JPH0493914A - 走査用レンズ - Google Patents

走査用レンズ

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JPH0493914A
JPH0493914A JP20868390A JP20868390A JPH0493914A JP H0493914 A JPH0493914 A JP H0493914A JP 20868390 A JP20868390 A JP 20868390A JP 20868390 A JP20868390 A JP 20868390A JP H0493914 A JPH0493914 A JP H0493914A
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JP
Japan
Prior art keywords
lens
scanning
scanning lens
optical axis
projections
Prior art date
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Pending
Application number
JP20868390A
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English (en)
Inventor
Kyogo Takahashi
高橋 恭吾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Optical Industries Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Optical Industries Co Ltd
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Publication date
Application filed by Ricoh Optical Industries Co Ltd filed Critical Ricoh Optical Industries Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は走査用レンズに関する。
[従来の技術] 偏向光束を走査面上に結像させて光走査を行う走査用レ
ンズ系は従来からfθレンズを初めとして種々のものが
知られている。
このような走査用レンズ系により適正な光走査を行うた
めには、走査用レンズ系を光走査装置内に組付ける際に
極めて高精度の位置調整が必用となる。
走査用レンズ系を構成する個々の走査用レンズは、その
使用目的からレンズ形状として円形状であることを必用
とせず、主走査方向に長く、副走査方向は幅の短い形状
に形成されることが多い。
従来、走査用レンズの位置合わせに関しては、走査用レ
ンズの所謂「コバ面」部分を平面に形成し、この平面部
分を位置合わせの受け基準面として位置合わせを行う方
法が知られている(例えば特開昭58−153908号
公報等)。
一方において、走査用レンズ系を低コスト化するために
、プラスッチックによる走査用レンズが実用化されてい
る。プラスッチックによる走査用レンズは金型を用いて
容易に製造できるのでレンズ製造のコストを低減できる
のである。
[発明が解決しようとする課題] しかし金型により作製される走査用レンズに上述の「平
面の受け基準面」を形成しようとすると、この基準面を
レンズ光軸に平行にする必用があるため、レンズを金型
から抜き出す際の「抜き抵抗」が大きくなり、型抜きの
際にレンズ面形状を変形させる恐れがあり、結局走査用
レンズの歩留まりが悪くなってレンズ低コスト化の長所
を生かせない、また受け基準面と光軸の寸法精度を出す
ために受け基準面全体の加工と精度が必用になる。
本発明は上述した事情に鑑みてなされたものであって、
位置合わせが容易で且つ作製の容品な走査用レンズの提
供を目的とする。
[課題を解決するための手段] 本発明の走査用レンズは「偏向光束を走査面上に結像さ
せて光走査を行う走査用レンズ系を構成するレンズ」で
あって、プラスッチックを材料として金型成形により作
製される。
走査用レンズの[結像作用に影響を与えないレンズ表面
部分」には、位置調整のための受け基準用の「突起」が
1対以上、「型抜きの妨げにならないようにして」レン
ズと一体に形成される。
上記「走査用レンズ系」とは偏向光束を走査面上に結像
させるfθレンズ等のレンズ系を意味し、1以上のレン
ズにより形成される。
走査用レンズは、この走査用レンズ系を構成する個々の
レンズを意味する。従って走査用レンズ系が単玉構成の
場合には走査用レンズ自体が走査用レンズ系であるし、
走査用レンズ系が複数枚のレンズにより構成される場合
にはレンズ系を構成する個々のレンズが走査用レンズで
あり、そのうちでプラスッチックにより形成されるもの
が本発明の「走査用レンズ」である。
「結像作用に影響を与えないレンズ表面部分」とは、レ
ンズの「コバ面」部分や、レンズ面自体の周縁部である
「突起」は、それが形成された面に対して突起形状が帯
状の細長い形状であるような帯状突起や、半球状突起等
の種々のものが可能である。
この突起は「レンズを型から抜くときに妨げとならない
」ことを形成の条件とされる。
上記帯状突起の場合、突起部の横断面形状は半円形状や
矩形形状、三角形状、台形形状、半楕円形状等が可能で
ある。
[作  用] 本発明では、受け基準用の突起によりレンズの位置合わ
せを行うので、位置調整は突起部の調整加工により行わ
れる。
突起により位置合わせを行う結果、レンズの「コバ面」
部分は光軸と平行である必用はなくなり、この部分に型
抜きを容易にするためのテーパを付けることができる。
[実施例コ 以下、具体的な実施例を説明する。
第1図に於いて符号60は走査用レンズを示す。
光軸Oに平行な方向をX方向として図のようにX、Y、
Z方向を定めると、理想的な偏向光束は偏向に伴いXY
平面に平行な面を掃引する。
走査用レンズ60の形状は図のように、主走査方向に対
応するY方向に長く、副走査方向に対応する2方向に幅
の短い形状となっている。
レンズ面62.63により挟まれたレンズ肉厚による「
コバ面」は、Y方向の両端面61,64とZ方向の両端
面65,66で形成される。
この実施例では、半円形状の横断面形状を持つ1対の帯
状突起661,662が端面66に形成されている。プ
ラスッチックにより成形される走査用レンズ60は型抜
きされるときは光軸方向へ抜かれる。
このため上記「コバ面」部分は抜き抵抗を軽減させるた
めのテーパを付けて形成することができ、型抜きを容易
に行うことができる。
勿論、1対の帯状突起661,662は型抜きを妨げな
いように、その長手方向が光軸Oと平行になっている。
以下、第2図乃至第4図に別実施例を示すが、繁雑を避
けるため混同の恐れがないと思われるものに就いては第
1図に於けると同一の符号を付することにする。
第2図の実施例に於いて、走査用レンズ6Aには2方向
の両端面65.66に、それぞれ1対の帯状突起651
.652および661,662が形成されている。
これら帯状突起651.652,681,662の長手
方向は光軸0に平行であり、各突起の横断面形状は半円
形状である。
この実施例のように2方向の両端面にそれぞれ1対の帯
状突起を設けると、端面65,66の何れの側を基準と
してもレンズの光軸調整を行うことができる。また帯状
突起651,652の対から光軸Oまでの距離と、帯状
突起861,662の対から光軸○までの距離とを別の
大きさに設定すれば、同一の走査用レンズを2種類の光
軸高さに使用できる。
第3図の実施例に於いて、走査用レンズ6BにはZ方向
の両端面85.86にそれぞれ1対の帯状突起651.
652および661,662が形成され、さらにY方向
の両端面61,64に−っづつ、互いに対をなす帯状突
起611,641が形成されている。
各帯状突起の長手方向は光軸○に平行であり、突起の横
断面形状は半円形状である。
第4図に示す実施例に於いて、走査用レンズ6Cには、
レンズ面63の長手方向両縁部に光軸○に直交する平面
部を形成し、この平面部に2方向を長手方向とし横断面
形状が半円形状の帯状突起633゜634を形成してい
る。
この走査用レンズ6Cの場合も型抜きに際して走査用レ
ンズ6Cは光軸方向へ抜かれる。そして突起は光軸に直
交する平面部に形成されているので、この実施例の場合
は帯状突起633,634の長手方向は必ずしもレンズ
幅方向(2方向)に平行でなくともよく、突起形状も半
球形状等、種々の形状が許容される。
第3図に示した実施例の走査用レンズ6Bを例にとって
、レンズ位置合わせの例を説明する。
第5図は走査用レンズ6Bを光軸方向から見た状態、第
6図はレンズのZ方向から見た状態を示している。
第5図に示すように、基準面即ち支持体9のレンズ側面
からの光軸Oの高さは、この基準面に対する受け基準用
の1対の突起(帯状突起)661,662を基準面に当
接させ、突起661,662を調整加工することにより
行われる。
また走査用レンズ6Bの主走査方向(Y方向)の位置合
わせは、第5,6図に示すように鋳型の位置規制部材9
1のコーナーの部分に帯状突起611を当接させ、帯状
突起611を調整加工することにより行われる。
さらに走査用レンズ6Bは上記位置規制部材91および
他の位置規制部材92に、レンズ面63の縁部の平面状
部分を当接することにより光軸方向の位置を規制される
上記の如ぐして走査用レンズ6Bの位置合わせが完了し
たら、第5図に示すように接着剤8を用いて走査用レン
ズ6Bを支持体9に接着固定する。このとき帯状突起6
61,662によりレンズ端面66と基準面との間に形
成される細隙を接着剤溜りとして利用できるので、基準
面側に接着剤溜りを形成する必用がない。
第7図は上記走査用レンズ6Bの金型による成形状態を
示す。金型は固定側金型りと可動側金型E、固定側オプ
チカルインサートFおよび可動側オプチカルインサート
Gにより構成される。
レンズ面の成形は固定側・可動側オプチカルインサート
F、Gにより行われ、「コバ面」と突起の成形は可動側
金型Eにより行われる。
レンズ端面65,66の部分は型抜きを容易にするよう
にテーパを形成されている。型抜きは走査用レンズ6B
を可動側オプチカルインサートGにより突き出すことに
より行われる。
第8図に走査用レンズ系を用いる光走査装置の1例を示
す。
光源装置1からの平行光束をシリンダーレンズ2により
一方向的に集束させて、回転多面鏡3の偏向反射面4の
位置に主走査対応方向に長い線像として結像させ、回転
多面鏡3の回転により偏向される光束を走査用レンズ系
により走査面7上に光スポットとして結像させて光走査
を行う。図中、符号5.6は走査用レンズ系を構成する
走査用レンズを示す。上述した実施例は、本発明を走査
用レンズ6に適用した場合を説明したものである。
本発明は勿論、第8図の走査用レンズ5にも適用できる
[発明の効果コ 以上、本発明によれば新規な走査用レンズを提供できる
この走査用レンズでは位置合わせを面で行わず突起の調
整加工で行うので、従来の面による位置調整に比して調
整が極めて容易である。また型抜きを容易にするための
テーパをレンズの[コバ面j部分に形成できるので型抜
きが容易でありレンズを歩留まり良く製造できる。また
接着固定の場合に相手面に接着剤溜りを形成する必用が
ない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の1実施例を示す図、第2図は別実施例
を示す図、第3図は他の実施例を示す図、第4図は更に
他の実施例を示す図、第5図および第6図は第3図の実
施例の走査用レンズの位置調整を説明するための図、第
7図は第3図の実施例の走査用レンズの成形を説明する
図、第8図は走査用レンズを用いる光走査装置の1例を
示す図である。 60.6A、6B、6C,、、走査用レンズ、611,
641,651,652ゝ−〜−一) 墨夛 因 壱l θ る71 奎 壱6

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 偏向光束を走査面上に結像させて光走査を行う走査用レ
    ンズ系を構成するレンズであって、プラスッチックを材
    料として、金型成形により作製され、 結像作用に影響を与えないレンズ表面部分に、位置調整
    のための受け基準用の突起が1対以上、型抜きの妨げに
    ならないようにしてレンズと一体に形成されたことを特
    徴とする、走査用レンズ。
JP20868390A 1990-08-07 1990-08-07 走査用レンズ Pending JPH0493914A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20868390A JPH0493914A (ja) 1990-08-07 1990-08-07 走査用レンズ

Applications Claiming Priority (1)

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JP20868390A JPH0493914A (ja) 1990-08-07 1990-08-07 走査用レンズ

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Publication Number Publication Date
JPH0493914A true JPH0493914A (ja) 1992-03-26

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ID=16560342

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JP20868390A Pending JPH0493914A (ja) 1990-08-07 1990-08-07 走査用レンズ

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