JPH049749Y2 - - Google Patents

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JPH049749Y2
JPH049749Y2 JP1985031544U JP3154485U JPH049749Y2 JP H049749 Y2 JPH049749 Y2 JP H049749Y2 JP 1985031544 U JP1985031544 U JP 1985031544U JP 3154485 U JP3154485 U JP 3154485U JP H049749 Y2 JPH049749 Y2 JP H049749Y2
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JP
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flexible cable
pressing body
positioning holes
receiving plate
protrusion
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JP1985031544U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はフレキシブルケーブルとプリント基板
等の相手方接続部品とを電気的及び機械的に接続
するためのフレキシブルケーブルの接続構造に関
するものである。
〔従来の技術〕
例えば、プリンタ等においては、印字ヘツドへ
の電源の供給及び記録信号の伝達を行うために、
印字ヘツドの動きに追従し得るフレキシブルケー
ブルが用いられるが、このフレキシブルケーブル
と相手方接続部品である例えば制御側のプリント
基板とを電気的及び機械的に接続する場合、従来
はフレキシブルケーブルの端部にパターン形成さ
れた端子と相手方接続部品の端部にパターン形成
された端子とを直接はんだ付けにより接続する
か、またはフレキシブルケーブルの端部と相手方
接続部品の端部に互いに嵌合するコネクタを取付
けて両コネクタの嵌合により接続する手段が用い
られている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、前者のはんだ付けによる接続
は、例えばプリンタを自動組立てする場合は採用
できないという問題があり、また後者のコネクタ
による接続は、フレキシブルケーブル及びプリン
ト基板にそれぞれコネクタを取付ける必要がある
と同時に、フレキシブルケーブル及びプリント基
板の端子とをコネクタとを予じめ布線等により接
続しなければならず、組立に手間がかかると共に
高価になるという問題があつた。
本考案はこれらの問題を解決するためになされ
たもので、プリンタ等の自動組立てを行う場合に
採用でき、かつ組立も容易でかつ安価であり、し
かも良好な電気的接続と強固な機械的接続を行う
ことができるフレキシブルケーブルの接続構造を
実現することを目的とするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
上述した問題を解決するため、本考案は、フレ
キシブルケーブルと、該フレキシブルケーブルに
接続される相手方接続部品の各々の端子を形成し
た部分の両側にそれぞれ位置決め穴を設け、また
前記位置決め穴に挿通する突起を有すると共に、
各々の突起に係止穴を設けた受板と、前記位置決
め穴と同間隔で同様の位置決め穴を設けた弾性を
有するスペーサと、前記位置決め穴と同等の間隔
で位置決め穴より大きい穴を有し、かつ各穴内に
前記受板の突起の内側に位置する弾性爪を形成す
ると共に、各弾性爪に前記突起の係止穴と対応す
る段部を設けた押圧体とを備え、これらを用いて
前記フレキシブルケーブルと相手方接続部品とを
電気的、機械的に接続するものである。
〔作用〕
上述した構成を有する本考案は、受板上に相手
方接続部品、フレキシブルケーブル、及びスペー
サを順に積重ねると共に、これらの位置決め穴に
前記受板の突起を挿通させ、更にこの突起が前記
押圧体の穴内にはいるようにスペーサ上に押圧体
を重ねて、この押圧体を受板側に押付けることに
より弾性爪を弾性変形させて該弾性爪の段部を前
記突起の係止穴に嵌合係止させる。これにより押
圧体でスペーサを介してフレキシブルケーブルを
押圧し、フレキシブルケーブルと相手方接続部品
の端子同志を圧接する。
従つてこれによれば、各部品を重ねてフレキシ
ブルケーブルと相手方接続部品との接続を行うた
め、自動組立てを行う場合に採用でき、良好な電
気的接続と強固な機械的接続を行うことができる
と共に、組立てが容易で安価な構造となる。
また、前記の如く押圧体を受板側に押付けるこ
とにより弾性爪を弾性変形させて該弾性爪の段部
を受板の突起に設けた係止穴に嵌合係止させるこ
とから、受板の突起は弾性変形する必要がなく、
そのため突起には充分な強度を持たせることがで
き、これによりフレキシブルケーブルと相手方接
続部品に仮に外力が加えられても、外れることが
なく、かつ横方向からの外力に対しても端子がず
れることのないつまり接続不良等を生じることの
ない接続構造を提供することができる。
更に、弾性爪は押圧体の穴内に形成されてい
て、その外周が押圧体により保護されているた
め、外力が加わつても弾性爪への引つ掛かりによ
り突起が外れるのを防止することができる。
〔実施例〕
以下図面を参照して実施例を説明する。
第1図は本考案によるフレキシブルケーブルの
接続構造を示す断面図、第2図は第1図の実施例
の分解斜視図である。
図において1はフレキシブルケーブルで、この
フレキシブルケーブル1の端部には、他の部分に
パターン形成された導体と接続した複数の端子が
同様にパターン形成されており、この端子形成部
の両側に矩形状の位置決め穴2a,2bが設けら
れている。
3は前記フレキシブルケーブル1と接続する相
手方接続部品で、ここではプリント基板を一例と
して示している。このプリント基板3の端部に
も、他の部分にパターン形成された導体と接続し
た複数の端子がフレキシブルケーブル1の端子と
対応するようにパターン形成されており、またこ
の端子形成部の両側に前記位置決め穴2a,2b
と同間隔で矩形状の位置決め穴4a,4bが設け
られている。
5は金属板等による受板で、この受板5には前
記位置決め穴2a,2b及び4a,4bに挿通す
る舌片状の突起6a,6bが切起し加工によつて
形成されており、各々の突起6a,6bにはそれ
ぞれ係止穴7a,7bが設けられている。
尚、この受板5は必ずしも単体として形成しな
くとも良く、例えばプリンタのベースプレート等
の一部を利用してもよい。
8はシリコンゴム等の弾性を有する素材により
形成されたスペーサで、このスペーサ8には前記
位置決め穴2a,2b及び4a,4bと同様の矩
形状の位置決め穴9a,9bがこれらと同じ間隔
で設けられている。
10は樹脂等により形成された押圧体で、この
押圧体10には前記受板5の突起6a,6bが挿
通される穴11a,11bが前記位置決め穴2
a,2b等と同等の間隔でかつ該位置決め穴2
a,2bより大きい形状に設けられており、かつ
この穴11a,11bは押圧体10の長手方向に
やや大きく取つてあつて、各々の穴11a,11
b内の下端から上方に向けて弾性爪12a,12
bが形成され、更にこの両弾性爪12a,12b
の所定の位置には前記突起6a,6bの係止穴7
a,7bの上端に嵌合係止する段部13a,13
bが設けられている。
次に上述した構成の作用について説明すると、
まずプリント基板3の端部を端子形成面が上面と
なるようにして、かつ位置決め穴4a,4bに受
板5の突起6a,6bを挿通させて、該受板5上
に重ね、続いてフレキシブルケーブル1の端部を
端子形成面が下面となるようにして、かつ位置決
め穴2a,2bに前記突起6a,6bを挿通させ
てプリント基板3上に重ね合わせる。
これによりフレキシブルケーブル1の端子とプ
リント基板3の端子の接続すべき端子同志が位置
決めされる。
次に、スペーサ8をその位置決め穴9a,9b
に前記突起6a,6bを挿通させてフレキシブル
ケーブル1上に積重ね、更にその上に押圧体10
を穴11a,11bに突起6a,6bを挿通させ
て重ね、この押圧体10を受板5側へ押付ける。
このとき該押圧体10に形成されている弾性爪1
2a,12bはその外面が突起6a,6bの内面
に押されて自身の弾性により内側へ変位するが、
押圧体10がある量押下げられて弾性爪12a,
12bの段部13a,13bが突起6a,6bに
設けられている係止穴7a,7bの上端を通過す
ると、弾性爪12a,12bは元に戻り、これに
より前記段部13a,13bが係止穴7a,7b
に嵌合すると同時に、係止穴7a,7bの上端に
係止する。
従つて押圧体10によりスペーサ8を介してフ
レキシブルケーブル1の端部が押圧されることに
なり、スペーサ8の弾性によつてフレキシブルケ
ーブル1とプリント基板3の互いの複数の端子同
志が均一に圧接され、フレキシブルケーブル1と
プリント基板3とが電気的に接続されると同時
に、機械的にも接続される。
接続を解除する場合は、前記弾性爪12a,1
2bの段部13a,13bを突起6a,6bの係
止穴7a,7bから外し、各部品を突起6a,6
bから引抜くことで行うことができる。
尚、上述した実施例ではフレキシブルケーブル
1とプリント基板3とを接続する場合について説
明したが、相手方接続部品としてプリント基板の
代りに別のフレキシブルケーブルを用いても同様
に接続を行うことができることは無論であり、ま
たこれらに限らず、フレキシブルケーブル1の端
子と対応する端子を有するものであれば、同様に
接続を行うことが可能である。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案は、受板上に相手方
接続部品、フレキシブルケーブル、及びスペーサ
を順に積重ねると共に、これらの位置決め穴に前
記受板の突起を挿通させ、更にこの突起が前記押
圧体の穴内にはいるようにスペーサ上に押圧体を
重ねて、この押圧体を受板側に押付けることによ
り弾性爪を弾性変形させて該弾性爪の段部を前記
突起の係止穴に嵌合係止させる。これにより押圧
体でスペーサを介してフレキシブルケーブルを押
圧し、フレキシブルケーブルと相手方接続部品の
端子同志を圧接する構造としているため、以下の
効果が得られる。
まず、上述したように本考案は、各部品を重ね
てフレキシブルケーブルと相手方接続部品との接
続を行うため、自動組立てを行う場合に採用で
き、良好な電気的接続と強固な機械的接続を行う
ことができる。
また、前記の如く押圧体を受板側に押付けるこ
とにより弾性爪を弾性変形させて該弾性爪の段部
を受板の突起に設けた係止穴に嵌合係止させるこ
とから、受板の突起は弾性変形する必要がなく、
そのため突起には充分な強度を持たせることがで
き、これによりフレキシブルケーブルと相手方接
続部品に仮に外力が加えられても外れることがな
く、かつ横方向からの外力に対しても端子がずれ
ることのないつまり接続不良等を生じることのな
い接続構造を提供することができる。
更に、弾性爪は押圧体の穴内に形成れていて、
その外周が押圧体により保護されているため、外
力が加わつても弾性爪への引つ掛かりにより突起
が外れるのを防止することができる。
また、コネクタと異つて予じめ布線等を行う必
要がなく組立てが容易であり、しかも受板、スペ
ーサ、及び押圧体はそれぞれ打抜きや曲げ加工、
あるいは樹脂成形により容易に形成することがで
き、コネクタを用いる場合に比べて安価に実現す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案によるフレキシブルケーブルの
接続構造を示す断面図、第2図は第1図の実施例
の分解斜視図である。 1……フレキシブルケーブル、2a,2b……
位置決め穴、3……プリント基板、4a,4b…
…位置決め穴、5……受板、6a,6b……突
起、7a,7b……係止穴、8……スペーサ、9
a,9b……位置決め穴、10……押圧体、12
a,12b……弾性爪。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 フレキシブルケーブルと、該フレキシブルケー
    ブルに接続される相手方接続部品の各々の端子を
    形成した部分の両側にそれぞれ位置決め穴を設
    け、 前記位置決め穴に挿通する突起を有すると共
    に、各々の突起に係止穴を設けた受板と、 前記位置決め穴と同間隔で同様の位置決め穴を
    設けた弾性を有するスペーサと、 前記位置決め穴と同等の間隔で位置決め穴より
    大きい穴を有し、かつ各穴内に前記受板の突起の
    内側に位置する弾性爪を形成すると共に、各弾性
    爪に前記突起の係止穴と対応する段部を設けた押
    圧体とを備え、 前記受板上に相手方接続部品、フレキシブルケ
    ーブル、及びスペーサを順に積重ねると共に、こ
    れらの位置決め穴に前記受板の突起を挿通させ、
    更にこの突起が前記押圧体の穴内にはいるように
    スペーサ上に押圧体を重ねて、この押圧体を受板
    側に押付けることにより弾性爪を弾性変形させて
    該弾性爪の段部を前記突起の係止穴に嵌合係止さ
    せると共に、押圧体でスペーサを介してフレキシ
    ブルケーブルを押圧し、フレキシブルケーブルと
    相手方接続部品の端子同志を圧接したことを特徴
    とするフレキシブルケーブルの接続構造。
JP1985031544U 1985-03-07 1985-03-07 Expired JPH049749Y2 (ja)

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JP1985031544U JPH049749Y2 (ja) 1985-03-07 1985-03-07

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JP1985031544U JPH049749Y2 (ja) 1985-03-07 1985-03-07

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Publication Number Publication Date
JPS61149288U JPS61149288U (ja) 1986-09-13
JPH049749Y2 true JPH049749Y2 (ja) 1992-03-11

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5467691A (en) * 1977-11-09 1979-05-31 Daiichi Denshi Kogyo Method of connecting conduction portion and conductive pressure sensing adhesives
JPS5522773U (ja) * 1978-08-02 1980-02-14

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5467691A (en) * 1977-11-09 1979-05-31 Daiichi Denshi Kogyo Method of connecting conduction portion and conductive pressure sensing adhesives
JPS5522773U (ja) * 1978-08-02 1980-02-14

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JPS61149288U (ja) 1986-09-13

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