JPH049869Y2 - - Google Patents

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JPH049869Y2
JPH049869Y2 JP13566087U JP13566087U JPH049869Y2 JP H049869 Y2 JPH049869 Y2 JP H049869Y2 JP 13566087 U JP13566087 U JP 13566087U JP 13566087 U JP13566087 U JP 13566087U JP H049869 Y2 JPH049869 Y2 JP H049869Y2
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pine
cotton
mat
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  • Mattresses And Other Support Structures For Chairs And Beds (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、たとえばベツドに取り付けられるマ
ツトレスのようなマツトの構造の改良に関し、特
に積層された内部構造が改良されたものに関す
る。
〔従来の技術〕
たとえばベツド枠や畳の上に配置するマツトと
して、従来より種々の構造のものが提案されてき
ている。睡眠時間は人生の1/3近くを占めるもの
であり、また安眠は健康を保つ上でも必須の条件
でもあるため、寝具としてのマツトには次のよう
な特性が要求される。
すなわち、(a)衛生的であること、(b)通気性に優
れていること、(c)適度な弾力性を有し人体に部分
的に応力を与えないこと、(d)吸汗性に優れている
ことなどである。また、老人や病人などのように
ベツド上で多くの時間を過ごす者にとつては、取
り扱いが容易であることも必要である。
そこで、従来より、スプリングを内蔵して弾力
性を持たせたものや、硬質化学綿の弾力性を利用
したものなど種々の構造のものが使用されてい
る。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、従来のベツド用マツトでは、ポ
リウレタンなどからなるマツト材やスプリング
が、カバーシートに収納されて一体化されて構成
されている。従つて、使用するにつれて表面側が
汚れた場合、全体を洗濯する必要があり、洗濯を
行うことは現実には困難であつた。
また、マツト材の通気性が十分でなく、「むれ」
が生じやすかつた。
さらに、夏季に身体と接触する側にいぐさシー
トを配置したい場合や、冬季に毛布を使いたい場
合などには、マツトの上にいぐさシートや毛布を
重ねて敷く必要があつた。従つて、いぐさシート
や毛布がマツト上でずれやすく、病人や老人など
にとつて、ずれる度ごとにベツドメイキングをや
り直すことは極めて苦痛な作業であつた。
よつて、本考案の目的は、洗濯が容易であり、
通気性に優れており、かつ種々のマツト材を季節
に応じて配置することが容易な構造を備えたマツ
トを提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案のマツトは、全体を被う全体カバー内に
収納されている。全体カバー内には、表面側に表
面マツト材が配置されている。この表面マツト材
は、第1の中カバーで囲繞されている。
また、第1の中カバーの下側に、硬質化学綿よ
りなる波打つた形状の中間層と、該中間層の両側
に配置された平坦な化学綿シートとを有するベー
ス・マツト材が配置されている。このベース・マ
ツト材もまた第2の中カバーに囲繞されている。
好ましくは、表面マツト材、中間層、平坦な化
学綿シートは、いずれも、吸汗性のポリエステル
綿により構成することができ、それによつて吸汗
性をより高めることができる。
〔作用〕
本考案のマツトでは、表面側の表面マツト材が
第1の中カバーに囲繞されており、ベース・マツ
ト材と別個に全体カバーに収納されている。よつ
て、汚れやすい表面マツト材のみを取り出し洗濯
することができる。のみならず、ベースマツト材
のみを取り出して洗濯することも可能である。
また、ベース・マツト材では、中間層が硬質化
学綿よりなり波打つた形状を有するように構成さ
れているので、中間層と両側の平坦な化学綿シー
トとの間に空気を流通させ得る空間が形成され
る。よつて、良好な通気性が確保されるとともに
適度な弾力性が与えられる。
〔実施例の説明〕
第1図は本考案の一実施例の縦断面図であり、
つ第2図は第1図実施例の概略を示す部分切り欠
き斜視図である。
第1図および第2図を参照して、本実施例のマ
ツトは、全体を木綿等の綿織物よりなる全体カバ
ー1で被われている。全体カバー1には、特に図
示はしないが、チヤツク等の開閉手段が設けられ
ており、後述する内部のマツト材を出し入れし得
るように構成されている。
全体カバー1内には、表面側において表面マツ
ト材2が第1の中カバー3に囲繞されて収納され
ている。第1の中カバーもまた木綿などの綿織物
により構成することができる。
表面マツト材2は、好ましくは抗菌・防臭加工
の施された吸汗性ポリエステル綿により構成する
ことがきる。もつとも、中カバー3にはチヤツク
などの開閉機構(図示せず)が設けられており、
従つてポリエステル綿に変えて、夏季にはいぐさ
シートを挿入して用いてもよく、冬季には毛布を
挿入したり、ポリエステル綿に加えて毛布を追加
することも可能である。このように、第1の中カ
バー3に開閉機構が設けられており、後述するベ
ース・マツト材と別個に収納されているので、表
面側の表面マツト材2のみを適宜の材質からなる
ものに簡単に交換することが可能である。また、
独立に取り出し得るので、汚れやすい表面側の表
面マツト材2のみを並びに第1の中カバー3のみ
を簡単に洗濯することができる。
第1の中カバー3の下方には第2の中カバー4
に囲繞されたベース・マツト材5が配置されてい
る。第2の中カバー4もまた、第1の中カバー3
と同様の材料で構成することができる。
ベース・マツト材5は、硬質化学綿よりなる波
打つた形状の中間層6と、中間層6の両側に配置
された平坦な化学綿シート7,8とを有する。よ
つて、中間層6と化学綿シート7,8との間には
空気が流通し得る空間9が形成され、それによつ
て通気性が高められており、優れた吸汗性が構造
的要因により実現されている。同様に、中間層6
が波打つた形状とされているので、マツト全体に
適度な弾力性が与えられる。
好ましくは、中間層6は、東洋紡株式会社の商
品「エスマーブル」に代表されるような硬質のポ
リエステル綿を用いて構成することができる。化
学綿シート7,8並びに表面マツト材2について
も同様のポリエステル綿で構成することができ
る。もつとも、ベース・マツト材を構成する化学
綿シート7,8は、中間層6と同様に硬質のポリ
エステル綿で構成することが望ましく、表面マツ
ト材2については硬質でない比較的やわらかなポ
リエステル綿で構成することが望ましい。
各マツト材を上記のようなポリエステル綿を用
いて構成すれば、必要に応じ、任意の部分に抗
菌・防臭加工を施すことができ、それによつてよ
り衛生的なマツトとすることができる。
なお、前述したように、表面マツト材2につい
ては、より好ましくは、表面に透湿性を有するが
防水性を有するフイルムを貼りつけたり、コーテ
イングすることにより、汚物や汚水がマツト内に
染み込むことを防止することができる。この透湿
性を有するが防水性のフイルムについては、下半
身が載置される部分に対応する領域にのみ貼りつ
けてもよい。透湿性を有するが防水性を有するフ
イルムとしては、水滴を通さない程度の大きさの
多数の気孔が形成されている合成樹脂フイルムな
ど公知のものを用いることができる。
なお、中間層6を構成する化学綿の波打ち方向
は、図示のようにマツトの長手方向に直交する方
向であつてもよく、あるいはマツトの長手方向に
並行となる方向であつてもよい。もつとも、好ま
しくは、図示のように長手方向と直交する方向に
波打たせることにより、通気性はより一層高めら
れる。
〔考案の効果〕
本考案によれば、マツト内の構造部材が、第1
の中カバーおよび第2の中カバーに分割収納され
ているので、分割収納されいてる表面マツト材や
ベース・マツト材を個々に洗濯することができ
る。よつて、汚れやすい表面マツト材のみを頻繁
に洗濯することも容易であり、また双方共一度に
洗濯することも可能である。しかも各構造材が分
離されるので、洗濯作業自体容易である。よつ
て、マツトを常に清潔に保つことが可能となる。
また、ベース・マツト材の中間層は、波打ち形
状を有し、その両側に平坦な化学綿シートが配置
されているので、両者の間に空間が形成され、そ
れによつて、ほど良い通気性が与えられているた
め、吸汗性にも優れている。従つて「むれ」の生
じにくい快適なマツトを構成することができる。
また、中間層が波打ち形状を有するため、適度な
弾力性も該中間層により与えられる。
さらに、マツト内のマツト材が分離収納されて
いるので、表面側の表面マツト材のみを簡単に交
換することができ、夏季には、いぐさシートを挿
入し、冬季には毛布を挿入し、あるいはこれらを
化学綿からなるマツト材と併用したりすることも
容易である。従つて、季節に応じて表面マツト材
を変更することにより、通年に渡り快適なマツト
とすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例のマツトの縦断面
図、第2図は第1図のマツトの概略を示す部分切
り欠き斜視図である。 図において、1は全体カバー、2は表面マツト
材、3は第1の中カバー、4は第2の中カバー、
5はベース・マツト材、6は中間層、7,8は化
学綿シートを示す。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 表面側に配置された表面マツト材と、 前記表面マツト材を囲繞する第1の中カバー
    と、 前記中カバーの下側に配置されており、硬質
    化学綿よりなる波打つた形状の中間層と、該中
    間層の両側に配置された平坦な化学綿シートと
    を有するベース・マツト材と、 前記ベース・マツト材を囲繞する第2の中カ
    バーと、 前記各マツト材が囲繞された第1および第2
    の中カバーを収納する全体カバーとを備えるこ
    とを特徴とするマツト。 (2) 前記第1および第2の中カバーは開閉自在に
    構成されている、実用新案登録請求の範囲第1
    項記載のマツト。 (3) 前記化学綿はポリエステル綿である、実用新
    案登録請求の範囲第1項または第2項記載のマ
    ツト。
JP13566087U 1987-09-06 1987-09-06 Expired JPH049869Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP13566087U JPH049869Y2 (ja) 1987-09-06 1987-09-06

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JP13566087U JPH049869Y2 (ja) 1987-09-06 1987-09-06

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6441365U JPS6441365U (ja) 1989-03-13
JPH049869Y2 true JPH049869Y2 (ja) 1992-03-11

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