JPH0492813A - ベーマイトオルガノゾルの製造方法 - Google Patents

ベーマイトオルガノゾルの製造方法

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Publication number
JPH0492813A
JPH0492813A JP2205155A JP20515590A JPH0492813A JP H0492813 A JPH0492813 A JP H0492813A JP 2205155 A JP2205155 A JP 2205155A JP 20515590 A JP20515590 A JP 20515590A JP H0492813 A JPH0492813 A JP H0492813A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
boehmite
surfactant
organosol
organic solvent
hydrosol
Prior art date
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Pending
Application number
JP2205155A
Other languages
English (en)
Inventor
Hitoshi Kijimuta
雉子牟田 等
Nobuyuki Yokota
信行 横田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
AGC Inc
Original Assignee
Asahi Glass Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0492813A publication Critical patent/JPH0492813A/ja
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  • Compounds Of Alkaline-Earth Elements, Aluminum Or Rare-Earth Metals (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、ベーマイトオルガノゾルの製造方法に関する
ものである。
(従来の技術) 基材上に多孔性のベーマイト層を設けると、この層がイ
ンクをよく吸着する性質を有しているので、各種記録用
シートとして有用であることが提案されている。
従来、このような記録用シートは、ベーマイトヒドロシ
ルを、バインダーとともに基材上に塗布した後、乾燥す
ることにより製造されていた。
(発明が解決しようとする課M) しかしながら、ベーマイトヒドロシルは、溶媒として水
を含むので乾燥に時間を必要とするという問題点を有し
ていた。また、基材上に塗布する際のバインダーは、水
溶性であることが必要なので、使用できるバインダーが
限られるという問題点もあった。
(課題を解決するための手段) 本発明は、ベーマイトヒドロシルに界面活性剤を加えた
後、非極性有機溶媒中に移行させるベーマイトオルガノ
ゾルの製造方法を提供するものである。
本発明において、ベーマイトとは、A100Hの組成式
で表わされるアルミナ水和物のことである。
本発明においては、ベーマイトヒドロシルにまず界面活
性剤を加えてベーマイト粒子を疎水化する。このとき、
界面活性剤は、ヒドロシルを撹拌しながら加えるのが好
ましい。ヒドロシルは、特に限定されず、無機アルミニ
ウム化合物から合成したものでも、有機アルミニウム化
合物から合成したものでも同様に使用できる。
界面活性剤としては、特に限定されず陰イオン界面活性
剤、陽イオン界面活性剤、非イオン界面活性剤のいずれ
も使用できる。このなかでは、陰イオン界面活性剤が好
ましく、例えば、硫酸エステル塩、カルボン酸塩等が好
適である。具体的には、ドデシルベンゼンスルホン酸ナ
トリウム塩、ラウリン酸ナトリウム、ヘキサン酸ナトリ
ウム、オクタン酸ナトリウム、ドデカン酸ナトリウムな
どが好適に使用できる。
界面活性剤の添加量は、ゾルの固形分に対して、モル比
(界面活性剤/A100H)で0.03〜0、lOが好
ましい。このモル比が0.03未満の場合は、ゾル粒子
が完全に疎水化されず、水相と非極性溶媒相との分離が
不完全になるおそれがあるので好ましくない。このモル
比が0.10を超える場合は、ゾル粒子表面に界面活性
剤の二重吸着がおこり、疎水化の低下を起こすおそれが
あるので好ましくない。界面活性剤のより好ましい添加
量は、上述のモル比で0.035〜0.06である。
界面活性剤の添加後、この液に非極性有機溶媒を添加す
る。界面活性剤を添加することにより、ベーマイト粒子
の表面が疎水されゾル粒子が凝集し、液が白濁する。こ
れに、非極性有機溶媒を添加した後は、ベーマイト粒子
が非極性有機溶媒の方に速やかに移行するよう、激しく
撹拌することが好ましい。このようにして、水相と非極
性有機溶媒とを十分接触させた後は、静置してこの2相
を分離する。この結果、非極性有機溶媒中にベーマイト
粒子がコロイド状に分散したオルガノゾルが得られる。
非極性有機溶媒としては、特に限定されないが、トルエ
ン、キシレン、ベンゼン、エチルベンゼン等の芳香族系
の溶媒、シクロヘキサン、メチルシクロヘキサン等の不
飽和炭化水素系溶媒、四塩化炭素、トリクロロメタン、
クロロベンゼン等のハロゲン化炭化水素などが好ましく
使用できる。
非極性溶媒の添加量は、所望のオルガノゾル濃度に応じ
て適宜選択することができる。オルガノゾルの濃度とし
ては、固形分濃度として1〜50重量%程度が好ましい
このようにして得られたベーマイトオルガノゾルは、基
材上に塗布乾燥することによりベーマイト層を形成する
ことができる。このとき、溶媒として揮発性の高いもの
用いる場合は、塗布俊速やかに乾燥工程を終えることが
できる。
また、バインダーとして、オルガノゾルの溶媒に溶解し
、塗膜形成後に透明性を有するものが好ましく、ポリエ
ステル樹脂、アクリル樹脂、酢酸ビニル樹脂など種々の
ものを、ベーマイト層の用途に応じて選択することが可
能となる。
上記ベーマイト層をシート上の基材に設けたものは、記
録用シートとして特に有用である。
(実施例) ベーマイトゾル(固形分12.6%;触媒化成社製AS
−2) 25gに、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリ
ウム溶液(0,1M/β) 20ccを加えて、5分間
激しく撹拌した。これに、トルエン30ccを加えて3
0分間激しく攪拌した後、12時間静置した。水相とト
ルエン化に分離しており、水相は無色透明で、トルエン
化は透明性のあるゾル液であった。
トルエン化の固形分の測定から、ベーマイトゾルの水相
からトルエン化への移行率は、98%であった。
(発明の効果) 本発明の製造方法により、非極性有機溶媒中にベーマイ
ト粒子が分散したオルガノゾルが得られる。
このベーマイトオルガノゾルは、溶媒を選択することに
より高い乾燥速度を有することができ、さらに種々のバ
インダー成分を溶解することが可能であるので、ベーマ
イトコート層の製造に好適に用いることができる。また
、ベーマイト粒子が疎水化されているので、樹脂中に配
合してベーマイト粒子を分散することも容易である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ベーマイトヒドロゾルに界面活性剤を加えた後、非
    極性有機溶媒中に移行させるベーマイトオルガノゾルの
    製造方法。 2、請求項1の製造方法で得られるベーマイトオルガノ
    ゾルを基材に塗布したことを特徴とする記録用シート。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3518317A4 (en) * 2016-11-18 2019-09-25 LG Chem, Ltd. SEPARATOR AND ELECTROCHEMICAL ELEMENT THEREWITH

Cited By (2)

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EP3518317A4 (en) * 2016-11-18 2019-09-25 LG Chem, Ltd. SEPARATOR AND ELECTROCHEMICAL ELEMENT THEREWITH
US11394084B2 (en) 2016-11-18 2022-07-19 Lg Energy Solution, Ltd. Separator and electrochemical device including the same

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