JPH0498546A - 重複データ更新方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野コ 本発明は異なる電子計算機システム上に分散配置された
データベースの制御方式に関し、特に任意の電子計算機
上のデータベースが所有するデータ項目の一部または全
てを異なる電子計算機上のデータベースに重複して所有
する形態の分散データベースシステムにおける重複デー
タ更新方式に関する。

［従来の技術］ 一般に、分散データベースシステムとして、任意の電子
計算機上のデータベースが所有するデータ項目の一部ま
たは全てを異なる電子計算機上のデータベースに重複し
てそのコピーを所有する形態のシステムが存在する。こ
のようなシステムにおいて、マスタに対して更新が行な
われた場合、コピーに対する更新をマスタと同時に行な
わず、定期的にコピーをマスタで置換することによって
行なっている。

［発明が解決しようとする課題］ しかしながら、上記従来の重複データ更新方式ではマス
タの情報量てをコピーサイトに転送してコピーを置換す
る必要があるので、マスタサイトの更新情報量が少ない
ときは大変能率が悪いという問題があった。

本発明はこのような従来の問題を解決するものであり、
マスタに対する更新情報量がマスタの全データ蓋と比較
して少なければ、マスタで行なわれた更新処理を自動的
に再実行することにより、データの転送量を削減するこ
とができる重複データ更新方式を提供することを目的と
するものである。

［課題を解決するための手段３ 上記の目的を達成するために、本発明においては、通信
回線により互いに接続された電子計算機に関し、任意の
電子計算機上のデータベースが所有するデータ項目（以
下マスタという）の一部または全てを異なる電子計算機
上のデータベースに重複して所有する（以下重複して所
有するデータ項目をコピーという）形態の分散データベ
ースシステムにおいて、 通信手段と、重複したデータ量と、コピーが存在する位
置情報と、重複したデータの範囲情報とを持つコピー情
報管理レコードと、コピーを更新するために必要な情報
を記憶する更新情報記憶手段と、データベース参照更新
プログラムからデータベースへのアクセス要求があった
場合、指定された処理を行なうとともに、前記処理が更
新処理に関係しているときは前記コピー情報管理レコー
ドを参照して前記処理を行なった領域が重複所有されて
いれば、更新処理を行なうのに必要な情報を更新情報と
して前記更新情報記憶手段に記憶し、処理の結果を前記
データベース参照更新プログラムに返却し、前記処理が
更新処理に関係していないときおよび前記処理を行なっ
た領域が重複所有されていなければ、単に処理の結果を
前記データベース参照更新プログラムに返却するデータ
ベースアクセス手段と、コピー更新要求があった場合、
前記更新情報記憶手段に記憶されている更新情報量と前
記コピー情報管理レコード上の重複したデータ量とを比
較し、更新情報量が少ない場合、更新情報からコピーの
更新要求を作成して前記通信手段を介してコピーサイト
のデータベースアクセス手段に対してコピーの更新要求
通知をし、更新情報量の方が多いか等しい場合、前記コ
ピー情報管理レコードを参照して更新要求を作成し、前
記通信手段を介してコピーサイトのデータベースアクセ
ス手段に対してコピーの更新要求を通知する更新情報転
送手段とをマスタサイトに備え、かつ、データベース参
照プログラムからデータベースへのアクセス要求がコピ
ーサイトにあった場合、コピーサイトのデータベースに
対して指定された処理を行い、マスタサイトの前記更新
情報転送手段からコピーサイトのデータヘースヘ更新要
求が通知された場合、指定された更新処理を行なうデー
タベースアクセス手段をコピーサイトに備えるものであ
る。

［作　用］ 本発明はこのように構成されているので、データベース
参照更新プログラムからデータベースへのアクセス要求
があった場合、指定された処理を行なうとともに、前記
処理が更新処理に関係しているときはコピー情報管理レ
コードを参照して前記処理を行なった領域が重複所有さ
れていれば、更新処理を行なうのに必要な情報を更新情
報として更新情報記憶手段に記憶し、コピー更新要求が
あった場合、前記更新情報記憶手段に記憶されている更
新情報量と前記コピー情報管理レコード上の重複したデ
ータ量とを比較し、更新情報量が少ない場合、更新情報
からコピーの更新要求を作成して前記通信手段を介して
コピーサイトのデータベースアクセス手段に対してコピ
ーの更新要求通知をし、更新情報量の方が多いか等しい
場合、前記コピー情報管理レコードを参照して更新要求
を作成し、前記通信手段を介してコピーサイトのデータ
ベースアクセス手段に対してコピーの更新要求を通知す
ることができるという作用がある。

［実　施　例］ 以下本発明の実施例を図面によって説明する。

第１図は本発明の重複データ更新方式の一実施例のプロ
、ツタ図である。同図において、ｌはデータベース参照
更新プログラム、２はマスタサイトのデータベースシス
テム、３はデータベース参照プログラム、４はコピーサ
イトのデータベースシステム、２１はデータベースアク
セス手段であり、データベース参照更新プログラム１か
らのデータベースアクセス要求を受け、指定された処理
をデータベースに対して行なうとともに、更新処理の場
合はコピーの有無を調ベコピーを更新するために必要な
更新情報を更新情報記憶手段２２に記憶させる。更新情
報記憶手段２２は前記更新情報を記憶し、２３は更新情
報転送手段であり、コピーの更新要求を作成し、通信手
段２６を介してコピーサイトの通信手段４４へ更新要求
を通知する。

２４はデータベースファイル、２４１はマスタ、２５は
デイレクトリファイル、２５１はコピー情報管理レコー
ド−１２６は通信手段である。４１はデータベースアク
セス手段であり、コピーサイトのデータベースファイル
４３Ｌ二対してデータベース参照プログラム３からのデ
ータベースへのアクセス要求に対する処理とマスタサイ
トからの更新要求通知を受けたときの更新処理をする。

４２はデイレクトリファイル、４３はデータベースファ
イルである。

第２図はコピー情報管理レコード２５１の構成の詳細と
データベースファイル２４との関係を説明する図であり
、２５１はデータベースファイル２４上の重複データの
量を示すマスタサイズフィールドと、コピーが存在する
位置情報を示すコピーロケーションフィールドと、重複
したデータの範囲を示すエクステントフィールドから成
る。

次に、上記実施例の動作について、第１図および第２図
を参照してマスタサイＨこおけるデータベースファイル
２４の更新段階と、コピーサイトにおけるデータベース
ファイル４３０更新段階の２段階に分けて説明する。

ｆｌ）マスタサイトにおけるデータベースファイルの更
新段階 データベース参照更新プログラム１がデータベースアク
セス手段２１に対し、データベースファイル２４の参照
更新要求を行なった場合、データベースアクセス手段２
１はデータベースファイル２４をアクセスして指定され
た処理を行なった後、その処理が更新処理に関係するか
の検査を行い、更新処理に関係する場合、アクセスした
データが重複所有されているか検査を行なうためデイレ
クトリファイル２５内のコピー情報管理レコード２５１
をアクセスする。コピー情報管理レコード２５１にアク
セスしたデータが含まれていない場合、データベース参
照更新プログラム１にデータベースファイル２４への処
理結果を通知する。コピー情報管理レコード２５１にア
クセスしたデータが含まれている場合、データベースア
クセス手段２１はデータベース参照更新プログラム１に
よって行なわれた更新処理に必要な情報を更新情報とし
て更新情報記憶手段２２に記憶する。その後、データベ
ース参照更新プログラム１にデータベースファイル２４
の処理結果を通知する。データベース参照更新プログラ
ム１によってデータベースファイル２４に対して行なわ
れた処理が更新処理に関係していない場合、データベー
スアクセス手段２１はデータベース参照更新プログラム
１に処理結果を通知する。

（２）コピーサイトにおけるデータベースファイルの更
新段階 更新情報転送手段２３にコピー更新要求が通知された場
合、更新情報転送手段２３は更新情報記憶手段２２を参
照し、記憶されている更新情報量を取得後、コピー情報
管理レコード２５１を参照し、重複所有されているデー
タの存在する位置に関する情報と、その量を取得する。

その後、更新情報転送手段２３は更新情報量と重複所有
されているデータ量を比較し、更新情報量が少ない場合
、更新情報記憶手段２２に記憶されている更新情報によ
りコピー４３１の更新要求を作成し、作成した更新要求
を通信手段２６．４４を介してデータベースアクセス手
段４１に対し通知する。全ての更新情報の通知が終了し
た場合、更新情報記憶手段２２に記憶されている更新情
報の削除を行なう。

コピーの更新要求を通知されたデータベースアクセス手
段４１は指定された更新処理をコピー４３１に対し行な
う。また、更新情報量と重複所有されているデータ量を
比較し、更新情報量が重複所有されているデータ量と等
しいかまたは多い場合、更新情報記憶手段２２に記憶さ
れている更新情報を削除した後、コピー情報管理レコー
ド２５１のエクステントフィールドを参照し、データベ
ースファイル２４上のマスタ２４１部分のデータの内容
によりコピー４３１の更新要求を作成し、作成した更新
要求を通信手段２６．４４を介してデータベースアクセ
ス手段４１に対し通知する。コピーの更新要求を通知さ
れたデータベースアクセス手段４１は指定された更新処
理をコピー４３１に対し行なう。

したがって、以上のような実施例の構成によれば、コピ
ーを最新の状態に設定する場合にマスタに対する更新情
報量が少なければ、コピー全てをマスタで置換せずにマ
スタで行なわれた更新処理を再実行する処理を自動的に
行なうことにより、データの転送量を削減することがで
きる。

［発明の効果］ 本発明によれば、１託実施例から明らかなように、コピ
ーを最新の状態に設定する場合にマスタに対する更新情
報量が重複所有されているデータ量より少なければ、コ
ピー全てをマスタで置換せずにマスタで行なわれた更新
処理を自動的に再実行することにより、データの転送量
を削減することができるので、分散システムのコピーサ
イトのデータベースファイルを短時間で更新することが
できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の重複データ更新方式の一実施例におけ
る構成を示すブロック図、第２図はコピー情報管理レコ
ードの構成を示す説明図である。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 通信回線により互いに接続された電子計算機に関し、任
   意の電子計算機上のデータベースが所有するデータ項目
   （以下マスタという）の一部または全てを異なる電子計
   算機上のデータベースに重複して所有する形態（以下重
   複して所有するデータ項目をコピーという）の分散デー
   タベースシステムにおいて、 通信手段と、 重複したデータ量と、コピーが存在する位置情報と、重
   複したデータの範囲情報とを持つコピー情報管理レコー
   ドと、 コピーを更新するために必要な情報を記憶する更新情報
   記憶手段と、 データベース参照更新プログラムからデータベースへの
   アクセス要求があった場合、指定された処理を行なうと
   ともに、前記処理が更新処理に関係しているときは前記
   コピー情報管理レコードを参照して前記処理を行なった
   領域が重複所有されていれば、更新処理を行なうのに必
   要な情報を更新情報として前記更新情報記憶手段に記憶
   し、処理の結果を前記データベース参照更新プログラム
   に返却し、前記処理が更新処理に関係していないときお
   よび前記処理を行なった領域が重複所有されていなけれ
   ば、単に処理の結果を前記データベース参照更新プログ
   ラムに返却するデータベースアクセス手段と、 コピー更新要求があった場合、前記更新情報記憶手段に
   記憶されている更新情報量と前記コピー情報管理レコー
   ド上の重複したデータ量とを比較し、更新情報量が少な
   い場合、更新情報からコピーの更新要求を作成して前記
   通信手段を介してコピーサイトのデータベースアクセス
   手段に対してコピーの更新要求通知をし、更新情報量の
   方が多いか等しい場合、前記コピー情報管理レコードを
   参照して更新要求を作成し、前記通信手段を介してコピ
   ーサイトのデータベースアクセス手段に対してコピーの
   更新要求を通知する更新情報転送手段とをマスタサイト
   に備え、 かつ、データベース参照プログラムからデータベースへ
   のアクセス要求がコピーサイトにあった場合、コピーサ
   イトのデータベースに対して指定された処理を行い、マ
   スタサイトの前記更新情報転送手段からコピーサイトの
   データベースへ更新要求が通知された場合、指定された
   更新処理を行なうデータベースアクセス手段をコピーサ
   イトに備えることを特徴とする重複データ更新方式。