JPH0491096A - 生理活性オリゴペプチド - Google Patents

生理活性オリゴペプチド

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JPH0491096A
JPH0491096A JP2087827A JP8782790A JPH0491096A JP H0491096 A JPH0491096 A JP H0491096A JP 2087827 A JP2087827 A JP 2087827A JP 8782790 A JP8782790 A JP 8782790A JP H0491096 A JPH0491096 A JP H0491096A
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JP
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pro
ala
trp
apgwa
peptide
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JP2087827A
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Yojiro Muneoka
宗岡 洋二郎
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Suntory Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は軟体動物の筋の収縮を修飾するオリゴペプチド
に関する。さらに詳細には、本発明はコナガエン神経節
中に見出された神経ペプチドおよび該ペプチドの同族体
に関する。さらに本発明はこのようなオリゴペプチドの
製造方法および用途にも関する。
本発明のオリゴペプチドは、踊乳類動物における神経伝
達物質の放出を促進または抑制する作用を有し、生物学
や基礎医学の分野において信用な実験用試薬として利用
できるのみならず、これらペプチドをもとにして、農学
、水産学および医薬分野における有用な薬剤を開発する
ために利用できる。
(従来の技術) 哺乳類における神経伝達物質は大きく分けて、1)生体
アミン類、2)アミノ酸類、3)ペプチド類、4)プリ
ン類の4種類に分類できる。これらの神経伝達物質はシ
ナプス前部から放出されてシナプス後部へ作用し、各種
生体機能に関与している。例えば、生体アミン類に分類
される神経伝達物質セロトニンは、無を椎動物からを椎
動物にまたがる殆どの動物の神経系で重要な神経伝達物
質として働いており、特に人間の脳では極めて重要な物
質として情動などに深く関与していることが知られてい
る。従って、同物質の放出促進又は抑制、シナプス後部
への作用の促進又は抑制、同物質の生合成促進または抑
制等の観点から、種々の薬剤が開発されている。例えば
、ウワバインはセロトニンの放出を促進する薬剤であり
、LSDやクロロプロマシンはセロトニンの放出を抑制
する薬剤である。さらに、p−クロルフェニルアラニン
はセロトニン生合成を阻害し、レゼルピンやテトラベナ
ジンなどは、セロトニン顆粒へのセロトニンの蓄積を阻
害して、セロトニンを放出させ、結果として神経末端部
の中のセロトニンを枯渇させる。さらに、ミアンセリン
やケタンセリンなどはセロトニンの作用を阻害する。
ところで、セロトニンの働きを修飾するものとして従来
知られている上記の物質は、いずれも非ペプチド性の化
合物であり、セロトニンの動態や作用を修飾するペプチ
ド性の物質は殆ど知られていない。ただ、軟体動物で、
FMRF am i d e(H−Phe−Me t−
Arg−Phe−NH2)系のペプチドがセロトニン放
出を促進することが示唆されており(京間および松浦(
Mune。
ka、Y、and  Matsuura、M、)Com
p、Biochem、Physiol、。
81c、61−70.1985) 、モしてイガイ抑制
性ペプチド(MIP)類か、各種軟体動物の筋に於いて
収縮抑制効果を示すことが知られている(平田ら(Hi
rata、T、et  al、)。
Comp、Biochem、Physio193c、3
81−388,1989;特開平1221392)のみ
である。もっとも、後者はセロトニンか収縮増強効果を
示すのとは逆の作用である。
このように、神経伝達物質の修飾、特にセロトニンの放
出を抑制する生理活性ペプチドは、従来知られていなか
った。そこで、本発明者らはセロトニンを多量に有する
動物としてよく知られている軟体動物の筋肉を用いた生
物活性検定系を使って、セロトニンを中心とした神経伝
達物質の働きを制御する生理活性ペプチドを検索した。
その結果、生体アミン系やペプチド系の神経伝達物質の
働きを修飾する、R,P CHやAKHと同族体の新規
オリゴペプチドおよびその誘導体を発見するに至った。
RPCH(赤色素胞凝集ホルモン・Red  Pigm
ent  Concentrating  Hormo
ne)とは、1974年にフェルンランドによって、エ
ビから単離されたペプチド、その構造はpGlu−Le
u−Asn−Phe−8e1−P r o−G l y
−T r p−NHzと決定されティる(P、Fern
lund;Biochim。
Biophys、Acta、37エ、  304  (
1974))。また、AKH(アジポカイネティックホ
ルモン:Adipokinetic  Hormone
)は、1976年にストーンらによってバッタから単離
された脂肪動員ホルモンで、その構造はpG I u−
Leu−Asn−Phe−Thr−Pro−Asn−T
rp−Gly−ThrNH2と決定されている(J、V
、5toneet  al、;Nature、263,
207 (1976))。これら2種の節足動物ホルモ
ンは、構造上明らかに同族体である。その後、この仲間
は続々と発見され、現在では合計11種を数えている。
いずれも節足動物から発見された8個あるいはそれ以上
のアミノ酸残基からなるペプチドであり、pGlu’ 
、Phe’ 、Trp8およびC末端のNH2はこれら
全てのペプチドに共通している。
さらに、RPCHおよびAKHの同族体が軟体動物に存
在する可能性も知られている。例えば、グリーンベルブ
らは、軟体動物前側類の心臓の活動がRPCHおよびA
KHによって促進されること、および二枚貝の神経節の
粗抽出物がこれらホルモンに似た活性を示すことをみて
、軟体動物の神経系にもRPCH−AKH様のペプチド
が存在すると考えた(M、J、Greenbe rg、
et  al、;J、Exp、Zool、、233゜3
37 (1985))。また、斎藤および京間は、RP
CHが二枚貝ムラサキイガイの足糸前牽引筋、収足筋、
心筋の収縮を修飾するが、AKHにはそのような効果が
ないことをみて、軟体動物のRPCH−A K H様ペ
プチドは、A、KHよりもRPCHに似た構造のもので
あろうと考えた(Saitoh  and  Mune
oka゛Hiroshima  J、Med、Sci、
、35,389 (1986))。さらにサセクらは、
AKHの抗体に反応する物質がラットの脳に存在するこ
とを免疫組織化学的手法で示し、RPCH−AKH様ペ
ジペプチド乳類中枢神経系にも存在することを示唆した
(Sasek、et  al、 ;BrainRes、
、343,172  (1985))、  しかしなが
ら、今日にいたるまで、軟体動物および哺乳類からは、
どのような形のRPCH−AKH様ペジペプチド離され
ていない。
このように、従来、神経伝達物質の放出を制御する生理
活性ペプチドは知られていない。また、生体アミン系神
経伝達物質の放出を制御する神経ペプチドは十分に研究
されておらず、特にセロトニン放出を抑制する神経ペプ
チドは知られていない。
(発明が解決しようとする課題) 本発明の目的は、神経伝達物質の作用や機能を修飾する
生理活性ペプチド、特にセロトニンの放出を抑制する生
理活性ペプチドを提供することにある。また、本発明の
他の目的は、このペプチドの構造をもとにして、生物活
性を有する類似ペプチドを合成し、うつ病、精神分裂病
、老人性痴呆症等の各種精神疾患あるいは高血圧症、血
行障害などの循環器障害等の治療に有効な生理活性ペプ
チドを提供することにある。さらに本発明の別の目的は
、そのようなペプチドの製造方法や各種の用途を提供す
ることである。
(課題を解決するための手段) 本発明者らは軟体動物前側類のコナガニジの神経節の抽
出物から、この動物の歯舌牽引筋の収縮を増強するペプ
チドを単離し、その構造を決定した。この神経ペプチド
は、次のアミノ酸配列を有する。
H−A l a−P r o−G I y−T r p
−NH2以下、本明細書中でこのペプチドをAPGWa
と表す。この表示中で最後のaはカルボキン末端アミド
を意味し、残りの大文字アルファベットはIUPAC−
LUB  Comm1ss+on  。
n  Biochemical  Nomenclat
ureの提案によるアミノ酸の1文字記号にしたがうも
のである。本明細書中で他のペプチドも同様の1文字記
号で表す場合がある。また、アミノ酸は特に記載しない
限りL一体である。さらに、試薬類を含め、本明細書中
で下に示される略号が用られる場合がある。
Pro (またはP):L−プロリン Gly (またはG)ニゲリシン Ala (またはA):L−アラニン Phe (またはF):L−フェニルアラニンTrp 
(またはW):L−トリプトファンTrp(For) 
  :N”−ホルミル−L−トリプトファン Boc  :t−ブチルオキシカルボニルBHA  :
ペンズヒドリルアミン TFA: トリフルオロ酢酸 NMP  :N−メチルピロリドン DCCニジシクロへキシルカルボンイミドHOBt:N
−ヒドロキシベンゾトリアゾールAcOH:酢酸 EDC:1−エチル−3−(3−ジメチルアミノプロピ
ル)カルボジイミド DIEAニジイソプロピルエチルアミンAPGWaの構
造をRPCH(赤色素胞凝集ホルモン、前記フェルンラ
ンド)およびAKH(脂肪動員ホルモン、前記ストーン
ら)と比較して示すと次のようになる・ APGWa )1−Ala−Pro−Gly−Trp−NH2PCH pGlu−Leu−Asn−Phe−Ser−Pro−
Gly−Trp−NHzKH pG 1 u −Leu −A 5n−Phe−Thr
−Pro−Asn−Trp−G 1y−Thr−NO3
この比較かられかるように、APGWaはRPCH−A
 K H関連ペプチドの1種である。自然界のペプチド
において、AlaとSerが入れ代わっている関連ペプ
チドは多く見受けられる。これは、AlaからSerへ
あるいはSetからAlaへの変化か点突然変異によっ
て容易に起こり得るためと思われる。そして、このよう
な変化が生じた時の2種のペプチドの間には大きな活性
の差がないのか普通である。そこで、APGWaのAl
a’をSetで置換した形のペプチド(SPGW a 
)を合成し、その活性をコナガニシ歯舌牽引筋の単一収
縮で調べた結果、これがAPGWaとほぼ同様の活性を
示すことがわかった。従って、本発明は、次式で表され
るオリゴペプチドの5PGWaにも関する。
)(−8e t−P r o−G l y−T r p
−NO3なお、この5PGWaはRPCHのフラグメン
トペプチド(RPCH5−8)に相当する。APGWa
と5PGWaの構造をRPCHと比較して示すと次のよ
うになる。
A P G W a     H−Ala−Pro−G
ly−Trp−NH2S P G W a    H−
Ser−Pro−Gly−Trp−NHzPCH pGlu−Leu−Asn−Phe−Ser−−Pro
−Gly−Trp−NHzところで、現在迄に発見され
ている節足動物のRPCH−AKH様ペジペプチドすべ
て4番目のアミノ酸残基としてPheを持っている。そ
こで、これら2種のペプチドのN末端にPheを付加し
たペプチドFAPGWaとFSPGWa(これはRPC
H4−8に相当する)を合成し、その活性をコナガニジ
歯舌牽引筋の単一収縮(−回の刺激に対応する筋の収縮
)で調べたところ、共に活性を示すことがわかった。従
って、本発明は、次式で表されるオリゴペプチド H−Phe−Ala−Pro−Gly−Trp−NO3
(F A P G W a )H−Phe−Ser−P
ro−Gly−Trp−NHz  (F S P G 
W a )にも関する。
さらに、より短いオリゴペプチドも同様の生理活性を有
すると予測し、APGWaのAlaを除いたペプチドお
よびさらにProを除いたペプチドも合成し、その活性
をフナガニン歯舌牽引筋の単一収縮で調べたところ、共
に活性を示すことがわかった。従って、本発明は次式で
表されるオリゴペプチド H−Pro−Gly−Trp−NHz  (P G W
 a )H−Gly−Trp−NO3(G W a )
にも関する。
本発明のオリゴペプチドAPGWa、5PGWa、FA
PGWaSFSPGWaSPGWaおよびGWaは、す
べてコナガニジ歯舌牽引筋、ムラサキイガイ心臓、ハマ
グリ心臓において強い収縮増強活性を示し、活性濃度域
値は10−”〜1゜−6Mである。なお、この生理活性
は、これらのオリゴペプチドが神経からのセロトニン放
出を抑制する性質と関連することが見いだされた。この
セロトニン放出抑制作用は、本発明の重要な主題を構成
する。
本発明のオリゴペプチドのうち、APGWaは後述の実
施例に記載されるように、例えばコナガニジ神経節の抽
出物をHPLCなとの吸着クロマトグラフィーやゲル漉
過等の通常の方法を適宜組み合せて精製して製造するこ
とかできる。抽出にはアセトンなどの有機溶剤が用られ
る。
また、本発明のオリゴペプチドは、後述の実施例にも示
されるように、通常のペプチド合成法などによっても合
成することができる。
以下、実施例を挙げて本発明を具体的に説明する。
実施例I  APGWaの!−LJJ 軟体動物前鯛類(巻貝)のコナガニジは、広島湾で採取
したものを使用した。コナガニジにおいては内臓神経節
を除く他の神経節が一つの塊になって存在する。約1,
100個体のコナガニジから神経節塊を分離し、ただち
にドライアイスで凍結し、−20℃に保存した。凍結保
存しておいた神経節塊を氷冷したアセトンに入れ、ただ
ちにホモゲナイズし、ホモゲネートを遠心分離し、その
上清中のアセトンを減圧エバポレーターを用いて蒸発さ
せた。残った水溶物に塩酸を最終濃度がOINになるよ
うに加えて撹拌し、再び遠心分離して不溶物を除いた。
これをC−18カートリツジカラム(Waters、5
ep−Pak)に通し、カートリッジを4%酢酸で洗っ
た後、保持物質をメタノールで溶出し、溶出物を凍結乾
燥させた。この試料を蒸留水に溶解し、セファデックス
G−15カラム(2,6X40cm)にのせ、01N酢
酸を流して分画した。各両分は凍結乾燥したのち、生物
活性の検定に用いた。
生物活性検定は、コナガニジ両舌牽引筋を用いて行った
。約2−の実験容器に筋標本を取りつけ、電気刺激(2
0V  2m5ec、、  0. 2Hz  5パルス
)を与え、5個1組の単一収縮を生じさせ、この収縮に
及ぼす各両分の効果を調べた。以下に述べるペプチド純
化の各過程における生物検定も同様の方法で行った。
セファデックスG−15によるゲル濾過で得られた各画
分を生物検定した結果、単一収縮増強の最大活性が22
番目、45番目、50番目の両分にそれぞれ見られる3
つの興奮性ピークを得た。
また、両分28−30に最大活性を示す抑制活性のピー
クも得た。そこで、両分を21−40と41−54の2
つのグループに分けて、HPLCを用いて以下の条件で
活性物質の純化を進めた。両分22−40からいくつか
のペプチド性活性物質を得たが、これらはいずれもRP
CH−AKH様ペジペプチドなかった。一方、画分41
−54からもいくつかのペプチド性活性物質を得ること
ができ、そのうちの一つは前記のA P G W aで
あった。この物質の純化は次のように行った。
まず、画分41−54をC−18逆相カラム(TSK−
ゲル ODS−80TM)に注入し、01%TFA (
pH2,2)、  ○−60%アセトニトリル(60分
)の条件下でHPLCシステム(日本分光TRI−Ro
ter  IV)を用いて勾配溶出を行った。その結果
、2つの興奮活性を示すピーク(ピーク1.IT)と1
つの抑制活性を示すピーク(ピーク■)が得られた。次
にピークIを陽イオン交換カラム(TSK−ゲル 5P
−5PW)に注入し、10+nMリン酸バッファー(p
H6,8)、O−0,5M  NaCl  (50分)
の条件下で濃度勾配溶出を行い、220nmの紫外線に
ほぼ完全な単一吸収ピークを示す収縮増強活性物質を得
た(第1A図)。続いて、脱塩のために、もう−度上記
C−18逆相カラムにのせ、01%TFA (pH2,
2)、15−21%アセトニトリル(30分)の条件で
勾配溶出を行い、活性物質の完全な単一吸収ピークを得
た(第1図B)。このピークのペプチド成分は、後述の
実施例2その他によりAPGWaであることを確認した
得られたピークのコナガニジ両舌牽引筋の単一収縮に対
する増強活性を測定した結果は第1図Cに示すとおりで
ある。この測定は、両舌牽引筋に20V、 2m5ec
、 0. 2Hz  5パルスの電気刺激を10分おき
に与え、刺激の8分前(図中上向きの矢印)にAPGW
a (4,5匹分を人工海水1−に溶解したもの)を作
用させ、刺激後すくに洗浄して(図中下向きの矢印)行
った。
実施例2  APGWaの 造決定 実施例1で得られたペプチドピークは、その生物活性が
プロテアーゼ処理により消失すること、およびクロマト
グラフの挙動から、分子固か比較的小さいペプチドであ
ると予想されたため、下記のアミノ酸分析、アミノ酸配
列分析およびFAB質量分析を行い、その結果、APG
Waの配列を有することが判明した。
(1)  ヱ主又を■威 アミノ酸分析は、約07ナノモルの試料を用い、減圧封
管中100μmの定沸点塩酸(0,1%フェノール含有
)で110’C,24時間加水分解し、減圧乾固後0.
02N塩酸100μlに溶解し、日立自動アミノ酸分折
機L−8500型にて行った。結果を第1表に示す。な
お、表中、APGWaはA I a=1として計算し、
カッコ内の数値は最も近い整数比を示す。
第2表 APGWaのアミノ 配置 サイクル数 検出された     収量PTH−アミノ
酸 (ピコモル) アミノ酸 組成比 Gly         1.04   (1)Aia
         1       (1)Pro  
       0.84   (1)1       
 Ala        652        Pr
o        603       Gly   
     594        Trp      
  345以降 アミノ酸分析に用いたのと同毒の試料を自動プロティン
シーケンサ−(アプライド・バイオシステムズ社製 4
77A型)に供した。得られるフェニルチオヒダントイ
ン−アミノ酸(PTH−アミノ酸)は、上記シーケンサ
−とオンラインで結ばれたPTH−アミノ酸分析機(ア
プライド・バイオシステムズ社製 120A型)を用い
て同定した。結果を第2表に示す。
FAB質量分析は、日本電子製のFAB質量分析機(J
EOL  JMS  HX−100型)を用いて行った
。APGWaの(M+ 1 )+イオンは429、 1
 (理論分子量428.2)に検出され、この結果A 
P G W aの構造式は次のように推定された。
APGWa: H−A l a−P r o−G I y−T r p
−NHz実施例3  APGWaおよびその    S
PG実施例2で推定されたA P G W aの構造を
合成によってさらに確認した。また前述した理由により
、APGWaの同族体である5PGWa、FAP G 
W aおよびFSPGWa、さらにP G W a 。
GWaおよびWaも生物活性を示すと考えられたので、
これらも合成してその活性を調べた。
本発明のペプチドは、標準的なペプチド合成法に従って
製造できる。−船釣な総説として、「生化学実験講座1
.タンパク質の化学■巻、第■部207頁から495頁
」 (東京化学同人):「ペプチド合成の基礎と実験、
泉屋信夫他共著」 (丸善)などが挙げられる。本発明
ペプチドは、上記の文献に記載されている合成法に準し
て合成できる。
本実施例においては、本発明のペプチドのうちH−Al
a(又はSer)−Pro−Gly−Trp−NH2お
よびH−Phe−Ala (又はSe r) −P r
 o−G I y−T r p−NH2の合成は、いわ
ゆる「固相法」と呼ばれる方法で行い、H−P r o
−G l y−T r p−NH2およびH−G l 
y−T r p−NH2の合成は、水溶性カルボジイミ
ド−1−ヒドロキシベンゾトリアゾール法により行った
合成例I  H−Phe−Ala−Pro−Gl−Tr
−NHベンズヒドリルアミン樹脂(0,5mmol、 
 0゜7meq / g+  714mg)の塩酸塩に
、5%DIEA/CH2CI□ (20mf)を加え、
中和させたのち、CH2Cl2  (30dX5)でグ
ラスフィルター上で吸引洗浄し、遊離型BHA樹脂とし
た。
乾燥後Boc−Trp (Fo r)−OH(664m
g、  2mmol)とHOBt  (270mg、 
 2mmol)のNMP溶液(15d)を樹脂に加え、
均一混合物とした。このものにIM  DCC/NMP
を2−加え、3時間ゆるやかに振とうさせた。過剰の反
応液を濾去し、さらl:cH2C12(301RIlX
5) 、50%M e OH/ CH2Cl 2  (
30yidl×5)、CH2C12(30dx5) で
順次樹脂を洗浄したのち、デシケータ−中で30分間減
圧乾燥した。得られたBoC−Trp (For)−B
HA樹脂を、50%TFA/CH,C1,で20分間処
理し、濾取後、CH2Cl、(30dx5)で洗浄した
。次に5%D I EA/CH,C1,でペプチド−樹
脂を5分間中和した後、CH2Cl2(30dX7)で
洗浄し、H−Trp (For)BHA樹脂を得た。以
下、Trp (For)の導入と同様にして、順次Bo
 c−G l y−OH(350mg、2mmol)、
BoC−Pro−OH(430mg、  2mmol)
 、  Boc−Ala−OH(378H+g、  2
mmol) 、そしてBoC−Phe−OH(530m
g、  2mmol)を、DCC/HOBt法で縮合さ
せ、Boc−Phe−Ala−Pro−Gly−Trp
 (For)−BHAを900mg得た。
得られたペプチド−樹脂をp−クレゾール(1゜5−)
の存在下、弗化水素(8,5M1)で0℃。
1時間処理した。弗化水素を留去した後、残渣をエーテ
ル(50d)で処理し、生じたペプチドをTFA (1
0−×3)で抽出した。TFAを留去して得られる油状
物にエーテル(100d)を加え、150■の粗H−P
he−Ala−Pro−Gly−Trp (For) 
−NHzを粉末として得た。次にこのFor誘導体を1
M重炭酸アンモニウム水溶液(50wi)に溶かし、室
温で12時間放置してFor基を除去した。反応液を酢
酸で中和した後、C−18カラム(2,OX20cm)
に添加し、0.1%TFAから60%CH,CN10.
1%TFAまでの60分間の直線勾配でペプチドを溶出
させた。メインビークを分取し、凍結乾燥を経て、33
1′IIgの目的物を得た。
合成例2  H−Ala−Pro−Gl −T  −N
)+2合成例1に準じて、0 、 5 mmolのBH
A樹脂(0、7meq / g、  714mg)に、
D CC/)LOBt法により、順次Boc−Trp 
(For)−0H(664mg、  2mmol)、 
 Boc−Gly−OH(350mg、  2mmol
) 、  B o c−P r o−OH(430mg
、  2mmol) 、  Bo c −A l a−
OH(378mg、  2 mmol)を縮合させ、8
50mgのBoa−Ala−Pro−Gly−Trp 
(For)BHA樹脂を得た。このペプチド−樹脂50
0mgを弗化水素/p−クレゾール(8,5/1.5M
りで0℃、1時間処理し、合成例1に準じ、90■の粗
H−A I a−P r o−G I y−T r p
 (Fo r)−NH2を粉末として得た。次に、常法
により、1M重炭酸アンモニウム水溶液に、上記のFo
r−誘導体を溶かし、室温に12時間放置して、For
基を除去した。反応液を中和した後、C−18カラム(
2,OX20cm)に添加し、合成例1と同様の溶出を
行い、メインピークを分取した後、凍結乾燥して、15
mgの目的物を得た。
Boc−Trp−OH3,04g  (10mmol)
をジメチルホルムアミド(以下、DMFと略す)10−
に溶解し、アンモニウムクロリド642mg (12m
mol)およびHOBt  1.49g (11mmo
l)を加え、−20℃に冷却した。これに1−エチル−
3−(3−ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド(
以下、EDCと略す) 2IIIf(11mmol)を
滴下し、室温まで徐々に温度を上昇させながら撹拌し、
さらに室温で一夜撹拌した。反応液に水を加えて酢酸エ
チルで抽出した。有機層を10%クエン酸、5%炭酸水
素ナトリウムの順に洗浄し、さらに飽和食塩水で洗浄し
た。無水硫酸マグネシウムを加えて乾燥後、減圧濃縮し
て無色固体を得た。塩化メチレンから再結晶し、無色針
状晶2.6gを得た。
ii) H−G I  −T r  −NH2B o 
c−T r I)−NH2910mg (3mmol)
を塩化メチレン5−に溶解し、水冷下トリフルオロ酢酸
(以下、TEAと略す)5−を加え、水冷下に1時間撹
拌した。反応液を減圧濃縮し、残渣にベンゼンを加えて
数回減圧濃縮し、水酸化カリウム上で減圧不乾燥した。
このTEA塩、BocGly−OH526mg(3mm
ol)およびHOBt (3,3mmol)をDMF5
−に溶解し、−20℃でEDC0,6d、 (3,3m
mol)を滴下した。
室温まで徐々に温度を上昇させながら撹拌し、さらに室
温で一夜撹拌した。反応液を同様に処理し、Bo c−
G I y−T r p−NH2を1.OOg得た。収
率93%。このうちの250■を取り、水冷下TFA−
塩化メチレン(1:1)にて脱BOC化し、H−G I
 y−T r p−NH2のTFA塩を得た。このTF
A塩の一部を高速液体クロマトグラフィーにより精製し
た。カラムに和光純薬工業製WAKO8TL  5C1
8−200(IOX300mm)を用い、次の方法で展
開した。溶媒Aを0.1%TFA−水、溶媒Bを0.1
%TFA−60%アセトニトリル−水とし、25分間で
溶媒A中のBの比率を15−40%に直線的に変える(
流速4−7分)。精製したペプチドは上記と同一の条件
で展開すると単一の対称なピークを示した。
合成例4  )1−Pro−Gl−Tr−NH2PGW
aBoc−Gly−Trp−NH2720mg(2Ho
l)を水冷下TFA−塩化メチレン(1二1)にて脱B
oc化し、前記と同様に処理してTFA塩を得た。この
TFA塩、Bo c−P r o−0H4、30mg 
(2mmol)およびHOBt  284mg(2,1
mmol)をDMF5−に溶解し、−20℃でEDCO
,4+al’ (2,1mmol)を滴下した。以下、
同様に反応させ、処理して、Boc−Pr。
−G I y−T r p−NH2を600mg得た。
収率64%。このうち150mgを水冷下TFA−塩化
メチレン(1: 1)にて脱Boc化し、TFA塩を得
た。一部を前記と同様の条件で高速液体クロマトグラフ
ィーにて精製した。
合成例1〜4で得たペプチドについて、逆相系高速液体
クロマトグラフィーにより純度検定を行った後、6N塩
酸(0,1%フェノール含有)110℃、24時間の加
水分解後のサンプルのアミノ酸組成比分析(日立アミノ
酸分折機835−50型またはL−8500型使用)、
アミノ酸シークエンサー(アプライド・バイオシステム
ズ社477A型使用)によるアミノ酸配列分析、および
質量分析装置(日本電子JEOL  JMS  HX=
100型または日立M−80B型)による質工分析の結
果から、構造を確認した。
生惣造挫悶検足 天然APGWaと合成APGWaの活性をコナガニジ両
舌牽引筋における単一収縮増強効果で調べ、両者の濃度
−活性関係の一致を確認した。域値は5xlO−10M
程度であった。なお、このときの天然APGWaの濃度
はアミノ酸分析の結果から算出して決定した。
次に、合成APGWaの活性をムラサキイガイの足系前
牽引筋(ABRM)、 コナガニジの両舌伸出筋、セト
ウチマイマイの味のうで調べた。ABRMでは、反復電
気刺激による一過性収縮や同刺激による緊張性収縮弛緩
(Catchの弛緩)が、合成APGWaにより抑制さ
れた。しかしながら、アセチルコリンによる収縮やセロ
トニンによるCa t chの弛緩はAPGWaの影響
を受けなかった。両舌伸出筋の場合、両舌牽引筋と異な
り、単一収縮は増強されず、逆に抑制された。味のうで
は自動収縮が強く抑制された(第1図)。
反復電気刺激によるABRMのCatchの弛緩は、電
流が筋組織中の神経繊維を刺激し、弛緩神経からの弛緩
性伝達物質セロトニンを放出させることによって起こる
ことがわかっている(トワログおよびコール(B、M、
Twarog  and  R,A、Co1e)、Co
mparat+ve  Biochemistry  
and  Physiology、46A、831−8
35 (1973))。このことと、APGWaが投与
したセロトニンによるCatchの弛緩を抑制しないと
いう事実から、反復電気刺激によるCa t chの弛
緩のA P G W aによる抑制は、このペプチドが
セロトニン放出を抑えた結果であると考えられる。
セロトニンはABRMの一過性収縮を増強する作用も持
っているが、APGWaによる一過性収縮抑制もセロト
ニン放出抑制の結果である可能性が強い。そこで電気化
学検出器を用いて、1個のABRMから外液中に放出さ
れるセロトニンの量を測定した。まず、正常液中で反復
電気刺激(15V、  3m5ec、  10Hz、 
 5秒間)を1分置きに10回筋に与え、そのときのセ
ロトニン放出囲を測ったところ、約0 、 6 pmo
lesであった。次に、10−6MのAPGWa存在下
で同様の実験を行ったことろ、放出量は約0 、 2 
pmolesと減少した。さらにAPGWaを除いて、
再び正常液中で測ったところ、放出量は約0 、 3 
pmolesであった。つまり、A P G W aの
作用の少なくとも1つはセロトニン放出抑制であると言
える。
APGWaの作用にセロトニン放出抑制があるとすると
、コナガニジ歯舌筋に対する効果も説明できる。セロト
ニンは歯舌牽引筋の収縮を抑制し、歯舌伸出筋の収縮を
増強するが、電気刺激時にセロトニンが放出されている
とすれば、このセロトニン放出はAPGWaの存在下で
抑えられ、従って、牽引筋の単一収縮は増強され、伸出
筋のそれは逆に抑制されることになる。APGWaのセ
ロトニン放出抑制は、ABRMにおいてばかりでなく、
他の組織でもおこる可能性が強い。
次に、A P G W aの同族体を合成し、それらの
効果をABRMのCatchの反復電気刺激による弛緩
と味のうの自動収縮において調へた。結果を第3表に示
す。
第3表 APGWa  びその   の生 活性FAP
GWa  1/3〜1/10 F S P GW a  1/3〜1/10APGWa
      l 5PGWa      I P G W a  1/1000〜l/3000GWa
    1 〜2 Wa 効果なしく≦10−’M) 173〜1/10 1/3〜1/10 1/1000〜1/3000 1〜2 効果なしく≦10−’M) 第1表の結果かられかるように、APGWaと5PGW
aはぼぼ同じ程度の効力を示し、N末端にPheを付加
すると効力はやや落ちる。APGWaのAlaを除いた
PGWaにも効力はあるが大きく減少する。ところが興
味深いことに、さらにProを除いたGWaの効力はA
 P G W aのそれと同等か少し強い。Waになる
とまったく効果を示さない。
GWaという単純な形のジペプチドが強い効力を持つと
いうことは、このジペプチドを変形したペプチドは本発
明の他のペプチドを含めて、セロトニン作動系に働く薬
物の開発に有用であることを示唆している。セロトニン
はヒトの脳、消化管、血液中で重要な役を果たしており
、単に実験試薬ばかりでなく、医療に用いることのでき
る薬の開発へ発展させることが期待できる。
(発明の効果) RPCH−AKH系ペプチドは、昆虫、甲殻類中に存在
し、今回、軟体動物にも存在することがわかった。また
、哺乳類の脳にも存在することが示唆されている(Br
ain  Res、   343172 (1985)
)。一方、一般に神経ペプチドは筋系のみならず、神経
系においても作用を示す。従って、本発明のオリゴペプ
チドは、上記の動物における神経−筋系の生理を明らか
にするための有用な実験薬として、生物学や基礎医学の
分野で使用できる。また、軟体動物の神経系のニューロ
ンには良く研究されたものが多く存在し、人間の脳の機
能(例えば、記憶や学習機能)を調べるためのよいモデ
ル系として実験に用いられているが(科学、51.10
 (1981);科学、51.109 (1981))
、本発明のオリゴペプチドはこれらの実験において有用
な試薬として使用できる。
さらに、本発明のオリゴペプチドは、セロトニンをはじ
めとするモノアミン系神経伝達物質や、ペプチド系神経
伝達物質が関与する反応を制御できる医薬として使用す
ることができる。本発明により、向精神薬としては、抗
うっ病、抗錬うつ病、抗精神分裂、抗老人性痴呆症、抗
不安等に有効なペプチド化合物か提供される。また、循
環系薬としては、抗偏頭痛、抗高血圧症、抗血小板凝集
、抗血付障害等、更に覚醒、睡眠リズムや摂食行動に異
常をきたしている症状に効果を有するペプチド化合物が
提供される。
【図面の簡単な説明】
第1図は、A P G W aの純化の過程のHP L
 C第2段階目の陽イオン交換カラムを使用したクロマ
ドグラフィーで、矢印で示す吸収ピーク部分に活性が認
められたこと示す図である。 第2図は、APGWaの純化の最終過程の逆相カラムを
使用したクロマトグラフィーで、矢印で示す吸収ピーク
部分に活性が認められたこと示す図である。 第3図は、コナガニジ両舌筋の単一収縮に対する最終精
製APGWaの増強効果を示すグラフである。 特許出願人 サントリー株式会社 紘頬υ2′2−0−遺l T’t) =r−1ソノ(77メ oCI

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、次式 I またはII: X−Gly−Trp−NH_2( I ) (式中、XはH−Ala−Pro、H−Ser−Pro
    、H−ProまたはHを表す)またはH−Phe−Y−
    Gly−Trp−NH_2(II)(式中、YはAla−
    ProまたはSer−Proを表す) で表されるペプチドを含有するセロトニン放出抑制剤組
    成物。 2、次式 I またはII: X−Gly−Trp−NH_2( I ) (式中、XはH−Ala−Pro、H−Ser−Pro
    またはH−Proを表す)またはH−Phe−Y−Gl
    y−Trp−NH_2(II)(式中、YはAla−Pr
    oまたはSer−Proを表す) で表されるオリゴペプチド。 3、コナガニシの神経節を有機溶媒で抽出した液から、
    吸着クロマトグラフィーおよびゲル漉過を含む工程によ
    り、H−Ala−Pro−Gly−Trp−NH_2で
    表されるオリゴペプチドを取得する方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1994023293A1 (en) * 1993-03-31 1994-10-13 The Government Of The United States Of America, As Represented By The Secretary, Department Of Health And Human Services A detection and quantitation method for therapeutic agents in blood
WO2003101490A1 (fr) * 2002-05-31 2003-12-11 Ajinomoto Co.,Inc. Composition de medicament contenant un antagoniste des canaux calciques
WO2012011486A1 (ja) * 2010-07-23 2012-01-26 国立大学法人宮崎大学 神経ペプチドを用いた神経因性疼痛軽減薬剤ならびに抗うつ薬剤

Cited By (4)

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JP5861215B2 (ja) * 2010-07-23 2016-02-16 国立大学法人 宮崎大学 神経ペプチドを用いた神経因性疼痛軽減薬剤ならびに抗うつ薬剤

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