JPH049211A - 線材、棒材から伸線潤滑剤を除去する方法 - Google Patents

線材、棒材から伸線潤滑剤を除去する方法

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JPH049211A
JPH049211A JP11398390A JP11398390A JPH049211A JP H049211 A JPH049211 A JP H049211A JP 11398390 A JP11398390 A JP 11398390A JP 11398390 A JP11398390 A JP 11398390A JP H049211 A JPH049211 A JP H049211A
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JP
Japan
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lubricant
wire
projecting
drawing lubricant
treated
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JP11398390A
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English (en)
Inventor
Hitoshi Takeda
竹田 仁
Hitoshi Rokutanda
等 六反田
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Sintokogio Ltd
Original Assignee
Sintokogio Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、線材、棒材などの金属製品の表面に被着して
いる伸線潤滑剤を除去する方法に関する。
(従来の技術) 線材、棒材なとの金属製品の製造工程においては、ダイ
スによる引抜き作業が数次に渡って行なわれ、材料は徐
々に所定の直径へ伸展加工されて行くが、各引抜き工程
毎に材料の表面に対して伸線潤滑剤の被着及びその除去
作業が行なわれる。
この伸線潤滑剤の除去は、通常1.化学的清浄法(例え
ば溶剤脱脂、アルカリ脱脂、界面活性脱脂、電解脱脂等
)によって行なわれる。
(発明が解決しようとする問題点) しかしこれらの化学的清浄法は、おおむね被処理製品を
洗浄液中に浸せきして行なうものであり、脱脂後の水洗
い、酸洗い、乾燥等の後処理が必要になり、その結実装
置が複雑かつ大がかりになる。
また洗浄液中に浸せきする時間が長くかかり(15〜2
0分)、生産性向上に対するネックになっている。更に
、洗浄液の廃棄処理が公害問題を引起す恐れもある。
本発明は上記のような事情に鑑みてなされたものであり
、脱脂後の後処理を必要とせず、従って装置の構成が複
雑にならず、また洗浄液中に浸せきする必要がなく、生
産性が向上し、更に廃液処理の必要がなく、従って公害
問題を引起す恐れのない伸線潤滑剤の乾式除去方法を提
供することを目的としている。
(問題を解決するための手段) 本発明は上記の目的を達成するため、投射材を投射する
方法を採用すると共に、脱脂の前処理として被処理製品
を冷却することを要旨としている0すなわち本発明は、
被処理製品を冷却してその表面に付着している伸線潤滑
剤を脆化させる工程と、このようにして冷却された被処
理製品に粒径05s’a以下で比重3以上の投射材を投
射する工程とから成ることを特徴としている。
(乍 用) 本発明は上記のように、被処理製品である線材又は棒材
をその表面に付着している伸線潤滑剤が脆化する温度付
近まで冷却し、しかる後該製品に投射材を投射するもの
である。
一般に、上記伸線潤滑剤のような油脂性物質が付着した
金属製品に投射材を投射すると、投射材は分散性を失っ
て互いに膠着し、所望の除去効果が得られないが、本発
明の方法によれば、線材又は棒材の表面の伸線潤滑剤は
、あたかも棒状鋼材の表面tコ付着した氷をハンマーで
たたいて剥離除去するのと同様にして除去することがで
きるものである。
(実施例) 本発明を以下の実施例によって詳細に説明する。
第1工程として、表面に伸線潤滑剤を被着したステンレ
ス鋼線<is径2闘)のサンプル数種に対して液化チッ
素をノズルにて吹き付け、あるいは加熱してそれぞれ所
定温度を与えた。
第2工程として、上記サンプルを軸線方向へ移動させつ
つ、これに四方から鋼粒(粒径02闘。
比重5)を所定時間、所定密度で投射した。(なお、投
射エアー圧力L 5鵞、投射ノズル口径5 m )この
ように鋼粒投射して得た各サンプρについて、潤滑剤の
除去率を測定した。除去率は、サンプルを拡大鏡で拡大
観察し、観察範囲の全表面積に対する金属光沢部の面積
割合である。
その結果を下表に示す。
上記実、験データから、潤滑剤の温度が0℃付近を含め
それ以上では除去率はほとんど変らず、氷点下の所定湿
度以下で除去率が大巾に向上することが分る。これは、
この温度付近で潤滑剤が冷却脆化し、鋼粒の衝突により
これにクラックが発生して剥離するものと考えられる。
但し、潤滑剤が剥離する温度は潤滑剤の種類によって異
なる。なお、上記鋼粒は05IIII!1を超える大ぎ
さにすると、被処理物自体にひずみができたり、また表
面に凹凸ができる結果次回の潤滑剤被着工程でこの四部
に被着した潤滑剤を除去しにくい等の問題がある。また
投射材の比重を3以下にした場合は潤滑剤の除去効果が
悪くなる問題がある。
(発明の効果〕 上記のような本発明によれば、伸線潤滑剤の除去に洗浄
液を使用しないから、脱脂後に水洗い、酸洗い、乾燥等
の後処理をする必要がなく、その結実装置がコンパクト
になる。
また洗浄液中に浸せぎすることによるロスタイムがなく
なるから、生産性が向上する。更に、洗浄廃液による公
害問題の発生する恐れもない。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 表面に伸線潤滑剤を被着した被処理製品を、該潤滑剤が
    脆化する温度まで冷却する工程と、上記のようにして冷
    却された被処理製品に、粒径0.5mm以下で比重3以
    上の投射材を投射する工程と、 から成ることを特徴とする線材、棒材から伸線潤滑剤を
    除去する方法。
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