JPH04947Y2 - - Google Patents

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JPH04947Y2
JPH04947Y2 JP16064486U JP16064486U JPH04947Y2 JP H04947 Y2 JPH04947 Y2 JP H04947Y2 JP 16064486 U JP16064486 U JP 16064486U JP 16064486 U JP16064486 U JP 16064486U JP H04947 Y2 JPH04947 Y2 JP H04947Y2
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cleaning
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injection nozzle
injection
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は主に孔加工された被加工物(以下ワー
クという)を洗浄対象とする洗浄装置における噴
射ノズルに関する。
〔従来の技術〕
従来のこの種の洗浄装置は、ワークの直上から
洗浄液を散布するシヤワー方式のもの、産業用ロ
ボツトの手首に取付けた噴射ノズルでワークの加
工孔を順次洗浄するようにしたもの、洗浄室内の
ワークの加工孔を外部操作で移動する噴射ノズル
で洗浄するようにしたもの、例えば第11図に示
す洗浄装置(特願昭60−277264号)等がある。こ
の洗浄装置は、洗浄位置にあるワーク72の側面
の加工孔に室外のノズル移動装置74で位置決め
された噴射ノズル73により加工孔を洗浄し、洗
浄が終わると、ワークを割出回転装置75により
90°回転しこれにより割出された加工孔に対し噴
射ノズル73を移動、位置決めして加工孔を洗浄
する操作を繰返し、洗浄を終わつたワークは、ワ
ーク昇降装置76により下降してワーク搬送装置
77に移し、ワーク搬送装置は洗浄済ワークの搬
出と未洗浄のワークの搬入とを行い、搬入された
ワークはワーク昇降装置76により洗浄位置まで
持ち上げて位置決めした後、前述の洗浄作業を行
う。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところが、シヤワー方式では加工孔に付着した
切粉やごみ等を完全に除去することが困難であつ
た。この点ロボツトによるものは噴射ノズルをワ
ークの加工孔に向けて洗浄するから確実に洗浄で
きる。しかし乍ら、洗浄液、特に霧化された洗浄
液でロボツトや周囲の機械が汚れる等作業環境が
損なわれると共に、電気機器等は安全な場所に隔
離する必要があつた。これに対し、第11図に示
す洗浄装置は密閉された洗浄室内で加工孔を洗浄
するからロボツト方式の前記欠点を排除できる。
しかし、ワーク洗浄箇所には加工面をノズル側へ
割出す回転割出装置、ワーク搬送装置、ワーク位
置決め装置、回転割出装置に併設するワーク昇降
装置等が配設されているため、構造が複雑で高価
になると共に、これらの装置を狭い空間に配置す
るため保守が困難になる。又、噴射ノズルはXY
方向の移動となるのでワーク上面の加工孔を洗浄
できない。
本考案は前記の点に鑑みてなされたもので、所
定位置に位置決めされたワークの5面(底面を除
く)にそれぞれ穿設された加工孔をX,Y,Z方
向に移動して順次洗浄する洗浄装置用噴射ノズル
の提供を目的としている。
〔問題点を解決するための手段〕
この目的を達成するための本考案の構成を実施
例に対応する第1図〜第5図を用いて説明する。
ワーク移送装置42を備えた洗浄室30の外部
に洗浄室内の噴射ノズル1をX,Y,Z方向に移
動して位置決めするノズル移動装置28を配設し
た洗浄装置において、ノズル本体2の下面と側面
の4方にそれぞれ噴射口8,9,10,11,1
2を備え、且つ噴射口8,9,10,11,12
をそれぞれ専用の開閉弁18,19,20,2
1,22を介して流体圧源23,24に接続する
ようにした噴射ノズル1を前記ノズル移動装置2
8に筒体27を介して取付ける。
〔作用〕
噴射ノズル1はノズル移動装置28によりX,
Y,Z方向に移動してワーク43の加工孔に噴射
口を対向させ、その専用開閉弁を開いて加圧流体
を噴射し加工孔を洗浄する。洗浄が終ると、開閉
弁を閉じ噴射ノズル1をノズル移動装置28によ
り移動して次なる加工孔に噴射口を対向させ、以
下同様にして洗浄し、すべての加工孔を洗浄する
と、噴射ノズル1を原点に復帰させると共に、ワ
ーク移送装置42により洗浄済のワークの搬出と
未洗浄のワークの洗浄位置への搬入、位置決めを
行い、再び洗浄順序に従つて加工孔を洗浄する。
ワーク43の上面の加工孔47は第6図に示す
如く噴射口8で洗浄する。ワーク43の4側面の
加工孔47は噴射ノズル1の側面に開口する噴射
口9,10,11.12で洗浄する。例えば第9
図において、最初にワーク43の側面48aの加
工孔を噴射口10で洗浄すると、側面48bの加
工孔は噴射ノズル1をZ→X方向に移動して噴射
口9で洗浄し、次の側面48cの加工孔は噴射ノ
ズル1をX→Z方向に移動して噴射口12で洗浄
し、最後の側面48dの加工孔は噴射口11で洗
浄する。洗浄が側面48から上面49に移る場合
は、噴射ノズル1をY方向に上昇、しかる後X,
Z方向に移動し、上面49から側面48に移る場
合は、噴射ノズル1をXZ方向に移動してからY
方向に下降する。従つて、ワーク43の5面の孔
洗浄は、洗浄位置に位置決めされたワーク43に
対し噴射ノズル1をXYZ方向に移動して行うこ
とができるから、洗浄に際し噴射ノズル1、ワー
ク43共回転させる必要がない。
噴射ノズル1は洗浄位置に位置決めされた一つ
又は二つ以上のワーク43の加工孔47に対し、
予め設定された洗浄順序に従つて洗浄する。この
洗浄順序はワーク43の配置、加工孔47の位置
等から設定している。第6図は4個のワーク43
の上面の加工孔の洗浄順序の一例を破線矢印で示
す。第8図は4個のワークの4側面と上面の加工
孔を洗浄する際の噴射ノズル移動系路の一例を示
す。第7図はワーク43aの側面48aの加工孔
とワーク43bの側面48bの加工孔とを噴射ノ
ズル1で同時洗浄する状態を示す斜視図、第10
図は1本の噴射ノズル1で2個のワーク、3個の
ワーク、4個のワークの加工孔をそれぞれ同時に
洗浄する例を示す。
尚、中空ワークの内面、例えばパイプの内面
は、噴射ノズル1をパイプ内で上下させ乍ら側周
面の四方の噴射口より噴射する洗浄液で洗浄する
ことができる。
〔実施例〕
本考案の実施例を図面に基いて説明する。第1
図〜第4図において、噴射ノズル1は、ノズル本
体2にノズル本体軸線上に導孔3を貫設し、この
導孔3の回りに90°位相を違えて盲孔の導孔4,
5,6,7を導孔3と平行に穿設し、中央の導孔
3の下端に下向きの噴射口8を取付け、残りの導
孔4,5,6,7の先端となる下端部を導孔軸線
と直角で上方よりみて反時計方向の向きとなる噴
射口9,10,11,12に連通する。
導孔3,4,5,6,7の上端はそれぞれ導管
13,14,15,16,17、互に独立の電磁
弁18,19,20,21,22を介して流体圧
源に接続する。流体圧源は油圧ポンプ23と空気
圧源24に分れ、それぞれ電磁弁への流体流れの
み許すチエツク弁25,26を介して電磁弁に接
続し、洗浄液を使用するときチエツク弁26を閉
じ、加圧空気を使用するときチエツク弁25を閉
じるようにしている。
噴射ノズル1は前記導管13,14.15,1
6,17を途中まで内装した筒体27を介してノ
ズル移動装置28のY軸スライド29に取付け
る。
ノズル移動装置28は、洗浄室30の上面に設
けた一対のガイド31及びモータ32と、この一
対のガイド31で案内され、且つモータ32の回
転軸に連結されたねじ軸33と螺合するナツト
(図示せず)を取付けたZ軸スライド34と、Z
軸スライド34の一対のガイド35で案内され且
つZ軸スライド34に固定されたモータ36の回
転軸に連結されたねじ軸37と螺合するナツト
(図示せず)を取付けたX軸スライド38と、X
軸スライド38の一対のガイド39で案内され且
つX軸スライド38に固定されたモータ40の回
転軸に連結されたねじ軸41と螺合するナツト
(図示せず)を取付けたY軸スライド29を備え
ている。
従つて、Y軸スライド29に筒体27を介して
噴射ノズル1を取付けるノズル移動装置28は洗
浄室30内の噴射ノズル1をX,Y,Z方向に移
動させることができる。
洗浄室30にはワーク移送装置42を配設して
未洗浄のワークを洗浄位置に搬入し、洗浄された
ワークを室外へ搬出するようにしているが、洗浄
室30を密閉するため、ワーク移送装置42が貫
通する左右の窓部44にそれぞれ開閉扉及び扉昇
降装置(図示せず)を設け、洗浄室30の上面の
筒体27が貫通する窓部45は筒体27のX,
Y,Z方向の移動を許容する可動形シールカバー
46でカバーしている。
第5図は噴射ノズル1の他の実施例で、断面4
角形のノズル本体2の4側面に設ける噴射口9,
10,11,12は中央の導孔3軸線の放射方向
に配置している。
〔考案の効果〕
本考案は流体源にそれぞれ専用開閉弁を介して
接続する5本の噴射口を備えた噴射ノズルであ
り、この噴射ノズルをX,Y,Z方向に移動して
洗浄室内に位置決めされたワークの上面及び側面
の加工孔を洗浄するようにしているので、ワーク
は1回の位置決めで5面の加工孔を洗浄すること
ができる。従つて、ワーク回転割出し装置、ワー
ク昇降装置等が不要となつてコストを低減できる
と共に、洗浄室内の構造が極めて簡単になつて故
障率が低減し、且つ保守が容易となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る噴射ノズルを備えた洗浄
装置の斜視図、第2図は噴射ノズルの実施例の斜
視図、第3図は同噴射口位置の横断面図、第4図
は流体回路図、第5図は噴射ノズルの他の実施例
の横断面図、第6図及び第7図はそれぞれ噴射ノ
ズルによる加工孔洗浄の一例を示す斜視図、第8
図は噴射ノズルの洗浄経路の一例を示す平面図、
第9図はワークの5面の加工孔に対する噴射ノズ
ルの噴射口位置決め説明用平面図、第10図は噴
射ノズルにより複数のワークを同時洗浄する例の
平面図、第11図は従来の洗浄装置の概略正面図
である。 1……噴射ノズル、2……ノズル本体、8,
9,10,11,12……噴射口、18,19,
20,21,22……開閉弁(電磁弁)、23…
…流体圧源(油圧ポンプ)、24……流体圧源
(空気圧源)、28……ノズル移動装置、30……
洗浄室、42……ワーク移送装置。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ワーク移送装置を備えた洗浄室の外部に洗浄室
    内の噴射ノズルをX,Y,Z方向に移動して位置
    決めするノズル移動装置を配設した洗浄装置にお
    いて、前記ノズル移動装置に取付けられ、且つノ
    ズル本体の下面と側面の4方にそれぞれ噴射口を
    備えると共に、噴射口をそれぞれ専用の開閉弁を
    介して流体圧源に接続するようにしたことを特徴
    とする洗浄装置用噴射ノズル。
JP16064486U 1986-10-20 1986-10-20 Expired JPH04947Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP16064486U JPH04947Y2 (ja) 1986-10-20 1986-10-20

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JP16064486U JPH04947Y2 (ja) 1986-10-20 1986-10-20

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JPS6366186U JPS6366186U (ja) 1988-05-02
JPH04947Y2 true JPH04947Y2 (ja) 1992-01-13

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