JPH05100725A - ロボツトの位置補正方法 - Google Patents

ロボツトの位置補正方法

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JPH05100725A
JPH05100725A JP29068191A JP29068191A JPH05100725A JP H05100725 A JPH05100725 A JP H05100725A JP 29068191 A JP29068191 A JP 29068191A JP 29068191 A JP29068191 A JP 29068191A JP H05100725 A JPH05100725 A JP H05100725A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ワーク上の4点以上の点の位置座標を利用し
てロボットの位置補正がなしうる制御方法を提供する。 【構成】 本発明のロボットの位置補正方法は、取付け
部を有するワークW1及び取付けの対象となるワークW2
上の特定の4点の位置座標を計測し、得られた計測値か
ら目標位置とのずれを求め、それによりロボットハンド
の補正移動量を求め、しかるのちロボットハンドの補正
移動量に相当する座標変換行列を求め、得られた座標変
換行列によりロボットハンドを移動してワークW2の位
置を補正することを特徴としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はロボットの位置補正方法
に関する。さらに詳しくは、一方のワークの取付け枠に
ロボットのアームに保持されている他方のワークを取付
ける際におけるロボットの位置補正方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来よりロボットの位置制御方法とし
て、3点を特定すれば平面が規定されることを利用して
モデルワークの多数の点群のうち代表点P1、P2、P3
を設定しロボットにその位置を教示により与え、その後
の実作業においてロボットのアームに保持された実ワー
ク上で、前記代表点に対応する点P1´、P2´、P3´
の位置を計測により求めそれにより平面を特定し、モデ
ルワーク上の3点P1、P2、P3で教示された目標位置
に前記実ワークの対応する点P1´、P2´、P3´を重
ねあわせることにより実ワークの位置を補正する方法が
採られている。
【0003】しかしながら、前記モデルワークの上の3
点以外の点と実ワークのそれに対応する点とが、実ワー
クの歪や計測誤差により一致しない場合、所定位置に実
ワークを取付けることができないという問題がある。
【0004】さらに、前述のごとき補正方法では、実ワ
ークが回転している場合や実ワークの形状に誤差がある
場合、補正されにくいという問題もある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明はかかる従来技
術の問題点に鑑みなされたものであって、ワーク上の4
点の位置座標を利用してロボットの位置補正がなしうる
制御方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは前記課題を
解決すべく鋭意研究した結果、位置補正における移動量
が微小であることから、微小変位に関する演算手法を用
いれば、計測点を4点としても演算処理が単純化される
こと、また、もし全ての項目について所定の目標位置に
補正できない場合には、補正対象項目に優先順位を設
け、優先順位の下位の項目についてはそれを無視して演
算処理を行うことにより演算処理を単純化し、単純化す
ることによる弊害を目標値に対して裕度を設けて演算処
理を行えば所期目的が達成されることを見出し本発明を
完成するに至った。
【0007】すなわち、本発明のロボットの位置補正方
法は、一方のワークの取付け枠にロボットのアームに保
持されている他方のワークを取付ける際におけるロボッ
トの位置補正方法であって、前記一方のワークの取付け
枠の目標となる特定の4点の位置座標を算出する工程
と、前記他方のワークの前記特定の4点に対応する位置
座標を算出する工程と、前記対応する4点が位置されて
いる部位の隙間を算出する工程と、前記各隙間を目標値
に設定するための補正量を算出する工程と、前記対応す
る4点が位置されている部位の段差を算出する工程と、
前記各段差を目標値に設定するための補正量を算出する
工程と、前記隙間および段差についての各補正量に基づ
いてロボットの補正移動量を算出する工程と、前記算出
された補正移動量に基づいてロボットを移動させ前記他
方のワークの位置を補正する工程とからなることを特徴
としている。
【0008】また、本発明のロボット位置補正方法にお
いては、前述の方法で求めた各隙間を目標値に設定する
ことと、各段差を目標値に設定することとを同時に実現
することができない場合、前記各隙間および段差につい
て優先順位を定める工程と、前記工程において順位が上
位に指定された隙間または段差を所定の許容値内に納め
ながら下位に指定された隙間または段差を目標値に近付
けるべく前記各補正量の修正を行う工程と、前記修正さ
れた補正量に基づいてロボットの補正移動量を算出する
工程とが設けられているのが好ましい。
【0009】
【作用】本発明のロボットの位置補正方法においては、
計測点を4点とし、その計測値全てを用いてロボットの
位置補正を行っているので、ワークの形状誤差に対して
も精度良く位置補正ができる。
【0010】
【実施例】以下、添付図面を参照しながら本発明の実施
例について説明する。
【0011】図1は本発明における隙間の概念を示す説
明図、図2は本発明における段差の概念を示す説明図で
ある。図において、W1は一方のワーク、W2は他方のワ
ークを示す。また、X1、X2、X3、X4は一方のワーク
1上の目標となる4点の位置、Y1、Y2、Y3、Y4
他方のワークW2のX1、X2、X3、X4に対応する4点
の位置を示す。
【0012】まず、一方のワークW1の取付け枠上に目
標となる4点の位置X1、X2、X3、X4を設定する。こ
の4点は、一方のワークW1の形状を把握するのに必要
な位置を考慮して適宜選定されるが、一方のワークW1
が略2平面で構成されるものと近似して、一方のワーク
1を構成する各平面のコーナ部近傍の側縁部に設けれ
ば実用上問題はない。このようにして目標となる4点X
1、X2、X3、X4が設定されるとこれらの位置座標が、
他方のワークW2を保持している保持装置に取付けられ
ている4台の3Dレーザセンサにより測定され、ロボッ
トコントローラのRAMに記憶される。なお、この目標
となる4点の位置座標はロボットコントローラのRAM
に直接入力しても良い。この目標となる4点の設定が終
わると、この位置に向けてロボットのアームに保持され
ている他方のワークW2を移動させる。他方のワークW2
の位置決めが終わると、4台の3Dレーザセンサにより
他方のワークW2のX1、X2、X3、X4に対応する4点
1、Y2、Y3、Y4の位置座標が測定され、先と同様に
ロボットコントローラのRAMに記憶される。しかるの
ち、X1およびY1で構成される第1計測点、X2および
2で構成される第2計測点、X3およびY3で構成され
る第3計測点、X4およびY4で構成される第4計測点の
隙間が算出される。しかるのち、各隙間を目標値に設定
するための補正量を算出がなされる。この補正量の算出
は各隙間を均等化するように行う。このため、ワークW
1の計測点X1、X4の中点とワークW2の計測点Y1、Y4
の中点を一致させる量が算出される。すなわち、ワーク
2の計測点Y1、Y4の中点をどれだけ移動させれば、
ワークW1の計測点X1、X4の中点に重ね合わせること
ができるかという移動量の算出がなされる。また、同様
にしてワークW2の計測点Y2、Y3の中点をどれだけ移
動させれば、ワークW1の計測点X2、X3の中点に重ね
合わせることができるかという移動量の算出がなされ
る。
【0013】この演算が終了すると、第1〜4計測点に
おける段差の算出がなされる。しかるのち、各段差を目
標値に設定するための補正量を算出がなされる。この補
正量の算出は、各計測点において計測された段差と目標
とする段差との差を求めることによりなされる。
【0014】このようにして求められた各計測点におけ
る隙間および段差を同時に目標値に設定することができ
ない場合は、隙間については全て優先的に位置合わせを
行う。また、段差については、同一平面上にある点を優
先させる。例えば、ワークW2のY1、Y4が同一平面上
にあり、一方Y2、Y3が別の同一平面上にあれば、第1
および第4計測点の段差もしくは第2および第3計測点
の段差を優先的に目標値になるように演算処理を行う。
具体的には、優先度の低い段差を含む式を無視して演算
処理を行う。ところでこの場合には、無視された優先度
の低い点の段差が許容値を外れてしまう恐れがあるの
で、目標値に対して多少の裕度を設けて演算処理を行
う。この裕度は最大許容誤差(0.5mm)内で、使用
目的に応じて適宜決定される。なお、前記2者のうちい
ずれを優先させるかは、同じくワークW2の使用目的に
応じて適宜決定される。
【0015】以上の演算処理により各点の補正量が決定
されると、ロボットハンドの前記補正移動量に対応する
座標変換行列を求める。この座標変換行列は、下記のよ
うにして求めることができる。
【0016】いま図3において、点Aが座標変換行列T
により点A1に移動したとすると、下記式が成立する。
【0017】 A1=T・A (1) この座標変換行列Tが微小量△Tだけ変化すると、A1
も微小量変化する。このA1の微小変化量を△A1とする
と下記式が成立する。
【0018】 A1+△A1=(T+△T)・A (2) 式(2)を式(1)を用いて変形すると、 △A1=△T・A (3) という関係が導かれる。
【0019】しかして、これをロボットハンドの座標変
換行列について適用すると下記のようになる。
【0020】いま図4において、点線が補正前のワーク
2の位置、実線がワークW2の目標位置を示す。このと
き、Y1、Y2、Y3、Y4が補正移動によりY11、Y21
31、Y41に移動したとする。しかして、式(3)にお
ける△A1に相当するのが、各隙間および段差の補正量
であり、△Tに相当するのがロボットハンドの移動補正
量である。さらに、Aに相当するのが測定点Y1、Y2
3、Y4である。ここにおいて、各隙間および段差の補
正量、Y1、Y2、Y3、Y4の値は既知であるから、式
(3)に各々の値を代入すればロボットハンドの補正量
が求められる。すなわち、ロボットハンドの補正移動量
に対する座標変換行列(T+△T)が求められる。
【0021】しかるのち、この座標変換行列に基づいて
ロボットハンドを移動し、ワークの位置を補正する。
【0022】以下、本発明をより具体的な実施例に基づ
いてさらに詳細に説明する。
【0023】図5〜6は自動車の車体にトランクカバー
を取付ける場合の説明図である。図5は車体上面から見
た図であり、図6は車体側面から見た図を示す。図にお
いて、Bはボディ、Cトランクカバーを示す。
【0024】実施例1 前述のごとく計測点X1〜X4およびY1〜Y4を定めそれ
ら各点の位置座標を計測すると共に第1〜4計測点の各
隙間および段差を算出した。結果を表1に示す。表1よ
り各算出値は、 第1〜4計測点の各隙間:均等±0.5mm 第1及び第4計測点の段差:ボディよりトランクカバー
が3±0.5mm浮く 第2及び第3計測点の段差:ボディよりトランクカバー
が1±0.5mm出るの許容値内にないことがわかる。
そこで各隙間を均等化する補正量を求める。これらは、
14の中点とY14の中点との差およびX23の中点
とY23の中点との差のx成分より求められる。
【0025】このようにして各隙間を均等化する補正量
が求まったのち、各計測点の段差を目標値に設定する補
正量を求める。これらは、下記のようにして求めること
ができる。
【0026】 第1計測点の段差:X1(z)−Y1(z)+3 第4計測点の段差:X4(z)−Y4(z)+3 第2計測点の段差:X2(z)−Y2(z)+1 第3計測点の段差:X3(z)−Y3(z)+1
【0027】ここに、X1(z)、Y1(z)、X
4(z)、Y4(z)、X2(z)、Y2(z)、X
3(z)、Y3(z)は各計測位置のz成分を示す。
【0028】このようにして、各隙間および段差を目標
値に設定する補正量が求められるが、同時に目標値に設
定することができないので補正量の修正を行い、この修
正された補正量に基づいてロボットハンドの変移量に相
当する座標変換行列を求める。座標変換行列をTとし、
Tがロボットハンドの補正によりT+△Tに変化したも
のとして、△Tを式(3)により求める。具体的には、 〔X14の中点とY14の中点との差のx成分〕=〔△
T・Y14の中点〕(x成分) 〔X23の中点とY23の中点との差のx成分〕=〔△
T・Y23の中点〕(x成分) 〔X1(z)−Y1(z)+3〕=〔△T・Y1〕(z成
分) 〔X4(z)−Y4(z)+3〕=〔△T・Y4〕(z成
分) 〔X2(z)−Y2(z)+1〕=〔△T・Y2〕(y成
分)・sinφ+〔△T・Y2〕(z成分)・cosφ 〔X3(z)−Y3(z)+1〕=〔△T・Y3〕(y成
分)・sinφ+〔△T・Y3〕(z成分)・cosφ
【0029】ここで、φはワークW1、W2を構成する2
平面のなす角θをπから引いたものである(図4参
照)。
【0030】これらを解いて△Tを求め、さらに(T+
△T)を求める。
【0031】しかるのち、この座標変換行列(T+△
T)により補正後のロボットフランジ面を位置を算出
し、それに基づきハンドを移動しトランクカバーCの位
置を補正した。この補正後のトランクカバーCの各計測
点の位置を3Dレーザセンサにより計測し、各計測点の
隙間および段差を算出した。結果を表1に併せて示し
た。表1より補正後の隙間および段差が許容値内にある
のがわかる。
【0032】
【表1】単位:mm 表1中、は第1計測点、は第2計測点、は第3計
測点、は第4計測点を示す。
【0033】実施例2 実施例1と同様にして計測点X1〜X4およびY1〜Y4
定め、それら各点の位置座標を計測すると共に第1〜4
計測点の各隙間および段差を算出した。結果を表2に示
す。表2より各算出値は、 第1〜4計測点の各隙間:均等±0.5mm 第1及び第4計測点の段差:ボディよりトランクカバー
が3±0.5mm浮く 第2及び第3計測点の段差:ボディよりトランクカバー
が1±0.5mm出るの許容値内にないことがわかる。
そこで実施例1と同様にして各隙間を均等化する補正量
を求める。
【0034】このようにして各隙間を均等化する補正量
が求まったのち、また実施例1と同様にして各計測点の
段差を目標値に設定する補正量を求める。
【0035】この求めた各隙間および段差を目標値に設
定する補正量は同時に実現することができないので、補
正量の修正を行いこの修正された補正量に基づいてロボ
ットハンドの変移量に相当する座標変換行列を再び実施
例1と同様にして求める。
【0036】しかるのち、この座標変換行列により実施
例1と同様にロボットハンドを移動しトランクカバーC
の位置を補正した。この補正後のトランクカバーCの各
計測点の位置を3Dレーザセンサにより計測し、各計測
点の隙間および段差を算出した。結果を表2に併せて示
した。表2より補正後の隙間および段差が許容値内にあ
るのがわかる。
【0037】
【表2】単位:mm 表2中、は第1計測点、は第2計測点、は第3計
測点、は第4計測点を示す。
【0038】実施例3 実施例1と同様にして計測点X1〜X4およびY1〜Y4
定め、それら各点の位置座標を計測すると共に第1〜4
計測点の各隙間および段差を算出した。結果を表3に示
す。表3より各算出値は、 第1〜4計測点の各隙間:均等±0.5mm 第1及び第4計測点の段差:ボディよりトランクカバー
が3±0.5mm浮く 第2及び第3計測点の段差:ボディよりトランクカバー
が1±0.5mm出るの許容値内にないことがわかる。
そこで実施例1と同様にして各隙間を均等化する補正量
を求める。
【0039】このようにして各隙間を均等化する補正量
が求まったのち、実施例1と同様にして各計測点の段差
を目標値に設定する補正量を求める。
【0040】各隙間および段差を目標値に設定すること
は同時に実現できないので、補正量の修正を行い、この
修正された補正量に基づいてロボットハンドの変移量に
相当する座標変換行列を求める。
【0041】しかるのち、この座標変換行列により実施
例1と同様にしてロボットハンドを移動しトランクカバ
ーCの位置を補正した。この補正後のトランクカバーC
の各計測点の位置を3Dレーザセンサにより計測し、各
計測点の隙間および段差を算出した。結果を表3に併せ
て示した。表3より補正後の隙間および段差が許容値内
にあるのがわかる。
【0042】
【表3】単位:mm 表3中、は第1計測点、は第2計測点、は第3計
測点、は第4計測点を示す。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば計
測点を4点とし、しかもその4点の計測値全てを用いて
ロボットのアームの補正移動量を算出しているので、誤
差の影響が少なく、取付けられるワークが回転している
場合やマスタワークに対して取付けられるワークが変形
している場合でも適正な位置補正ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における隙間の概念を示す説明図であ
る。
【図2】本発明における段差の概念を示す説明図であ
る。
【図3】座標変換行列による点の移動の説明図である。
【図4】座標変換行列によるワークの移動の説明図であ
る。
【図5】自動車のボディにトランクカバーをとりつける
実施例の平面図である。
【図6】自動車のボディにトランクカバーをとりつける
実施例の側面図である。
【符号の説明】
1 一方のワーク W2 他方のワーク B ボディ C トランクカバー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松浦 スミ恵 明石市川崎町1番1号 川崎重工業株式会 社明石工場内 (72)発明者 尾上 一彦 明石市川崎町1番1号 川崎重工業株式会 社明石工場内 (72)発明者 酒井 浩久 豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動車株式 会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一方のワークの取付け枠にロボットのア
    ームに保持されている他方のワークを取付ける際におけ
    るロボットの位置補正方法であって、前記一方のワーク
    の取付け枠の目標となる特定の4点の位置座標を算出す
    る工程と、前記他方のワークの前記特定の4点に対応す
    る位置座標を算出する工程と、前記対応する4点が位置
    されている部位の隙間を算出する工程と、前記各隙間を
    目標値に設定するための補正量を算出する工程と、前記
    対応する4点が位置されている部位の段差を算出する工
    程と、前記各段差を目標値に設定するための補正量を算
    出する工程と、前記隙間および段差についての各補正量
    に基づいてロボットの補正移動量を算出する工程と、前
    記算出された補正移動量に基づいてロボットを移動させ
    前記他方のワークの位置を補正する工程とからなること
    を特徴とするロボットの位置補正方法。
  2. 【請求項2】 請求項1で求めた各隙間を目標値に設定
    することと、各段差を目標値に設定することとを同時に
    実現できない場合、前記各隙間および段差について優先
    順位を定める工程と、前記工程において順位が上位に指
    定された隙間または段差を所定の許容値内に納めながら
    下位に指定された隙間または段差を目標値に近付けるべ
    く前記各補正量の修正を行う工程と、前記修正された補
    正量に基づいてロボットの補正移動量を算出する工程
    と、前記算出された補正移動量に基づいてロボットを移
    動させ前記他方のワークの位置を補正する工程とからな
    ることを特徴とするロボットの位置補正方法。
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