JPH049515Y2 - - Google Patents

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JPH049515Y2
JPH049515Y2 JP1988131991U JP13199188U JPH049515Y2 JP H049515 Y2 JPH049515 Y2 JP H049515Y2 JP 1988131991 U JP1988131991 U JP 1988131991U JP 13199188 U JP13199188 U JP 13199188U JP H049515 Y2 JPH049515 Y2 JP H049515Y2
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pipe joint
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cylindrical
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    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01NGAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; GAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR INTERNAL COMBUSTION ENGINES
    • F01N13/00Exhaust or silencing apparatus characterised by constructional features ; Exhaust or silencing apparatus, or parts thereof, having pertinent characteristics not provided for in, or of interest apart from, groups F01N1/00 - F01N5/00, F01N9/00, F01N11/00
    • F01N13/18Construction facilitating manufacture, assembly, or disassembly
    • F01N13/1805Fixing exhaust manifolds, exhaust pipes or pipe sections to each other, to engine or to vehicle body
    • F01N13/1811Fixing exhaust manifolds, exhaust pipes or pipe sections to each other, to engine or to vehicle body with means permitting relative movement, e.g. compensation of thermal expansion or vibration
    • F01N13/1816Fixing exhaust manifolds, exhaust pipes or pipe sections to each other, to engine or to vehicle body with means permitting relative movement, e.g. compensation of thermal expansion or vibration the pipe sections being joined together by flexible tubular elements only, e.g. using bellows or strip-wound pipes
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L51/00Expansion-compensation arrangements for pipe-lines
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L51/00Expansion-compensation arrangements for pipe-lines
    • F16L51/02Expansion-compensation arrangements for pipe-lines making use of bellows or an expansible folded or corrugated tube
    • F16L51/03Expansion-compensation arrangements for pipe-lines making use of bellows or an expansible folded or corrugated tube comprising two or more bellows

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  • Combustion & Propulsion (AREA)
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  • Joints Allowing Movement (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、エンジンの排気ガスのような高温
の流体が流通し、かつ長さ方向及びこれと直交す
る方向に相対変位のある管同志を接続するための
管継手装置に関するものである。
[従来の技術] 例えば、エンジンの排気ガスを送給する排気管
に排気マフラなどの排気装置を接続する場合、排
気ガスが漏れ出さないようにすると共に、その接
続箇所でエンジンからの振動を吸収して後続の排
気装置に振動が伝達されないようにすることが要
求される。
従来、上記のような要求に応じて実用されてい
る管継手装置として、下記のものがある。
金属製の薄板をベローズ状に成形して管材と
した可撓性の金属管101(第11図a〜c)、
可撓性の金属管101内に、半径方向に間隙を
設けてやや小径の内管102を装入したもの(第
12図)、一方の管の口径を拡げて、その拡径
部103内に他方の管104を挿入し、拡径部1
03の内周面と管104の外周面との間にシール
リング105を介装したもの(第13図)、管
106と管107の接続部を僅かに離して間隙を
設け、両方の管106,107にまたがつて耐熱
ゴム製の接続スリーブ108を被着して、締付け
リング109で固定し、前記接続スリーブ108
内に冷却水を通して接続スリーブ108を冷却す
るようにしたもの(第14図)、なお、そのよう
な構造をもつ管継手装置として、実公昭57−7769
号がある。
[考案が解決しようとする課題] 上記したの金属管101は、管の長さ方向へ
は伸縮するが、管の半径方向(幅方向)へは殆ど
変位しない(第11図a参照)ので、接続箇所に
おける半径方向の変位を金属管101で吸収する
には、金属管101を長くしなければならない
(第11図c)。このため、接続箇所が長くなり、
大きなスペースを要する。また、高温の排気ガス
が金属管101の内面に直接に接触するので、金
属管101が劣化しやすく、耐久性に劣る。の
構造のものは、内管102があるため、排気ガス
が金属管101に直接に接触することはないが、
金属管101を長くしても内管102によつて半
径方向への変位が制限される。の構造のもの
は、半径方向にはシールリング105の変形量し
か変位できないので、半径方向の変位が小さく、
しかもシールリング105では排気ガスを完全に
密封できないので、排気ガスが漏れ出すおそれが
ある。の構造のものは、エンジンの振動を遮断
する機能はあるが、相対変位が大きい接続箇所で
の使用には不向きである。
この考案は上述の点に鑑みなされたもので、耐
熱性及び耐久性に優れ、排気ガスのような高温流
体が漏れ出さないように密封でき、長さが短くて
コンパクトで、しかも長さ方向とともにこれと直
交する方向の変位を吸収し、管と管とをある程度
傾斜させた状態でも接続可能な、管継手装置を提
供しようとするものである。
[課題を解決するための手段] 上記した目的を達成するためにこの考案の管継
手装置は、エンジンの排気ガスのような高温の流
体が流通し、かつ長さ方向及びこれと直交する方
向に相対変位のある管同志を接続するための管継
手装置であつて、基端側にフランジを形成すると
共に該フランジの先端面の環状部を突設した第1
筒体の先端部を、基端側にフランジを形成した第
2筒体の先端側の開口部内に遊嵌し、前記第1筒
体の先端部と第2筒体の開口部との間隙内に、第
1筒体の先端部の外周面に内接し且つ第2筒体の
開口端面に摺接する屈折端部を有する従動リング
を、スプリングにより第2筒体側へ付勢して配装
し、前記第1筒体と第2筒体のフランジ間及び第
1筒体の環状部と第2筒体の先端部間をそれぞれ
可撓性を具備した接続スリーブにより接続し、両
接続スリーブ間の空〓内に連通する挿通孔を第1
筒体及び第2筒体に開設して、冷却媒体を通過さ
せるようにしている。
また、同様の目的を達成するために、基端側に
フランジを形成すると共に該フランジの先端面の
環状部を突設した一対の筒体の先端部をそれぞれ
相対向させ、両方の筒体の先端部の外周面にそれ
ぞれ内接し且つ相互に摺接する屈折端部を有する
一対の従動リングを、スプリングにより両方の筒
体の中間位置へ付勢して配装し、両方の筒体のフ
ランジ間及び環状部間をそれぞれ可撓性を具備し
た接続スリーブにより接続し、両接続スリーブ間
の空〓内に連通する挿通孔を両方の筒体にそれぞ
れ開設して、冷却媒体を通過させるようにしても
よい。
更に、同様の目的を達成するために、基端側に
フランジを形成すると共に該フランジの先端面に
環状部を突設した第1筒体の先端部を、基端側に
フランジを形成した第2筒体の先端側の開口部内
に遊嵌し、前記第1筒体の先端部と第2筒体の開
口部との間隙内に、第1筒体の先端部の外周面に
内接し且つ第2筒体の開口端面に摺接する屈折端
部を有する従動リングを、スプリングにより第2
筒体側へ付勢して配装し、前記第1筒体と第2筒
体とを可撓性を具備した接続スリーブにより接続
し、第1筒体及び第2筒体の内部にそれぞれウオ
ータジヤケツトを設けて冷却媒体を流通させるよ
うにしてもよい。
[作用] 上記した構成を有する各管継手装置によれば、
一方の筒体から他方の筒体へ流通する高温の流体
は、両方の筒体の先端部間にまたがつて配装され
ている従動リングにより密封され、更にその外方
の接続スリーブによつても密封され、外部への漏
れが阻止される。そして、接続部間の長さ方向の
相対変位に対しては、接続スリーブがそれぞれ伸
縮して、両方の筒体がそれらの長さ方向の間隙の
範囲内で相対的に長さ方向へ移動することにより
吸収する。このとき前記筒体の相対移動に拘わら
ず、前記従動リングは、スプリングにより所定位
置に保持され、高温流体の漏れを阻止する。ま
た、接続部間の長さ方向と直交する方向への相対
変位に対しては、接続スリーブがそれぞれ変形し
て、両方の筒体がそれらの直交方向の間隙の範囲
内で相対的に直交方向へ移動することにより吸収
する。このとき前記筒体の相対移動に伴つて、前
記従動リングは、スプリングにより筒体の所定位
置に保持された状態でその筒体と共に相対的に長
さ方向と直交する方向へ移動すると共に、従動リ
ングの屈折端部が他方の筒体の開口端面又は他方
の従動リングの屈折端部に沿つて摺動し、高温流
体の漏れを阻止する。更に、第1及び第2の管継
手装置によれば、筒体の挿通孔から二重の接続ス
リーブの間内に、水、油、空気などの液体や気体
の冷却媒体を導入して流通させることにより、接
続スリーブ(特に内側)及び筒体を冷却して高温
流体による熱劣化を防止する。また、第3の管継
手装置によれば、筒体のウオータジヤケツトに、
水、油、空気などの液体や気体の冷却媒体を導入
して流通させることにより、筒体及び高温流体を
冷却して高温流体による接続スリーブの熱劣化を
防止する。
[実施例] 以下、この考案の実施例を図面に基づいて説明
する。
第1図は第1実施例に係る管継手装置の、第2
図の−線断面図、第2図は第1図の−線
縮小断面図、第3図は第1図の−線矢視図で
ある。
第1図に示すように、管継手装置1の主要部
は、第1円筒体2、第1円筒体2と相対移動可能
に接続される第2円筒体3、前記第1円筒体2の
先端部の外周面にシール部材6を介して内接した
従動リング4及び5、従動リング4及び5を第2
円筒体3側へ付勢するスプリング7、並びに両方
の円筒体2と3とを接続する接続スリーブ8及び
9から構成されている。
第1円筒体2は、中央部に高温流体の流通路2
0を有し、基端側を半径方向に膨出させてフラン
ジ21を形成している。フランジ21には、第2
図のように長さ方向に貫通した挿通孔22が開設
され、また、接続される一方の管(例えば排気管
B,第4図参照)に設けられたフランジに、ボル
トで固定するためのねじ孔23が、複数箇所(こ
こでは4箇所)設けられている。前記フランジ2
1の先端面(下面)には、前記流通路20を先端
方向へ延長する管部分24を延設すると共に、管
部分24の周囲に間隔を設けて環状部25を突設
して、環状部25と管部分24との間を後述する
スプリング7を収納するための環状溝26に形成
している。
第2円筒体3は、中央部に第1円筒体2と同径
の高温流体の流通路30を有し、基端側を半径方
向に膨出させてフランジ31を形成している。そ
のフランジ31には、長さ方向に貫通した挿通孔
32が開設され、また、接続される他方の管(例
えば排気マフラC、第4図の参照)に設けられた
フランジに、ボルトで固定するためのねじ孔33
が、複数箇所(ここでは4箇所)設けられてい
る。更に、前記フランジ31の先端面(上面)に
は、前記管部分24よりもやや口径を大きくした
開口部34が開設されている。
従動リング4は、その先端(下端)側に外方へ
屈折した屈折端部41を有し、前記第1円筒体2
の管部分24の外周面にシール部材としてのOリ
ング6を介し長さ方向に摺動自在に配装されてい
る。また、従動リング5は、その先端(上端)側
に外方へ屈折した屈折端部51を有し、基端
(下)側に内方へ屈折した屈折端部52を有して
いる。そして、前記第1円筒体2の管部分24の
外周面に、前記従動リング4の屈折端部41に屈
折端部51を突き合わせた状態で、シール部材と
してのOリング6を介し長さ方向に摺動自在に配
装されている。
そして、前記第1円筒体2の管部分24の先端
部を、第2円筒体3の開口部34内に遊嵌し、第
1円筒体2の環状溝26の底面と前記従動リング
4の屈折端部41との間に、スプリング7を圧縮
して装填し、従動リング4及び5を第2円筒体3
側へ付勢している。この状態で、従動リング5の
先端側の屈折端部51が、開口部34の先端面
に、また基端側の屈折端部52が開口部34内の
底端面に圧接される。
各接続スリーブ8及び9は、それぞれジヤバラ
状の耐熱ゴムから形成されており、外側の接続ス
リーブ9は内側の接続スリーブ8よりも、口径を
かなり大きくしかつ長さも長くしてある。内側の
接続スリーブ8は、その一端部が前記第1円筒体
2の環状部25の先端部周囲に、締付けバンド8
1で締め付けて固定され、また他端部が前記第2
円筒体3の先端部周囲に、締付けバンド82で締
め付けて固定されている。なお、締付けバンド8
2(及び81)の両端部は、第3図のように結束
具83を介して結合されている。また、締付けバ
ンド81及び82の代わりに、一定長さの小径の
コイルスプリングの両端をリング状に結合した、
スプリングバンド(図示せず)を用いてもよい。
外側の接続スリーブ9は、その一端部が前記第1
円筒体2のフランジ21の先端部周囲に、締付け
バンド91で締め付けて固定され、また他端部が
前記第2円筒体3のフランジ31の先端部周囲
に、締付けバンド92で締め付けて固定されてい
る。なお、締付けバンド91(及び92)の両端
部は、第2図のように緊締具93を介して結合さ
れている。
第1図の符号27は金属スリーブを示し、この
金属スリーブ27は前記第1円筒体2の内周面に
沿つて、その内周面と僅かな隙間を設けて配設さ
れる。また、金属スリーブ27の基端は外方へ屈
曲し、その屈曲部27aが第1円筒体2の基端面
に係止される。
次に、上記した構成の実施例についてその使用
態様を説明する。
第4図は小型船舶のエンジンルームを示し、図
においてAはエンジン、Bは排気管、Cは排気マ
フラ、Dは排気消音器である。エンジンAと排気
管Bとは一体に接続され、排気マフラCと排気消
音器Dは、それぞれエンジンAとは独立して固定
されている。上記した管継手装置1は、排気管B
と排気マフラCとの接続並びに排気マフラCと排
気消音器Dとの接続に使用されているが、ここで
は、排気管Bと排気マフラCとの接続箇所におけ
る前記管継手装置1について説明する。
第1図及び第4図において、第1円筒体2のフ
ランジ21が排気管Bの出口側フランジB1にボ
ルトで取着され、また第2円筒体3のフランジ3
1が排気マフラCのフランジC1にボルトで取着
されている。エンジンAの冷却水が、排気管B内
のウオータジヤケツト(図示せず)を通つたの
ち、フランジ21の挿通孔22から前記接続スリ
ーブ8及び9の空間内に導入され、フランジ31
の挿通孔32から外部へ排出される。これによ
り、管継手装置1内の特に内側接続スリーブ8が
冷却されて熱劣化の防止が図られる。また、管継
手装置1の全体も冷却水により同時に冷却され
る。
また、エンジンAの作動時に、排気管Bがエン
ジンAと一体に振動し、排気管Bと排気マフラC
の接続部の間で相対変位が生じることがある。し
かし、前記排気管Bが排気マフラCに対し管継手
装置1の長さ方向へ振動する場合は、第1円筒体
2が第2円筒体3に、両円筒体2及び3の長さ方
向の間隙L(第1図)の範囲内において接近しあ
るいは離間することにより、エンジンAからの振
動を吸収する。このとき、管部分24の周囲にO
リング6を介し内接する2つの従動リング4及び
5に対し、管部分24が長さ方向に摺動すること
により、第1円筒体2と第2円筒体3との接続部
の密封状態が保持される。一方、前記排気管Bが
排気マフラCに対し管継手装置1の長さ方向に直
交する方向(半径方向)へ振動する場合は、第1
円筒体2が第2円筒体3に、両円筒体2及び3の
半径方向の間隙X(第1図)の範囲内において接
近しあるいは離間することにより、エンジンAか
らの振動を吸収する。このとき、管部分24の周
囲にOリング6を介し内接した2つの従動リング
4及び5が、第1円筒体2の半径方向への移動に
伴つて従動リング4の屈折端部41と従動リング
5の屈折端部51が接触し、かつ従動リング5の
屈折端部52が第2円筒体3の開口部34の底端
面に接触した状態で摺動することにより、第1円
筒体2と第2円筒体3との接続部の密封状態が保
持される。
ところで、上記実施例では、シール部材6を円
筒体2と従動リング4,5との間に介装すること
により、円筒体2と従動リング4,5間に隙間を
設けているので、円筒体2と3とのある程度の相
互の傾斜が許容される。しかも、2個の従動リン
グ4,5を用いているので、円筒体2と3は、か
なり大きな傾斜が許容される。
第5図〜第7図は上記した管継手装置1の他の
実施例を示すものである。それらの実施例では、
従動リングを1個にして構造を簡単にしている
が、基本的な構成及び作用は、上記実施例の管継
手装置1と共通している。しかし、接続箇所にお
ける半径方向の相対変位が大きい場合は、従動リ
ング4及び5を2個用いた上記実施例の管継手装
置1の方が、密封効果が高い。第5図〜第7図に
おいて、共通する部材は、第1図と同一の符号を
用いて示している。なお、上記した各実施例で
は、第1筒体と第2筒体を円筒状に形成している
が、角筒状に形成しても同様に実施できる。ま
た、各実施例とも、断熱効果を高めるために金属
スリーブ27を第1円筒体2に配設しているが、
この金属スリーブ27は省くこともできる。更
に、シール部材6は合成ゴム製のOリングだけで
なく、ピストンリングのような金属製のリングを
用いることもできる。とくに第1円筒体2と第2
円筒体3との相互の傾斜を考慮しなくてよい場合
には、前記シール部材6は必要でないので省くこ
とができる。その場合、従動リング4及び5は、
第1円筒体2の管部材24の外周面に微小な隙間
を設けて、長手方向に摺動自在に配装される。
次に、第8図は第2の考案に係る管継手装置を
示す中央縦断面図である。
この管継手装置11と上記した第1の考案の管
継手装置1との主な相違点は、第2円筒体を第1
円筒体2と全く同一の構造として、両方の円筒体
2及び2の先端側を対向させて接続したこと、並
びに両方の円筒体2の管部分24に、それぞれシ
ール部材(Oリング)6を介して同一の従動リン
グ4を内接し、スプリング7及び7により両方の
円筒体2及び2の中間位置に各従動リング4を付
勢して保持したことである。その他の基本的な構
成及び作用は、上記第1の考案の管継手装置1と
共通している。第8図において、共通する部材
は、第1図と同一の符号を用いて示している。
次に、第9図及び第10図は第3の考案に係る
管継手装置の2つの実施例を示す中央縦断面図で
ある。
この管継手装置12(第9図)及び13(第1
0図)と、上記した第1の考案及び第2の考案の
管継手装置1との主な相違点は、第1円筒体2及
び第2円筒体3の内部の内周面寄りにウオータジ
ヤケツト29及び39を形成し、各円筒体2及び
3ごとに独立して冷却水を流通させ、冷却するよ
うにしたことである。このため、冷却水を、第1
円筒体2と第2円筒体3との接続箇所内に流通さ
せる必要がないので、一重(外側)の接続スリー
ブ9だけですみ、内側の接続スリーブ8が不要に
なり、構造が簡単になつた。なお、管継手装置1
2(第9図)では、第1円筒体2のウオータジヤ
ケツト29並びに第2円筒体3のウオータジヤケ
ツト39に流入する冷却水とそこから流出する冷
却水の方向は、矢印のように相対向する方向にな
つているが、管継手装置13(第10図)では、
冷却水の流出入の方向は矢印のように相互に直交
する方向になつている。したがつて、管継手装置
13の場合は、第1円筒体2のウオータジヤケツ
ト29の流出口29aと第2円筒体のウオータジ
ヤケツト39の流入口39aとをパイプ(図示せ
ず)で接続することができる。その他の基本的な
構成及び作用は、上記第1の考案の管継手装置1
と共通している。第9図及び第10図において、
共通する部材は、第1図と同一の符号を用いて示
している。
ところで、上記各実施例では、この考案の管継
手装置をエンジンの排気径路に使用する場合につ
いて例示したが、例えばボイラ装置の過熱蒸気の
循環径路において、蒸気管などを接続する箇所に
も使用できる。
[考案の効果] 以上説明したことから明らかなように、この考
案の管継手装置は、下記の効果を奏する。
(1) 耐熱性及び耐久性に優れ、排気ガスのような
高温の流体が漏れ出さないように密封でき、ま
た長さが短くコンパクトにできるので占有スペ
ースが小さくてすみ、しかも長さ方向とともに
これと直交方向の相対変位を吸収して振動など
を遮断でき、更に管と管とをある程度傾斜させ
た状態での接続も可能である。
(2) 請求項2の管継手装置によれば、上記(1)の効
果のほかに、主要部品が共通するので、部品点
数が少なくてすみ、製造コストの低減を図れ
る。
(3) 請求項3の管継手装置によれば、上記(1)の効
果のほかに、接続スリーブを二重にする必要が
ないので、構造が簡単になり製造コストの低減
を図れ、また筒体自体をより効果的に冷却でき
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の第1実施例に係る管継手装
置の、第2図の−線断面図、第2図は第1図
の−線縮小断面図、第3図は第1図の−
線矢視図である。第4図は第1図の管継手装置を
備えた小型船舶のエンジンの排気装置を示す側面
図である。第5図〜第7図はそれぞれ他の実施例
を示す管継手装置の断面図である。第8図は第2
の考案に係る管継手装置の実施例を示す中央縦断
面図である。第9図は第3の考案に係る管継手装
置の実施例を示す中央縦断面図、第10図は第3
の考案に係る管継手装置の他の実施例を示す中央
縦断面図である。第11図a,b及びcはそれぞ
れ可撓性金属管の正面図、第12図〜第14図は
従来の管継手装置の断面図である。 1,11,12,13……管継手装置、2……
第1円筒体(第1筒体)、3……第2円筒体(第
2筒体)、4,5……従動リング、6……Oリン
グ(シール部材)、7……スプリング、8,9…
…接続スリーブ、21,31……フランジ、2
2,32……挿通孔、24……管部分、25……
環状部、26……環状溝、29,39……ウオー
タジヤケツト、34……開口部、41,51,5
2……屈折端部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 エンジンの排気ガスのような高温の流体が流
    通し、かつ長さ方向及びこれと直交する方向に
    相対変位のある管同志を接続するための管継手
    装置であつて、基端側にフランジを形成すると
    共に該フランジの先端面に環状部を突設した第
    1筒体の先端部を、基端側にフランジを形成し
    た第2筒体の先端側の開口部内に遊嵌し、前記
    第1筒体の先端部と第2筒体の開口部との間隙
    内に、第1筒体の先端部の外周面に内接し且つ
    第2筒体の開口端面に摺接する屈折端部を有す
    る従動リングを、スプリングにより第2筒体側
    へ付勢して配装し、前記第1筒体と第2筒体の
    フランジ間及び第1筒体の環状部と第2筒体の
    先端部間をそれぞれ可撓性を具備した接続スリ
    ーブにより接続し、両接続スリーブ間の空〓内
    に連通する挿通孔を第1筒体及び第2筒体に開
    設して、冷却媒体を通過させるようにしたこと
    を特徴とする管継手装置。 2 エンジンの排気ガスのような高温の流体が流
    通し、かつ長さ方向及びこれと直交する方向に
    相対変位のある管同志を接続するための管継手
    装置であつて、基端側にフランジを形成すると
    共に該フランジの先端面に環状部を突設した一
    対の筒体の先端部をそれぞれ相対向させ、両方
    の筒体の先端部の外周面にそれぞれ内接し且つ
    相互に摺接する屈折端部を有する一対の従動リ
    ングを、スプリングにより両方の筒体の中間位
    置へ付勢して配装し、両方の筒体のフランジ間
    及び環状部間をそれぞれ可撓性を具備した接続
    スリーブにより接続し、両接続スリーブ間の空
    〓内に連通する挿通孔を両方の筒体にそれぞれ
    開設して、冷却媒体を通過させるようにしたこ
    とを特徴とする管継手装置。 3 エンジンの排気ガスのような高温の流体が流
    通し、かつ長さ方向及びこれと直交する方向に
    相対変位のある管同志を接続するための管継手
    装置であつて、基端側にフランジを形成すると
    共に該フランジの先端面に環状部を突設した第
    1筒体の先端部を、基端側にフランジを形成し
    た第2筒体の先端側の開口部内に遊嵌し、前記
    第1筒体の先端部と第2筒体の開口部との間隙
    内に、第1筒体の先端部の外周面に内接し且つ
    第2筒体の開口端面に摺接する屈折端部を有す
    る従動リングを、スプリングにより第2筒体側
    へ付勢して配装し、前記第1筒体と第2筒体と
    を可撓性を具備した接続スリーブにより接続
    し、第1筒体及び第2筒体の内部にそれぞれウ
    オータジヤケツトを設けて冷却媒体を流通させ
    るようにしたことを特徴とする管継手装置。
JP1988131991U 1988-10-08 1988-10-08 Expired JPH049515Y2 (ja)

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