッドレール1か
ら下向きに延設されている操作機構収納ボックス17内
のコードホイール4に周回されている。
あり、例えば窓の上枠に沿って長尺に固定される。この
ヘッドレール1の天面からは図2に示すようにL字形の
脚が内向きに対向したキャリア走行レール1aが長尺方
向に延設されていて、キャリア8の頭部8aがこのキャ
リア走行レール1aに載って走行できるようになってい
る。また、ヘッドレール1の内部には、第1図及び図3
〜図5で判かるように、周回コード3がこのヘッドレー
ル1の概ね全長に渡って架設されていて、その先端(図
1の右側)はガイドプーリー6に周回され、後端はガイ
ドプーリー5で下向きに転回されて、ヘッドレール1か
ら下向きに延設されている操作機構収納ボックス17内
のコードホイール4に周回されている。
【0011】7は操作ホイールであり、上記コードホイ
ール4と同軸に一体回転するように設けられていて、こ
れに周回された操作紐2は、操作機構収納ボックス17
から外部下側に引き出されている。
ール4と同軸に一体回転するように設けられていて、こ
れに周回された操作紐2は、操作機構収納ボックス17
から外部下側に引き出されている。
【0012】上記キャリア8は、ヘッドレール1の底面
に設けられている図示しない長尺のスリットから下方に
フック15を吊下し、このフックでルーバー12を吊持
している。このフックによるルーバーの吊持機構は通常
のものが利用できる。
に設けられている図示しない長尺のスリットから下方に
フック15を吊下し、このフックでルーバー12を吊持
している。このフックによるルーバーの吊持機構は通常
のものが利用できる。
【0013】本例の特徴は、図3〜図9で説明するキャ
リア8の構造、及びこれと周回コード3との係合,連係
の関係等にある。
リア8の構造、及びこれと周回コード3との係合,連係
の関係等にある。
【0014】この例の縦型ブラインドでは、多数のキャ
リア8はいずれも同一の構造の部品を用いて構成され、
但し先頭キャリア80のみは、周回コードと連結するた
めのコード止めのためのコード止め金具13を更に使用
している点が違っている。
リア8はいずれも同一の構造の部品を用いて構成され、
但し先頭キャリア80のみは、周回コードと連結するた
めのコード止めのためのコード止め金具13を更に使用
している点が違っている。
【0015】すなわち、通常(先頭以外)のキャリア8
は図8及び図9で示され、頭部8a、本体8bが一体に
設けられていて、本体8bの下端に上記フック15が一
体に固着されている。そして本体8aには一対のコード
係合部としてのコード案内用のリング9,9が夫々垂直
なピン10,10によって図9の紙面に垂直な軸回りに
首振り自在に設けられている。そしてこのリング9,9
に上記周回コード3が挿通される。次に先頭のキャリア
80は、図6及び図7で示され、基本的な構造は上記の
通常のキャリア8と同じであるが、一つのリング9がコ
−ド挿通部14を通りコード止め金具13によって周回
コード3と連結固定した構造に設けられている点で違っ
ている。
は図8及び図9で示され、頭部8a、本体8bが一体に
設けられていて、本体8bの下端に上記フック15が一
体に固着されている。そして本体8aには一対のコード
係合部としてのコード案内用のリング9,9が夫々垂直
なピン10,10によって図9の紙面に垂直な軸回りに
首振り自在に設けられている。そしてこのリング9,9
に上記周回コード3が挿通される。次に先頭のキャリア
80は、図6及び図7で示され、基本的な構造は上記の
通常のキャリア8と同じであるが、一つのリング9がコ
−ド挿通部14を通りコード止め金具13によって周回
コード3と連結固定した構造に設けられている点で違っ
ている。
【0016】なお複数のキャリア8,80は、夫々の隣
接するもの同士の間隔の最大長が図3〜図5で示してい
るようにスペーサコード11の連結により定められてい
る。
接するもの同士の間隔の最大長が図3〜図5で示してい
るようにスペーサコード11の連結により定められてい
る。
【0017】以上のような構造の本例ブラインドの操作
を図3〜図5によって説明すると、まず、図示しないブ
ラインドの開き状態(図1の左側に全てのキャリアを寄
せている状態)から、操作コード2を操作して、周回コ
ード3を図3の反時計回り方向に回転させると、周回コ
ード3に連結されている先頭キャリア80は第3図の姿
勢で該周回コード3の回転の動きに連行される。そして
先頭キャリア80がブラインドの開き位置から或る程度
動くと、スペーサコード11により後続のキャリア8が
一つづつ連行されて移動を始め、このスペーサコード1
1が一杯に張った状態でそれ以上のキャリアの移動が出
来なくなって停止される。
を図3〜図5によって説明すると、まず、図示しないブ
ラインドの開き状態(図1の左側に全てのキャリアを寄
せている状態)から、操作コード2を操作して、周回コ
ード3を図3の反時計回り方向に回転させると、周回コ
ード3に連結されている先頭キャリア80は第3図の姿
勢で該周回コード3の回転の動きに連行される。そして
先頭キャリア80がブラインドの開き位置から或る程度
動くと、スペーサコード11により後続のキャリア8が
一つづつ連行されて移動を始め、このスペーサコード1
1が一杯に張った状態でそれ以上のキャリアの移動が出
来なくなって停止される。
【0018】その状態が図3で示される。
【0019】次に、操作コード2を反対方向に回転させ
ると、周回コード3は、図3の時計回り方向に回転す
る。この時、キャリア80の片側のリング90は、コー
ド止め金具13によって周回コード3と連結固定した構
造に設けられているため、周回コード3に連行されて移
動し、またキャリア80の反対側のリング9、及び他の
キャリア8のリング9はこのような周回コード3との連
結関係はないが、或る程度の摩擦的な摺接関係で係合さ
れているため、同様に周回コード3の移動に連行されて
移動する。このため、各キャリア8、80は一対のリン
グ9が反対方向に動くので、キャリア本体8bが垂直軸
回りに回転され、図4の状態に移行する。この操作を更
に継続すれば、キャリア8は更に回転して図5の状態に
移行する。またこれらの図で反時計回りの方向に周回コ
ード3を回転させるようにすれば、キャリア8、80は
図5から図4、更に図3の状態に移行する。このような
操作によりキャリア本体8b、80bの回転が行なわ
れ、したがってルーバー12の調光調節のための回転が
行なわれる。
ると、周回コード3は、図3の時計回り方向に回転す
る。この時、キャリア80の片側のリング90は、コー
ド止め金具13によって周回コード3と連結固定した構
造に設けられているため、周回コード3に連行されて移
動し、またキャリア80の反対側のリング9、及び他の
キャリア8のリング9はこのような周回コード3との連
結関係はないが、或る程度の摩擦的な摺接関係で係合さ
れているため、同様に周回コード3の移動に連行されて
移動する。このため、各キャリア8、80は一対のリン
グ9が反対方向に動くので、キャリア本体8bが垂直軸
回りに回転され、図4の状態に移行する。この操作を更
に継続すれば、キャリア8は更に回転して図5の状態に
移行する。またこれらの図で反時計回りの方向に周回コ
ード3を回転させるようにすれば、キャリア8、80は
図5から図4、更に図3の状態に移行する。このような
操作によりキャリア本体8b、80bの回転が行なわ
れ、したがってルーバー12の調光調節のための回転が
行なわれる。
【0020】また、図5の状態から周回コードを図の時
計回り方向に回転させれば、コード止め金具13によっ
て周回コード3と連結固定されている先頭キャリア80
が図の左側に連行され、その移動が或る程度進むと次の
キャリア8を左側に押しこれを順次ブラインドの開き状
態となるまで継続して、ブラインドの開閉を行なうこと
ができる。
計回り方向に回転させれば、コード止め金具13によっ
て周回コード3と連結固定されている先頭キャリア80
が図の左側に連行され、その移動が或る程度進むと次の
キャリア8を左側に押しこれを順次ブラインドの開き状
態となるまで継続して、ブラインドの開閉を行なうこと
ができる。
【0021】以上のようにして、本例のブラインドは操
作コード2の回転操作で周回コードを回転させるという
操作のみで、ブラインドの開閉と、ルーバーの回転によ
る調光調節の二つの異なる操作を実行することができ
る。
作コード2の回転操作で周回コードを回転させるという
操作のみで、ブラインドの開閉と、ルーバーの回転によ
る調光調節の二つの異なる操作を実行することができ
る。
【0022】
【発明の効果】本発明の縦型ブラインドは、一つの周回
コードを回転させる操作だけで、ブラインドの開閉と、
調光状態の調整の操作が実行できるという特徴があり、
従来のような開閉ロッドと回転ロッドの二つの操作機構
をもつことが不要となり、操作機構が簡単で、部品点数
も少なく、安価なブラインドを提供できるという効果が
ある。
コードを回転させる操作だけで、ブラインドの開閉と、
調光状態の調整の操作が実行できるという特徴があり、
従来のような開閉ロッドと回転ロッドの二つの操作機構
をもつことが不要となり、操作機構が簡単で、部品点数
も少なく、安価なブラインドを提供できるという効果が
ある。
【0023】また操作手段が一つの操作紐のみで行なえ
るため操作自体が容易であるという効果もある。
るため操作自体が容易であるという効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の縦型ブラインドの一例を示した一部
断面を含む正面図、
断面を含む正面図、
【図2】 第1図A−A線の断面図、
【図3】 ブラインドのキャリアの動きを説明するため
の図、
の図、
【図4】 ブラインドのキャリアの動きを説明するため
の図、
の図、
【図5】 ブラインドのキャリアの動きを説明するため
の図、
の図、
【図6】 通常のキャリアの正面図、
【図7】 通常のキャリアの平面図、
【図8】 先頭のキャリアの正面図、
【図9】 先頭のキャリアの平面図である。
1・・・・ヘッドレール、2・・・・操作紐、3・・・・周回コー
ド、4・・・・コードホイール、5・・・・ガイドプーリー、6
・・・・ガイドプーリー、7・・・・操作ホイール、8・・・・キャ
リア、9・・・・コード案内用のリング、10・・・・ピン、1
1・・・・スペーサコード、12・・・・ルーバー、13・・・・コ
ード止め金具、15・・・・フック。
ド、4・・・・コードホイール、5・・・・ガイドプーリー、6
・・・・ガイドプーリー、7・・・・操作ホイール、8・・・・キャ
リア、9・・・・コード案内用のリング、10・・・・ピン、1
1・・・・スペーサコード、12・・・・ルーバー、13・・・・コ
ード止め金具、15・・・・フック。
Claims (4)
- 【請求項1】 多数のルーバーを夫々垂直な中心軸回り
の回転ができるキャリアにより各一個宛吊持させると共
に、これらの多数のキャリアを、長尺のヘッドレール内
で該長尺方向に移動可能に設けられた縦型ブラインドに
おいて、上記ヘッドレール幅方向の距離が接近離間可能
に並設されている一対の直線状コード部分を有してい
て、かつ外部から回転操作ができる周回コードを上記ヘ
ッドレール内の概ね全長に渡り架設し、上記多数の各キ
ャリアには、この周回コードの直線状コード部分が各々
摺接する一対のコード係合部をキャリア本体に対して首
振り自在に設けると共に、上記直線状コード部分の一対
が互いに反対方向に動くことに連係された該一対のコー
ド係合部の反対方向への動きにより該キャリア本体が上
記中心軸回りに回転するように設け、更に上記多数のキ
ャリアのうちの先頭キャリアのコード係合部の一つを、
周回コードの一対の直線状コード部分の一方に連結固定
し、かつ上記多数のキャリアの隣接するもの同士を一定
長の紐で連結したことを特徴とする縦型ブラインド。 - 【請求項2】 請求項1において、キャリア本体に首振
り自在に設けられたコード係合部が、コードが貫通する
リングであることを特徴とする縦型ブラインド。 - 【請求項3】 請求項1又は2において、周回コード
が、ヘッドレール内の長尺方向一端側においてプーリー
に周回されていると共に、このプーリーを回動させる操
作手段が、該ヘッドレールの外部に引き出されているこ
とを特徴とする縦型ブラインド。 - 【請求項4】 請求項3において、操作手段が、周回コ
ードが周回されているプーリーと同軸の駆動プーリー
と、この駆動プーリーに周回されてヘッドレール外部に
引き出されている操作コードとからなることを特徴とす
る縦型ブラインド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3191058A JP2538726B2 (ja) | 1991-07-05 | 1991-07-05 | 縦型ブラインド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3191058A JP2538726B2 (ja) | 1991-07-05 | 1991-07-05 | 縦型ブラインド |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0510081A true JPH0510081A (ja) | 1993-01-19 |
JP2538726B2 JP2538726B2 (ja) | 1996-10-02 |
Family
ID=16268191
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3191058A Expired - Lifetime JP2538726B2 (ja) | 1991-07-05 | 1991-07-05 | 縦型ブラインド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2538726B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005299351A (ja) * | 2004-03-19 | 2005-10-27 | Sankyo Alum Ind Co Ltd | ルーバー装置 |
JP2008261195A (ja) * | 2007-04-10 | 2008-10-30 | Howa:Kk | 縦型ルーバー装置 |
JP2008280800A (ja) * | 2007-05-14 | 2008-11-20 | Toso Co Ltd | 縦型ブラインド |
WO2011027407A1 (ja) | 2009-09-04 | 2011-03-10 | 立川ブラインド工業株式会社 | 操作コードおよびそれを用いた昇降装置 |
-
1991
- 1991-07-05 JP JP3191058A patent/JP2538726B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005299351A (ja) * | 2004-03-19 | 2005-10-27 | Sankyo Alum Ind Co Ltd | ルーバー装置 |
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JP2008261195A (ja) * | 2007-04-10 | 2008-10-30 | Howa:Kk | 縦型ルーバー装置 |
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