JPH0494361A - 連続用紙処理装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概　要〕 折畳み連続用紙を用いる連続用紙処理装置の用紙長の自
動検出手段と用紙スタック初期位置設定機構に関し、 オペレータの介在なしに用紙長を判断し、かつ用紙スタ
ック初期位置を設定する連続用紙処理装置の提供を目的
とし、 ホッパーにセントされた折畳み連続用紙を転写部に給紙
する場合に、前記ホッパー上に設けた前記折畳み連続用
紙の通過頁数を検出する光学的検出手段と、当該光学的
検出手段の出力を用紙搬送量、若しくは用紙通過時間に
対応させて前記折畳み連続用紙の一真の用紙長を演算す
る演算手段と、該演算手段の出力に基づき用紙スタック
初期位置設定を電気的に位置決めする位置決め機構とか
ら構成する。

〔産業上の利用分野〕

本発明は、折畳み連続用紙を用いる連続用紙処理装置に
係り、特に用紙長の自動検出手段と用紙スタック初期位
置設定機構に関する。

近年、コンピュータシステムの発展に伴い、印刷装置の
自動化への要求は高まっている。一方、コンピュータシ
ステムの普及に伴い、印刷装置の多様化への要求も高ま
っている。このため、折畳み連続用紙を用いる印刷装置
でも、使用する用紙の長さは年々多様化しているのが現
状である。

そこで、用紙長の異なる折畳み連続用紙を交換した場合
、転写部における用紙のミシン目合わせや、排出用紙を
折畳みながらスタッカテーブル上の所定位置に集積する
ために用紙長に対応させて用紙スタック初期位置設定を
行う必要があり、この初期設定を短時間内に行うことの
できる自動化が望まれている。

〔従来の技術〕

第６図は従来の連続用紙処理装置の要部構成図を示す。

図において、１は連続用紙処理装置であって、その装置
内には大別して転写部２と排出用紙回収部３とを含む構
成になっている。連続用紙処理装置１は折畳み連続用紙
４をセットするホッパー１１と、折畳み連続用紙４を転
写部２の給紙口２１に送り出する送出ローラ１２と、給
紙口２１から排出された印刷済の折畳み連続用紙４を排
出用紙回収部３に送り出す送出ローラ１３とを具備して
いる。

転写部２は、給紙口２１から供給される折畳み連続用紙
４をドラム２２に送り込むためのスプロケット付のトラ
クタ２３と、そのトラクタ２３と一体的に回転するエン
コーダ２４と、そのトラクタ２３を矢印Ａ方向に回転駆
動するモータ２５と、エンコーダ２４に接続され、カウ
ンタまたはタイマー２７を備え、かつ後述する位置セン
サ３６の情報を入力する用紙長情報処理器２６と、該用
紙長情報処理器２６の出力を制御信号に変換してモータ
２５を駆動するモータ制御器２８とを備えている。

排出用紙回収部３は、送出ローラ１３から送り込まれた
折畳み連続用紙４を受入ローラ３１を介してスタッカ３
２に折畳みながら回収する。スタ・ツカ３２は、スタッ
カテーブル３３と、該スタッカテーブル上に垂直壁面を
保持しながら折畳み連続用紙４の積載位置を規制する用
紙寸法規制板３４と、当該用紙寸法規制板３４を用紙長
に対応してスタッカテーブル上に矢印ＢまたはＢ゛方向
機械的に位置決め設定する用紙長設定レバー３５と、用
紙寸法規制板３４の設定位置を読み取る位置センサ（例
えばりニヤスケール等）３６とを備えている。この他に
、折畳み連続用紙４の積載量に対応してスタッカテーブ
ル３３の高さを自動制御する機構が含まれるが、本発明
とは関係がないので記載を省略する。

従来の連続用紙処理装置１の排出用紙回収部３において
は、最初に使用すべき折畳み連続用紙４をホンパー１１
にセットする際に、オペレータはその折畳み連続用紙４
の用紙終端部を引き出し、送出ローラ１２．トラクタ２
３．送出ローラ１３および受入ローラ３１をそれぞれ通
してスタッカ３２に導き、トラクタ２３上にマークされ
ているミシン目合わせ位置２９を折畳み連続用紙４のミ
シン目に合わせて図示しないスプロケットに装着し、用
紙長設定レバー３５を折畳み連続用紙４の用紙長に対応
させて操作することにより用紙寸法規制板３４を矢印Ｂ
またはＢ°力方向連動させてその用紙寸法規制板３４の
位置を設定する。

この設定操作の結果、その設定位置を検出する位置セン
サ３６の出力が用紙長情報処理器２６にフィードハック
され、エンコーダ２４から入力されるミシン目合わせ位
置情報と組み合わせて、カウントの初期タイムを設定し
、指定された用紙長に相当するエンコーダパルス、また
はタイマによってカウントし、これによりモータ２５を
駆動する制御信号を作り、モータ制御器２８にて駆動信
号に変換し、トラクタ２３上におけるミシン目を折畳み
連続用紙４の一頁毎に合わせる制御を行っていた。

以上説明したように、従来の折畳み連続用紙を用いる連
続用紙処理装置においては、用紙の搬送量はトラクタ２
３に付設されたエンコーダ２４が出力するパルス数や、
モータの回転速度（駆動時間）等によって決定していた
。

例えば、 ■エンコーダ２４のパルスによって設定する場合、ペー
ジ移動量−用紙長（インチ）　×Ｉ　Ｐ当たりのパルス
数（カウント値） ■モータ駆動時間によって設定する場合、ページ移動量
＝用紙長（インチ）　Ｘ　Ｉ　Ｇ＞当たりのモータ駆動
時間（秒） ところが、用紙長設定レバーで設定を行っているため、
用紙長の異なる用紙を交換する度にオペレークが初期設
定のための機械的な手動操作を行う必要があった・ 〔発明が解決しようとする課題］ 従来の用紙長の初期設定はオペレータの手動操作に依存
するものであるため、オペレータが設定を忘失したり、
間違えたりすることがあり、ミシン目が合わない、連続
用紙処理装置あるいは排出用紙回収部が正常に動作しな
い等の問題が発生していた。

本発明は上記従来の問題点に鑑みてなされたもので、オ
ペレータの介在なしに用紙長を判断、設定する連続用紙
処理装置の提供を目的とする。

〔課題を解決するための手段〕

第１図は本発明の原理説明図、第２図乃至第５図は本発
明の課題解決手段を示す。ホッパー１１にセットされた
折畳み連続用紙４を転写部２に給紙する場合に、前記ホ
ンパー１１上に設けた前記折畳み連続用紙４の通過頁数
を検出する光学的検出手段５と、当該光学的検出手段５
の出力を用紙搬送量、若しくは用紙通過時間に対応させ
て前記折畳み連続用紙４の一頁の用紙長を演算する演算
手段７とを具備し、該演算手段７にて検出された用紙長
に基づき電気的に位置決めする位置決め機構９を設けて
構成する。

０作　用〕 折畳み連続用紙４の通過頁数を検出する光学的検出手段
５は、第４図に示すように折畳み連続用紙４の側端面が
通過する毎に検出パルスを出力する。この検出パルスを
用紙搬送量、若しくは用紙通過時間に対応させることに
より演算手段により折畳み連続用紙４の一頁の用紙長を
演算することができる。この演算結果得られた用紙長に
基づき、電気的に位置制御を行う位置決め機構９を用紙
寸法規制板３４に連結させることにより自動的に用紙ス
タック初期位置設定を行うことができる。

Ｃ実施例〕 以下本発明の実施例を図面によって詳述する。

なお、構成、動作の説明を理解し易くするために全図を
通じて同一部分には同一符号を付してその重複説明を省
略する。

第１図は本発明の原理説明図を示す。図において、５は
ホッパー１１上に設けられた光学的検出手段、６は紙面
に垂直方向に設けられた検出光路であって、その両端に
光学的検出手段５が配置されている。矢印Ｃは折畳み連
続用紙４を転写部２に給紙する場合の用紙の移動方向を
示す。７は図示しないカウンタまたはタイマを備える演
算手段であって、後述する方法で用紙搬送量、若しくは
用紙通過時間に対応させて折畳み連続用紙４の通過頁数
を演算する機能を有する。

第２図は本発明の第１の実施例であって、第１図におけ
る検出光路６を平面図に示した場合の一例である。図に
おいて、６ａは折畳み連続用紙４の幅方向に平行に設定
した直線的な検出光路であって、第１図に示した光学的
検出手段５は、その検出光路６ａの両端に対向する一対
の光学的検出部材５ａ、５ｂを設けて構成する。５ａは
ビーム状の光を発光する発光素子、５ｂはそのビーム状
の光を受光する受光素子で構成されている。

折畳み連続用紙４が給紙方向（図面しこ対して垂直方向
）への移動に伴いビーム状の検出光路６ａを一頁毎に遮
断するため、その遮断時間に対応するパルス信号を受光
素子５ｂが出力する。この出力を利用して第４図にて説
明する方法で通過頁数を検出する。

第３ばば本発明の第２の実施例であって、第２図の検出
光路６ａの変形例である。財において、６ｂは折畳み連
続用紙４の側端面を反射面とし、該反射面から受ける反
射光の光路を利用する検出光路であって、第１図の検出
光路６の実施例である。

８はホトセンサであって対をなす発光素子８ａと受光素
子８ｂとから構成され、発光素子８ａの出射光を前記折
畳み連続用紙４の側端面（反射面）に一頁毎に照射し、
その反射光を受光素子８ｂで受光できる位置にホトセン
サ８を配置して第１図の光学的検出手段５の実施例とし
たものである。

第４図は本発明の光学的検出手段の動作説明図を示す。

図において、（ａ）から（ｅ）の状態まではそれぞれ折
畳み連続用紙４が、給紙方向Ｃに移動していく過程にお
いて光学的検出手段５が、折畳み連続用紙４の一頁毎に
その通過を検出してパルス信号を出力する時間的経過と
、その移動に対応するミシン目の位置変化を示したもの
である。

つまり、（ｂ）の状態から（ｄ）の状態になるまでに折
畳み連続用紙４は、図示するように光学的検出手段５を
２回通過する。また、この間の用紙搬送量はミシン目の
移動位置から判断して２頁分である。

従って、用紙長を７インチ、この間の用紙搬送量をＸイ
ンチとすれば、Ｙ＝Ｘ／２インチで求められる。

時間で用紙長を求める場合には、図示するように（ｂ）
の状態から（ｄｌの状態になるまでの時間をＴ１秒とし
、（Ｃ）の状態から（ｅ）の状態になるまでの時間をＴ
２秒とし、用紙搬送速度（第５図のエンコーダ２４の出
力から求められる）を■インチー／秒とすルト、ｙ＝　
（ＶＸ　　Ｃ（ＴＩ　＋７２）／２）］　／２で求めら
れる。但し、原則的にはエンコーダ２４の回転速度が一
定のときＴＩ＝Ｔ２である。

第５図は本発明の第３の実施例を示す。この図が第６図
と異なる点は、光学的検出手段５と、演算手段７と、位
置決め機構９が配置され、用紙長設定レバー３５と、位
置センサ３６とが無くなった点である。図において、９
は用紙寸法規制板３４をスタッカテーブル３３上に電気
的に位置決めするための位置決め機構であって、例えば
スタッカテーブル３３上に同定されたパルスモータと、
そのパルスモータの回転数に対応した距離だけ用紙寸法
規制板３４をスタッカテーブル３３上に矢印Ｂ−Ｂ’方
向に移動させる駆動機構とから構成され、演算手段７の
出力によってパルスモータの回転数が制御されるもので
ある。

オペレータは用紙長の異なる折畳み連続用紙４をホンパ
ー１１にセントする際に、その折畳み連続用紙４の用紙
終端部を引き出し、送出ローラ１２゜トラクタ２３．送
出ローラ１３および受入ローラ３１をそれぞれ通してス
タッカ３２に導き、トラクタ２３上にマークされている
ミシン目合わせ位置２９を折畳み連続用紙４のミシン目
に合わせて図示しないスプロケットに装着し、モータ２
５を回転させるだけで演算手段７の出力は、第６図にお
ける位置センサ３６の出力と同し値を出力し、従来通り
用紙長情報処理器２６にフィードハ・７りされ、ミシン
目合わせを行うと共に位置決め機構９を介して用紙寸法
規制板３４の用紙スクソク初期位置設定を自動的に行う
ことができる。

〔発明の効果〕

以上の説明から明らかなように本発明によれば、折畳み
連続用紙の交換時にオペレータの介在なしに用紙長の検
出ができ、これに対応した動作設定が確実にできるため
、正確な動作が可能となり、連続用紙処理装置の自動化
に寄与するところが大きい。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の原理説明図、 第２図は本発明の第１の実施例、 第３図は本発明の第２の実施例、 第４図は本発明の光学的検出手段の動作説明図、第５図
は本発明の第３の実施例、 第６図は従来の連続用紙処理装置の要部構成図を示す。 第１図〜第３図および第５図において、２は転写部、４
は折畳み連続用紙、５は光学的検出手段、５ａは光学的
検出部材（発光素子）、５ｂは光学的検出部材（受光素
子）、６．６ａおよび６ｂは検出光路、７は演算手段、
８はホトセンサ、９は位置決め機構、３３はスタッカテ
ーブル、３４は用紙寸法規制板をそれぞれ示す。 核°°プヤ２゛肥 ル　２　凶 耶Ｊ凶

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. （１）ホッパー（１１）にセットされた折畳み連続用紙
   （４）を転写部（２）に給紙する場合に、前記ホッパー
   （１１）上に設けた前記折畳み連続用紙（４）の通過頁
   数を検出する光学的検出手段（５）と、 当該光学的検出手段（５）の出力を用紙搬送量、若しく
   は用紙通過時間に対応させて前記折畳み連続用紙（４）
   の一頁の用紙長を演算する演算手段（７）とを具備して
   なることを特徴とする連続用紙処理装置。
2. （２）前記光学的検出手段（５）は、前記折畳み連続用
   紙（４）の幅方向に設定した検出光路（６ａ）の両端に
   対向する一対の光学的検出部材（５ａ、５ｂ）を設け、
   前記折畳み連続用紙（４）が給紙方向への移動に伴い前
   記検出光路（６）を一頁毎に遮断するように構成したこ
   とを特徴とする請求項１記載の連続用紙処理装置。
3. （３）前記光学的検出手段（５）は、前記折畳み連続用
   紙（４）の側端面を反射面とし、該側端面からの反射光
   により前記折畳み連続用紙（４）の通過を一頁毎に検出
   するホトセンサ（８）にて構成したことを特徴とする請
   求項１記載の連続用紙処理装置。
4. （４）印刷が完了して排出される折畳み連続用紙（４）
   をスタッカテーブル（３３）上に折畳みながら積載する
   際に、前記スタッカテーブル（３３）上の積載位置を規
   制する用紙寸法規制板（３４）の位置決めを前記演算手
   段（７）にて検出された用紙長に基づき電気的に位置決
   めする位置決め機構（９）を設けたことを特徴とする請
   求項１記載の連続用紙処理装置。