JPH0491170A - カチオン電着塗料 - Google Patents

カチオン電着塗料

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JPH0491170A
JPH0491170A JP20740690A JP20740690A JPH0491170A JP H0491170 A JPH0491170 A JP H0491170A JP 20740690 A JP20740690 A JP 20740690A JP 20740690 A JP20740690 A JP 20740690A JP H0491170 A JPH0491170 A JP H0491170A
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JP
Japan
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component
parts
resin
cationic electrodeposition
diisocyanate
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JP20740690A
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English (en)
Inventor
Yoshio Yasuoka
安岡 善雄
Masafumi Kume
久米 政文
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Kansai Paint Co Ltd
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Kansai Paint Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【東上Ω五里玉! 本発明はエツジ防食性および塗面平滑性などに優れた塗
膜を形成できるカチオン電蓄塗料に関する。
の  およびその・ 電着塗装は、つきまわり性および膜厚の均一性などかす
ぐれており、自動車ボディなどの下塗り塗装に広(採用
されている。しかしながら、電着塗装による析出塗膜は
、電着時のガス発生による影響と高固形分(低溶剤量)
であるため平滑性に欠ける。
この平滑性の改良方法として、電蓄塗膜の焼付硬化の際
に該塗膜を溶融流動せしめることが提案されている。特
にカチオン電蓄塗膜は一般に溶融粘度が低いので平滑性
はすぐれているが、その反面、切断面の角部、おり曲げ
角部および突起部などのエツジ部分には硬化塗膜が殆ど
もしくは全く形成されず、エツジ部の防錆性が著しく劣
るという欠陥を生ずる。
エツジ部の防錆性向上のために、例えば、防錆鋼板を用
いたり、電蓄後エツジ部の防食塗料をローラーやへヶな
どで補修塗装することが行なわれているが、コスト及び
工程数が莫大である。また、電蓄塗料に顔料を多量配合
したり、可塑成分量を少なくする等の種々の試みがなさ
れてきたが、塗膜の平滑性とエツジ部の塗膜形成性(以
下、エツジカバー性という)とは両立せず、これらの相
反する両性能を十分に満足しつる電@塗装法の開発が強
く要望されている。そこで本発明者らは、エツジカバー
性と塗面平滑性とが共にすぐれた電蓄塗装法の開発を目
的に鋭意研究を重ねた結果、電着析出速度や加熱溶融流
動性が異なる複数のカチオン樹脂を併用することによっ
て上記目的を達成でき、本発明を完成した。
すなわち、本発明は、 (A)エポキシ当量が190〜2,000であるエポキ
シ樹脂を下記(B)成分のカチオン電着用樹脂よりも電
着析出速度を高く調整してなるカチオン電着用樹脂、 (B)上記(A)成分のエポキシ樹脂をさらに可塑化成
分で変性してなるカチオン電着用樹脂および (C)硬化剤 を主成分とするカチオン電着塗料に関する。
上記(A)、(B)および(C)成分を主成分とする本
発明のカチオン電蓄塗料において、(A)成分は(B)
成分に比べて電着析出速度が速いので被塗面側に優先的
に析出し、(B)成分は該(A)成分層上に析出する。
従って、本発明の塗料によって形成される電着塗膜は、
被塗面側は(A)成分を主成分とし、その外層に(B)
成分を主成分とする複層塗膜となっており、しかも、(
A)成分層は硬質でかつ加熱時に殆ど溶融流動しないの
でエツジ部の塗膜形成性がすぐれており、一方、(B)
成分は溶融流動しやすいので(A)成分層における平滑
性劣化を解消する機能を有している。その結果、本発明
の塗料を用いて得られるカチオン電着の加熱硬化塗膜は
平滑性およびエッヂカバー性などが著しくすぐれている
本発明で用いる(A)、(B)および(C)成分につい
て詳細に説明する。
(A)成分:電着析出速度が(B)成分よりも速いカチ
オン電着用樹脂である。
本発明において、電着析出速度はカチオン電着塗装によ
る被塗面への塗膜形成の遅速の度合を示す。具体的な測
定は、電着浴(28℃、固形分含有率20重量%)中に
被塗物(鋼板)を浸漬し、一定の電流密度(0,25m
A/cm’ 〜0.75とtネ丁。
(A)成分は、エポキシ当量が190〜2.000であ
るエポキシ樹脂を下記(B)成分よりも電着析出速度が
速くなるように調整してなるカチオン電着用樹脂である
具体的には、ポリフェノール化合物とエピクロルヒドリ
ンとから得られる防食性に優れているエポキシ樹脂のエ
ポキシ基にカチオン化剤を反応せしめて得られる反応性
生成物で、前記エポキシ樹中に2個以上有し、少なくと
も200、好ましくは400〜4,000、さらに好ま
しくは800〜2,000の範囲内の数平均分子量、か
つエポキシ当量が190〜2,000、好ましく+14
00〜1,500の範囲内である。エポキシ当量が19
0より小さくなると溶融流しやすくなり、一方2,00
0より大きくなると塗膜がもろくなるので好ましくない
該エポキシ樹脂は5例えば、ポリフェノール化合物をア
ルカリの存在下にエピクロルヒドリンと反応させること
により製造することができる。
ポリフェノール化合物としては、例えば、ビスス(4−
ヒドロキシフェニル)−1,1−エタン、ビス−〔4−
ヒドロキシフェニル)−1,1−イソブタン、ビス(4
−ヒドロキシ−tert−ブチル−フェニル)−2,2
−プロパン、ビス(2−ヒドロキシナフチル)メタン、
1.5−ジヒドロキシナフタレン、ビス(2,4−ジヒ
ドロキシフェニル)メタン、テトラ(4−ヒドロキシフ
ェニル)−1,1,2,2−エタン、4.4ジヒドロキ
シジフエニルエーテル、4.4′ジヒドロキシジフエニ
ルスルホン、フェノールノボラック、タレゾールノボラ
ック等が挙げられる。
好適なエポキシ樹脂として、 殊に下記式 %式% (A)成分において、if@析出速度を(B)成分より
速くするための方法として、特定のカチオン化剤を用い
ることが好ましい、具体的には、モノエタノールアミン
、ネオペンクノールアミン、2−アミノプロパツール、
3−アミノプロパツール、2−ヒドロキシ−2′ (ア
ミノプロポキシ)エチルエーテル等のアルカノールアミ
ンの第1級アミノ基を例えばアセトアルデヒド、プロピ
オンアルデヒド、n−ブチルアルデヒド、イソブチルア
ルデヒド、ジエチルアセトアルデヒド、2−エチルヘキ
シルアルデヒド、グリオキサール、ベルブアルデヒドな
どのアルデヒド化合物、シクロベンクノン、トリメチル
シクロペンタノン、シクロヘキサノン、トリメチルシク
ロヘキサノンなどの環状ケトン化合物、アセトン、メチ
ルエチルケトン、メチルプロピルケトン、メチルイソプ
ロピルケトン、メチルイソブチルケトン、ジエチルケト
ン、ジプロピルケトン、ジイソプロピルケトン、ジブチ
ルケトン1、ジイソブチルケトンなどの脂肪族ケトン化
合物、アセチルアセトン、アセト酢酸メチル、アセト酢
酸エチル、マロン酸ジメチル、マロン酸ジエチル、マロ
ン酸メチルエチル、ジベンゾインメタンなどのβ−ジカ
ルボニル化合物などで、ケチミンに変性してなるカチオ
ン化剤が好適である。
該(A)成分には、(B)成分で用いる可塑化成分を殆
どもしくは全く含んでいない。
(B)成分二上記(A)成分のエポキシ樹脂を可塑化成
分で変性してなるカチオン電着用樹脂であって、その電
着析出速度を(A)成分より遅くすることが必要である
まず、エポキシ樹脂としては上記(A)成分において例
示したものが好適に使用できる。
可塑化成分としては、例えば、ポリアミド樹脂(ダイマ
ー酸とポリアミンとの付加物)、ポリエステル樹脂(カ
プロラクトンの開環重合体)およびポリエーテル(ポル
プロピレングリコール)などがあげられ、これらはいず
れも水酸基やアミン基などを有しており、これらがエポ
キシ樹脂中のエポキシ基や水酸基などと反応して化学的
に結合する。該可塑化成分は、(B)成分におけるエポ
キシ樹脂100重量部あたり、5〜40重量部、特に1
0〜30重量部が好ましい。
また、(B)成分の電着析出速度を(A)成分よりも遅
(するために、カチオン化剤として、例えば、ジエチル
アミン、ジェタノールアミン、ジーn−または一1so
−プロパツールアミン、N−メチルエタノールアミン、
N−エチルエタノールアミンなどの第2級モノアミンを
用いることが好ましい。
(B)成分は上記エポキシ樹脂、可塑化成分およびカチ
オン化剤を反応せしめることによって得られるが、その
反応順序に特に制限がなく、任意であって、これら3成
分の反応を同時に行なってもよい。
上記(A)および(B)成分に関し、カチオン化剤を反
応後、さらに、ギ酸、酢酸、グリコール酸および乳酸な
どの水溶性カルボン酸を反応させて、プロトン化するこ
とが好ましい。
(A)成分と(B)成分とは上記のごとく電着析出速度
が異なり、該同成分の存在下でカチオン電着塗装すると
、通電後、先ず(A)成分が被塗面に析出し、該(A)
成分の大部分が電着析出してから、引き続いて(B)成
分が電着される。また、塗膜の加熱溶融流動性をみると
上記特定の工ボキシ樹脂からなる(A)成分の塗膜は殆
どもしくは全く溶融流動しないが、(B)成分は容易に
流動する。
(C)成分:硬化剤 上記(A)成分および(B)成分を加熱によって三次元
に架橋硬化せしめるためのものであって、具体的にはブ
ロックポリイソシアネート化合物が適している。
ブロックポリイソシアネートはポリイソシアネートとブ
ロック化剤との反応によって得られるものであり、ポリ
イソシアネートとしては、例えばトリメチレンジイソシ
アネート、テトラメチレンジイソシアネート、ペンタメ
チレンジイソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネ
ート、1゜2−プロピレンジイソシアネート、1,2−
ブチレンジイソシアネート、2,3−ブチレンジイソシ
アネート、1,3−ブチレンジイソシアネートなどの脂
肪族ジイソシアネート;1,3−シクロベンクンジイソ
シアネート、1.4−シクロヘキサンジイソシアネート
、1.2−シクロヘキサンジイソシアネート、イソホロ
ンジイソシアネートなどの脂環族ジイソシアネート;m
−フェニレンジイソシアネート、p−フェニレンジイソ
シアネート、4,4′−ジフェニルジイソシアネート、
1.5−ナフタレンジイソシアネート、1゜4−ナフタ
レンジイソシアネートなどの芳香族ジイソシアネート、
4.4’ −ジフェニレンメタンジイソシアネート、2
,4−もしくは2,6−トリレンジイソシアネートまた
はそれらの混合物、4.4’−トルイジン、1,4−キ
シリレンジイソシアネートなどの芳香−脂肪族ジイソシ
アネー′ト;ジアニシジンジイソシアネート、4.4′
ジフエニルエーテルジイソシアネート、クロロジフェニ
レンジイソシアネートなどの複素環式ジイソシアネート
;トリフェニルメタン−4,4′。
4″−トリイソシアネート、1,3.5−トリイソシア
ネートベンゼン、2,4.6−トリイソシアネートトル
エンなどのトリイソシアネート;4.4゛−ジメチルジ
フェニルメタン−2゜2′、5.5′−テトライソシア
ネートなどのテトライソシアネート;トルエンジイソシ
アネートダイマーおよびトリマー等のポリイソシアネー
ト重合体;及びこれらのポリイソシアネートの過剰量に
エチレングリコール、プロピレングリコール、トリメチ
ロールプロパン、ヘキサントリオール、グリセリン、ペ
ンタエリスリトール、トリプロピレングリコールなどの
アルコール類;ポリオキシエチレングリコール、ポリオ
キシプロピレングリコール、ポリオキシテトラメチレン
グリコール、ポリオキシデカメチレングリコールなどの
低分子量ポリエーテルポリオール類;低分子量ポリエス
テルポリオール類などの低分子活性水素含有化合物を反
応させて得られるポリイソシアネートが挙げられる。
かかるポリイソシアネートと反応せしめつるブロック化
剤としては、例えば、フェノール、m −クレゾール、
キシレノール、チオフェノール等のフェノール類;メタ
ノール、エタノール、ブタノール、2−エチルヘキサノ
ール、シクロヘキサノール、ノニルアルコール、フェニ
ルカルビノール、クロロエタノール等のアルコール類;
ジエチルエタノールアミンなどの第3級ヒドロキシルア
ミン類;メチルエチルケトオキシム、アセトオキシム、
シクロヘキサノオキシムなどのオキシム類;カプロラク
タム、アセト酢酸エチル、マロン酸ジエチル等の活性水
素含有化合物を挙げることができる。上記ブロックポリ
イソシアネートのうち、好ましいものとしてインホロン
ジイソシアネートのメチルエチルケトオキシムブロック
、4.4−ジフェニレンメタンジイソシアネートの2−
エチルヘキサノールブロック、1.4−キシリレンジイ
ソシアネートのメチルエチルケトオキシムブロックなど
が挙げられる。
本発明のカチオン電着塗料は上記(A)、(B)および
(C)成分を主成分としており、これらの構成比率は特
に制限されないが、これらの合計量に基いて、(A)成
分は15〜70重量%、特に2−5〜45重量%、(B
)成分は15〜70重量%、特に20〜40重量%およ
び(C)成分は15〜70重量%、特に20〜45重量
%が好ましい。
電着塗装を行う方法及び装置としては、従来から陰極電
蓄塗装においてそれ自体使用されている既知の方法及び
装置を使用することができる。その際、被塗物をカソー
ドとし、アノードとしてはステンレス又は炭素板を用い
るのが望ましい。用いつる電着塗装条件は特に制限され
るものではないが、−船釣には、浴温:20〜30℃、
電圧=10CI−400v(好ましくは200〜300
v)、電流密度: 0.01〜3A/dm” 、通電時
間:1〜5分、極面積比(A/C): 2/1〜1/2
、極間距離10〜100cI11、撹拌状態で電着する
ことが望ましい。カソードの被塗物上に析出した塗膜は
、洗浄後、焼付けすることにより硬化させることができ
る。
次に実施例により本発明をさらに詳細に説明する。
以下、「部」および「%」はそれぞれ「重量部」および
「重量%」を意味する。
■、製造例 (1)A成分 (A−1) 撹拌機、濃度計、窒素導入管および還流冷却器を取りつ
けたフラスコに、ビスフェノールAとエピクロルヒドリ
ンとの反応によって得られた数平均分子量370、エポ
キシ当量185のエポキシ樹脂518部を仕込み、ビス
フェノールA57部及びジメチルベンジルアミン0.2
部を加え、120℃でエポキシ当量が250となるまで
反応させた。170℃に昇温し、この温度に保ちながら
ビスフェノールA148部とジメチルベンジルアミン0
.4部をさらに加え、130℃でエポキシ当量936と
なるまで反応させた。ついでメチルイソブチルケトン2
57.4部、ジエチレントリアミン25.6部およびモ
ノエタノールアミン68.3部を加え80℃で2時間反
応後、メチルエチルケトン143.4部で希釈し樹脂固
形分72%、アミン価(樹脂固形分)54.5のアミノ
基含有変性エポキシ樹脂(A−1)を得た。
(A−2)  : (A −1)で用いたと同様のフラスコに、ビスフェノ
ールAとエビクロルヒドロンとの反応によって得られた
数平均分子量370、エポキシ当量185のエポキシ樹
脂500部とビスフェノールA59.3部仕込み、ジメ
チルベンジルアミン0.2部加え130℃でエポキシ当
量4−56となるまで反応させた。170℃に昇温し、
この温度を保ちながらメチルイソブチルケトン134.
9部および2−アミノプロパツール67.5部及びジエ
チレントリアミン36.4部を加え、80℃で2時間反
応させた。ついでビスフェノールA490.2部を加え
120℃でエポキシ基がなくなるまで反応後、メチルエ
チルケトン176.5部で希釈し樹脂固形分75%、ア
ミン価39,5のアミノ基含有変性エポキシ樹脂(A−
2)を得た。
(2)B成分 (B−1): 撹拌機、温度計、窒素導入管および還流冷却器を取りつ
けたフラスコに、ビスフェノールAとエビクロルヒドロ
ンとの反応によって得られた数平均分子量370、エポ
キシ当量185のエポキシ樹脂518部を仕込み、ビス
フェノールA57部及びジメチルベンジルアミン0.2
部を加え、120℃でエポキシ当量が250となるまで
反応させた。170℃に昇温し、この温度に保ちなから
ε−カプロラクトン213部及びテトラブトキシチタン
0.03部を加え経時でサンプリングを行ない、赤外吸
収スペクトル測定にて未反応ε−カプロラクトン量を追
跡し、反応率が98%以上・になった時点でビスフェノ
ールA148部とジメチルベンジルアミン0.4部をさ
らに加え、130℃でエポキシ当量936となるまで反
応させた。ついでメチルイソブチルケトン257.4部
、ジエチレントリアミン25.6部、ジェタノールアミ
ン68.3部を加え80℃で2時間反応後、メチルエチ
ルケトン143.4部で希釈し樹脂固形分72%、アミ
ン価(樹脂固形分)54.5のアミノ基含有可塑化エポ
キシ樹脂(B−1)を得た。
(B−2): (B−1)で用いたと同様のフラスコに、ビスフェノー
ルAとエビクロルヒドロンとの反応によって得られた数
平均分子量370、エポキシ当量185のエポキシ樹脂
500部とビスフェノールA59.3部仕込み、ジメチ
ルベンジルアミン0.2部加え130℃でエポキシ当量
256となるまで反応させた。170℃に昇温し、この
温度を保ちなからε−カプロラクトン145.5部及び
テトラブトキシチタン0.08部加え経時サンプリング
を行ない、赤外吸収スペクトル測定にて未反応C−カプ
ロラクトン量を追跡し、反応率が98%以上になった時
点でメチルイソブチルケトン134.9部、ジエチルア
ミン67.5部及びジエチレントリアミン36.4部を
加^、80℃で2時間反応させた。ついでビスフェノー
ルA490.2部を加え120℃でエポキシ基がなくな
るまで反応後、メチルエチルケトン176.5部で希釈
し樹脂固形分75%、アミン価39.5のアミノ基含有
可塑化エポキシ樹脂(B−2)を得た。
(3)C成分 (C−1): 反応容器にイソホロンジイソシアネート222部を仕込
み反応温度を外部冷却により30〜40℃に保ちながら
、メチルエチルケトオキシム113.1部を徐々に滴下
して部分ブロックポリイソシアネートを合成した。
(C−2): 反応容器にヘキサメチレンジイソシアネート200部を
仕込み、メチルエチルケトンオキシム155部を、外部
冷却により反応温度を30〜40℃に保持しながら、徐
々に滴下して部分ブロックポリイソシアネートを合成し
た。
■ 実施例 製造例で得た(A)〜(C)成分を第1表に示したごと
く配合し、次いで、氷酢酸および水を加え、固形分含有
率20%、pH6,3に調整してカチオンii着塗料を
得た。
リン酸亜鉛処理した厚さ0.8m/mの冷延鋼板上に、
調製したカチオン電蓄塗料を塗膜の厚さが20μになる
ように電蓄した後、水洗し170”Cx30分間焼付し
た。得られた塗装パネル(試験板)の塗膜試験結果も第
1表に示す。
なお、上記(A−1)、(A−2)、  (B−1)お
よび(B−2)の電蓄析出速度(0’ 、  5 m 
A /cm”で測定)は次のとおりである。
(A−1):  50〜70秒 (A−2):  50〜70秒 (B−1):150〜200秒 (B−2):150〜200秒 第1表 試験方法 (1)塗膜外観 目視評価、○:平滑性良好、X い。
肌あれ著し く2)付着性 lX1mmゴバン目、粘着セロハンテープはくり試験、
○、異常なし、△、3〜5コはくり。
(3)耐衝撃性 デュポン式試験機、500g、’Aインチで、ワレ、は
くりなどが発生する最少落下距離(Cm)(4)耐屈曲
性 折り曲げ試験、10mmφ O:異常なし く5)二次付着性 40℃の温水に10日間浸漬後、乾燥させてから、上記
(2)に準じて行なった。
(6)耐ツルトスブレー性 480時間試験後のクロスカット部の粘着セロハンテー
プはくり試験。
○:はくり殆どなし、△:はくり少し認められる。
(7)エツジカバー性 カッターの替刃に上記方法で塗装、焼付けした後、上記
(6)に準じて試験し、鋭角部分のサビ発生個数(5c
mあたり)を調べた。
O:0〜2個、×:10個以上

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (A)エポキシ当量が190〜2,000であるエポキ
    シ樹脂を下記(B)成分のカチオン電着用樹脂よりも電
    着析出速度を高く調整してなるカチオン電着用樹脂、 (B)上記(A)成分のエポキシ樹脂をさらに可塑化成
    分で変性してなるカチオン電着用樹脂および (C)硬化剤 を主成分とするカチオン電着塗料。
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