JPH0499184A - セラミックコーティング発泡金属体及びその製造方法 - Google Patents

セラミックコーティング発泡金属体及びその製造方法

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JPH0499184A
JPH0499184A JP2205445A JP20544590A JPH0499184A JP H0499184 A JPH0499184 A JP H0499184A JP 2205445 A JP2205445 A JP 2205445A JP 20544590 A JP20544590 A JP 20544590A JP H0499184 A JPH0499184 A JP H0499184A
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JP
Japan
Prior art keywords
metal body
ceramic
foamed
foamed metal
expanded metal
Prior art date
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Pending
Application number
JP2205445A
Other languages
English (en)
Inventor
Tatsuoki Igarashi
龍起 五十嵐
Tetsuya Otani
哲也 大谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hino Motors Ltd
Original Assignee
Hino Motors Ltd
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Publication date
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  • Processes For Solid Components From Exhaust (AREA)
  • Filtering Materials (AREA)
  • Other Surface Treatments For Metallic Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、フィルタ材、特にディーゼルエンジンの排気
中に含まれる粒子状物質を補集するフィルタ材に好適な
、セラミックによりコーティング処理した発泡金属体及
びその製造方法に関するものである。
(従来の技術) 近年、発泡樹脂に金属をメツキして製造される発泡金属
体が、高温ガスのフィルタ材として注目されている。こ
の発泡金属体は、連続した小孔を多数有するウレタンフ
オームなどの発泡樹脂に導電性物質をメツキし、更にそ
の上にニッケル鋼又はニッケルークローム合金鋼などの
耐熱性金属をメツキした後、前記発泡樹脂を焼失させて
作られる。
このようにしてできた発泡金属体は、ウレタン7オーム
の小孔内に金属が侵入して残り、焼失したウレタンフオ
ームの部分は空洞となり、そしてこの空洞の部分が最小
で100μm程度の小孔として多数残った多孔質の金属
体である。
(発明が解決しようとする課題) 前記発泡金属体は、その小孔がフィルタの作用を果たす
のであるが、濾過しようとするガスに含まれる粒子が前
記小孔よりも小さい場合は、濾過効率ないし補集効率が
大幅に低下する。
例えば、ディーゼルエンジンの排気中に含まれる粒子状
物質、いわゆるパティキュレートは、その径が100μ
m以下のものが多く、従来の発泡金属フィルタによって
排気ガスを濾過しようとすると、十分な補集効率が得ら
れない。
そこで、本発明の目的は、発泡金属体の小孔の径を従来
よりも小さくし、100μm以下の小径の粒子でも効率
的に補集可能とすることにある。
(課題を解決するための手段) 前記課題を解決するため、本発明は、発泡金属体の表面
に、セラミックのコーティング層を形成している。
前記コーティング層の形成方法は、まず発泡金属体にセ
ラミック溶液を十分に塗布し、前記発泡金属体を乾燥さ
せる。セラミック溶液の水分が蒸発するとその体積が縮
小し、発泡金属体に膜状に懸った部分は自然に破れ、発
泡金属体の各々の表面を覆う形で固化し、これにより発
泡金属の網の目を狭めることが出来る。この様にセラミ
ックの塗布、乾燥を所望回繰返した後、前記発泡金属体
を焼成し、その表面に所望厚さのセラミックのコーティ
ング層を形成するのである。尚、セラミックの濃度が濃
く、乾燥の工程で発泡金属体の空間に膜状に懸る部分が
破れ難い場合には、エアにより吹き飛ばすことにより、
所要の孔径の連通発泡体とすることが出来る。
(作用) 前記の如く構成したセラミックコーティング発泡金属体
では、その小孔の径がセラミック層の厚さ分だけ縮小さ
れ、従来の発泡金属体では補集できなかった、例えば直
径100μm以下のディーゼルパティキュレートのよう
な比較的小さい粒子でも効率的に補集可能である。また
、セラミック層は耐火性、断熱性を有するので、発泡金
属体の耐酸化性が強化され、該金属体を高温雰囲気中で
長期間安定的に使用することが可能になる。更に、前記
セラミック層は補強材としても機能するので、本来脆弱
な発泡金属体の機械的強度を向上させることができる。
また、前記の如く構成したセラミックコーティング発泡
金属体の製造方法では、セラミック溶液の塗布回数を増
減することにより、セラミック層の厚さ並びに小孔の径
を簡単に増減調節できるので、本発明に係る発泡金属体
の用途に応じた最適の小孔径を有する発泡金属体が容易
に得られる。
また、前記の耐酸化性、機械的強度の調節も同様に容易
である。
(実施例) 以下に、本発明の一実施例を説明する。
本実施例では、発泡金属体の素材として耐熱性のあるニ
ッケル又はニッケルークローム合金を使用する。本発明
に係るセラミックコーティング発泡金属体を製造するに
は、まず、通常の発泡金属体を準備する。この通常の発
泡金属体は、ウレタンフオームなどの発泡樹脂に前記金
属をメツキし、次に前記ウレタンフオームを焼いて除去
することにより得られる。メツキした金属は、ウレタン
フオームの部分が小孔になって残った多孔質状態になっ
ている。
次に、この発泡金属体をセラミックの溶液に浸漬し、引
き上げた後乾燥させる。これにより該発泡金属体はほぼ
均一な厚さのセラミック溶液の被膜で覆われる。
次に、この発泡金属体を乾燥してセラミックを定着させ
、前記セラミック溶液の浸漬及び乾燥の諸工程を必要回
数だけ繰り返す。これにより発泡金属体の表面は所望厚
さのセラミック層で覆われることになる。なお、該発泡
金属体をディーゼルパティキュレート除去用フィルタと
して使用する場合は、前記諸工程を複数回繰り返し、小
孔の径を最終的に平均30μm以下にするとよい。
なお、発泡金属体の用途によっては必ずしも前記諸工程
を複数回繰り返す必要はなく、1回で所望厚さのセラミ
ック層が得られれば、直ちに次の工程に移ってよい。
前記の工程により所望厚さのセラミック層で覆われた発
泡金属体は、次に炉に入れ焼成する。
以上、本発明の一実施例につき説明したが、本発明は前
記実施例に限定されるものでなく、種々の変形か可能で
あって、例えば発泡金属体の素材はニッケル系合金以外
の金属も使用可能であり、また発泡金属体を製造する際
に使用する発泡樹脂は、ウレタンフオームに限らずその
他の発泡樹脂も使用可能である。
尚、上記セラミックの溶液が濃く、粘性のためにその溶
液が前記発泡金属の空間を占める様な場合には、圧縮空
気を吹き付けて余剰のセラミック溶液を吹き飛ばして発
泡金属の各要素に均一な線素の発泡金属を得るか、又は
発泡金属を遠心分離器中に於いて上記余剰の溶液を分離
せしめることが出来る。
(発明の効果) 本発明に係るセラミックコーティング発泡金属体によれ
ば、発泡金属体がセラミックのコーティング層により保
護されるので、該金属体の耐熱性、耐酸化性を向上させ
ることができ、該金属体を例えばディーゼルエンジンの
排気系におけるパティキュレートフィルタとして使用す
る場合の耐久性を向上させることができる。
また、発泡金属体は本来脆弱であるが、前記コーティン
グ層が補強材としても作用するため、発泡金属体の機械
的強度が増大される。
また、セラミック層の厚さ分だけ金属体の小孔の径を減
少させることができるので、本発明に係る金属体をフィ
ルタとして使用する場合、従来の発泡金属体では補集不
能か、あるいは補集効率が著しく低かった微細な粒子で
も、効率的に補集することができる。
また、本発明に係る製造方法によれば、セラミック溶液
の塗布回数を変えるだけで、簡単にセラミック層の厚さ
及び小孔の径を増減できるから、用途に応じた所望の小
孔径を有する発泡金属体を容易に得ることができる。ま
た、前記の耐酸化性及び機械的強度の調節も同様に容易
である。
(外4名)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.セラミックのコーティング層を表面に形成してなる
    セラミックコーティング発泡金属体。
  2. 2.発泡金属体に、セラミック溶液を塗布し、前記発泡
    金属体を乾燥させ、前記セラミック溶液の塗布及び乾燥
    の工程を所望回数繰り返した後、前記発泡金属体を焼成
    し、前記発泡金属体の表面に所望厚さのセラミックのコ
    ーティング層を形成することを特徴とする、セラミック
    コーティング発泡金属体の製造方法。
JP2205445A 1990-08-02 1990-08-02 セラミックコーティング発泡金属体及びその製造方法 Pending JPH0499184A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0853723A (ja) * 1994-07-13 1996-02-27 Stork Screens Bv 発泡体物品
CN105727627A (zh) * 2016-03-25 2016-07-06 成都易态科技有限公司 多孔材料、其制备方法以及应用该多孔材料的过滤元件

Citations (4)

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JPS4864107A (ja) * 1971-11-30 1973-09-05
JPS58164775A (ja) * 1982-03-25 1983-09-29 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 溶射法
JPS63171615A (ja) * 1987-01-06 1988-07-15 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 排ガス処理用触媒フイルタ
JPH0214710A (ja) * 1988-06-30 1990-01-18 Aichi Steel Works Ltd 発泡金属製フィルタ

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