JPH049975Y2 - - Google Patents

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JPH049975Y2
JPH049975Y2 JP1987149597U JP14959787U JPH049975Y2 JP H049975 Y2 JPH049975 Y2 JP H049975Y2 JP 1987149597 U JP1987149597 U JP 1987149597U JP 14959787 U JP14959787 U JP 14959787U JP H049975 Y2 JPH049975 Y2 JP H049975Y2
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JP
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handshake
band
metal
handle
parallel
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JP1987149597U
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JPS6455858U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の目的] (産業上の利用分野) 本考案は、麺類の湯がき等に用いられる手笊に
関する。
(従来の技術) 従来、この種のものとして実公昭49−46835号
公報の手笊が公知である。この手笊は金属製の手
笊母体の口縁から後方斜め上方向きに倒U字形に
突出した金属線条から成る柄杆の左右二条の平行
杆の間に添つて木製の握手を挟持して成る手笊に
おいて、前記握手の上端部から更に若干上方に延
長してある平行杆の相互の内向きの屈曲段部間に
金属バンドを左右に差渡してその両端部をそれぞ
れ屈曲段部に巻着してなる。
この種の麺類湯がき用の木製の握手は、例えば
金属線条から成る長U字形の柄杆の左右平行杆部
間に挟持されるものであつたから、笊母体を釜の
熱湯中に浸して麺類を湯がく操作を長時間繰り返
しているうちに、熱気と蒸気のために握手は必然
的に膨脹して横断面の直径が原形よりも著しく大
きくなり、そのため柄杆の平行杆部を押し拡げて
相互の間隔を大きくしてしまい、使用後の冷却に
伴つて握手の横断面は元の乾燥時の小径に復する
けれども、一旦押し拡げられた柄杆の左右平行杆
は戻らず歪みのために拡がつたままに変形し弛緩
を生じ使用上の差支えを来す。さらに手笊は水切
りのため握手を持つて強く振るため平行杆の口縁
寄りが折れ曲り、その結果平行杆部の間隔が拡が
り握手が離脱する虞れがあつた。また調理人によ
つては斜め上方に突出した柄杆とともに、この柄
杆に挟持された握手を予め後方に倒して使用する
場合もあり、このような場合においても握手が離
脱する虞れがあつた。
こうした問題を解決するために、例えば実公昭
57−42360号公報に開示される金属製手笊のよう
に、握手及び柄杆の平行杆部の上方から金属バン
ドを巻着し、この金属バンドと平行杆部とを溶
着、若しくは金属バンドと握手をビスにより固着
することによつて、握手と平行杆とを金属バンド
により一体化し、平行杆の間隔の拡がりを防止す
るようにしている。
(考案が解決しようとする問題点) 上記従来技術において、金属バンドの固着を行
うためには、金属バンドを巻着した後にこの金属
バンドと平行杆部とを溶接したり、あるいは別部
材としてのビスを用いて金属バンドと握手とを固
定しなければならず、いずれの場合においても煩
わしい作業を伴うばかりでなく、作業時間及び部
品点数の増加を招いてコスト高になるという問題
点を有していた。
そこで、本考案は前記問題点を解決して、金属
線条の柄杆に握手を堅牢かつ簡単に取付けること
を目的とする。
[考案の構成] (問題点を解決するための手段) 本考案は、金網製の手笊母体の口縁から倒U字
形に突出した金属線条から成る柄杆の左右二条の
平行杆部間に添つて握手を挟持して成る手笊にお
いて、バンドを前記平行杆と握手に巻装するとと
もに、このバンドの両端を内側に折曲げて前記握
手への喰着部を形成したものである。
(作用) 前記バンドによつて平行杆と握手を一体化する
と共に、バンドの両端に形成された喰着部を握手
に喰い込ませて、これらをさらに堅牢に取付ける
ことができる。
(実施例) 次に本考案の一実施例を第1図及び第2図を参
照して説明する。
ステンレス線材を編んだ金属製の手笊母体1の
口縁から後方斜め上向きにステンレス等金属線条
の柄杆2を倒U字形に突出し、この柄杆2におけ
る左右二条の平行杆部2A間に添つて木製の握手
3を挟持する。この握手3の左右には受溝4を縦
設して前記平行杆部2Aが嵌入している。さらに
前記握手3の上端部から更に若干上方に延長した
柄杆2には内向きの上部屈曲段部2Bを形成し、
この上部屈曲段部2B間にステンレス等金属製の
上部バンド5を左右に差渡してその両端部をそれ
ぞれ巻着する。一方握手3の下端部から更に若干
下方に延長した柄杆2には内向きの下部屈曲段部
2Cを形成し、そしてこの下部屈曲段部2C間に
掛部6を一体に形成したステンレス等金属製の下
部バンド7を左右に差渡してその両端部をそれぞ
れ巻着する。
さらに前記握手3の下部寄りに、握手3と平行
杆部2Aの外側を巻着するステンレス等の金属か
ら成るバンド8を巻装する。このバンド8の両端
部は間隔をおいて内側に折曲され前記握手3の背
面にプレス等による押圧作業などによつて喰着し
て、喰着部たる固着部9が形成される。
次に前記構成につきその作用を説明する。
握手3は平行杆部2Aに挟持されるとともに
上、下部バンド5,7を巻着した上、下部屈曲段
部2B,2Cによつて握手3の上、下端寄りが固
定される。さらに平行杆部2Aと握手3はバンド
8により加締められるとともに、前記バンド8は
固着部9により堅牢に握手3に取付けられる。
以上のように、上、下部屈曲段部2B,2Cの
みならずバンド8によつて握手3を平行杆部2A
に固定するため離脱する虞れはない。さらにバン
ド8に握手3への喰着による固着部9を内側に折
曲げ形成することによつて、バンド8に両側より
堅牢に固着することができる。
しかも、従来例のようにバンド8と平行杆部2
Aとを溶接したり、あるいはビスなどを用いてバ
ンド8と握手3とを固定することなく、単にバン
ド8の両端に固着部9を形成するだけで、握手3
と平行杆部2Aとをさらに堅牢し、かつ煩わしい
作業を行つたり、他に部品を用いることなく簡単
に固着することができる。
また、固着部9はプレス等の押圧作業で形成さ
れるため、簡単にしかも復元することなく取付け
ることができる。
尚、本考案は前記実施例に限定されるものでは
なく、種々の変形が可能である。
[考案の効果] 本考案は、金網製の手笊母体の口縁から倒U字
形に突出した金属線条から成る柄杆の左右二条の
平行杆部間に添つて握手を挟持して成る手笊にお
いて、バンドを前記平行杆と握手に巻装するとと
もに、このバンドの両端を内側に折曲げて前記握
手への喰着部を形成したものであり、金属線条の
柄杆に握手を堅牢かつ簡単に取付けることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本考案の一実施例を示して
おり、第1図は斜視図、第2図は断面図である。 1……手笊母体、2……柄杆、2A……平行杆
部、3……握手、8……バンド、9……固着部
(喰着部)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 金網製の手笊母体の口縁から倒U字形に突出し
    た金属線条から成る柄杆の左右二条の平行杆部間
    に添つて握手を挟持して成る手笊において、バン
    ドを前記平行杆と握手に巻装するとともに、この
    バンドの両端を内側に折曲げて前記握手への喰着
    部を形成したことを特徴とする手笊。
JP1987149597U 1987-09-30 1987-09-30 Expired JPH049975Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1987149597U JPH049975Y2 (ja) 1987-09-30 1987-09-30

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JP1987149597U JPH049975Y2 (ja) 1987-09-30 1987-09-30

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Publication Number Publication Date
JPS6455858U JPS6455858U (ja) 1989-04-06
JPH049975Y2 true JPH049975Y2 (ja) 1992-03-12

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ID=31421970

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JP1987149597U Expired JPH049975Y2 (ja) 1987-09-30 1987-09-30

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5742360U (ja) * 1980-08-21 1982-03-08

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5742360U (ja) * 1980-08-21 1982-03-08

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Publication number Publication date
JPS6455858U (ja) 1989-04-06

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