JPH049012Y2 - - Google Patents

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JPH049012Y2
JPH049012Y2 JP1984141527U JP14152784U JPH049012Y2 JP H049012 Y2 JPH049012 Y2 JP H049012Y2 JP 1984141527 U JP1984141527 U JP 1984141527U JP 14152784 U JP14152784 U JP 14152784U JP H049012 Y2 JPH049012 Y2 JP H049012Y2
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JP
Japan
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casing
drug
nozzle
blower
chemical
Prior art date
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JP1984141527U
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JPS6155957U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は薬剤タンク内の薬剤をノズルから噴
霧した後軸流送風機によつて拡散するようにした
薬剤散布機の軸流送風機に関するものである。
[従来の技術] 従来のこの種の薬剤散布機の軸流送風機は、円
筒状のケーシング内に駆動手段であるモータ等に
より回転可能とされる羽根が軸支されてなり、そ
して端部開口には、薬剤タンク内の薬剤を噴霧す
る薬剤散布機のノズルが装着されている。
[考案が解決しようとする課題] しかし、従来の軸流送風機は、圧縮空気によつ
てノズルから噴霧された薬剤を、羽根の回転によ
つて起こされた風によりハウス内等に充満させる
ため、長時間(1〜3時間程度)運転を継続する
と、前記ケーシング内に吸入された霧化状態の薬
剤が液化して、前記ケーシング内に付着し、それ
がこの送風機の風で飛散し、この送風機の吐出口
付近の作物がこの飛散した薬剤によつて汚れて、
商品価値が低下したり、また薬害の危険がある。
更に、前記ケーシングにおいては、液化した薬剤
によつて腐食が激しくなり、ケーシングの寿命が
短かくなる等の問題がある。
[課題を解決するための手段] この考案は以上に述べた事情に鑑みなされたも
ので、薬剤タンク3と、この薬剤タンク3内に連
通され、薬剤タンク3内に収納した薬剤を噴霧す
るノズル8と、このノズル8から噴霧された薬剤
を拡散する軸流送風機5とを備えてなり、内部に
駆動手段14によつて回転される羽根15を軸支
した筒状のケーシング12と、このケーシング1
2の前後両端の下方内側にそれぞれ凹設した収納
手段18,19と、これら収納手段18,19を
連通して前記ケーシング12の下方内側に形成し
た溝17とを備えてなることを特徴とする薬剤散
布機の軸流送風機を提案するものである。
[作用] この考案の上記構造において、ケーシング内で
液化した薬剤を前記溝を介して前記収納手段に収
納し、薬剤が飛散することを防止して、前記従来
のものの不具合な点を解消するものである。
[実施例] 以下添付図面に基づいてこの考案の一実施例を
説明する。
第1図及び第2図はこの考案による軸流送風機
を施こしてなる一体形及び分離形の薬剤散布機を
示すそれぞれ斜視図で、図中、1は車輪2が備え
られる散布機本体で、この本体1にはエアーコン
プレツサー(図示を略す)が装着される。また、
第1図示の一体形の薬剤散布機においては、本体
1に薬剤タンク3及び送風機台4を介してこの考
案による軸流送風機5が配設され、第2図の分離
形のものにおいては、別体としてスタンド6に薬
剤タンク3及びこの考案による軸流送風機5が装
着される。そして、前記軸流送風機5の吐出口7
には、ノズル8が装着され、ノズル8は管路9に
より薬剤タンク3に連通されると共に、管路10
によつて前記エアーコンプレツサーに連通され
る。
前記この考案による軸流送風機5は、第4図か
ら第6図に示すように、上方外周に把手11が固
着される筒状のケーシング12と、このケーシン
グ12の内部に支持アーム13を介して装着され
る駆動手段であるモータ14と、このモータ14
に軸支される羽根15と、ケーシング12の前記
ノズル8が装着される端部と逆の端部開口12a
に固着されるベルマウス16と、ケーシング12
の下方内面に筒軸方向に形成される溝17と、溝
17に連通されると共に、ケーシング12のノズ
ル8側端部及びベルマウス16側端部のそれぞれ
下方内面に凹設される収納手段であるパン18,
19とを備えてなる。なお、前記ベルマウス16
側端部のパン19はベルマウス16と一体的に形
成される。
[考案の効果] この考案による薬剤散布機の軸流送風機は以上
に述べたようであるから、第3図に第1図示の一
体形の薬剤散布機の使用状態を示す側面図のよう
に、コンプレツサーから圧縮空気を管路10を介
してノズル8に送ることにより、薬剤タンク3の
薬剤が管路9を介してノズル8に吸引され、圧縮
空気と混合されて、ノズル8から煙霧状に噴霧さ
れ、さらにモータ14で駆動されて羽根15の回
転によりさらに微細化されて、ハウスC内に霧状
の薬剤が充満するが、この際前記ケーシング12
内に吸引され、液化された薬剤は、第4図示方向
の傾きの場合には溝17を介してパン18内に収
納され、またこれと逆の傾きの場合には同様に溝
17を介してパン19内に収納される。したがつ
て、ケーシング12に付着した薬剤の飛散による
作物の汚染防止と、前記薬害の防止をすることが
できると共に、ケーシング下部の薬剤の滞留がな
くなり、ケーシングの腐食が軽減され、更に薬剤
の垂れ流しによる送風機台4及びスタンド6の腐
食防止をすることができる。また、薬剤の垂れ流
しがないため、掃除がより簡単になり、更に従来
のもののように、汚染防止のために、作物上にビ
ニールカーテン等を配設する必要がない等の効果
を有するものであり、かつ又前記溝17を設ける
ことによつてケーシング12自体には下方への突
条部分が形成されて、補強されるため、誤まつて
地面に落下した場合などにプロテクタの役割を果
たすことが可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図はこの考案による軸流送風機
を施こしてなる一体形及び分離形の薬剤散布機を
示すそれぞれ斜視図、第3図は第1図示の薬剤散
布機の使用状態を示す側面図、第4図から第6図
はこの考案による軸流送風機の断面図、B方向矢
視図及びA−A断面図である。 図面において、1……散布機本体、3……薬剤
タンク、5……この考案の軸流送風機、8……ノ
ズル、12……ケーシング、14……駆動手段
(モータ)、15……羽根、16……ベルマウス、
17……溝、18,19……収納手段(パン)で
ある。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 薬剤タンク3と、この薬剤タンク3内に連通さ
    れ、薬剤タンク3内に収納した薬剤を噴霧するノ
    ズル8と、このノズル8から噴霧された薬剤を拡
    散する軸流送風機5とを備えてなり、内部に駆動
    手段14によつて回転される羽根15をが軸支し
    た筒状のケーシング12と、このケーシング12
    の前後両端の下方内側にそれぞれ凹設した収納手
    段18,19と、これら収納手段18,19を連
    通して前記ケーシング12の下方内側に形成した
    溝17とを備えてなることを特徴とする薬剤散布
    機の軸流送風機。
JP1984141527U 1984-09-20 1984-09-20 Expired JPH049012Y2 (ja)

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JP1984141527U JPH049012Y2 (ja) 1984-09-20 1984-09-20

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JP1984141527U JPH049012Y2 (ja) 1984-09-20 1984-09-20

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6155957U JPS6155957U (ja) 1986-04-15
JPH049012Y2 true JPH049012Y2 (ja) 1992-03-06

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ID=30699865

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JP1984141527U Expired JPH049012Y2 (ja) 1984-09-20 1984-09-20

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4526608Y1 (ja) * 1966-07-28 1970-10-16
JPS4912257U (ja) * 1972-05-10 1974-02-01

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4526608Y1 (ja) * 1966-07-28 1970-10-16
JPS4912257U (ja) * 1972-05-10 1974-02-01

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6155957U (ja) 1986-04-15

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