JPH049421B2 - - Google Patents

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JPH049421B2
JPH049421B2 JP25452187A JP25452187A JPH049421B2 JP H049421 B2 JPH049421 B2 JP H049421B2 JP 25452187 A JP25452187 A JP 25452187A JP 25452187 A JP25452187 A JP 25452187A JP H049421 B2 JPH049421 B2 JP H049421B2
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bathtub
pressure
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pine
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JP25452187A
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Description

【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野 本発明は、圧力を有する温水を断続的に人体に
作用してマツサージ効果を得る物理療法と健康法
の水力按摩装置に関する。 従来の技術 現在、世界の各先進国で湿温式マツサージが物
理療法と健康法の重要な手段とされている。欧米
や日本で現在よく使われている気泡渦流浴や超音
波浴等は上記の原理から発展してきている。 発明が解決しようとする問題点 今まで、温水治療法は体の局部の血液流量が増
加できると一般的に思われていたが、毛細血管鏡
の視察では確かに温水で皮膚の血流増加が見られ
たけれども、筋肉の血流が増加するかどうかはま
だ証明されていない。また、キセノンのアイソト
ープの跡形実験の結果では、温水を浴びることに
よつて骨骼筋の血流は顕著に増加できなかつた。
しかし、筋の運動によつて、筋の血液流量は著し
く増加できる。したがつて、ある程度の力を付与
しなければ奥の筋に作用できず、よい治療と健康
効果が得られない。現在、よく使われている渦流
浴や気泡浴、超音波浴などは、圧力が低いから筋
の受動的な運動を引き起こせず、マツサージ効果
はほとんどないものである。 問題点を解決するための手段 本発明は上記のような点に鑑みたもので、上記
の問題を解決するために、浴槽の内面の被治療者
の肩部、腰部、腿部、脚部に対応する治療要部位
置に14〜18mm位の口径の水力按摩孔をそれぞれ開
口するとともに、上記水力按摩孔から上記治療部
の筋肉をふるつて叩撃按摩可能な圧力で、1分間
に120〜180回の断続的な圧力水を噴出自在に水力
按摩孔に圧力水発生装置を接続し、上記浴槽中の
水温を38ないし42℃の温度としたことを特徴とす
る水力按摩浴槽を提供するにある。 作 用 本発明よれば、浴槽の内面の被治療者の肩部、
腰部、腿部、脚部に対応する治療要部位置に開口
した水力按摩孔から、所定の圧力、温度の圧力温
水をきのこ状のように噴出できる。そのため、体
の表面は、湿と温との作用でもつて温められると
ともに、筋肉を手で叩くマツサージのように流体
でふるい、体の深部の筋肉の血液流量を増加させ
て有効に治療できる。 実施例 以下、本発明を実施例にもとづいて説明する。 第1図以下は、本発明の一実施例である。浴槽
装置1は、第1図、第2図のように被治療者が背
を伸ばし、脚を伸ばして横たわつて入れるように
に細長状に凹設した浴槽2を支持材3を介して装
着し、側面に保護カバー4をロツク部5に取りは
ずし可能に配設して形成している。浴槽2の底面
には、図のように浴槽2に横たわる被治療者の肩
部、腰部、大腿部、脚部のそれぞれの両側部の8
個所の要部に対応して水力按摩孔6を開口し、水
力按摩孔6を圧力水発生装置7に接続して所定の
圧力水を噴出できるようにしている。圧力発生装
置7は、第1図、第3図のように浴槽2の一端部
に所定温度に加熱装置8で加熱自在とした給水装
置9に吸込管10を介して防水型の圧力ポンプ1
1を接続し、その吐出管12に蓄圧器13、脈動
発生器14を接続するとともに吐出管12の端部
側を上記水力按摩孔6に対応して8本に分岐し
て、それぞれ電磁弁15を介して水力按摩孔6に
接続して圧力温水を選択的に噴出自在に形成して
いる。圧力温水は、加熱装置8の温度調整によつ
て水力按摩孔6から38〜42℃の範囲で供給できる
ようにしており、また圧力ポンプ11によつて噴
出圧力を2Kg/cm2にわたつて加圧できるようにし
ており、さらに脈動発生器14によつて圧力温水
を120〜180回/分の間隔で断続的に水力按摩孔6
から噴出できるようにしている。 上記脈動発生器14は、第4図のように防水モ
ーター16に伝導減速機17を介してパルス弁1
8を連結し、防水モーター16の回転によつてパ
ルス弁18の弁体19を旋回して、弁体19の一
回転に対して吐出管12を2回導通して断続的に
圧力水を浴槽2に噴出できるようにしている。 また、水力按摩孔6は、それぞれ第5図のよう
に直径が14〜18mmで、円錐度を6〜10度としたノ
ズル20をシール21を介してナツト22で浴槽
2に水密的に締着して形成していて、上記脈動発
生器14を介して断続的に圧力水をきのこ状のよ
うに被治療者の体に噴射し、人の手で経穴部等を
叩いて、筋肉をふるうマツサージ効果を有効に得
られるようにしている。 上記水力按摩孔6から圧力水を噴出自在に開閉
制御する電磁弁15は、それぞれ第6図のように
主励磁コイル23と副励磁コイル24とを配設し
ていて、主励磁コイル23でスプール25を駆動
して流通路の開閉を行い、副励磁コイル24でス
プール25を係止してセルフロツクできる省エネ
ルギー型としている。 また、浴槽2の端部の給水装置9には、第3図
に示すようにシヤワー温水弁26を接続してシヤ
ワーおよび浴槽2に注水可能としている。27は
圧力調整弁、28は溢流口、29は溢流管、30
は排出兼返戻口、31は返送管で、一端を圧力ポ
ンプ11の吸入側に接続し、他端を排出弁32を
介して下水用管33に接続している。34は圧力
計である。 また、浴槽2の一側部には、第1図、第2図の
ように操作部35を配設し、被治療者等が自ら操
作できるようにしている。操作部35には11個の
スイツチのボタン36を配設していて、第7図の
ようにボタン36を押すとマグネツト37でリレ
ー38を導通させ、ボタン36を押さないときは
自動的に復帰してリレー38非導通状態に保持す
るようにしている。 この操作部35には、第1図、第8図のように
全身循環マツサージボタン39、全身マツサージ
ボタン40、部分マツサージボタン41、停止ボ
タン42をそれぞれ配設していて、上記のボタン
を選択して押釦することにより、全身循環マツサ
ージ、全身マツサージ、部分マツサージの3種類
のマツサージモードが行えるようにしている。 たとえば、全身循環マツサージボタン39を押
すと、第8図のような圧力ポンプ・脈動発生制御
ユニツト43に導通して、圧力ポンプ11、脈動
発生器14を駆動し、パルス状の噴流を発生す
る。同時に、循環マツサージ制御ユニツト44が
作動し、主電磁制御装置45を作動する。する
と、先ず肩部用の左右の電磁弁15の主励磁コイ
ル23が励磁して該電磁弁15を開き、肩部の水
力按摩孔6からきのこ状の圧力水を噴出して肩部
を1分間マツサージする。マツサージ時間は、適
宜に調整できる。ついで、副電磁制御装置46が
作動し、電磁弁15の副励磁コイル24を励磁し
て上記電磁弁15を閉じ、同時に腰部の電磁弁1
5の主励磁コイル23を励磁して該電磁弁15を
開ける。このようにして4対の電磁弁15を順次
作動し、各水力按摩孔6から圧力水をきのこ状に
噴出し、肩部、腰部、大腿部、脚部を順次に循環
して水力マツサージを行うものである。 また、全身マツサージボタン40を押すと、第
8図のように圧力ポンプ・脈動発生制御ユニツト
43を介して圧力ポンプ11、脈動発生器14を
駆動するとともに、順次開制御ユニツト47を介
して主電磁制御装置45を作動し、4対の電磁弁
15を同時に開いて、肩部、腰部、大腿部、脚部
のすべての水力按摩孔6から噴流を脈動的に噴出
し、体の8個所を一定時間マツサージする。 また、部分マツサージボタン41を押すと、第
8図のように圧力ポンプ・脈動発生制御ユニツト
43を介して圧力ポンプ11、脈動発生器14を
駆動するとともに、選択したマツサージ位置の電
磁制御装置48によつて所定位置の電磁弁15を
開き、所望部分をマツサージする。マツサージの
個所は、1個所でも複数個所でも適宜選択して行
える。 これらのマツサージを終了するには、停止ボタ
ン42を押すことによつて停止制御ユニツト49
が作動して圧力ポンプ・脈動発生制御ユニツト4
3の電源を遮断し、副電磁制御装置46を作動し
て電磁弁15を閉じ、浴槽2への噴射を終了する
ものである。なお、マツサージ時間制御ユニツト
50のタイマーを所望の時間に設定することが可
能で、一定時間後に自動的にマツサージを停止す
ることもできる。 なお、操作部35の側部には、圧力調整つまみ
52を設置していて、圧力指示計53を見ながら
マツサージ圧を調整自在としているとともに、温
度指示計54を設置して、加熱装置8の加減によ
つて治療に対応した適温に温水を調整できるよう
にしている。55は排水用つまみで、浴槽2の温
水量を加減できるとともに、排水処理自在として
いるものである。56は、手すり、57は水温計
である。 上記した本発明は、保養所、病院、ホテル、ス
ポーツセンターの他、家庭用にも適用できるもの
である。 治療効果について 上記水力按摩浴槽を使用して、180名のスポー
ツ選手、ダンサー等に延べ1547人の水力按摩を行
つた。その結果は次表の通りで、有効率は88.8%
であつた。
【表】 患者の治療状況は、以下の通りである。 筋肉疲労者というのは、通常のトレーニング
に参加した選手のことである。 陸上、重量挙げ、自転車、体操などの70人の
選手に、延び103人に水力按摩を行つた。平均
一人当たり4.3回行い、63人の選手はこの水力
按摩により筋肉が弛緩し、けいれんがやみ、疼
痛が消失あるいは軽減した。有効率は90%であ
つた。 腰部疾病の患者31人に水力按摩を行つた。腰
部筋肉疲労と腰背筋膜の炎症に属するもの16
例、椎間板ヘルニア5例、骨と骨との間の裂傷
3例、腰椎狭窄症2例、その他の傷病5例であ
つた。平均1例当たり10回治療を行い、29例は
治療後症状の改善が見られ、有効率は、93.5%
であつた。 膝関節損傷の治療症例は、半月板損傷或いは
半月板摘出術後、膝蓋骨軟骨軟化、膝蓋骨脱
臼、創傷性滑膜炎、関節に水がたまつた26例に
ついて、平均11.7回の治療を行つた。それぞれ
程度は異なるが23例において、たまつた水が消
失し、症状が改善した。有効率は88.5%であつ
た。 くるぶしの関節損傷の治療症例計6例。殆ど
が慢性創傷骨関節の疾病で病歴の長い者につい
て、1例当たり平均15.3回の治療を行つた。4
例が有効であつた。有効率は78.6%であつた。 過剰トレーニングの治療症例4例。1例当た
り平均11.6回治療を行い、3例が有効であつ
た。有効率75%。 その他の傷病の治療患者14例。各部位の筋肉
損傷、膝蓋骨関節じん帯損傷、大腿骨欠血性壊
死、リユウマチ様関節炎、脳しんとうの後遺
症、重篤な不眠、高位脊髄神経損傷による下半
身付随症等11例に有効であつた。有効率は78.6
%であつた。 上記について、治療時間としては、通常1回15
〜20分間とした。また、水温は通常38〜40℃に維
持し、虚弱体質の人にはやや低くするのが好まし
く、一部の局部治療に関してはやや高くすること
がきる。理論的には水温は少し高い方が血液循環
を促進し、良い効果があるが、41〜42℃以上とな
ると4〜5分間たたないうちに目まいがしたり、
気分が悪くなつてよくない。また、筋肉を弛緩す
るために、噴射ポンプの圧力が通常0.8〜1.2Kg/
cm2位が好ましく、圧力を高くして、長時間水力按
摩することはは好ましくない。 発明の効果 以上のように本発明あつては、中国の伝統按摩
手法の叩撃法と湿熱が人体のマツサージ部位に温
湿布の理学療法が一体となつた、湿と温との作用
をもつて治療部のマツサージが行えるとともに、
水力按摩孔から温水をきのこ状のように噴出でき
て手で叩くようにマツサージすることができ、筋
肉をふるうように治療部をマツサージできる。そ
のため、体の表面の温度を高めるだけでなく、深
部の筋肉の血液の流量を増加させ、けいれんの解
消、痛みどめや、筋肉の局部疲労を除去すること
ができる。さらに、身体の余分な脂肪がとれて健
康美となるほか、睡眠の改善や筋肉の捻挫、硬
直、関節の捻挫、慢性の腰痛、足痛、坐骨神経
痛、リユーマチ、肩背筋膜炎、自律性神経功能乱
れなどの治療を倦怠感なく行うことができるもの
である。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図は本発明の一実施例の正面図お
よび平面図、第3図は同上の温水噴射回路説明
図、第4図は同上の脈動発生器の一部省略した側
断面図、第5図は同上の水力按摩孔部の断面図、
第6図は同上の電磁弁の側断面図、第7図は同上
の操作部の側断面図、第8図は同上の操作制御説
明図である。 1……浴槽装置、2……浴槽、6……水力按摩
孔、11……圧力ポンプ、14……脈動発生器、
15……電磁弁。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 浴槽の内面の被治療者の肩部、腰部、腿部、
    脚部に対応する治療要部位置に14〜18mm位の口径
    の水力按摩孔をそれぞれ開口するとともに、上記
    水力按摩孔から上記治療部の筋肉をふるつて叩撃
    按摩可能な圧力で、1分間に120〜180回の断続的
    な圧力水を噴出自在に水力按摩孔に圧力水発生装
    置を接続し、 上記浴槽中の水温を38ないし42℃の温度とした
    ことを特徴とする水力按摩浴槽。
JP25452187A 1986-11-11 1987-10-07 水力按摩浴槽 Granted JPH02104361A (ja)

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CN86107656 1986-11-11
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JP2733723B2 (ja) * 1992-03-03 1998-03-30 株式会社イナックス 気泡浴槽
JPH0824701B2 (ja) * 1992-12-18 1996-03-13 藤井 昭三郎 水力按摩装置
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