JPH0496671A - ハーモニックドライブ型静電モータ - Google Patents
ハーモニックドライブ型静電モータInfo
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- JPH0496671A JPH0496671A JP21310490A JP21310490A JPH0496671A JP H0496671 A JPH0496671 A JP H0496671A JP 21310490 A JP21310490 A JP 21310490A JP 21310490 A JP21310490 A JP 21310490A JP H0496671 A JPH0496671 A JP H0496671A
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- Japan
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- stator
- drive
- drive electrodes
- electrode
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Landscapes
- Motor Or Generator Frames (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野コ
本発明は、静電モータの一種であるハーモニックドライ
ブ型静電モータに関する。
ブ型静電モータに関する。
[背景技術]
ハーモニックドライブ型静電モータは、ステータに形成
された複数の駆動電極とロータとの間に駆動電圧を印加
して得られる静電容量の時間的変化を駆動のエネルギー
源とするものであり、二次元的構成であるため、小型化
が可能である。
された複数の駆動電極とロータとの間に駆動電圧を印加
して得られる静電容量の時間的変化を駆動のエネルギー
源とするものであり、二次元的構成であるため、小型化
が可能である。
このため実用化をめざしてハーモニックドライブ型静電
モータの研究が進められている。
モータの研究が進められている。
第6図に示すものは、現在提案されているハーモニック
ドライブ型静電モータの構造であって、第7図に示すよ
うなステータ51とロータ61とから構成されている。
ドライブ型静電モータの構造であって、第7図に示すよ
うなステータ51とロータ61とから構成されている。
ステータ51は、円筒状をした金属製ステータケーシン
グ52の内周面を絶縁接着剤からなる絶縁層53で覆い
、絶縁層53の上に湾曲した複数片の駆動電極板TI、
T2゜・・・を絶縁用のエアーギャップ(#)54をあ
けて配置し、絶縁層53によって各駆動電極板Tl。
グ52の内周面を絶縁接着剤からなる絶縁層53で覆い
、絶縁層53の上に湾曲した複数片の駆動電極板TI、
T2゜・・・を絶縁用のエアーギャップ(#)54をあ
けて配置し、絶縁層53によって各駆動電極板Tl。
T2.・・・をステータケーシング52に接着固定させ
、駆動電極板Tl、T2.・・・の内周面にロータ転が
り面55を形成している。
、駆動電極板Tl、T2.・・・の内周面にロータ転が
り面55を形成している。
[発明が解決しようとする課題]
しかしながら、上記のように駆動電極間にエアーギャッ
プを有するステータを用いたハーモニックドライブ型静
電モータにあっては、ステータのロータ転がり面をロー
タが転動する時、ロータか駆動電極板間のエアーギャッ
プに落ち込んだり、駆動電極板の角に衝突したりする時
に衝撃音が発生するので、モータの回転音が高かった。
プを有するステータを用いたハーモニックドライブ型静
電モータにあっては、ステータのロータ転がり面をロー
タが転動する時、ロータか駆動電極板間のエアーギャッ
プに落ち込んだり、駆動電極板の角に衝突したりする時
に衝撃音が発生するので、モータの回転音が高かった。
また、駆動電極間のエアーギャップのためにロータの滑
らかな回転が妨げられるので、出力トルクや周波数応答
性などのモータ性能が低下するという欠点がある。
らかな回転が妨げられるので、出力トルクや周波数応答
性などのモータ性能が低下するという欠点がある。
さらに、駆動電極をステータケーシングに接着させた後
、駆動電極に切削加工等を施して駆動電極のロータ転が
り面を真円状に仕上げる際、駆動電極間のエアーギャッ
プ内に切削屑が入り込んだり、切削屑が駆動電極から完
全に切り取られず、駆動電極間で電気的なブリッジとな
り、駆動電極間をショートさせる恐れがあった。しかも
、このエアーギャップ内に入った切削屑は取り除くのが
困難であり、ハーモニックドライブ型静電モータの製造
工程における歩留りが悪いという欠点があった。
、駆動電極に切削加工等を施して駆動電極のロータ転が
り面を真円状に仕上げる際、駆動電極間のエアーギャッ
プ内に切削屑が入り込んだり、切削屑が駆動電極から完
全に切り取られず、駆動電極間で電気的なブリッジとな
り、駆動電極間をショートさせる恐れがあった。しかも
、このエアーギャップ内に入った切削屑は取り除くのが
困難であり、ハーモニックドライブ型静電モータの製造
工程における歩留りが悪いという欠点があった。
本発明は叙上の技術的背景に鑑みてなされたものであり
、その目的とするところは、ロータの回転を滑らかにで
きると共にロータの衝撃音の発生も抑制でき、さらに駆
動電極間のショートによる歩留り低下も解消できるハー
モニックドライブ型静電モータを提供することにある。
、その目的とするところは、ロータの回転を滑らかにで
きると共にロータの衝撃音の発生も抑制でき、さらに駆
動電極間のショートによる歩留り低下も解消できるハー
モニックドライブ型静電モータを提供することにある。
口課題を解決するための手段]
本発明のハーモニックドライブ型静電モータは、ステー
タケーシングの表面に複数片の駆動電極を備えたステー
タと、ステータのロータ転がり面に沿って転動するロー
タ電極と、ロータ電極と駆動電極を電気的に絶縁させる
絶縁膜とからなるハーモニックドライブ型静電モータに
おいて、前記ステータケーシングの表面に絶縁層を介し
て複数片の駆動電極を固着させ、各駆動電極間のギャッ
プに絶縁ス。ペーサを埋め込み、絶縁スペーサの露出面
が駆動電極のロータ転がり面とほぼ面一となるようにし
たことを特徴としている。
タケーシングの表面に複数片の駆動電極を備えたステー
タと、ステータのロータ転がり面に沿って転動するロー
タ電極と、ロータ電極と駆動電極を電気的に絶縁させる
絶縁膜とからなるハーモニックドライブ型静電モータに
おいて、前記ステータケーシングの表面に絶縁層を介し
て複数片の駆動電極を固着させ、各駆動電極間のギャッ
プに絶縁ス。ペーサを埋め込み、絶縁スペーサの露出面
が駆動電極のロータ転がり面とほぼ面一となるようにし
たことを特徴としている。
[作用]
本発明にあっては、駆動電極と駆動電極との間のギャッ
プを絶縁スペーサによって埋めているので、ステータの
ロータ転がり面をロータがヌムーズに回転でき、周波数
応答性能が向上する。
プを絶縁スペーサによって埋めているので、ステータの
ロータ転がり面をロータがヌムーズに回転でき、周波数
応答性能が向上する。
また、ロータが駆動電極間のギャップに落ち込むことが
ないので、ロータが駆動電極の角に衝突することがなく
、ロータと駆動電極の衝突音が減少し、モータの回転音
が静かになる。
ないので、ロータが駆動電極の角に衝突することがなく
、ロータと駆動電極の衝突音が減少し、モータの回転音
が静かになる。
さらに、ステータケーシングの表面に駆動電極を接着固
定させた後、駆動電極を切削加工してロータ転がり面を
仕上げる場合も、駆動電極間に絶縁スペーサが埋め込ま
れているので、駆動電極の切削屑が駆動電極から確実に
切り取られ、駆動電極間で電気的なブリッジとなること
を防止できる。
定させた後、駆動電極を切削加工してロータ転がり面を
仕上げる場合も、駆動電極間に絶縁スペーサが埋め込ま
れているので、駆動電極の切削屑が駆動電極から確実に
切り取られ、駆動電極間で電気的なブリッジとなること
を防止できる。
また、切り取られた切削屑が駆動電極間に入り込んで電
気的なブリッジとなることもない。したがって、駆動電
極の仕上げ工程等における駆動電極間のブリッジによる
ショートを防止することができ、駆動電極間のショート
による不良品率を低下させ、歩留りを向上させることか
できる。
気的なブリッジとなることもない。したがって、駆動電
極の仕上げ工程等における駆動電極間のブリッジによる
ショートを防止することができ、駆動電極間のショート
による不良品率を低下させ、歩留りを向上させることか
できる。
[実施例コ
以下、本発明の実施例を添付図に基づいて詳述する。
第4図は、本発明の一実施例のハーモニックドライブ型
静電モータAの概略構成を示しており、ステータ1とロ
ータ11と駆動制御部21とから構成されている。
静電モータAの概略構成を示しており、ステータ1とロ
ータ11と駆動制御部21とから構成されている。
ステータ1は、第1図に示すような構造となっており、
円筒状をした金属製ステータケーシング2の内周全面に
樹脂接着剤からなる絶縁層3を形成し、絶縁層3の表面
に複数極(図示例では、8極)の駆動電極P1〜P8を
互いに離間させて周方向に一定ピッチごとに配置し、駆
動電極P1〜P8間の各ギャップに例えばフェノール樹
脂やABS樹脂等の絶縁物からなる絶縁スペーサ6を埋
め込んでいる。こうして、各駆動電極P1〜P8は、絶
縁層3の接着力によってステータケーシング2に接着さ
れ、同時に、絶縁層3によってステータケーシング2と
の間の絶縁性を確保されておリ、サラに、絶縁ヌベーサ
6によって駆動電極21〜28間の絶縁性を向上させら
れている。
円筒状をした金属製ステータケーシング2の内周全面に
樹脂接着剤からなる絶縁層3を形成し、絶縁層3の表面
に複数極(図示例では、8極)の駆動電極P1〜P8を
互いに離間させて周方向に一定ピッチごとに配置し、駆
動電極P1〜P8間の各ギャップに例えばフェノール樹
脂やABS樹脂等の絶縁物からなる絶縁スペーサ6を埋
め込んでいる。こうして、各駆動電極P1〜P8は、絶
縁層3の接着力によってステータケーシング2に接着さ
れ、同時に、絶縁層3によってステータケーシング2と
の間の絶縁性を確保されておリ、サラに、絶縁ヌベーサ
6によって駆動電極21〜28間の絶縁性を向上させら
れている。
第2図及び第3図は、このステータ1の製造方法を示し
ている。ステータケーシング2は、所定長さの円筒状に
形成されている。一方、駆動電極P1〜P8を得るため
の電極用ブロック7は、第2図に示すように、電極用金
属材によって略円筒状に形成されており、外周面には駆
動電極P1〜P8を分離させるための溝4が全長にわた
って切入されている。この電極用ブロック7の溝4内に
は、樹脂製棒材の圧入もしくは樹脂注入によって絶縁ス
ペーサ6が埋め込まれる。電極用ブロック7の外径は、
ステータケーシング2の内径と等しいか、わずかに小さ
くなっている。しかして、ステータケーシング2の内周
面に絶縁層3を形成するための樹脂接着剤を塗布した後
、ステータケーシング2の内周に電極用ブロック7を挿
入し、第3図に示すように、樹脂接着剤を養生硬化させ
た絶縁層3によって電極用ブロック7をステータケーシ
ング2に接着固定させる。ついで、ステータケーシング
2に固定された電極用プロ・ツク7の内周面を旋盤等の
切削機械によって円筒状に切削し、溝4及び絶縁ヌベー
サ6に達するように第3図の破線αの位置まで切削する
。この結果、電極用ブロック7が溝4の位置で分離され
て複数片の駆動電極P1〜P8がステータケーシング2
の内周面に設けられ、駆動電極P1〜P8の内周面のロ
ータ転がり面5も精度よく円筒状に仕上げられる。
ている。ステータケーシング2は、所定長さの円筒状に
形成されている。一方、駆動電極P1〜P8を得るため
の電極用ブロック7は、第2図に示すように、電極用金
属材によって略円筒状に形成されており、外周面には駆
動電極P1〜P8を分離させるための溝4が全長にわた
って切入されている。この電極用ブロック7の溝4内に
は、樹脂製棒材の圧入もしくは樹脂注入によって絶縁ス
ペーサ6が埋め込まれる。電極用ブロック7の外径は、
ステータケーシング2の内径と等しいか、わずかに小さ
くなっている。しかして、ステータケーシング2の内周
面に絶縁層3を形成するための樹脂接着剤を塗布した後
、ステータケーシング2の内周に電極用ブロック7を挿
入し、第3図に示すように、樹脂接着剤を養生硬化させ
た絶縁層3によって電極用ブロック7をステータケーシ
ング2に接着固定させる。ついで、ステータケーシング
2に固定された電極用プロ・ツク7の内周面を旋盤等の
切削機械によって円筒状に切削し、溝4及び絶縁ヌベー
サ6に達するように第3図の破線αの位置まで切削する
。この結果、電極用ブロック7が溝4の位置で分離され
て複数片の駆動電極P1〜P8がステータケーシング2
の内周面に設けられ、駆動電極P1〜P8の内周面のロ
ータ転がり面5も精度よく円筒状に仕上げられる。
しかも、この切削加工時には、#4内に絶縁スペーサ6
が充填されていることにより、パリや切削屑の切り残し
ができす、切削屑等によって駆動電極21〜28間に電
気的なブリッジが生じることが防止される。また、駆動
電極21〜28間に絶縁スペーサ6が埋まっているので
、駆動電極21〜28間に切削屑が詰まることもなく、
駆動電極21〜28間のショートを確実に防止できる。
が充填されていることにより、パリや切削屑の切り残し
ができす、切削屑等によって駆動電極21〜28間に電
気的なブリッジが生じることが防止される。また、駆動
電極21〜28間に絶縁スペーサ6が埋まっているので
、駆動電極21〜28間に切削屑が詰まることもなく、
駆動電極21〜28間のショートを確実に防止できる。
さらに、上記のような方法で駆動電極P1〜P8を形成
することにより、複数片の駆動電極P1〜P8を一度に
ステータケーシング2に取り付けることができ、また、
駆動電極21〜28間のギヤツブ精度も向上し、ロータ
転がり面5の真円度も向上する。
することにより、複数片の駆動電極P1〜P8を一度に
ステータケーシング2に取り付けることができ、また、
駆動電極21〜28間のギヤツブ精度も向上し、ロータ
転がり面5の真円度も向上する。
上記ステータ1内には、外径かステータ1の内径よりも
小さな金属製の中空円筒状もしくは中実円柱状をしたロ
ータ11か挿入されており、ロータ11は、ステータ1
とほぼ同じ長さを有している。ロータ11は、金属製の
ロータ電極12と絶縁膜13とからなっており、駆動電
極P1〜P8とロータ電極12とが電気的に導通しない
よう。
小さな金属製の中空円筒状もしくは中実円柱状をしたロ
ータ11か挿入されており、ロータ11は、ステータ1
とほぼ同じ長さを有している。ロータ11は、金属製の
ロータ電極12と絶縁膜13とからなっており、駆動電
極P1〜P8とロータ電極12とが電気的に導通しない
よう。
ロータ電極12の外周面もしくは全表面は、絶縁性もし
くは誘電性の絶縁膜13によって被覆されている。もち
ろん、絶縁膜13をロータ11に設けず、ステータ1の
内周面に設けても差し支えない。ロータ電極12は、支
持部(図示せず)を介して常時接地されている。
くは誘電性の絶縁膜13によって被覆されている。もち
ろん、絶縁膜13をロータ11に設けず、ステータ1の
内周面に設けても差し支えない。ロータ電極12は、支
持部(図示せず)を介して常時接地されている。
一方、ハーモニックドライブ型静電モータAの駆動制御
部21は、直流電源23、発振器22及びスイッチング
回路24からなっている。各駆動電極P1〜P8には、
駆動電極用ケーブル25を介してスイッチング回路24
が接続されており、スイッチング回路24は、発振器2
2からの信号に同調して直流電源23によって与えられ
る駆動電圧■を印加する駆動電極P1〜P8を順次切り
換えている。
部21は、直流電源23、発振器22及びスイッチング
回路24からなっている。各駆動電極P1〜P8には、
駆動電極用ケーブル25を介してスイッチング回路24
が接続されており、スイッチング回路24は、発振器2
2からの信号に同調して直流電源23によって与えられ
る駆動電圧■を印加する駆動電極P1〜P8を順次切り
換えている。
第5図に示すものは、スイッチング回路24によって制
御されている各駆動電極P1〜P8の電圧の変化を示す
タイムチャートである。このように、各駆動電極P1〜
P8は、スイッチング回路24により駆動電圧■の印加
位置を周方向へ1つずつ移動させられるので、静電吸引
力によりロータ11の吸引される方向が順次反時計回り
に移動し、これによってロータ11がステータ1の内周
面を転動して反時計回りに公転し、同時に時計回り(第
4図の矢印方向)に自転する。なお、この駆動方法は一
例であって、例えば複数の駆動電極に同時に電圧を印加
しながら、電圧印加位置をスイッチングさせてもよい。
御されている各駆動電極P1〜P8の電圧の変化を示す
タイムチャートである。このように、各駆動電極P1〜
P8は、スイッチング回路24により駆動電圧■の印加
位置を周方向へ1つずつ移動させられるので、静電吸引
力によりロータ11の吸引される方向が順次反時計回り
に移動し、これによってロータ11がステータ1の内周
面を転動して反時計回りに公転し、同時に時計回り(第
4図の矢印方向)に自転する。なお、この駆動方法は一
例であって、例えば複数の駆動電極に同時に電圧を印加
しながら、電圧印加位置をスイッチングさせてもよい。
このようにしてロータがステータの内周面に沿って転動
する時、ロータ11は駆動電極21〜28間のギャップ
に落込んだりすることなくスムーズに転勤でき、衝撃音
の発生もなく、静かに回転させることができる。また、
ロータ11が滑らかに回転するので、周波数応答性能か
向上する。
する時、ロータ11は駆動電極21〜28間のギャップ
に落込んだりすることなくスムーズに転勤でき、衝撃音
の発生もなく、静かに回転させることができる。また、
ロータ11が滑らかに回転するので、周波数応答性能か
向上する。
なお、上記実施例においては、ステータケーシングの内
周面に駆動電極を設け、ステータの中空内部空間にロー
タを挿入している(インナーロータ方式)か、本発明は
、このようなタイプのハーモニックドライブ型静電モー
タに限らず、ステータケーシングの外周面に駆動電極を
設け、ステータの外周に円筒状をしたロータを外挿させ
たもの(アウターロータ方式)にも実施することができ
る。
周面に駆動電極を設け、ステータの中空内部空間にロー
タを挿入している(インナーロータ方式)か、本発明は
、このようなタイプのハーモニックドライブ型静電モー
タに限らず、ステータケーシングの外周面に駆動電極を
設け、ステータの外周に円筒状をしたロータを外挿させ
たもの(アウターロータ方式)にも実施することができ
る。
[発明の効果]
本発明によれば、駆動電極と絶縁スペーサによって滑ら
かなロータ転がり面を形成しているので、ロータがスム
ーズに回転でき、周波数応答性性能を向上させることが
できる。
かなロータ転がり面を形成しているので、ロータがスム
ーズに回転でき、周波数応答性性能を向上させることが
できる。
また、ロータが駆動電極間のエアーギャップに落ち込ん
だり、駆動電極の角に衝突したりすることがないので、
ロータと駆動電極の衝突音が減少し、モータの回転音が
静かになる。
だり、駆動電極の角に衝突したりすることがないので、
ロータと駆動電極の衝突音が減少し、モータの回転音が
静かになる。
さらに、駆動電極のロータ転がり面を切削加工等によっ
て仕上げる場合、駆動電極の切削屑か確実に切り取られ
、また、切り取られた切削屑が駆動電極間に入り込んで
電気的なブリッジとなることもない。したかって、駆動
電極の仕上げ工程等における駆動電極間のブリッジによ
るショートな防止することかでき、駆動電極間のショー
トによる不良品率を低下させ、歩留りを向上させること
ができる。
て仕上げる場合、駆動電極の切削屑か確実に切り取られ
、また、切り取られた切削屑が駆動電極間に入り込んで
電気的なブリッジとなることもない。したかって、駆動
電極の仕上げ工程等における駆動電極間のブリッジによ
るショートな防止することかでき、駆動電極間のショー
トによる不良品率を低下させ、歩留りを向上させること
ができる。
第1図は本発明の一実施例におけるステータの正面図、
第2図及び第3図は同上のステータの製造方法を示す斜
視図、第4図は同上の実施例を示す概略構成図、第5図
は同上の各駆動電極の印加電圧の変化を示すタイムチャ
ート、第6図及び第7図は背景技術として説明したハー
モニックドライブ型静電モータの斜視図及びステータの
正面図である 1・・・ステータ 2・・・ステータケーシング P1〜P8・・・駆動電極 4・・・ギャップ 5・・・ロータ転がり面 6・・・絶縁スペーサ 11・・・ロータ 12・・・ロータ電極 13・・・絶縁膜
第2図及び第3図は同上のステータの製造方法を示す斜
視図、第4図は同上の実施例を示す概略構成図、第5図
は同上の各駆動電極の印加電圧の変化を示すタイムチャ
ート、第6図及び第7図は背景技術として説明したハー
モニックドライブ型静電モータの斜視図及びステータの
正面図である 1・・・ステータ 2・・・ステータケーシング P1〜P8・・・駆動電極 4・・・ギャップ 5・・・ロータ転がり面 6・・・絶縁スペーサ 11・・・ロータ 12・・・ロータ電極 13・・・絶縁膜
Claims (1)
- (1)ステータケーシングの表面に複数片の駆動電極を
備えたステータと、ステータのロータ転がり面に沿って
転動するロータ電極と、ロータ電極と駆動電極を電気的
に絶縁させる絶縁膜とからなるハーモニックドライブ型
静電モータにおいて、前記ステータケーシングの表面に
絶縁層を介して複数片の駆動電極を固着させ、各駆動電
極間のギャップに絶縁スペーサを埋め込み、絶縁スペー
サの露出面が駆動電極のロータ転がり面とほぼ面一とな
るようにしたことを特徴とするハーモニックドライブ型
静電モータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21310490A JPH0496671A (ja) | 1990-08-11 | 1990-08-11 | ハーモニックドライブ型静電モータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21310490A JPH0496671A (ja) | 1990-08-11 | 1990-08-11 | ハーモニックドライブ型静電モータ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0496671A true JPH0496671A (ja) | 1992-03-30 |
Family
ID=16633645
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21310490A Pending JPH0496671A (ja) | 1990-08-11 | 1990-08-11 | ハーモニックドライブ型静電モータ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0496671A (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US11608897B2 (en) | 2018-08-01 | 2023-03-21 | Eagle Industry Co., Ltd. | Slide component |
US11815184B2 (en) | 2018-11-30 | 2023-11-14 | Eagle Industry Co., Ltd. | Sliding component |
US11821521B2 (en) | 2018-12-21 | 2023-11-21 | Eagle Industry Co., Ltd. | Sliding component |
US11821462B2 (en) | 2018-08-24 | 2023-11-21 | Eagle Industry Co., Ltd. | Sliding member |
US11892081B2 (en) | 2019-07-26 | 2024-02-06 | Eagle Industry Co., Ltd. | Sliding component |
US11933405B2 (en) | 2019-02-14 | 2024-03-19 | Eagle Industry Co., Ltd. | Sliding component |
US12013040B2 (en) | 2019-02-21 | 2024-06-18 | Eagle Industry Co., Ltd. | Sliding components |
US12018757B2 (en) | 2019-02-04 | 2024-06-25 | Eagle Industry Co., Ltd. | Sliding components |
-
1990
- 1990-08-11 JP JP21310490A patent/JPH0496671A/ja active Pending
Cited By (8)
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