JP2873589B2 - 温水噴流温灸装置 - Google Patents
温水噴流温灸装置Info
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Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は温水、殊に、人の体温より高い温水を加圧し
て、これをノズルからスポット的に人体に噴射すること
により、温灸効果を得る温水噴流温灸装置に関するもの
である。
て、これをノズルからスポット的に人体に噴射すること
により、温灸効果を得る温水噴流温灸装置に関するもの
である。
[従来の技術] 従来、人体のツボを温灸により刺激して、治療する方
法はよく知られているが、温灸はその性質上、それ相応
の経験と知識とが要求され、一般人が容易に実施するこ
とは困難であったばかりか、温灸を施した皮膚には火傷
の跡が残り易いという欠点があった。
法はよく知られているが、温灸はその性質上、それ相応
の経験と知識とが要求され、一般人が容易に実施するこ
とは困難であったばかりか、温灸を施した皮膚には火傷
の跡が残り易いという欠点があった。
このような欠点を解決すべく人体のツボに温水を噴射
して行う温灸が提案され、例えば、特開昭62−164462号
公報には、所定位置に固定するようにした支柱にノズル
台を取り付け、そのノズル台に取り付けたノズルから高
圧の温水を人体のツボに噴射する装置が開示されてい
る。
して行う温灸が提案され、例えば、特開昭62−164462号
公報には、所定位置に固定するようにした支柱にノズル
台を取り付け、そのノズル台に取り付けたノズルから高
圧の温水を人体のツボに噴射する装置が開示されてい
る。
しかしながら、斯かる装置におけるノズルは、単に人
体に温水を噴射するというものであって、ノズル台に固
定されていることから、ノズルの位置をツボの位置に応
じてその都度設定しなければならないという煩しさがあ
るばかりか、使用者が所望のツボにノズルから噴射され
る温水を容易かつ正確に当てることは困難であった。更
に、温灸効果を得るための効果的な温水の温度、及び、
その患部への噴射圧についての開示もなされていない。
体に温水を噴射するというものであって、ノズル台に固
定されていることから、ノズルの位置をツボの位置に応
じてその都度設定しなければならないという煩しさがあ
るばかりか、使用者が所望のツボにノズルから噴射され
る温水を容易かつ正確に当てることは困難であった。更
に、温灸効果を得るための効果的な温水の温度、及び、
その患部への噴射圧についての開示もなされていない。
[発明が解決しようとする課題] 本発明は、かかる状況に鑑みてなされたものであっ
て、所定の温度並びに圧力に加圧した温水をノズルから
スポット的に人体のツボに噴射することにより、皮膚に
火傷が発生しにくい温水噴流温灸装置を提供することを
目的とするものである。
て、所定の温度並びに圧力に加圧した温水をノズルから
スポット的に人体のツボに噴射することにより、皮膚に
火傷が発生しにくい温水噴流温灸装置を提供することを
目的とするものである。
[課題を解決するための手段] 本発明者は、前述の従来技術の欠点を解消すべく鋭意
研究した結果、人体に温水を噴射する温水噴流温灸装置
において、水を加熱手段により体温を越える温度に加温
し、この温水を加圧手段により加圧し、得られる加圧温
水をノズルからスポット的に人体に噴射させることによ
り、皮膚に火傷が発生する恐れの少ない温灸術を施すこ
とのできる温水噴流温灸装置を完成するに到った。
研究した結果、人体に温水を噴射する温水噴流温灸装置
において、水を加熱手段により体温を越える温度に加温
し、この温水を加圧手段により加圧し、得られる加圧温
水をノズルからスポット的に人体に噴射させることによ
り、皮膚に火傷が発生する恐れの少ない温灸術を施すこ
とのできる温水噴流温灸装置を完成するに到った。
[発明の目的] 本発明の温水噴流温灸装置は、人体のツボに温水をス
ポット的に噴射し、温灸効果を得るものであることか
ら、火傷の発生が少なく、素人でも安全かつ効果的に温
灸術を実施することができる。
ポット的に噴射し、温灸効果を得るものであることか
ら、火傷の発生が少なく、素人でも安全かつ効果的に温
灸術を実施することができる。
殊に、普通の温灸でも気持ちのリラックスしている時
に用いることが効果的であるとされているように、本発
明の装置による温灸術も気持ちがリラックスし易い温浴
時に使用するのが望ましい。本発明の装置による温灸術
を実施する条件は、使用者の個体差や患部の状態による
が、通常、入浴時の湯温、即ち、通常、約37〜42℃の湯
温より高い温水、つまり、約47〜60℃の温水、望ましく
は、約52〜57℃の温水を、皮膚に約1〜6kg/cm2、望ま
しくは、約3〜5kg/cm2で噴射されるよう加圧して、約
0.1〜3cm2、望ましくは、約0.2〜2cm2の皮膚に対しノズ
ルからスポット的に噴射すれば、高いマッサージ効果と
温灸効果とが発揮されることを見い出した。
に用いることが効果的であるとされているように、本発
明の装置による温灸術も気持ちがリラックスし易い温浴
時に使用するのが望ましい。本発明の装置による温灸術
を実施する条件は、使用者の個体差や患部の状態による
が、通常、入浴時の湯温、即ち、通常、約37〜42℃の湯
温より高い温水、つまり、約47〜60℃の温水、望ましく
は、約52〜57℃の温水を、皮膚に約1〜6kg/cm2、望ま
しくは、約3〜5kg/cm2で噴射されるよう加圧して、約
0.1〜3cm2、望ましくは、約0.2〜2cm2の皮膚に対しノズ
ルからスポット的に噴射すれば、高いマッサージ効果と
温灸効果とが発揮されることを見い出した。
即ち、本発明者は前記の温度範囲並びに圧力範囲に設
定した加圧温水をスポット的に人体に噴射すれば、マッ
サージ効果と温灸効果とが相乗的に作用することを見い
出し本発明を完成した。
定した加圧温水をスポット的に人体に噴射すれば、マッ
サージ効果と温灸効果とが相乗的に作用することを見い
出し本発明を完成した。
本発明において、加圧した温水をノズルからスポット
的に人体に噴射させるとは、人体のツボを集中的に刺激
するようノズルから加圧温水を噴射させることを意味
し、通常、約47〜60℃、望ましくは、約52〜57℃の温水
を経穴を含む約0.1〜3cm2、望ましくは、約0.2〜2cm2の
皮膚に約1〜6kg/cm2、望ましくは、約3〜5kg/cm2の圧
力で噴射する。
的に人体に噴射させるとは、人体のツボを集中的に刺激
するようノズルから加圧温水を噴射させることを意味
し、通常、約47〜60℃、望ましくは、約52〜57℃の温水
を経穴を含む約0.1〜3cm2、望ましくは、約0.2〜2cm2の
皮膚に約1〜6kg/cm2、望ましくは、約3〜5kg/cm2の圧
力で噴射する。
又、本発明においては、人の体温より高く、かつ、入
浴時の湯温より高い温度に設定した温水を人体にノズル
からスポット的に噴射させることから、噴射される温水
による心地よいマッサージ効果と温灸効果とが相乗的に
発揮されるものである。
浴時の湯温より高い温度に設定した温水を人体にノズル
からスポット的に噴射させることから、噴射される温水
による心地よいマッサージ効果と温灸効果とが相乗的に
発揮されるものである。
更に、対象者における所望のツボに対し温水を的確に
スポット的に噴射するために、先端を円柱状、円錐状な
どとしたノズルを柔軟性耐圧ホースの先に設けるように
すれば、使用者自身が刺激したいツボを容易に刺激する
ことができるなどの利点を有する。
スポット的に噴射するために、先端を円柱状、円錐状な
どとしたノズルを柔軟性耐圧ホースの先に設けるように
すれば、使用者自身が刺激したいツボを容易に刺激する
ことができるなどの利点を有する。
更に、ノズル或はその取り付け部に握り部分を形成又
は取り付ければ、ノズルをツボに向け易くする上で好都
合である。
は取り付ければ、ノズルをツボに向け易くする上で好都
合である。
又、マッサージ効果と温灸効果とをより高めるため
に、加圧温水が経穴を含む特定範囲の皮膚にスポット的
に刺激を与える皮膚当接開口部と、その加圧温水がその
周辺に直接当たらないよう加圧温水の排水路とを設けた
円柱状、円錐状などの筒状皮膚当接アダプターをノズル
の先に設けることも有利に実施できる。この筒状皮膚当
接アダプターは、例えば、ノズルと一体成型したもので
あってもよく、又、ノズルと着脱自在にできるよう、筒
状皮膚当接アダプターにゴム、プラスチック又は金属な
どのノズル固定具を設け、ノズルに固定するようにして
もよい。
に、加圧温水が経穴を含む特定範囲の皮膚にスポット的
に刺激を与える皮膚当接開口部と、その加圧温水がその
周辺に直接当たらないよう加圧温水の排水路とを設けた
円柱状、円錐状などの筒状皮膚当接アダプターをノズル
の先に設けることも有利に実施できる。この筒状皮膚当
接アダプターは、例えば、ノズルと一体成型したもので
あってもよく、又、ノズルと着脱自在にできるよう、筒
状皮膚当接アダプターにゴム、プラスチック又は金属な
どのノズル固定具を設け、ノズルに固定するようにして
もよい。
従って、本発明の温水噴流温灸装置は、例えば、肩こ
り、腰痛、神経麻痺、関節炎、関節リウマチ、神経痛、
弛緩性麻痺、神経炎、内臓痛、筋肉痛、打撲、捻挫、皮
膚表層、血行障害、及び、外傷性後遺症などによる痛み
や麻痺の緩解や軽減、小児喘息による発作の軽減、花粉
症、及び、風邪などの予防、健康の維持増進、美容、接
骨手術や神経移植後のリハビリテーション、ストレスの
解消、新陳代謝の促進、スポーツ前後の筋肉のウォーミ
ング・アップ並びにマッサージなどに極めて有利に使用
することができる。
り、腰痛、神経麻痺、関節炎、関節リウマチ、神経痛、
弛緩性麻痺、神経炎、内臓痛、筋肉痛、打撲、捻挫、皮
膚表層、血行障害、及び、外傷性後遺症などによる痛み
や麻痺の緩解や軽減、小児喘息による発作の軽減、花粉
症、及び、風邪などの予防、健康の維持増進、美容、接
骨手術や神経移植後のリハビリテーション、ストレスの
解消、新陳代謝の促進、スポーツ前後の筋肉のウォーミ
ング・アップ並びにマッサージなどに極めて有利に使用
することができる。
以下、図示実施例に従って、本発明を詳細に説明す
る。
る。
[実施例] 第1図は、本発明の温水噴流温灸装置の一実施例を示
す電気回路図である。ポンプPを付勢するためのモータ
ーMは、電源Bに並列接続され、温度センサーを有する
温度制御回路SとヒーターHは、電源Bに直列接続され
ている。その動作について説明すると、電池Bからスイ
ッチSWを閉じることによって、モーターMが起動しポン
プPを付勢し、水はポンプPの流入口1より吸引され、
ポンプPにより加圧されて流出口2より流出する。その
流水路中にヒーターHを設け、このヒーターHにより流
水を加熱する一方、温度センサーを有する温度制御回路
SによってヒーターHの加熱用電流を制御して一定の水
温とする。第1図の実施例にあっては、流水路中に形成
した加温室3に、ヒーターHと温度センサーを有する温
度制御回路Sとが内装されている。又、流水路の一部分
として柔軟性耐圧ホース4を設け、その先に円柱状、円
錐状などの筒状に形成したノズル5を取り付け、そのノ
ズル5より温水をスポット的に噴射させるものである。
す電気回路図である。ポンプPを付勢するためのモータ
ーMは、電源Bに並列接続され、温度センサーを有する
温度制御回路SとヒーターHは、電源Bに直列接続され
ている。その動作について説明すると、電池Bからスイ
ッチSWを閉じることによって、モーターMが起動しポン
プPを付勢し、水はポンプPの流入口1より吸引され、
ポンプPにより加圧されて流出口2より流出する。その
流水路中にヒーターHを設け、このヒーターHにより流
水を加熱する一方、温度センサーを有する温度制御回路
SによってヒーターHの加熱用電流を制御して一定の水
温とする。第1図の実施例にあっては、流水路中に形成
した加温室3に、ヒーターHと温度センサーを有する温
度制御回路Sとが内装されている。又、流水路の一部分
として柔軟性耐圧ホース4を設け、その先に円柱状、円
錐状などの筒状に形成したノズル5を取り付け、そのノ
ズル5より温水をスポット的に噴射させるものである。
第2図は、本発明の温水噴流温灸装置を入浴時に使用
する場合の一実施例である。この実施例にあっては、ヒ
ーターHと温度センサーを有する温度制御回路Sとを設
けた加温室3にポンプPを一体的に内装すると共に、そ
の加温室3にノズル5を設けた場合を示している。ポン
プPによって浴槽内の温水が流入口1から吸引され、流
出口2から加温室3に流れ出す。その流水は流水路を形
成する加温室3に設けたヒーターHによって加熱され
る。この時、流水は温度センサーを有する温度制御回路
Sにより制御されるヒーターHにより適宜の温度に調節
される。加温室3には円柱状、円錐状などの筒状に形成
したノズル5が設けられ、ポンプPから送られてきた温
水をスポット的に噴射するようになっている。
する場合の一実施例である。この実施例にあっては、ヒ
ーターHと温度センサーを有する温度制御回路Sとを設
けた加温室3にポンプPを一体的に内装すると共に、そ
の加温室3にノズル5を設けた場合を示している。ポン
プPによって浴槽内の温水が流入口1から吸引され、流
出口2から加温室3に流れ出す。その流水は流水路を形
成する加温室3に設けたヒーターHによって加熱され
る。この時、流水は温度センサーを有する温度制御回路
Sにより制御されるヒーターHにより適宜の温度に調節
される。加温室3には円柱状、円錐状などの筒状に形成
したノズル5が設けられ、ポンプPから送られてきた温
水をスポット的に噴射するようになっている。
本装置は、小型化、軽量化が容易なことから、持ち運
びも容易で、使用者が本装置を手に持って、ノズル5か
ら噴出される加圧温水を直接人体にスポット的に噴射す
ることができる。又、ノズル5は図示のように加温室3
に直接的に設けてもよいが、柔軟性耐圧ホースを介して
その先にノズルを取り付け、その柔軟性耐圧ホース或は
ノズルを使用者が手に持って所望のツボを刺激してもよ
い。又、そのノズルに加圧温水がツボの範囲にスポット
的に噴射されるよう円筒状、円錐状などの筒状の皮膚当
接アダプターを設けてもよい。
びも容易で、使用者が本装置を手に持って、ノズル5か
ら噴出される加圧温水を直接人体にスポット的に噴射す
ることができる。又、ノズル5は図示のように加温室3
に直接的に設けてもよいが、柔軟性耐圧ホースを介して
その先にノズルを取り付け、その柔軟性耐圧ホース或は
ノズルを使用者が手に持って所望のツボを刺激してもよ
い。又、そのノズルに加圧温水がツボの範囲にスポット
的に噴射されるよう円筒状、円錐状などの筒状の皮膚当
接アダプターを設けてもよい。
第3図は、本発明の温水噴流温灸装置のための漏電防
止回路である。図中、Tは変圧器であって、その一次コ
イルL1は交流電源100Vに接続され、その二次コイルL2は
制御用ボックスRを介してポンプP及びヒーターHに接
続され、その帰路は接地されている。その動作について
説明すると、交流電源100VからポンプP及びヒーターH
に電力を供給する時、感電防止の観点から、交流電源10
0Vを変圧器Tの一次コイルL1に供給し、完全絶縁した二
次コイルL2を接地し、使用時における漏電を防止する。
Rは制御用ボックスで、スイッチSW、及び、温度センサ
ーを有する温度制御回路Sなどを収納し、ポンプPのON
/OFF及びヒーターHへの電流制御を行う。
止回路である。図中、Tは変圧器であって、その一次コ
イルL1は交流電源100Vに接続され、その二次コイルL2は
制御用ボックスRを介してポンプP及びヒーターHに接
続され、その帰路は接地されている。その動作について
説明すると、交流電源100VからポンプP及びヒーターH
に電力を供給する時、感電防止の観点から、交流電源10
0Vを変圧器Tの一次コイルL1に供給し、完全絶縁した二
次コイルL2を接地し、使用時における漏電を防止する。
Rは制御用ボックスで、スイッチSW、及び、温度センサ
ーを有する温度制御回路Sなどを収納し、ポンプPのON
/OFF及びヒーターHへの電流制御を行う。
第4図は、水道蛇口6にヒーターHと温度センサーを
有する温度制御回路Sとを内装した加温室3を取り付け
る型式の実施例であり、水道水を加温室3で加熱し、所
定の温度に加熱した温水を流水路を形成する柔軟性耐圧
ホース4を介してノズル5からスポット的に噴射するよ
うに構成した本発明の温水噴流温灸装置である。加温室
3の内部に設けた温度センサーを有する温度制御回路ス
イッチS及びヒーターHとにより任意の温度の温水を使
用することができる。
有する温度制御回路Sとを内装した加温室3を取り付け
る型式の実施例であり、水道水を加温室3で加熱し、所
定の温度に加熱した温水を流水路を形成する柔軟性耐圧
ホース4を介してノズル5からスポット的に噴射するよ
うに構成した本発明の温水噴流温灸装置である。加温室
3の内部に設けた温度センサーを有する温度制御回路ス
イッチS及びヒーターHとにより任意の温度の温水を使
用することができる。
第5図は、本発明の温水噴流温灸装置における加熱手
段に瞬間湯沸器を使用した例である。その動作について
説明すると、瞬間湯沸器7から供給される温水と、水道
蛇口6から供給される水道水とを温度コントローラー8
に導く。温度コントローラー8は、瞬間湯沸器7から流
出してくる温水が所定の温度より低い場合には、温度コ
ントローラー8に設けたヒーターにより加熱して温度を
高め、逆に、高い場合には、水道水を混入して温度を低
くし、任意の水温にコントロールした後、この温水をポ
ンプPにより加圧し、ノズル5よりスポット的に噴射さ
せるものである。
段に瞬間湯沸器を使用した例である。その動作について
説明すると、瞬間湯沸器7から供給される温水と、水道
蛇口6から供給される水道水とを温度コントローラー8
に導く。温度コントローラー8は、瞬間湯沸器7から流
出してくる温水が所定の温度より低い場合には、温度コ
ントローラー8に設けたヒーターにより加熱して温度を
高め、逆に、高い場合には、水道水を混入して温度を低
くし、任意の水温にコントロールした後、この温水をポ
ンプPにより加圧し、ノズル5よりスポット的に噴射さ
せるものである。
又、この温度コントローラー8に二本以上の柔軟性耐
圧ホース4を接続し、それぞれの先にノズル5を設けれ
ば、一人または複数の人が一人または複数の対象者に温
灸術を同時に行うことも容易に実施できる。
圧ホース4を接続し、それぞれの先にノズル5を設けれ
ば、一人または複数の人が一人または複数の対象者に温
灸術を同時に行うことも容易に実施できる。
第6図は、本願発明の温水噴流装置におけるノズル5
に設ける筒状皮膚当接アダプター9の一実施例である。
この実施例の筒状皮膚当接アダプター9は、全体が円筒
状に形成されており、その先端に皮膚当接開口部10を開
口すると共に、基部にはノズル5を挿入固定するための
固定板11が設けられている。固定板11には排出口12が設
けてある。ノズル5から供給されてくる加圧温水は、皮
膚に当接させる皮膚当接開口部10において皮膚に対して
スポット的に噴射された後、ノズル5の外側に形成され
る排水路13を通って排出口12から流出する。この筒状皮
膚当接アダプター9は、ノズル5と一体成型してもよ
く、又、固定板11をゴムなどの弾性部材で構成すること
により、ノズル5と着脱自在にしてもよい。更に、必要
に応じてノズル5の先に加圧温水がツボに効率よくスポ
ット的に噴射されるようノズル5の周縁部に取り付け用
のガイド板を設けてもよい。前記筒状皮膚当接アダプタ
ー9をノズル5に設けることにより、加圧温水を所望の
ツボのみに確実に当てることができることから、本発明
によるマッサージ効果と温灸効果とを更に高めることが
できる。
に設ける筒状皮膚当接アダプター9の一実施例である。
この実施例の筒状皮膚当接アダプター9は、全体が円筒
状に形成されており、その先端に皮膚当接開口部10を開
口すると共に、基部にはノズル5を挿入固定するための
固定板11が設けられている。固定板11には排出口12が設
けてある。ノズル5から供給されてくる加圧温水は、皮
膚に当接させる皮膚当接開口部10において皮膚に対して
スポット的に噴射された後、ノズル5の外側に形成され
る排水路13を通って排出口12から流出する。この筒状皮
膚当接アダプター9は、ノズル5と一体成型してもよ
く、又、固定板11をゴムなどの弾性部材で構成すること
により、ノズル5と着脱自在にしてもよい。更に、必要
に応じてノズル5の先に加圧温水がツボに効率よくスポ
ット的に噴射されるようノズル5の周縁部に取り付け用
のガイド板を設けてもよい。前記筒状皮膚当接アダプタ
ー9をノズル5に設けることにより、加圧温水を所望の
ツボのみに確実に当てることができることから、本発明
によるマッサージ効果と温灸効果とを更に高めることが
できる。
第7図は、本願発明の温水噴流装置におけるノズル5
に設ける筒状皮膚当接アダプター9の更なる一実施例で
ある。この実施例の筒状皮膚当接アダプター9は、全体
が円錐状に形成されており、その先端に皮膚当接開口部
10を開口すると共に、基部には排出口12が設けられてい
る。この筒状皮膚当接アダプター9は止めネジなどの固
定具14によりノズル5に固定される。ノズル5から供給
されてくる加圧温水は、皮膚に当接させる皮膚当接開口
部10において皮膚に対しスポット的に噴射された後、ノ
ズル5の外側に形成される排水路13を通って排出口12か
ら流出する。第6図における円柱状をした筒状皮膚当接
アダプター9と同様、第7図の円錐状をした筒状皮膚当
接アダプター9をノズル5に設ければ、加圧温水を所望
のツボのみに確実に当てることができ、本願発明による
マッサージ効果と温灸効果とを更に高めることができる
との実益を有する。
に設ける筒状皮膚当接アダプター9の更なる一実施例で
ある。この実施例の筒状皮膚当接アダプター9は、全体
が円錐状に形成されており、その先端に皮膚当接開口部
10を開口すると共に、基部には排出口12が設けられてい
る。この筒状皮膚当接アダプター9は止めネジなどの固
定具14によりノズル5に固定される。ノズル5から供給
されてくる加圧温水は、皮膚に当接させる皮膚当接開口
部10において皮膚に対しスポット的に噴射された後、ノ
ズル5の外側に形成される排水路13を通って排出口12か
ら流出する。第6図における円柱状をした筒状皮膚当接
アダプター9と同様、第7図の円錐状をした筒状皮膚当
接アダプター9をノズル5に設ければ、加圧温水を所望
のツボのみに確実に当てることができ、本願発明による
マッサージ効果と温灸効果とを更に高めることができる
との実益を有する。
[実験例] 第2図に図示したの温水噴流温灸装置を用いて臨床試
験を行った。
験を行った。
即ち、第2図に図示したの温水噴流温灸装置を用い
て、温浴時に浴槽内の温湯に患部を漬けたままの状態
(A)、又は、温湯に患部を漬けない状態(B)で、温
度54±3℃、圧力3±0.3kg/cm2の加圧温水を対象者の
患部における皮膚面積約1cm2に対し噴射することにより
温灸術を行った。前記温度、圧力、及び、皮膚面積の条
件は、必要に応じて僅かに変化させて実施した。対象者
としては、病院の整形外科にて治療中の患者120人(45
〜65歳の男性53人、平均年齢58.3歳、及び、47〜67歳の
女性67人、平均年齢61.7歳)を30人ずつの4グループに
分けた。患者の個々の病名は、肩こり、腰痛、神経麻
痺、関節炎、関節リウマチ、神経痛、弛緩性麻痺、神経
炎、内臓痛、筋肉痛、打撲、捻挫、皮膚表層、血行障
害、及び、外傷性後遺症などであった。何れの患者も慢
性的で、投薬、注射、及び、低周波治療法、温灸、牽
引、マッサージなどの理学療法を継続的に行っていた者
である。温灸術は、医師又は医師の指導のもとに行っ
た。温灸術は、一日一回、ツボ当り約1〜3分間、3週
間継続して行った。尚、ツボ当りの温灸術を施す時間
は、対象者の症状に応じて適宜変えて行った。3週間が
経過した後、医師が対象者を触診及び問診すると共に、
自覚症状、副作用などについて対象者に問診アンケート
した。
て、温浴時に浴槽内の温湯に患部を漬けたままの状態
(A)、又は、温湯に患部を漬けない状態(B)で、温
度54±3℃、圧力3±0.3kg/cm2の加圧温水を対象者の
患部における皮膚面積約1cm2に対し噴射することにより
温灸術を行った。前記温度、圧力、及び、皮膚面積の条
件は、必要に応じて僅かに変化させて実施した。対象者
としては、病院の整形外科にて治療中の患者120人(45
〜65歳の男性53人、平均年齢58.3歳、及び、47〜67歳の
女性67人、平均年齢61.7歳)を30人ずつの4グループに
分けた。患者の個々の病名は、肩こり、腰痛、神経麻
痺、関節炎、関節リウマチ、神経痛、弛緩性麻痺、神経
炎、内臓痛、筋肉痛、打撲、捻挫、皮膚表層、血行障
害、及び、外傷性後遺症などであった。何れの患者も慢
性的で、投薬、注射、及び、低周波治療法、温灸、牽
引、マッサージなどの理学療法を継続的に行っていた者
である。温灸術は、医師又は医師の指導のもとに行っ
た。温灸術は、一日一回、ツボ当り約1〜3分間、3週
間継続して行った。尚、ツボ当りの温灸術を施す時間
は、対象者の症状に応じて適宜変えて行った。3週間が
経過した後、医師が対象者を触診及び問診すると共に、
自覚症状、副作用などについて対象者に問診アンケート
した。
又、対照として、温湯に患部を漬けていない状態で、
先の条件のうち温度のみを35±3℃として温灸術を行っ
たグループ(対照1)と、先の条件のうち圧力のみを0.
5±0.1kg/cm2として温灸術を行ったグループ(対照2)
とを設けた。言い換えると、対照1は加圧水によるマッ
サージ効果のみを主として見るためのものであり、対照
2は温水による温灸効果のみを主として見るためのもの
である。
先の条件のうち温度のみを35±3℃として温灸術を行っ
たグループ(対照1)と、先の条件のうち圧力のみを0.
5±0.1kg/cm2として温灸術を行ったグループ(対照2)
とを設けた。言い換えると、対照1は加圧水によるマッ
サージ効果のみを主として見るためのものであり、対照
2は温水による温灸効果のみを主として見るためのもの
である。
温灸効果の判定は、「良く効いた」、「やや効い
た」、「変わらない」、「かえって悪くなった」及び
「副作用が出た」の5段階評価で行い、対象者数に対す
る「良く効いた」及び「やや効いた」と答えた対象者数
の百分率もって治癒率(%)とした。
た」、「変わらない」、「かえって悪くなった」及び
「副作用が出た」の5段階評価で行い、対象者数に対す
る「良く効いた」及び「やや効いた」と答えた対象者数
の百分率もって治癒率(%)とした。
結果を第1表に示す。
第1表の結果から明らかなように、本発明における温
水噴流温灸装置を用いて、温浴時に対象者の患部を温湯
に漬けたままの状態(本発明(A))、及び、患部を温
湯に漬けない状態(本発明(B))で温度54±3℃、圧
力3±0.3kg/cm2の加圧温水を対象者の患部における皮
膚面積約1cm2に対して噴射することにより温灸術を行っ
た場合の治癒率(%)はそれぞれ約77%、約63%であっ
た。
水噴流温灸装置を用いて、温浴時に対象者の患部を温湯
に漬けたままの状態(本発明(A))、及び、患部を温
湯に漬けない状態(本発明(B))で温度54±3℃、圧
力3±0.3kg/cm2の加圧温水を対象者の患部における皮
膚面積約1cm2に対して噴射することにより温灸術を行っ
た場合の治癒率(%)はそれぞれ約77%、約63%であっ
た。
この結果から、本発明の装置を用いての温灸術は、温
浴時に患部を温湯に漬けたままの状態で行うとより効果
的であると言える。又、何れの場合においても症状がか
えって悪くなったと訴えた患者、或は、副作用が出たと
訴えた患者は一人もいなかった。
浴時に患部を温湯に漬けたままの状態で行うとより効果
的であると言える。又、何れの場合においても症状がか
えって悪くなったと訴えた患者、或は、副作用が出たと
訴えた患者は一人もいなかった。
一方、温度のみを35±3℃として温灸術を行った対照
1、及び、圧力のみを0.5±0.1kg/cm2として温灸術を行
った対照2における対照者の治癒率(%)は、それぞれ
約17%及び約23%と本発明と比べて格段に低かったばか
りか、症状がかえって悪くなったと訴えた者が少なから
ずいた。
1、及び、圧力のみを0.5±0.1kg/cm2として温灸術を行
った対照2における対照者の治癒率(%)は、それぞれ
約17%及び約23%と本発明と比べて格段に低かったばか
りか、症状がかえって悪くなったと訴えた者が少なから
ずいた。
よって、本発明の温水噴流温灸装置によれば、加圧温
水によるマッサージ効果と温水による温灸効果との単な
る相加的な効果が発揮されるというより、それらの相乗
的な効果が発揮されるものと言える。
水によるマッサージ効果と温水による温灸効果との単な
る相加的な効果が発揮されるというより、それらの相乗
的な効果が発揮されるものと言える。
[発明の効果] 本発明の温水噴流温灸装置は、加圧した温水をノズル
からスポット的に人体に噴射するものであることから、
マッサージ効果と温灸効果とが得られ、しかもそれら双
方に基づく相乗効果が発揮されるものである。
からスポット的に人体に噴射するものであることから、
マッサージ効果と温灸効果とが得られ、しかもそれら双
方に基づく相乗効果が発揮されるものである。
又、本発明の温水噴流温灸装置は、操作性が極めて簡
単であることから、温灸術に関する使用者の熟練度によ
らず容易に実施できると共に、従来の温灸とは違って火
傷を起しにくいことから、使用者が容易に温灸術を実施
することができるなどの実益を有する。
単であることから、温灸術に関する使用者の熟練度によ
らず容易に実施できると共に、従来の温灸とは違って火
傷を起しにくいことから、使用者が容易に温灸術を実施
することができるなどの実益を有する。
従って、本発明の温水噴流温灸装置は、例えば、肩こ
り、腰痛、神経麻痺、関節炎、関節リウマチ、神経痛、
弛緩性麻痺、神経炎、内臓痛、筋肉痛、打撲、捻挫、皮
膚表層、血行障害、及び、外傷性後遺症などによる痛み
や麻痺の緩解や軽減、小児喘息による発作の軽減、花粉
症および風邪などの予防、健康の維持増進、美容、接骨
手術や神経移植後のリハビリテーション、ストレスの解
消、新陳代謝の促進、スポーツ前後の筋肉のウォーミン
グ・アップ並びにマッサージなどに極めて有利に使用す
ることができる。
り、腰痛、神経麻痺、関節炎、関節リウマチ、神経痛、
弛緩性麻痺、神経炎、内臓痛、筋肉痛、打撲、捻挫、皮
膚表層、血行障害、及び、外傷性後遺症などによる痛み
や麻痺の緩解や軽減、小児喘息による発作の軽減、花粉
症および風邪などの予防、健康の維持増進、美容、接骨
手術や神経移植後のリハビリテーション、ストレスの解
消、新陳代謝の促進、スポーツ前後の筋肉のウォーミン
グ・アップ並びにマッサージなどに極めて有利に使用す
ることができる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の温水噴流温灸装置の一実施例を示す電
気回路図、第2図はヒーター及び温度制御回路を内装し
た加温室にポンプを一体的に設けた実施例を示す縦断面
図、第3図は家庭用交流電源からポンプ及びヒーターに
電力を供給する時の漏電防止用回路図、第4図は水道蛇
口に取り付ける形式の実施例を示す側面図、第5図は瞬
間湯沸器を用いた場合の実施例を示す側面図、第6図は
本願発明におけるノズルに設ける筒状皮膚当接アダプタ
ーの一実施例を示す縦断面図、第7図は筒状皮膚当接ア
ダプターの別の一実施例を示す縦断面図である。 図中の記号を説明すれば、次の通りである。ACは交流電
源、Rは制御用ボックス、Bは電池、Hはヒーター、M
はモーター、Pはポンプ、Sは温度センサーを有する温
度制御回路、SWはスイッチ、Tは変圧器、1は流入口、
2は流出口、3は加温室、4は柔軟性耐圧ホース、5は
ノズル、9は筒状皮膚当接アダプター、10は皮膚当接開
口部、12は排出口、13は排水路、14は固定具。
気回路図、第2図はヒーター及び温度制御回路を内装し
た加温室にポンプを一体的に設けた実施例を示す縦断面
図、第3図は家庭用交流電源からポンプ及びヒーターに
電力を供給する時の漏電防止用回路図、第4図は水道蛇
口に取り付ける形式の実施例を示す側面図、第5図は瞬
間湯沸器を用いた場合の実施例を示す側面図、第6図は
本願発明におけるノズルに設ける筒状皮膚当接アダプタ
ーの一実施例を示す縦断面図、第7図は筒状皮膚当接ア
ダプターの別の一実施例を示す縦断面図である。 図中の記号を説明すれば、次の通りである。ACは交流電
源、Rは制御用ボックス、Bは電池、Hはヒーター、M
はモーター、Pはポンプ、Sは温度センサーを有する温
度制御回路、SWはスイッチ、Tは変圧器、1は流入口、
2は流出口、3は加温室、4は柔軟性耐圧ホース、5は
ノズル、9は筒状皮膚当接アダプター、10は皮膚当接開
口部、12は排出口、13は排水路、14は固定具。
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A61H 9/00 A61H 39/04 A61H 39/06
Claims (3)
- 【請求項1】人体に温水を噴射する温水噴流温灸装置に
おいて、水を加熱手段により約47〜60℃の温度に加熱
し、この温水を加圧手段により加圧し、これをノズルか
ら皮膚に約1〜6kg/cm2の圧力でスポット的に噴射する
ことを特徴とする温水噴流温灸装置。 - 【請求項2】皮膚面積約0.1〜3cm2の範囲に温水をスポ
ット的に噴射することのできる筒状皮膚当接アダプター
をノズルに取り付けたことを特徴とする特許請求の範囲
第(1)項記載の温水噴流温灸装置。 - 【請求項3】加熱手段に温度センサーを有する温度制御
回路を設け、加熱温度が自動的に制御されるようにした
ことを特徴とする特許請求の範囲第(1)項または第
(2)項記載の温水噴流温灸装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26353889A JP2873589B2 (ja) | 1989-10-09 | 1989-10-09 | 温水噴流温灸装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26353889A JP2873589B2 (ja) | 1989-10-09 | 1989-10-09 | 温水噴流温灸装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03126458A JPH03126458A (ja) | 1991-05-29 |
JP2873589B2 true JP2873589B2 (ja) | 1999-03-24 |
Family
ID=17390936
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26353889A Expired - Fee Related JP2873589B2 (ja) | 1989-10-09 | 1989-10-09 | 温水噴流温灸装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2873589B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN113359547B (zh) * | 2021-05-31 | 2022-10-28 | 青岛海尔科技有限公司 | 淋浴设备的工作状态的调整方法及装置 |
-
1989
- 1989-10-09 JP JP26353889A patent/JP2873589B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03126458A (ja) | 1991-05-29 |
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