JPH04115439A - カラー陰極管のフレームヘグリッドを取り付ける方法 - Google Patents

カラー陰極管のフレームヘグリッドを取り付ける方法

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JPH04115439A
JPH04115439A JP23458190A JP23458190A JPH04115439A JP H04115439 A JPH04115439 A JP H04115439A JP 23458190 A JP23458190 A JP 23458190A JP 23458190 A JP23458190 A JP 23458190A JP H04115439 A JPH04115439 A JP H04115439A
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JP
Japan
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wire
grid
wire grid
frame
tension
Prior art date
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JP23458190A
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English (en)
Inventor
Minoru Tawara
田原 實
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Sumitomo Metal Mining Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Metal Mining Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は、カラーテレビの製造に関し、具体的にはカラ
ー陰極管のフレームへの線材グリッドの取り付けに関す
る。
【従来の技術】
従来のカラー陰極管のフレームへのグリッドの取り付け
にあっては、線方式の場合、薄鋼板をエツチング法で加
工し、数百〜千木以上の線材グリッドかその長さ方向両
端部で繋かったいわゆるスタレ状で製造されている。 この場合、各線材グリッドか独立していないと、個々の
線材グリッドの張力を変えてフレームに固定することか
難しい。 また、機械的には大きな張力を線材グリッドに与えずに
、加熱することにより線材グリッドを伸ばした状態でフ
レームに固定し、冷却時の収縮を利用して張力を増大す
ることもある。
【発明か解決しようとする課題】
カラー陰極管のフレームへのグリッドの取り付けにあっ
て、各線材グリッドの張力は、中央部において低く、両
端部に行・くに従って高くなるように設定できることが
望ましい。 しかし、線材グリッドを加熱しながらフレームへ溶接し
て冷却時の収縮により張力を掛ける従来のスタレ状線材
グリッドにあっては、全ての線材グリッドを等温に加熱
するために、フレームの撓みによる影響を除けば、冷却
収縮時に全線材グリッドか同じ張力になって、各線材グ
リッドの張力を変えることは難がしいという問題点があ
った。 従って、本発明は、数百本〜千本以上を並列に配置した
線材グリッドが一本一本独立し、個々の張力を、中央に
おいて低く、両端に行くに従って高くなるようにした線
材グリッドの取り付は方法を提供することを目的として
いる。
【課題を解決するための手段1 本発明におけるカラー陰極管のフレームへグリッドを収
り付はる方法は、互いに独立した線材グリッドを用意し
、カラー陰極管のフレーム上に所定のピッチで線材グリ
ッドを並列に配列し、軽く緊張できる程度に僅かな張力
を各線材グリッドにかけ、各線材グリッドを所定の温度
にまで加熱しておき、このとき中央側の線材グリッドが
両端側の線材グリッドより低い温度になるようにし、各
線材グリッドの長さ方向の両端部をフレームに固定し、
しかる後、各線材グリッドを冷却することからなる。 即ち、並列配置の線材グリッドにおいて、中央の線材グ
リッドから両端の線材グリッドへ段階的に温度を変えて
いくのが望ましい。 また、各線材グリッドのフレームへの固定は、溶接等で
行えばよい。 【作用】 線材グリッドをフレームに溶接した後の線材グリッドを
緊張状態に保つ必要かあるなめ、線材グリッドをフレー
ムに溶接する時、各線材グリフドを予め引っ張ておいて
、緊張させた′iま溶接するのか好ましい。 本発明では、線材グリッドが夫々単独に配列されている
為、−本一本の線材グリッドに夫々独立してわずかな張
力を与えたまま、フレーム上に線材グリッドを一本一本
溶接等で固定することが可能であり、且つフレームへ線
材塾グリッドを固定する時に、並列配置の線材グリッド
のうち中央の線材グリッドの温度が低く、両端に行くに
従って線材グリッドの温度か高くなるように加熱される
。 この状態で、線材グリッドを長さ方向両端部で溶接等で
フレーム上へ固定し冷却する。冷却時に全線材グリッド
が収縮するか、長さ方向両端部がフレームに固定されて
いるなめに、張力が線材グリッドに働いたままになる。 加熱温度の差の結果として、中央の線材グリッドから両
端の線材グリフドへ行くに従って張力は強くなる。 こうして、並列配置の線材グリッドの加熱温度を変える
ことにより、冷却後に両@側の線材グリッドか中央側の
線材グリッドよりも大きい張力を受けるように張力を変
化させることができる。
【実施例】
図面に従い本発明の詳細な説明する。 第1図及び第2図に、カラー陰極管のフレームの1例を
示す。 フレームは主#:1と支持梁2とがら成り、溶接等で互
に固定されている。主梁工の上面3がグリッドを張る面
である。 主梁lの上面3に必要本数の線材グリッド4が張られた
状態を第3図及び第4図に示す。 尚、第3図などに示される線材グリッド4の本数は、簡
略のために、実際より少なくなっている。 第3図及び第4図において、フレームに並列に張られた
線材グリッド4には張力Tが掛っていることか必要であ
る。この場合、中央のグリッド4の張力T1から端のク
リプト4の張力T口にかけて張力か高くなる(Tnン・
T1)ことか望ましい。 本発明においては、第5図に示す如く、線材グノッド4
を定ピツチの整列状態に置く整列板5が両側の主梁1の
近くに設けられている。整列板5には溝部6かあり、こ
の溝部6で線材グリッド4を位置決めしたあと、各線材
グリッド4を異なる温度で加熱しながら、例えば電極棒
7で線材グリッド4を主梁1の固定する。 以下に、線材グリッド4の取り付けを詳述する。 架台8の上に主梁1と支持梁2のフレームを固定し、線
材グリッド4を定ピツチの整列状態に置くための整列板
5を主梁1の両側に固定する。 整列板5は、第6図、第7図に示す如くフレームの主梁
1の曲率半径と同じ曲率半径Rを持ち、架台8上の高さ
も主梁1と同じにしである。 整列板5の上面14には溝部6があり、溝部6からは突
起12か所定のピッチで出ている。突起12の間に線材
グリッド4か配置され、これにより必要本数の線材グリ
ッド4か所定のピッチで整列される。 第5図に戻って、架台8には固定ブラケット9か一方の
整列板5側に、また滑車10か他方の整列板5側に設け
られ、滑車10には錘11か吊り下がるようになってい
る。 従って、グリッド用線材の−flA15か固定ブラケッ
ト9に固定され、滑][10を介して他端16を錘11
に結ぶことができる。かくして、線材グリッド4に錘1
1により張力T1a〜Tnaを与える。 線材グリッド4は数百〜千本以上あるが、互いに結合さ
れずに単独になっている為、線材グリッド4毎に錘11
の重さを変えて線材グリッド4の張力Tla〜Tnaを
自由に変えることができる。 但し、本発明では錘11は溶接時、線材グリッド4が切
れない程度の軽い重さであり、線材を軽く緊張させてい
るたけである。 さらに、本発明では、架台8上の支持台17に加熱器2
3を配置しである。 線材グリッド4に対し加熱器23による熱風24を当て
て加熱し、このために線材グリッド4は熱による線膨張
により常温より仲ひた状態にある。 本実施例では、並列配置の中央付近の線材グリッド4の
加熱温度は80℃で、両端に向かって段階的に温度を上
げ、両端の線材グリッド4の加熱温度は120℃とする
。 具体的には、第8図に示すように、加熱器23を分割(
第8図の場合は5分割)するように、仕切板25か取り
付けられている。並列配置の線材グリッド4に対して、
中央領域26の熱風24aは両端領域27の熱風24c
より温度か低く、中央領域26から両端領域27に行く
に従って熱風の温度か高くなっている(24 a<24
 b<24C)。このように、フレーム1の上面3にあ
る線材グリッド4は、並列配置の両端の線材グリッド4
の方か中央の線材グリッド4より高く加熱されるので、
加熱による伸びは、中央の線材グリッド4より両端の線
材グリッド4の方が大きい線材グリッド4はフレームの
主梁1の上面3に接触しているので、この加熱状態で、
例えば主梁1の上面3の真上にある電極棒7で線材グリ
ッド4の上から一定の荷重で押しつけ、電流を流せば、
線材グリッド4の下面とフレームの主梁1の上面3か溶
接される。その後、冷却すると線材グリッド4は収縮し
、長さ方向両端部が固定されているので、並列配置の線
材グリッド4に働く張力は、中央の線材グリッド4から
両端の線材グリッド4に行くに従って強い緊張状態に維
持されている。 即ち、線材グリッド4の固定か終了したあと、加熱器2
3からの熱風24を止めて、線材グリッド4を常温に戻
すと、加熱された状態による熱膨張の為に伸びていたも
のが常温に戻るため、線材グリッド4は収縮する。した
がって、線材クリッド4の収縮力と、線材グリッド4に
加えられたわずかな張力と、第3図の仮想線と実線で示
されるようなフレームの撓みとによって、線材グリッド
4の緊張か決まる。 中央の線材グリッド4より両端の線材グリフド4へ行く
に従って高い熱を与えているために、中央の線材グリッ
ド4の伸び量より両端の線材グリッド4の伸び量の方が
大きく、この状態から収縮するなめに、中央より両端の
線材グリッド4に大きな収縮力、すなわち張力が働く。 この結果、中央部の張力T1より両端部に行くに従って
線材グリッド4の張力か大きくなり、両端部の線材グリ
ッド4の張力かTnで、Tn>T1となる。 この後、線材グリッド4の全てをフレームの主梁1の両
件側で切断して取り付は作業を完了する6に豊ヨ 第3図に仮想線で示す如く、幅a=60011I、長さ
b=50(llのg!4製フレームを製作し、これに幅
0.513厚さ0.17nlの台形線材グリッド4をピ
ッチ0.711にて854本並べ、これを122本づづ
の7群に分け、中央部の群にある122本の線材グリッ
ド4を80℃に、その両側の群にある122本の線材グ
リッド4を120℃に、さらにその両側の群にある12
2本の線材グリッド4を160℃に、両端部にある群の
122本の線材グリッド4を200℃に加熱する。この
ような加熱状態で、線材グリッド4に0.2kgの張力
を掛けておき、各線材グリッド4の両端をフレーム上に
溶接で固定した。尚、線材グリッド4のm111的熱的
性質は、ヤング率E=1.7X10’k(1/nnz、
断面積A=0.0611′12、線膨張係数α= 11
 x 10  ’In/u’cである。 溶#後、冷却して常温に戻したとき、線材グリッド4は
収縮するか、各線材グリッド4の長さ方向両端部かフレ
ームに固定されている為に、緊張された状態となる。か
くして、主梁1の外側て線材グリッド4を切断し、線材
グリッド4を張ったフレームを得たとき、収縮量の違い
から、中央側の群の線材グリッド4より両端側の群の線
材グリッド4の方に強い緊張度か得られた。その結果、
中央の群の線材グリッド4で固有振動数f1−129 
1/sec、その両側の群の線材グリッド4で固有振動
数f 2 = 150 1/sec、更にその両側の群
の線材グリッド4で固有振動数fi=1821/Sec
、両端の群の線材グリッド4で固有振動数f42041
/sec、の性能をもつ線材張りフレームを得た。 両端の群の線材グリッド4か固有振動数2047/se
cとすると、張力として2.22kgか掛かつているこ
とになる。 本実施例の場合、中央部の群の線材グリッド4に掛かる
張力を小さくしており、中央の群の線材グリッド4かP
I =0.89kg (f、=1291/sec )て
、その両側の群の線材グリッド4かP2 =1.21k
g (f2=150 1/5ec)、さらにその両側の
群の線材グリッド4かP、=i、78kg (fi−1
821/5ec) 、両端の群の線材グリッド4がP、
=2.22kg (f、=2041/sec )となる
。このように線材グリッド4にかかる張力を分配するこ
とにより、全体の線材グリッド4からフレームに掛かる
力は1379kgとなる。 これに対して従来のように全線材グリッド数854本の
全てに204 1/secの固有振動数か生じていると
すると、全体の線材グリッド4からフレームに掛かる張
力Pは、1895kgとなる。 従って、本実施例のフレームに作用する力は従来のもの
より73%も小さくなり、それたけフレームに弱い材料
を利用できるので経済的である。
【発明の効果】
本発明は、以上説明したように構成されているのて、次
のような効果を生じる。 (1)テレビのカラー陰極管のフレームに線材グリッド
を張る時、I1株的張力はわずかにして、線材グリッド
を加熱することにより熱膨脹により伸びたままの状態で
溶接すると、線材クリ・・/ドか受ける機械的張力はわ
ずかであるために、溶接時に線材グリッドか切断されな
い。 (2)溶接後の冷却処理により、緊張を維持した線材グ
リッド張りフレームか得られ、且つ並列配置の両端側の
線材グリッドが中央側の線材グリッドよりも大きい張力
を受けるように張力を変化させられる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、カラー陰極管のフレームの1例を示す平面図
である。 第2図は、第1図のカラー陰極管のフレームの側面図で
ある。 第3図は、フレームの上面に線材グリッドか張られた状
態を示す平面図である。 第4図は、第3図のフレーム及び線材グリッドの一部破
断側面図である。 第5図は、本発明の実施例において線材グリッドをフレ
ームに取り付ける装置を示す一部省略正面図である。 第6図は、線材グリ7ドを位置決めする整列板の一例を
示す側面図である。 第7図は、第6図の整列板の部分断面図である。 第8図は、線材グリ7ドを加熱領域ごとに異なった温度
で加熱するようにした加熱装置の部分断図中、参照数字
は次のものを表す。 ・主梁、     2 ・主梁の上面、  4 ・整列板、    6 ・電極棒、    8 ・固定ブラケット、 ・滑車、 ・錘、 ・加熱器、 ・熱風、 ・仕切り板、 ・中央加熱領域、 ・端加熱領域、

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 互いに独立した複数の線材グリッドを用意し、カラー陰
    極管のフレーム上に所定のピッチで線材グリッドを並列
    に配列し、 軽く緊張できる程度に僅かな張力を各線材グリッドにか
    け、 各線材グリッドを所定の温度にまで加熱し、このとき、
    中央側の線材グリッドが両端側の線材グリッドより低い
    温度になるようにし、 各線材グリッドの長さ方向両端部をフレームに固定し、 各線材グリッドを冷却することからなるカラー陰極管の
    フレームへグリッドを取り付ける方法。
JP23458190A 1990-09-06 1990-09-06 カラー陰極管のフレームヘグリッドを取り付ける方法 Pending JPH04115439A (ja)

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