JPH0497274A - 表示ユニット - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、バックライト構成の表示ユニットの改良に関
するもので、通常は、この表示ユニットの複数個を筐体
内に縦横方向に並列に配置することによって所定サイズ
（例えば１５インチサイズ）の表示装置（例えばマトリ
ックス型デイスプレィ）が形成される。

［従来の技術］ 近年、ＰＬＺＴ（例えば（Ｐｂｏ、５ｔＬａｏ−ａｓ）
（Ｚｒａ−ｓｓＴＬｏ−ａｓ）Ｏａ）を用いたＰＬＺＴ
ライトバルブの研究開発が盛んになってきた。このよう
なＰＬＺＴライトバルブを用いて表示装置（例えばマト
リックス型デイスプレィ）を形成するものの１つに、複
数個のＰＬＺＴ表示ユニットを筐体内に並列に配置する
ようにしたものがある。

従来、この種のＰＬＺＴ表示ユニット１０は、第４図に
示すように構成されていた。すなわち、薄板（例えば板
厚が０．１１のステンレス板）を屈曲して内面に白色塗
料（図示省略）を塗布し、内面側（前面側）が光源（例
えば蛍光ランプ）１２からの光の反射面となる反射部と
しての反射板１４を形成し、この反射板１４の反射面に
対面する開口端面に光拡散板１６を固着し、この光拡散
板１６に偏光板１８、表示素子として（ｉ’）ＰＬＺＴ
板２０、ＩＴＯフイ７Ｌ７ム２２、カラーフィルタ２４
および偏光板２６を順次固定して表示部３０を形成し、
反射板１４の外面側（背面側）に回路取付体３２を固着
し、この回路取付体３２にＩＣ３４、・・・、３６．・
・・を搭載したＦＰＣ（フレキシブルプリント基板）３
８．４０を取付け、：（７）ＦＰＣ３８，４０の接続部
３８ａ、４０ａをＩＴＯフィルム２２の接続部２２ａ、
２２ｂに接続することによってＰＬＺＴ板２０の電極と
Ｆ　Ｐ　Ｃ３ｇ、　４０の駆動回路を接続し、ＰＬＺＴ
表示ユニット１ｏを形成していた。

「発明が解決しようとする課題」 しかしながら、従来のＰＬＺＴ表示ユニット１゜は、反
射部としての反射板１４が薄板を屈曲し内面に白色塗料
を塗布して形成されていたので、ＰＬＺＴ表示ユニット
１０の表示部３０の透過光の強度分布（配光特性）工が
第４図に示すようになり、輝度むらが生じるという問題
点があった。すなわち、眼４５によって、ＰＬＺＴ表示
ユニット１ｏを第４図の点線方向で示す正面側から見た
場合には、第５図に示すように、表示部３０の両端部３
０ａ、３０ｃの輝度が中央部３０ｂより暗くなっていた
。また、眼４５によって、第４図の一点鎖線方向で示す
斜め横方向からＰＬＺＴ表示ユニット１０を見た場合に
、表示部３０の手前側の端部３０ａの輝度が最も大きく
、向う側の端部３０ｃの輝度が最も小さくなるなど輝度
むらが大きくなり、視野角を拡大することができないと
いう問題点があった。

本発明は上述の点に鑑みなされたもので、簡単な構成で
輝度むらを改善し、かつ視野角を拡大することができる
表示ユニットを提供することを目的とするものである。

そして、必要に応じて表示ユニットを薄型化できるよう
にしたものである。

［課題を解決するための手段」 本発明は、光源からの光を反射部で反射し、この反射光
と前記光源からの直接光とを光拡散板で拡散して表示素
子に照射するようにした表示ユニットにおいて、前記反
射部は、反射面が前記光拡散板の板面とほぼ直交し、か
つ前記光源の両側に位置する側面板を具備してなり、前
記側面板の反射面を鏡面状に形成してなることを特徴と
するものである。

そして１表示ユニットを薄型化できるようにするために
、反射部は、反射面が光拡散板の板面とほぼ平行し、か
つ光源の背面側に位置する背面板を具備してなり、この
背面板の反射面を白色塗装面に形成する。

「作用」 反射部の側面板は、その反射面が光拡散板の板面とほぼ
直交するように光源の両側に配置され、かつ鏡面状に形
成されているので、光源がその両側の側面板に写し出さ
れ、本来の光源の両側に光源が並んだのと同じ状態とな
る。このため、表示部の両端部の輝度は、それぞれ本来
の光源からの輝度と反射部の側面板に写し出された虚の
光源からの輝度との合計になるので、輝度が向上し、か
つ透過光の強度分布（配光分布）は表示部の全面にわた
ってほぼ一様になる。

そして１反射部は、反射面が光拡散板の板面とほぼ平行
な背面板を具備し、この背面板の反射面を白色塗装面と
した場合には、光源の背面側に必要な反射部の大きさを
最小限にすることができる。

「実施例」 第１図は本発明の一実施例を示すもので、この図におい
て第４図と同一部分は同一符号とする。

第１図において、５０はＰＬＺＴ表示ユニットで、この
ＰＬＺＴ表示ユニット５０はつぎのように構成されてい
る。すなわち、６０は反射部で、この反射部６０は、光
源１２の背面側に位置する背面板６２と、この背面板６
２の両側にほぼ直角に一体連設されて前記光源１２の両
側に位置する側面板６４．６４とを具備している。前記
背面板６２の前記光源１２側の板面には白色塗装膜６６
が塗布され、その表面が反射面６８となっている。前記
側面板６４．６４の前記光源１２側の板面ば反射面７０
．７０を形成し、この反射面７０．７０の表面は鏡面状
に形成されている。前記反射部６０の背面板６２の反射
面６８に対面する開口端面には、従来例と同様な光拡散
板１６が固定され、この光拡散板１６には偏光板１８、
表示素子としてのＰＬＺＴ板２０．ＩＴＯフィルム２２
、カラーフィルタ２４および偏光板２６が順次固定され
、表示部３０が形成されている。前記反射部６０の外面
側（すなわち背面板６２の外側）には、板厚が０．５ｍ
ｍのステンレス板で形成した矩形筒状の回路取付体３２
が固着され、この回路取付体３２には、ＩＣ３４，・・
・、３６．・・・を搭載したＦＰＣ（フレキシブルプリ
ント基板）３８．４０が取付けられている。前記ＦＰｃ
３８．４０の接続部３８ａ、４０ａには、ＩＴＯフィル
ム２２の接続部Ｚ２ａ、２２ｂが接続され、これによっ
てＰＬＺＴ板２０の電極とＦＰＣ３３，４０の駆動回路
とが電気的に接続されてν）る。

つぎに前記実施例の作用を第２図および第３図を併用し
て説明する。上述のようにして形成されたＰＬＺＴ表示
ユニット５０において、側面板６４゜６４の反射面７０
．７０は鏡面状に形成されているので、光源１ｚは両側
の側面板６４．６４の反射面７０．７０に写し出されて
いる。このため、ＦＰＣ３１１１，４０の駆動回路を駆
動し、光源１２を点灯すると、第２図（ａ）に示すよう
に、光源１２の両側の虚の光源７２．７２も点灯したの
と同じ状態になる。したがって、表示部３０の輝度分布
は、第２図（ｂ）に点線Ａで示すように、表示部３０の
全面にわたってほぼ均一になる。

すなわち、光源１２のみによる輝度分布は、第２図（ｂ
）に実線Ｂで示すように、中央部３０ｂが大きく、両端
部３０ａ、３０ｃが小さくなるが、虚の光源７２．７２
による輝度分布が第２図（ｂ）に−点鎖線Ｃで示すよう
になるので、これらを合成した輝度分布は、点線Ａに示
すように、輝度が上昇するとともに表示部３０の中央部
３０ｂや両端部３０ａ、３０ｃなどの全面にわたってほ
ぼ均一となる。また、表示部３０の両端部３０ａ、３０
ｃにおける透過光の強度分布（配光分布）Ｉは、第２図
（ｃ）に示すように、虚の光源７２．７２からの成分が
加わるので、視野角も従来より拡大している。さらに、
反射部６０の背面側が背面板６２で形成されているので
、第３図に一点鎖線で示すような反射部の背面側１４が
半円状に形成されていた従来例と比べて、光源１２の背
面側に必要な反射部の大きさを従来より／Ｊ％さくする
ことができる。

前記実施例では、反射部は背面板を具備し、この背面板
の反射面を白色塗装面とし、光源の背面側に必要な反射
部の大きさを小さくできるようにしたが、本発明はこれ
に限るものでなく、反射部は、少なくとも反射面が光拡
散板の板面とほぼ直交し、かつ光源の両側に位置する側
面板を具備し、この側面板の反射面を鏡面状に形成して
なるものであればよい。

「発明の効果」 本発明による表示ユニットは、上記のように、側面板の
反射面を鏡面状に形成し、本来の光源の両側に別の光源
（すなわち虚の光源）が並んだのと同じ状態となるよう
に構成したので１表示部の両端部の輝度は、本来の光源
からの輝度と両側の虚の光源からの輝度との合計となり
、輝度を向上させ、かつ透過光の強度分布（配光特性）
を表示部のほぼ全面にわたって一様にすることができる
。このため、簡単な構成で、従来より輝度むらを改善す
ることができるとともに視野角を拡大することができる
。

また、反射部の背面板を光拡散板とほぼ平行に形成し、
その反射面を白色塗装面とした場合には、光源の背面側
に必要な反射部の大きさを従来より小さくすることがで
きるので、表示ユニットの薄型化を図ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による表示ユニットの一実施例を示すも
ので、一部を断面で表わした要部平面図、第２図（ａ）
（ｂ）　（ｃ）は第１図の作用を説明するもので、（ａ
）は光源が側面板の鏡面状の反射面に写し出された状態
を説明する説明図、（ｂ）は輝度分布特性図、（Ｃ）は
透過光の強度分布（配光特性）を示す図、第３図は薄型
化できることを示す説明図。 第４図および第５図は従来例を示すもので、第４図は一
部を断面で表わした部分平面図、第５図は第４図の作用
を説明する説明図である。 １０．５０・・・ＰＬＺＴ表示ユニット、１２・・・光
源、１４・・・反射板、１６・・・光拡散板、１８．２
６・・・偏光板、２０・・・ＰＬＺＴ板（表示素子）、
２２・Ｉ　Ｔ　Ｏ７イ／Ｌ／ム、２４・・・カラーフィ
ルタ、２８・・・ガラス板、３０・・・表示部、４５・
・・眼、６０・・・反射部、６２・・・背面板、６４・
・・側面板、６６・・・白色塗装膜、６８・・・反射面
、７０・・・反射面（鏡面状の反射面）、Ａ・・・合成
輝度分布、工・・・透過光の強度分布。 出 願 人 株式会社富士通ゼネラル 第 図 左隣 ３０ｃ　３０ｂ　３０ａ　　右隣 ■ 弗 図 第 図 第 ０ａ 図

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）光源からの光を反射部で反射し、この反射光と前
   記光源からの直接光とを光拡散板で拡散して表示素子に
   照射するようにした表示ユニットにおいて、前記反射部
   は、反射面が前記光拡散板の板面とほぼ直交し、かつ前
   記光源の両側に位置する側面板を具備してなり、前記側
   面板の反射面を鏡面状に形成してなることを特徴とする
   表示ユニット。
2. （２）反射部は、反射面が光拡散板の板面とほぼ平行し
   、かつ光源の背面側に位置する背面板を具備してなり、
   この背面板の反射面を白色塗装面としてなる請求項（１
   ）記載の表示ユニット。