JPH0496155A - 記憶制御方式およびデータ処理装置 - Google Patents

記憶制御方式およびデータ処理装置

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JPH0496155A
JPH0496155A JP2210760A JP21076090A JPH0496155A JP H0496155 A JPH0496155 A JP H0496155A JP 2210760 A JP2210760 A JP 2210760A JP 21076090 A JP21076090 A JP 21076090A JP H0496155 A JPH0496155 A JP H0496155A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、記憶制御方式に関し、さらに詳細には更新ビ
ットの制御に特徴を有するデータ処理装置に関する。
〔従来の技術〕
従来、情報処理装置において、主記憶装置(MS : 
Main Storage)の更新の記録を目的とじて
設けられている主記憶キーの更新ビット(Cビット)は
、第6図に示すように4にバイトを管理単位としている
。このMS4にバイト単位に設けられたCビットは、M
Sに格納されているデータを補助記憶装置(磁気ディス
ク装置、磁気テープ、装置等)に書き戻す処理(ページ
アウト又はスワップアウト)を行うか否かの判定の際に
利用される。
このCビットは、最初、補助記憶装置から主記憶装置に
データを転送して格納した時(ページイン、又はスワッ
プイン)は、該格納エリアに対する全Cビットを“O”
にしておく。該当する4にバイトブロックへの命令プロ
セッサまたは入出カプロセッサなどからストア処理があ
った場合には、ハードウェアにより対応するエリアのC
ビットがLL I IIにセットされ、ストア処理がな
い場合はII OITのままとされる。したがって、該
4にバイトブロックを補助記憶装置に書き戻すか否かは
当該Cビットを見ればよい。すなわち、ソフトウェアは
このCビットを見てrr 1 uの時はストア処理によ
り主記憶装置の内容が書き換えられたことを意味してい
るので補助記憶装置に書き戻すが、tL OIIの時は
ストア処理がなかったということなので、補助記憶装置
に保持されているデータと主記憶装置にあるデータとは
同じものであり、主記憶装置にあるデータを補助記憶装
置に書き戻す必要がない。これにより主記憶装置内のエ
リアを高速に他のプログラム実行のために渡すことがで
きる。
ところで管理単位が4にバイトと規定された背景として
、IBM社の370アーキテクチヤが規定された時には
、補助記憶装置とMSとのデータバススループットが比
較的低く、またMSの容量も現在に比べると、はるかに
小さいものしか実現することができないという制約があ
った。この小さいMSを効率良く管理するには、ブロッ
クの大きさを細かくすることが要請された。そこで管理
単位を4にバイトとすることで、システム的に整合のと
れた計算機システムを構成−することができた、という
経緯がある。
また、参照ビット(Reference bit : 
Rビット)に関しても上記Cビットと同様の問題がある
。そもそもRビットは、主記憶装置の中にとり込まれた
データが有効に使われているかを示すものである。長時
間中央処理装置や入出力処理装置などにより参照されな
いで、ある量のデータが主記憶上にとり込まれているこ
とはシステム性能上極めて問題である。すなわち主記憶
を使う他のプログラムにとって、使われないのにとり込
まれている他の関連のないプログラムのデータエリアの
ために、主記憶の大きさが目減りして見えるからである
このようなことを防ぐ手段がRビットである。しかしR
ビットも従来では4にバイト単位であるために、4にバ
イトでしか主記憶の有効利用の度合いを知ることができ
なかった。このため主記憶装置から補助記憶装置への書
き戻し指示も4にバイト単位にしかできなかった。
情報処理装置の高速化に伴う半導体技術等の向上により
、370アーキテクチヤが規定された頃に比へて、大容
量のRAMが安価にできMSも大容量とすることが可能
となってきた。
MSの大容量化に伴い仮想記憶方式におけるページ(例
えば4KB)を管理するテーブルの個数が増え、記憶容
量とページ探索時間が増加することに鑑みて、従来より
大きなページサイズの論理ページの概念を導入し、その
際、同−論理ページに含まれる複数のストレージキーの
一貫性を保証するものとして、特開昭63−37445
号公報に記載の記憶方式がある。この方式は、論理ペー
ジに含まれるすへてのストレージキーに対するアクセス
を、常に同一のストレージキー(代表ストレージキー)
にアクセスするようアドレス変換するものであり、この
アドレス変換は32KBのバンク対応にエントリを有す
るアドレスマスクレジスタおよび論理積回路により実行
される。
また、MSがある一定容量以上に大容量になった場合に
、R,Cビット格納用メモリの大容量化を防止するため
に、その一定容量以上の領域では。
従来の小容量単位のものが2n個連続する領域からなる
大容量単位にR,Cビットを用意するようにした主メモ
リ管理方式が、特開昭64−17138号公報に開示さ
れている。この方式では、アクセスしようとする実71
−レスが前記一定容量以上の領域の場合、大容量単位の
R,Cビットを用い、一定容量未満の領域であれば小容
量単位のR,Cビットを用いる。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで、計算機システムを構成する部品であるLSI
も高密度実装化され、大量のデータバスの設置も可能と
なり、大容量転送が可能になった。
その−例として、大容量の半導体メモリで構成された、
補助記憶装置としての拡張記憶袋fil(ES: Ex
tended Storage)が挙げられる。このよ
うに大容量、超高速転送が可能となった現在、MSと補
助記憶装置との4にバイト単位のデータ転送は、短時間
で処理できるようになった。
このように4にバイト単位のデータ転送が、短時間でで
きるようになった場合、4にバイト単位に設けであるC
ビットを繰り返しチエツクして補助記憶装置への書き戻
し処理の判断をしていては、転送処理全体の性能を著し
く落としてしまうことになる。
前記代表ストレージキーを設ける特開昭63−3744
5号公報記載の技術では、Cビットの参照は大容量単位
に行なうので、Cビットの繰返しチエツクは不要となる
が、アドレスマスクレジスタによるハードウェア量が増
加し、また、小容量単位のCビットが機能しなくなると
いう問題がある。
また、前記一定容量以上の主記憶についてのみ大容量単
位のR,Cビットを用意する特開昭64−17138号
公報記載の方式では、主記憶が大容量単位で管理される
領域と、小容量単位で管理される領域とに分割されるの
で、主記憶の使用上、融通性に欠けるという問題がある
。すなわち、前記一定容量未満の領域は大容量単位での
管理ができず、逆に前記一定容量以上の領域は小容量単
位での管理ができない。
更に、技術計算を高速に処理することが可能なベクトル
プロセッサ(V P :Vector Process
or)はスカラプロセッサ(S P : 5calar
 Processor)に比へ、MSへのリクエストパ
スを何本も並列に持ち、MSスループットが非常に高く
なっている。
したがって、複数のリクエスタが同時にCビットにアク
セスすることができず、リクエストネックが生じるとい
う問題がある。
なお、Rビットについても同様の問題がある。
本発明の目的は、主記憶装置内の大きな単位での補助記
憶装置へのデータエリアの退避・回復処理を高速に効率
よく行うことを可能にする記憶制御方式およびこれを利
用したデータ処理装置を提供することにある。
本発明の他の目的は、主記憶装置への高データスループ
ットを持つスーパーコンピュータ等において、主記憶ア
クセス情報ビットの更新を、主記憶装置へのアクセス性
能を損うことなく、また物理的にコンパクトに実現する
ことにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本発明は、アクセス情報テ
ーブル、すなわちRピントやCビットの管理テーブルを
従来の管理単位とは別に、従来より大きな管理単位のテ
ーブルも設けたものである。
また、従来の管理単位の大きさのRビットやCビットテ
ーブルと、新しい管理単位の大きさのRビットやCビッ
トテーブルとを各々実記憶分持ち。
動作するプログラムの論理アドレスにより、使用するR
ビットやCビットテーブルを切り替えて使うことにより
、従来のプログラム管理との互換性を保つものである。
従来の管理単位の小さなRビットやCビットテーブルに
対するキー操作命令だけしかないデータ処理装置におい
ても、このようなキー操作命令を発行した場合、複数の
管理単位の大きさが異なるRビットやCビットテーブル
相互で、内容を反映させるようにしたものである。
さらには、従来よりは大きな管理単位のRビットやCビ
ットに対するキー操作命令を設ける。これによりソフト
ウェア的には従来の小さな管理単位を対象とするキー操
作命令では、何度も実行しなくてはならなかった命令も
、−命令で処理可能となる。
〔作 用〕
ベクトルプロセンサ専用のRビットやCビットテーブル
を管理単位が従来と同じ大きさのものと従来のものより
大きな管理単位のものの2種類設け、ベクトルプロセッ
サが発行したMSアクセスリクエストで、論理アドレス
が特定の範囲を指示した時のみ従来のものより大きな単
位のRビットやCビットの管理テーブルのエントリを、
また。
論理アドレスが上記特定の範囲以外を指示した時は、従
来と同じ大きさの単位のRビットやCビットの管理テー
ブルのエントリを更新する。これはベクトルプロセッサ
からの論理アドレスを実アドレスにアドレス変換して、
RピントやCビットテーブル更新部に実アドレスを送出
するベクトルリクエスト制御装置のリクエスタによる情
報で行う。
すなわちアドレス変換前の論理アドレスが特定の範囲を
指示するものであるか否かの情報もRビットやCビット
テーブル更新部に送ることにより、RビットやCビット
テーブル更新部は、更新すべきテーブルを選択するので
ある。
また、ベクトルプロセッサで扱うデータは、基本的には
プログラムにおいて論理アドレスで特定範囲に割付ける
ようにする。
ここで、例として具体的な数字をあてはめて説明する。
従来のRビット/Cビット管理テーブルの単位を4にバ
イト、従来のものより大きな管理単位を1Mバイト、論
理アドレスの特定の範囲を16Mハイド以上とする。こ
の場合、ベクトルプロセッサからのストアリクエストで
はRビット/Cビット更新は1Mバイトに1−回でよく
なり、4にバイト単位であると256回の更新や参照を
しなくてはならないことと比較して、更新処理回数が非
常に少なくなる。ここで、ベクトルプロセッサ側の主記
憶装置へのリクエスト制御装置は、主記憶の論理アドレ
スを計算する上で、4にバイト範囲を初めて越すリクエ
ストや、1Mバイト範囲を初めて越すリクエストの時に
更新要求を送出するようにしである。
また、同一容量のMSエリアに対するRビット/Cビッ
トテーブルは、IMバイト単位のテーブルの方が4にバ
イト単位のテーブルに比−A:256分の1の容量で済
む。その結果、リクエストネックを解消するために多く
のリクエストパスを持つベクトルプロセンサの各リクエ
スタにRビットやCビットテーブルを設定しても全体と
しての物量を大きくするものではない。また、極めて稀
ではあるが規模の小さなプログラム等では、ベクトルプ
ロセッサで扱うデータが16Mバイト未満に置かれる場
合もある。ベクトルプロセッサから論理アドレスで16
Mバイト未満のデータエリアに対してアクセスしようと
した場合には、4にバイトごとにRビットやCビットを
更新する。この場合の更新のスピードは遅いが、更新情
報を正しく処理することが可能である。
一方、RビットやCビットの登録・無効化は、先にも記
した通り特にIMバイト単位キー操作命令がない限りI
 BM370アーキテクチヤでは4にバイト単位用の命
令で処理されるので、4にバイト単位のテーブルと、I
Mバイト単位のテーブルとを整合しながら処理する。こ
れは、4にバイト単位エリアに対するRビットやCビッ
トを読み出す命令の時は、当該エリアに対する4にバイ
ト単位のRビットやCビットと、1Mバイト単位のRビ
ットやCビットとをORすればよく、また書き込む命令
の時は、まずIMバイト単位のRビットやCビットがI
I I 11であれば、4にバイト単位のRビット/C
ビットテーブルの同エリアに含まれる4にバイト単位の
Rビット/Cビット256二ントリ全てにIJ 11+
を書き込む。その後、所望の書き込みデータを当該4に
バイトエリアのRピントやCビットのエントリ唯1つに
書き込み、1Mバイト単位のCビットテーブルの該エン
トリは“O++にしておけばよい。
さらにIMバイト単位を対象とするキー操作命令を設け
れば、主記憶上のある特定の1Mバイトの内容が中央処
理装置もしくは入出力処理装置などからアクセスされた
ことを1命令で認識することや、設定することが可能と
なる。1Mバイトに対応するRビットやCビットを読み
出す場合には、主記憶上のある特定の1Mバイトに対応
する、IMバイト単位のRビットやCビット管理テーブ
ルの1エントリを読み出し、また4にバイト単位のRビ
ットやCビット管理テーブルも、25Cエントリをハー
ドウェアで読み呂して論理和をとることにより行なえる
。256回の読み出しはソフトウェアの命令で256回
読み出すのと異なり、ハードウェアで行うことによりは
るかに高速なものとなる。一方、1Mバイトに対応する
RビットやCビットを設定する場合には、主記憶上のあ
る特定の1Mバイトに対応する、IMバイト単位のRビ
ットやCビット管理テーブルの1エントリに設定し、ま
た、4にバイト単位のRビットやCビット管理テーブル
も、256エントリにハードウェアで書き込み処理をす
ることにより行える。この場合も256回の書き込みは
ソフトウェアの命令で256回行うのとは異なり、ハー
ドウェアで行うことによりはるかに高速なものとなる。
本発明は、特に、拡張記憶装置のような大量のデータを
従来よりはるかに高速にアクセスできる外部記憶装置を
備えた場合に有効である。また。
T S S (Time Sharing Syste
m)で稼働可能なスーパーコンピュータにおいては、従
来より同時に処理すべきユーザの仕事が極端に増加する
ので、ユーザプログラムの、外部記憶としての拡張記憶
と主記憶とのスワップイン・アウトを、効率良く処理し
ていく必要があり、本発明はこのような場合に顕著な効
果を奏する。
C以下、余白) 〔実施例〕 以下、本発明の実施例を示すが、本実施例では主記憶@
置アクセス情報テーブルの内容のうち、更新ビット(C
ビット: changeビット)についてのみ説明する
。アクセス情報テーブルのうち他の構成要素である例え
ば参照ビット(Rビット、referenceビット)
などでも更新ピントで示される実施例と同様の手法が有
効である。
第1図は、本発明による情報処理装置の概略構成を示す
ブロック図である。
同図において、1は記憶制御装置(SC:Starag
e Contoroller)、2はベクトルリクエス
ト制御装置(VRC:Vector Request 
Controller) 、 3はスカラリクエスト制
御装置(S RC: 5calar Request 
Controller) 、4は主記憶装置(MS:M
ain S torage) 、 5は拡張記憶装置(
ES:Exteded S torage) 、6は入
出力処理久方(丁OP : Input 0utput
 Processor)、7はスカラ処理装@(S P
 : 5calar Processor) 、 8は
ヘクトル処理装置ii (V P : Vector 
Processor)である・また、10は5RC3,
VRC2のPi数のリクエスタからのリクエストを制御
するリクエスト制御装置、31は5RC3専用に設けた
主記憶キー(K S : Key Storage) 
、 21 A−DはVRC2が持つ複数のりクニスタの
、各々のリクエスタに専用に設けた管理単位の大きなC
ビットを持つKS、22はVRC2が持つ複数のリクエ
スタ全部が共有して持つ管理単位の小さなCビットを持
つKS、70はスカラ命令デコード回路(SD:S c
alar Decoder) 、 80はベクトル命令
デコート回路(VD : Vector Decode
r) 、30はSRCが持つリクエスタ、2OA−Dは
VRC2が持つ4つのリクエスタである。ここでKSは
RA M(Random A ccess M emo
ry )で構成されることを付記しておく。
第1の実施例を図面を参照しながら説明する。
第1の実施例は、大きな管理単位を対象とするキーに対
するキー操作命令が特別設けられておらず、従来までの
4にバイト単位キーに対するキー操作命令のみで、キー
を操作する場合についての例を示す。第1図において、
SF3に対しては管理単位を4にバイトとしたCビット
用RAM31を設けである。一方、V P 8には、管
理単位を1〜1ハイドとしたCビット用RAM21A=
Dと、4にハイドとしたCビット用RA″V122とを
設けである。5P70又はVP80からのストア命令が
発行されると、各々のリクエスタに専用に設けられたC
ビット用RAMであるKSO,KSIO〜13、KS2
にu L I+が登録される。VRC2において4にバ
イト管理単位のCビット用RAM22は、管理単位が小
さいためにRAM容量も多く必要となり、4つのリクエ
スタ20A−Dで共用して1セントのみ設ける。一方、
1Mバイト管理単位のCビット用RAM21A−Dは、
管理単位が大きいためにRAM容量もそれ程多く必要と
せず、4つのリクエスタ2OA−Dの各々に1セントず
つ設ける。ベクトルジョブでは大量のデータを使用する
ためIMバイト単位に、オペレーティングシステム(O
8)が実記憶エリアを割り当てるようにすれば、VRC
2からの主記憶へのストアリクエストは、4つのリクエ
スタに唯一のセットしかない4にバイト用のCビット用
RAM22にアクセスして1″′を書き込むのではなく
、全てのリクエスタに各々専用に設けられたI Mバイ
ト単位のCビット用RA Mに対して1′′を書き込め
ばよいので、ベクトルジョブに適した高速なCビット更
新を行うことができる。このv RC2での2種類の管
理テーブルの使い分けは、従来のプログラムに対する互
換性も考えて論理アドレスの値によって判断される。第
5図において判るように論理アドレス16Mバイト以上
では、I Mバイト単位でCビットの管理テーブルを全
実記憶エリア分持ち、16Mバイト未満では4にバイト
噴位でCビットの管理テーブルを全実記憶エリア分持っ
ている。第2図に、リクエスタに入力される論理アドレ
スが16Mバイト以上か未満かで、更新するCビットの
テーブルを選択する実際の回路を示す。なお、本実施例
では論理アドレスのある71ヘレスを境にした旧位と下
位とで更新するCビットのデープルを選択する場合を示
すが、論理アI・しスにおけるある一定のアドレス範囲
とその範囲以外とで更新するCビットのデープルを選択
する場合も同様に実現することかできる。
第2図において、80はベクトル命令デコート回路、2
0A−Dは第1図に示したVRCが持つリクエスタ、2
1A−Dは同じく第1図に示したVRC2の各リクエス
タで使用するIMハイド単位のKSJIRAM、22も
同しく第1図に示したvp用の4にバイト単位のKS用
RA M、800A−Dはベクトル命令デコート回路8
0から各リクエスタに対してリクエストを送出する為の
信号線、801A−Dは各リクエスタに対してリクエス
ト論理アドレスデータを送出する為の信号線、20OA
−Dは各々のリクエスタを介して送出されたリクエスト
信号を送る為の信号線、201A〜Dは各々のリクエス
タにおけるベクトル命令デコート回路からの論理アドレ
ス801A−Dが16Mバイト以上か以下かの判断を送
出する為の信号線、202 A −Dは各々のリクエス
タで実アドレスにアドレス変換されたアドレスデータを
送出する為の信号線、23Aは4にバイト単位のKS2
に対するリクエストを調停する回路、23Bは選択回路
23Aの結果でアドレスを選択する回路である。
ベクトル命令デコード回路80により、リクエスト信号
800A−Dと論理アドレスデータ80IA−Dが各リ
クエスタ2OA−Dに振り分けられる。リクエスタ2O
A−Dでは、実アドレスへのアドレス変換を行う前に論
理アドレスが16Mバイト以上か否かの判断がなされる
。そして論理アドレスはアドレス変換により実アドレス
に変換される。リクエストはそのまま200A−Dの信
号線で送出される。論理アドレス16Mバイト以上か否
かの判断結果信号は、201A−Dの信号線で送出され
る。リクエストと論理アドレス16Mバイト以上である
という信号の両者が有効な場合にANDが取られると、
1Mバイト単位のKS用RAMへのリクエスト信号が有
効になる。逆にリクエストが有効であるが論理アドレス
16Mバイト以上であるという信号が無効の場合に、A
NDが取られると4にバイト単位のKS用RA Mへの
信号が有効になる。第2図の場合、4つのリクエスタ2
0A−Dに対して、4にパイ)−単位のKS用RAMは
1つだけであるのでリクエスト選択回路23 Aや、実
アドレスデータ選択回路23Bにより、唯一のリクエス
トが選択されてK S 22にアクセスする。
このため、4にバイト単位のCビットテーブルを更新す
るためには、処理スループノi〜性能が4分の1−に落
ちでしまうが、vPを使用するプログラムでは巨大空間
を使用する為、論理アドレスでも16Mバイト以上の大
きい空間を使い、4にバイト単位のテーブルはプログラ
ムで使用するデータが論理アドレス16Mバイト以下に
納まる小さいプログラム用のテーブルであり、その使用
はほとんどない。この為、システムに与える影響はほと
んど無視できる。
通常の動作で、新たに補助記憶装置からMS4にデータ
を格納(スワップ・イン)しようとした場合には、格納
しようとしているエリアに対応するCビットを読み出し
、それまでのプログラムによりデータの書き換えがあっ
た場合、つまりVRC2又は5RC3によるストアリク
エストによりCビットが111 I+だった場合には、
補助記憶装置に書き戻さなければならない。しかし、C
ピノl−が○″の場合には書き換えがなかったので、補
助記憶装置にあるデータとMS4が格納しているデータ
は同しものである。従ってデータの書き戻し処理は行な
う必要はなく、次に同一エリアに割りつけられた別のデ
ータを新たに主記憶装置に書き込む処理を即座に開始す
ることができる。
次に、4にバイト単位の大きさのCビット用RAMの内
容を読み出す命令である、I B M社システム370
アーキテクチャに規定されているTnsert Sto
rage Key Extended  (I S K
E)命令と、Re5et Reference Bit
 Extended  (RRBE)命令、およびCビ
ットRAMの内容を書き換える命令であるS et S
 torage K ey E xtended(SS
KE)命令をCビットの参照・更新に用いる場合につい
て、第3図を用いて説明する。
第3図において、第1図及び第2図と同一の要素には同
一の参照番号を付しである。25A−Dは各ベクトルリ
クエスタに対応して設けであるリクエストスタック、3
2はSPからKEYに対する読み出し・書き込みリクエ
ストを受け、必要な場合ベクトルリクエスト制御装置内
にあるKSに対する読み出し・書き込みを指示するKE
Y全体のリクエスト制御装置、36と26A−Eはリク
エスト制御装置32からの信号やリクエストスタック2
5A−Dからの信号によって、リード(Read )又
はライト(Write)処理の判断を行うリードライト
制御袋fi、23Aは■Pリクエストの調停回路、23
Bはアドレス選択回路、27はアドレスカウントアツプ
回路、28はIMバイト単位キーデータの4にバイトデ
ータへの反映を処理するカウントアツプ制御回路、29
はスカラリクエスト制御装置からのデータを4にバイト
キーに書き込む登録データ制御回路で、これら27,2
8.29は5SKE命令時にKS22に対する制御を行
うためのものである。300はスカラリクエストアドレ
ス信号線、301はスカラリクエスト信号線、302は
登録データ信号線、320はKS○に対するデータセレ
クトの為の信号線、321はライト又はリード時にKS
21A−D、22に対する処理のセレクト信号線、80
0A−Dは各ベクトルリクエスタに対するリクエスト信
号線、801A−Dは各ベクトルリクエスタに対するリ
クエストアドレス信号線、200A−Dは各へクトルリ
クエスタを通過したリクエスト信号線。
201A−Dはリクエストアドレスが論理アドレスにお
いて16Mバイト以上であったか否かをデータとして送
出する為の信号線、251A=Dについては20OA−
Dと同じくリクエスト信号線、250A−Dはリクエス
トアドレスが論理アドレス16Mバイト未満だったとい
う信号があった場合に、調停回路23Aに対して送出さ
れる信号線、231は各スタック25A−Dに対して、
リクエスト送出を止めさせる為の信号線、230は論理
アドレス16Mバイト未満リクエストのアドレスデータ
セレクトとKS22に対する書き込みを指示する信号線
、21OA−Dはライト又はリート命令時に、各21A
〜DのKSより読み出されたデータを送出する為の信号
線、220はリート命令時にKS22より読み出された
データを送出する為の信号線、221は■Pが持つKS
に対するリート命令結果を5RC3に対して送出する為
の信号線、311は最終的なリード命令結果をSP7に
対して送出する為の信号線、280はカウンタ制御信号
の為の信号線、290はカウント終了信号を送出する為
の信号線である。
リード処理について説明する。まずKEY全体に対する
リクエスト制御装置32に対して、スカラリクエスタ3
0から信号線301によりl5KE−RRBE命令リク
エストが送出される。これによりリクエスト制御装置3
2は信号線321の信号を11 High I+にする
。信号線321の信号を” High ”にしたことで
ベクトルリクエスト抑止信号252A−Dが有効となり
、スタック25A〜Dからの通常処理リクエスト・アド
レスデータを抑止し、またRAM36,26A−Eへの
り−トライト制御装置にリード処理であることを伝える
。KSに対するリードアドレスデータはスカラリクエス
タ30から、信号線300により送出され、各々のKS
が持つアドレスセレクト回路2100A−Dで信号32
1をセレクト信号としてアドレス300が選択されアド
レス信号線202A〜Dによって送出される。KS22
に対してもセレクト信号230によってアドレス信号線
202Aを選択する。アドレスデータを受は取ったKS
21A−DではIMバイト単位でのCビットを。
KS31,22では4にバイト単位でのCビットを各々
読み出す。結果は信号線210A−DをORして信号2
11を生成し、ベクトルリクエスト制御装置1 (VR
C)2内のCビット結果は信号211と信号線220と
をORした信号線221として生成される。最終的な結
果はスカラリクエ゛スト制御装置i (SRC)3内の
信号線310とORされて、信号311としてSP7へ
送られる。この結果データをl5KEまたはRRBE命
令の実行結果とすることにより、当該4にバイトブロツ
りを補助記憶装置に書き戻すか否かが決定されるのであ
る。
次はライト処理について説明する。リード時と同じよう
にスカラリクエスタ30から信号301により5SKE
命令のリクエストと、アドレスデータがVRC2,5R
CI、一対して送出され、VRC2に対する信号321
を“High”にして通常リクエストを抑止する。RA
Mへのリードライト制御装置36.26A−Hに対して
は5SKE命令であることを伝える。ここでVP用に4
にバイト単位とIMバイト単位の2種類のCビット管理
テーブルを持ち、4にバイト単位のCビットに対する命
令でその両方のテーブルを管理していることから、整合
をとらなければならない。これは、第7図のフローチャ
ートに示すように以下の手順で行う。第1の処理ではま
ずアドレスデータ300がアドレスセレクタ2100A
−Dにより選ばれる。そのアドレスデータによりライト
しようとしている4にバイトを含むIMバイト単位での
データの書き換えがあったかどうかを調へるため、リー
ドライト制御装置26A−DではKS21A〜Dが持つ
IMバイト単位のCビットをリードする制御を行う(S
71)。この処理は先に述べたり−ト処理と同様の処理
である。各々の結果は信号線21OA−Dによって送出
され、IMバイト単位のCビットの結果としては信号2
11が送出されることになる。第2の処理はリード結果
により次の2つの場合に分けられる(S72)。IMバ
イト単位のリード結果がt(OQであるとKS22A−
Dには何も操作をせず、KS22に対して信号線302
からのライトデータを書き込む(S73)。一方、リー
ド結果がtt 1 j+であった場合は、4にバイト単
位である5SKE命令のライトデータ302をKS22
のCビットに登録する前に処理が必要である。すなわち
IMバイト単位のCビットに対応する256エントリの
4にバイト単位のCビットに、IMバイト単位のCビッ
トの結果として得られたl/ I IIを反映させなけ
ればならない。そのためにKS22は該256エントリ
に対してデータセレクト回路2200で選択されたデー
タLL I IIを登録する(S74)。IMバイト単
位のCビットが“1″であるという情報と。
5SKE命令であるという2つの条件でANDがとられ
ると、IMバイト単位Cビットデータの4にバイト単位
Cビットデータへの反映を処理する制御回路28が有効
になる。その信号は信号線280のカウントアツプ信号
となって、アドレスカウントアツプ回路27に対して2
56回送出される。アドレスカウントアツプ回路27で
は最初は、5SKEアドレスデータを登録しようとして
いる4にバイトを含む1Mバイトに対応する256エン
トリの内の先頭エントリのアドレスに設定しておく。そ
して制御回路28からのカウントアツプ信号で、アドレ
スを変化させなからKS22に対しアドレスデータを送
出する。制御回路28では256回の信号送出が終わる
と、5RC3からのデータを4にバイトキーに書き込む
登録データ制御回路29に対してトリガー信号を送出す
る。モしてKS22ではデータ制御回路29からの信号
線290によりデータセレクト回路2200におぃて、
本来の5SKE命令による4にバイト単位のCビットの
データ302が選択され、KS22にライト処理を行う
ことになる(S73)。
IMバイト単位のCビットのリート結果がtt 、I 
IIの場合にはさらに第3の処理が必要で、これは第1
の処理で読み呂した1Mバイト単位のCビットのエント
リデータをパ○″に書き戻しておく処理である(S 7
5)。というのはこの場合、第2の処理で1Mバイト単
位のCビットデータは4にバイト単位のCビットテーブ
ルの256エントリに反映されているからである。
上記処理はKS21A−Dがライトデータセレクタ2L
1OA−Dを持つことで実現する。すなわち信号321
がLI High17であることにより、ライトデータ
は100 ITを選択する。IMバイト単位のCビット
情報の、4にバイト単位のCビットに対する反映が終わ
り、信号線290がII HighI+になることで、
RAMへのリードライト制御装置26A〜Dはライト処
理であることを判断して制御信号をKS21A−Dに対
して送出する。この結果、データセレクト回路211O
A−Dからのデータを第1の処理でリードした時の同一
アドレスに対して書き込むのである。
以上のように4にバイト単位のみでCビットを管理して
いたものに、IMバイト単位のCビット管理を導入する
ことにより、以下のような利点がある。まず、複数本あ
るベクトル用リクエスタ各々専用に、Cビット用RAM
を設けることができる。これは巨大空間を対象とするベ
クトルプログラム用の主記憶エリアに対するものである
ため、粗い大きな単位のCビットでよく、この為各リク
エスタ用に設けられたCビット用RAMも、エントリ数
を抑えることができるので各々のリクエスタ専用に設置
しても、Cビット用RAMの数量を抑えることができ、
計算機を作る上で現実的な実装規模のものとなる。また
、ベクトル用プログラムエリアの補助記憶装置への書き
戻しも、4にバイトでなく1Mバイトという大きな単位
で判断ができるので、Cビットを調へる回数も減らすこ
とができる。
第2の実施例は、第1の実施例に加えて1〜1バイトの
単位で該二リアに対するCビットを操作する命令をサポ
ートするケースで、第4図を用いて示す。第4図は基本
的には第1の実施例の中で示した第3図に対して、IM
バイト単位でCビットを読み出したり、書き込んだりす
る操作に必要な機能を加えたものである。主な追加機能
は読み出し時では4にバイト単位のCビットを1Mバイ
ト分集計する処理を制御する制御回路38.4にバイト
単位Cビットを256回集計する際にアドレスを生成す
るアドレスカウントアツプ回路37゜256回にわたる
データ読み出しの毎回の論理和をとるデータ保持回路2
800.3800がある。
書き込み時にはスカラリクエスタが出力する書き込みデ
ータを混ぜ込むためにデータセレクタ2110A−E、
2200Eの機能を拡張し、また読み出し時に使用する
アドレスカウントアツプ回路27.37も使用する。以
下、IMバイト単位のCビットの読み出し、書き込み処
理を示す。
読み出し処理ではまずスカラリクエスタ30かに、 S
全体に対するリクエスト制御装置32に対してIMハイ
ド分のCビットを読み出す指示を出す。
これを受けてKEYリクエスト制御装置32は信号32
1を“Hjgh”にしてスタック25 A −Dからの
リクエストを抑止する。またこの信号321によりKS
21A−D、22に対するリード処理であることをKS
へのリードライト制御回路26A−Hに指示する。ここ
で、KS22,31を256回読み出すために、信号3
22によりカウントアツプ制御回路28.38に1Mバ
イト分読み出す旨の指示をする。これらの制御回路28
゜38がアドレスカウントアンプ回路27.37に指示
をして1Mバイト境界内4にバイト単位のアドレスを2
56回KS31,22に出力する。この時、出力される
毎回の4にバイト単位のCビットデータはそれぞれデー
タ保持回路2800.3800に入力され、論理和がと
られていく。この結果は信号線220,221,311
を伝わり、スカラプロセッサ7に返される。
次に書き込み処理について説明する。■Pからのリクエ
ストを抑止するための手段は読み畠し処理時と同様で、
信号321によって行われる。IMバイト単位のCビッ
ト書き込みデータは信号線302により各KS31,2
1A−D、22に伝えられる。これらの各データはセレ
クト信七線320と322によってKSの書き込みデー
タとして選択される。ここでKS22,31に書き込む
時は、指定されたIMバイト境界内の全ての4にバイト
単位のCビットデータエントリ256個に対して書き込
みを行う必要がある。この256回の書き込み制御を行
うのが、読み呂し時と同様、カウントアツプ制御回路2
8.38であり、アドレスカウントアツプ回路27.3
7である。当然ではあるがKS21A−DへのIMバイ
ト単位のCビット書き込みは1回で終了する。
以上、読み出し、書き込みに256回の処理を必要とす
る場合を説明したが、ハードウェアによるとそれぞれデ
ータをまとめて複数ビット並列に処理することにより、
処理回数は減らすことができる。よってソフトウェアに
より毎回の4にハイト単位のCビットの読み出しや書き
込みを処理する場合に比べ、1命令でハードウェアに指
示し、ハードウェアの並列処理の度合で高速、短時間な
処理が可能となる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、異なる単位の複数のCビット管理テー
ブルを持つことにより、特に複数のリクエスタを持つ■
P専用に大容量単位の管理テーブルを持つことにより、
複数のリクエスタ各々専用にCビット用RAMを備えて
も、RAMの数量を抑えることができる。また、vPの
物量削減に有効であり、計算機全体をコンパクトにして
信号遅延時間を短くし、性能を向上させることができる
ベクトルジョブの際の補助記憶装置への書き戻し判断も
、1Mバイトという大きな単位で行うことができるため
、Cビットを調べる回数、時間を大幅に削減できるとい
う効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の対象となるデータ処理装置の一例を示
すブロック図、第2図は本発明の一実施例を示す制御系
ブロック図、第3図は本発明の第1の実施例におけるキ
ーの読み出し・書き込み制御を示す制御系ブロック図、
第4図は本発明の第2の実施例におけるキーの読み出し
・書き込み制御を示す制御系ブロック図、第5図は本発
明におけるアドレス変換の説明図、第6図は従来のキー
の情報の持ち方を示す説明図、第7図は第3図の実施例
におけるキーの書込み制御のフローチャートである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、主記憶装置と、該主記憶装置に格納されたデータを
    処理するプロセッサと、前記主記憶装置のアクセス情報
    を格納するアクセス情報テーブルとを備えたデータ処理
    装置における記憶制御方式であって、 前記アクセス情報テーブルとして、前記主記憶装置の全
    記憶エリアに対して、小容量単位にアクセス情報を管理
    する第1のテーブルと、大容量単位にアクセス情報を管
    理する第2のテーブルとを設け、論理アドレスが予め定
    めた一定値未満または、ある一定の範囲のとき前記第1
    のテーブルを更新し、一定値以上または、前記ある一定
    の範囲以外の範囲のとき前記第2のテーブルを更新する
    ようにしたことを特徴とする記憶制御方式。 2、前記アクセス情報テーブルを参照する際、前記第1
    および第2のテーブルの参照結果の論理和を取り、該論
    理和を参照結果として利用することを特徴とする請求項
    1記載の記憶制御方式。 3、前記アクセス情報は、少なくとも主記憶装置の当該
    記憶容量単位の内容が更新されたことを示す主記憶更新
    情報を含むことを特徴とする請求項1記載のデータ処理
    方式。 4、主記憶装置と、該主記憶装置に格納されたデータを
    処理するプロセッサと、前記主記憶装置のアクセス情報
    を格納するアクセス情報テーブルとを備えたデータ処理
    装置において、 前記アクセス情報テーブルとして、前記主記憶装置の全
    記憶エリアに対して第1の記憶容量単位にアクセス情報
    を保持する第1のテーブルと、前記主記憶装置の全記憶
    エリアに対して第2の記憶容量単位にアクセス情報を保
    持する第2のテーブルを設けたことを特徴とするデータ
    処理装置。 5、前記第1のテーブルの参照結果と第2のテーブルの
    参照結果との論理和を取る論理和手段を備えたことを特
    徴とする請求項4記載のデータ処理装置。 6、前記第1および第2のテーブルの一方の内容を他方
    の内容へ反映させる手段を備えたことを特徴とする請求
    項4記載のデータ処理装置。 7、論理アドレスが一定値以上か否かまたは、ある一定
    の範囲が否かを判別する手段と、該判別結果に応じて前
    記第1および第2のテーブルの一方を更新対象として選
    択する手段とを備えたことを特徴とする請求項4記載の
    データ処理装置。 8、前記第1および第2のテーブルを操作する命令を、
    操作対象単位の大きさ毎に、異なる複数の命令として設
    けたことを特徴とする請求項4記載のデータ処理装置。 9、主記憶装置と、該主記憶装置に格納されたデータの
    リクエストを発行する複数のリクエスタとを備えたデー
    タ処理装置において、 大容量単位の主記憶装置アクセス情報を格納するアクセ
    ス情報テーブルを前記複数のリクエスタの各々に専用に
    備えると共に、小容量単位の主記憶アクセス情報テーブ
    ルを前記複数のリクエスタに共通に1個備えたことを特
    徴とするデータ処理装置。 10、主記憶装置と、該主記憶装置に格納されたデータ
    を処理するスカラプロセッサと、前記主記憶装置に格納
    されたベクトルプロセッサとを備えたデータ処理装置に
    おいて、 管理単位の大きさが異なる複数のアクセス情報テーブル
    を、前記スカラプロセッサ用とベクトルプロセッサ用と
    にそれぞれ専用に有することを特徴とするデータ処理装
    置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07239812A (ja) * 1994-02-28 1995-09-12 Sanyo Electric Co Ltd 情報処理装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6184755A (ja) * 1984-08-17 1986-04-30 ナ−ムロ−ゼ フエンノ−トチヤツプ フイリツプス グロエイラムペンフアブリ−ケン デ−タ処理システム

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