JPH0493671A - 絶縁劣化診断方法 - Google Patents

絶縁劣化診断方法

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JPH0493671A
JPH0493671A JP20689890A JP20689890A JPH0493671A JP H0493671 A JPH0493671 A JP H0493671A JP 20689890 A JP20689890 A JP 20689890A JP 20689890 A JP20689890 A JP 20689890A JP H0493671 A JPH0493671 A JP H0493671A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は、回転電機等の電気絶縁劣化診断方法に係り、
特に、交流電流急増点を求めて劣化を判定する方法の改
良に関するものである。
(従来の技術) 従来より、回転電機等の電気絶縁特性を診断する手段の
1つとして、交流電流急増点を求めて劣化を判定する方
法が広く用いられている。
この方法は、回転電機の巻線日出ターミナルとフレーム
間に交流電圧を印加すると、その充電電流は印加電圧に
比例して直線的に上昇するが、途中巻線の絶縁層間にボ
イドが発生しているとここで放電して電流が急増しはじ
め(第1次電流急増点、以下、電流急増点Pizという
)、さらに上昇すると2回目の急増が見られる(第2次
電流急増点、以下、電流急増点Pizという)、これら
の電流急増点PixとPizと破壊電圧の間には相関関
係があり、絶縁劣化の判定に用いられている。
ところで、電流急増点P LxとPI3は、従来第3図
に示すような方法で判断していた。まず、同図に示すよ
うに電圧−電流座標面上に被診断物に交流電圧を印加し
て得られる電流値をデータ■〜Oのように順次プロット
する。次に、これらのデータを直線近似し、直線に折れ
曲がりがあれば、これを電流急増点とする訳であるが、
この直線近似を*し 同図面上で定期をあてながら視覚的に判断していた。
同図に示す直線1〜3がこのようにして求められた直線
であり、直線1は、原点またはデータ■。
■からデータ■、■、[相]の付近を狙って引かれてい
る。また、直線2は、データ■、■、[相]の付近から
、データ0,0.◎の付近を狙って引かれ、さらに、直
線3は、データO,o、oの付近からデータO9Oの付
近を狙い定規をあて視覚的に直線を引いたものである。
電流急増点Pi1またはPizはそれぞれ直線1と2ま
たは直線2と3の交点を与える電圧値を工軸から読取り
求めていた。
(発明が解決しようとする課題) 上述したように電流急増点Pi+ Pizを求める従来
方法においては、直線近似を図面上で各個人の視覚判断
に頼って行っていた。このため、直線1〜3は、例えば
熟練者は初心者間等で個人差が生じ求められることが多
かった。また、同一人の判断でも、時と場合により、視
覚判断が異なり、その都度、異なる直線が引かれる可能
性があった。
したがって、これら直iI!1〜3をよりどころとし、
各直線の交点として求められる電流急増点PiitPi
□は、判断する人や時と場合によって微妙に異なること
になり、きわめて重要な絶縁診断の根拠とするには非合
理的な値となっていた。
また、同図にも示すように図面上に電圧と電流値の全デ
ータをプロットし、 直線を引いてPix+Pi□を判
断する従来方法は、比較的長時間の処理時間を必要とし
ていた。
そこで1本発明の目的は、電流急増点P工、+PLxを
合理的かつ短時間に判断し求める絶縁劣化診断方法を提
供するものである。
〔発明の構成〕
(課題を解決するための手段) 本発明は、電流急増点P、□、P、2を求めて劣化を判
断する絶縁劣化診断方法において、この電流急増点Pi
t+ P、Lzの前後に位置する電圧、電流のそれぞれ
の2つのデータ群(こ対する直線近似をコンピュータで
行い、後者のデータ群のいくつかの電流値が、前者のデ
ータ群に対しあてはめた直線の延長上よりも上廻り、し
かも、両近似直線の比較によって求められる電流増加率
が、予め定めた値以上になった場合に電流急増点Pi□
lP、L2が存在すると判断し、両近似直線の交点を電
流急増点P11゜Pizが存在すると判断し、両似直線
の交点を電流急増点PL□!’P12として自動的にコ
ンピュータで求めて劣化を判断するようにしたものであ
る。
(作用) 電流急増点PixtPlzを求めるためのよりどころと
なる電圧電流データに対する近似直線をコンピュータに
より自動的に決定する。また、電流急増点Piie P
igの前後の近似直線の傾きと電流増加率から、電流急
増点PiitPL2の存在とその値をコンピュータで自
動的に求め、劣化を判断する。このため、個人差がなく
、いつ、どのような状況のもとで求めても、必ず一致し
た電流急増点Pi□。
pitの存在に対する判断ができ、 同じ値が得られる
ので、合理的となる。さらに、コンピュータでこれらの
作業を全て実施するので、きわめて短時間しこ電流急増
点PL+、+Pi2が求められるという効果も得られる
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。
去遣漬口= 第1図において、■〜Oは電圧と電流のデータである。
本実施例では、データ3個以上で直線近似を行うように
し、この直線近似は最小二乗近似を用いる。被測定物が
いかなる場合も電圧0の時は電流Oであるので、データ
の中で(0,O)、つまり同図において、データ■につ
いては他のデータに比べ1000倍の重みづけを行い、
直線近似を行う。
直線に折れ曲がりがあるか否かは、直線近似したデータ
の次に発生する3点の電流増加傾向から判断する。同図
において、直線IAはデータ■〜■に対し最小二乗近似
で求められた直線である。
Δ工□、Δ工2.Δ■、は、直線Ikの電流とデータ■
[相]、Oの電流値の差を示す。ここで、Δ1.>O。
ΔI2−Δ■1〉O1Δ工、−Δ工2〉0の条件が満た
されているため、データ■、[相]、Oは、直線IAよ
りも△I/ΔVが大きな別の直線2Aの上に存在すると
判断している。もし、上記条件が満たされない場合は、
直線IAはデータ■と■の間に折れ曲がりを持たないと
判断し、データ■を近似直線IAに用いたデータ群の中
に取込み、再度データ■〜■に対し最小二乗近似直線I
Bを求める。次にこの直線IBに対するデータ[相]、
0.0のΔ工を求め、上述と同じ判断を繰り返している
同図において、直線2Aと3Aの判断、つまり電流急増
点Pi2も、直線IAと2人の判断を行う方法と全く同
様に進められる。
以上のようにして直線に折れ曲がりが有ると判断されて
も、これを実際の電流急増点PiztF’i□と見なさ
れない場合もある。これは、電流の増加率があまりにも
小さ(、例えば熟練者が視覚判断したとき、同一直線で
近似しても良い場合である。
そこで、電流増加率を規定しておく必要がある。
例えば本実施例では、この電流増加率、つまり同図にお
いてΔI/Iが3%以上の場合を電流急増点が有ると判
断するようにしている。すなわち、同図において、ΔI
/Iが5.2%となり、3%を越えたため、直mlAと
直線2人の間の折れ曲がりは、対象としている電流急増
点Pi□であると見なしている。最終的に電流急増点P
itは、直線1^と直線2Aの交点を与える電圧値とし
て、容易にコンピュータで計算できる。電流急増点P(
よも全く同様にして求められる。
以上のように実施例1では、電圧電流のデータの近似直
線を最小二乗近似で求め、直線の折れ曲がりを電流増加
傾向より判断し、その電流増加率が3%以上の場合、実
際の電流急増点Pi□、Pi□が存在するものとし、各
直線の交点を電流急増点Pi1y Pizとして求める
ようにした。この判断は、コンピュータを用いると短時
間に実施でき、しかもいつ如何なる場合も、同じ結果が
得られ合理的である。
実施例2 回転電機の絶縁診断実績によると、電流急増点P i2
が存在する場合、この電流急増点Pizは、電流急増点
P工、の2倍速の間に観測されるとする場合がある。そ
こで、このような条件を、上述した実施例1の中に付加
し、電流急増点Piz+Pi□を判断するゆこの場合に
は、実施例1において求められる電流急増点Pit+P
i□相互の比較を行い、P1□> 2Pi、となった場
合、近似直線IAのデータ群に。
近位置&!2^の最初のデータを移し、後は順次実施例
1に従って作業を進める。
実施例3 回転電機の絶縁診断実績によると、かなり低い電圧で電
流急増点Pixが検出されると、 その時の試験電圧の
最大値が電流急増点P工、の2.5倍以上の場合には、
必ず電流急増点P工、も検出されるとする場合がある。
この場合には、上述した実施例1において、電流急増点
Pi□のみが有ると判断されたとき、電流急増点P L
、と最高試験電圧(Vm+ax)との比較を行い、 V
 mat≧2.5Pi1のとき出力を停止し、試験方法
に誤りがないか、電流ノイズが重畳していないか等再検
討を行うように指示する判断結果とする。
実施例4 本発明では、電圧電流特性から電流急増点P ilw 
Pizをコンピュータで自動判断するが、これらの結果
について、従来通り電圧−電流座標面上で確認したい場
合がある。この場合には、コンピュータ内に電圧電流の
各データ、求められた近似直線と電流急増点を記憶して
おき、最終的にデイスプレィ表示すれば良い。第2図は
、このようにして求めた結果を示すもので、電圧電流の
各データ、近似された電流急増点Pi1+Pizが電圧
−電流座標面上にアウトプットされている。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明によれば、電流急増点Pi□
、P、2を求めるため、コンピュータに電圧電流データ
をインプットし、電流急増点Pii+Pi2の前後のデ
ータ群を直線近似すると同時に、電流急増点P工x+P
iz前後の電流増加傾向と、電流増加率の値を求め、電
流急増点P Lx+ Pizの有無を判断すると共に、
その値を自動的に求めるようにしているので、個人差が
なく、いつとこで求めても合理的な同じ判断が行える。
また、全計算はコンピュータで行われ、これら結果につ
いても即座にグラフ表示できるので、短時間に電流急増
点Pli+Pi□の有無とその値とを判断し求めること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す説明図5第2図は本発
明の他の実施例を示す説明図、第3図は従来の絶縁劣化
診断方法を示す説明図である。 Pix・・・第一次電流急増点 PiJ・・・第二次電流急増点 (8733)代理人 弁理士 猪 股 祥 晃(ほか1
名) 〔r加を五浅V)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  電流急増点を求めて被測定物の絶縁劣化を判定する絶
    縁劣化診断方法において、電圧と電流の値をコンピュー
    タにインプットし、電流急増点の前後の電圧電流データ
    に対し、これらをコンピュータで直線近似すると同時に
    、前記電流急増点の前後の電流値の増加傾向の比較によ
    り、近似直線の折れ曲がりの有無を判断し、電流増加率
    の値からこの折れ曲がりが前記電流急増点か否かを判定
    し、電流急増点の場合には自動的に前記近似直線の交点
    からその値を求めるようにしたことを特徴とする絶縁劣
    化診断方法。
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