JPH049455Y2 - - Google Patents
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- JPH049455Y2 JPH049455Y2 JP11555386U JP11555386U JPH049455Y2 JP H049455 Y2 JPH049455 Y2 JP H049455Y2 JP 11555386 U JP11555386 U JP 11555386U JP 11555386 U JP11555386 U JP 11555386U JP H049455 Y2 JPH049455 Y2 JP H049455Y2
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- magnet
- shaft
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- 239000012530 fluid Substances 0.000 claims description 3
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 3
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 10
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 4
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 3
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000000696 magnetic material Substances 0.000 description 1
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-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C32/00—Bearings not otherwise provided for
- F16C32/04—Bearings not otherwise provided for using magnetic or electric supporting means
- F16C32/0406—Magnetic bearings
- F16C32/0408—Passive magnetic bearings
- F16C32/0423—Passive magnetic bearings with permanent magnets on both parts repelling each other
- F16C32/0427—Passive magnetic bearings with permanent magnets on both parts repelling each other for axial load mainly
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C17/00—Sliding-contact bearings for exclusively rotary movement
- F16C17/02—Sliding-contact bearings for exclusively rotary movement for radial load only
- F16C17/026—Sliding-contact bearings for exclusively rotary movement for radial load only with helical grooves in the bearing surface to generate hydrodynamic pressure, e.g. herringbone grooves
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C39/00—Relieving load on bearings
- F16C39/06—Relieving load on bearings using magnetic means
- F16C39/063—Permanent magnets
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- Engineering & Computer Science (AREA)
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- Mechanical Engineering (AREA)
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- Fluid Mechanics (AREA)
- Magnetic Bearings And Hydrostatic Bearings (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
<産業上の利用分野>
この考案は、流体の動圧によつて軸を支持する
動圧型軸受装置に関する。
動圧型軸受装置に関する。
<従来の技術>
従来より、動圧型軸受装置としては第4図のよ
うなものが提案されている。
うなものが提案されている。
この動圧型軸受装置は、外周面にラジアル方向
に支持するための動圧を発生する溝47を有する
軸41の両端に外側磁石45,46を固定し、ハ
ウジング42の端面42aおよび段部42bに、
上記外側磁石45,46に同極を対向するように
対面して内側磁石43,44を固定することによ
り、2箇所の軸受部A,Bの磁石43,44が、
夫々磁石45,46を介して軸41に及ぼす反発
力Fa,Fbによつて、軸41を安定にスラスト方
向に支持するようにしている。
に支持するための動圧を発生する溝47を有する
軸41の両端に外側磁石45,46を固定し、ハ
ウジング42の端面42aおよび段部42bに、
上記外側磁石45,46に同極を対向するように
対面して内側磁石43,44を固定することによ
り、2箇所の軸受部A,Bの磁石43,44が、
夫々磁石45,46を介して軸41に及ぼす反発
力Fa,Fbによつて、軸41を安定にスラスト方
向に支持するようにしている。
<考案が解決しようとする問題点>
しかしながら、上記従来の動圧型軸受装置にお
いては、軸41をスラスト方向に安定に支持する
ために、2箇所の軸受部A,Bを必要とし、した
がつて、少なくとも4枚の磁石を必要としてい
る。そのため、装置が大型となりコストアツプを
招くという問題がある。
いては、軸41をスラスト方向に安定に支持する
ために、2箇所の軸受部A,Bを必要とし、した
がつて、少なくとも4枚の磁石を必要としてい
る。そのため、装置が大型となりコストアツプを
招くという問題がある。
そこで、この考案の目的は、1箇所の軸受で軸
のハウジングに対する相対的な振動を速やかに減
衰し、確実にスラスト方向に軸を支持し、また、
軸受の支持剛性を任意に変え得る、コンパクトな
動圧型軸受装置を提供することにある。
のハウジングに対する相対的な振動を速やかに減
衰し、確実にスラスト方向に軸を支持し、また、
軸受の支持剛性を任意に変え得る、コンパクトな
動圧型軸受装置を提供することにある。
<問題点を解決するための手段>
上記目的を達成するために、この考案の動圧型
軸受の構成は、第1図に例示するように、ハウジ
ング12に軸11の一部を収納すると共に、上記
ハウジング12の内周面または軸11の外周面の
少なくとも一方に溝を設けて、上記軸11のハウ
ジング12に対する相対的な回転により、軸11
とハウジング12との間の流体に動圧を発生させ
て、ラジアル方向に軸11を支持するようにした
動圧型軸受装置において、上記軸11の端面11
aに設けた内側磁石14と、上記円筒形のハウジ
ング12の端部12aに、上記軸11の端面11
aの中心より軸方向に突出した支持部16に貫通
されるように、かつ、上記内側磁石14の外端面
に、内端面を対向させて同極を対向するように設
けた中間磁石13と、上記支持部16に、上記中
間磁石13の外端面に内端面を対向させて同極を
対向するように設けた外側磁石15とを備えたこ
とを特徴としている。また、上記外側磁石15は
軸方向に移動可能になつている。
軸受の構成は、第1図に例示するように、ハウジ
ング12に軸11の一部を収納すると共に、上記
ハウジング12の内周面または軸11の外周面の
少なくとも一方に溝を設けて、上記軸11のハウ
ジング12に対する相対的な回転により、軸11
とハウジング12との間の流体に動圧を発生させ
て、ラジアル方向に軸11を支持するようにした
動圧型軸受装置において、上記軸11の端面11
aに設けた内側磁石14と、上記円筒形のハウジ
ング12の端部12aに、上記軸11の端面11
aの中心より軸方向に突出した支持部16に貫通
されるように、かつ、上記内側磁石14の外端面
に、内端面を対向させて同極を対向するように設
けた中間磁石13と、上記支持部16に、上記中
間磁石13の外端面に内端面を対向させて同極を
対向するように設けた外側磁石15とを備えたこ
とを特徴としている。また、上記外側磁石15は
軸方向に移動可能になつている。
<作用>
軸11がハウジング12に対して相対的に変位
すると、ハウジング12の端部12aに設けた中
間磁石13の内端面と、軸11の端面11aに設
けた内側磁石14の外端面との距離L1、および
中間磁石13の外端面と支持部16に設けた外側
磁石15の内端面との距離L2の一方が増大し、
他方が減少することにより、一方の磁力による反
発力が減少し他方の磁力による反発力が増大する
ので、軸11を元の安定位置に戻そうとする力が
生じる。また、支持部16に設けた外側磁石15
を軸方向に移動することにより、上記距離L1,
L2が一律に増大あるいは減少し、したがつて、
磁石の反発力FA,FBが一律に減少あるいは増大
して、軸受の支持剛性が変わる。
すると、ハウジング12の端部12aに設けた中
間磁石13の内端面と、軸11の端面11aに設
けた内側磁石14の外端面との距離L1、および
中間磁石13の外端面と支持部16に設けた外側
磁石15の内端面との距離L2の一方が増大し、
他方が減少することにより、一方の磁力による反
発力が減少し他方の磁力による反発力が増大する
ので、軸11を元の安定位置に戻そうとする力が
生じる。また、支持部16に設けた外側磁石15
を軸方向に移動することにより、上記距離L1,
L2が一律に増大あるいは減少し、したがつて、
磁石の反発力FA,FBが一律に減少あるいは増大
して、軸受の支持剛性が変わる。
<実施例>
以下、この考案を図示の実施例により詳細に説
明する。
明する。
第1図において、11はハウジング12に収納
した固定軸であり、この固定軸11の外周面に動
圧発生用の溝17を設けている。上記軸11の端
面11aには中央に孔14aを有する環状の内側
磁石14を固定し、この内側磁石14の中央の孔
14aに、軸11の支持部としての非磁性材でな
るボルト16を貫通し、そのボルト16の先端1
6aを軸11の中心に軸方向に螺着している。上
記ハウジング12の端部12aには、大径孔19
をあけている。上記ハウジング12の端部12a
には、中央に孔13aを有する環状の中間磁石1
3を当接して、上記大径孔19に中間磁石13の
外端面の大部分を露出している。上記中間磁石1
3の外周面は、ハウジング12の内周面に密に嵌
合している。上記中間磁石13の内端面は、上記
内側磁石14の外端面に対向させ、かつ同極(S
極)を対向させている。また、上記ボルト16は
中間磁石13の中央の孔13aを貫通し、さら
に、環状の外側磁石15の孔15aを貫通し、頭
部16bに上記外側磁石15を当接している。そ
して外側磁石15の内端面を中間磁石13の外端
面に対向させて同極(N極)を対向するようにし
ている。
した固定軸であり、この固定軸11の外周面に動
圧発生用の溝17を設けている。上記軸11の端
面11aには中央に孔14aを有する環状の内側
磁石14を固定し、この内側磁石14の中央の孔
14aに、軸11の支持部としての非磁性材でな
るボルト16を貫通し、そのボルト16の先端1
6aを軸11の中心に軸方向に螺着している。上
記ハウジング12の端部12aには、大径孔19
をあけている。上記ハウジング12の端部12a
には、中央に孔13aを有する環状の中間磁石1
3を当接して、上記大径孔19に中間磁石13の
外端面の大部分を露出している。上記中間磁石1
3の外周面は、ハウジング12の内周面に密に嵌
合している。上記中間磁石13の内端面は、上記
内側磁石14の外端面に対向させ、かつ同極(S
極)を対向させている。また、上記ボルト16は
中間磁石13の中央の孔13aを貫通し、さら
に、環状の外側磁石15の孔15aを貫通し、頭
部16bに上記外側磁石15を当接している。そ
して外側磁石15の内端面を中間磁石13の外端
面に対向させて同極(N極)を対向するようにし
ている。
したがつて、軸11の端面11aに固定した内
側磁石14の外端面と、ハウジング12の端部1
2aに当接した中間磁石13の内端面との間に発
生する反発力FAと、上記中間磁石13の外端面
と、ボルト16の頭部16bに当接した外側磁石
15の内端面との間に発生する反発力FBとによ
つて、スラスト方向に軸11を相対的に支持して
いる。
側磁石14の外端面と、ハウジング12の端部1
2aに当接した中間磁石13の内端面との間に発
生する反発力FAと、上記中間磁石13の外端面
と、ボルト16の頭部16bに当接した外側磁石
15の内端面との間に発生する反発力FBとによ
つて、スラスト方向に軸11を相対的に支持して
いる。
上記構成の動圧型軸受装置は、外乱で軸11が
ハウジング12に対して相対的に変位すると、上
記中間磁石13の内端面と内側磁石14の外端面
との距離L1、および中間磁石13の外端面と外
側磁石15の内端面との距離L2の一方が増大し、
他方が減少する。したがつて、上記反発力FA,
FBの一方が減少し、他方が増加して、軸11の
相対的な位置を元の安定位置に戻そうとする力が
生じ、換言すれば、3枚の磁石13,14,15
の全磁力に、軸11のハウジング12に対する相
対的な変位に対して安定値を持たせるようにし
て、軸11のハウジング12に対する相対的な振
動は速やかに減衰され、1箇所の軸受で確実にス
ラスト方向に軸11を支持することができる。
ハウジング12に対して相対的に変位すると、上
記中間磁石13の内端面と内側磁石14の外端面
との距離L1、および中間磁石13の外端面と外
側磁石15の内端面との距離L2の一方が増大し、
他方が減少する。したがつて、上記反発力FA,
FBの一方が減少し、他方が増加して、軸11の
相対的な位置を元の安定位置に戻そうとする力が
生じ、換言すれば、3枚の磁石13,14,15
の全磁力に、軸11のハウジング12に対する相
対的な変位に対して安定値を持たせるようにし
て、軸11のハウジング12に対する相対的な振
動は速やかに減衰され、1箇所の軸受で確実にス
ラスト方向に軸11を支持することができる。
また、上記ボルト16は軸11の中心に軸方向
に螺着しているため、ボルト16を回転すること
により、ボルト16の頭部16bに反発力FBの
反力で常に当接している外側磁石15軸方向に移
動し、上記距離L1,L2は一律に増大または減少
する。したがつて、反発力FA,FBは一律に減少
または増大して、軸受の支持剛性を任意に変える
ことが可能となる。
に螺着しているため、ボルト16を回転すること
により、ボルト16の頭部16bに反発力FBの
反力で常に当接している外側磁石15軸方向に移
動し、上記距離L1,L2は一律に増大または減少
する。したがつて、反発力FA,FBは一律に減少
または増大して、軸受の支持剛性を任意に変える
ことが可能となる。
第2図に示す他の実施例においては、軸11の
端面11aの中心より軸方向外側に突出した支持
部26の端部26aにはネジを設け、環状の外側
磁石25の孔25aと螺合させて、ロツクナツト
28で固定している。そして中間磁石13の外端
面と外側磁石25の内端面とを対向させて同極を
対向するようにしている。したがつて、上記中間
磁石13の内端面と内側磁石14の外端面との間
の反発力および上記中間磁石13の外端面と外側
磁石25の内端面との間の反発力で、スラスト負
荷に応じて軸11がハウジング12に対し相対的
に変位してスラスト負荷と全磁力がバランスする
ようにして、1箇所の軸受で確実にスラスト方向
に軸11を支持することができる。
端面11aの中心より軸方向外側に突出した支持
部26の端部26aにはネジを設け、環状の外側
磁石25の孔25aと螺合させて、ロツクナツト
28で固定している。そして中間磁石13の外端
面と外側磁石25の内端面とを対向させて同極を
対向するようにしている。したがつて、上記中間
磁石13の内端面と内側磁石14の外端面との間
の反発力および上記中間磁石13の外端面と外側
磁石25の内端面との間の反発力で、スラスト負
荷に応じて軸11がハウジング12に対し相対的
に変位してスラスト負荷と全磁力がバランスする
ようにして、1箇所の軸受で確実にスラスト方向
に軸11を支持することができる。
また、上記外側磁石25は支持部26と螺合し
ているため、ロツクナツト28を緩めて外側磁石
25を回転することにより、外側磁石25を軸方
向に移動し、各磁石13,14,25の間の距離
は一律に増大または減少する。したがつて、各磁
石13,14,25の間の反発力は一律に減少ま
たは増大して、軸受の支持剛性を任意に変えるこ
とができる。他の構成および作用は第1図に示す
実施例と同じであるので省略する。
ているため、ロツクナツト28を緩めて外側磁石
25を回転することにより、外側磁石25を軸方
向に移動し、各磁石13,14,25の間の距離
は一律に増大または減少する。したがつて、各磁
石13,14,25の間の反発力は一律に減少ま
たは増大して、軸受の支持剛性を任意に変えるこ
とができる。他の構成および作用は第1図に示す
実施例と同じであるので省略する。
第3図に示す実施例においては、上記軸11の
端面11aの中心より軸方向外側に突出した支持
部36の端部36aにはネジを設け、上記環状の
外側磁石15を上記支持部36に貫通させて、ロ
ツクナツト28に当接して固定している。そし
て、中間磁石13の外端面と外側磁石15の内端
面とを対向させて同極を対向するようにしてい
る。したがつて、磁石13,14,15の全磁力
は軸11のハウジングに対する相対的な変位に対
して安定値を持つため、1箇所の軸受で確実にス
ラスト方向に軸11を支持し得る。
端面11aの中心より軸方向外側に突出した支持
部36の端部36aにはネジを設け、上記環状の
外側磁石15を上記支持部36に貫通させて、ロ
ツクナツト28に当接して固定している。そし
て、中間磁石13の外端面と外側磁石15の内端
面とを対向させて同極を対向するようにしてい
る。したがつて、磁石13,14,15の全磁力
は軸11のハウジングに対する相対的な変位に対
して安定値を持つため、1箇所の軸受で確実にス
ラスト方向に軸11を支持し得る。
また、上記外側磁石15は、その内端面と中間
磁石13の外端面との間の反発力で、軸方向外側
には付勢されつつロツクナツト28に当接してい
るため、上記ロツクナツト28を回転することに
より、外側磁石15を軸方向に摺動して、各磁石
13,14,15の間の距離を一律に増減し得
る。したがつて、各磁石13,14,15の間の
反発力は一律に増減して、軸受の支持剛性を任意
に変え得る。
磁石13の外端面との間の反発力で、軸方向外側
には付勢されつつロツクナツト28に当接してい
るため、上記ロツクナツト28を回転することに
より、外側磁石15を軸方向に摺動して、各磁石
13,14,15の間の距離を一律に増減し得
る。したがつて、各磁石13,14,15の間の
反発力は一律に増減して、軸受の支持剛性を任意
に変え得る。
上記実施例に示した動圧型軸受装置は、いずれ
も組立てる場合、まず、内側磁石14を固定した
固定軸11に、中間磁石13を嵌合した回転する
ハウジング12を設置してハウジング12の回転
バランスを調整し、次に固定している軸11の支
持部16または26または36に外側磁石15ま
たは25を設置するため、ハウジング12の回転
バランスは変わらない。また、軸受の支持剛性を
変えるときには、固定している軸11の支持部1
6または26または36に設置している外側磁石
15または25を移動するので、ハウジング12
の回転バランスは変わることなく、安定した回転
が得られる。
も組立てる場合、まず、内側磁石14を固定した
固定軸11に、中間磁石13を嵌合した回転する
ハウジング12を設置してハウジング12の回転
バランスを調整し、次に固定している軸11の支
持部16または26または36に外側磁石15ま
たは25を設置するため、ハウジング12の回転
バランスは変わらない。また、軸受の支持剛性を
変えるときには、固定している軸11の支持部1
6または26または36に設置している外側磁石
15または25を移動するので、ハウジング12
の回転バランスは変わることなく、安定した回転
が得られる。
上記実施例に示した動圧型軸受装置は、いずれ
も軸11を固定してハウジング12を回転してラ
ジアル方向の動圧を発生させているが、軸11を
回転しハウジング12を固定してもよい。
も軸11を固定してハウジング12を回転してラ
ジアル方向の動圧を発生させているが、軸11を
回転しハウジング12を固定してもよい。
<考案の効果>
以上より明らかなように、この考案の動圧型軸
受装置は、軸の端面に内側磁石を固定し、ハウジ
ングの端部に中間磁石を、上記内側磁石の外端面
に内端面を対向させて同極を対向するように設
け、さらに、軸の端面の中心より軸方向に突出し
た支持部に外側磁石を、上記中間磁石の外端面に
内周面を対向させて、同極を対向するように設置
しているので、上記3枚の中間磁石・内側磁石・
外側磁石の全磁力は軸のハウジングに対する相対
的な変位に対して安定値を有し、軸の相対的な振
動を速やかに減衰して、1箇所の軸受でしかも3
枚の磁石で、確実にスラスト方向に軸を支持する
ことができ、コンパクトでコスト軽減に有効であ
る。
受装置は、軸の端面に内側磁石を固定し、ハウジ
ングの端部に中間磁石を、上記内側磁石の外端面
に内端面を対向させて同極を対向するように設
け、さらに、軸の端面の中心より軸方向に突出し
た支持部に外側磁石を、上記中間磁石の外端面に
内周面を対向させて、同極を対向するように設置
しているので、上記3枚の中間磁石・内側磁石・
外側磁石の全磁力は軸のハウジングに対する相対
的な変位に対して安定値を有し、軸の相対的な振
動を速やかに減衰して、1箇所の軸受でしかも3
枚の磁石で、確実にスラスト方向に軸を支持する
ことができ、コンパクトでコスト軽減に有効であ
る。
また、上記外側磁石は軸方向に移動可能に設置
しているので、外側磁石を軸方向に移動すること
によつて、上記中間磁石の内端面と内側磁石の外
端面との距離および上記中間磁石の外端面と外側
磁石の内端面との距離を一律に増減することがで
き、したがつて、中間磁石と内側磁石との間の反
発力および中間磁石と外側磁石との間の反発力は
一律に増減して、軸受の支持剛性を任意に変え得
るという利点を有する。
しているので、外側磁石を軸方向に移動すること
によつて、上記中間磁石の内端面と内側磁石の外
端面との距離および上記中間磁石の外端面と外側
磁石の内端面との距離を一律に増減することがで
き、したがつて、中間磁石と内側磁石との間の反
発力および中間磁石と外側磁石との間の反発力は
一律に増減して、軸受の支持剛性を任意に変え得
るという利点を有する。
第1図はこの考案の動圧型軸受装置の縦断面
図、第2,3図はそれぞれ第1図と異なる実施例
を示す縦断面図、第4図は従来の動圧型軸受装置
の縦断面図である。 11……軸、12……ハウジング、13……中
間磁石、14……内側磁石、15,25……外側
磁石、16,26,36……支持部、17……ラ
ジアル動圧発生用溝、28……ロツクナツト。
図、第2,3図はそれぞれ第1図と異なる実施例
を示す縦断面図、第4図は従来の動圧型軸受装置
の縦断面図である。 11……軸、12……ハウジング、13……中
間磁石、14……内側磁石、15,25……外側
磁石、16,26,36……支持部、17……ラ
ジアル動圧発生用溝、28……ロツクナツト。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) ハウジング12に軸11の一部を収納すると
共に、上記ハウジング12の内周面または軸1
1の外周面の少なくとも一方に溝を設けて、上
記軸11のハウジング12に対する相対的な回
転により、軸11とハウジング12との間の流
体に動圧を発生させて、ラジアル方向に軸11
を支持するようにした動圧型軸受装置におい
て、 上記軸11の端面11aに設けた内側磁石1
4と、 上記円筒形のハウジング12の端部12a
に、上記軸11の端面11aの中心より軸方向
に突出した支持部16に貫通されるように、か
つ、上記内側磁石14の外端面に、内波端面を
対向させて同極を対向するように設けた中間磁
石13と、 上記支持部16に、上記中間磁石13の外端
面に内端面を対向させて同極を対向するように
設けた外側磁石15とを備えたことを特徴とす
る動圧型軸受装置。 (2) 実用新案登録請求の範囲第1項に記載の動圧
型軸受装置において、上記外側磁石15を軸方
向に移動可能に設けたことを特徴とする動圧型
軸受装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11555386U JPH049455Y2 (ja) | 1986-07-28 | 1986-07-28 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11555386U JPH049455Y2 (ja) | 1986-07-28 | 1986-07-28 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6322424U JPS6322424U (ja) | 1988-02-15 |
JPH049455Y2 true JPH049455Y2 (ja) | 1992-03-10 |
Family
ID=30999312
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11555386U Expired JPH049455Y2 (ja) | 1986-07-28 | 1986-07-28 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH049455Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3306940B2 (ja) * | 1993-01-08 | 2002-07-24 | 住友電気工業株式会社 | 複合軸受構造 |
US8803392B2 (en) * | 2010-06-19 | 2014-08-12 | Peter S. Aronstam | Axial magnetic suspension |
-
1986
- 1986-07-28 JP JP11555386U patent/JPH049455Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6322424U (ja) | 1988-02-15 |
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