JPH0491297A - 安全保護紙の製造方法 - Google Patents

安全保護紙の製造方法

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JPH0491297A
JPH0491297A JP19787390A JP19787390A JPH0491297A JP H0491297 A JPH0491297 A JP H0491297A JP 19787390 A JP19787390 A JP 19787390A JP 19787390 A JP19787390 A JP 19787390A JP H0491297 A JPH0491297 A JP H0491297A
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JP
Japan
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guide
strip
tip
wire
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JP19787390A
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JPH0585680B2 (ja
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Shigezo Uchibori
内堀 繁三
Mitsumoto Yamagishi
山岸 光元
Tsuyoshi Kurata
倉田 剛志
Masaharu Koyama
正晴 小山
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OOKURASHIYOU INSATSU KYOKUCHO
Original Assignee
OOKURASHIYOU INSATSU KYOKUCHO
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、銀行券、有価証券、入場券等のように偽造防
止を一必要とする製品の製造のための安全保護紙を製造
する方法に関するものである。
〔従来の技術〕
従来において、銀行券にプラスチックフィルムから成る
保護ストリップあるいは糸を挿入することはよく知られ
ている。とりわけ現在ポンド券にみられるように、それ
らストリップあるいは糸の一部の上に紙料が存在しない
窓部を有するものは偽造防止上極めて効果的である。こ
の窓部を有するものの製造方法は、英国ポータルス社か
ら欧州及び米国に出願された明細書E P 00590
56号及びTJ S P 4462866号(安全保護
用仕掛は部分が存在する窓部を有する紙を製造する方法
)に開示されている。これは、いわゆる円網抄紙機によ
る製造であり、表面の一部が凹凸状に加工された円筒状
の金網(シリンダーモールド)が、紙料懸濁液の入った
バット内で回転する際に、ストリップあるいは糸がその
加工された表面の凹凸部に接触しながらいっしょに回転
していく。その結果として、金網表面の凸部に接してい
たストリップあるいは糸の部分は、その上に紙料が存在
しない窓部となる製造方法である。
〔発明が解決しようとする問題点〕
これまで、プラスチ・ンクフィルムから成る保護ス) 
IJツブあるいは糸の一部の上に紙料が存在しない窓部
を有する用紙を製造する方法として、上述の英国ポータ
ルス社の明細書E P 005,9056号及びU S
 P 4462866号に記載された円網抄造法は、そ
の機構上、抄速は比較的低く、また金網を凹凸状に加工
して窓部を形成するため、窓部の輪郭もくっきりしたも
のではなく、窓の両サイド(幅方向)の紙厚も他の部分
よりやや薄くなり、透過光で見るとその部分が明るく見
える欠点があった。
本発明は、それらの点の解決に対応するものである。
C問題点を解決するための手段〕 ワイヤー部上に、凹凸部から成るガイドを有し、かつそ
の凸部先端に溝を有するベルト機構を設置し、ス) I
Jツブあるいは糸をガイドの凸部先端の溝に通し、紙料
懸濁液中に埋没させる。紙料懸濁液の水分がワイヤーか
ら下方に脱水され、紙層がほとんど形成されたところで
凹凸部から成る機構を上方に移動させると、ストリップ
あるいは糸は紙層中に挿入されたままの状態で、それら
の一部(凸部先端に接していた部分)の上には凸部先端
の溝の形に応じて紙料が存在しない窓部が形成される安
全保護紙の製造方法である。
〔作用〕
ストリップあるいは糸をワイヤー上に設置した凹凸部を
有するガイドの凸部先端の溝に通し、そのガイドを紙料
懸濁液中に埋没させる。紙料懸濁液の水分がワイヤーか
ら下方に脱水されて紙層が形成された時点で凹凸部を有
するガイドを上方に移動させると、ストリップあるいは
糸は紙層中に挿入された状態となるが、凸部先端の溝に
接していたストリップあるいは糸の部分の上には紙料が
存在しないため用紙表面に窓部として現れる。
〔実施例〕
つぎに図面にもとすき本発明の安全保護紙の製造方法を
具体的に説明する。
実施例1 第1図は本発明の実施例を示す部分概略図である。第1
図において、(1)はストリップあるいは糸であり、(
2)はそれらを紙料懸濁液中に埋没させるための凹凸部
を有するガイド、(4)は紙料懸濁液から脱水して紙層
tp+を形成するためのワイヤー(網面)である。第2
図は第1図の側面図であり、ストリップあるいは糸(1
)は凹凸部を有するガイド(2)の凸部先端の溝(3)
に通される。第3図は第1図のものを紙料懸濁液(5)
中に埋没させた状態であり、紙料懸濁液(5)の水分は
ワイヤーから下方fa)へ脱水される。紙層+Plがほ
とんど形成された時点でガイド(2)を上方に引き上げ
ると、ス) IJツブあるいは糸(1)は紙層iPlに
挿入された状態となるが、ガイド(2)の溝に接してい
た部分はその上に紙料がないために第4図に示すように
ストリ・ノブあるいは糸(1)が紙層(Plの表面に現
れる窓部(61が形成される。
実施例2 第5図は長網抄紙機のようにワイヤー(4)が移動して
いる場合であり、第6図はその側面図であるが、ワイヤ
ー(4)上にワイヤーと同方向fblに回転する凹凸部
を有する環状に形成されたガイド’ +2’)と、それ
を駆動モーター(9)及びノヤフト001により回転さ
せるブーIJ−+71と駆動なしのプーリー(8)から
構成される装置を設置する。ス) IJツブあるいは糸
(1)は、ガイド(り)の凸部先端の溝(3)に通され
て紙料1懸濁液(5)中に埋没される。紙料懸濁液(5
)の水分が下方+C+に脱水され、紙層+Plがほとん
ど形成されるところfd+で、ストリップあるいは糸(
1)はガイド(り)から離れるが、ガイド(コ)の凸部
先端の溝(3)に接していたス) IJツブあるいは糸
(1)の部分は、紙料懸濁液(5)に直接液することは
なく、かつ紙層tPlが形成されてしまうと紙料は流動
性を持たないのでその上に新たに紙層+Plを形成する
ことはなく、結果としてその部分は繊維が存在しない窓
部(6)として形成される。なお、ガイド凸部の間隔(
ピッチ)により窓部の間隔を調節出来、さらに、例えば
第7図(A 側面図、B 底面図)、第8図(A゛側面
図、B、底面図)のように凸部先端の溝の形状を変える
ことにより、第9図、第10図のように形成される窓部
(6)の形状を自由に変えることが可能である。
〔効果〕
実施例に示したとおり本発明により、ストリップあるい
は糸の一部の上に紙料が存在しない窓部を有する用紙を
製造でき、特に長網抄紙機を使用しても製造することが
可能となり、その結果として従来の円網抄造に比べ抄速
のスピードアップを図ることが出来るとともに、長網抄
紙機による各種すき入れと上述した窓部との組合せによ
っていっそうの偽造防止効果を図ることができる。また
、窓部は、ス) IJツブあるいは糸保持用の凸部先端
の形状を変えることにより、任意の形状とすることが出
来、かつ、その輪郭も明確なものになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による安全保護紙の製造装置の部分概略
図、 第2図は第1図の側面図、 第3図は第1図で示した装置を紙料懸濁液に浸した状態
を示す図、 第4図は窓部が形成された状態を示す図、第5図は長網
抄紙機のようにワイヤーが移動している場合の安全保護
紙の製造装置の正面図、第6図は第5図の側面図、 第7回国はガイドの凸部先端の溝の形状を三角形とした
ときの側面図及び第7図tB+は第7回国の底面図 第8回国はガイドの凸部先端の溝の形状を菱形としたと
きの側面図及び第8図+B+は第8回国の底部図 第9図は第7図のガイドを使用してシートを作製したと
きの窓部の状態図、 第10図は第8図のガイドを使用してシートを作製した
ときの窓部の状態図である。 (1)  ストリップあるいは糸 (2)  挿入用ガイド (3)  凸部先端部の溝

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 一定間隔を保つワイヤー部上に、凹凸部から成るガイド
    を有し、かつその凸部先端に溝を有するベルト機構を設
    置し、ストリップあるいは糸をベルトの凸部先端の溝に
    通し、紙料懸濁液中に埋没させ、紙料懸濁液の水分がワ
    イヤーから下方に脱水され、紙層がほとんど形成された
    ところで凹凸部から成るガイドを上方に移動させること
    により、ストリップあるいは糸を紙層中に挿入したまま
    の状態で、凸部先端に接していた部分の上に紙料が存在
    しない窓部を有する用紙を得ることを特徴とする安全保
    護紙の製造方法。
JP19787390A 1990-07-27 1990-07-27 安全保護紙の製造方法 Granted JPH0491297A (ja)

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JP19787390A JPH0491297A (ja) 1990-07-27 1990-07-27 安全保護紙の製造方法

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JP19787390A JPH0491297A (ja) 1990-07-27 1990-07-27 安全保護紙の製造方法

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JPH0491297A true JPH0491297A (ja) 1992-03-24
JPH0585680B2 JPH0585680B2 (ja) 1993-12-08

Family

ID=16381744

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TWI408269B (zh) 2005-07-12 2013-09-11 Toppan Printing Co Ltd 防偽用紙及防偽用紙之真假判定方法

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JPH0585680B2 (ja) 1993-12-08

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