JPH0492337A - カラー陰極管のフレームヘグリッドを取り付ける方法 - Google Patents

カラー陰極管のフレームヘグリッドを取り付ける方法

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JPH0492337A
JPH0492337A JP20808090A JP20808090A JPH0492337A JP H0492337 A JPH0492337 A JP H0492337A JP 20808090 A JP20808090 A JP 20808090A JP 20808090 A JP20808090 A JP 20808090A JP H0492337 A JPH0492337 A JP H0492337A
Authority
JP
Japan
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grids
wire
frame
wire grid
grid
Prior art date
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Pending
Application number
JP20808090A
Other languages
English (en)
Inventor
Minoru Tawara
田原 實
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Metal Mining Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Metal Mining Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Metal Mining Co Ltd filed Critical Sumitomo Metal Mining Co Ltd
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  • Electrodes For Cathode-Ray Tubes (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は、カラーテレビの製造に関し、具体的にはカラ
ー陰極管のフレームへの線材グリッドの取り付けに関す
る。
【従来の技術】
従来のカラー陰極管のフレームへのグリッドの取り付け
にあっては、線方式の場合、薄鋼板をエツチング法で加
工し、数百〜千木以上の線材グリッドが両端で繋がった
いわゆるスダレ状で製造されている。この場合、各線材
グリッドは独立してないので、各線材に均等な張力を加
えたり、個々の線材グリッドの張力を変えて、フレーム
に固定することが誼しい、また、線材グリッドの位置に
よって、異なる張力が線材グリッドに作用することがあ
る。
【発明が解決しようとする課題】
従来のスダレ状の線材グリッドにあっては、フレームへ
線材グリッドを張る時、中央部の線材グリッドから端部
の線材グリッドへ順次張力を太きく取ることか望ましい
が、両端が繋っている為、各線材の張力を変えることが
雛かしいという問題点があった。 本発明は、線材が一本一本独立している為、数百本〜千
木以上の線材の個々の張力を任意に変えられるグリッド
の取り付は方法を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
本発明におけるカラー陰極管のフレームへグリッドを取
り付ける方法は、互いに独立した線材からなるグリッド
を用意し、カラー陰極管のフレーム上に所定のピッチで
線材グリッドを配列し、前記フレームの両サイドに設け
られた漬式の整列板により前記所定のピッチを維持し、
該ピッチを維持できる程度に僅かな張力を各線材グリッ
ドにかけ、線材グリッドを所定の温度にまで加熱してお
き、線材グリッドの両端をフレームに固定し、線材グリ
ッドを冷却することからなる。 各線材のフレームへの固定は、溶接等で行えばよい。
【作用】
本発明では、線材グリッドが単独に配列されている為、
−本一本独立してわずかな張力を与えたままフレーム上
で線材とフレームを一本一本溶接等で固定できる。 線材グリッドをフレームに溶接するとき、溶接完了後、
線材グリッドは緊張状態を保つ必要かあるため、溶接次
に線材グリッドを予め引つ張ておいて、緊張させたまま
溶接するのが好ましい、しかし、予め線材グリッドに張
力を与えておき、その上で線材グリッドの両端をフレー
ムに溶接する場合、N接点において線材グリッドか溶け
た状態となり、この為に線材グリッドに張力が掛かつて
いると、前記溶接点において線材グリッドが切断する恐
れがある。 しかし、本発明では、予め線材グリッドに与える張力を
小さくしておき、その代わりに線材グリッドを加熱し、
線材グリッドを固定後に冷却するときの収縮で各線材グ
リッドに所定の緊張を維持する。こうして、線材グリッ
ドに大きな張力を与えずに、加熱することにより線材グ
リッドを伸ばして溶接するので、線材グリッドの切断が
防止される。
【実施例】
図面に従い本発明の詳細な説明する。 第1図及び第2図に、カラー陰極管のフレームの1例を
示す。 フレームは主梁1と支持梁2とから成り、溶接等で互に
固定されている。主梁1の上面3がグリッドを張る面で
ある。 主梁1の上面3に必要本数の線材からなるグリッド4が
張られた状態を第3図及び第4図に示す。 第3図及び第4図において、フレームに張られた線材グ
リッド4には張力Tか掛っていることが必要である。こ
の場合、中央部グリッド4の張力T1から端部グリッド
4の張力Tnにかけて張力か中央部から端部へ行くに従
って変えられることが望ましい。 本発明においては、第5図に示す如く、線材グリッド4
を定ピツチの整列状態の置く整列板5が両側の主梁1の
近くに設けられている。整列板5には消部6があり、こ
の溝部6で線材グリッド4を位置決めしたあと、例えば
t掻棒7で線材グリッド4を主梁1の固定する。 以下に、線材グリッド4の取り付けを詳述する。 架台8の上に主梁1と支持梁2のフレームを固定し、線
材グリッド4を定ピツチの整列状態の置く整列板5が主
梁1の両側に固定されている。 整列板5は、第6図、第7図に示す如くフレームの主梁
1の曲率半径と同じ曲率半径Rを持ち、架台8上の高さ
も主梁1と同じにしである。 整列板の上面14には溝部6があり、溝部6からは突起
12が所定のピッチで出ている。突起12の間に線材グ
リッド4が配置され、これにより必要本数の線材グリッ
ド4が所定のピッチで整列される。 第5図に戻って、架台8には固定ブラケット9が一方の
整列板5側に、また滑車10が他方の整列板5側に設け
られ、滑車10には錘11が吊り下がるようになってい
る。 従って、グリッド用線材の−tIfA15が固定ブラケ
ット9に固定され、滑車10を介して他端16を錘11
に結ぶことかできる。かくして、線材グリッド4に錘1
1により張力T1a〜Tnaを与える。 線材グリッド4は数百〜千木以上あるが、互いに結合さ
れずに単独になっている為、線材グリッド4毎に錘11
の重さを変えて線材グリッド4の張力Tla〜Tnaを
自由に変えることができる。 但し、本発明では錘11は溶接時、線材グリッド4か切
れない程度の軽い重さであり、線材を軽く緊張させてい
るだけである。 さらに、本発明では、架台8上の支持台17に押し付は
ボルト18を設け、また加熱器23を配置しである。 線材グリッド4に対し加熱器23による熱風24を当て
て加熱し、このために線材グリッド4は熱によるIi膨
脹により常温より伸びた状態にある。 更に線材グリッド4はフレームの主梁1の上面3に接触
しているので、この状態で、例えば主梁1の上面3の真
上にある電極棒7で線材グリッド4の上から一定の荷重
で押しつけ、電流を流せば、線材グリッド4の下面とフ
レームの主梁1の上面3か溶接される。その後、冷却す
ると線材グリ・yド4は収縮し、緊張を維持したままで
ある。 この溶接作業は、フレームの2辺の主梁1の上面3に整
列されている線材グリッド4の1本1本又は数本同時に
行なわれ、かくして全数の線材グリッド4をフレームに
Fj接して、線材グリッドの固定が終了するのである。 この後、線材グリッド4の全てをフレームの主梁1の両
件側で切断して取り付は作業を完了する。 第9図に、線材グリッド4がフレームの主梁1の上面3
に所定のピッチ(間隔)で溶接された状態の一部を示す
。 線材グリッド4の固定が終了したあと、加熱器23を止
めて、熱風24を常温に戻すと、加熱された状態による
熱膨張の為に伸びていたものが常温に戻るため、線材グ
リッド4は収縮する。したがって、線材グリッド4の収
縮力と、線材グリッド4に加えられたわずかな張力とフ
レームの撓みによって、線材グリッド4の緊張が決まる
。 線材グリッド4の収縮力により主梁1は第8図に示す如
く中央部での撓み量δを最大として、両側に行くに従っ
て撓み量は小さくなり、線材グリッド4は主梁1の中央
部では両端部より約δだけ伸びが小さく、主梁1の両端
部に行くに従って線材グリッド4は中央部より大きな緊
張力が与えられる。 火監週 第8図に示す如く、h、=500nl′1.6=650
0nnの鋼製フレームを製作し、更に断面積A=006
+nn2、ヤング率E= 1 、7 X 10’  k
Q/II2抗張力σt = 70 kg#In2、線膨
張係数α−11X 10−6In/ln°C5底辺0.
5の台形鋼製線材でグリッドを作成した2本線材グリッ
ド4を100℃に加熱し、フレームの主梁1上に0.7
nnピツチで942本配列した。線材グリッド4にはそ
れぞれ0.2kgの張力を掛け、主梁1上で線材グリッ
ド4を全数溶接し、線材グリッド4を冷却後、主梁1の
外側で線材グリッド4を切断し、線材グリッド4を張っ
たフレームを得た。 その結果、フレーム主梁の両端部の線材グリッド4で固
有振動数220 1/sec、中央部の線材グリッド4
で固有振動数1801/secの性能をもつ線材張りフ
レーム(第3図参照)、を得た。
【発明の効果】
本発明は、以上説明したように構成されているので、テ
レビのカラー陰極管のフレームに線材グリッドを張る時
、機械的張力はわずかにして、線材グリッドを加熱する
ことにより熱膨張によるのびたままの状態で溶接すると
、溶接時に、線材グリッドは機械的張力がわずかである
ために、切断されないのであって、溶接後冷却により、
緊張を維持した線材張りフレームか得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、カラー陰極管のフレームの1例を示す平面図
である。 第2図は、第1図のカラー陰極管のフレームの側面図で
ある。 第3図は、フレームの上面に線材グリッドが張られた状
態を示す平面図である。 第4図は、第3図のフレーム及び線材クリッドの一部省
略側面図である。 第5図は、本発明の実施例において線材グリッ亙 ドをフレームに取り付ける装置を示す一部省略側面図で
ある。 第6図は、線材グリッドを位置決めする整列板1例を示
す側面図である。 第7図は、第6図の整列板の部分断面図である。 第8図は、線材グリッドをフレームの主梁に固定した後
、錘を切りはなす前と後の主梁の変形を示す平面図であ
る。 第9図は、線材グリッドがフレームの主梁に所定のピッ
チ(間隔)で溶接された状態を部分側面図である。 (この頁以下余白) 図中、参照数字は次のものを表す。 1 ・・・主梁、 2 ・・・支持梁、 3 ・・・主梁の上面、 4 ・ ・・グリッド、 5 ・・・整列板、 6 ・・・溝部、 7 ・・・電極棒、 8 ・・・架台、 9 ・・・固定ブラケット、 10・・・滑車、 11・・・錘、 23・・・加熱器、 24・・・熱風。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 互いに独立した線材からなるグリッドを用意し、カラー
    陰極管のフレーム上に所定のピッチで線材グリッドを配
    列し、 前記フレームの両サイドに設けられた溝式の整列板によ
    り前記所定のピッチを維持し、 該ピッチを維持できる程度に僅かな張力を各線材グリッ
    ドにかけ、 線材グリッドを所定の温度にまで加熱しておき、線材グ
    リッドの両端をフレームに固定し、 線材グリットを冷却することからなるカラー陰極管のフ
    レームへグリッドを取り付ける方法。
JP20808090A 1990-08-08 1990-08-08 カラー陰極管のフレームヘグリッドを取り付ける方法 Pending JPH0492337A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0709872A3 (en) * 1994-10-28 1996-07-17 Matsushita Electronics Corp Color cathode ray tube
SG85107A1 (en) * 1995-07-26 2001-12-19 Sony Corp Colour cathode-ray tube and method of manufacturing the same

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0709872A3 (en) * 1994-10-28 1996-07-17 Matsushita Electronics Corp Color cathode ray tube
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